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C.Marlowe の Imagery : Tamburlaine the Greatpart I の場合

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(1)Title. C.Marlowe の Imagery : Tamburlaine the Greatpart I の場合. Author(s). 渡部, 一雄. Citation. 北海道学芸大学紀要. 第一部. A, 人文科学編, 15(1): 33-48. Issue Date. 1964-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/3775. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第15巻 第1号 A. 昭和39年8月. 北海道学芸大学紀要(第一部). lowe の lmagery C. Mrar l i - - ”Ta a 1 mbur nethe Grea. 渡. 部. Par tl. 一. の場合 --. 雄. 北海道学芸大学釧路分校外語外文教室 Kazuo W’ATANABE: C. M[ARLOWE’ s 工magery ” ’ b l T i h G a -in ・ m ura ne t e r ear -. 序. 論. l i l 最 近, Ca v n Ho昼man が, Shakespeare= Mar owe を 力 説 し て 話 題 を 賑 わ し, Si r Thomas Wa l i s ngham の墓発きを した事は有名なことであり, 記憶に新たである。 もっ とも, この度の墓発 き は失 敗 した が, 過 去, 例 え ば, 1897 年 の W. G. Zi egl ar の 様 に, こ の 様 な 説 が, 時 々, 出 現 し. た。 しか し, その度に, ある程度の説得力を持ち, 人の心を奪っ ている。 その第一の理由は, 先ず l の代替人がほかならぬこの C. Mar owe で あ る か ら だ。 こ の度 の Ho賃man の力説 し. Shakespeare. ford で殺害されて ようと して い る 点 は, 次 に, 生 年 月 日 の 問 題 で あ り, Mar l owe は実は例の Dept ) 即ち S l l 釈 了 h M い な いと い う の で あ る1 i i が こ そ で arowe が殺害されたように し, 彼 r asng am , , 。 を墓 穴 に 入 れた 事 に して, 地 下 に も ぐら せ た, と い う の で あ る。 Mar lowe が殺害されてから 4 ケ 月 後 の 1593 年 9月 に Wi l l i am shakespeare 作と扉に記入さ ,. れた. “”のz“s. Zr が 世 に 出 た が, こ の W.Shakespeare と い う 名 前 が 出 た の は, こ れ が 最 7 α zd Adの2 初 だと 力 説 し, さ ら に, Shakespeare の3 0 歳までの生涯の記録は皆無に等しい, と述べている事は. 周 知 の 通 り で あ る。 f A1 t や, その他の人々が, 語学的見地から論文その他で, この説に反対 している様で red Har ある。. この小論は, 以上の問題にも関連してくるが, 紙面の都合上, 彼 の23歳 の 時 の 力 作 ”丁α フル み“γ Z Z り G r e γm の第一部だけを研究の対称とし, 文学的に, 宗教的に, 生理学・地理学的に分 Q肥 2 析, 考察 し, 一般に考えられている様な, 流血, 征服慾, 或は, 倣然たろ大獅子肌といっ た表面的 l imagery=menta な も の で は な く て, も っ と, 彼 独 自 の, 詩 人 と して の 想 像 力, パノ ラ マ 式 の 心 像 (. image ) を解明し, 彼の論理的構成形式を把握して, ルネッサンス万能の気風を最大限に発揮し, s 英文学史上画期的な地位を確保 しているこの作品を再評価したい, というのが主たる目的である。 l な お, この 論 文 は, 昭 和 33 年 以 来, 発 表 して 来 た C. Mar owe に関する一貫 した研究の一部 ) -5 で ある1 1 . ギリ シヤ ・ロ ーマ 悲 劇 の 影 響 1のれ加γなぜ こ の 作 品 “7 “ez庇 Gだα. は, 前 に 述 べ た 様 に, 再 度, Shakespeare に擬せられる程. } 歳 の 頃 即 ち 1587-8 年 の 冬 に ア l の天才詩人, 天才劇作家, C, Ma r ow が, わ ず か 23 歳 か 241 , , ジアの英雄 Timd r の伝記を骨子として, 超人的野望, 征服慾を主題として, 第一部五幕を完成し た。 続 い て, 第 二 部 五 幕 が 創 作 さ れ, の べ 4 628 行 の 5 音 歩 無 韻 詩, B1 ank Verse から出来ている。 , 3- -3.

(3) . 渡 部. 一 雄. こ の 様 に, Timdr の伝記に依拠 しているが, 第一に彼の imagery の 骨 格 と な っ て い る ロ ー マ ・. ギリシャの影響を比較検討 し, 考察 してゆきたいと思う。 第一部全体の中で, これに関係している ものを列挙すると, 1 ( ) ギリシャ的依拠 l 1 i i i 工 tot s e の思想 . v .18~29 . そ の 他 … … Ar d l P 4 H i i i i 1 0 N 1 工 工 … a r e s… e r c u n . . . 神話 . , em.1 ’ 口1 i i .109. Typhons loins… … Hesiod の theog. 306什. . i. lv,. l i i i i i ・日神 He ra o の子. 神話 ns ck so・ …・ . 49. C1ymenes b ) 39 D ” , Tメ i i to . . 24α‘ず6 プ ア r… P1a , . . 96. P1atoS Wondrous year. IV,. i v.. 工V.. ’gol 9.Ja den Heece l chos s。n Co .… … ギ リ シ ャ 伝説. ” IV, iv. 17. Ye Furies,that can make… … Musaeus 2de〆, の 最 初 の 個 所 フメ Leα’ . Hem α P l IV. i l i a の妹 rocne の事 ome v . 24 .Progne .… … ギ リ シ ャ 神 話 の Ph “ V, i ・ 2de〆’ ”7 th her rusty coach・ . i 二… 上 記 鼠em αフメ ムe . 231, darkness wi 1 he ground… … 同 上.工 V. i i . .271. check t .143~4. 2 ( ) ローマ的依拠 d が書いた Jove 11 l des i i i t son 。f heavenly ops . v .… …ov . 13 the e 7 ) 111 i i . i .104 . Hercules… … ovid, N1etam. IX. 182 畳. 及 び 136 H. 8 ) I V. i 0 i i 7 an drugs… … ovid, N[etam. VI . 264. . . Thessal IV.. の生涯の影響あり。. 1 d, N1 i i i t thon… … ov e am.1 . 49 .1~366 . .750 昼. 及 び エ . Phae. i i 工V. i .. i 4. Cephalus…‐‐ ovid, N1etam. vi . 681. . 762 H , 及 び vi. 9 ) 工V. iv. 17. Fur id i tam.IV,450 ”. e es… …ov , N1 IV・ iv d i i tam・565 e r呉c an Ki ng… … ov ・ 24 ・ Th . , ~1. l の使用する 用 語 V.・i i rgi . 171 . Styx… … Vi d V. i i i 3 t am.IV,490 e . . 19 . N1 .the Stygian snaks… … ov i i l id th her rusty coach… … Vi rgi . 231. drakness Wi . Aene . V.721 . ’ ains d I A d l A V V. i T d V i i i i i 1 8 3 t e e a s … … s n r e n e u r n u g g. . . . , V.. l l 5 d の 他 Seneca. De lra l i ・ V. i .35 , .… …ovi . 193 ,the stygian snaks. 上記の中には直接引用 した用語4まかりでなく, 彼が参照したもの, 即ち, 創作の際 心像に画い ていたものも入っ ている。 各分野に別れる複雑なこの心像は, 作者を地下にもぐらせて, 偽名を使 用 した と して も 覆 い 隠 せ る も の で は な い。 l l dge 大 学 の Corpus Chr i i Co i t s ege 彼 が 1579年1 月 14 日 Ki ngs School に 入 学 し, Cambr. 時代, 更に, M.A. 授与までの履歴と, 上記の作品個所とを比較検討 した場合, 結論としていえる l l i t 事 は, Mar owe は Ar s 。t e 主 義 者 で あ り, ロ ー マ よ り は む しろ, ギ リ シ ャ 的 精 神 の 持 主 で あ っ た と い う 事 で あ る。 l i 周 知 の 通 り, Ar t。t s e の 説 で は, Drama と は, 模 倣 す る 事 で あ り, rhythm を愛す る こ と で あ des i ipi l tophanes たちが, 作 s es os る。 叉, ギ リ シ ャ の 悲 劇 作 家, 例 え ば, Ai schy ,Ar ,Eur ,Sophokl l r 。Weは, 実在の人物 Tim日r の生涯にそれ 品の題材を, 慣習通り, 神話伝説から取材 したが, Ma. を求め, この作品の Prologue で述 べている様に, 今迄の 「歌を歌っ ても親譲りの才能しかない輩 の跳ね飛び踊りの気分から, 或は叉, 田舎者なら金を出 してやる様なうのぼれた思いつきから脱皮 ) これが悲劇の亀鑑であると大言壮語して ロン ドンの舞台から世に問うた一大野心作なの して」9 , - 34 【.

