(1)
彩の国経済の動き
−埼玉県経済動向調査−
<平成 30 年 10 月〜11 月の指標を中心に>
埼玉県 企画財政部 計画調整課
平成 30 年 12 月 28 日
本 経 済 動 向 調 査 は 、埼 玉 県 内 に お け る 生 産 、雇 用 、物 価 、消 費 、企 業 動 向 な ど 、経 済 関 連 の 各
種 統 計 指 標 を 時 系 列 で 見 る こ と に よ り 、そ の 動 向 を 把 握・分 析 し た も の で す 。ま た 、統 計 指 標
の 収 集・分 析 に 加 え 、他 の 調 査 機 関 の 経 済 関 係 報 告 の 概 要 を 取 り ま と め 、県 経 済 の 動 向 を 総 合
的 に 把 握 で き る も の と し て い ま す 。
埼 玉 県 マスコット「コバトン」
(2)1【特集】県内経済人コメント ... 2
2 本県の経済概況<県内経済の基調判断> ... 3
3 県内経済指標の動向 ... 4
(1) 鉱工業指数<生産・出荷・在庫> ... 4
(2) 雇用 ... 6
(3) 消費者物価 ... 7
(4) 消費 ... 8
ア 家計消費 ... 8
イ 百貨店・スーパー販売額 ... 8
ウ 新⾞登録・届出台数 ... 9
(5) 住宅投資 ... 9
(6) 企業動向 ... 10
ア 倒産 ... 10
イ 景況感... 11
ウ 設備投資 ... 13
4 経済情報 ... 15
(1) 各種経済報告等 ... 15
ア 内閣府「⽉例経済報告(12 月)」 ... 15
イ 経済産業省関東経済産業局「管内の経済動向(10 月のデータを中心として)」 .. 16
ウ 財務省関東財務局「埼⽟県の経済情勢報告(10 月判断)」 ... 18
エ 財務省関東財務局「管内経済情勢報告(10 月判断)」 ... 19
(2) 今月のキーワード「マイクロファイナンス」 ... 20
(3) 今月のトピック「埼玉県内企業の雇用」 ... 21
(3)1【特集】県内経済人コメント
最近の⻑期⾦利を⾒ると、0.02%付近まで下がっています。7 月に日
銀が⻑期⾦利の上昇を容認するようになってから、10 月ごろには 0.1%
付近まで上昇しましたが、これで概ね 7 月より前の水準に戻りました。
報道によると、⽶中の貿易戦争など、世界経済の先⾏き不安から安全
資産である国債が買われ、⾦利が低下しているようです。米国は利上げ
をしましたが、来年の利上げペースは落としていくようです。とはいえ、
⽶国の⾦利は 2%以上の水準であり、日本とは次元が違うといえるでし
ょう。
⽇銀の異次元緩和は当初 2 年程度の予定でしたが、もうすぐ 6 年⽬を
迎えようとしています。それでも出⼝は全く⾒えていないようです。
埼玉大学経済学部准教授 丸茂 幸平
四半期(3 月、6 月、9 月、12 月)ごとに県内の経済各分野有識者の⽅々に、⾜元の経済
動向や⾒通し等についてコメントを頂いております。
日本の景気は、総じて一進一退の状況であると言われているようです
が、⽶中の関係は解決に向けて難題が多く残り、来年4⽉のイギリスの
EU離脱問題はいまだ形が定まらず、国内では⼈⼿不⾜感がますます⾼
まり、来年10⽉の消費増税に向けた事業者の対応状況など、我々の事
業環境に影響を及ぼすであろう内外の課題は数多く、いわゆる、経済の
ボラティリティが高い状態が続いています。
政府には真摯に、積極的な中にも安定的な経済運営にあたって欲しい
と思うところです。
一般社団法人埼玉県商工会議所連合会 会⻑ 佐伯 鋼兵
埼玉県中小企業団体中央会による非製造業の 11 月景気動向調査では
全指標のDIがマイナスだったが、商業面では台風や暖冬の影響が大き
いと思われる。
消費者の低価格志向は根強いが、富裕層を対象とした商材は好調。コ
ンビニや繁盛店はコモディティ化を避け付加価値を高め商品価格を上げ
る努⼒を怠らない。また、競争のない未開拓市場に参⼊する個⼈店もあ
り期待したい。
⼀⽅、消費者の⾏動も⼤きく変化してきており、新品志向から中古品
へ、更に初めから転売を意識した商品の購⼊など「モノ」のシェア経済
が急成⻑している。商店主の多くは、⼈件費の⾼騰・⼈⼿不⾜・複雑で
⾮効率な軽減税率制度に悩みながら、来たる消費増税を不安視している。
埼玉県商店街振興組合連合会 理事⻑ 大木 敬治
埼⽟県の景気は持ち直している。住宅投資はやや弱い動きが続いてい
るものの、雇用・所得環境の改善を受けて、個人消費が緩やかに持ち直
している。公共投資はほぼ前年並みの⽔準で推移している。
先⾏きについても、雇⽤・所得環境の改善が⾒込まれるなか、個⼈消
費は緩やかな持ち直しの動きを続けよう。このため、景気は引き続き持
ち直していくとみられるが、⽶中貿易摩擦を筆頭に、海外経済を取り巻
く環境が⼀層不透明感を増しており、その動向には充分注意していく必
要がある。
公益財団法人 埼玉りそな産業経済振興財団
主席研究員 井上 博夫
(4)2 本県の経済概況<県内経済の基調判断>
<個別判断>
総 合 判 断
県 経 済 は 緩 や か に 回 復 し て い る
生産活動は持ち直しの動きがみられ、雇用情勢は改善しています。個人消費も持ち直しており、
消費者物価は緩やかに上昇しています。住宅投資は下げ⽌まっています。企業関連では倒産件
数は低水準で、設備投資は堅調ですが、景況判断に足踏みがみられます。
「県経済は緩やかに回復している」とし、前⽉からの総合判断を据え置いています。
雇 用
改 善 し て い る
10 ⽉の有効求⼈倍率(季節調整済、新規学卒者除きパートタイム労働者含む)は 1.33 倍(前月比▲0.02 ポイント、前年同⽉⽐+
0.04 ポイント)となった。なお、就業地別の有効求⼈倍率は 1.51 倍。完全失業率(南関東)は 2.3%(前月比+0.1 ポイント、前年
同月比▲0.4 ポイント)。県内の雇用情勢は改善している。
生 産
持 ち 直 し の 動 き が み ら れ る
10 月の鉱工業生産指数(季節調整済、平成 22 年=100)は 96.6(前月比+1.5%、前年同⽉⽐+6.1%)。同出荷指数は 97.5
(前月比+2.4%、前年同⽉⽐+6.5%)。同在庫指数は 106.0(前月比▲3.9%、前年同⽉⽐▲9.3%)。県内の生産活動は持ち直しの
動きがみられる。
消 費 者 物 価
緩 や か に 上 昇 し て い る
10 月の消費者物価指数(さいたま市、平成 27 年=100)は、総合で 101.7(前月比+0.5%、前年同⽉⽐+1.5%)、生鮮食品及びエ
ネルギーを除く総合指数は 101.2(前月比+0.3%、前年同⽉⽐+0.4%)。消費者物価は緩やかに上昇している。
消 費
持 ち 直 し て い る
10 月の家計消費支出(関東地方、2 人以上世帯)は 303 千円(前年同⽉⽐+2.8%)となり、4 か⽉連続で前年同⽉実績を上回った。
10 月の県内百貨店・スーパー販売額(全店 )819 億円 (前 年 同⽉ ⽐+0.1%)と なり 、5 か⽉ 連 続 で前 年 同⽉ 実 績を 上 回っ た。
11 ⽉の 新 ⾞登 録 ・届 出 台数 は 18.9 千台(前年 同 ⽉⽐+5.7%)と なり 、2 か ⽉ 連続 で 前 年同 ⽉ 実績 を 上回 っ た。 個 ⼈
消費 は 持ち 直 して い る。
住 宅 投 資
下 げ 止 ま っ て い る
10 ⽉の新設住宅着⼯⼾数は 5,090 ⼾(前年同⽉⽐+8.1%)となり、2 か月ぶりに前年同⽉実績を上回った。住宅着⼯動向は下げ⽌
まっている。
企 業 倒 産
件 数 は 低 水 準 、 負 債 総 額 は 増 加 し て い る
11 月の倒産件数は 40 件(前年同⽉⽐+23 件)と 2 か⽉ぶりに前年同⽉実績を上回った。負債総額は 37.93 億円(前年同⽉⽐+15.86
億円)となっている。企業倒産動向は件数は低水準で推移し、負債総額は増加している。
前 月 か ら の 判 断 推 移
設 備 投 資
緩 や か に 増 加 し て い る
