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狩猟のルール 狩猟を行う際には守らなければならないルールがあります 違反すると鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 ( 以下 法律 ) 及び法律施行規則 ( 以下 規則 ) の規定により 罰則が課せられる場合があります 1. 狩猟が認められる鳥獣 ( 規則第 3 条 ) 鳥類 (28 種

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(1)

安全で楽しい狩猟をするため、次のことを守りましょう。

1.狩猟者の責務

① ② 常に狩猟に関する知識や技能の向上を図ること。 ③ 関係法令の規定に従い、狩猟に関するマナーを遵守すること。 ④ 捕獲した鳥獣の有効利用に努めること。 ⑤ 自然環境の保全に関する各種調査に協力し、必要な情報や資料を提供すること。 ⑥ 鳥獣による各種被害の防止対策に対して、誠意をもって積極的に協力すること。

2.狩猟事故の防止

① 使用前に銃を点検し、機能の健全なものを使用しましょう。 ② 銃を手にしたときや、銃を手から離すときは、装填の有無を必ず確認しましょう。 ③ ④ 安全装置をかけたからといって安心したり、過信しないようにしましょう。 ⑤ 実包を装填していないときでも、銃口を人や建物などに向けないようにしましょう。 ⑥ 使用する銃に適合した火薬や実包を使用しましょう。 ⑦ みだりに他人の銃を手にしたり、自分の銃を他人にさわらせないようにしましょう。 ⑧ 絶対に酒気を帯びて銃を手にしないようにしましょう。 ⑨ 銃口への異物の侵入に注意しましょう。 ⑩ 疲れたときは猟を中止しましょう。 ⑪ 狩猟者以外の者を、狩猟する場所に同行させないようにしましょう。

3.狩猟の道徳

① 農耕地や造林地に踏み込んで、農作物や造林木に被害を与えないようにしましょう。 ② 山火事を起こさないよう、タバコなど火の元に注意しましょう。 ③ 地域住民に無用の不安を与えたり、嫌な感じを与えるような行為は厳に慎みましょう。 ④ いつも、他人の土地で狩猟をさせてもらっているとの感謝の気持ちで狩猟をしましょう。 ⑤ ⑥ 他人が狙っている獲物には銃口を向けないようにしましょう。 ⑦ 他人のワナに掛かっている獲物には絶対に手を触れないようにしましょう。 ⑧ 猟犬の取扱について、以下のことに注意し、猟犬による事故を起こさないようにしましょう。 ・猟場付近に住宅や一般道路がある場合、猟犬にツナを付け、猟犬管理者の元から放さないこと。 ・不慣れな猟犬の使用は行わないこと。 ・安易な猟犬の貸し借りはしないこと。 自然環境の保全に協力すること。特に地域の自然環境に精通し、環境のモニターとして地 域社会に貢献すること。

狩猟者の責務及び遵守事項

発砲の必要がおこる直前まで装填しないとともに、発射の機会がなくなったら必ず脱包する ようにしましょう。 農作物や造林木などに被害を与えているシカやイノシシ、カワウ、カラス等をできるだけ多く 捕獲しましょう。

(2)

    (規則第3条) ● 鳥類(28種) ● 獣類(20種) ● 備考 捕獲禁止 捕獲禁止 捕獲禁止 (規則第10条第1項) ● (規則第10条第2項)      (法律第2条第9項、法律第11条第2項、規則第9条、法律第14条第2項 ) ●