(4) . l hagery C. N[ l ar owe の 1 t であ る。 rhy thm と concei s を骨子と して, 実在人物を同化融合 し , 最高度に達した点に於て再生. しようと したところに, 彼独自の芸術性を発見するのである。 l i こ の 作 品 を 一 層 明 瞭 な も の と す る た め に は, 上 記 ま で 遡る 必 要 が あ り, 更 に は, Ar tot s e より loni は, Appol a の教義まで遡って究明する必要がある様だ。 lowe ギ リ シャ は, キ リ ス ト教 以 前 の も の で あ る か ら, こ の 様 に 大 き な 影 響 を 受 け て い た Mar 5 ) i i i l i t t s an の世界に入れる と は 考 え ら れ な い。 そ れ に Ar が, 容易に Chr s ani sm が 拍 車 を か け て ot e いる。. ギリシア的精神とは, キリス ト教に反対 し, 反動的であり, 反宗教的な要素を含んでいる。 こ l の 事 は, Mar owe が 無 神 論 者 だ と い わ れ た 問 題 を 解 決 す る の に 重 要 な 一 つ の 鍵 と も な ろ う。 こ の imagery. については後程述べる事にする。. 1496~ さ て, 彼 の 依 拠 して い る の は, 上 記 の も の の 他 に ま ず 考 え ら れ る 事 は, Pedro Mexi a( 1552 ) が あ り, 更 に, Edmund spenser が挙げられる と思う。 i i こ登 場 す る Er 例 え ば, “猛”ガメ e 2αα〃〆’ の 1 s rour .i .さ .193 , 或 は 叉, V.i , V.i ,231 などの lowe の こ の 作 品 の V.i imagery は, Mar i i .231 と 全く 同 一 で あ る。 ,192‐5 , 或 は, V.i Errours( 1 i i )(迷 妄) の 様 子 を, Spenser は次の様に述べている。 .i .xvi There wi th she spewd out of her 61 thi e mLaw. bl lac l i A 丑oud of Poyson horr e・ and b e { , l of great lumps of aesh and gobbe Ful t S raw, k d l h f i h l i acke wh ch stunc s。 v y,t atit 。rst im s 1 l d Hi ) rom her turne him backe s grasping ho .( .i ,xx ,andf. (そこで, 怪獣は, 汚ない胃袋の中から, 大きな肉の魂や生の肉の小片がーばい入っ ている恐ろ i i で は, ) 更に, xx しい真黒な毒汁を吐き出 した。 The sa lme so sore annoyed ha sthe kni ght , h That ththe deadl y stinke, , welnig choked wi Hi le, ne can no lenger 行ght; s forces fai. (その騎士はそれに非常に悩まされ, 恐ろ しい悪臭のため窒息されて力が衰え, 闘う事さえ出来 l な い 程 で あ っ た。 ) こ れ に た い して, Mar owe の表現は, fe more loathsome to my vexed thougt i Ba s i . 0l , Than noi an snakes so ]me parbreak of the stygi. l l wi l VVh i th standing alr, sthe nooks of he ch 行1 工nfect ing a lthe ghosts wi h l i i t curless gr t ) e s!(V.i .192‐5. (おう, 生きる事, それは, あの立ちこめる空気と共に, 地獄の隅々まで満し, あらゆる亡霊た ちに 不 治 の 苦 痛 を 感 染 して い る 三 途 の 川 の 蛇 た ち の, 悪 臭 あ る ヘ ドよ り も, も っ と, こ の 悩 め る. ) 心にとっ ては胸わろくなるものだ。 以上の様に, ローマ, ギリシャの精神を骨子と して, その知識を複雑精妙な技巧で導入し, 作 品全体に宗教的次元を与え, 宗教的背景を創作しようとしたのである。 2 ,. 宇. 宙. 観. Mar l owe の宇宙観には特種な imagery がある。 もっ ともこの問題と宗教観, 道徳観とは密接 な 関 係 を も っ て い る の で あ る が, 先 ず 考 え ら れ る 事 は, 万 物 の 最 高 位 に, Na ture をおいている事で - 35 -.