埼玉県産業労働部 四半期経営動向調査によると、30 年 7-9 月に設備投資を実施した企業数は前期から 2.4 ポイント増加した。
財務省関東財務局 法人企業景気予測調査によると、30 年度上期の設備投資額は全規模・全産業ベースで前年同期⽐ 4.0%の増加、
下期は▲3.0%の減少⾒込み、通期は▲0.4%の減少⾒込みとなっている。
景 気 指 数
悪 化 を 示 し て い る
10 月の景気動向指数(CI一致指数)は 118.9(前月比+0.5 ポイント)となり、2か月ぶりの上昇となった。また、先⾏指数は
98.2(前月比+4.1 ポイント)となり、2 か月ぶりの上昇となった。(埼玉県統計課「埼玉県景気動向指数」平成 30 年 10 月分概要)
景 況 判 断
回 復 に ⾜ 踏 み が み ら れ る
埼玉県産業労働部 四半期経営動向調査によると、30 年 7‐9 月の「経営者の景況感」は 3 期連続で悪化した。財務省関東財務局 法
人企業景気予測調査によると、30 年 10-12 月の「貴社の景況判断 BSI」は、全規模・全産業ベースで「上昇」超に転じている。
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
前 月 か ら の 判 断 推 移
(5)3 県内経済指標の動向
※経済指標のうち、「前月比(季節調整値)」は経済活動の上向き、下向きの傾向を示し、
「前年同⽉⽐(原指数)」は量的⽔準の変動を⽰します。
(
1) 鉱工業指数<生産・出荷・在庫>
< 個 別 判 断 > 持 ち 直 し の 動 き が み ら れ る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 ↗ )
< 参 考 > 生 産 指 数 の 中 長 期 推 移
( 平 成 22 年 = 100)
<生産指数>
■10 月の鉱工業生産指数(季節調整済値)は 96.6(前月比+1.5%
※
)となり、3 か月ぶりの上昇
となった。前年同⽉⽐では+6.1%となり、2 か⽉ぶりに前年同⽉⽔準を上回った。
※ 業 種 別 で み る と 、化 学 工 業 、電 気 機 械 工 業 、は ん 用 機 械 工 業 な ど 23 業 種 中 10 業 種 が 上 昇 し 、⾷ 料
品 工 業 、 生 産 用 機 械 工 業 、 業 務 用 機 械 工 業 な ど 13 業 種 が 低 下 し た 。
<参 考 >業 種 別生 産 ウエ イ ト
■県 の 指数 は 製造 工 業(22)と鉱 業(1)の 23 業種 に 分類 さ れて い ます 。
■ 埼 玉県 の 鉱工 業 全体 に 占 める 業 種別 の 生産 ウ エイ ト は 以下 の 通り 。
① 化学 工 業 18.1% ②輸 送機 械 12.5% ③⾷ 料 品 10.3% ④プラスチック 7.3% ⑤印 刷 業 6.2%
⑥ 業務 用 機 械 5.5% ⑦生 産用 機 械 5.1% その 他 35.0%
【 出 所】 県 「鉱 工 業指 数 」 基準 時=平 成 22 年
96.6
105.9
-10.0
-5.0
0.0
5.0
10.0
15.0
85.0
90.0
95.0
100.0
105.0
110.0
対前年同⽉⽐
(%)
指数
(季節調整値)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
生 産 指 数 (平成22年=100)
対前年同⽉⽐(埼玉) 対前年同⽉⽐(全国)
生産指数(埼玉) 生産指数(全国)
80.0
85.0
90.0
95.0
100.0
105.0
110.0
115.0
生産指数
(季節調整値)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
埼玉県 全国
-20.0
-10.0
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
対前年同⽉⽐
(%)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
埼玉県の主要業種 生産指数 (対前年同⽉⽐/原指数)
化学 輸送機械 ⾷料品 プラスチック
(6)
<出荷指数>
■10 月の鉱工業出荷指数(季節調整済値)は 97.5(前月比+2.4%
※
)となり、2 か月ぶりの上昇
となった。前年同⽉⽐では+6.5%となり、2 か⽉ぶりに前年同⽉⽔準を上回った。
※ 業 種 別 で み る と 、化 学 工 業 、輸 送 機 械 工 業 、電 子 部 品・デ バ イ ス 工 業 な ど 23 業 種 中 11 業 種 が 上 昇
し 、 ⾷ 料 品 ⼯ 業 、 ⽣ 産 ⽤ 機 械 ⼯ 業 、 業 務 ⽤ 機 械 ⼯ 業 な ど 12 業 種 が 低 下 し た 。
<参 考 >業 種 別出 荷 ウエ イ ト
■埼 玉 県の 鉱 工業 全 体に 占 める 業 種別 の 出荷 ウ エイ ト は 以下 の 通り 。
① 輸 送機 械 24.7% ②化 学 工 業 13.1% ③ ⾷料 品 8.6% ④プラスチック 6.2% ⑤情 報通 信 5.3%
⑥ 業 務用 機 械 4.5% ⑦電 気 機 械 4.5% その 他 33.1%
【 出所 】 県「 鉱 工業 指 数」 基準 時=平 成 22 年
<在庫指数>
■10 月の鉱工業在庫指数(季節調整済値)は 106.0(前月比▲3.9%
※
)となり、2 か月ぶりの低
下となった。前年同⽉⽐では▲9.3%となり、10 か⽉連続で前年同⽉⽔準を下回った。
※ 業 種 別 で み る と 、は ん 用 機 械 工 業 、そ の 他 製 品 工 業 、生 産 用 機 械 工 業 な ど 20 業 種 中 8 業 種 が 上 昇
し 、 輸 送 機 械 ⼯ 業 、 鉄 鋼 業 、 ⾮ 鉄 ⾦ 属 ⼯ 業 な ど 12 業 種 が 低 下 し た 。
97.5
104.6
-10.0
-5.0
0.0
5.0
10.0
15.0
85.0
90.0
95.0
100.0
105.0
110.0
対前年同⽉⽐
(%)
指数
(季節調整値)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
出 荷 指 数 (平成22年=100)
対前年同⽉⽐(埼玉) 対前年同⽉⽐(全国)
出荷指数(埼玉) 出荷指数(全国)
106.0
101.3
-30.0
-20.0
-10.0
0.0
10.0
20.0
90.0
100.0
110.0
120.0
130.0
140.0
対前年同⽉⽐
(%)
指数
(季節調整値)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
在 庫 指 数 (平成22年=100)
対前年同⽉⽐(埼玉県) 対前年同⽉⽐(全国)
在庫指数(埼玉) 在庫指数(全国)
-60.0
-40.0
-20.0
0.0
20.0
40.0
60.0
対前年同⽉⽐
(%)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
埼玉県の主要業種 在庫指数(対前年同⽉⽐/原指数)
プラスチック 輸送機械 化学 電気機械
-20.0
-10.0
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
対前年同⽉⽐
(%)
出所:経済産業省・県「鉱⼯業指数」
埼玉県の主要業種 出荷指数 (対前年同⽉⽐/原指数)
輸送機械 化学 ⾷料品 プラスチック
(7)
(
2) 雇用
< 個 別 判 断 > 改 善 し て い る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
完全失業率
・完 全 失業 率 は労 働 ⼒⼈ ⼝ に 占め る 完全 失 業者
の割 合 です 。
・完 全 失業 者 とは 仕 事が な い もの の 、就 業 を希