狩猟のルール

 狩猟を行う際には守らなければならないルールがあります。違反すると鳥獣の保護及び管理並

びに狩猟の適正化に関する法律(以下、法律)及び法律施行規則(以下、規則)の規定により、

罰則が課せられる場合があります。

ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キ ンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ヤマドリ(亜種のコシジロヤマドリを除く)、キジ(亜種 のコウライキジを含む)、コジュケイ、バン、ヤマシギ(別種のアマミヤマシギは含まない)、タシギ、キジ バト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カワウ ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く)、キジ(コウライキジ含む) 狩猟鳥獣名 1日当たりの羽数又は頭数 次の狩猟鳥獣は、1日当たりの捕獲制限を越えて捕獲することができません。 タヌキ、キツネ、ノイヌ、ノネコ、テン(亜種のツシマテンを除く)、イタチ(オスに限る)、チョウセンイタチ (オスに限る)、ミンク、アナグマ、アライグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ハクビシン、イノシシ(注:雑種のイ ノブタを含む)、ニホンジカ、タイワンリス、シマリス、ヌ−トリア、ユキウサギ、ノウサギ 禁止期間 平成24年9月15日から平成29年9月14日まで ただし、狩猟鳥獣の保護の見地から、特に保護を図る必要があると認められる次の鳥獣は、環境 大臣により奈良県内での捕獲が禁止されています。 平成24年9月15日から平成29年9月14日まで 狩猟鳥獣名 メスキジ メスヤマドリ ツキノワグマ 平成24年9月15日から平成29年9月14日まで 合計して2羽まで エゾライチョウ 5羽まで コジュケイ 2羽まで バン ヤマシギ及びタシギ キジバト 網猟の場合は狩猟期間中ごとに200羽まで 3羽まで 合計して5羽まで マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、 ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ 合計して5羽まで 奈良県ではイノシシ、ニホンジカの農林業被害の低減を図るため、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟 の適正化に関する法律に基づく第二種特定鳥獣管理計画を策定し、イノシシ、ニホンジカに限り狩猟 期間の1ヶ月延長、ニホンジカの1日当たり捕獲制限の緩和等を実施しています。 ニホンジカ(県による捕獲制限の緩和) 銃猟の場合、オスジカは1頭まで 10羽まで 狩猟鳥獣名 11月15日から翌年2月15日まで 11月15日から翌年3月15日まで 狩猟期間 イノシシ、ニホンジカ以外の狩猟鳥獣 イノシシ、ニホンジカ 狩猟期間はイノシシ、ニホンジカと、その他の狩猟鳥獣とで異なります。

1.狩猟が認められる鳥獣

2.狩猟期間

(3)

    (法律第11条第1項) 次の場所では狩猟が禁止されています。 ① 鳥獣保護区(地図記載の通り) ② 休猟区(奈良県では現在指定地域はありません) ③ 公道(農道や林道も含む) ④ 自然公園法第21条第1項の「特別保護地区」 ⑤ ⑥ 自然環境保全法第14条第1項 の原生自然環境保全地域 ⑦ 寺社境内、墓地     (法律第35条、第38条) 銃猟は危険防止のため、次のように禁止されています。 ① 禁止場所 ア:特定猟具使用禁止区域(銃) イ:住居が集合している地域若しくは広場、駅、その他多数の者が集合する場所 ② 禁止時間 日没から翌日の日の出まで ③ 禁止の方向     (法律第36条、規則第10条第3項) 危険防止や、狩猟鳥獣の保護等のため、以下の猟法は禁止されています。 ① ② ③ 口径の長さが10番の銃器又はこれより口径の長い銃器を使用する方法 ④ ⑤ 構造の一部として3発以上の実包を充てんすることができる弾倉のある散弾銃を使用する方法 ⑥ ⑦ 空気散弾銃を使用する方法 ⑧ 同時に31以上のわなを使用する方法 ⑨ 鳥類並びにヒグマ及びツキノワグマの捕獲等をするため、わなを使用する方法 ⑩ おし又はとらばさみを使用する方法 ⑪ つりばり又はとりもちを使用する方法 ⑫ 弓矢を使用する方法 ⑬ 飛行中の飛行機若しくは運行中の自動車又は5ノット以上の速力で航行中のモーターボートの上 から銃器を使用する方法 装薬銃であるライフル銃(ヒグマ、ツキノワグマ、イノシシ及びニホンジカにあっては、口径の長さが 5.9ミリメートル以下のライフル銃に限る。)を使用する方法(=ライフル銃は5.9mm以上の口径 のものでクマ・イノシシ・ニホンジカを狙う時のみ使用可能) 犬に咬みつかせることのみにより捕獲等をする方法又は犬に咬みつかせて狩猟鳥獣の動きを止 め若しくは鈍らせ、法定猟法以外の方法により捕獲等をする方法 都市計画法第4条第6項の都市計画施設である公共空地その他公衆慰楽の目的で設けた園地 であって、囲い又は標識によりその区域を明示したもの 住居が集合している地域若しくは広場、駅その他の多数の者の集合する場所において、又は弾 丸の到達するおそれのある人、飼養若しくは保管されている動物、建物若しくは電車、自動車、船 舶その他の乗物に向かって、銃猟をしてはならない。 爆発物、劇薬、毒薬、据銃、落とし穴や、シカ、イノシシ等の大型獣をつり上げて捕獲する構造を 有するくくりわな(人の生命又は身体に重大な危害を及ぼすおそれがあるわな:規則45条) ユキウサギ及びノウサギ以外の対象狩猟鳥獣の捕獲等をするため、はり網を使用する方法(人が 操作することによってはり網を動かして捕獲等をする方法を除く。)