(5) . 渡 部. 一 雄. あ る。 そ して, こ の Nature がこの物質の世界を支配する力であり, 運命や星を支配する力であっ. て, この世の種々なる現象を作り出 す最高のものである, と している。 運命とは, 運命の女神をも 考えてはいるが, やはり, 自然に支配されており, 星も, 他の影響を受け, 命令を受けて, 種々な る事件を生み出すものである。 t er で さ 神 話 に お い て は, 神 々 の 王 で あ り, 天 の 支 配 者 で ある 最 高 の 神, Jove , あ る い は Jupi ture ) の 下 位 に あ る。 そ して, 次 の 様 に, え も次の よ う に 自 然 (Na ter precedent than mighty Jove? Ta 1 mb. Vvhat bet d us of four elements Nature,thatf ram’. 頓′ i in our breasts for regiment, th ar r ng wi i i l lto have asp・r・ng mi Doth teach us a ) nds: QI .v .17‐20. (最高の神 Jove よ り 優 れ て い る も の は 何 だ ? 自 然 だ。 こ れ が 吾 々 を 四 つ の 成 分 で 作 り, こ の 成分が, 吾々の胸の中で, 最高の地位を求 めて戦っ ているのだが, この自然が, 吾々皆に, 大志 ) を抱く精神を持つ事を教えているのだ。 自然が, 人間を創造 し, 精神を与えているという. magery を持っ ている。. 同様な例が, 第二幕,. 36-6 第一 場 ( ) そ の 他 で 見 ら れ る。 l i tune と, Fur 次 に, こ の Nature に 支 配 さ れ て い る For r owe は, 明瞭に es とを, 作者 Ma th が虐待され, 呪っ て言い j aze 区 別 は して い な い。 次の個所は, Tamburlaine の 捕 虜 と な っ た Ba 返 して い る 台 詞 で あ る が, iges Ba l lto, and never may your mea t! td j . Fa hat can mask i Ye Fur b l ies i i t s e nv , , Di tom of Avernas pool ve to the bot , l And in your hands bring hel i son up, sh poi And squeese i l he cup of Tambur i ) tin t v a ne! QV.i ,16‐20. (食い始めろ, そ したら, 決 してお前の肉は消化 しないぞ/ 復 しうの女神よ, 人目につかぬよ うに仮装出来る女神よ, 地獄の沼底にも ぐっ て, お前の手に, 地獄の毒を持ち来り, それをタン バ レ ン の 杯 の 中 に 絞 り 込 ん で く れ /) こ の 中 の 「人 目 に つ か ぬ よ う と 仮 装 出 来 る 女 神, と は Furies の こ と ‘で あ り Fortune の こ とで. あ っ て 混 同 した imagery を 持 っ て い る。 こ の 様 な. d imagery は ov i ?“.工V.450什 か ら 出 て . A企云”. い る 様 だ。 l i 次 に, Tambur a ne と星との関係は, Cos ike up, drum: and a l lthe stars that make r , Then st o l ) l h l f i h f i t t e oa some crce o my dated l e. ,. Di i t my weapon to h rec s barbarous heart,. i36-40 That thus opposeth h im againstthe gods ロ.v i ). (太鼓を打ち鳴せ; 彼の生誕を寿命ずけるい まわ しい軌道をつくっ ているあらゆる星は, この様 に神に反抗する彼の野蛮な心臓に, 私の剣を向けさせてくれる。) t の 台詞 で 充 分 察 知 出 来 る。 結 局, Na ture の指令で星が主人公を支配 しているが, 一方, Na ur e が主人公を四成分で創造し, 大望を抱かせ, その結果, 主人公は神々に反抗するという過程が生ま れ て く る。 b‐ i iKi こ の 様 な imagery を 生 ん だ 根 源 は, 後 に 述 べ る シ ヤ ー マ ニ ズ と, Sah ran の意味内容か - 36 -.

(6) . l C. N1 ar owe の lmagery. l らの暗示にある。 す な わ ち, Mar owe は実在の Timur が授与された尊号の意味を, 何らかの方法 で 理 解 して い た とい う 事 に な る。 TimGr は1 369年, 明の太祖の即位した翌年, 西チヤガタイ 汗国の混乱に乗じて轍起した時, 四 人 の サイ ィ ッ ド(マホメッ トの子孫) に 祝 福 さ れ, トラ ンス オ キ シ ア ナ の 唯 一 の 実 権 者 と して, こ の Sah ib‐ iKi ran と い う 尊 号 を 授 与 さ れ て い る。 こ の 尊 号 の 意 味 は, 「幸 福 な 星 の 交 会 の 際 に 生 ま れ た 君 主」 で あ る。. t この知識を, 作者は主人公に, 叉一方, 戦闘力のないペルシャの王 Myc e e s の人物表現に利用 して いる。 Cos l ed and governed by a man . Now to be ru. i At whose b i th Saturn jo a wi ned rthday Cynthi , Sun, and Mercury den And Jov d h i t e e e , To shed thei i l in! r in負uence in h s 負ck e bra. t {今 や, あ る 男 (= Myce ) に 支 配 さ れ, 統 治 さ れ て は い る が, そ の 男 が 誕 生 す る 時 に は, 月 が es 土 星 と 結 合 した の で, Jove や, 太 陽 や, Mercury が自分たちの力を, その男の脳に流し込む事を. 拒否したのだ。 ) と こ ろ が,. 主人公. l i Tambur a ne は, Nature に余り鼓舞されて, 神以上にある王座へと慾望が. kethe i 高 ま る。 始 め は, 「私 は, 神 々 の 様 に 不 滅 に な り た い。」 (Tamb . May we becomeimmortall Gods 1 i i 2 0 0 だ い 内 ) と, 未 神 に 依 存 して る 範 囲 で 展 開 して ゆ く。 .. . Tamb th thy sword, thou mighty man at arms, . Draw for lntending bu tto raze my charmed ski n f wi And Jove h l l lstretch h imse i s handf rom heaven l ld me safe f To ward the b e rom harm, ow,and shi. (お前の叙で突いて来い, 汝勇武なる将兵よ, 魔法で守られている私の皮ふをけずるつもりで, だ が, そ う す る と,Jove が, 自 ら, 天 か ら 手 を さ しの べ て, そ の 一 撃 を ほ か に そ ら して しま い,. ) 私を安全に守っ てくれて, 傷一つ与えない様に してくれる。 dama i と こ ろ が, Ther s に, 「神 の 使 で あ る Hermes で さ え, あ な た ほ ど に, 感 動 的に説得する ions /Could use persuas 事は出来ないだろう」(Not Hermes , prolocutor to the gods!. the more pa ‐. l 1 i i i ) と 煽 て ら れ て, 予 言 の 神 が 彼 の 心 の 中 に 定 住 して い る と 信 じ ( t ) ca .i ,219-200 .1 .i .211‐2 ,「私 l / の肉体が四成分に変り, 魂と共に, 天界の王座を熱望する」(ou esturntoe ement s andboth rbodi , l ialt虚one i ) よ う に な っ て しま う。 こ の 時 の imagery には後に est s aspi re ce s our soul .1 .i .235‐6. 述べる様に, 成分の重量を意識 し, 鋭い言語意識が内在 している。 その後, 王位と神とを比較して, 人類を征服しようという野慾を抱く。 l f to be a god. Usm. To be a King,is ha l d i ious as a King: A Tamb t r s o s o o n o g g . l lt h k h i t oy in heaven, n t e p easure hey enj Cannot compare wi th:Q1 ) th Ki ngl oysi n ear yj ,v ,56-59. (ウ ス ム カ セ ン, 「王 に な る と い う 事 は, 半 ば, 神 に な る こ と だ。」 タ ン バ レ ン 「神 と は 王 ほ ど 輝. かしいものではない: 神々が天で楽しんでいる快びは, 地上での王の快びと比較出来るものでは な い。」 l これが第一部の大きな背景と なっている imagery で あ る。 しか し, こ れ が Mar owe の真意で. r 37 「.

