Part4
学内ソフト実践編
Chapter7
画像の編集
Chapter8
レポート・スライドの作成
Chapter9
学習教材と学内ソフトについて
Chapter7
画像の編集
この Chapter では、デジタルカメラで撮影した写真に文字を 挿入したり、サイズの縮小や拡大の仕方を説明します。 また、Word による簡単なポスターの作成方法も説明します。4-7-1 写真の加工
4-7-2 写真の挿入
4-7-3 ポスター作成
4-7-1
写真の加工
写真の加工とは、デジタルカメラ等で撮った画像・写真を PC のソフトで、見 やすく調整したりするものです。 ここでは、Photoshop Elements の技法を使い画像の明るさや大きさ、文字の挿 入の仕方を説明します。画像編集は、大学の講義でも多く扱われています。 画像の明るさの調整の仕方は、[ クイッ ク補正 ] 機能を使います。 まず、補正したい画像を [ ファイルブ ラウザ ] で開いておきます。 [ 画質調整 ] メニューから [ クイック補 正 ] を選択します。 [ クイック補正 ] ウィンドウが表示され るので、まず、[ カテゴリを選択 ] でカテ ゴリをクリックして選び、続いて [ 補正 方法を選択 ] で補正方法をクリックして 選びます。 ここでは [ 明るさ ] と [ 明るさ・コン トラスト ] を選択しました。■ 画像の明るさ調整
画像の編集 ウィンドウの右側にスライダが表示さ れているので、まずは、[ 明るさ ] のスラ イダをドラッグして調節します。 数値を大きくすれば明るくなり、小さ くすると暗くなります。 すると補正が確定し、画像が明るくな りました。 明るさの他にもカラーやピントなどの 補正をしたい場合は一つ前のところで [OK] ボタンをクリックする前に、それぞ れ補正することができます。 [ 現在 ] で表示される画像を見ながら、 ちょうどよい明るさに調節しましょう。 必要があれば [ コントラスト ] のスライ ダも動かして調節しましょう。よければ [OK] ボタンをクリックします。
解像度とピクセル(画素数)
デジカメや PC で扱う画像が写真は、小さなピクセル(画素)と呼ばれ ている点が集まってできています。このピクセルが、1 インチあたりどの 位あるかを示した値が「解像度」です。この値が大きい程きめの細かい画 像ということになります。 また「ピクセル(画素)数」は、四角形の画像の横方向と縦方向のピク画像の大きさを変更するには、[ ズー ムツール ] を使います。 ツールボックスの [ ズームツール ] を クリックし、次にオプションバーの [ ズー ムイン ] ボタンをクリックします。 画像の拡大したい部分をクリックしま す。 すると、クリックした部分が拡大表示 されます。 クリックを繰り返すと、さらに拡大す ることもできます。 ※ドラッグでの拡大表示は、[ ズームツール ] で拡大表示したい部分を囲むようにドラッグす ると、その部分が画像のウィンドウいっぱいに なるように拡大表示されます。
■ 画像の表示サイズの変更
▲ 画像の拡大
デジカメ画像を使う時の注意
デジタルカメラの画像をそのまま使うと大き過ぎる場合があります。文 章で使うなら 1024 × 768、Web で使うなら 800 × 600 程度が扱いやす いサイズです。また、印刷しないのであれば画質は [ 標準画質 ] で十分です。画像の編集 画像を縮小表示させるには、まず、ツー ルボックスの [ ズームツール ] をクリッ クします。 次にオプションバーの [ ズームアウト ] ボタンをクリックし、画像の縮小ボタン をクリックします。 すると、拡大表示された時と同じよう にクリックした部分が縮小されます。
▲ 画像に縮小
ウインドウサイズの変更
[ズームツール]のオプションバーには [ ウィンドウサイズを変更 ] とい う項目があります。ここにチェックをつけておくと、画像の拡大・縮小に 合わせ、画像ウィンドウのサイズも変更されます。画像を使いたいサイズに変更するに は、サイズを変更したい画像を [ ファイ ルブラウザ ] で選び、開いておきます。 [ イメージ ] メニューから [ サイズ変更 ] → [ 画像解像度 ] を選択します。 [ 画像解像度 ] ウィンドウが表示されま す。 下部にある [ 縦横比を固定 ] と [ 画像の 再サンプル ] にチェックをつけ、[ ドキュ メントサイズの幅 ] または [ 高さ ] に変 更するサイズを入力して、[OK] ボタンを クリックします。 すると [ 画像解像度 ] ウィンドウで設 定したサイズに、画像のサイズが変更さ れます。 ※画像のサイズを縮小する場合は問題ないので すが、拡大するとギザギザが目立ち、画像が粗 くなってしまいます。
■ 画像解像度の変更
画像の編集
画像の再サンプルとは?
