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リバーベッドの SD-WAN

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ホワイトペーパー

リバーベッドの SD-WAN

リバーベッドの SD-WAN を導入して、 現在コストセンターと

なっている WAN をビジネスの推進力に変換すれば、 機敏性

や信頼性、 セキュリティ、 およびアプリケーションパフォーマンス

を高めながら、 コストの削減も実現できます。

概要

グ ロ ー バ ル 企 業 で は 今、 Amazon Web Services(AWS)、 Microsoft Azure などのクラウドインフラストラクチャや、 Microsoft Office 365、 Salesforce.com、 ServiceNow、 Box な ど の SaaS(Software as a Service)アプリケーションの導入が急速 に進んでいます。 インターネットとクラウドはもはやビジネスクリティカルな インフラストラクチャの一部となっており、 企業は自社運用の資産と社外 の資産を併用するハイブリッドエンタープライズへと移行しています。 パブリックとプライベートの統合リソースを効率的にサポートするには、 ネットワークそのものがハイブリッドに移行し、 信頼性の高い MPLS (Multiprotocol Label Switching)のメリットとパブリックなブロー ドバンドインターネットの偏在性、 低コスト、 大容量を活用すること が不可欠です。 リバーベッドの SD-WAN ならビジネス上の優先度 に基づくアプリケーション配信で自社運用のアプリケーションとクラウドア プリケーションの両方で優れたユーザエクスペリエンスを実現し、 WAN をビジネスの推進力として活用できます。

ハイブリッドエンタープライズの増加

最近は企業がクラウドインフラストラクチャや SaaS アプリケーション の全社的な導入を積極的に進めています。 企業各社の社員はアプ リケーションの利用、 データの管理、 調査の実施など、 様々な業務 をクラウドで遂行しています。 フォレスター社が 2014 年に実施した 従業員 1,000 人以上の企業を対象とするアンケート調査でも、 40% 以上がほとんどまたはすべてのアプリケーションを既に SaaS に 移行しているか、 2 年以内に SaaS に移行予定と答えています。 対象分野も、マーケティングオートメーション、 セールスフォースオートメー ション、 コマースソフトウェア、 顧客サービス、 カスタマーサポート、 特定 業種向けのソフトウェアなど多岐にわたります。1 とはいえ、 業務用の大容量ファイル、 ユニファイドコミュニケーション、 業務以外のトラフィックなど、 パブリックのインターネットへ向かうデータ は依然として高コストの MPLS ネットワークを通過しているのが実情 です。 しかしこれではクラウド型のコラボレーションツールや顧客関係 管理(CRM)ソフトウェアなど、 自社の MPLS ネットワークを一切 経由しなくてもインターネットで直接アクセスできるサービスやアプリケー ションへのアクセスが非効率的になります。

1 「Application Adoption Trends 2015: The SaaS Boom Continues as Businesses

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リバーベッドの SD-WAN

MPLS のコストは元々高く設定されていますが、ブロードバンドインター ネットと比較すると格差が際立ちます。 調査によると、 メガバイトレベル の MPLS の月あたりのコストは、 同レベルのブロードバンドと比べて 最大 200 倍高くなります。2 最近までは、 ほとんどのアプリケーションをプライベートのデータセンター でホストし、 MPLS ベースの WAN 経由でアクセスするのが主流でした。 しかし、 パブリックとプライベートのリソースが混在する IT 環境では、 信頼性の高い MPLS リンクのメリットとインターネットインフラストラク チャの偏在性と低コストを組み合わせた、 ソフトウェア定義のネットワーク の方がパフォーマンスが高く、 コストも削減できます。

SD-WAN: ハイブリッドエンタープライズ向け

に最適化されたネットワーク

新たなアプローチであるソフトウェア定義 WAN(SD-WAN)はイン ターネットトラフィックが増大している企業、 あるいは SaaS または IaaS(Infrastructure as a Service)を通じて自社運用の IT 資産と社外の IT 資産を統合している企業に適しており、 低コスト、 機敏性、 高パフォーマンスを実現します。 SD-WAN は以下の 2 つの補助的な機能を備えています。