(7) . 渡 部 一 雄 ture tune r は な い。 彼は, ギリシャ的 imagery で, 第一に Na , Sta , 人 間, と い う 摂 理 , 次 に For. を創作 し, 人間を征服する王が天界をも征服 しようとする野望, 征服慾が, 著り購ぶる主人公の心. ’ に 芽生 え た と こ ろ に 悲 劇 に の び る 膝 芽 が 存 在 して い る。 が, “Dγ . 層α“”“〆 の 最 後 の 台 詞 と 同 じ. である。 即ち,「道ならぬ事々には, ただ驚嘆だけ しておいて手を出すな。 だが, 道ならぬ ) ) と 事々の深みは, この様な借越な才子らの心を誘うもの, 神様の御許しのない事はしなさるな4. imagery. 批判的である。 3 .. 道. 徳. 観. l Mar ・の 中 に は, 彼 独 自 の tue r owe が 使用 して い る Vi y という言語 , Beaut , Honour , Power imagery が あ る 。 ’ l and go ld th pear Ther . To wear a crown enchasd wi ア W hose v i f i th; rtues carry wi th itl e and dea To ask and have,command and be obey ed;. W’hen l thl ooks to gain the prize, ooks breed love, wi ’e es (n v 60-5 h i i Such power at t tve s nes 1n pr ) rac ・nces y . . .. (真珠や黄金をちり ばめた王冠を頂く事, その諾々の徳は, それと共に, 生と死とをもたらす; 要求 し, 所持し, 命令 し, 服従される事, 獲物を勝ち取る容姿と共に, 人から愛される容姿をし ) 更 に 又, て い る 時 に, そ の 様 な 力 に よ っ て 王 の 目 に 光 が た た え ら れ る も の だ。 l l That virtue so sthesum of glory, e yi i l i Andfashi ) ty th frue nobi ons men wi .26‐7 .(V,i. ) (徳は専ら栄光の総計であり, 真の高潔さで男を作る。 こ の 様 に, 彼 は 徳 と 力 と を 混 用 して い る。 こ う い う imagery は, 前に述べたギリシャ的思索の. 結果生れたものだと考えられる。 ギ リ シ ャ の Vi tue とは, 良心を中心とするキリス ト教的道徳とは異なっ ていて, 恥と体面と r th の様に, 鑑の中に j aze を 重 視 して い る。 か っ て, 虐 待 さ れ 虐 殺 さ れ た キ リ ス ト教 信 者 た ち は, Ba. 入れられてもそれに頭を自ら打ちつけて, 脳味噌を出 して自殺する様な事は しない。 この様な社会 的な恥と体面を主とする徳は ・ , 自然に, 力と混同されるようになり, 恥のために死ぬという考え方 或 は, Horemr 時 代 の 恥 意 識 と い う も の は, 罪 意 識 と 変 っ て 行 く。 こ の た め 名 誉, Honour を重視. するという結果になり, 彼 の 作 品 の 中 に は, こ の Honour と い う 用 語 が 必 要 以 上 に 出 て 来 る の で あ l i る。 Tambur a ne のあの倣慢性も, 自負心と共に, 更に叉この名誉心と共に, 武士道の一部と して 認められていた要素である。 l lbe no bl Tamb. Your bi sh to your fame; thssha emi r i IV.i For v i he fount whence honour spr ) v.131一1 st ngs rtue i .(. (お前たちの生れは, お前たちの名声には汚点にはならぬ; 何故なら, 徳が源泉であっ て, そこ ) から名誉が生まれるのだ。 すなわち, 生まれが羊伺いの村に卑 しい者であっ ても, 徳, 即ち, 力があると, 名誉が湧き出 l owe る の で あ る。 こ れ は, 一 靴 商 離 皮 業 者 組 合 の 一 員 で あ っ た John の 子 で あ る Mar , さ ら に,. 大学で B .A.を授与され, 国事に関係している彼自身の imagery で あ っ た と 考 え ら れ る。 もっ と良い例として, 次の個所も挙げられる。 即ち, 第三 幕, 第二場で, Zenocrate は, 頭書 l i a の Tambur ne に対する軽蔑の念は次第に なくなり, 婚約者のことも忘れて, 彼に 対する感情は 一 38 一.

(8) . l C, N1 ar owe の lmagery. ’ d my 6rst conceived t ha th chang 彼女の心をつきせぬ, やるせない愛えと 育て 上げて行く (Asi t d i s.111 i sda n/Since a farther passion feeds mythoughts/With ceaselessand disconsolateconcei .. d i i ) .12‐3 。 こ れ を 見 て 従 者 Agy as は, 彼女を諌め, 苦 しみ, 恥じ, in i M[ore honour and 1 t may procure, ess pa To d i i e by th s resolved hand of thine,. 1ロ.i i i Than stay t he torments he and heaven havesworn.( ) .96‐9 ved… 後 述 … した 手 で 死 ん だ (タ ン バ レ ンや 天 が 誓 っ た こ の 拷 問 を 受 け る よ り は, こ の 私 の resol. ) 方が, より名誉であり, より苦痛が少ないだろう。 l l l b T i es は 「何と こ の 男 が, わが と言って自殺 して しまう。 これを見て am urane の部下の Teche i thhi tthe meani ordthe King! ngof myl seehowr 王の意企をいいあてたこと よ」 ( ghtthe man/Ha 1 1 1 i i ) と い い, Usumcasane も, .i .107-8 d l l Fa i t was manly done; th es ,i , an , Teche And,since he wa e s so wise and honourabl , Let us a賃ord h im now the bearing hence. l 1 1 1 i i i i ip l And crave h ) a st r e worthy bur .( .i .195‐12. (信義だ, テキリー ズよ, 彼は雄々しく死んで行っ た。 彼は賢明であり, 名誉ある者であ ったか ) ら, 彼に紋章を与え, 人より何倍も立派な埋葬をお願い しよう。 とい っ て, お 互い に, 武 士 道 を 愛 して い る の で あ る。 更 に, Tamburlaine が Damascus を攻囲 し, 赤色で恐怖のどん落に人々を おと した時, 四人 の 乙 女 た ち を 送 る Governor は, 名誉を再度口に して, hi k Love ly vi ry’ s care rgins ,t n our count. ’ l l d our love o f honour,loath to be enthra. ) To foreign powers and… …(V.i .34-36. (可愛いい乙女達よ, 我が国の難事を, 我々の名誉を愛する事を考えて, 外国の軍隊の奴隷に な る こ と を き ら っ て … …) とい っ て, 外 国 軍 の 奴隷 と な る 事 を 恥 と して い る。 Beauty に た い す る image l ry も Mar owe 独 自 の も の が あ る。 先 ず, Beaut y を the Muses の. i ) 母 と して い る (V.i .81 。 l l i i to o(史 ・ 詩 ・ 歴 史) こ の the Muses と は, 周 知 の 通 り, Ca ope(弁 舌 と 叙 事 詩 の 神) , Era , C1 l l i a(聖 歌) chore(舞 踏 と 舞 (恋愛詩) pomene(悲 劇) yhymni , Po , Terps , Me , Euterpe(音 楽 ・ 叙 情 詩) U h l i 台合唱) , rana(天 文) の 九 人 の 女 神 の こ と で あ る。 ゆ え に, Beauty と は, , T aia(牧 歌 ・ 喜 劇) こ れら の 神 々 の 母, 即 ち, 母 体 と い う imagery で, 彼の独創的なものだ。 ti さ らに, 「美 と は 何 だ と, こ の 私 の 苦 しみ は い っ て い る の だ ?」 断′ha s beauty,said my suf‐ i f ing,then? V.i ) と い う 自 問 自 答 に 対 して 次 の 様 に 述 べ て い る。 er .97 iod, l f these had made one poem’ s per ’ ’ b b d i d An a l lcom i n eautys worthiness n ,. d there hoverin the Yetshoul i r restless heads he least one thought wo o e r a c e o n e nder n g , att , , , i Wアhi t ) ch into words no virtue can di ges .1%-10 .(V,i. (もし, これらのものが, 一つの詩の範囲を作り, あらゆるものが結合して, 価値ある美を作っ ー 39 「.