画像のサイズを小さくしましたが、このとき [ 画像解像度 ] ウィンドウで、 [ 画像の再サンプル ] にチェックをつけました。 この場合、解像度は元画像のものと同じままになります。すると、画像 サイズが小さくなったぶん画像の総ピクセル数が減ります。 つまり、画像の総ピクセル数は変わらずファイルサイズが小さくなった わけです。 画像サイズを小さくするときに [ 画像の再サンプル ] のチェックを外し た場合、画像の総ピクセル数は、そのままになるので、画像サイズが小さ くなったぶん解像度は高くなります。つまり、ファイルサイズは変わらず、 よりきめの細かい画像になるというわけです。画像に文字を入力するには、文字ツー ルを使用します。 ツールボックスで文字ツールの部分を しばらくクリックしたままの状態にする と [ 横書き文字ツール ] と [ 縦書き文字 ツール ] など4種類から選択できるよう になります。 画面上をクリックし、キーボードから 文字を入力していきます。 ※改行する時は Enter キーを押します。 文字を確定するには、オプションバー にある [ 現在の編集をすべて確定 ] を クリックすれば入力した文字が確定しま す。 確定したあとに修正するには、文字 ツールを選択して、文字の修正したい部 分をクリックして入力し直します。
■画像に文字を入力
画像の編集
4-7-2
写真の挿入
ここで説明するのは、Word や PowerPoint を使うときに、画像を使って表現 したい場合の写真の挿入の仕方です。 まず、加工した写真を使う場合は、その写真を保存する必要があります。 保存する場合は、ファイル形式を指定する必要があります。 ここでは、代表的なファイル形式をとりあげます。■保存形式と用途
Photoshop 形式
Photoshop EPS 形式
Photoshop PDF 形式
JPEG 形式
CompuServe GIF 形式
TIFF 形式
BMP 形式
PhotoShop Elements の標準のデータ形式です。複数の 画像がある場合、この形式でしか保存できません。 DTP で使用されるファイル形式です。PostScript プリン タでプリントアウトするときに使うときれいに印刷がで きます。 Windows や Macintosh などの OS やアプリケーションに 関係なく保存できる形式です。 データを圧縮してファイルのサイズを小さくできるもの です。メールやホームページで使用するときに便利です。 ホームページで表示する画像に使われるファイル形式で 色数は 256 色で色の再現性に限界はありますが、ファイ ルのサイズが小さくてすみます。 ほとんどの OS で、データの交換が出来るファイル形式 です。 画像ファイル形式の一つで、Windows での標準フォー マットです。初期のパソコンは、BMP 形式を使用してい ました。ここでは、Word への挿入の仕方を説 明します。まず、メニューバーの [ 挿入 (T)] から [ 図 (P)] → [ ファイルから (F)] を選 択します。
■ Word への挿入
すると、[ 図の挿入 ] のウィンドウが 表示されるので、そこから選択し [ 挿入 ] を選択します。 [ 挿入 ] を選択すると、Word の画面に 選択した画像が表示されます。画像の編集
4-7-3
ポスター作成
■オートシェイプ
Word は文章を作成する機能だけではなく、簡単なポスターや絵を書く機能も 持っています。図形描画という機能を使って簡単な掲示物を作成できます。 ここでは、Word を使ったポスターの作成を説明していきます。 オートシェイプとは [ 図形描画 ] ツー ルバーにある機能の一つで、線や四角形、 円などの基本図形が用意されています。 [ 図形描画 ] ツールバー→ [ オートシェ イプ (U)] → [ 基本図形 (B)] で表示されま す。 [ 図形描画 ] のほかの機能として、直線 を引く機能などがあります。 ここでは、線や基本図形を使用して、 右のような地図を作成します。[ 図形描画 ] ツールバー表示