3.狩猟が禁止されている場所

4.銃猟の禁止

5.禁止されている猟法

弾丸が禁止区域の上を通過する場合や、わ なにかかった獲物が禁止区域にはみ出す場 合なども禁止区域での狩猟と見なされます のでご注意ください。 実際の明暗でなく暦による日の入・日の出の 時刻です。

(4)

⑭ キジ笛を使用する方法 ⑮ ヤマドリ及びキジの捕獲等をするため、テープレコーダー等電気音響機器を使用する方法 ⑯ 次に示すくくりわな イノシシ、ニホンジカ以外の狩猟獣を捕獲する場合  ・締め付け防止金具が装着されていないもの  ・輪の直径が12cmを超えるもの イノシシ、ニホンジカを捕獲する場合  ・締め付け防止金具が装着されていないもの  ・よりもどしが装着されていないもの  ・ワイヤーの直径が4mm未満のもの  ・輪の直径が12cmを超えるもの(下図の制限解除地域を除く) * 奈良市 安堵町 大和高田市 川西町 大和郡山市 三宅町 天理市 田原本町 橿原市 曽爾村 桜井市 御杖村 御所市 高取町 生駒市 明日香村 香芝市 上牧町 葛城市 王寺町 宇陀市 広陵町 山添村 河合町 平群町 大淀町 三郷町 東吉野村 斑鳩町 奈良県ではイノシシ、ニホンジカの農林業被害の低減を図るため、第二種特定鳥獣管理計画を策定し、 イノシシ、ニホンジカに限り以下の地域においてくくりわなの12cm未満の制限を解除しています。 五條市(吉野川より北の地域) 吉野町(吉野川より北の地域) くくりわなの12cm未満の制限解除地域 全域で解除している市町村 一部地域で解除している市町村 五條市 五條市 五條市五條市五條市五條市五條市五條市五條市 (吉野川以北) (吉野川以北) (吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北) 五條市 五條市 五條市 五條市 五條市五條市五條市五條市 五條市 黒滝村 黒滝村 黒滝村黒滝村黒滝村黒滝村黒滝村黒滝村黒滝村 下市町 下市町 下市町下市町下市町下市町下市町下市町下市町 吉野町 吉野町 吉野町吉野町吉野町吉野町吉野町吉野町吉野町 (吉野川以北) (吉野川以北) (吉野川以北) (吉野川以北) (吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北)(吉野川以北) (吉野川以北) 上北山村 上北山村 上北山村上北山村上北山村上北山村上北山村上北山村上北山村 下北山村 下北山村 下北山村下北山村下北山村下北山村下北山村下北山村下北山村 河合町 河合町 河合町 河合町 河合町河合町河合町河合町 河合町 王寺町 王寺町 王寺町王寺町王寺町王寺町王寺町王寺町王寺町 三郷町 三郷町 三郷町三郷町三郷町三郷町三郷町三郷町三郷町 上牧町 上牧町 上牧町上牧町上牧町上牧町上牧町上牧町上牧町 