(9) . 渡 部 一 雄. たと したならば, 最後には言語では表現出来ない様なある考えが, ある恵みが, ある不可思議な ) ものが, 彼等の頭の中をさま よい歩くだろう。 更に, この台詞は続いて, But how unseemly i tf si or mLy sex,. 1 i ip ハ4y d i ne of arms and chivalry, sc N[ y nature, and the terror of my nalme, int! To harbour thoughts eHeminate andfa hati Save only t sj t applause, n beauty’ us inctt he soul of man i vv i s touched, th whose inst. And every warrior thatis rapt wi th love offame ,of valour, and of victory . i i i Mus ) t e s t n eds have beauty beat on h s conce .111‐9 ,(V.i. (だが, 私という男にたい しても, 私の軍隊の紀律や騎士道にたいしても, 私の性格にたい して も, そ れに, 私 の 名 前 の 恐 怖 に た い して も, め め しい 気 の 弱 い 考 え を 心 に い だ く と は, 何 た る 見. ただし, この事だけはぬきに してだ。 即ち, 美を正 しく称讃し, その美の本能に 男の魂がふれる, そうすると, 名声, 勇気, 勝利を愛することに没頭 しているあらゆる勇者たち 苦 しい事だノ. ) は, 必ず, 美を して, 自分の想像力を強く打たせる様にさせるに ちがいない。 と 述 べ て い る。. 美が詩人の頭脳に入り込むと, ある考え, ある不思議な考えを抱かせ, 勇者の頭脳に入ると, l Tambur i a ne の様に奇想天外な想像力を抱かせ, 実行力を授与するのである。 即ち, 勇者は, 最高. の業績を完成 しようと望み, そのための原動力となる精神を推進するた めにも, 絶対に美の刺激が l t e の 美 しい 目 に 求 め owe は Zenocra 必要 欠 く べ か ら ざる も の だ と 考 え て い る。 そ の 刺 激 を, Mar. たのである。 これを理解して始めて次の台詞の imagery が理解出来る。 h h Eyes , w en that Ehena steps to eaven, l ln s i s walk, ence of thy solemn evening’ h l i h k f h t i Dda ng t e mante o t e rc es night , ight The moon,the planets, and the meteors,l , There angel s in thei r crystal armours 6ght. fulba l A doubt t t th e wi. my tempted thought s ’ ’ l d f For Egypt f d d h S l i s r ee om an t e o ans e ,. fe Hi i i t tso consumes Zenocra e;(V.i sl ,84一 ,tha. (あなたの厳粛な, 静かな夕 ぐれの歩みが近ずいて, あの Ebena が天に足をふみ入れた時, あ な た の 目 は, 月, 遊 星, そ して, 流 星 に 光 を 与 え る。 そ こ で 水 晶 の 武 器 を つ け た 天 使 た ち は, エ ジ プ トの 自 由 と, ソ ル ダ ン の 命, 即 ち, ゼノ ク レー ト, あ な た の 心 を そ の 様 に 消 耗 さ せ て い る 父 な る ソ ル ダ ン の 命 を 守 る た め に, 私 の こ の 星 運 が こ もつ い て い る 考 え と, 不 安 げに 戦 っ て い る。). これは,「美 しいゼノク レー トの目が美を促 し, 非常に理智的な黙想をかもし出す。 そ して, 夕方 l i に は, 天 の 発 光 体 で あ る月, 遊 星 に 光 を 与 え る。 さ ら に, こ の 月 か ら Tambur a ne に は げ しい. 光がなげかけられ, 彼の野心的考えと対決する。」という意味内容が出て来る。. - 40 一.

(10) . lowe の lmagery C. N[ ar. 4 . 生 理 学 的 lmagery. 生理学的見地より考えると, この作品は, 彼の作品中最も進歩していない個所が多く目につく。 先ず人体は四種類の成分から成立 しているといっ た古典的な考え方から出発 している。 「私 た ち の 体 が 元 素 に 変 る Q.i i 1 工 ) i ) 」 と か, 「私 た ち を 四 つ の 成 分 で 作 っ た 自 然 ( 」 .236 .vi .18 E 1 と か, 成 分 ( ement ) と い う 言 葉 が よ く 出 現 して い る。 この 四 つ の 成 分 と は, 周 知 の 通 り, 6re i th t the er r の 事 で あ り, さ ら に, 四主液 ( ,ear , wa ,a lhumor i l l l l ) card s na ood,ph egm,chol er ancho y の配合具合で人間の体質や性質まで , 即 ち, b , me l 1 1 が定 ま る と 考 え て い る。 me i i t t ) と は, そ う い う 意 味 を 含 め た 人 間 の 性 質 を い っ て い る の e( .v .17 humor で ある。 例 え ば, ユ ー モ ア ( )と は 液 体 と い う 意 味 を 含 ん で い る が, こ の 様 な 考 え 方 は, 当 然. の考え方である。 ・ 次に, 死に対 しても特種な考え方で, この成分と密接な関係を持っ ている。. Ar le i stot .. And dea th arrests the organ of my voice, vvho entering atthe breachthy sword ha th made, Sacks every ve in and art ier o f my hear 1 1 i ) t .( .vi .8‐10. (死 は, 私 の 発 声 器 官 を 止 め て しま う, そ して, 死 は, お 前 …Tambur l i a ne… の 創 が 作 っ た 破 れ. 口の中に入っ て行き, 私の心臓のあらゆる血管と血液を奪っ てしまう。 ) この中で, 発声器官を止めるという事は, 四元素の中の空気を 除外する事を意味し, 血管・血 液を奪うという事は, 心臓を養なっ、ているものを奪うことを意味している。 Dday never sp・ in or art i t r ・ er f eed , ve. The cursed substance of that cruel hear l t;(Par tl ) .工V.i .178‐9. (精神, 血管, 或は, 血液が, あの残酷な心臓の呪われた実質を, 決 して養なわないだろう ) 。 l こ の 場 合 の 血 液に た い す る Ma r owe の imagery は, 勿論, 水と熱の結合体だという事である。 l この結合体, 即ち, 四成分の構成 ba ance を 破 る 事 を resol ve と い い, こ の 言 葉 が 作 品 の 中 で は, = ) 非常に多く使用されて いる 。 l i 魂と肉体とを分離 した imagery を 作 者 は 持 っ て い る。 こ れ は Ar tot s e と 同 じ様 な 考 え 方 で あ っ て, 次の様な個所がある。 My bloodl l land co d; i l ess body waxeth ch And wi fes l i ide th my bl ood myl s through my wound: ~[ l l y soul begins to take her ai ghtto he , And summons a l l my senses to depart; The hea tand moisture whi dfeed each other, i ch d For want of nourishmentto f eed them both , l d;and now doth ghas l s dry and co l t th y dea 斬′ i th greedy talents griPe my b l i eed ng heart , Andl l i i fe i res on my l 1 1 i i (e a harpy t ) ,( ,v ,42一50. (私の血のない肉体は冷え, つめたくなる/そして, 血と共に 私の命は傷口から滑り出る 私 , 。 の魂は, 地獄につき落ち始め, 私の感覚全部に, ばらばらになる様にと命ずる お互い養い合っ 。 て生きて来た熱と水 分は, その両方を養うための栄養物が欠乏 したので 乾き 冷たくなっ てい , , る。 そ して, 今や, 恐ろしい死が, 欲深い考えを抱いて, 私の血の 流れて いる 心 臓 を つ か む 。 一 41 一.