望し て おり 、 仕事 が あれ ば す ぐ就 く こと が で
きる 者 をさ し ます 。
鉱工業指数
・製 造 業と 鉱 業の 生 産・ 出 荷 ・在 庫 の動 き を基 準 時点 (平 成 22 年)を 100 とし て 指数 化し た もの で す。
・生 産 指数 と 出荷 指 数は 、 景 気の 山 、谷 と ほぼ 同 じ動 き を 示す と され 、 景気 動 向指 数 の ⼀致 系 列に ⼊ って い ます 。
・埼 玉 県の 鉱 工業 生 産は 、 県 内総 生 産の 2 割を 超 える 水 準 とな っ てお り 、生 産 活動 の 動 きが 景 気に 敏 感に 反 応
する こ とか ら 、鉱 工 業指 数 は 景気 観 測に は 欠か せ ない 指 標 です 。
■10 月の有効求⼈倍率(季節調整値、新規学卒者除きパートタイム労働者含む)は 1.33 倍(前
月比▲0.02 ポイント、前年同⽉⽐+0.04 ポイント)となった。新規求⼈倍率(季節調整値)
は 1.97 倍(前月比▲0.25 ポイント、前年同⽉⽐▲0.11 ポイント)。県内を就業地とする
求⼈数を⽤い算出した就業地別の有効求⼈倍率は 1.51 倍。
■10 月の完全失業率(南関東)は 2.3%(前月比+0.1 ポイント、前年同⽉⽐▲0.4 ポイント)。
<参 考 >業 種 別在 庫 ウエ イ ト
■埼 玉県 の 鉱工 業 全体 に 占 める 業 種別 の 在庫 ウ エイ ト は 以下 の 通り 。
①プラスチック 13.3% ②輸 送 機 械 12.2% ③ 化学 工 業 11.0% ④電 気 機 械 10.2% ⑤ ⾦ 属製 品 9.4%
⑥電 子部 品 8.3% ⑦ 窯業 土 石 6.2% その 他 29.4%
【出所 】 県「 鉱 工業 指 数」 基準 時=平 成 22 年
2.3
2.4
2.0
2.2
2.4
2.6
2.8
3.0
3.2
3.4
3.6
(原数値)
%
出所: 埼玉労働局「労働市場ニュース」
完全失業率
南関東 全国
1.33
1.62
40
60
80
100
120
140
160
180
0.40
0.60
0.80
1.00
1.20
1.40
1.60
1.80
人数
(千人)
有効求⼈倍率
(季調値)倍
出所:埼玉労働局「労働市場ニュース」
有効求⼈倍率(学卒除き・パート含む)
埼玉県求職者数 埼玉県求人数
有効求⼈倍率(埼玉) 有効求⼈倍率(全国)
1.97
2.40
10
20
30
40
50
60
70
80
1.20
1.40
1.60
1.80
2.00
2.20
2.40
2.60
人数
(千人)
新規求⼈倍率
(季調値)倍
出所:埼玉労働局「労働市場ニュース」
新規求⼈倍率(学卒除き・パート含む)
埼玉県新規求職申込件数 埼玉県新規求人数
新規求⼈倍率(埼⽟) 新規求⼈倍率(全国)
(8)(
3) 消費者物価
< 個 別 判 断 > 緩 や か に 上 昇 し て い る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
消費者物価指数
・消 費 者が 購 ⼊す る 財や サ ー ビス な どの 物 価の 動 きを 把 握 する た めに 指 数化 さ れた 統 計 資料 で 、CPI (=
Consumer Price Index)と も 略さ れ ます 。
・一 般 に、 当 該指 数 が持 続 的 に上 昇(下 落)基調 に ある な ど 、持 続 的な 物 価上 昇(下 落)が みら れ る場 合 にイ ン フレ
(デ フ レ) と 判断 さ れま す 。
・日 銀 は平 成 25 年 1 ⽉ に 「 物価 安 定の ⽬ 標」 を 消費 者 物 価の 前 年⽐ 上 昇 率 2%と 定 め 、各 種 ⾦融 緩 和政 策 を実
施・ 継 続し て いま す 。
■10 月の消 費 者 物 価 指 数(さ い た ま 市 、平成 27 年=100)は 総 合 指 数 で 101.7 となり、前月比
+0.5%、前年同⽉⽐は+1.5%となった。
■生鮮食品
及びエネルギーを除く総合指数は 101.2 となり、前月比+0.3%、前年同⽉⽐は
+0.4%となった。
■前⽉⽐で上昇に寄与したのは「教養娯楽」「⾷料」などで、前年同⽉⽐で上昇に寄与したの
は「⾷料」、「光熱・⽔道」などであった。
101.2
101.4
-1.0
-0.5
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
96.0
97.0
98.0
99.0
100.0
101.0
102.0
103.0
(%)
平成27年=100
出所:総務省「消費者物価指数」・埼⽟県「消費者物価指数速報」
消費者物価指数(⾷料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合)
前年同⽉⽐(さいたま) 前年同⽉⽐(全国)
物価指数(さいたま) 物価指数(全国)
101.7
102.0
-1.0
-0.5
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
96.0
97.0
98.0
99.0
100.0
101.0
102.0
103.0
(%)
平成27年=100
出所:総務省「消費者物価指数」・埼⽟県「消費者物価指数速報」
消費者物価指数(総合)
前年同⽉⽐(さいたま) 前年同⽉⽐(全国)
物価指数(さいたま) 物価指数(全国)
(9)(
4) 消費
< 個 別 判 断 > 持 ち 直 し て い る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
ア 家計消費
イ 百貨店・スーパー販売額
【家計消費支出】
・全 国 約9 千 世帯 を 対象 と す る調 査 から 計 算さ れ る1
世帯 当 たり の 月間 平 均支 出 で 、消 費 動向 を 消費 し た
側か ら つか む こと が でき ま す 。
・家 計 消費 ⽀ 出は 景 気動 向 指 数の 遅 ⾏系 列 に⼊ っ てい
ます 。 核家 族 化に よ り世 帯 人 数が 減 少す る など 、 1
世帯 当 たり の ⽀出 は ⻑期 的 に 減少 す る傾 向 があ り 、
その 影 響を 考 慮す る 必要 が あ りま す 。
■10 月の県内百貨店・スーパー販売額(店舗調整前/全店ベース)は 819 億円(前年同⽉⽐
+0.1%)と、5 か⽉連続で前年同⽉実績を上回った。
※ 業 態 別 で は 百 貨 店(16 店 舗)の 販 売 額 は 153 億 円 、前 年 同 ⽉ ⽐ 0.4% 。ス ー パ ー マ ー ケ ッ ト(299 店
舗 ) の 販 売 額 は 666 億 円 、 前 年 同 ⽉ ⽐+0.1% と な っ た 。
【百貨店・スーパー販売額】
・⼤ 型 百貨 店 (売 場 ⾯積 が 政 令指 定 都市 で 3,000 ㎡
以上 、 その 他 1,500 ㎡ 以上 ) と大 型 スー パ ー( 売
場面 積 1,500 ㎡ 以上 ) にお け る販 売 額で 、 消費 動
向を 消 費さ れ た側 か ら捉 え た 業界 統 計で す 。
・専 門 店や コ ンビ ニ 等が 対 象 とな っ てい な いた め 、消
費の 多 様化 が 進む な か、消 費 動向 全 般の 判 断に は 注
意が 必 要で す 。
・既 存 店と は 、当 ⽉ 及び 前 年 同⽉ と も調 査 の対 象 とな
って い る事 業 所を い い、既 存 店販 売 額は 全 店販 売 額
に比 べ 店舗 数 の増 減 によ る 影 響が 取 り除 か れた 指
標と な って い ます 。
■10 月の家計消費支出(関東地方、2 人以上世帯)は 303 千円(前年同⽉⽐+2.8%)となり、4
か⽉連続で前年同⽉実績を上回った。
819
-8.0
-6.0
-4.0
-2.0
0.0
2.0
4.0
6.0
8.0
400
500
600
700
800
900
