幼年児童教育研究 第31号 2019 − 45 − 1.はじめに 保育現場では、近年特に保育者不足が喫緊の 問題として取りざたされている。1)保育者の早 期離職も課題となり、様々な要因が絡み合って いる。2)職員数が多くても少なくても「職場の 人間関係」に問題を抱え3)、我が教え子の中 でも1年間仕事を続けることがかなわず離職す る卒業生が毎年複数人居る。離職後話を聞くと、 異口同音で、職場の人間関係を挙げ、「自分で 考えろと言われて計画案を提出しても、だめ出 しをされる」「計画的に進めようとしても、方 針が変わって計画通りに行かない」と述べてい る。新任保育者は、実践力不足4)から、子ど も理解が十分できずに計画を立てるため、子ど もの実情に合わず、先輩の保育者から軌道修正 を求められてしまう実態が予想される。 保育・教育実習において、実習生がどの程度 子どもに関わらせてもらっているかも、実習園 毎に差があり、実習が保育職を目指す学生の職 能形成にプラスに繋がっていると言いがたい現 状もある。また実習後、保育職希望から一般職 希望に変更する学生も少なくない。保育の楽し さややりがいを感じる前に保育職への意欲を失 ってしまう実情が無いとはいえない。 そこで実習前に、保育現場の職務内容や雰囲 気を体感し、社会人としての基礎力5)や保育 者の職能形成に必要な資質や能力の基盤となる ものを身に付けられるよう、空きコマボランテ ィアを試みた。本研究では、空きコマボランテ ィア体験が、どのような学生の職能形成意識を もたらせたかを、振り返り記録より明らかにす る。 2.研究目的 空きコマボランティア体験が、学生の職能形 成向上に関係するか振り返り記録より把握する。 3.研究方法 本学独自科目「基礎研究演習Ⅱ」(2年生通 年科目)において行った、実習・空きコマボラ ンティアについてのアンケートと3年生で行う 教育実習に持参する実習生プロフィールの「教 育実習のめあて」をテキストマイニングにかけ、 MBS・ネットワーク・頻出語の基礎資料を作 成し、結果を考察する。 アンケートの設問は次の7つで、文字数制限 はない。 ①基礎研究演習Ⅱ見学実習からの学び ②基礎研究演習Ⅱ見学実習で身に付いたこと ③空きコマボランティアの内容 ④空きコマボランティアで行った具体的行為か らの学び ⑤空きコマボランティアで身に付いたこと ⑥自由記述 ⑦実習生プロフィールの「教育実習のめあて」 ※基礎研究演習Ⅱの見学実習は、60名の学生が
保育職を目指す学生の継続的ボランティア体験と職能形成
Continuing volunteer experience and professional development for
students that aiming for Pre-school teacher
保育職を目指す学生の継続的ボランティア体験と職能形成 − 46 − 社会福祉施設全日3日・保育園実習全日3日・ 幼稚園実習全日5又は午前半日8日の内、一つ の施設を学生が選んで見学実習を行った。 ※基礎研究演習Ⅱ見学実習期間は前期6月~9月 *空きコマボランティア期間は5月~翌年1月 *教育実習のめあて記入時期は3年生7月 ※空きコマボランティアとは、学生が履修授業 時間外で本学敷地内にある附属幼稚園にボラ ンティアとして参加するもの。午前の保育時 間に参加した学生は保育を見ることが可能で あるが、保育時間外に参加した学生は、園内 整備や掃除、環境構成や壁面展示物製作が主 なボランティア内容である。 ※計量テキスト分析・テキストマイニングに は、フリー・ソフトウェアであるKH Coder (Ver.3. Alpha.9)を用いた。 【倫理的配慮】 アンケート結果は個人が特定できない方法で 取り扱うことを口頭で説明し、了解を得たもの である。また、研究以外に使用しないことを書 面で説明し、承諾を得ている。 日 日の内、一つの施設を学生が選んで 見学実習を行った。 *基礎研究演習Ⅱ見学実習期間は前期 月 ~ 月 *空きコマボランティア期間は 月~翌年 月 *教育実習のめあて記入時期は 年生 月 ※空きコマボランティアとは、学生が履修 授業時間外で本学敷地内にある附属幼稚 園にボランティアとして参加するもの。 午前の保育時間に参加した学生は保育を 見ることが可能であるが、保育時間外に 参加した学生は、園内整備や掃除、環境 構成や壁面展示物製作が主なボランティ ア内容である。 ※計量テキスト分析・テキストマイニング に は 、 フ リ ー ・ ソ フ ト ウ ェ ア で あ る .+ &RGHU(9HU$OSKD)を用いた。 【倫理的配慮】 ア ン ケ ー ト 結 果 は 個 人 が 特 定 で き な い 方法で取り扱うこと口頭で説明し、了解を 得たものである。また、研究以外に使用し ないことを書面で説明し、承諾を得ている。 結果と考察 語の抽出と頻出語の確認 語の抽出設定は 単語とした。今回は、 前期短期実習後の学び①と身に付いたこと ②、通年を通して行った空きコマボランテ ィア後の学び④と身に付いたこと⑤の比較 を行う。また、それが幼稚園実習のめあて に繋がっているン検討するものであるため、 質問①②④⑤⑦の頻出語を確認する。 表1 質問①基礎研究演習Ⅱ見学実習からの学び ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 ※抽出語の「子ども」を示す文言が一番多 く、「子ども」 回、 位に「子」 回、 位に「子供」 回が見られる。 使い方としては、「○○な子や〇〇な 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 子ども 㻝㻝㻜 㻞㻢 実習 㻤 㻡㻝 たくさん 㻡 㻣㻢 真似 㻠 㻝㻜㻝 泣く 㻟 㻝㻞㻢 物 㻟 㻞 環境 㻟㻤 㻞㻣 多い 㻤 㻡㻞 園 㻡 㻣㻣 動き 㻠 㻝㻜㻞 決める 㻟 㻝㻞㻣 方法 㻟 㻟 遊び 㻟㻡 㻞㻤 年齢 㻤 㻡㻟 過ごす 㻡 㻣㻤 部屋 㻠 㻝㻜㻟 広い 㻟 㻝㻞㻤 友達 㻟 㻠 保育 㻟㻠 㻞㻥 違う 㻣 㻡㻠 絵本 㻡 㻣㻥 片付ける 㻠 㻝㻜㻠 行う 㻟 㻝㻞㻥 流れ 㻟 㻡 構成 㻞㻥 㻟㻜 気持ち 㻣 㻡㻡 危険 㻡 㻤㻜 報告 㻠 㻝㻜㻡 行事 㻟 㻝㻟㻜 練習 㻟 㻢 先生 㻞㻤 㻟㻝 姿 㻣 㻡㻢 興味 㻡 㻤㻝 名前 㻠 㻝㻜㻢 作り方 㻟 㻝㻟㻝 連携 㻟 㻣 自分 㻞㻝 㻟㻞 時間 㻣 㻡㻣 好き 㻡 㻤㻞 様々 㻠 㻝㻜㻣 柵 㻟 㻝㻟㻞 いつ 㻞 㻤 遊ぶ 㻝㻤 㻟㻟 声 㻣 㻡㻤 自発 㻡 㻤㻟 様子 㻠 㻝㻜㻤 持つ 㻟 㻝㻟㻟 それぞれ 㻞 㻥 学ぶ 㻝㻢 㻟㻠 置く 㻣 㻡㻥 自由 㻡 㻤㻠 話 㻠 㻝㻜㻥 叱る 㻟 㻝㻟㻠コミュニケーション 㻞 㻝㻜 言葉 㻝㻡 㻟㻡 注意 㻣 㻢㻜 身 㻡 㻤㻡 話す 㻠 㻝㻝㻜 手 㻟 㻝㻟㻡 タイミング 㻞 㻝㻝 理解 㻝㻡 㻟㻢 壁面 㻣 㻢㻝 製作 㻡 㻤㻢 すべて 㻟 㻝㻝㻝 準備 㻟 㻝㻟㻢 ダンス 㻞 㻝㻞 掃除 㻝㻠 㻟㻣 保護 㻣 㻢㻞 貼る 㻡 㻤㻣 やる気 㻟 㻝㻝㻞 笑顔 㻟 㻝㻟㻣 チャレンジ 㻞 㻝㻟 大切 㻝㻠 㻟㻤 目線 㻣 㻢㻟 発達 㻡 㻤㻤 ケンカ 㻟 㻝㻝㻟 常に 㻟 㻝㻟㻤 リラックス 㻞 㻝㻠 子 㻝㻟 㻟㻥 挨拶 㻢 㻢㻠 聞く 㻡 㻤㻥 ブランコ 㻟 㻝㻝㻠 情報 㻟 㻝㻟㻥 ロッカー 㻞 㻝㻡 考える 㻝㻝 㻠㻜 援助 㻢 㻢㻡 毎日 㻡 㻥㻜 リズム 㻟 㻝㻝㻡 信頼 㻟 㻝㻠㻜 意見 㻞 㻝㻢 子供 㻝㻝 㻠㻝 関係 㻢 㻢㻢 グループ 㻠 㻥㻝 ルール 㻟 㻝㻝㻢 心がける 㻟 㻝㻠㻝 育つ 㻞 㻝㻣 見る 㻝㻜 㻠㻞 合わせる 㻢 㻢㻣 トイレ 㻠 㻥㻞 安全 㻟 㻝㻝㻣 生き物 㻟 㻝㻠㻞 一つ一つ 㻞 㻝㻤 行動 㻝㻜 㻠㻟 仕事 㻢 㻢㻤 解決 㻠 㻥㻟 意味 㻟 㻝㻝㻤 全然 㻟 㻝㻠㻟 運動会 㻞 㻝㻥 周り 㻝㻜 㻠㻠 思う 㻢 㻢㻥 学び 㻠 㻥㻠 違い 㻟 㻝㻝㻥 他 㻟 㻝㻠㻠 家 㻞 㻞㻜 生活 㻝㻜 㻠㻡 場所 㻢 㻣㻜 関わり 㻠 㻥㻡 園内 㻟 㻝㻞㻜 代弁 㻟 㻝㻠㻡 歌 㻞 㻞㻝 対応 㻝㻜 㻠㻢 成長 㻢 㻣㻝 教える 㻠 㻥㻢 外 㻟 㻝㻞㻝 読む 㻟 㻝㻠㻢 歌う 㻞 㻞㻞 作る 㻥 㻠㻣 接す 㻢 㻣㻞 曲 㻠 㻥㻣 感じる 㻟 㻝㻞㻞 配慮 㻟 㻝㻠㻣 階 㻞 㻞㻟 仕方 㻥 㻠㻤 同士 㻢 㻣㻟 工夫 㻠 㻥㻤 関わる 㻟 㻝㻞㻟 必ず 㻟 㻝㻠㻤 覚える 㻞 㻞㻠 出来る 㻥 㻠㻥 分かる 㻢 㻣㻠 出す 㻠 㻥㻥 机 㻟 㻝㻞㻠 必要 㻟 㻝㻠㻥 楽しむ 㻞 㻞㻡 喧嘩 㻤 㻡㻜 1つ 㻡 㻣㻡 少し 㻠 㻝㻜㻜 気 㻟 㻝㻞㻡 表現 㻟 㻝㻡㻜 管理 㻞 実習施設種別 実習 園数 実習 人数 実習 時間 児童養護施設 障害者支援施設 幼稚園 ~ 保育園 日 日の内、一つの施設を学生が選んで 見学実習を行った。 *基礎研究演習Ⅱ見学実習期間は前期 月 ~ 月 *空きコマボランティア期間は 月~翌年 月 *教育実習のめあて記入時期は 年生 月 ※空きコマボランティアとは、学生が履修 授業時間外で本学敷地内にある附属幼稚 園にボランティアとして参加するもの。 午前の保育時間に参加した学生は保育を 見ることが可能であるが、保育時間外に 参加した学生は、園内整備や掃除、環境 構成や壁面展示物製作が主なボランティ ア内容である。 ※計量テキスト分析・テキストマイニング に は 、 フ リ ー ・ ソ フ ト ウ ェ ア で あ る .+ &RGHU(9HU$OSKD)を用いた。 【倫理的配慮】 ア ン ケ ー ト 結 果 は 個 人 が 特 定 で き な い 方法で取り扱うこと口頭で説明し、了解を 得たものである。また、研究以外に使用し ないことを書面で説明し、承諾を得ている。 結果と考察 語の抽出と頻出語の確認 語の抽出設定は 単語とした。今回は、 前期短期実習後の学び①と身に付いたこと ②、通年を通して行った空きコマボランテ ィア後の学び④と身に付いたこと⑤の比較 を行う。また、それが幼稚園実習のめあて に繋がっているン検討するものであるため、 質問①②④⑤⑦の頻出語を確認する。 表1 質問①基礎研究演習Ⅱ見学実習からの学び ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 ※抽出語の「子ども」を示す文言が一番多 く、「子ども」 回、 位に「子」 回、 位に「子供」 回が見られる。 使い方としては、「○○な子や〇〇な 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 子ども 㻝㻝㻜 㻞㻢 実習 㻤 㻡㻝 たくさん 㻡 㻣㻢 真似 㻠 㻝㻜㻝 泣く 㻟 㻝㻞㻢 物 㻟 㻞 環境 㻟㻤 㻞㻣 多い 㻤 㻡㻞 園 㻡 㻣㻣 動き 㻠 㻝㻜㻞 決める 㻟 㻝㻞㻣 方法 㻟 㻟 遊び 㻟㻡 㻞㻤 年齢 㻤 㻡㻟 過ごす 㻡 㻣㻤 部屋 㻠 㻝㻜㻟 広い 㻟 㻝㻞㻤 友達 㻟 㻠 保育 㻟㻠 㻞㻥 違う 㻣 㻡㻠 絵本 㻡 㻣㻥 片付ける 㻠 㻝㻜㻠 行う 㻟 㻝㻞㻥 流れ 㻟 㻡 構成 㻞㻥 㻟㻜 気持ち 㻣 㻡㻡 危険 㻡 㻤㻜 報告 㻠 㻝㻜㻡 行事 㻟 㻝㻟㻜 練習 㻟 㻢 先生 㻞㻤 㻟㻝 姿 㻣 㻡㻢 興味 㻡 㻤㻝 名前 㻠 㻝㻜㻢 作り方 㻟 㻝㻟㻝 連携 㻟 㻣 自分 㻞㻝 㻟㻞 時間 㻣 㻡㻣 好き 㻡 㻤㻞 様々 㻠 㻝㻜㻣 柵 㻟 㻝㻟㻞 いつ 㻞 㻤 遊ぶ 㻝㻤 㻟㻟 声 㻣 㻡㻤 自発 㻡 㻤㻟 様子 㻠 㻝㻜㻤 持つ 㻟 㻝㻟㻟 それぞれ 㻞 㻥 学ぶ 㻝㻢 㻟㻠 置く 㻣 㻡㻥 自由 㻡 㻤㻠 話 㻠 㻝㻜㻥 叱る 㻟 㻝㻟㻠コミュニケーション 㻞 㻝㻜 言葉 㻝㻡 㻟㻡 注意 㻣 㻢㻜 身 㻡 㻤㻡 話す 㻠 㻝㻝㻜 手 㻟 㻝㻟㻡 タイミング 㻞 㻝㻝 理解 㻝㻡 㻟㻢 壁面 㻣 㻢㻝 製作 㻡 㻤㻢 すべて 㻟 㻝㻝㻝 準備 㻟 㻝㻟㻢 ダンス 㻞 㻝㻞 掃除 㻝㻠 㻟㻣 保護 㻣 㻢㻞 貼る 㻡 㻤㻣 やる気 㻟 㻝㻝㻞 笑顔 㻟 㻝㻟㻣 チャレンジ 㻞 㻝㻟 大切 㻝㻠 㻟㻤 目線 㻣 㻢㻟 発達 㻡 㻤㻤 ケンカ 㻟 㻝㻝㻟 常に 㻟 㻝㻟㻤 リラックス 㻞 㻝㻠 子 㻝㻟 㻟㻥 挨拶 㻢 㻢㻠 聞く 㻡 㻤㻥 ブランコ 㻟 㻝㻝㻠 情報 㻟 㻝㻟㻥 ロッカー 㻞 㻝㻡 考える 㻝㻝 㻠㻜 援助 㻢 㻢㻡 毎日 㻡 㻥㻜 リズム 㻟 㻝㻝㻡 信頼 㻟 㻝㻠㻜 意見 㻞 㻝㻢 子供 㻝㻝 㻠㻝 関係 㻢 㻢㻢 グループ 㻠 㻥㻝 ルール 㻟 㻝㻝㻢 心がける 㻟 㻝㻠㻝 育つ 㻞 㻝㻣 見る 㻝㻜 㻠㻞 合わせる 㻢 㻢㻣 トイレ 㻠 㻥㻞 安全 㻟 㻝㻝㻣 生き物 㻟 㻝㻠㻞 一つ一つ 㻞 㻝㻤 行動 㻝㻜 㻠㻟 仕事 㻢 㻢㻤 解決 㻠 㻥㻟 意味 㻟 㻝㻝㻤 全然 㻟 㻝㻠㻟 運動会 㻞 㻝㻥 周り 㻝㻜 㻠㻠 思う 㻢 㻢㻥 学び 㻠 㻥㻠 違い 㻟 㻝㻝㻥 他 㻟 㻝㻠㻠 家 㻞 㻞㻜 生活 㻝㻜 㻠㻡 場所 㻢 㻣㻜 関わり 㻠 㻥㻡 園内 㻟 㻝㻞㻜 代弁 㻟 㻝㻠㻡 歌 㻞 㻞㻝 対応 㻝㻜 㻠㻢 成長 㻢 㻣㻝 教える 㻠 㻥㻢 外 㻟 㻝㻞㻝 読む 㻟 㻝㻠㻢 歌う 㻞 㻞㻞 作る 㻥 㻠㻣 接す 㻢 㻣㻞 曲 㻠 㻥㻣 感じる 㻟 㻝㻞㻞 配慮 㻟 㻝㻠㻣 階 㻞 㻞㻟 仕方 㻥 㻠㻤 同士 㻢 㻣㻟 工夫 㻠 㻥㻤 関わる 㻟 㻝㻞㻟 必ず 㻟 㻝㻠㻤 覚える 㻞 㻞㻠 出来る 㻥 㻠㻥 分かる 㻢 㻣㻠 出す 㻠 㻥㻥 机 㻟 㻝㻞㻠 必要 㻟 㻝㻠㻥 楽しむ 㻞 㻞㻡 喧嘩 㻤 㻡㻜 1つ 㻡 㻣㻡 少し 㻠 㻝㻜㻜 気 㻟 㻝㻞㻡 表現 㻟 㻝㻡㻜 管理 㻞 実習施設種別 実習 園数 実習 人数 実習 時間 児童養護施設 障害者支援施設 幼稚園 ~ 保育園 ※抽出語上位150種類は1003語数であった。 ※抽出語は「子ども」を示す文言が一番多く、「子ども」110回、14位に「子」13回、16位に「子 供」11回が見られる。使い方としては、「○○な子や〇〇な子」や「その子や他の子」等の使い方 が有り、1003語数中134回語が「子ども・子供・子」である。
幼年児童教育研究 第31号 − 47 − ※抽出語上位150種類は864語数であった。 ※抽出語上位150種類は448語数であった。 子」や「その子や他の子」等の使い方が 有り、 語数中 回語が「子ど も・子供・子」である。 表2 質問④空きコマボランティアで行った具体的行為からの学び ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 表3 基礎研究演習Ⅱ見学実習で身に付いたこと ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 子ども 㻡㻣 㻞㻢 補助 㻣 㻡㻝 園 㻠 㻣㻢 キレイ 㻟 㻝㻜㻝 成長 㻟 㻝㻞㻢 安心 㻞 㻞 壁面 㻠㻟 㻞㻣 ホッチキス 㻢 㻡㻞 園児 㻠 㻣㻣 コピー 㻟 㻝㻜㻞 積極 㻟 㻝㻞㻣 違う 㻞 㻟 保育 㻟㻡 㻞㻤ボランティア 㻢 㻡㻟 過ごす 㻠 㻣㻤 テープ 㻟 㻝㻜㻟 洗う 㻟 㻝㻞㻤 一度に 㻞 㻠 掃除 㻟㻠 㻞㻥 挨拶 㻢 㻡㻠 過ごせる 㻠 㻣㻥 リズム 㻟 㻝㻜㻠 全て 㻟 㻝㻞㻥 一番 㻞 㻡 環境 㻟㻞 㻟㻜 安全 㻢 㻡㻡 絵の具 㻠 㻤㻜 運動会 㻟 㻝㻜㻡 多く 㻟 㻝㻟㻜 衛生 㻞 㻢 作る 㻞㻢 㻟㻝 楽しい 㻢 㻡㻢 関係 㻠 㻤㻝 園内 㻟 㻝㻜㻢 大きい 㻟 㻝㻟㻝 園 㻞 㻣 大切 㻞㻜 㻟㻞 感じる 㻢 㻡㻣 危険 㻠 㻤㻞 音楽 㻟 㻝㻜㻣 誕生 㻟 㻝㻟㻞 歌 㻞 㻤 学ぶ 㻝㻥 㻟㻟 構成 㻢 㻡㻤 教える 㻠 㻤㻟 歌う 㻟 㻝㻜㻤 弾く 㻟 㻝㻟㻟 外 㻞 㻥 整備 㻝㻡 㻟㻠 行事 㻢 㻡㻥 掲示 㻠 㻤㻠 画用紙 㻟 㻝㻜㻥 入る 㻟 㻝㻟㻠 楽しめる 㻞 㻝㻜 準備 㻝㻠 㻟㻡 作業 㻢 㻢㻜 効率 㻠 㻤㻡 角 㻟 㻝㻝㻜 配慮 㻟 㻝㻟㻡 楽器 㻞 㻝㻝 仕事 㻝㻞 㻟㻢 子 㻢 㻢㻝 細かい 㻠 㻤㻢 学べる 㻟 㻝㻝㻝 必ず 㻟 㻝㻟㻢 観察 㻞 㻝㻞 使う 㻝㻞 㻟㻣 子供 㻢 㻢㻞 作り方 㻠 㻤㻣 帰る 㻟 㻝㻝㻞 普段 㻟 㻝㻟㻣 気づく 㻞 㻝㻟 思う 㻝㻞 㻟㻤 声 㻢 㻢㻟 止める 㻠 㻤㻤 気 㻟 㻝㻝㻟 方法 㻟 㻝㻟㻤 具体 㻞 㻝㻠 先生 㻝㻝 㻟㻥 貼る 㻢 㻢㻠 少し 㻠 㻤㻥 気持ちよい 㻟 㻝㻝㻠 本 㻟 㻝㻟㻥 空く 㻞 㻝㻡 仕方 㻝㻜 㻠㻜 保護 㻢 㻢㻡 前 㻠 㻥㻜 教室 㻟 㻝㻝㻡 遊び 㻟 㻝㻠㻜 形 㻞 㻝㻢 考える 㻥 㻠㻝 プール 㻡 㻢㻢 窓 㻠 㻥㻝 空き 㻟 㻝㻝㻢 遊ぶ 㻟 㻝㻠㻝 経験 㻞 㻝㻣 自分 㻥 㻠㻞 月 㻡 㻢㻣 大変 㻠 㻥㻞 型紙 㻟 㻝㻝㻣 幼児 㻟 㻝㻠㻞 見本 㻞 㻝㻤 清掃 㻥 㻠㻟 工夫 㻡 㻢㻤 棚 㻠 㻥㻟 穴 㻟 㻝㻝㻤 良い 㻟 㻝㻠㻟 元気 㻞 㻝㻥 見る 㻤 㻠㻠 時間 㻡 㻢㻥 注意 㻠 㻥㻠 見える 㻟 㻝㻝㻥 量 㻟 㻝㻠㻠 言葉 㻞 㻞㻜 行う 㻤 㻠㻡 拭く 㻡 㻣㻜 庭 㻠 㻥㻡 作れる 㻟 㻝㻞㻜 練習 㻟 㻝㻠㻡 向ける 㻞 㻞㻝 分かる 㻤 㻠㻢 切る 㻡 㻣㻝 内容 㻠 㻥㻢 残る 㻟 㻝㻞㻝 1つ 㻞 㻝㻠㻢 行く 㻞 㻞㻞 関わる 㻣 㻠㻣 早い 㻡 㻣㻞 壁画 㻠 㻥㻣 手 㻟 㻝㻞㻞 コツ 㻞 㻝㻠㻣 行為 㻞 㻞㻟 季節 㻣 㻠㻤 多い 㻡 㻣㻟 様子 㻠 㻥㻤 場所 㻟 㻝㻞㻟 ゴマ 㻞 㻝㻠㻤 行動 㻞 㻞㻠 知る 㻣 㻠㻥 たくさん 㻠 㻣㻠 綺麗 㻠 㻥㻥 身 㻟 㻝㻞㻠 