(11) . 渡 部 一 雄 ) Harpi es の よ う に, 私 の 命 を つ か み, 八 つ 裂 に す る。 dness と dryness こ の 様に, 死 と は, 乾 き,冷 た く な る 事 で あ っ て, 水 と 熱 が な く な っ た の で,col だ け に な っ た と 考 え, imagery の中には四成分の中の土だけが残されている。 これが死で あり, 成 his 分を破壊する事である 故に 「キリス ト教信者の大虐殺」 といわないで quick havoc ofthec r. 。. ,. 工 ian b i i 1 1 l ) と い う 表 現 が 生 れ る。 t ood( ,58 .i. では誰が死を与 えるかという問題に たい しては, 作者は, 死神を登場さ せている。 乙女達を殺 l i a 害 し よ う と す る Tambur ne は, For there s i ts Dea th;there sits imperious Death,. l i ing edge. i Keep i c s circuit by thes ng h ’ h d He now i s seate on my orse mens spears, i ) i And on the i s body feeds es s 負eshl r points h . .48-52 .(V.i (死 神 が そ こ に 坐 っ て い る ぞ。 そ こ に, 横 柄 な 顔 を して 死 神 が 坐 っ て い る。 人 を 切 り 切 ざむ そ の. 匁で死神の巡回裁判を続けている。 その死神は, 今や, 私の騎兵達の槍にとまり, その槍先の上 ) で, 死神の肉のない体は獲物を食うのだ。 この様に,槍先で,真赤な姿をして坐っ ている彼の召使で ある死神に四人の乙女たちを見せる様 t に と 命 ず る の で あ る。 そ の 後 「乙 女 た ち を 殺 した か ?」 と は い わ ず に,「死 神 に 見 せ た か?」 (Wha , he virgins Dea th? ) と い っ て い る 所 は, 彼 の 独 創 的 な 技 巧 を 見 せ て have your horse men show t く れ る。. ●. ・. l 更 に, Mar owe の魂とは, 永久に動的 なものであり, 無限に慾望というものを追求するもので ある。 5 , 地 理 的 lmagery. 後の画く地理的 imagery にも, 彼独自の特色が ある。 第一に, 他の作品に於ても同様な事がい i え る が, As a という名称が数多く出現して来るが, 小アジヤをさ しているという事である。 更に,. “ inceps i s pr .R似ぼれ‘ず の 中 に も orient 彼のいう東洋にも特別の image を 持 っ て い て, 例 え ば, Dr 1 i i ) と い う 言 葉 が 出 て 来 て い る が, Asia, orient という 言葉 から来る印象は, 野蛮, 残虐, ( .18 .i. 無知その ものであり, 極端な imagery をとっ た場合, 地獄と変化している事である。 例えば b h f VVi s t t enberg, Doctor 1 , , y t ese present ,John Faustus, o , ’1 i [か 冨α“““s i fer Prince of Eas ← ) i t do give both body and sou1to Luc .4 1 ・i .. ) 彼 の imagery は そ の 時 そ の 場 所 に よ っ て 変 動 し, fer と は 地 獄 の 大 王 の 事 であ る2 i こ の Luc , 。 l owe さ して を も い る。 も っ と も, Mar と は 地 海 を た ず 時 して 中 概 念 持 A i と 定 した As i 固 も 小 s a a , ,. ばかりでなく, 当時の一般大衆がその様に理解していたのであるが。 i l a の範囲を考えてみると, i a ne の 登 場 して い る 地 理 的 位 置 と, As 先 ず, Tambur Mean, of t have 工 heard your majesty complain f i i e an th of Tamburlaine,that sturdy Scyth , l P i h f ersepo s Thatrobs your merc ant so l e Trading by l s and unto the 訳′estern l th hi es s train slawl And in your con行nes wi l out ivi ly com mi Dai t t rages s inc. i l Hop i es ) ed by dreaming prophec ng (mi s. 一 42 -.

(12) . C. N[ l ar owe の lmagery. i To reign in As a th barbarous arms ,and wi fthe monarch ofthe East: l To make himse h h But i splay a, or di , ere e marc in As l d 1 Hi ) s ragrant ensign in the Persian ie .i .35‐43 ,(. (陛 下 が, タ ン バ レンの 事 を, 即 ち, あ の 頑 強 な ス キ ト人 の 盗 賊 の 事 を こ ぼ さ れ て い る の を, 今. 迄しばしば耳に して参りま した。 そ奴めは, 陸路西部都国と貿易している陛下の臣である パーセ ポリスの商人たちを強奪して陛下の領 土内で, 毎日無法行為を し, 不法暴行を犯 し, 夢の様な予 言に 迷わされて, ア ジヤを手に入れようと望み, 野蛮な武器を持って, 自ら東洋の君主に ならん と して い る。 しか し, 奴 が ア ジ ヤ に 進 軍 す る 前 に, 或 は, 彼 の 放 浪 者 の 持 つ 旗 を ペ ル シ ャ の 野 に 誇 示 す る 前に … …) 。 ) は Persia の南部に あって支那や印度の商用船舶が入港してお 歴 史 的 に, Hormuz(旧 ormuz. り, さらに, Goa も各国の船舶が入港 していて, 英国とペ ルシャの同盟商隊が北方 Caspian Sea の 方から大陸を横断して Hormuz に来ていた。 上文の陸路西部諸国との貿易と は 不 可 能 と な り, Ma l r owe は地理的に間違っ た imagery を 持 っ て い た 事 に な る。 し か し, こ れ に よ っ て, 先 ず 大 体. の位置が推定出来, さらに, 次の, You that have marched J i l i th happy Tambur a ne. Asfar as f rom the frozen place of heaven Unto the watery morning’ s ruddy bower , d And thence byl t ) v an un o the terrid zone .124‐7 , qv.i (幸 運 な る タ ン バ レ ンと, 天 の 凍 結 して い る 海 岸 か ら, は る か 遠 く, 水 辺 の 赤 い 主 鎚 ま で, そ れ. から, 陸路熱帯まで, 今迄行軍して来た諸君) という台詞と, Then, having passed Armenian desert s now, G d d h d l l h i i An p ) t c e our tents un er t e eorgirn hi s . .(n.i. (ア ルメ ニヤ の 砂 漠 を 通 り, ジ ョ ー ジア の 山 々 の 麓 に テ ン トを 張 っ て) l i という台詞から, Tambur a ne は. Caspian Sea. の北部から西部に進み, コーカサス山脈を越えて, i ジ ョ ー ジヤ, 即 ち, 黒 海 と カ ス ピ 海 と の 間 で 合 戦 した と い う 事 が 推 定 出 来 る。 Tar t th a ry aが ,Scy 1 b h l E i Tambur i こ お 点 が こ は の の の劇 に る で あ る の 地 方 当 時 t け 出 発 時代の人々には a e ane , z ,. , ia l 極 北 に あ っ て 雪 と 氷 に 閉 ざさ れ て い た と 考 え ら れ て い た。 作 者 Mar owe は こ の Tartary と Scyth l i a に対 しては, 同一の imagery を 持 っ て い る。 で あ る か ら, Tambur ne の こ と を, thesturdy Scγ 1 h f) l 1 ine?( i thian t i ) と い っ て い る 一 方, ) と か, Wrhere is the Scy thi an Tambur a e .36 .i .152 .i i 1 1 1 i i ) と も い え る と い う 事 に な る。 the great Tartarian th ef( .i .171 そ の 後 主 人 公 は, ペ ル シャ を征服 し, Zabina, Ebea, Fez, Morocco, Argier を支配しているト l i th を 捕 虜 に し, 彼 を 虐 待 し, 自 殺 せ しめ, 他 の 者 た ちに, Tambur a sLordof nei aze ルコ皇帝 Baj Af 1 i 1 1 i i i 2 0 2 ) と い わ れ, 彼 自 身 も, 次 の 様 に 望 む 様 に な る。 rca .( . . l l l llsubdue Those wa ed garr・sons wi l f greatl 1 1 1 i And wri i i244‐5 te my ) r ca se ord of Af .( ,i. ) (私はその様な城壁でめぐらされた守備隊を征服し, 自らアフリカの偉大なる王になるのだ。 こ の 様に, カ ス ピ海 の 北 西 部 か ら, 地 中 海, ア フ リ カ と 地 理 的 imagery は 拡 大 し, 次 に は, こ. の様な現実的限界を超越し, 天文学的次元に投入し, 運命の神をしっ かりと鉄の鎖に縛りつけ, 中 r 43 「.