インターネットバックホール : MPLS のトラフィックが削減され、

利用可能な帯域幅が 3 倍に増加

帯域幅の需要増には、 純粋な MPLS から SD-WAN に移行す ればコストをかけずに対応できます。 MPLS リンクとインターネットベース の安全なオーバーレイリンクを完全に統合し、 データセンターへのトラ フィックや拠点間のトラフィック(ユニファイドコミュニケーション / コラボ レーションのトラフィック)をバックホールします。 リバーベッドの顧客 企業の事例では、 ネットワークの全体的な予算を増やすことなく、 拠点で利用可能な帯域幅が平均 300% 増加しています。

ビジネス上の課題

SD-WAN への移行により、 以下に示す企業ネットワークの 主要な課題に対応できます。 • コストの削減 高コストの MPLS と商用レベルのインターネットを統合すれば、 IT コストを増やすことなく(場合によってはコストを削減して)、 需要や利用パターンに合わせてネットワークを拡張できます。 • パフォーマンスの向上 ハイブリッドネットワークをソフトウェア定義 WAN の原理原則 (パス制御など)に則って運用すると、 アプリケーションで利用 可能な帯域幅が大幅に増加します。 インターネットリンクをフル 活用することで高コストな MPLS の帯域幅が解放され、 ボト ルネックや遅延も最低限に抑えられます。 また、 ローカルのイン ターネットブレイクアウトを導入すれば、 自社データセンターへの 往復なくクラウドベースのアプリケーションにダイレクトに接続でき ます。 どちらのソリューションでも最適なパフォーマンスと最高の ユーザ満足度が実現します。

ローカルのインターネットブレイクアウト : インターネットトラフィック

を削減し、 SaaS トラフィックのパフォーマンスを最適化

SD-WAN のパス制御では、 インターネットに向かうトラフィックの一部ま たはすべてをローカルのインターネットゲートウェイに簡単に誘導できます。 2 http://www.networkworld.com/community/blog/why-does-mpls-costvso-much-more-internet-connectivity

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リバーベッドの SD-WAN

たとえば、 サンフランシスコのユーザがシアトルのデータセンターでホスト されている SaaS アプリケーションにアクセスする際に、 ニューヨークに あるデフォルトのインターネットブレイクアウトにつながる MPLS を経由 しなければならないとします。 これでは、 いわゆる 「ブーメラン現象」 によって遅延が増加し、 高コストな MPLS の帯域幅も必要以上に 消費されます。 しかしサンフランシスコの拠点でローカルのインターネット 接続を利用できれば、 SD-WAN を通じてユーザの SaaS トラフィックを シアトルのデータセンターに誘導することが可能です。 この場合でも、 他のインターネットトラフィックはニューヨークの安全なゲートウェイをいつ も通り通過できるため、 ネットワークリソースの効率的な利用が実現 しパフォーマンスが向上します。

ソフトウェア定義ネットワークの高パフォーマンス

を手軽に実現

これまで、 自社運用とクラウドの作業負荷を同時にサポートするネット ワークアーキテクチャは、 以下の 2 つの要因により適切なコストで構 築することができませんでした。 • まず、 各種トラフィックの通過ルートの定義や、 安全で適切なトン ネルの設定が困難な点です。 ハードコーディングによるルータ設定 や従来の技術(ポリシーベースのルーティング)はネットワーク管理 上の負担が大きく、 メリットが得られるほどの信頼性や綿密さも ありません。 機敏性の高いネットワークの導入はルールの定義やネッ トワークの設定を手軽に実施する手段がなく、 今なお難しさが 解消されていません。 • また、 アプリケーションの遅延を削減する WAN 最適化機能を 適切に統合できない点も挙げられます。 残念ながら SD-WAN では遅延を削減できず、 これを導入したからと言ってトラフィックを 適切に最適化する必要性が低下することもありません。 しかし、 リバーベッドのソリューションを活用すれば、 企業は SD-WAN を導入して IT の管理性を維持し、 設定の複雑さを最小限 に抑えながら、 ビジネスクリティカルなアプリケーションのパフォーマンス 最大化、 ネットワークの可用性向上、 コストの削減を実現できます。 また、自社運用とクラウドのすべてのアプリケーションについて、ネットワー クリソースの最適な利用とエンドユーザエクスペリエンスの改善も達成で きます。 SteelHead の以下の要素を活用すると、 高パフォーマンスで管理 の容易な SD-WAN を構築できます。 • ネットワークとアプリケーションの可視化に対応したパスセレクション。 トラフィックを適切なネットワーク(MPLS やインターネットなど)に 誘導可能 • 中央に集中化された制御プレーンによる動的なトンネリング。 拠点 から自社データセンターまたは他の拠点へ送信されるトラフィックの 安全なインターネットバックホールが実現 • Zscaler などクラウドベースのセキュリティサービスプロバイダを対象 とするシンプルなインタフェース。自社運用のインターネットセキュリティ アプライアンスを新たに購入することなく、 ローカルのインターネットブ レイクアウトを設定可能 • インバウンド QoS。ローカルのインターネットブレイクアウトを管理し、 業務以外のインターネットトラフィックの急増から業務トラフィックを 保護する • 自社運用アプリケーションを対象とするクラス最高の WAN 最適 化機能。 重要なビジネスプロセスの遅延削減、 リアルタイムでイン タラクティブなアプリケーションの保護、 ネットワークリソースの利用の 最適化が実現