ザリガニ 㻞 㻝㻠㻥 砂 㻞 㻞㻡 丁寧 㻣 㻡㻜 カレンダー 㻠 㻣㻡 きれい 㻟 㻝㻜㻜 制作 㻟 㻝㻞㻡 セロ 㻞 㻝㻡㻜 作り出す 㻞 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 子ども 㻠㻤 㻞㻢 遊ぶ 㻠 㻡㻝 立つ 㻟 㻣㻢 授業 㻞 㻝㻜㻝 話 㻞 㻝㻞㻢 音 㻝 㻞 挨拶 㻝㻢 㻞㻣 力 㻠 㻡㻞 たくさん 㻞 㻣㻣 少し 㻞 㻝㻜㻞 話す 㻞 㻝㻞㻣 何事 㻝 㻟 大切 㻝㻞 㻞㻤 コミュニケーション 㻟 㻡㻟 リズム 㻞 㻣㻤 笑顔 㻞 㻝㻜㻟 綺麗 㻞 㻝㻞㻤 解決 㻝 㻠 言葉 㻝㻜 㻞㻥 ヒント 㻟 㻡㻠 会話 㻞 㻣㻥 場 㻞 㻝㻜㻠 〇〇 㻝 㻝㻞㻥 覚える 㻝 㻡 先生 㻝㻜 㻟㻜 意識 㻟 㻡㻡 楽しい 㻞 㻤㻜 図工 㻞 㻝㻜㻡 1つ 㻝 㻝㻟㻜 掛け 㻝 㻢 保育 㻝㻜 㻟㻝 援助 㻟 㻡㻢 楽しむ 㻞 㻤㻝 清掃 㻞 㻝㻜㻢 お礼 㻝 㻝㻟㻝 割り込む 㻝 㻣 仕方 㻥 㻟㻞 音楽 㻟 㻡㻣 感じる 㻞 㻤㻞 生活 㻞 㻝㻜㻣 きれい 㻝 㻝㻟㻞 活動 㻝 㻤 声 㻥 㻟㻟 関わる 㻟 㻡㻤 気持ち 㻞 㻤㻟 待つ 㻞 㻝㻜㻤 ご飯 㻝 㻝㻟㻟 噛む 㻝 㻥 行動 㻤 㻟㻠 危険 㻟 㻡㻥 技術 㻞 㻤㻠 大変 㻞 㻝㻜㻥 ほか 㻝 㻝㻟㻠 観察 㻝 㻝㻜 積極 㻤 㻟㻡 教える 㻟 㻢㻜 喧嘩 㻞 㻤㻡 努力 㻞 㻝㻝㻜 イラ 㻝 㻝㻟㻡 含む 㻝 㻝㻝 見る 㻣 㻟㻢 見える 㻟 㻢㻝 見渡せる 㻞 㻤㻢 動く 㻞 㻝㻝㻝カウントダウン 㻝 㻝㻟㻢 基本 㻝 㻝㻞 自分 㻣 㻟㻣 見守る 㻟 㻢㻞 言う 㻞 㻤㻣 年齢 㻞 㻝㻝㻞 ケガ 㻝 㻝㻟㻣 寄り添う 㻝 㻝㻟 対応 㻣 㻟㻤 広い 㻟 㻢㻟 午睡 㻞 㻤㻤 発達 㻞 㻝㻝㻟 ケンカ 㻝 㻝㻟㻤 帰る 㻝 㻝㻠 学ぶ 㻢 㻟㻥 構成 㻟 㻢㻠 向ける 㻞 㻤㻥 反応 㻞 㻝㻝㻠 タイミング 㻝 㻝㻟㻥 気づく 㻝 㻝㻡 聞く 㻢 㻠㻜 考える 㻟 㻢㻡 好き 㻞 㻥㻜 範囲 㻞 㻝㻝㻡 ドア 㻝 㻝㻠㻜 泣く 㻝 㻝㻢 環境 㻡 㻠㻝 行く 㻟 㻢㻢 行う 㻞 㻥㻝 分かる 㻞 㻝㻝㻢 メモ 㻝 㻝㻠㻝 距離 㻝 㻝㻣 周り 㻡 㻠㻞 子 㻟 㻢㻣 合う 㻞 㻥㻞 並ぶ 㻞 㻝㻝㻣 悪い 㻝 㻝㻠㻞 協調 㻝 㻝㻤 身 㻡 㻠㻟 子供 㻟 㻢㻤 合わせる 㻞 㻥㻟 壁面 㻞 㻝㻝㻤 安全 㻝 㻝㻠㻟 教材 㻝 㻝㻥 目線 㻡 㻠㻠 常に 㻟 㻢㻥 今 㻞 㻥㻠 補助 㻞 㻝㻝㻥 位置 㻝 㻝㻠㻠 近い 㻝 㻞㻜 ボランティア 㻠 㻠㻡 掃除 㻟 㻣㻜 作り方 㻞 㻥㻡 方法 㻞 㻝㻞㻜 意味 㻝 㻝㻠㻡 掲示 㻝 㻞㻝 関わり 㻠 㻠㻢 多い 㻟 㻣㻝 使う 㻞 㻥㻢 約束 㻞 㻝㻞㻝 違う 㻝 㻝㻠㻢 嫌がる 㻝 㻞㻞 気 㻠 㻠㻣 知識 㻟 㻣㻞 思う 㻞 㻥㻣 幼児 㻞 㻝㻞㻞 育つ 㻝 㻝㻠㻣 見つける 㻝 㻞㻟 元気 㻠 㻠㻤 伝える 㻟 㻣㻟 自己 㻞 㻥㻤 様子 㻞 㻝㻞㻟 一緒 㻝 㻝㻠㻤 言い回し 㻝 㻞㻠 作る 㻠 㻠㻥 必要 㻟 㻣㻠 自然 㻞 㻥㻥 理解 㻞 㻝㻞㻠 応じる 㻝 㻝㻠㻥 個人 㻝 㻞㻡 接す 㻠 㻡㻜 遊び 㻟 㻣㻡 実習 㻞 㻝㻜㻜 冷やす 㻞 㻝㻞㻡 温める 㻝 㻝㻡㻜 向き合う 㻝 子」や「その子や他の子」等の使い方が 有り、 語数中 回語が「子ど も・子供・子」である。 表2 質問④空きコマボランティアで行った具体的行為からの学び ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 表3 基礎研究演習Ⅱ見学実習で身に付いたこと ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 子ども 㻡㻣 㻞㻢 補助 㻣 㻡㻝 園 㻠 㻣㻢 キレイ 㻟 㻝㻜㻝 成長 㻟 㻝㻞㻢 安心 㻞 㻞 壁面 㻠㻟 㻞㻣 ホッチキス 㻢 㻡㻞 園児 㻠 㻣㻣 コピー 㻟 㻝㻜㻞 積極 㻟 㻝㻞㻣 違う 㻞 㻟 保育 㻟㻡 㻞㻤ボランティア 㻢 㻡㻟 過ごす 㻠 㻣㻤 テープ 㻟 㻝㻜㻟 洗う 㻟 㻝㻞㻤 一度に 㻞 㻠 掃除 㻟㻠 㻞㻥 挨拶 㻢 㻡㻠 過ごせる 㻠 㻣㻥 リズム 㻟 㻝㻜㻠 全て 㻟 㻝㻞㻥 一番 㻞 㻡 環境 㻟㻞 㻟㻜 安全 㻢 㻡㻡 絵の具 㻠 㻤㻜 運動会 㻟 㻝㻜㻡 多く 㻟 㻝㻟㻜 