一般財団法人
日本産業協会
問 題 用 紙
(第 1 時限)
(制限時間 80 分)
(平成 28 年 10 月 2 日実施)第 1 問 〜 第 20 問
消費者のための経済知識
(地球環境問題・エネルギー需給を除く)
平成28 年度 消費生活アドバイザー資格試験
(受験上の注意) 1. 受験中は、受験票を必ず机上に出して下さい。 2. 筆記用具は、鉛筆、シャープペンシル、消しゴムを使用して下さい。 なお、鉛筆、シャープペンシルの芯の濃さは、HB以上とします。 3. 受験中は、2. で記載の筆記用具以外の使用を禁じます。 4. 解答用紙に受験番号と氏名を必ず記入して下さい。 5. 試験内容に関する質問には一切お答えいたしません。 6. 途中退席する場合は、解答用紙を係員に提出して静かに退席して下さい。 7. 受験中は、携帯電話等の通信機器の電源を必ず切って下さい。消費生活アドバイザー資格試験は、消費生活相談員資格試験を兼ねて実施します。
— 1 — 第 1 問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 生産者行動について、費用構造の面から考える。総費用=固定費用+可変費用である としよう。固定費用とは、生産水準の大きさにかかわらず必ず発生する費用のことで生 産水準に応じて変化しない。一方、可変費用は、生産水準に応じて変化する費用のこと である。この時、平均費用は ア / イ で表わされ、限界費用は ウ / エ で表わすことができる。このことから、平均費用は生産量 1 単位当たりの費用、限界費 用は追加的な生産量 1 単位当たりの追加的な費用と解釈することができる。また、平均 費用と限界費用が一致する点は、 オ と呼ばれる。 【語 群】 1 .価格の変化分 2 .総費用の変化分 3 .固定費用の変化分 4 .可変費用の変化分 5 .生産量の変化分 6 .損益分岐点 7 .操業停止点 8 .利潤最大点 9 .費用最小点 10.価格 11.総費用 12.固定費用 13.可変費用 14.生産量 第 2 問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 一国の経済における均衡生産量を考える場合、総需要YDを消費Cと投資Iのみで表 わすこととするとYD=C+Iと書くことができる。ここで消費関数をC=a+bYD(ただ し総需要 = 所得)のようにケインズ型の消費関数として表わせるものとする。ケインズ 型の消費関数において、aは ア 、bは イ と解釈される。総供給をYS、投資 Iを一定と考え、総需要と総供給が一致する水準YD=YS=Yを求めると、均衡生産量の 水準はY= ウ となることがわかる。
また、投資が増加した時のYの変化であるΔYを求めれば、ΔY/ΔIが エ とな ることも容易に確認することができる。ΔY/ΔIは一般的に オ と呼ばれるもので ある。 【語 群】 1 .GDP 2 .GNP 3 .限界貯蓄性向 4 .限界消費性向 5 .投資乗数 6 .貯蓄乗数 7 .基礎的消費 8 .予備的消費 9 .奢侈的消費 10. 1 1−b 11.1−a1 12.1−b1(a+I) 13. 1
1−a(b+I) 14.1−b1 ΔI 15.1−a1 ΔI
第 3 問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 経済政策の効果を考える際に、IS - LM 分析が用いられることがある。グラフを用い た説明の場合、縦軸を利子率、横軸を生産量として図が描かれる。ここで流動性のわな が存在せず、単純に IS 曲線が右下がり、LM 曲線が右上がりの状況を考えよう。たと えば公共工事など財政支出を伴う政策が行われると IS 曲線は ア にシフトすると考 えられる。この場合、利子率を引き イ させ、生産量を ウ させることになる。 ただし、この利子率と生産量の関係は継続しない。利子率が引き(イ)られることによっ て、民間の エ が抑制されると考えられるからである。このような現象は、 オ としてよく知られている。 【語 群】 1 .上げ 2 .下げ 3 .増加 4 .減少 5 .維持 6 .貯蓄 7 .投資 8 .スピルオーバー 9 .クラウディング・アウト 10.右側 11.消費 12.左側 13.極端 14.微細 15.ピグー効果