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リバーベッドの SD-WAN

• インターネットで配信されるクラウドアプリケーション向けのユニーク な WAN 最 適 化 機 能。 Office 365、 Salesforce.com、 Box.net、Success Factors などの SaaS アプリケーションや、 Amazon Web Services、 Microsoft Azure などの IaaS/ PaaS が対象

• ネットワークのパフォーマンスと利用状況の拠点別の分析機 能。 自社運用とクラウドのすべてのトラフィックが対象であり、 SteelCentral NetProfiler と SteelHead の統合により実現 • い つ で も 簡 単 に 利 用 で き るト ラ ブ ル シ ュー テ ィ ン グ 機 能。 SteelCentral NetShark と SteelHead が統合されている 拠点が対象。 パケットキャプチャにより、 リアルタイム分析や遡及 分析を実施可能

• エンドユーザエクスペリエンスをモニタリングする画期的な機能。 SteelHead と SteelCentral AppResponse の統合により、 自社運用アプリケーションと SaaS アプリケーションをエンドツーエン ドでモニタリング

• SteelCentral ™ Controller for SteelHead が提供する管理 プレーン。 シンプルな抽象化により、 SD-WAN のグローバル展開 が実現 リバーベッドは、 ハイブリッドエンタープライズへのスムーズな移行を実現 する、 最も包括的なソリューションを提供しています。

ネットワーク / アプリケーションの可視化に対応

したパスセレクション機能

拠点やデータセンターで利用可能な複数のパスを効率的に使用する には、 パスセレクション機能が不可欠です。 一般的な拠点には次の 3 つのパスがあります。 • MPLS • 安全なオーバーレイを統合したインターネットリンク。 インターネット プロトコルセキュリティ(IPsec)を使用して拠点とデータセンターを 接続 • インターネットへのダイレクト接続 SteelHead のパスセレクション技術は、 以下に示すように従来のポリ シーベースのルーティング技術をはるかに上回る機能を提供します。 • アプリケーションの可視化。1,300 以上のアプリケーションを認識し、 ビジネスクリティカルなアプリケーションと重要度の低いアプリケーション を正確に区別 • アクティブなプローブを使用し、 パスの可用性を常時把握。 パスの 動的なフェイルオーバーが実現

• SteelCentral Controller for SteelHead とグローバルな管 理プレーンによるシンプルな管理 • アプリケーションの可視化と WAN 最適化の統合。 WAN 上で 運用されているビジネスクリティカルなアプリケーションの包括的な 管理

アプリケーションの可視化

従来のソリューションでは、 トラフィックをポート番号と IP アドレスを使 用して分類します。 HTTP ベースのビジネスアプリケーションは、 デフォ ルトのままでは YouTube など重要性の低いトラフィックと同じカテゴリ に分類されます。 このデフォルトの問題は IP アドレスに基づく分類で 解決できますが、 設定が複雑になり運用上のリスクも増大するデメ リットがあります。 しかし SteelHead のパスセレクション技術を使用 すれば、 ディープパケット分析(DPI)に基づくアプリケーションの可視化 でトラフィックが分類されるため、 本来の性質や重要性に合わせて適切 なパスにトラフィックを誘導できます。 たとえば、 SteelHead のパス セレクション技術ではセキュアソケットレイヤー(SSL)で暗号化され たアプリケーションも正確に識別されます。 また、 Facebook を消費 者向けアプリケーションと認識せず、 そのニュースフィードやアップデート の通過は許可しますが、 Candy Crush などの非ビジネスアプリケー ションはブロックします。