衛生 㻞 㻢 作る 㻞㻢 㻟㻝 楽しい 㻢 㻡㻢 関係 㻠 㻤㻝 園内 㻟 㻝㻜㻢 大きい 㻟 㻝㻟㻝 園 㻞 㻣 大切 㻞㻜 㻟㻞 感じる 㻢 㻡㻣 危険 㻠 㻤㻞 音楽 㻟 㻝㻜㻣 誕生 㻟 㻝㻟㻞 歌 㻞 㻤 学ぶ 㻝㻥 㻟㻟 構成 㻢 㻡㻤 教える 㻠 㻤㻟 歌う 㻟 㻝㻜㻤 弾く 㻟 㻝㻟㻟 外 㻞 㻥 整備 㻝㻡 㻟㻠 行事 㻢 㻡㻥 掲示 㻠 㻤㻠 画用紙 㻟 㻝㻜㻥 入る 㻟 㻝㻟㻠 楽しめる 㻞 㻝㻜 準備 㻝㻠 㻟㻡 作業 㻢 㻢㻜 効率 㻠 㻤㻡 角 㻟 㻝㻝㻜 配慮 㻟 㻝㻟㻡 楽器 㻞 㻝㻝 仕事 㻝㻞 㻟㻢 子 㻢 㻢㻝 細かい 㻠 㻤㻢 学べる 㻟 㻝㻝㻝 必ず 㻟 㻝㻟㻢 観察 㻞 㻝㻞 使う 㻝㻞 㻟㻣 子供 㻢 㻢㻞 作り方 㻠 㻤㻣 帰る 㻟 㻝㻝㻞 普段 㻟 㻝㻟㻣 気づく 㻞 㻝㻟 思う 㻝㻞 㻟㻤 声 㻢 㻢㻟 止める 㻠 㻤㻤 気 㻟 㻝㻝㻟 方法 㻟 㻝㻟㻤 具体 㻞 㻝㻠 先生 㻝㻝 㻟㻥 貼る 㻢 㻢㻠 少し 㻠 㻤㻥 気持ちよい 㻟 㻝㻝㻠 本 㻟 㻝㻟㻥 空く 㻞 㻝㻡 仕方 㻝㻜 㻠㻜 保護 㻢 㻢㻡 前 㻠 㻥㻜 教室 㻟 㻝㻝㻡 遊び 㻟 㻝㻠㻜 形 㻞 㻝㻢 考える 㻥 㻠㻝 プール 㻡 㻢㻢 窓 㻠 㻥㻝 空き 㻟 㻝㻝㻢 遊ぶ 㻟 㻝㻠㻝 経験 㻞 㻝㻣 自分 㻥 㻠㻞 月 㻡 㻢㻣 大変 㻠 㻥㻞 型紙 㻟 㻝㻝㻣 幼児 㻟 㻝㻠㻞 見本 㻞 㻝㻤 清掃 㻥 㻠㻟 工夫 㻡 㻢㻤 棚 㻠 㻥㻟 穴 㻟 㻝㻝㻤 良い 㻟 㻝㻠㻟 元気 㻞 㻝㻥 見る 㻤 㻠㻠 時間 㻡 㻢㻥 注意 㻠 㻥㻠 見える 㻟 㻝㻝㻥 量 㻟 㻝㻠㻠 言葉 㻞 㻞㻜 行う 㻤 㻠㻡 拭く 㻡 㻣㻜 庭 㻠 㻥㻡 作れる 㻟 㻝㻞㻜 練習 㻟 㻝㻠㻡 向ける 㻞 㻞㻝 分かる 㻤 㻠㻢 切る 㻡 㻣㻝 内容 㻠 㻥㻢 残る 㻟 㻝㻞㻝 1つ 㻞 㻝㻠㻢 行く 㻞 㻞㻞 関わる 㻣 㻠㻣 早い 㻡 㻣㻞 壁画 㻠 㻥㻣 手 㻟 㻝㻞㻞 コツ 㻞 㻝㻠㻣 行為 㻞 㻞㻟 季節 㻣 㻠㻤 多い 㻡 㻣㻟 様子 㻠 㻥㻤 場所 㻟 㻝㻞㻟 ゴマ 㻞 㻝㻠㻤 行動 㻞 㻞㻠 知る 㻣 㻠㻥 たくさん 㻠 㻣㻠 綺麗 㻠 㻥㻥 身 㻟 㻝㻞㻠 ザリガニ 㻞 㻝㻠㻥 砂 㻞 㻞㻡 丁寧 㻣 㻡㻜 カレンダー 㻠 㻣㻡 きれい 㻟 㻝㻜㻜 制作 㻟 㻝㻞㻡 セロ 㻞 㻝㻡㻜 作り出す 㻞 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 子ども 㻠㻤 㻞㻢 遊ぶ 㻠 㻡㻝 立つ 㻟 㻣㻢 授業 㻞 㻝㻜㻝 話 㻞 㻝㻞㻢 音 㻝 㻞 挨拶 㻝㻢 㻞㻣 力 㻠 㻡㻞 たくさん 㻞 㻣㻣 少し 㻞 㻝㻜㻞 話す 㻞 㻝㻞㻣 何事 㻝 㻟 大切 㻝㻞 㻞㻤 コミュニケーション 㻟 㻡㻟 リズム 㻞 㻣㻤 笑顔 㻞 㻝㻜㻟 綺麗 㻞 㻝㻞㻤 解決 㻝 㻠 言葉 㻝㻜 㻞㻥 ヒント 㻟 㻡㻠 会話 㻞 㻣㻥 場 㻞 㻝㻜㻠 〇〇 㻝 㻝㻞㻥 覚える 㻝 㻡 先生 㻝㻜 㻟㻜 意識 㻟 㻡㻡 楽しい 㻞 㻤㻜 図工 㻞 㻝㻜㻡 1つ 㻝 㻝㻟㻜 掛け 㻝 㻢 保育 㻝㻜 㻟㻝 援助 㻟 㻡㻢 楽しむ 㻞 㻤㻝 清掃 㻞 㻝㻜㻢 お礼 㻝 㻝㻟㻝 割り込む 㻝 㻣 仕方 㻥 㻟㻞 音楽 㻟 㻡㻣 感じる 㻞 㻤㻞 生活 㻞 㻝㻜㻣 きれい 㻝 㻝㻟㻞 活動 㻝 㻤 声 㻥 㻟㻟 関わる 㻟 㻡㻤 気持ち 㻞 㻤㻟 待つ 㻞 㻝㻜㻤 ご飯 㻝 㻝㻟㻟 噛む 㻝 㻥 行動 㻤 㻟㻠 危険 㻟 㻡㻥 技術 㻞 㻤㻠 大変 㻞 㻝㻜㻥 ほか 㻝 㻝㻟㻠 観察 㻝 㻝㻜 積極 㻤 㻟㻡 教える 㻟 㻢㻜 喧嘩 㻞 㻤㻡 努力 㻞 㻝㻝㻜 イラ 㻝 㻝㻟㻡 含む 㻝 㻝㻝 見る 㻣 㻟㻢 見える 㻟 㻢㻝 見渡せる 㻞 㻤㻢 動く 㻞 㻝㻝㻝カウントダウン 㻝 㻝㻟㻢 基本 㻝 㻝㻞 自分 㻣 㻟㻣 見守る 㻟 㻢㻞 言う 㻞 㻤㻣 年齢 㻞 㻝㻝㻞 ケガ 㻝 㻝㻟㻣 寄り添う 㻝 㻝㻟 対応 㻣 㻟㻤 広い 㻟 㻢㻟 午睡 㻞 㻤㻤 発達 㻞 㻝㻝㻟 ケンカ 㻝 㻝㻟㻤 帰る 㻝 㻝㻠 学ぶ 㻢 㻟㻥 構成 㻟 㻢㻠 向ける 㻞 㻤㻥 反応 㻞 㻝㻝㻠 タイミング 㻝 㻝㻟㻥 気づく 㻝 㻝㻡 聞く 㻢 㻠㻜 考える 㻟 㻢㻡 好き 㻞 㻥㻜 範囲 㻞 㻝㻝㻡 ドア 㻝 㻝㻠㻜 泣く 㻝 㻝㻢 環境 㻡 㻠㻝 行く 㻟 㻢㻢 行う 㻞 㻥㻝 分かる 