1,000
1,100
1,200
対前年同⽉⽐
(%)
販売額
(億円)
出所:関東経済産業局「百貨店・スーパー販売の動向」
県内百貨店・スーパー販売額(店舗調整前/全店)
対前年同⽉⽐(埼玉) 対前年同⽉⽐(全国) 県内販売額
303
-8.0
-6.0
-4.0
-2.0
0.0
2.0
4.0
6.0
8.0
10.0
40
80
120
160
200
240
280
320
360
400
対前年同⽉⽐
(%)
支出額
(千円)
出所:総務省統計局「家計調査報告」
家計消費支出(関東地方 二人以上世帯)
対前年同⽉⽐(関東) 対前年同⽉⽐(全国) 家計消費支出額(関東)
(10)ウ 新⾞登録・届出台数
(
5) 住宅投資
< 個 別 判 断 > 下 げ 止 ま っ て い る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
新設住宅着⼯⼾数
・住宅 投 資は G DP の おお む ね 3% 程度 に すぎ ま せん が 、マン シ ョン や 家を 建 てる に は ⾊々 な 材料 が 必要 と なり 、
また 、建設 労 働者 な ど多 く の 人に 働 いて も らわ な けれ ば な りま せ ん。さ らに は 入居 す る 人は 電 気製 品 など を新
たに 買 換え る こと が 多く 、 様 々な 経 済効 果 を生 み 出し ま す 。
・住 宅 投資 は 多額 の 資⾦ を 要 する た め、 短 期的 な 所得 変 動 より も 、景 気 停滞 期 や回 復 初 期に お ける ⾦ 利の 低 下、
地価 ・ 建築 コ スト の 安定 、 景 気対 策 など が 誘因 と なる と 考 えら れ ます 。
■11 ⽉の新⾞登録・届出台数は 18.9 千台
(前年同⽉⽐+5.7%)となり、2 か月連続
で前年同⽉実績を上回った。
【新⾞登録・届出台数】
・消 費 され る モノ で 代表 的 な ⾼額 商 品で あ る、 ⾃ 動⾞
の販 売 状況 を 把握 す るも の で 、百 貨 店・ ス ーパ ー 販
売額 と 同様 、 消費 動 向を 消 費 され た 側か ら 捉え た 業
界統 計 です 。
■10 ⽉の新設住宅着⼯⼾数は 5,090 ⼾(前年同⽉⽐+8.1%)となり、2 か月ぶりに前年同月
実績を上回った。持家が 1,328 ⼾(同+0.5%)、貸家が 1,829 ⼾(同+3.0%)、分譲が 1,853
⼾(同+15.3%)となっている。
5.1
-30.0
-20.0
-10.0
0.0
10.0
20.0
30.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
6.5
対前年同⽉⽐
(%)
⼾数
(千⼾)
出所:国⼟交通省「建築着⼯統計調査」
県内新設住宅着⼯⼾数
対前年同⽉⽐(埼玉) 対前年同⽉⽐(全国) 県内新設住宅着⼯⼾数
-50.0
-40.0
-30.0
-20.0
-10.0
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
対前年同⽉⽐
(%)
出所:国⼟交通省「建築着⼯統計調査」
県内新設住宅種別着⼯⼾数(対前年同⽉⽐)
貸家 分譲 持家
18.9
-10.0
-5.0
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
35.0
0
5
10
15
20
25
30
35
対前年同⽉⽐
(%)
登録台数
(千台)
出所:⽇本⾃動⾞販売協会連合会・全国軽⾃動⾞協会連合会
埼⽟県⾃動⾞販売店協会・埼⽟県軽⾃動⾞協会
県内新⾞登録届出台数(乗用〔普通、小型、軽〕)
対前年同⽉⽐(埼玉県) 対前年同⽉⽐(全国) 県内登録台数
(11)(
6) 企業動向
ア 倒産
< 個 別 判 断 > 件 数 は 低 水 準 、 負 債 総 額 は 増 加 し て い る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
< 参 考 > 県 内 企 業 倒 産 件 数 / 金 額 中 期 的 推 移
( 負 債 1 千 万 円 以 上 )
■11 月の企 業 倒 産 件 数 は 40 件 (前 年 同 ⽉ ⽐+22 件)で 、2 か ⽉ ぶ り に 前 年 同 ⽉ 実 績 を 上 回 っ た 。
産 業 別 で は サ ー ビ ス 業 他 が 15 件 で 最 も 多 く 、小 売 業 7 件 、建 設 業 と 卸 売 業 が 各 5 件 と 続 い
た 。
■負債総額は 37.93 億円(前年同⽉⽐+15.86 億円)。負債額 10 億円以上の大型倒産はなかった。
倒産
・企 業 が債 務 の⽀ 払 不能 や 、 経済 活 動を 続 ける こ とが
困難 に なっ た 状態 を 指し ま す 。
・売 上 が増 加 して い る⿊ 字 企 業で も 、必 要 資⾦ が 不⾜
し、 倒 産す る ケー ス があ り ま す。
・一 方 、倒 産 によ り 企業 の 新 陳代 謝 が図 ら れ、 ヒ ト・
モノ ・ カネ の 循環 が 円滑 に な る一 面 もあ る とい わ れ
ます 。
3,794
40
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
0
10
20
30
40
50
60
70
80
⾦額(百万円)
倒産件数(件)
出所:東京商工リサーチ「企業倒産状況」(埼玉県)
県内企業倒産件数/⾦額(負債1千万以上)
倒産⾦額 倒産件数
-60.0
-40.0
-20.0
0.0
20.0
40.0
60.0
80.0
100.0
120.0
140.0
対前年同⽉⽐
(%)
出所:東京商工リサーチ「企業倒産状況」(全国・埼玉県)
倒産件数(負債1千万円以上/対前年同⽉⽐)
埼玉県 全国
-100
-50
0
50
100
150
200
250
300
対前年同⽉⽐
(%)
出所:東京商工リサーチ「企業倒産状況」(全国・埼玉県)
負債総額(負債1千万円以上/対前年同⽉⽐)
300
500
700
900
1,100
1,300
1,500
対前年同⽉⽐
(%)
負債総額(負債1千万円以上/対前年同⽉⽐)
埼玉県 全国
0
4,000
8,000
12,000
16,000
20,000
24,000
28,000
0
10
20
30
40
50
60
⾦額(百万円)
倒産件数(件)
出所:東京商工リサーチ「企業倒産状況」(埼玉県)
倒産⾦額 倒産件数
(12)イ 景況感
< 個 別 判 断 > 回 復 に 足 踏 み が み ら れ る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
《「埼玉県四半期経営動向調査(平成 30 年 7−9 月期)」》
自社業界の景気について、「好況である」とみる企業は 7.9%、「不況である」とみる
企業は 38.5%で、景況感 DI
( 「 好況 で ある 」 −「 不況 で ある 」 の企 業 割合 )
は▲30.6 となった。
前期から 0.3 ポイント減少し、3 期連続で悪化した。業種別にみると、製造業(▲27.0)
は 2 期連続で悪化し、非製造業(▲33.5)は 3 期ぶりに改善した。
■来期(平成 30 年 10〜12 ⽉期)の⾒通し
先⾏きについては、「良い⽅向に向かう」とみる企業は 10.9%で(前回調査(H30.4-6
月)比+1.2 ポイント)、「悪い方向に向かう」とみる企業は 19.0%(前回調査比▲2.7
ポイント)だった。
※ 本 文 中 の 割 合(%)に つ い て は 、 小 数 点 以 下 第 2 位 を 四 捨 五 入 し て 表 記 し て い ま す 。
▲ 100
▲ 90
▲ 80
▲ 70
▲ 60
▲ 50
▲ 40
▲ 30
▲ 20
H18. H19. H20. H21. H22. H23. H24. H25. H26. H27. H28. H29. H30.