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リバーベッドの SD-WAN

透過性と簡潔性

SteelHead のパスセレクション技術はパケット転送プレーンを変更 する他のアプローチと異なり、 透過的なオーバーレイサービスを使用し ます。 このアプローチではネットワークレイヤー間で完全な抽象化が行 われるため、 複雑なルールでルータを再構成する必要がなくなります。 パスセレクション技術が既存のネットワークから透過的になり、 設定 も容易です。

動的なトンネリング機能 - 中央の制御プレーン

で安全なバックホールを実現

リバーベッドの SD-WAN 技術には安全なバックホールを実現する動的 なトンネリング機能が含まれており、 IPsec を使用して、 拠点のトラ フィックをインターネット経由で自社データセンターまで安全に送信でき ます。 トラフィックのバックホールを目的とする安全なオーバーレイトンネルの管 理は、 従来からルータやファイアウォールの設定で行っていましたが、 次のような弱点をかかえていました。 • ハードウェアをアップグレードしないと、 暗号化の処理に対応できない • 設定が複雑で管理が困難 • サポートがハブアンドスポーク型のオーバーレイトンネルに限られて いるため、 ユニファイドコミュニケーション / コラボレーション(UCC) の P2P トラフィックで必要となる拠点間のオーバーレイを構築でき ない 明示的なトンネルの構築を必要とする従来の IPsec の設定と異な り、 SteelHead のセキュアトランスポート技術は 「安全なグループ」 という概念に基づいています。 SteelHead では、 暗号化が必要な ネットワーク(通常はインターネットベースのネットワーク)に接続されて いるアプライアンスを 1 つ以上のセキュアトランスポートグループに再編 成できます。 グループを定義すると、 構成メンバーである SteelHead アプライアンスは フルメッシュ方式の適切なオーバーレイトンネルを自動的かつ動的に作成 します。 SteelHead のパスセレクション技術は、 オーバーレイトンネルが 動的に形成する安全なネットワークをシームレスに利用し、 たとえば 拠点からデータセンター、 拠点から拠点など、 あらゆるサイト間のトラ フィックを安全にルーティングできます。

実際の事例

ハイブリッドネットワークでパフォーマンスの向上とコスト削減 を実現 消費財分野のグローバル企業が、 大規模な MPLS WAN の更新と契約更改を進めていました。 しかし、 帯域幅のニーズ 予測に合わせて既存のインフラストラクチャを拡張するのではコ ストがかかりすぎます。 この企業は MPLS サーキットのアップグ レードを管理しながら、 同時にネットワーク容量を大幅に増強 したいと考えていました。 検討の結果、 この企業は MPLS、 インターネットバックホール、 ローカルのインターネットブレイクアウトを組み合わせたハイブリッド ネットワークをフル活用するため、 SteelHead のソリューション を導入しました。 SteelHead のパスセレクション技術を使用 すれば、 目的のトラフィックを適切なパスに確実に誘導できま す。社内向けの動画、電子メール、アンチウイルスのアップデート、 Microsoft System Center Configuration Manager (SCCM)、 SharePoint、 バックアップ、 レプリケーションなど、 帯域幅を消費する内部アプリケーションのトラフィックはインター ネットの VPN リンクに送信され、 インターネットや SaaS のトラ フィックはリージョナルハブからパブリックインターネットに送信され ます。

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リバーベッドの SD-WAN

SteelHead のセキュアトランスポート技術を導入した企業は、 トラフィッ クのバックホールにより、 インターネットなどのネットワークで安全なコミュ ニケーションを実現できます。 SteelHead のセキュアトランスポート技 術の特長は次のとおりです。 • ルータやファイアウォールをアップグレードすることなく安全なオーバー レイが実現 • 拠点間のコミュニケーションをサポート(UCC の P2P など) • SteelCentral Controller for SteelHead とグローバルな管理