大和郡山市 大和郡山市 大和郡山市大和郡山市大和郡山市大和郡山市大和郡山市大和郡山市大和郡山市 香芝市 香芝市 香芝市香芝市香芝市香芝市香芝市香芝市香芝市 広陵町 広陵町 広陵町広陵町広陵町広陵町広陵町広陵町広陵町 平群町 平群町 平群町平群町平群町平群町平群町平群町平群町 大和高田市 大和高田市 大和高田市大和高田市大和高田市大和高田市大和高田市大和高田市大和高田市 葛城市 葛城市 葛城市葛城市葛城市葛城市葛城市葛城市葛城市 橿原市 橿原市 橿原市橿原市橿原市橿原市橿原市橿原市橿原市 天理市 天理市 天理市天理市天理市天理市天理市天理市天理市 桜井市 桜井市 桜井市桜井市桜井市桜井市桜井市桜井市桜井市 御所市 御所市 御所市 御所市 御所市御所市御所市御所市 御所市 生駒市 生駒市 生駒市 生駒市 生駒市生駒市生駒市生駒市 生駒市 山添村 山添村 山添村山添村山添村山添村山添村山添村山添村 斑鳩町 斑鳩町 斑鳩町斑鳩町斑鳩町斑鳩町斑鳩町斑鳩町斑鳩町 安堵町 安堵町 安堵町安堵町安堵町安堵町安堵町安堵町安堵町 川西町 川西町 川西町 川西町 川西町川西町川西町川西町 川西町 三宅町 三宅町 三宅町三宅町三宅町三宅町三宅町三宅町三宅町 田原本町 田原本町 田原本町 田原本町 田原本町田原本町田原本町田原本町 田原本町 曽爾村 曽爾村 曽爾村曽爾村曽爾村曽爾村曽爾村曽爾村曽爾村 御杖村 御杖村 御杖村御杖村御杖村御杖村御杖村御杖村御杖村 高取町 高取町 高取町高取町高取町高取町高取町高取町高取町 明日香村 明日香村 明日香村明日香村明日香村明日香村明日香村明日香村明日香村 大淀町 大淀町 大淀町 大淀町 大淀町大淀町大淀町大淀町 大淀町 天川村 天川村 天川村天川村天川村天川村天川村天川村天川村 野迫川村 野迫川村 野迫川村野迫川村野迫川村野迫川村野迫川村野迫川村野迫川村 十津川村 十津川村 十津川村十津川村十津川村十津川村十津川村十津川村十津川村 川上村 川上村 川上村川上村川上村川上村川上村川上村川上村 東吉野村 東吉野村 東吉野村東吉野村東吉野村東吉野村東吉野村東吉野村東吉野村 宇陀市 宇陀市 宇陀市宇陀市宇陀市宇陀市宇陀市宇陀市宇陀市 奈良市 奈良市 奈良市奈良市奈良市奈良市奈良市奈良市奈良市 制限解除地 (*1)輪の直径は、架設した状態で内径の最大長 の直線に直角に交わる内径を計測する。 【くくりわな解説】

(5)

奈良県では次の場所で鉛散弾を使用した銃猟は禁止されています。 ① 坂本ダム鉛散弾規制地域:吉野郡上北山村の坂本ダム周辺 次の場所で狩猟をしようとする場合は、予め土地所有者(占有者)の承諾が必要です。 ① 垣、柵、その他これに類するもので囲まれた土地。作物のある土地 わな(箱わな・くくりわな)及び網には標識を添付しなければなりません。

