授業科目名 (英文名) 精神保健 (Mental Health) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 3年次・前期 担当教員 井上 靖子 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 本講義は、人間の精神発達における心の健康課題(精神疾患等を含む)についての基 礎知識を学ぶことを目的とする。それを通して、精神疾患等の多様な在り方に対する 深い理解を持ち、心の健康の維持増進のための具体的な実践を模索することを目標と する。 到達目標は、1)人間の精神発達における心の健康課題についての基礎知識を学ぶ、2) 精神疾患等に対する深い理解を持てるようにする、3)心の健康を保つための方法を考 えられること、である。 講義内容・授業計画 【講義内容】 人間の精神発達における心の健康(メンタルヘルス)、精神疾患等について学ぶ。さ らに臨床事例(映画や文学作品などを含む)を取りあげ、人間精神の多様な在り方に 対する想像力を涵養し、各自が心の健康の維持増進につなげていく具体的実践につい て考える。 【講義の進行計画】 1.ガイダンス 本講義の目的と概要説明−精神発達と精神保健− 2.胎児期(妊娠期)におけるメンタルヘルス 3.乳児期におけるメンタルヘルス 4.幼児期におけるメンタルヘルス 5.学童期におけるメンタルヘルス 6.思春期におけるメンタルヘルス 7.青年期におけるメンタルヘルス 8.成人期・老年期におけるメンタルヘルス 9.メンタルヘルスの問題(1)心の健康とストレス 10.メンタルヘルスの問題(2)精神疾患の症状論 11.メンタルヘルスの問題(3)虐待とトラウマ 12.メンタルヘルスの問題(3)映画による事例紹介 13.メンタルヘルスの問題(4)映画による心理分析 14.心の健康の維持増進のための実践的演習 15.まとめと評価(到達度の確認) 学期末試験 テキスト 講義時間中も適宜、プリントを配布したり、その都度、参考文献を紹介する。 参考文献 井上靖子編(2020)『経験と理論をつなぐ 心理学』八千代出版 成績評価の基準・方法 【成績評価の基準】 人間の精神発達に伴う心の健康課題の基礎知識を持ち、心の多様な在り方に対する理 解が持てる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、 思考力、理解力、実践力、想像力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。 【成績評価の方法】 定期試験70%、小レポート10%を基準として、受講態度20%(出席状況、授業中の態 度やコメントの内容、積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。特別な事情がな い限り、単位認定は2/3以上の出席者に限る。 オンライン講義の場合は、ユニバーサルパスポートからの課題提出70%、小レポート1 0%を基準として、講態度20%(出席状況、授業中の態度やコメントの内容、積極的な 質問等)を含めて総合的に評価する。特別な事情がない限り、単位認定は2/3以上の出 席者に限る。 履修上の注意・履修要件 講義において対話や意見交換などを積極的に行い、自分自身の考えを深めていく。毎 回、講義に対する各自の意見や疑問点をコメント用紙に記入し、提出する。特別な事 情がないのに20分以上過ぎての遅刻は欠席扱いとなる。欠席の場合は、所定の用紙に 理由を記述して提出する。履修にあたっては、十分な予習・復習をして講義に出席す
る。 ・当授業は履修者を教室定員の1/2未満に制限し、対面授業を行います。履修希望者が 定員を超える場合は、ランダム抽選により履修者を決定する場合があり ます。但し、履修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認め る場合もあります。また、2年生以上対象の専門科目の場合は、教員が担当する系の学 生や上級生を優先する場合があります。 ・新型コロナウィルスの感染拡大の状況によっては、履修者を複数の教室に分けて教 室間をオンラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔 週実施する方法とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信 環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授 業方法は履修登録後に決定・連絡します。 実践的教育 臨床心理士、公認心理師の資格をもつ教員が、人間の精神保健、精神疾患に関する事 例検討を指導するため、実践的教育に該当する。 備考 担当教員の専門は臨床心理学であり、心理療法の実践や心理臨床実践研究を行ってい る。本講義は主として、担当教員の専門分野のうち、人間の精神発達における心の健 康(メンタルヘルス)、精神疾患等の理解に必要な基礎的部分を解説するものである 。教員の心理臨床実践研究を知りたい学生は、下記のホームページなどを参考として ください。 https://researchmap.jp/roselily/research_areas