プレーンにより容易に管理が可能 • 自動的なトンネル設定により設定や変更管理のコストを最小限 に抑制

実際の事例

コストをかけずに帯域幅を 3 倍に増強 31 か国に 180 のオフィスを展開している、 ある大手エンジニ アリング企業では、 従来型エンタープライズアプリケーションのトラ フィックや増加を続ける Web トラフィックに対応する必要があ りました。 WAN の帯域幅への投資を増やす選択肢もありま したが継続が難しいという結論に達し、 予算の増加を招かずに WAN の総帯域幅を 3 Gbps から 9 Gbps へ増やす目標 を立てました。 検討の結果、この企業は SteelHead の導入を決断。インター ネットへ向かうすべてのトラフィックを引き続き本社までバックホー ルし、 インターネットのセキュリティ設計をシンプルにする一方、 商用のインターネットリンクと IPsec ベースのセキュリティを組み 合わせて総帯域幅の増強を図りました。

Zscaler などクラウド型セキュリティサービスプ

ロバイダを対象とするシンプルなインタフェース

ローカルのインターネットブレイクアウトを導入した企業は、 拠点の セキュリティ環境を強化する必要があります。 その際、 多くの企業は セキュア Web ゲートウェイ(SWG)を導入します。 HTTP/HTTPS ポートなど特定のポートを分析する SWG と高度な脅威検出機能 (ATD)を組み合わせて、 高度な攻撃を検出します。 どちらの機能も、 現在はクラウドサービスとして利用可能です。 Zscaler などのセキュリティ企業は、SWG と ATD の両機能をホスト、 管理し、 クラウドサービスとして販売する数百の拠点(POP)を世界 中に展開しています。 このような分散型のインフラストラクチャでは、 イン ターネットへ向かうトラフィックを保護するために必要な拠点のセキュリ ティを、 パフォーマンスに大きな影響を与えずに柔軟かつ効果的に実装 できます。 ただし、 クラウドベースのセキュリティサービスを導入する場 合は、 自社のネットワークアーキテクチャにシームレスに統合しなけれ ばなりません。 リバーベッドの SD-WAN には、 Zscaler などクラウド型セキュリティ サービスプロバイダを対象とするシンプルな 「クラウドテザリング」 インター フェースが含まれており、 設定の容易な GRE(Generic Routing Encapsulation)トンネルとして利用できます。 このクラウドテザリン グ機能をリバーベッドの他の技術と組み合わせることで、 企業は自社 運用のインターネットセキュリティアプライアンスを増設することなく、 ロー カルのインターネットブレイクアウトを導入できます。

インバウンド QoS でローカルのインターネット

ブレイクアウトを管理

SteelHead には、 重要度の低いアプリケーションからビジネスクリティ カルなアプリケーションを保護する、 高度な QoS 機能があります。

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リバーベッドの SD-WAN

この機能は通常、 トラフィックが外部へ発信される際に使用します。 企業の拠点でローカルのインターネットブレイクアウトを使用する場合 は、 SteelHead ソリューションが導入されていない多様な送信元か らトラフィックが入ってきます。 このため拠点のユーザが、 ビジネスクリティ カルな各種 SaaS アプリケーションに加えて、重要度の低いアプリケー ションや帯域幅を消費するアプリケーション(YouTube など)も使 用する場合は、 拠点の限りある帯域幅が使い尽くされてしまい ます。 ビジネスクリティカルなアプリケーションの保護機能をインターネット へ向かうアプリケーションにも適用できるように SteelHead には、 従来 の QoS のように送信元からのトラフィックではなく、 送信先からの トラフィックを管理するユニークなインバウンド QoS 機能が備わってい ます。 一般的なルータには備わっていないこの技術では、 SteelHead の 動的な QoS キューを利用し、 TCP 経由でリモートの送信元とのフィード バックループを実現します。 SteelHead のインバウンド QoS は、 混雑状態を防止する際に重 要度の低い受信トラフィックの速度を抑えて、 ビジネスクリティカルなトラ フィックのために帯域幅を確保します。 これにより、 重要度の高いアプ リケーションのユーザエクスペリエンスと生産性が確保されます(図 1 を参照)。