(13) . 渡 部 一 雄. 世的な, 宗教的な世界を創作 して行くのである。 ここで, 彼は独創的な技巧を使用して, その次元の転換に成功 している。 l l confute those bl i Tamb. l wi nd geographers ・ k l l d, i i Tha t t ma e a rp e reg on in the wor l lnc ing regions whi ch l mean to trace, ud And wi th thi s pen reduce them to a map , i l l Ca ing the provinces, cit es , and towns h d i f At er my name an t ne, Zenocrate Here at Dam 1 1・ makethe point ascus Wi .. l l begin the perpendi Tha tsha ) cul a r; QV.i v .77‐84 に の世 界 に 三 つ の 大 陸 … … アメ リ カ, ア ジ ヤ を 含 む ヨ ー ロ ッ パ, 及 び ア フ リ カ … … を 置 い て い. る様な盲目的な地理学者に反論して, 私が突止めようとしている地域を含 め, それを, このペン で一 枚 の 地 図 に 縮 少 し, そ の 国 々, 町 々 に, 私 の 名 前, そ れ に あ な た, ゼ ノ ク レー トの 名 前 を つ 0の 点 と 定 め 天 空 に 垂 直 面 を 立 て る の だ ) け て 呼 ぶ の だ。 そ こ で, 私 は ダ マ ス カ ス を 経 度 0 , 。. この経度 び にするという 考えの中には, 現代の 英国の グリニッ ジ天文台を 通る子午線(び)を に画き, 地球全体を宇宙から見る, 支配するという image であっ て, 太陽を征服し, 自分 を太陽に置換 している事は明白な事である。 これは次の台詞からも知り得る。. image. f l lthe earth Tamb tl amp of a e es . For l ,the chi Fi h l d aspect i i i h t i rst rsng n t e eas wt mi , But 行xed now in t he meridian l i i ) ne ,36-8 , QV.i. (私が全地上の最たる光明であっ て, 温和な容ぼうを して, 先ず東に昇り, 現在は最高点である 子午線内に定着 しているのだから) こ の imagery は東方から西方に向っ て征服 しているという事と, 太陽が即ち自分であるので定 着 して い る と い う 事 で あ る。. この様に地球上の人間を支配するためには高 度が必要となっ て来るが, 精巧にも, 作者は, こ 工V.i i i ) が そ れ で あ っ て, imagery r( の 高 度 を 三 つ に 区 分 して い る。 thetriple regions ofthea .30 l この様に, Mar owe の地理的 と しては 理論的に空気層 大気層 天空の三つだと推定される. , , , は, 半ば天文学的 imagery で あ る。. 。. imagery. 6 . 宗 教 的 imagery この問題については, Timu r , 作者, 作中人物, 更に, 歴史的宗教事実といっ た四方面からの検 討が必要である。 1 ah の 先ず Timdr とは, もともと, 成吉思汗の偉業に傾倒するモーコ人であると同時に, AI 神 を 唯 一 絶 対 の 神 と す るイ ス ラ ム 教 の 勝 利 を 確 信 す る トル コ 人 で も あ っ た。 した が っ て, Timor の. 宗教的理想は, イ スラムの世界を建設 し , これを媒介と して, 蒙古世界帝国を再建 しようというと ころにあっ た。 元来, この成吉思汗が崇拝 しており, 超自然な世界と強い関係をもっ ているシャー マン教と, 今述べたイ スラム教とは相矛盾する宗教的要素を内蔵 している。 1405 年 2 月, Tim日r が 明 朝 征 服 に 出 発 し, そ の 途 中 で, オ トラ ル で 病 死 して い る が, こ の 明 朝. とは, 周知の通り, 偶像(崇拝)教徒である。 イ スラム教は, この偶像崇拝を否定 し , 時には, 戦争 の糸口にもなっている。 一方, このキリス ト教にも偶像崇拝の底流がある。 一 44 「.

(14) . C. N1 l ar owe の lmagery. l Mar owe は, 前者のシャーマニ ズムの中に主人公を織り込み, 他の宗教を無視 し , 自然 と せ l を ら よ うとい b せ 体 を り 々 i か て, 種 の 行 動 ne の 中 に の り う つ ら , 彼 の 肉 の 霊 を 人 間 Tam ura. 作者. う 根 本 的 な 宗 教 的 imagery を 持 っ て い た。. それ故, この様な状態にあ る主人公は神がかりの状態に充分なり得る し , 一方, 他宗教信者, T な と は 的 何か 信 者 に て 中 世 e rma や ホ メ ト教 ス ト教 徒 マ ば キ gant の様な感を与 リ ッ っ 例へ , , , え る であろ う が, そ の. imagery. も 終始一貫 して いるも のではなく, 神えの 依存から, 神の征服え. と 展 開 して い る。 i t j th ペ ル シ ャ の王 は Jove を, Zenoc aze ra e na , 及 び エ ジ プ トの王 , トル コ 皇 帝 Ba , そ の 妻 Zab 1 2 ) l f h i A 1 1 工 i i i ) とある l dan は Mohammed を信じてい る 。 さら に t e crue prates o rg So er( .55 ,i. 様に. l ine は シ ャ ー マ ン I i i Argi a ) er で は キ リ ス ト教 徒 を 迫 害 して い る QI .i ,55-58 。 即 ち, Tambur マホメッ ト信者を迫害 し キリス ト教信者は叉 彼等に迫害されるという imagery で あ る. 教で,. la ine で は, Tambur. , , が口にする神とは何であろうか。. 。. fes i Tamb. The Ch t mover ofthat sphere t God e ,6rs ’ i8-9 ) Enchasd wi amps th thousands ever shining l , QV.i. (神の主, 即ち, 数限りなく永遠に輝く光でちりばめられたあの最初の動体は,) l owe の 太 陽 に 対 す る imagery はもっ と独創的なもの と あ っ て 太 陽 を 暗 示 して い る。 しか し, Mar. であっ て, 圧迫する, 威圧する, 優勢であるという概念が含まれていて, その中に, 前に述べた四 つ の 成 分 に関 す る 概 念 が 含 ま れ, 数 量, 力 量, 勢 力, さ ら に, 三 重 の 層 の 上 位 に あ る と い う image. heover 5行目のt を 含 ん で い る。 こ う い う imagery を一言で表現されているのが, 第五幕第一場4 ing hea weight vens で あ る。. i i ) an St yx(V.i 地獄, 極楽について も複雑精巧な imagery を 持 っ て い て, 例 え ば, Cimmer .171 i ane と は, Hormer の詩によく出て来る世界の西のはての霧と暗黒の世界であっ て地上 の Cimmer Hの事で の も の で あ り, 一方 Styx とは, 周知の通り, よみの国を七周りするという死の国に入るi 下 界 の も の であ る。. 極楽について述べる と,. 1 3 ) olden wa Gihon’ 工V.i i ) で は, oxus s ves ( g .60. と極楽の両方を 想. 像し , 中央ア ジヤをも意識 している。 7 . 資 料 と 改 作 資料である Timdr の歴史的記録の概要を述べ ると次の様になる。 ) 渇 石 の 近 郊 で 生 れ た。 こ の 出 身 に つ い 1336 年 4月 サ マ ル カ ン ドの 南 方 の 山 間 の 一 都 会 (Kesh. ては, 二つの説があり, 成吉思汗の周族の名家の後商だとする説と, 名もない, 一牧人の子だとい 4 ) 中 国 で は 帖 木 児 と 書 き ヨ ー ロ ッ パ 人 が タ メ ル ラ ン Tamerlane と 呼 ぶ の は, イ ラ う説 で あ る1 , 。 ン人 がチ ム ー ル ・ ラ ン グ Tim日r Lang (び っ こ の チ ム ー ル) と あ だ 名 した も の が な ま っ た も の で あ る。 しか し, 事実 と して は せ い ぜ い トル コ 人 化 した い わ ゆ る チ ャ ガタイ, トル コ 人 の 小 貴 族 の 家 に. 生れたというクラ ビホの伝聞が最も正 しい様である。 13 69年, 明の太祖の即位の翌年, 西チャガタイ 汗国の混乱に乗 じて隊起 し , 前に述べた様に, Sah b iKi i ran の尊号を受けた。 その後東チャ ガタイ 汗国を降 し ‐ , イ ル汗国を併わ せ, キ プチ ャク汗 国 を 従 え て い る。 d i lkan 国最後の君 主たる Abusa 1380 年, ペ ル シ ャ 方 面 の 遠 征 を 計 画, そ の 頃 の ペ ル シ ャ は 工. の殺後, 幾多の小邦に分裂 して, 秩序が乱 れていた。 - 45 -.