登録

登録証

年度

番 号

氏名

電話番号

住所

○文字の大きさ等:縦・横1cm以上で油性のマジック等で記入 ○材質:金属製又はプラスチック * 標識を付けずにわなを設置した場合30万円以下の罰金が科せられる場合があります。 標識以外にも、必要に応じてわなを設置していることを知らせる注意標識を立てるなど配慮してください。     (法律第11条第1項) 狩猟行為以外にも法令で定められているルールがあります。以下の事項は必ず守ってください。 ① 狩猟者登録証の携帯、提示(法律第62条) ② 捕獲の報告(法律第66条) ③ 住所・氏名の変更届出(法律第61条第4項) 住所・氏名を変更したら遅滞なく知事に届け出ること。 ④ 狩猟者登録証、狩猟者記章を亡失又は損傷したとき(法第61条第5項、規則第65条第10項) 亡失した場合は遅滞なく知事に届け出ること。亡失、損傷した場合は再交付を受けること。 ⑤ 狩猟者登録証の返納(規則第65条第11項) 次の行為は禁止されています。 ① 狩猟鳥のひなを捕獲すること。狩猟鳥の卵を採取すること。(法律第8条) ② ヤマドリを販売すること。(法律第23条、規則第22条) ③ ④ 鳥獣保護区等の標識や施設の移転、汚損、破壊または除去すること。(法律第86条第3項)

奈良県知事

網猟またはわな猟を行う場合は、わな1基及び網1張り毎に次の標識を付けなければなりません。 (規則第70条第1項、2項) 狩猟者登録証の裏面または、同封の鳥獣捕獲報告票(付録②)に捕獲した鳥獣の正確な種類と 頭羽数、捕獲場所(メッシュ番号)を記入して、狩猟者登録の有効期間が満了した日から30日以 内に報告すること。 狩猟者登録証は狩猟者登録の有効期間が満了した日から30日以内に知事に返納すること。ま た、再交付を受けた後に亡失した狩猟者登録証を発見したときは、その狩猟者登録証は速やか に知事に返納すること。 違法に捕獲された鳥獣の飼養、譲り受け、または、販売・加工・保管のために引き渡したり、引き受 けること。(法律第27条) 常に狩猟者登録証(第1種銃猟・第2種銃猟は銃砲の所持許可証も)を携帯し、請求があれば提 示すること。また、狩猟者記章を胸部又は帽子に付けること。

登録知事

9.必要な手続き

10.その他の禁止事項

8.猟具の標識

6.鉛散弾の使用禁止区域

7.土地所有者の承諾

(6)

違反行為をしないよう、以下の事項に留意してください。

1.狩猟規制区域

① ② ③ 鉛散弾規制地域を1カ所設定していますのでご注意下さい。

2.銃器による止めさしについて

① ② わなにかかった鳥獣がイノシシ、シカであること ③ わなを仕掛けた狩猟者の同意に基づき行われること ④ 銃器の使用に当たっての安全性が確保されていること ⑤ 奈良県で第1種銃猟狩猟者登録をしている者が実施すること

3.わなの取扱

① 猟期前の餌付けは狩猟マナーに反する行為であり、農林業被害を増やす恐れもあるのでやめましょう。 ② ③ 囲いわな(捕獲柵)は、猟期外には出入口の戸を必ず閉めてカギをかけるか戸をはずしておくこと。 ④ 「危険なわな」は使用しない。

4.残渣の放置規制

① 捕獲した鳥獣は全量を回収するか、適切な場所に埋設処理することが基本です。 ②

5.捕獲行為とみなされる行為

① はこわな(檻)、囲いわな(檻)、くくりわなを捕獲可能な状態にする行為 ② 発砲可能な銃器を獲物に向ける行為 ③ 半矢の状態(負傷させた状態)、捕獲行為の中で卵を損傷させた場合 ④ 実際に鳥獣を手に入れなくとも、捕獲の方法を行い、捕獲しうる可能性を生じた場合 ⑤ 追い払いの発砲等で、鳥獣に殺傷または卵を損傷させる危険性が発生した場合