ま た、 SteelCentral NetProfiler と SteelHead を 統 合 して SteelHead の QoS を可視化すると、 QoS の設定がニーズを満た しているかどうかをアプリケーションごとに把握できます。 また、 エンドユーザ レベルのパフォーマンスを確保するために、 いつ何を修正すれば良い のかも確認できます。

クラス最高の WAN 最適化機能(自社運用

アプリケーション向け)

SD-WAN を導入しても遅延がすべて解消されるわけでも、 トラ フィックを適切に最適化する必要性が低下するわけでもありません。 SteelHead は自社運用アプリケーションの作業負荷の可視化に 対応した最適化ソリューションであり、最新の Microsoft アプリケー ションやクライアントのほか、 最先端のビジネスクリティカルなアプリケー ションをサポートしています(ファイル転送をベースとするアプリケーション に加えて、 Microsoft Lync や動画ストリームなどリアルタイムの アプリケーション、 あるいは Citrix ベースのインタラクティブなアプリ ケーションも対象)。 高い評価を受けている SteelHead の重複排 除技術では冗長性を排除できるため、 拠点のユーザが利用できる 処理能力が増加します。 また、 SteelHead の QoS では、 重要性 の高いアプリケーションとその他のアプリケーションの間でハイブリッドネット ワークの帯域幅を適切に配分できます。

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リバーベッドの SD-WAN

図 1 リバーベッドの SD-WAN の 機能

ユニークな WAN 最適化機能(インターネッ

トで配信されるクラウドアプリケーション向け)

昨今はローカルのインターネットブレイクアウトを導入する企業が増えて おり、 インターネットで配信されるアプリケーションのパフォーマンスを最 適化する重要性がますます高まっています。 SteelHead には、 イン ターネット経由のアプリケーションのエンドユーザエクスペリエンスを改善 する 3 種類のソリューションが含まれています。

SteelHead SaaS - Microsoft Office 365、

Salesforce.com、 Box.net などのエンドツーエンドの

最適化

Microsoft の Office 365 と Dynamics CRM、 Box.net、 Salesforce.com、 ServiceNow は、 世界中のユーザが毎日 アクセスしている人気の高い SaaS アプリケーションです。 このような SaaS ソリューションを利用する企業は、 インスタンスを選択し、 データ をホストする場所も選択しなければなりません。 これにより、 自社運用 アプリケーションで作業負荷のホスト場所を選択する場合と同じように、 企業はデータの場所から遠くなるユーザとデータに近くなるユーザを意 識的に選択することになります。 それでも SaaS インスタンスの場所 を問わずすべてのユーザの生産性を高めるには、 同じレベルのサービス を提供することが不可欠となります。

SteelHead SaaS は、 Microsoft® Office 365、 Salesforce. com、 Box.Net などのクラウドサービスを高速化します。 従来の SteelHead 製品も自社ネットワークで動作するエンタープライズ アプリケーションを高速化しますが、 それと同じ役割を担います。 SteelHead SaaS は遅延の影響を抑え、 ホストからの距離に関 係なくすべてのユーザに最大限のパフォーマンスを提供します。

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リバーベッドの SD-WAN

SteelHead SaaS は強力な Akamai の サーバ群 を活用し、 SaaS インスタンスのできる限り近くで仮想 SteelHead アプライアン スを動的にインスタンス化します。 このため SaaS プロバイダのデータ センターにアクセスすることなく、 アプリケーションをエンドツーエンドで管 理可能です。 Akamai SureRoute のインターネットオーバーレイも 活用する SteelHead SaaS は、 SaaS アプリケーションのデリバリ チェーンのインターネット部分で遅延と帯域幅を最適化します。 サービスとして提供される SteelHead SaaS は導入が容易で、ユー ザ側や SaaS プロバイダのクラウドで設定変更などを必要としません。 IT 部門ではサービス内容合意を遵守、 またはそれ以上のサービスを 提供しながら、 ユーザの要求に応じて可用性を高めることができます (図 2 を参照)。 図 2 Akamai のサービス上で SteelHead 技術を活用 するユニークな SaaS 高 速化機能

SteelHead CX for IaaS - Microsoft Azure や

Amazon の作業負荷をエンドツーエンドで最適化

SteelHead CX for IaaS では、 ハイブリッドエンタープライズ向け の最適化ソリューションを IaaS のクラウド環境にも適用できます。 たと えば、 Microsoft Azure、 Amazon Web Services(AWS)、 VMware ESX ベースのクラウドや vCloud Air などを対象としてい ます。 SteelHead CX では、アプリケーションやネットワークのパフォー