— 3 — 第 4 問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 需要曲線と供給曲線の分析を用いて消費税の効果について考えよう。消費税が財の価 格に定率で加算されるものであると考えれば、供給曲線は、原点を中心に ア にシ フトする。この時、需要の価格弾力性が、十分に大きなものであれば、消費者は消費量 を大幅に イ であろう。一方、需要の価格弾力性が、十分に小さければ、消費者は 消費量をあまり ウ であろう。同様に、税収について考えると、需要の価格弾力性 が大きい場合、消費税が導入されると税収はそれほど エ しないが、小さい場合、 税収は比較的大きく(エ)することがわかる。 このことから、税収を多く集めるという観点からは、 オ への課税が有効である ということがわかる。 (なお、縦軸を価格、横軸を数量とし、供給曲線は原点から右上がりの直線であるも のとする。) 0 価格 数量 供給曲線 左側 右側 【語 群】 1 .右側 2 .左側 3 .平行 4 .増やす 5 .増やさない 6 .減らす 7 .減らさない 8 .増加 9 .減少 10.必需財 11.奢侈財 12.ギッフェン財 13.資産 14.所得 本試験_消費生活試験問題1.indd 3 16/09/15 17:31
第 5 問 次の事項は、外国為替市場における為替レートについて説明したものである。正 しいものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 円とドルの取引を考えた場合、ドルと比較して円が相対的に安くなることを円安 という。この場合、円の価値が低く見積もられることから、日本の輸出産業は売り上 げが減少するため不利な状況であると考えられる。 2 円高が進む場合、石油や天然ガスの仕入れ価格が高騰することから、電気料金や ガソリン代などの上昇につながると考えられる。 3 以前は中国の元と日本の円は直接取引できなかったことから、ドルを介した取引 がなされていた。この状況の下では、ドルに対して円高が進むと、元とドルのレート が変化し中国への輸出が促進されることになった。 4 1 ドル=100円の状況から 1 ドル=110円の状況への変化は、円安ドル高方向への 変化である。円安が進んだ場合、ドル建ての取引は相対的に価格が高くなることから、 ドルで取引される輸入品は減少することが予想される。 5 日本銀行が、利上げにつながる政策を実施した場合、外国為替市場において、日 本の円に対する需要は増加すると考えられるから、円高の方向に向かうことが期待さ れる。
— 5 — 第 6 問 次の事項は、労働市場および労働統計について説明したものである。正しいも のを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 ただし、労働市場の需給を図示した場合、縦軸に賃金、横軸に労働量、労働需要 曲線は右下がり、労働供給曲線は右上がりであるものとする。 1 実体経済においては、好景気であっても仕事を変更するなどの理由で失業者が一 定数存在する。この時の失業率は自然失業率と呼ばれる。 2 完全失業率とは、就業する意思の有無にかかわらず、15歳以上の人口のうちどの 程度が就業していないかを示す値である。 3 有効求人倍率とは、有効求職者数を有効求人数で除したものである。このことか ら有効求人倍率が 1 を超える時、比較的就業が容易な状況を示している。 4 労働供給の減少は労働供給曲線の左側へのシフトとして表わされる。このことか ら、労働者 1 人当たりの労働量を一定と考えた場合、少子高齢化による労働人口の減 少は賃金の低下をもたらす。 5 労働市場において均衡水準を上回る水準で最低賃金が設定された場合、労働の余 剰が発生することが予想される。 第 7 問 次の事項のうち、正しいものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 母集団が大きな場合に行う標本調査において、サンプリングの手法が同一の有意 抽出法であれば、抽出する標本数と調査の精度は比例関係になる。 2 2016(平成28)年 4 月 1 日現在、子どもの数(15歳未満人口)と総人口に占める子ど もの割合は過去最低となり、ともに30年以上減少し続けている。 3 「統計法」では、公的統計の整備に関する基本的な計画や基幹統計の指定などを審 議する第三者機関として、統計委員会を設置することを規定している。 4 データの中心に関する特性値として平均値、中央値(メディアン)、最頻値(モード) があるが、データ分布が左右対称の場合、その 3 つの値は必ず一致する。 5 家計調査(消費支出)などの実態統計とは、調査客体の意向、つまり判断などを調 査し、一定の方法で数値化したものである。 本試験_消費生活試験問題1.indd 5 16/09/15 17:31
