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[記事](研究発表会要旨)オーストラリアにおけるピール用大麦の研究: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

[記事](研究発表会要旨)オーストラリアにおけるピール用

大麦の研究

Author(s)

島袋, 勝

Citation

南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical

resources technologists, 14(1): 47-48

Issue Date

1998-10-01

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/14153

(2)

Vo1.14No.11998 第14回研究発表会 講演要旨 オース トラリアにおけるピール用大麦の研究 オリオンビール㈱研究開発室 島袋 勝 今回沖縄県人材育成財団の国外派遣研究月 としてオース トラリアの

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(3)

-南方資源利用技術研究会誌 この学会は

3-4

年に1回開催 され,オース トラリアを中心に世界各国の大麦の育種,製麦,輸送, ビール産業に携わる人々が集い,各専門分野の研究発表が行なわれた。講演の中でオース トラリア の学者の中には,東アジア地域の国々で西暦2000年 までに年間150万 トンの製麦用大麦の需要が見 込 まれると楽観的な仮説 を立てた学者 もいたが,現在オース トラリアか ら日本向けモル トの輸出は 過去10年間減 り続けてお り.そのことに危機感を抱 きつつ も,なかなかその突破口を兄い出せない 状況の発表が多かったように思 う。 さてi最初の研修地パースの工場では,製麦に及ぼすジペ レT)ン酸の作用について実験を行った。 ジベ レリン酸の使用は歩留 まりの向上 と製麦 日数の短縮化に役立ってお り,浸麦か ら培燥 まで従来

9-

11日かかるのが普通であったが.最近では

5-7

日程度で完了するようになった。 次にポー ト ・アデ レー ドの工場では製麦に及ぼす浸麦用水の作用について実験 を行った.大麦を 浸麦用水に作用 させた時,浸麦用水は穀皮 にのみ作用 し,水中の塩類は,種皮細胞膜の半透性の性 質により内部に吸収 されず,粧乳に達するのは科学的純水のみである。 しか し浸麦用水中にリン酸. 硫酸,塩酸などが含 まれる場今,それらが発芽を刺激 し,発芽力の弱い大麦の発芽促進に有効であ るとする報告 もある。 さらに実験 を進め,製麦による大麦品種間の品質の差異について比較検討 を行った。 また,現地 における大麦の品種改良の一端 を垣間見る機会にも恵まれた。

-4

参照

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