マンス問題をデータストリームライニング、 アプリケーションストリームライ ニング、トランスポートストリームライニングによって克服することで、パブリッ ククラウドへの移行を促進し、 あらゆる場所からのユーザアクセスを高 速化できます。

SteelHead CX は Amazon のサービスと Azure のサービス両方 のマーケットプレースで入手可能です。

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リバーベッドの SD-WAN

SteelHead の Web プロキシ - HTTP/S を使用する

インターネットアプリケーション(YouTube 動画など)を

キャッシュ

SteelHead には、 エンドツーエンドで高速化できないアプリケーション 向けのソリューションも含まれています。 インターネットへ向かうすべての トラフィックを透過的に捕捉するシングルエンドの Web プロキシ です。 このプロキシは、 HTTP トラフィックと HTTPS トラフィックの両方 で Web オブジェクトをキャッシュしパフォーマンスを改善します。 この 効率的なキャッシュアルゴリズムでは、 複数のユーザが同じコンテンツ にアクセスする場合にインターネットのトラフィックが大幅に削減されます。 YouTube などの動画をキャッシュするユニークな機能も備えており、 インターネットリンクをオーバープロビジョニングすることなく、 トレーニング 動画など HD コンテンツをビジネス利用できます。

ネットワークのパフォーマンスと利用状況の有

意義な分析 - 自社運用とクラウドのすべての

トラフィックを対象に拠点別に実施

SD-WAN でトラフィックやネットワークを包括的に可視化するには、 「分散」 の問題を克服しなければなりません。 そのためには従来より 多くのデバイスが必要となりますが、 SteelHead のデバイスを各拠点 やクラウドのホスト先に導入すれば、この問題を適切に解決できます。 SteelHead を SteelCentral NetProfiler とシームレスに統合す ると、 自社運用アプリケーションのトラフィックとクラウドアプリケーションの トラフィックを従来の NetFlow レポートより詳細に可視化できます。 SteelHead はリモートプローブとして機能し、 拠点で行われるすべて のセッションの情報を取得します(この機能は SteelHead CX for IaaS を導入すればクラウドのホスト先でも利用可能)。 可 視 化 と 制 御 の 統 合 さ れ た ワ ー ク フ ロ ー は、 SteelHead と SteelCentral NetProfiler が同じアプリケーション定義を共有 するため極めて簡単に処理できます。 SteelHead のユーザイン タフェースで使用するアプリケーションのラベルは、 SteelCentral NetProfiler のレポートで使用するものと同じです。 また、 SteelHead 製品は最適化された TCP セッションの各セク ションで往復遅延時間(RTT)を個別に計測するため、 ユーザは SteelCentral NetProfiler のレポートでもエンドツーエンドの RTT を一貫した方法で確認できます。 SteelHead CX には NetShark の機能が組み込まれており、 継続 的ではなくニーズに応じたパケットキャプチャを実施できます。 SteelHead EX で も SteelCentral NetShark™ for SteelHead EX と の統合により、 オンボードのパケットキャプチャ機能とストレージの利 用が可能です。 こちらの場合は、 エンタープライズネットワーク内の SteelHead アプライアンスが導入されているすべての場所で、 継続 的なパケットキャプチャを実施できます。

SaaS アプリケーションのエンドユーザエクスペ

リエンスをモニタリングする画期的な機能

クラウドベースのアプリケーションを活用する企業が増えた結果、 エンド ユーザエクスペリエンスのモニタリングとトラブルシューティングの重要性が かつてないほど高まっています。 クラウドアプリケーションにとって、 WAN はデリバリチェーンの主要な構成要素とは言えないかもしれませんが、 パブリックインターネットのパフォーマンス問題については対応がどうして も必要となります。

SteelHead は SteelCentral AppResponse を活用し、 アプリ ケーション配信先の拠点のエンドユーザエクスペリエンス情報を提供し ます。 遠隔地に導入された SteelHead アプライアンスは HTTP/S のフローを計測し、 SteelHead で最適化されているすべての Web アプリケーションのページ読み込み時間を正確に提示します。