第 8 問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 経済状況を見る時に用いる指標は多数あるが、雇用に関するものも注目される領域の 1 つであり、よく耳にする指標に完全失業率と有効求人倍率がある。 完全失業率とは、総務省が国民の就業、不就業の実態を明らかにする目的で行ってい る「 ア 」で算出される指標である。「(ア)」では、 イ に少しでも働いていた人 は就業者として集計している。従って、いわゆるフリーターと呼ばれる人は、調査期間 中の就業実態などにより、就業者、完全失業者、 ウ のいずれかに分類される。 有効求人倍率とは、 エ が公共職業安定所における求人、求職、就職の状況(新規 学卒者を除く)を取りまとめるために行っている「職業安定業務統計」で算出される指 標である。有効求人倍率が改善しているにもかかわらず、完全失業率が悪化している場 合は、雇用の オ が生じている可能性がある。 【語 群】 1 .硬直化 2 .月初 1 週間 3 .経済産業省 4 .非労働力人口 5 .内閣府 6 .ミスマッチ 7 .労働力調査 8 .空洞化 9 . 1 カ月間 10.厚生労働省 11.労働人口 12.人口動態統計 13.休業者 14.月末 1 週間 15.毎月勤労統計調査 第 9 問 次の事項は、組織形態や構造について説明したものである。誤っているものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 複数の経営機能を横断する調整をスムーズかつ迅速に行いやすいのは、「事業部制 組織」よりも「機能別組織」のほうである。 2 「マトリックス組織」とは、「事業部制組織」と「機能別組織」がそれぞれに持つ メリットを活かそうとするものであり、理想的かつ万能な組織形態であるとされる。 3 「事業部制組織」においては、各事業部内に同様の機能を有する部門が構築される ことになるため、全社的にみれば経営資源の重複というムダが生じる。 4 「クロスファンクショナル組織」は、既存事業の枠を超えた事業やプロジェクトの ために編成される組織形態である。 5 プロジェクトチームでは、様々な部門からメンバーが集められるため、メンバー 間の利害関係が複雑になりがちである。それゆえに、プロジェクトを統括するリーダー には、メンバー間でコンセンサスが形成されるように調整することが求められる。
— 7 — 第10問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい 企業を戦略的に経営していくためには、内部と外部の環境を分析する必要がある。内 部環境分析において重要なのは、自社にとって、他社がまねできないような独自の技術 やノウハウの集合体である ア が何であるのかを見極めることである。他方で、外 部環境の分析は イ と ウ の 2 つに分けることができる。グローバルに製品を展 開する企業を考えてみると、特に、現地市場に関する(イ)が重要なものとなる。自国と は異なる社会や文化を把握しなければ当該市場のニーズに適した製品をつくることはで きないからである。近年は、貧困層から構成される エ 市場が注目を集めている。 そうした市場をターゲットとする事業の場合には、その地の経済的な オ との調和 を実現することが経営上の課題となる。現地社会との共生ができなければ、現地で継続 的に事業を行うことが難しくなるからである。 【語 群】 1 .暗黙知 2 .市場環境分析 3 .クリエイティブ能力 4 .財務分析 5 .コアコンピタンス 6 .BMC 7 .競争分析 8 .エコシステム 9 .イノベーションシステム 10.BOP 11.人口動態分析 12.労働者 13.ブルーオーシャン 14.事業分析 本試験_消費生活試験問題1.indd 7 16/09/15 17:31