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
全 体 製 造 業
非製造業
製造業
全 体
非製造業
H30 7-9
全体 :▲30.6
製造業 :▲27.0
非製造業:▲33.5
10.9%
9.7%
12.3%
11.3%
9.8%
8.5%
70.1%
68.6%
70.5%
68.4%
69.7%
68.8%
19.0%
21.7%
17.2%
20.3%
20.5%
22.8%
全 体 今回調査
前回調査
製造業 今回調査
前回調査
非製造業 今回調査
前回調査
良い⽅向に向かう どちらともいえない 悪い方向に向かう
(13)《平成 30 年 10−12 ⽉期「財務省関東財務局法人企業景気予測調査(埼玉県分)」》
■平成 30 年 10〜12 月期の「貴社の景況判断BSI」をみると、全規模・全産業ベース
で「上昇」超に転じている。
■これを規模別にみると、大企業、中堅企業は「上昇」超幅が拡大し、中小企業は「上昇」
超に転じている。
■また、業種別にみると、製造業は「上昇」超幅が拡大し、非製造業は「上昇」超に転じ
ている。
■先⾏きについては、⼤企業は 31 年 1〜3 月期に均衡、4〜6 ⽉期に「下降」超に転じ、
中堅企業は 31 年 1〜3 ⽉期に「下降」超に転じ、中⼩企業は 31 年 1〜3 ⽉期に「下降」
超に転じるものの、4〜6 ⽉期に再び「上昇」超に転じる⾒通しとなっている。
〔貴社の景況判断 BSI の推移(原数値)〕
(前 期 ⽐ 「 上 昇 」 ー 「 下 降 」 社 数 構 成 ⽐ ) 【 単 位 : %ポイント】
30 年 7〜9 月
前 回 調 査 30 年 10〜12 月 現 状 判 断 31 年 1〜3 月 ⾒ 通 し 31 年 4〜6 月 ⾒ 通 し
全 規 模 ・ 全 産 業 ▲5.5 2.8 ( 4.3) ▲4.3(▲2.5) ▲1.6
大 企 業 1.4 2.9 (▲2.9) 0.0(▲5.8) ▲4.4
中 堅 企 業 2.7 8.1 ( 12.0) ▲6.8(▲1.3) ▲6.8
中 小 企 業 ▲11.5 0.6 ( 3.8) ▲5.0(▲1.6) 1.7
製 造 業 2.6 3.5 ( 4.3) ▲10.4(▲4.3) 0.0
非 製 造 業 ▲10.0 2.4 ( 4.3) ▲1.0(▲1.4) ▲2.4
(注)( )書は前回(30 年 7〜9 ⽉期)調査時の⾒通し。 (回答法人数 322 社)
(14)ウ 設備投資
< 個 別 判 断 > 緩 や か に 増 加 し て い る ( 前 月 か ら の 判 断 推 移 → )
《「埼玉県四半期経営動向調査(平成 30 年 7−9 月期)」》
当期に設備投資を実施した企業は 23.5%で、前期(21.1%)から 2.4 ポイント増加し
た。また、前年同期(22.5%)からは 1.0 ポイント増加した。
内容をみると、「生産・販売設備」が 42.7%で最も⾼く、「⾞輌・運搬具」が 31.0%、
「建物」が 19.1%と続いている。
⽬的では、「更新、維持・補修」が 60.7 %で最も⾼く、「⽣産・販売能⼒の拡⼤」が
32.1%、「合理化・省⼒化」が 20.2%と続いている。
■来期(平成 30 年 10〜12 月期)の⾒通し
来期に設備投資を実施する予定の企業は 19.2%で、当期(23.5%)から、4.3 ポイント
減少する⾒通しである。
※ 本 文 中 の 割 合(%)に つ い て は 、 小 数 点 以 下 第 2 位 を 四 捨 五 入 し て 表 記 し て い ま す 。
0
5
10
15
20
25
30
35
40
H18. H19. H20. H21. H22. H23. H24. H25. H26. H27. H28. H29. H30.