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リバーベッドの SD-WAN

運用担当者はサーバ、 ネットワーク、 SteelHead アプライアンスに 関連するエンドユーザエクスペリエンスの分析情報を詳細に確認でき ます。 この機能は SteelHead SaaS の高速化機能を使用している場 合に、 トラフィックの発信元の近くに配置された SteelHead アプラ イアンス、 自社運用のデータセンターに配置された SteelHead アプ ライアンス、 SteelHead CX for IaaS が導入されたクラウドベース のデータセンターに配置された SteelHead アプライアンスと連携し て動作します。 このため従来は不可能だった、 Salesforce.com などの SaaS アプリケーションも含めて、 最適化されているすべての Web アプリケーションのエンドユーザエクスペリエンス情報を取得する ことが可能です。 Akamai ネットワークに分散したクラウドプロバイダ のインスタンスのできる限り近くに SteelHead アプライアンスを導入すると、 パフォーマンス低下の根本原因(ネットワークかクラウドプロバイダの インスタンスか)をレポートで確認できます。 さらに SteelCentral AppResponse と SteelHead を統合すると、 クラウドプロバイダが 提供しているサービスのレベルをモニタリングできます(図 3 を参照)。

シンプルな抽象化で SD-WAN のグローバル

展開を促進する新しい管理プレーン

SteelCentral Controller for SteelHead の中央管理コンソールは、 制御機能の管理性と有用性を大幅に高めます。 SteelHead の 最適化機能は使いやすさが高く評価されていますが、 業界で長年 提供されてきた制御機能(QoS、 パスセレクション、 VPN ソリュー ション)は管理に手間取るものばかりです。 リバーベッドの新しい コントローラには直感的に利用できるインタフェースが備わり、 アプ リケーション、 サイト、 アップリンク、 ネットワークなどの高レベルの抽 象化に基づく管理プレーンでは IT 環境をありのままに把握できます。 SteelCentral Controller for SteelHead の機能は、 グローバ ルパラメータをローカルの SteelHead ポリシーに変換するインテント ベースの設定に対応した制御プレーンに基づいています。 このコントローラ を使用すれば、 設定や変更管理の効率的で新しいワークフローを 導入し、 SD-WAN の機能を大規模な環境で効果的に利用でき ます。

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リバーベッドの SD-WAN

図 3 SteelHead で最適化さ れた SaaS アプリケーション のエンドユーザエクスペリ エンスを SteelCentral AppResponse で可視化

進化する SD-WAN

リバーベッドの SD-WAN を導入した企業は、 IT の管理性を維持し、 各種設定の複雑さを最小限に抑えながら、 ビジネスクリティカルなア プリケーションのパフォーマンス最大化、 ネットワークの可用性向上、 コストの削減を実現できます。 SD-WAN を導入すると、 自社運用 のアプリケーションとクラウドアプリケーションの両方で、 リバーベッドの クラス最高の WAN 最適化機能を活用することが可能です。 リバー ベッドの SD-WAN なら自社運用アプリケーションとクラウドアプリケー ションの両方で優れたユーザエクスペリエンスを実現すると同時に、 ネット ワークの高速化、 コスト削減、 管理性向上、 信頼性向上も達成 できます。 詳細については、jp.riverbed.com をご覧ください。

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リバーベッドの SD-WAN

リバーベッドはアプリケーションパフォーマンスインフラストラクチャ市場を牽引する企業であり、 年間収益は 10 億ドルを 上回ります。 リバーベッドが提供する最も包括的なプラットフォームをハイブリッドエンタープライズに導入すれば、 アプリ ケーションパフォーマンスの安定化とデータの可用性向上が実現すると同時に、 パフォーマンスの問題をすばやく検出して 業績に影響が及ぶ前に解決できます。 また、 社員の生産性の最大化や IT を活用して業務のアジリティ ( 俊敏性 ) を新たなかたちで確立することも可能で、 ハイブリッドエンタープライズはアプリケーションパフォーマンスを武器として競争上 の優位を勝ち取ることができます。 リバーベッドの製品は、 「Fortune 100」 の 97%、 「Forbes Global 100」 の 98% を含む 2 万 7,000 社以上のお客様に採用されています。 詳細については、jp.riverbed.com をご覧く

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