第11問 次の事項は、競争戦略について説明したものである。誤っているものを 2 つ選 んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 競合他社がその業界や市場に入り込むすきを与えないように幅広い製品ラインを 実現すること(フルカバレッジ)は、リーダー企業にとって望ましい戦略の 1 つであ る。 2 業界 2 番手のチャレンジャー企業は、リーダー企業と比較して様々な点で劣位に あるため、リーダー企業の製品に比べ、主に価格面での差別化を図ることが求めら れる。 3 ニッチャー企業は、他企業が網羅していないようなニッチ市場(すき間市場)に焦 点を当てて活動している企業のことであり、限られた顧客に対して、独自の製品を提 供している。 4 フォロワー企業とは、業界の 3 番手以下の企業のことを指す。そうした企業にとっ ては、リーダー企業の製品を模倣したり、それを低価格で販売したりすることが戦略 上有効である。 5 たとえ革新的な製品を他社に先駆けて開発し、販売できたとしても、それを他社 によって模倣されてしまえば、十分な利益を獲得することはできない。それゆえに、 革新的な製品の開発、販売に際しては、その「独占可能性」を高める方策が必要となる。 第12問 次の事項は、企業形態について説明したものである。正しいものを 2 つ選んで 解答欄に番号で記入しなさい。 1 「所有と支配の分離」は、現代の株式会社制度が抱える課題の 1 つである。これは 近年、ベンチャービジネスが活性化してきたことによって発生した問題である。 2 責任の範囲という視点から見れば、出資者にとって株式会社は合名会社よりも出 資しやすい企業形態であるといえる。 3 合資会社には、一部の出資者が有限責任を負うという特徴がある。この点は、ア
メリカで普及した有限責任会社(Limited Liability Company)を参考にしていることか ら、合資会社は「日本版 LLC」とも呼ばれる。
4 合同会社は他の企業形態よりも組織の運営について自由度が高いため、ベンチャー
企業に適している。
5 現在の法律の下では、有限会社を設立することはできず、また、現存の有限会社
— 9 — 第13問 次の事項のうち、誤っているものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 基本的なマーケティングの考え方によれば、企業にとってコントロールできない 外部環境要因と、コントロールできる要因としてのマーケティング・ミックス要因が、 それぞれ存在している。 2 SWOT 分析の S は強みを、W は弱みを、O は機会を、T はタイミングを表わす。 3 SWOT 分析と 3 C 分析は、いずれも企業にとってコントロールできない外部環境 要因や自社の課題を把握するための分析手法である。 4 3 C 分析とは、顧客、コスト、自社を分析することを意味している。 5 マーケティング・ミックスとは、一般に、製品、価格、流通チャネル、プロモーショ ンを指し、それらを統合的に適用することが重要である。 第14問 次のア〜オの事項について、下記の語群より最も関係の深いものを選んで解答 欄に番号で記入しなさい。 ア 関連する商品を売場にまとめて陳列することで、セット買い、あるいは、ついで買 いを促す。 イ 既存製品のモデルチェンジを頻繁に行うことで需要を喚起する。 ウ 試供品を配布することによって、その製品の購買を促進する。 エ 製品やサービスの属性のうちのいくつかについて競合他社よりも優れた面をきわだ たせることで需要を獲得する。 オ 優良顧客を選別し、囲い込むだけではなく購買履歴データを分析することで、それ らの顧客にアプローチする。 【語 群】 1 .エンド大量陳列 2 .価格プレミアム 3 .クロス・マーチャンダイジング 4 .計画的陳腐化戦略 5 .コアコンピタンス 6 .差別化戦略 7 .サンプリング 8 .市場細分化戦略 9 .トラフィックビルダー 10.プッシュ戦略 11.ポイントカード 12.マス広告 13.ロスリーダー 14.ロングテール 本試験_消費生活試験問題1.indd 9 16/09/15 17:31
第15問 次の事項のうち、誤っているものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 サービスマーケティングにおいては、エクスターナル・マーケティング、インタラ クティブ・マーケティング、インターナル・マーケティングの 3 つを総合的に展開す ることが重要であるとされている。 2 サービスマーケティングでは、従業員満足は待遇の向上によってもたらされるもの の、逆に、それによって価格が上昇することで顧客満足を低下させてしまうとされて いる。 3 サービスは、一般に在庫調整がきかないため、季節や時間帯で価格設定を変える ことによって需要の平準化を図り、サービスの生産性を高めるという方策がとられる ことがある。 