• 検索結果がありません。

手順書 03 BlueDV for Linux のインストール手順 1.OS の初期設定 GUI 操作 (Raspberry Pi Configuration) で実施 1System --- Password => Enter new password Confirm new password そ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "手順書 03 BlueDV for Linux のインストール手順 1.OS の初期設定 GUI 操作 (Raspberry Pi Configuration) で実施 1System --- Password => Enter new password Confirm new password そ"

Copied!
14
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

【手順書 03】BlueDV for Linux のインストール手順

1.OS の初期設定

GUI 操作(Raspberry Pi Configuration)で実施

①System --- Password => Enter new password、Confirm new password それぞれに、同じパスワードを入れる。 Hostname => (例) jm8ixa

②Interface --- SSH と VNC を Enable ③Localisation --- Timezone => Japan

Keyboard => Japan -- Japanese(PX98xx) WiFi Country => JP Japan

(2)

設定後、ラズパイが再起動する。 今回、OS の見た目は英語のまま利用します。キーボード配置や時計を日本仕様にするだけです。日本語モードも可能ですが、フォントが必要なことと、 合わないフォントの場合は BlueDV が文字化けして使えません。

2.固定 IP アドレス (例 192.168.1.143) を設定する。

以降、ターミナルソフトで表示されるユーザー名とホスト名「pi@raspberrypi:~ $」は「$」と、ルートユーザー「root@raspberry:~#」は「#」と表記します。 $sudo su - #cd /etc #pico dhcpcd.conf 開いたテキストエディタの最終行に以下を追記する。 -----------この下から------------- interface eth0 static ip_address=192.168.1.143/24 static routers=192.168.1.1 static domain_name_servers=192.168.1.1 -----------この上まで------------- 「Ctrl」+「o」(オー)で保存モードにして、「Enter」で保存する。 「Ctrl」+「x」でテキストエディタを終了する。

3.root ユーザーのパスワード設定

#sudo passwd root パスワードは非表示

Enter new UNIX password: xxxxxxxxxx (新しいパスワード) Retype new UNIX password: xxxxxxxxxx (新しいパスワード確認)

(3)

4.root ユーザーで Tera term (ssh)でログインできる様にする。

#cd /etc/ssh

#sudo nano sshd_config ―――→ 下記部分を追記する。

#PermitRootLogin prohibit-password -----------この下から------------- PermitRootLogin yes -----------この上まで------------- 「Ctrl」+「o」(オー)で保存モードにして、「Enter」で保存する。 「Ctrl」+「x」でテキストエディタを終了する。

#sudo shutdown -r now --- 再起動する。

これで root ユーザーで Tera Term から接続できる様になる。

以降の作業は、Windows マシンから Tera Term でラズパイに接続し、可能なところはコピーアンドペーストで作業すると効率的である。

2.のアドレス 3.のパスワード

(4)

5.OS をアップデートする。

#sudo apt-get update #sudo apt-get upgrade

アップグレード途中でパッケージの設定画面が開くので、デフォルトの

「keep the local version currently installed」の赤色反転を確認し「Enter」を押す。

6.BlueDV for Linux のインストール

mono というソフトが必要になります。ただしバージョン 4 以上が必要です。

ターミナルソフトを起動する。

BlueDV 用のフォルダを作成する。 $sudo mkdir -p /usr/local/bluedv

BlueDV をインストールする。

$sudo wget http://software.pa7lim.nl/BlueDV/BETA/Linux/BlueDV-Linux-09433-preBETA.zip

最新バージョンがある場合には変更する。

ダウンロードした ZIP ファイルを BlueDV 用フォルダに解凍する。 $sudo unzip BlueDV-Linux-09433-preBETA.zip -d /usr/local/bluedv ダウンロードしたものと同じにする。

(5)

7.mono 最新版のインストール

$sudo apt install apt-transport-https dirmngr

$sudo apt-key adv --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 --recv-keys 3FA7E0328081BFF6A14DA29AA6A19B38D3D831EF

$echo "deb https://download.mono-project.com/repo/debian stable-raspbianstretch main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/mono-official-stable.list $sudo apt-get update

$sudo apt-get install mono-complete

8.mono のバージョンを確認

バージョンを表示し、4 以上のことを確認する。 $mono -V

9.BlueDV for Linux の起動

コマンドで BlueDV を起動する。 $cd /usr/local/bluedv

$sudo bash ---→ sudo パスワードを求められた場合はパスワードを 2 回入力する。 $mono BlueDV.exe

(6)

10.デスクトップに起動アイコンを作る

毎回、コマンドでの起動は煩わしいので、デスクトップにアイコンを作る。 $cd /home/pi/Desktop

$sudo pico BlueDV.desktop

空ファイルの状態でテキストエディタが開くので、次の内容を記述し保存する。 -----------この下から-------------

[Desktop Entry]