(15) . 渡 部 一 雄 1389 年, l spahan を占領 してペ ルシャの東半を併有する事が出来た。 その後欽察の役が終っ て 1392 年 に, ペ ル シ ャ の 西 半 を 征 服 しよ う と した が, Caspi an Sea の南岸なる Mazanderan 附近を取. i り, 翌年南に向っ て進軍, Sh r a z を占領 し , 西に転じて Baghdad を 攻 撃 し, ス ル タ ン, Ahmed を 追 っ て, こ れ を 略 有 して い る。 1394 年, 北 方 に 進 み, Georgi a を 征 服 した。 こ の 時, 欽 察 の 役 で 彼 に 背 い た トカ トミ シ ュ が 再 i び抗 戦 した の で, こ れ を Caucas a 地方で撃破, その者を位から却けて, その敵手ウルスを立て, 次 い で, Moscow の 領 土 に 入 っ て, Dni eper 河畔に達 した。 1396 年, サ マ ル カ ン ドに 凱 旋 し, 勢 威 西 方 及 び カ ス ピ 海 の 南 北 み な 彼 の 足 下 に 拝 脆 した。 1397 年, 印 度 に 対 し遠 征 軍 を 起 し, 1398 年, 親 ら 兵 を 卒 い て Hi ndukush 山 脈 を 越 え, Cabul i に 向 い, Jumna 河 畔 で, 方面より 工ndus 河 を 渡 り, Dehl. ス ル タ ン, Mahmud 軍に会 して, 大い. にこれを破り, 直ちにデーリに進んでこれを占領 した。 1399 年, トル コ (ot t oman Turk. を 討 た ん, と して, 西 軍, A1 eppo (バ グダ ッ ト・ ア レ ッ ポ). Damascus を 経 て 小 ア ジヤ に 向 い 1402 年 Ango ra に行軍 して, , , ,. 難攻不落の都市を征服 し, ス. id の軍を破っ た こ こ で, 彼 の 領 土 は 東 は ガ ン ガ (Ganga=Ganges ) 河 の 上 流 よ り, ル タ ン, Bayaz 。. 西は地中海に及んだ。 更に征服慾旺盛な彼は, 支那, 明帝国への遠征を企て,1405年の初め, Amu Dar i a を 渡 り, ot ras に 到 り, こ こ で 病 の た め, 2 月 17 日に, 広大なる土地をすてて永眠した。 彼は少年時代, 家畜泥棒を したため受けた私刑でびっ こになっ たという説もある。 しかし, 7 歳の時からアラ ビヤ 語の 教育を受け, 陣頭に立っ てからも文事に対する趣味を持っ ていた。 20 歳の i 時, Ameer Kurgan の孫女 A1 az Turhhan Aga を 婆 っ た。 「成 吉 思 汗 は 破 壊 し, テ ィ ム ー ル は 建 設 した」 と い わ れ て い る 程, 特 に サ マ ル カ ン ドを 熱 愛 し. モ ンゴル族の征服やその後の内乱による荒廃から立直おらせ, この地は文化の中心となっ ている。 Timdr の容姿は, 勿論, 身躯長大, 蔓肩格に して長髪美しく風に動き, 員に英雄の風貌を具え て い た。. 即ち, この作品の様に婚約者のある女性を力で要り, 強盗, 虐殺, 暴君という imagery は な く, むしろ, 虐主暴君より人民を救うの が目的であった様だ。 戦に次 響こ戦を以てした時, 一部には野 蛮なる戦勝者という感を与える可能性があるが, 戦陣の間に吟味を試み, 学者・詩人を尊重して, 一時トルコ文学の盛運を開いた淵源が, 実は彼 Tim日r な の で あ る。 作 中 の Tamburlaine は頭書において旅人を掠奪するところから開幕されているが, 実際では,. 破壊 したといわれる成吉思汗でさえ, 永遠の蒼天の感力なる加護を信じた成吉思汗でさえ, その西 正の原因は, 隊商とともに答祉使を Amn 河 三 角 州 に あ る トル コ 種 王 朝 フ ワ ← リ ズ ム 国 に 遣 し, 交 易関係を樹立 しようと した時, 反対に, 隊商は otrar で掠奪され, 或は, 知事の命令で虐殺された と こ ろ に あ る の で あ る。 作 者 の image の中にはこの両者が融合さ れている。 8 . 資 料 と芸 術 性 作品の価値は, その資料の多様性と正比例する, といっ ても過言ではない。 以上述べて来た様 に, 使用する言語を芸術化するのに適切な imagery を充分に内蔵 している蒙古人であり, かつ叉, l シ ャ ー マ ン 教 徒 で あ る Tim日r を 資 料 と して 着 眼 した と こ ろ に, 作 者 Mar owe の劇作家, いや, 詩 l 人 と して の 心 を 発 見 し, 更 に, Tim日r の持つ観念, 性格, 社会的, 心理的 体験を Mar owe 自身の. 間接的な経験と して, 一度は, 副合同化して, その後, その複雑なものを緊密に, 独創的に統合し た と こ ろ に, 彼 の 芸 術 性 を 見 い 出 す の で あ る。 6- -4.

参照

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