狩猟における留意事項

鳥獣保護区、休猟区、特定猟具使用禁止区域(銃)及び鉛散弾規制地域等の狩猟規制区域について は「狩猟者必携」や「狩猟者必携別冊(この冊子)」、標識で確認し、それでもわからないときには、県・市 町村や地元猟友会等に確認しましょう。 平成24年度より(旧)奈良市を除く県内全域で、狩猟者1人1日あたりのシカの捕獲数の制限を以下のと おりとしています。 次の①~⑤の全てを満たす場合に限り銃器を使用した止めさしが可能です。ただし、特定猟具使用禁 止区域(銃)内ではこれまでどおり銃器を使用した止めさしはできません。 狩猟が禁止されている地域から狩猟が可能な地域(可猟地域)へ獲物を追いだして捕獲することは違反 行為となります。 ・銃猟:メスの捕獲数の制限を解除する(オスは1頭以内) ・わな猟:オス、メス共に捕獲数の制限を解除する 箱わな(檻)は、猟期外には必ず撤去すること。撤去が困難な場合には出入口の戸を必ず閉めてカギを かけるか戸をはずしておくこと。 危険なわなとは、(1)人がこれにかかった場合、身体の全部または一部を拘束し、通常の場合自力で脱 却することが不可能であると認められるもの、(2)人がこれにかかった場合、日常業務に支障をきたす程 度の負傷を与えるものと認められるもので、大型獣をつり上げて捕獲する構造を有するわなは「危険なわ な」に該当します。 以下に記載する行為は捕獲の有無に関わらず、法律上「捕獲行為」とみなされます。狩猟者登録を行っ ていない者が実施した場合「違法捕獲」となりますので、ご注意ください。 くくりわな、箱わな等の鳥獣の動きを確実に固定できないわなに鳥獣がかかった場合 最近、箱わな(檻)やくくりわなによる違反行為が相次いでいます。わなの取り扱いについては、次のことを 徹底して下さい。 適切な処理が困難な場合であっても、生態系に影響を及ぼすおそれが軽微な場合以外は放置しては いけません。(例:登山道上への放置、生活用水の谷川への投棄等は処罰される場合があります。)

(7)

6.農林業施設への被害防止

上記は鳥獣法違反ではありませんが、器物破損となるため、このような事をしないようにご留意ください。

7.外来生物を捕獲した場合

8.人と動物の共通感染症について

9.野生鳥獣の生の肉は食べないで!

10.入林届の提出

国有林および官行造林地(位置は狩猟者必携に記載)で狩猟を行う場合は、事前に奈良森林管理事務所へ 入林届を提出してください。 近年、農林業被害を防止するために設置されている防護柵が、散弾で損傷を受ける事例が発生しています。 イノシシの生肉を食べた犬が死亡した事例がありましたので、犬にイノシシの肉や内蔵等を与える場合には充 分加熱処理して下さい。また、自家消費をする場合にも十分に加熱処理を行って下さい。シカの生肉を食べ てE型肝炎にかかった事例も他県で生じています。野生鳥獣の肉を生食することはやめましょう。 また、くくりわなを設置する際にスギ・ヒノキの植林木に釘で打ち付けている事例が発生しています。 アライグマ、ヌートリアは狩猟鳥獣とされていますが、外来生物法により「特定外来生物」に指定されており、日 本から根絶することを目標に各種対策が講じられています。アライグマ、ヌートリアを捕獲した場合は、その場 で殺処分してください。 野生鳥獣はウイルス、細菌、クラミジア、真菌(カビ)、寄生虫などを保持しています。狩猟者は野生鳥獣との接 触機会が多いので、これらの共通感染症に十分に注意してください。

参照

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