GenericName=BlueDV HotSpot Software Name=BlueDV

Comment=BlueDV HotSpot Software

Exec=sh -c "cd /usr/local/bluedv/; sudo mono BlueDV.exe" Terminal=false Type=Application Categories=Network;WebBrowser; Icon=/usr/local/bluedv/BlueDV.ico -----------この上まで------------- 「Ctrl」+「o」(オー)で保存モードにして、「Enter」で保存する。 「Ctrl」+「x」でテキストエディタを終了する。 デスクトップに作ったアイコンファイルをコピーする。 $sudo su - #pcmanfm ファイルマネージャーが起動する。

(7)

Windows のエクスプローラと同様に操作する。 デスクトップのもの若しくは、/home/pi/Desktop のフォルダ内にある「BlueDV.desktop」を 右クリックして「Copy」 ※拡張子は表示されない場合があります。 /usr/share/applications のフォルダ内に右クリックして「Past」で貼り付ける。

11.Raspberry Pi 起動時に BlueDV を自動起動する ※不要の場合はスキップ

前項で作成したデスクトップアイコンを更に/home/pi/.config/autostart/にコピーする。 デフォルトでは/.config/フォルダは見えないので、ファイルマネージャーの「View」から 「Show Hidden」を有効にする。 手順は前項の引き続きなので/home/pi/.config/autostart/のフォルダ内で右クリックして 「Past」で貼り付ける。 操作完了後、ファイルマネージャーとターミナルソフトは閉じる。

(8)

12.パスワードなし sudo を許可する。

前項で作成したアイコン起動は、起動処理の過程で sudo パスワードを求められており、パスワードを入力する画面が出ないので起動エラーとなり BlueDV が起動 しません。 ラズパイの設定をパスワードなし sudo 許可設定してデスクトップアイコンを使えるようにします。 ターミナルを起動する。 $sudo visudo 既に記述のあるテキストエディタが起動する。 -----------この下から参考------------- #

# This file MUST be edited with the 'visudo' command as root. #

# Please consider adding local content in /etc/sudoers.d/ instead of # directly modifying this file.

#

# See the man page for details on how to write a sudoers file. #

Defaults env_reset Defaults mail_badpass

Defaults secure_path="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin"

# Host alias specification

# User alias specification

(9)

# User privilege specification root ALL=(ALL:ALL) ALL

# Members of the admin group may gain root privileges %admin ALL=(ALL) ALL

# Allow members of group sudo to execute any command %sudo ALL=(ALL:ALL) ALL

# See sudoers(5) for more information on "#include" directives:

#includedir /etc/sudoers.d

^G ヘルプ ^O 保存 ^R 読み込み ^Y 前のページ ^K 切り取り ^C 位置 ^X 終了 ^J 両端揃え ^W 検索 ^V 次のページ ^U 貼り付け ^T スペル確認 -----------この上まで参考-------------

末尾の行に「<hostname> ALL=NOPASSWD: ALL」を追記する。

例えば<hostname>を変えていない場合には「raspberry ALL=NOPASSWD: ALL」を追記して、「Ctrl」+「o」(オー)の次に「Enter」で上書き保存し、「Ctrl」+ 「x」でエディターを終了する。

(10)

13.BlueDVConfig.ini の編集

ラズパイで BlueDV を使用すると、設定ボタンを押下した時点で BlueDV がシャットダウンし、設定も保存されません。(恐らくはバグであろうもの) そのため、コンフィグファイルを手動で書き換えます。 ターミナルを起動する。 $sudo su - #pcmanfm ファイルマネージャーが起動する。 「/usr/local/bluedv」にある「BlueDVconfig.ini」をダブルクリックすると、テキストエディタで ini ファイルが開くので、必要な箇所を編集する。 -----------この下から参考------------- [GENERAL] myCall=JM8IXA => 自分のコールサイン

comport=/dev/ttyUSB0 => ttyUSB0 に BlueDV を接続した場合(USB 機器番号が変わると動作しなくなるので固定方法を後述) saveQSOLog=1 => QSO ログ記録(音声ではない)不要の場合は 0(デフォルト 0) RXTXColors=1 => 送受信時のインターフェース色変え(デフォルト 0) StartProtocol=None dvdongle=0 frequency=430820000 => 運用周波数(Hz) modeTimerRF=10 modeTimerNet=5 DVMEGAPower=50 => BlueDV 送信出力(1~100) longitude=+141,1850 => 東経(デフォルト値のままでもよい) latitude=+43,0449 => 北緯(デフォルト値のままでもよい) [AMBE] AMBEspeed=230400

