大阪女学院大学・大阪女学院短期大学 教員養成センター http://www.wilmina.ac.jp/ojc/edu/ttc/ 〈英語教育リレー随想〉第 114 号 1 今回初めて大阪女学院大学教員免許更新講習会で講師を担当させて頂きました。8月6日の 午前の部において「協同学習を取り入れた英語授業の工夫」というテーマで行いました。最初の 1限目で協同学習を成立させるために必要な要素または原則と協同学習を英語授業で取り入れ る際の留意点について解説し、2限目と3限目は実際に協同学習で使われている技法を用いた 4技能統合型のコミュニケーション活動を体験的に学習して頂きました。 真夏の暑さにも関わらず受講者の先生方の積極的に参加し学ぶ姿勢に、担当している私の方 が刺激を受ける講習会になりました。私が大切にしている、先ずは協同学習の活動を取り入れる 前に自分の授業を通して、どの様な生徒を育てたいのか?そのために何ができるようになって 欲しいのか?という理念が大切だと言う事も多くの先生方に理解して頂けて大変嬉しく思いま した。また、講習の中で、それぞれの技法を体験した後に、その技法のどんなところが良かった か、どの様に協同学習を成立させる原則が反映されているか、自分ならこの技法を授業でどの様 に使うかをグループで話し合い、全体でシェアする時間を持ちました。時間の都合で十分にシェ アする時間はありませんでしたが、何人かの先生の発表を聞くことを通して現場の状況が少し 理解でき、私にとっても教職課程に携わる上で大変勉強になりました。 講習を担当する前は私が現場の先生がこれからの授業の中で参考になることを提供できるか 不安でしたが、多くの先生方から「大変密度の濃い学びができ、2学期からの授業で活用したい と思います」というお声を頂けましたので担当して本当に良かったと思いました。また、講習が 終了して3週間経ってからも「2学期の授業で協同学習を取り入れるために講習の内容を復習 したいので協同学習の資料のスライドを送って欲しい」という嬉しいメールを何人もの先生か ら頂き、私の講習の内容が先生方のこれからの授業に少しはお役に立てていることに喜びを感 じました。 協同学習の中心となる協同の理念は生徒がお互いに学び合い、高め合う関係を作るために、自 分の学びと仲間(グループ)の学びの両方に責任を持つということです。この協同の理念は生徒 間にだけでなく、教師の間にこそ必要だと思っています。これからも現場の先生方と関わり、学 び合うことができればと考えています。
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