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1
〜3
4
〜6
7
〜9
10
〜
12
1〜
3
4〜
6
7〜
9
10
〜
12
1〜
3
4〜
6
7〜
9
10
〜
12
1〜
3
4〜
6
7〜
9
10
〜
12
1〜
3
4〜
6
7〜
9
10
〜
12
1〜
3
4〜
6
7〜
9
10
〜
12
全 体
製 造 業
非製造業
%
H30 7-9
全体 : 23.5
製造業 : 28.6
非製造業: 19.5
全 体
非製造業
製造業
︵
見
通
し
︶
(15)《平成 30 年 10−12 ⽉期「財務省関東財務局法人企業景気予測調査(埼玉県分)」》
30 年度下期は減少⾒込み、通期も減少⾒込み
■30 年度下期の「設備投資」は、全規模・全産業ベースで前年同期⽐ 3.0%の減少⾒込み
となっている。
■これを規模別にみると、大企業は同 2.8%の増加⾒込み、中堅企業は同 30.8%、中小企
業は同 5.5%の減少⾒込みとなっている。
■また、業種別にみると、製造業は同 0.5%、非製造業は同 4.0%の減少⾒込みとなって
いる。
■30 年度通期は、全規模・全産業ベースで同 0.4%の減少⾒込みとなっている。
【前年同期⽐増減率:%】
上 期 下 期 30 年 度
全 規 模 ・ 全 産 業 4.0( 11.5) ▲3.0( ▲12.2) ▲0.4( ▲3.3)
大 企 業 4.8( 13.2) 2.8( ▲8.4) 3.6( ▲0.3)
中 堅 企 業 7.1( 7.6) ▲30.8( ▲34.2) ▲16.8( ▲18.7)
中 小 企 業 ▲36.7( ▲13.8) ▲5.5( 12.7) ▲19.4( 1.1)
製 造 業 ▲7.9( 13.0) ▲0.5( ▲7.2) ▲3.8( 1.7)
非 製 造 業 11.9( 10.4) ▲4.0( ▲14.4) 1.4( ▲5.9)
( 注 ) ( ) 書 は 前 回 (30 年 7〜9 月 期 ) 調 査 結 果 。
(回答法人数 322 社)
(16)4 経済情報
(
1) 各種経済報告等
ア 内閣府「⽉例経済報告(12 月)」
《我が国経済の基調判断》
:平成 30 年 12 月 20 日公表
先⾏きについては、雇⽤・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩や
かな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海
外経済の不確実性、⾦融資本市場の変動の影響等に留意する必要がある。
《政策の基本的態度》
政府は、東日本⼤震災からの復興・創生及び平成 28 年(2016 年)熊 本地震か らの復 旧・
復興に向けて取り組むとともに、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全
化の双方を同時に実現していく。
このため、「経済財政運営と改革の基本方針 2018」、「未来投資戦略 2018」等を着実に
実⾏する。さらに、全ての世代が安⼼でき、活躍できる「全世代型社会保障制度」を実現す
るため、労働制度をはじめ制度全般の改⾰を進める。また、来年 10 月に予定されている消
費税率の引上げを控え、経済財政運営に万全を期す。
平成 30 年度第 1 次補正予算を迅速かつ着実に実施し、一連の自然災害の被災地の復旧・
復興を全⼒で進める。また、平成 30 年度第 2 次補正予算を編成し、12 月 14 日に閣議決定
した「防災・減災、国土強靭化のための 3 か年緊急対策」に速やかに着⼿する。
好調な企業収益を、投資の増加や賃上げ・雇⽤環境の更なる改善等につなげ、地域や中小
・⼩規模事業者も含めた経済の好循環の更なる拡⼤を実現する。
また、政府は、平成 31 年度予算の編成に向け、「平成 31 年度予算編成の基本⽅針」
(12 月7日閣議決定)及び「平成 31 年度の経済⾒通しと経済財政運営の基本的態度」
(12 月 18 ⽇閣議了解)を⽰した。
⽇本銀⾏には、経済・物価情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標を実現することを期待
する。
・ 個人消費は、持ち直している。
・ 設備投資は、増加している。
・ 輸出は、おおむね横ばいとなっている。
・ 生産は、緩やかに増加している。
・ 企業収益は、改善している。
企業の業況判断は、おおむね横ばいとなっている。
・ 雇用情勢は、着実に改善している。
・ 消費者物価は、このところ上昇テンポが鈍化している。
景気は、緩やかに回復している。
(17)イ 経済産業省関東経済産業局「管内の経済動向(10 月のデータを中心として)」
《 今 月 の 判 断 》
: 平 成 30 年 12 月 18 日 公 表
《要旨》
生産活動は、情報通信機械工業をはじめ 11 業種で上昇したことから、2 か月ぶりの上昇と
なった。
個人消費は、百貨店・スーパー販売額が 2 か月ぶりに前年同⽉を下回った。乗⽤⾞新規登録
台数は 2 か月ぶりに前年同⽉を上回った。
また、雇⽤情勢は、有効求⼈倍率が高い水準を維持するなど、総じてみると管内経済は、改
善している。
今後については、国際情勢や⾦融市場の動向等国内経済に与える影響について留意する必要
がある。
■鉱工業生産活動
鉱工業生産指数は、パルプ・紙・紙加工品工業、生産用機械工業等の 7 業種で低下したもの
の、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業、汎用機械工業等の 11 業種で上昇したこと
から、2 か月ぶりの上昇となった。総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる。
■個人消費
百貨店・スーパー販売額は 2 か月ぶりに前年同⽉を下回った。品目では、「婦人・子供服・
洋品」、「紳士服・洋品」が不調だった。コンビニエンスストア販売額は、68 か⽉連続で前年
同月を上回った。家電大型専門店販売額は、2 か月連続で前年同⽉を上回った。ドラッグスト
ア販売額は、20 か⽉連続で前年同⽉を上回った。ホームセンター販売額は、2 か月連続で前年
同月を上回った。
乗⽤⾞新規登録台数(軽乗⽤⾞の新規販売台数を含む)は、普通乗⽤⾞、⼩型乗⽤⾞、軽乗⽤
⾞全てで前年同⽉を上回り、3 ⾞種合計では 2 か月ぶりに前年同月を上回った。
総じてみれば、個人消費は持ち直している。
■雇用情勢
有効求⼈倍率は 2 か月ぶりに低下し、新規求⼈倍率も 2 か月ぶりに低下したものの、南関東
の完全失業率(原数値)は 17 か月連続で改善するなど、雇用情勢は着実に改善している。
新規求人数(原数値)を産業別にみると、「医療、福祉」、「製造業」、「教育、学習⽀援業」
などで前年同⽉を上回った。
《主要指標の動向(10 月)》
1.鉱工業生産活動
鉱 工業 生 産指 数 :104.3、前 月 比+1.6%(2 か 月 ぶり 上 昇)
出荷 指 数 :103.2、同 +3.8%(2 か 月 ぶ り上 昇 )
在庫 指 数 : 97.2、同 ▲2.1%(4 か 月 ぶ り低 下 )※ 平 成 22 年 基 準 、 季 節 調 整 済 指 数
管内経済は、改善している。
・鉱工業生産活動 〜緩やかな持ち直しの動きがみられる〜
・個人消費 〜持ち直している〜
・雇用情勢 〜着実に改善している〜
・設備投資 〜前年度を上回る⾒込み〜
・公共工事 〜5 か⽉ぶりに前年同⽉を上回った〜
・住宅着⼯ 〜2 か⽉ぶりに前年同⽉を上回った〜
(18) 2.個人消費
(1)百貨店・スーパー販売額
百貨 店・ ス ーパ ー 販 売額 :6,719 億円 、 既存 店 前 年同 ⽉ ⽐ ▲1.3%(2 か月 ぶ り減 少 )
百 貨 店販 売 額 :2,398 億円 、 同 +0.2%(4 か月 ぶ り上 昇 )
スー パー 販 売額 :4,321 億円 、 同 ▲2.1%(5 か月 ぶ り減 少 )