(11)

enableAMBEServer=0 AMBEServerHost=192.168.1.10 AMBEServerHostPort=2460 enableRoger=1 comport=/dev/ttyACM0 PTTKeying=0 PTTCOMPort=/dev/ttyACM0 RXIndicator=RTS RXIndicatorHighLow=HIGH PTTIndicator=CTS PTTIndicatorHighLow=HIGH [DMR]

dmrid=4408006 => DMRID を持っている場合、ID を入力 DMRmaster=213.222.29.197 DMRpassword=passw0rd DMRplusmaster=193.253.109.97 DMRplusDefaultReflector=4050 qrg=0 autostart=0 noInbandData=0 DMRtypeSelection=BM [FUSION] autostart=0 => 起動時に自動接続する場合は「1」 QTHlocation=QN03PB => グリッドロケータを入力(デフォルト値のままでもよい) defaultYSFReflector=SC Scotland defaultFCSReflector=FCS00121 => 起動時に接続するリフレクタ番号を入力(ただし Fusion はバグのため自動接続されない) autostartProtocol=FCS

(12)

[DSTAR] autostart=0 => 起動時に自動接続する場合は「1」 DSTARmodule=B => A:1200MHz、B:430MHz、C:144MHz、D:ドングル APRS=0 => APRS は使用しないので 0 defaultReflector=XRF794B => 起動時に接続するリフレクタ番号を入力 -----------この上まで参考------------- 「File」-「Save」で保存して、ファイルマネージャーとターミナルウィンドを閉じる。

14.USB デバイスを固定する。

USB 機器を複数差した場合(マウスやキーボードなど)、再起動時のタイミングによってはデバイスの認識順序が変わる場合があります。 そこでデバイス ID を固定し、BlueDV Interface が USB0 番から動かないようにします。

デバイス名を確認します。

$lsusb

-----------この下から参考-------------

Bus 001 Device 005: ID 0403:6015 Future Technology Devices International, Ltd Bridge(12C/SPI/UART/FIFO) ↑ BlueDV Interface を抜き差しすると、このデバイスが変化するので BlueDV Interface だと推測されます。

Bus 001 Device 004: ID 1a81:1004 Holtek Semiconductor, Inc.

Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp. SMC9514 Hub

Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub -----------この上まで参考-------------

(13)

デバイスだけを抜き出すと

Bus 001 Device 005: ID 0403:6015 Future Technology Devices International, Ltd Bridge(12C/SPI/UART/FIFO)

「ID 0403:6015 はそれぞれ idVendor:idProduct」ですので、idVendor:0403 で idProduct:6015 となります。これはメモしておいてください。 「Future Technology Devices International, Ltd Bridge(12C/SPI/UART/FIFO)」はデバイス名称です。

続いて rules ファイルを作成します。

$sudo nano /etc/udev/rules.d/1-local.rules

空ファイルでテキストエディタが起動する。

次の記述を追記します。

-----------この下から-------------

KERNEL=="ttyUSB0", ATTRS{idVendor}=="AAAA", ATTRS{idProduct}=="BBBB", SYMLINK+="ttyUSB_Bluestacks" -----------この上まで-------------

AAAA は idVendor BBBB は idProduct

ttyUSB_ Bluestacks は便宜上の BlueDV の名前です。

「Ctrl」+「o」(オー)に続けて「Enter」、さらに「Ctrl」+「x」で上書き保存後にエディタを終了する。

$sudo reboot

ラズパイが再起動します。

再起動後ターミナルを開き次のコマンドを入力する。

(14)

-----------この下から参考------------- crw-rw---- 1 root dialout 204, 64 Jan 26 19:02 ttyAMA0 crw--- 1 root root 5, 3 Jan 26 19:02 ttyprintk crw-rw---- 1 root dialout 188, 0 Jan 26 19:02 ttyUSB0

lrwxrwxrwx 1 root root 7 Jan 26 19:02 ttyUSB_Bluestacks -> ttyUSB0 crw--- 1 root root 10, 239 Jan 26 19:02 uhid

crw--- 1 root root 10, 223 Jan 26 19:02 uinput

-----------この上まで参考-------------

ttyUSB_ Bluestacks(仮に付けた BlueDV Interface の名前)が ttyUSB0 に固定されました。

以上 2018 年 8 月 22 日 JM8IXA/W4AKB/小松 ※許可なく二次配布ならびに内容の全部または一部でも複製を禁ず。

参照

関連したドキュメント

旧バージョンの Sierra Wireless Mobile Broadband Driver Package のアンインス

LicenseManager, JobCenter MG/SV および JobCenter CL/Win のインストール方法を 説明します。次の手順に従って作業を行ってください。.. …

* 施工手順 カッター目地 10mm

本手順書は複数拠点をアグレッシブモードの IPsec-VPN を用いて FortiGate を VPN

ESMPRO/ServerAgent for GuestOS Ver1.3(Windows/Linux) 1 ライセンス Windows / Linux のゲスト OS 上で動作するゲスト OS 監視 Agent ソフトウェア製品. UL1657-302

① Google Chromeを開き,画面右上の「Google Chromeの設定」ボタンから,「その他のツール」→ 「閲覧履歴を消去」の順に選択してください。.

○前回会議において、北区のコミュニティバス導入地域の優先順位の設定方

第2章 環境影響評価の実施手順等 第1