[ 図形描画 ] ツールバーが表示されていない場合は、[ 表示 (V)] → [ ツー ルバー (T)] → [ 図形描画 ] を選択するとツールバーが表示されます。[ 図形描画 ] ツールバーの [ 直線 ] を選 択します。 線を引き始める点にマウスポインタを 合わせドラッグします。 地図の大枠を書き終えたら、線の太さ を変更します。 変更する線を選択し、右クリックしま す。[ オートシェイプの書式設定 (O)] を クリックします。 [ オートシェイプの書式設定 (O)] ウィ ンドウの [ 色と線 ] → [ スタイル (S)] で 線の太さを変更します。 マウスポインタ
画像の編集 線のパターンを変更する場合は、[ オー トシェイプの書式設定 (O)] ウィンドウ→ [ 色 (O)] → [ 線のパターン (P)] をクリッ クします。 [ 線のパターン ] のウィンドウで、[ パ ターン (T)] タブから使いたい柄を選び、 [OK] をクリックします。 ※ 線が細すぎると線のパターンの効 果が見づらくなるので、線は太い方がよ いです。
地図に書かれているリボンを挿入する には、[ オートシェイプ (U)] → [ 星とリ ボン (S)] の中から、選択します。 挿入したい場所に範囲を指定します。 文章を挿入するには、挿入したリボン のオートシェイプを選択します。 右クリックし、[ テキストの追加 (X)] をクリックします。 [ オートシェイプの書式設定 ] ウィンド ウを開き、背景色や線の色を設定します。
画像の編集
■ 図形の作成
駅の名前や集合場所を図形で表しま す。ここでは、[ 桜 ] を作成します。 ツールバーの [ 挿入 ] から、[ 図 (P)] を 選択し、[ オートシェイプ (U)] を選択し ます。 [ オートシェイプ (U)] を選択すると [ 図 形描画 ] ツールバーが表示されます。 [ オートシェイプ (U)] を選択し、[ 基本 図形 (B)] を選択します。 ここでは、[ 桜 ] の花びらを表現するた めに [ ハート ] を選択します。[ ハート ] を選択すると、画面にハート が表示されます。 [ ハート ] を右クリックし、[オートシェ イプの書式設定 (O)] を選択します。 [ オートシェイプの書式設定 (O)] で [ 塗りつぶし ] の色を [ ローズ ] にします。 線の色は [ 赤 ] を選択します。
画像の編集 [ オートシェイプの書式設定 (O)] で選 択した色が、[ ハート ] に表示されます。 白い丸をドラッグするとサイズ変更が できます。 緑の丸をドラッグすると回転させるこ とができます。 サイズの変更・回転と [ コピー ] を繰 り返して [ 桜 ] になるように配置します。 [Ctrl] キーを押しながら、[ ハート ] を 一つずつ選択し、右クリックで [ グルー プ化 (G)] を選択します。 すると、移動するときに個別に移動す る手間がなくなり、全体を移動させるこ とができます。
また、[ クリップアート ] を選択し、[ 検 索 ] で [ 桜 ] を入力します。 その中から、背景に合うものをページ 内にドラッグします。 選択した [ クリップアート (C)] の [ 桜 ] を一番後ろに配置するには、[ 図 ] ツール バーから [ 折り返し ] をクリックした後 に [ 背面 (D)] を選択します。 [ 背面 (D)] を選択したら、先程の白い 丸ボタンと緑の丸ボタンを使って、配置 したい場所にしたら、完成です。
画像の編集