(2)コンビニエンスストア・家電大型専門店・ドラッグストア・ホームセンター販売額
コン ビニ エ ンス ス ト ア販 売 額 : 4,465 億 円、 前年 同 ⽉⽐ +0.7%(68 か月 連続 増 加)
家 電 大型 専 門店 販 売 額 : 1,485 億 円、 同 +0.8%(2 か月 連続 増 加)
ド ラ ッグ ス トア 販 売 額 : 2,283 億 円、 同 +6.1%(20 か 月 連続 増 加)
ホー ムセ ン ター 販 売 額 : 1,147 億 円、 同 +5.6%(2 か月 連 続増 加 )
(3)乗⽤⾞新規登録台数(軽乗⽤⾞販売台数を含む)
乗 ⽤ ⾞新 規 登録 台 数 :127,431 台、 前年 同 ⽉⽐+11.0%(2 か 月 ぶり 増 加)
普 通 乗⽤ ⾞ :49,710 台、 同+13.3%、 ⼩型 乗 ⽤ ⾞:38,739 台、 同+13.2%
軽 乗 ⽤⾞ :38,982 台、 同+6.3%
(4)実質消費支出(家計調査、関東・二人以上の世帯)
消 費 支出 :1 世 帯 当 た り 302,567 円 、前 年 同⽉ ⽐(実質 )+2.1%(2 か 月ぶ り 増加 )
3.雇用情勢
有 効 求⼈ 倍 率( 季 節 調整 値 ) : 1.62 倍、 前月 差▲0.03 ポイ ン ト (2 か 月 ぶり 低 下)
新規 求⼈ 倍 率( 季 節 調整 値 ) : 2.48 倍、 前月 差▲0.14 ポイ ン ト (2 か 月 ぶり 低 下)
事 業 主都 合 離職 者 数 : 16,169 ⼈、 前 年同 ⽉ ⽐+1.1% (2 か月 ぶ り増 加 )
南 関 東完 全 失業 率 ( 原数 値 ) : 2.3%、前 年 同 ⽉差 ▲0.4 ポ イン ト (17 か月 連続 改 善)
4.設備投資
法人 企業 景 気予 測 調 査(関東 ) : 全産 業 前年 度 ⽐ +12.7% 、製 造 業同+23.6% 、非 製 造業 同 +6.8%
設備 投資 計 画調 査 (首 都圏 ) : 全産 業 前年 度 ⽐ +28.4% 、製 造 業同+21.2% 、非 製 造業 同 +30.3%
(北 関東 甲 信) : 全 産業 前 年度 ⽐+20.1%、 製 造業 同+21.5%、 非 製造 業 同+16.6%
5.公共工事
平 成 30 年 度累 計 公 共⼯ 事 請負 額 :3 兆 3,663 億 円、 前 年同 ⽉ ⽐▲1.0%
公 共 ⼯事 請 負⾦ 額 :4,918 億 円、 前年 同 月比+20.4%(5 か 月 ぶり 増 加)
6.住宅着⼯
新 設 住宅 着 ⼯⼾ 数 :38,123 ⼾、 前 年同 ⽉ ⽐+5.3%(2 か 月ぶ り 増加 )
7.物価
消 費者 物 価指 数 〈関 東、 生 鮮食 品 を除 く 総合 〉 :101.5、前 年同 ⽉ ⽐ +1.1%(19 か 月連 続 上昇 )
国 内企 業 物価 指 数〈 全国 〉 :102.3、前 月 比+0.3%、 前年 同 ⽉⽐ +2.9%(2 か月 連 続上 昇 )
(19)ウ 財務省関東財務局「埼⽟県の経済情勢報告(10 月判断)」
《総括判断》
平成 30 年 11 月 1 日公表
緩やかに回復しつつある
個人消費は、乗⽤⾞の新⾞登録届出台数が前年を下回っているものの、百貨店・スーパー
販売額、コンビニエンスストア販売額は前年を上回っており、全体として緩やかに回復しつ
つある。
生産活動は、生産用機械が減少しているものの、化学、業務用機械が増加しているなど、
全体として持ち直している。雇用情勢は、改善している。
先⾏きについては、雇⽤・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果により、着実に
景気が回復していくことが期待される。ただし、海外経済の動向などを注視する必要がある。
【各項目の判断】
項目
判断
主な要点
個 人 消 費 緩 や か に 回 復 し つ つ あ る
百 貨 店・ ス ーパ ー 販売 額 は 、猛 暑 の影 響 で飲 料 やア イ
スな ど が好 調 であ り 、前 年 を 上回 っ てい る 。コ ン ビニ エ
ンス ス トア 販 売額 は 、カ ウ ン ター ま わり の 商品 や 総菜 な
どが 好 調で あ り、 前 年を 上 回 って い る。 乗 ⽤⾞ の 新⾞ 登
録届 出 台数 は 、普 通 ⾞、 軽 乗 ⽤⾞ は 前年 を 上回 っ てい る
もの の 、⼩ 型 ⾞は 前 年を 下 回 って い る。 こ れら の こと な
どか ら、個 人消 費 は全 体 とし て緩 や かに 回 復し つ つあ る。
生 産 活 動 持 ち 直 し て い る 生 産 を業 種 別に み ると 、 生 産用 機 械が 減 少し て いる ものの 、 化学 、 業務 用 機械 が 増 加し て いる な ど、 全 体と し
て持 ち 直し て いる 。
雇 用 情 勢 改 善 し て い る で推 移 して い るな ど 、雇 用 情 勢は 改 善し て いる 。 有効 求 ⼈倍 率 は上 昇 して お り 、完 全 失業 率 は低 い ⽔準
設 備 投 資 30 年 度 は 減 少 ⾒ 通 し と な っ てい る(全 規 模 ・ 全 産 業) 30 年度 の設 備 投資 計 画は 、製 造業 で は前 年 ⽐ 1.7%の増加 ⾒ 通し 、 非製 造 業で は 同 5.9%の 減 少⾒ 通 しと な っ
てお り、全 産業 で は 同 3.3%の減 少 ⾒通 し とな っ てい る。
企 業 収 益 30 年 度 は 減 益 ⾒ 通 し と な っ てい る(全 規 模)
30 年度 の経 常 損益( 除く「 電気・ガ ス・⽔ 道 業 」、「 ⾦
融業 、保険 業」)は、製 造業 では 前 年 ⽐ 32.9%の 減 益⾒
通し 、非 製 造業 で は 同 6.4%の増 益 ⾒通 し とな っ てお り、
全体 で は 同 21.4%の 減 益⾒ 通し と なっ て いる 。
企 業 の
景 況 感 「 下 降 」 超 と な っ て い る ( 全 規 模 ・ 全 産 業 )
先⾏ き につ い ては 、30 年 10〜12 月期 に「上 昇 」超 に
転じ る ⾒通 し とな っ てい る 。
住 宅 建 設 前 年 を 上 回 っ て い る 新 設 住宅 着 ⼯⼾ 数 をみ る と 、持 家 、貸 家 は前 年 を下 回
って い るも の の、 分 譲住 宅 は 前年 を 上回 っ てい る 。
公 共 事 業 前 年 を 下 回 っ て い る 前 払 ⾦保 証 請負 ⾦ 額を み る と、 独 ⽴⾏ 政 法⼈ 等 、国 で前年 を 上回 っ てい る もの の 、 市区 町 村、 都 道府 県 で前 年
を下 回 って お り、 全 体と し て 前年 を 下回 っ てい る 。
(20)エ 財務省関東財務局「管内経済情勢報告(10 月判断)」
《総括判断》
:平成 30 年 11 月 1 日公表
回復している
個人消費は、百貨店販売額が前年を下回っているものの、スーパー販売額及びコンビニエ
ンスストア販売額が前年を上回っており、全体として回復しつつある。
生産活動は、輸送機械が減少しているものの、化学、電気機械が増加しているなど、全体
として緩やかに持ち直している。雇用情勢は、改善している。
先⾏きについては、雇⽤・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果により、着実に
景気が回復していくことが期待される。ただし、海外経済の動向などを注視する必要がある。
【各項目別判断】
項目
判断
主な要点
個 人 消 費 回 復 し つ つ あ る
ス ー パー 販 売額 は 、猛 暑 の 影響 で 飲料 や アイ ス など が
好調 で あり 、 前年 を 上回 っ て いる 。 コン ビ ニエ ン スス ト
ア販 売 額は 、 カウ ン ター ま わ りの 商 品や 総 菜な ど が好 調
であ り 、前 年 を上 回 って い る 。百 貨 店販 売 額は 、 化粧 品