4 飲食などのサービスでは、食事の調理と提供がマニュアルで管理されているため、 標準化と品質の管理が加工食品などの有形財よりも一般的に容易である。 5 教育などのサービスでは、学習教材などの有形財とは異なり、提供後に消滅して しまうことが多いため、実際にサービスの欠陥が生じた場合、その欠陥を立証しに くい。 第16問 次の事項は、消費税に関連する概念について説明したものである。誤っている ものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 消費税率が 5 %から 8 %へ引き上げられた際には、消費税率引き上げの前は駆け 込み需要が、引き上げ直後は反動減がみられた。 2 総務省統計局「家計調査」では、消費税は非消費支出に分類される。 3 消費税は、直接税である。 4 消費者物価指数は、消費税分を含めて消費者が実際に支払う金額を用いて作成さ れるので、指数に消費税が反映される。 5 原則として、介護保険サービスには消費税がかからない。
— 11 — 第17問 次の事項は、いわゆるクレジットカードについて説明したものである。誤って いるものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 クレジットカードを利用することは、カード会社から一定期間、信用を供与され ていることを意味している。 2 世界初のクレジットカードは、1950(昭和25)年に日本で誕生した。 3 カード会社では売上票に電話番号など署名以外の記入を求めることを認めていない。 4 クレジットカードは、会員に所有権がある。 5 利用者の信用や利用実績により、クレジットカードには利用可能額が設けられて いる。 第18問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 総務省統計局「家計調査年報」 1 世帯当たり年平均 1 カ月間の収入と支出( 2 人以上 の世帯のうち勤労者世帯1963(昭和38)年〜 2015(平成27)年)の結果からみると、実収入、 実支出、可処分所得のピークは ア 年度であり、(ア)年度の可処分所得は約 イ 万円である。他方、非消費支出のピークは、 ウ 年度であり、非消費支出は約 エ 万円である。そして、(ウ)年度のエンゲル係数は、(ア)年度のそれと比較して オ している。 【語 群】 1 .1992(平成 4 ) 2 .50 3 .減少 4 .1997(平成 9 ) 5 .40 6 .2002(平成14) 7 .30 8 .2008(平成20) 9 .増加 10.20 11.2015(平成27) 12.10 本試験_消費生活試験問題1.indd 11 16/09/15 17:31
第19問 次の事項は、金融商品に関連する概念について説明したものである。誤ってい るものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。(出典:金融広報中央委員 会 知るぽるとサイト「金融用語解説」) 1 投資信託とは、法人や個人から集めた資金を特定の専門家(ファンドマネージャー) に管理・運営を委ね、有価証券などに投資し、その収益が出た場合、出資額に応じて 分配する金融商品である。 2 有価証券とは、証券市場での売買の対象として「金融商品取引法」に列挙されて いる証券であり、国債などは含まない。 3 金融商品とは、銀行、証券会社、保険会社など金融機関が提供・仲介する各種の 預金、投資信託、株式、社債、公債、保険などのことである。 4 元本とは、金融商品本来の価値額のことである。 5 デリバティブとは、株式や為替、金利などの伝統的な金融商品から派生して誕生 した金融派生商品のことである。 第20問 次の事項は、総務省統計局「平成26年度全国消費実態調査」の 2 人以上の世帯 の家計資産の結果概要から説明したものである。誤っているものを 2 つ選んで 解答欄に番号で記入しなさい。 1 2014(平成26)年度の家計資産は、前回調査時点である2009(平成21)年度と比較し て、減少している。 2 2014(平成26)年度の家計資産構成は2009(平成21)年度と比較すると、金融資産の 割合が減少して、宅地資産の割合が増加している。 3 家計資産額の世帯分布をみると、平均値を下回る世帯が全体の 6 割以上を占める。 4 家計資産額が最も多いのは、世帯主の年齢が60代の世帯である。 5 家計資産額が東京都に次いで多いのは、大阪府である。