■ ワードアート
ポスターの見出しは、標準の文字では 目を引きませんから、デザインに凝った カラフルなものがよいでしょう。 そこに役立つのがワードアートです。 [ 図形描画 ] ツールバーの [ ワードアー ト ] をクリックします。 すると [ ワードアートギャラリー ] ウィ ンドウが表示されます。 ワードアートの種類を選択します。 [ ワードアートテキストの編集 ] のウィ ンドウが表示されるので、文字を入力し ます。 [OK] をクリックします。 ワードアートが挿入されます。ワードアートツールバー
ワードアートのデザインをあとから変えたいときは、ワードアートツー ルバーにある [ ワードギャラリー ] をクリックします。また、挿入し たワードアートを移動させたい場合は [ テキストの折り返し ] をクリッ■テキストボックス
図形のように、移動可能な文字領域のことです。 ドラッグで範囲を指定します。挿入し たい場所にカーソルを置き、文章を文字 を入力します。用途にあった大きさにし ます。 [ 図形の調整 ] から [ テキストボックス ] をクリックします。 文字を入力します。画像の編集
■ ページ設定
ページ設定とは、文字数や行数を設定 したり、縦書きから横書きにしたりでき る機能のことです。また、印刷する用紙 サイズの設定、余白の設定などもできま す。 大学の講義では、講義により、ページ 設定などを指定される講義もあります。 ページ設定の表示は [ ファイル (F)] → [ ページ設定 (U)] をクリックします。 すると [ ページ設定 (U)] ウィンドウが 表示されます。▲ 文字数と行数
課題などで、あらかじめ文字数と行数 を指定される場合があります。 [ 文字数と行数 ] タブを選択し、[ 文字 数と行数を指定する (H)] にチェックを入 れると [ 文字数 (E)] と [ 行数 (R)] が指定 することができます。 [ 行数 (R)] に必要な行数を指定し、[OK] をクリックします。 文字数と行数を指定したい場合は、 [ 文 字 数 と 行 数 を 指 定 す る (H)] に チェックをします。 すると、文字数と文字の大きさや行数 を指定することができます。▲ 余白
余白の設定を使用すると初期値の余白 幅よりも、広くしたり狭くしたりするこ とができます。 [ ページ設定 (U)] の [ 余白 ] タブを指定 します。ここでは、[ 印刷の向き ] も指定 することができます。 [OK] をクリックすると設定が完了され ます。画像の編集
▲ 用紙
印刷に利用する用紙を指定します。 ICC では、通常、利用する用紙サイズ は A4 に指定されています。
■ クリップアート
ワードで作成する文章には、文字だけ でなく図を入れることもできます。 Office に付属している、クリップアー トと呼ばれるイラストなどの図を文章に 挿入すると、見栄えがよく効果的な文章 が作れます。 メニューから、[ 挿入 ] を選択し、[ 図 ] から [ クリップアート (C)] を選択します。 [ クリップアート (C)] を選択すると画 面右側に [ クリップアート (C)] の作業 ウィウンドが表示されます。 [ 検索 ] に自分が探しているキーワード を入力します。必要に応じて [ 探す場所 ] と [ 種類 ] を指定します。 指定したら [ 検索 ] ボタンをクリック します。 ※ [ 図形描画 ] ツールバーからもクリップアートを挿入できます。 [ 図形描画 ] の [ クリップアート ] をクリックすることで挿入ができます。画像の編集 ウィンドウにキーワードに該当する [ クリップアート (C)] が、表示されるので、 必要に応じてスクロールします。[ クリッ プアート (C)] をクリックすると、カーソ ルの場所に挿入されます。