や高 額 品は 堅 調で あ るも の の 、天 候 不順 の 影響 も あり 、
⾐料 品 の売 れ ⾏き が 不調 だ っ たこ と から 、 前年 を 下回 っ
てい る 。家 電 販売 額 は、 白 物 家電 が 好調 で あり 、 前年 を
上回 っ てい る 。
ま た 、乗 ⽤ ⾞の 新 ⾞登 録 届 出台 数 は、 普 通⾞ 、 軽乗 用
⾞が 前 年を 上 回っ て いる も の の、 ⼩ 型⾞ が 前年 を 下回 っ
てお り 、全 体 とし て 前年 を 下 回っ て いる 。 この ほ か、 旅
⾏取 扱 ⾼及 び 外⾷ 産 業の 売 上 ⾼は 前 年を 上 回っ て いる 。
これ ら のこ と など か ら、 個 人 消費 は 全体 と して 回 復し つ
つあ る 。
生 産 活 動 緩 や か に 持 ち 直 し て い る
生 産 を業 種 別に み ると 、 輸 送機 械 が減 少 して い るも の
の、 化 学、 電 気機 械 が増 加 し てい る など 、 全体 と して 緩
やか に 持ち 直 して い る。
な お 、非 製 造業 で は、 リ ー ス業 の 取扱 高 、情 報 サー ビ
ス業 及 び広 告 業の 売 上高 は 前 年を 上 回っ て いる 。
雇 用 情 勢 改 善 し て い る 低い 水 準で 推 移し て いる な ど 、雇 用 情勢 は 改善 し てい る。 有効 求 ⼈倍 率 は緩 や かに 上 昇 して お り、 完 全失 業 率は
設 備 投 資 30 年 度 は 増 加 ⾒ 通 し と な っ てい る(全 規 模 ・ 全 産 業) 製 造 業で は 前年 ⽐ 25.7%の増 加 ⾒通 し 、非 製 造業 で は同 11.5%の 増加 ⾒ 通し と なっ てい る。全 産業 で は同 16.5
%の 増 加⾒ 通 しと な って い る 。
企 業 収 益 30 年 度 は 減 益 ⾒ 通 し と な っ てい る(全 規 模) 製 造 業で は 前年 ⽐ 3.1% の 減益 ⾒ 通し 、 非製 造 業で は同 0.5%の 減 益⾒ 通 しと な っ てい る 。全 産 業で は 同 1.5
%の 減 益⾒ 通 しと な って い る 。
企 業 の
景 況 感 「 上 昇 」 超 と な っ て い る ( 全 規 模 ・ 全 産 業 ) 降」 超 幅が 縮 小し て いる 。 大企 業・中 堅企 業 は「上 昇」超に 転 じ、中小 企 業は「 下
住 宅 建 設 前 年 を 上 回 っ て い る 新 設 住宅 着 ⼯⼾ 数 をみ る と 、持 家 、貸 家 、分 譲 住宅 の
いず れ も前 年 を上 回 って い る 。
公 共 事 業 前 年 を 下 回 っ て い る 前 払 ⾦保 証 請負 ⾦ 額を み る と、 都 道府 県 で前 年 を上 回って い るも の の、 独 ⽴⾏ 政 法 ⼈等 、 国、 市 区町 村 で前 年
を下 回 って お り、 全 体と し て も前 年 を下 回 って い る。
(21)(
2) 今月のキーワード「マイクロファイナンス」
・「マイクロファイナンス」とは、貧しい人たちへの少額融資の提供等を通じて、彼らが仕事
で⾃⽴し、貧困から脱出することを⽬指す⾦融サービスです。
・2006 年、バングラデシュのムハマド・ユヌス博⼠がマイクロファイナンス機関「グラミン
銀⾏」を設⽴した功績でノーベル平和賞を受賞したことをきっかけに、グラミン銀⾏のモデ
ルをベースとしたマイクロファイナンスが世界中に普及・拡大しています。
・近年では、国連が掲げる SDGs「持続可能な社会のために貧困をなくす」という考え方と相
まって、マイクロファイナンスに対する関⼼が更に⾼まっています。
■途上国ばかりでなく、先進国でも通用
・グラミン銀⾏のモデルは、借り⼿が 5 人1組の互助グループをつくることが特徴です。
・5 ⼈とグラミン銀⾏は、定期的なミーティングを通じて互いの悩みやニーズを共有します。
自分だけでなく他のメンバーも仕事に就けるよう、仕事がうまくいくように互いにサポート
します。その結果、連帯意識が醸成されるため、貸倒率は⾮常に低くなっています。
・このグラミンモデルはおよそ 60 か国で展開されており、途上国ばかりでなく先進国での成
功もあります。例えば、2007 年に⽶国で設⽴された「グラミンアメリカ」は、約 10 年間で
9.4 億ドルの融資を⾏い、10 万 9,000 人の雇用を創出しました。
■日本に浸透するか
・今年の 9 月に⼀般社団法⼈「グラミン⽇本」が設⽴され、⽇本でもいよいよマイクロファイ
ナンスが本格化します。
・厚⽣労働省によると、⽇本国⺠の 6 人に 1 人(約 2,000 万人)が相対的貧困の状況にありま
す。特に⼀⼈親世帯の貧困率は過去 30 年以上⼀貫して 50%を超えており、これは OECD 加
盟国の中でも突出した水準です。
・貧困のほとんどは、親が非就労や非正規労働であることに起因します。このためグラミン日
本は、貧困に苦しむ一人親(シングルマザー)の起業、就労、キャリアアップのための融資
を主に手掛けます。
・彼らは⾦銭的に困っているだけではなく、近隣に実家や親戚がおらず、誰も助けてくれる⼈
がいないなど「関係性の貧困」も抱えています。
・こうした⼀⼈親(シングルマザー)は互助グループをつくることも容易ではありません。そ
うした中でグラミン日本が彼らにしっかりと寄り添えるかどうかが、マイクロファイナンス
が日本に浸透するカギといえそうです。
「グラミン日本」が目指す社会(一部抜粋)
貧困のない、活き活きと生きられる社会
貧困、生活困窮から脱却する助けが
整備されている社会
プチ起業・小商いが普通にできる社会
ジョブ・クリエイターが活躍できる社会
地域・コミュニティが互いに助け合い、
共感のある社会
(22)(
3) 今月のトピック「埼玉県内企業の雇用」
従業員数の現状判断は、「不⾜気味」超幅が縮⼩
■財務省「法⼈企業景気予測調査(埼⽟県分)」(第 59 回 平成 30 年 10−12 月期調査)によ
ると、平成 30 年 12 月末時点の「従業員数判断 BSI」は、全規模・全産業ベースで 26.6%
ポイントと「不⾜気味」超幅が縮⼩している。
■これを規模別にみると、大企業は、中堅企業では「不⾜気味」超幅が拡⼤しており、中小企
業では「不⾜気味」超幅が縮⼩している。
■また、業種別にみると、製造業では「不⾜気味」超幅が拡⼤しており、非製造業では「不⾜
気味」超幅が縮小している。
■先⾏きについては、⼤企業、中堅企業、中⼩企業いずれも「不⾜気味」超で推移する⾒通し
となっている。
〔従業員数判断 BSI(原数値)〕
(期末判断「不⾜気味」−「過剰気味」社数構成⽐) 【単位:%ポイント】
30 年 9 月 末
前 回 調 査 30 年 12 月 末 現 状 判 断 31 年 3 月 末 ⾒ 通 し 31 年 6 月 末 ⾒ 通 し
全 規 模 ( 全 産 業 ) 28.5 26.6( 26.0) 23.1( 26.0) 17.8
大 企 業 20.3 22.1( 20.3) 22.1( 21.7) 17.6
中 堅 企 業 30.7 36.5( 29.3) 31.1( 30.7) 21.6
中 小 企 業 30.9 24.2( 26.9) 20.2( 25.7) 16.3
製 造 業 22.6 24.3( 22.6) 19.1( 22.6) 14.8
非 製 造 業 31.9 27.8( 27.9) 25.4( 27.9) 19.5
(注)( )書は(30 年 7〜9 ⽉期)調査時の⾒通し。 (回答企業数 322 社)
【出典:財務省関東財務局】
〜内容について、ご意⾒等お寄せください〜
発⾏ 平成 30 年 12 月 28 日
作成 埼玉県企画財政部 計画調整課
計画・総括担当 河野(カワノ)
電話 048−830−2134
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