㻞 㻝㻝㻢 メモ 㻝 㻝㻠㻝 距離 㻝 㻝㻣 周り 㻡 㻠㻞 子 㻟 㻢㻣 合う 㻞 㻥㻞 並ぶ 㻞 㻝㻝㻣 悪い 㻝 㻝㻠㻞 協調 㻝 㻝㻤 身 㻡 㻠㻟 子供 㻟 㻢㻤 合わせる 㻞 㻥㻟 壁面 㻞 㻝㻝㻤 安全 㻝 㻝㻠㻟 教材 㻝 㻝㻥 目線 㻡 㻠㻠 常に 㻟 㻢㻥 今 㻞 㻥㻠 補助 㻞 㻝㻝㻥 位置 㻝 㻝㻠㻠 近い 㻝 㻞㻜 ボランティア 㻠 㻠㻡 掃除 㻟 㻣㻜 作り方 㻞 㻥㻡 方法 㻞 㻝㻞㻜 意味 㻝 㻝㻠㻡 掲示 㻝 㻞㻝 関わり 㻠 㻠㻢 多い 㻟 㻣㻝 使う 㻞 㻥㻢 約束 㻞 㻝㻞㻝 違う 㻝 㻝㻠㻢 嫌がる 㻝 㻞㻞 気 㻠 㻠㻣 知識 㻟 㻣㻞 思う 㻞 㻥㻣 幼児 㻞 㻝㻞㻞 育つ 㻝 㻝㻠㻣 見つける 㻝 㻞㻟 元気 㻠 㻠㻤 伝える 㻟 㻣㻟 自己 㻞 㻥㻤 様子 㻞 㻝㻞㻟 一緒 㻝 㻝㻠㻤 言い回し 㻝 㻞㻠 作る 㻠 㻠㻥 必要 㻟 㻣㻠 自然 㻞 㻥㻥 理解 㻞 㻝㻞㻠 応じる 㻝 㻝㻠㻥 個人 㻝 㻞㻡 接す 㻠 㻡㻜 遊び 㻟 㻣㻡 実習 㻞 㻝㻜㻜 冷やす 㻞 㻝㻞㻡 温める 㻝 㻝㻡㻜 向き合う 㻝
保育職を目指す学生の継続的ボランティア体験と職能形成 − 48 − 4.結果と考察 1)語の抽出と頻出語の確認 語の抽出設定は150単語とした。今回は、前 期短期実習後の学び①と身に付いたこと②、通 年を通して行った空きコマボランティア後の学 び④と身に付いたこと⑤の比較を行う。 2)アンケート①と④のネットワークを比較す る。 a)質問①の共起ネットワーク図(図1)から 次のようなことが読み取れた。 抽出語のトップ上位、「子ども」「環境」 「遊び」「保育」「構成」は大きな○で示され 重なりがある。図1「基礎研究演習Ⅱ見学実習 からの学び」共起ネットワークでは、核として 赤色ではないが、「基礎研究演習Ⅱ見学実習か らの学び」多次元尺度(data not shown)から は中心に位置することが読み取れる。図1~4 における共起ネットワークの解析結果では、出 現数の多い語ほど大きいノード(頂点)で描画 されること、共起関係が強いほど太いエッジ (線)で描画されること、ブルーから濃いピン クになるほど媒介中心性の高いノードであると 定義する。媒介中心性とは、その語が欠落した 場合、ネットワークの全体の統一性を欠いたバ ラバラの構造になることを表しており、簡単に 言えばネットワークの構造上重要な役割を果た している単語である。 4つ以上の言葉が繋がり、グループとなって いるものは、5つある。 ※抽出語上位150種類は394語数であった。 ※抽出語上位2の「子ども」と、53位「子」54位の「子供」合計すると26回であることが分かる。 表4 空きコマボランティアで身に付いたこと ※抽出語上位 種類は 語数であっ た。 ※抽出語上位 の「子ども」と、 位「子」 位の「子供」合計すると 回である ことが分かる。 アンケート①と④のネットワークを比較 する。 a)質問①の共起ネットワーク図(図1) から次のようなことが読み取れた。 抽出語のトップ上位、「子ども」「環 境」「遊び」「保育」「構成」は大きな○ で示され重なりがある。図1「基礎研究演 習Ⅱ見学実習からの学び 」共起ネットワー クでは、核として赤色ではないが、「基礎 研究演習Ⅱ見学実習からの学び」多次元尺 度(GDWDQRWVKRZQ)からは中心に位置す ることが読み取れる。図1~4における共 起ネットワークの解析結果では、出現数の 多い語ほど大きいノード(頂点)で描画さ れること、共起関係が強いほど太いエッジ ピンクになるほど媒介中心性の高いノード であると定義する。媒介中心性とは、その 語が欠落した場合、ネットワークの全体の 統一性を欠いたバラバラの構造になること を表しおり、簡単に言えばネットワークの 構造上重要な役割を果たしている単語であ る。 4つ以上の言葉が繋がり、グループとな っているものは、5つある。 1 の 子 ど も に 重 な っ て い る グ ル ー プ か らは、子どもを中心に環境構成をすること や、保育は遊びを通して行うものであるこ となど、保育の基本を意識していることが 読み取れる。 2 は 、 対 象 児 理 解 と し て 発 達 に 着 目 し 、 年齢によって発達が全然違うことを実感し ている。目線を合わせて子どもに関わった り、笑顔で挨拶をしたりして話すきっかけ を作り様子を見ようとしている学生の態度 が伺える。 (線)で描画されること、ブルーから濃い 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 順位 抽出語 回数 㻝 壁面 㻞㻟 㻞㻢 元気 㻟 㻡㻝 作れる 㻞 㻣㻢 良い 㻞 㻝㻜㻝 絵の具 㻝 㻝㻞㻢 見れる 㻝 㻞 子ども 㻞㻞 㻞㻣 細かい 㻟 㻡㻞 雑巾 㻞 㻣㻣 あいさつ 㻝 㻝㻜㻞 階段 㻝 㻝㻞㻣 見栄え 㻝 㻟 掃除 㻞㻝 㻞㻤 思う 㻟 㻡㻟 子 㻞 㻣㻤 お礼 㻝 㻝㻜㻟 学び 㻝 㻝㻞㻤 見逃す 㻝 㻠 挨拶 㻝㻞 㻞㻥 自分 㻟 㻡㻠 子供 㻞 㻣㻥 きれい 㻝 㻝㻜㻠 活動 㻝 㻝㻞㻥 見本 㻝 㻡 考える 㻝㻜 㻟㻜 拭く 㻟 㻡㻡 次 㻞 㻤㻜 しかた 㻝 㻝㻜㻡 活用 㻝 㻝㻟㻜 向ける 㻝 㻢 作る 㻥 㻟㻝 制作 㻟 㻡㻢 周り 㻞 㻤㻝 すべて 㻝 㻝㻜㻢 乾く 㻝 㻝㻟㻝 控えめ 㻝 㻣 仕方 㻥 㻟㻞 積極 㻟 㻡㻣 出来る 㻞 㻤㻞 それぞれ 㻝 㻝㻜㻣 関わる 㻝 㻝㻟㻞 考え方 㻝 㻤 大切 㻥 㻟㻟 切る 㻟 㻡㻤 情報 㻞 㻤㻟 やり遂げる 㻝 㻝㻜㻤 含む 㻝 㻝㻟㻟 行く 㻝 㻥 身 㻤 㻟㻠 前 㻟 㻡㻥 心がける 㻞 㻤㻠 やる気 㻝 㻝㻜㻥 頑張れる 㻝 㻝㻟㻠 行事 㻝 㻝㻜 大変 㻣 㻟㻡 窓 㻟 㻢㻜 整備 㻞 㻤㻡 アイデア 㻝 㻝㻝㻜 危ない 㻝 㻝㻟㻡 合う 㻝 㻝㻝 保育 㻣 㻟㻢 綺麗 㻟 㻢㻝 清掃 㻞 㻤㻢 アイディア 㻝 㻝㻝㻝 危険 㻝 㻝㻟㻢 今 㻝 㻝㻞 環境 㻢 㻟㻣 コツ 㻞 㻢㻞 声 㻞 㻤㻣 コピー 㻝 㻝㻝㻞 機会 㻝 㻝㻟㻣 細か 㻝 㻝㻟 行動 㻢 㻟㻤 ゴマ 㻞 㻢㻟 接す 㻞 㻤㻤 サイズ 㻝 㻝㻝㻟 帰る 㻝 㻝㻟㻤 作業 㻝 㻝㻠 作り方 㻢 㻟㻥 ホッチキス 㻞 㻢㻠 速い 㻞 㻤㻥 シアター 㻝 㻝㻝㻠 気 㻝 㻝㻟㻥 使い方 㻝 㻝㻡 仕事 㻢 㻠㻜 ボランティア 㻞 㻢㻡 知る 㻞 㻥㻜 スムーズ 㻝 㻝㻝㻡 気づく 㻝 㻝㻠㻜 使う 㻝 㻝㻢 笑顔 㻢 㻠㻝 画用紙 㻞 㻢㻢 丁寧 㻞 㻥㻝 テープ 㻝 㻝㻝㻢 協力 㻝 㻝㻠㻝 指示 㻝 㻝㻣 楽しい 㻡 㻠㻞 学ぶ 㻞 㻢㻣 貼る 㻞 㻥㻞 パネル 㻝 㻝㻝㻣 興味 㻝 㻝㻠㻞 持つ 㻝 㻝㻤 見る 㻡 㻠㻟 感じる 㻞 㻢㻤 動く 㻞 㻥㻟 プログラム 㻝 㻝㻝㻤 近く 㻝 㻝㻠㻟 時間 㻝 㻝㻥 先生 㻡 㻠㻠 観察 㻞 㻢㻥 洞察 㻞 㻥㻠 ホチキス 㻝 㻝㻝㻥 傾ける 㻝 㻝㻠㻠 耳 㻝 㻞㻜 多い 㻡 㻠㻡 季節 㻞 㻣㻜 把握 㻞 㻥㻡 ワクワク 㻝 㻝㻞㻜 型紙 㻝 㻝㻠㻡 自ら 㻝 㻞㻝 工夫 㻠 㻠㻢 空き 㻞 㻣㻝 配慮 㻞 㻥㻢 援助 㻝 㻝㻞㻝 型通り 㻝 㻝㻠㻢 自主 㻝 㻞㻞 少し 㻠 㻠㻣 隅々 㻞 㻣㻞 付く 㻞 㻥㻣 応答 㻝 㻝㻞㻞 形 㻝 㻝㻠㻣 実習 㻝 㻞㻟 常に 㻠 㻠㻤 言葉 㻞 㻣㻟 分かる 㻞 㻥㻤 過ごす 㻝 㻝㻞㻟 決める 㻝 㻝㻠㻤 実用 㻝 㻞㻠 方法 㻠 㻠㻥 効率 㻞 㻣㻠 壁画 㻞 㻥㻥 過ごせる 㻝 㻝㻞㻠 見える 㻝 㻝㻠㻥 手作り 㻝 㻞㻡 力 㻠 㻡㻜 構成 㻞 㻣㻡 落ち葉 㻞 㻝㻜㻜 会話 㻝 㻝㻞㻡 見つける 㻝 㻝㻡㻜 手順 㻝
幼年児童教育研究 第31号 − 49 − 1の子どもに重なっているグループからは、 子どもを中心に環境構成をすることや、保育は 遊びを通して行うものであることなど、保育の 基本を意識していることが読み取れる。 2は、対象児理解として発達に着目し、年齢 によって発達が全然違うことを実感している。 目線を合わせて子どもに関わったり、笑顔で挨 拶をしたりして話すきっかけを作り様子を見よ うとしている学生の態度が伺える。 3からは、ブランコが核になっていることか ら、子どもがブランコに興味を持っていること、 安全対策として柵があること、しっかりブラン コを持つ子どもの姿や名前を呼んで援助するこ となどの配慮を学んでいる事が分かる。 4らかは、グループ毎の机に絵が貼ってあり、 絵本を自分の机で読んでいる事実に気付いてい る。 5から、保育者が情報を共有し、叱ることに 対しても連携を取る工夫をしていると学んでい ることが読み取れる。
保育職を目指す学生の継続的ボランティア体験と職能形成 − 50 − 2と3が繋がっていることから、学生はしっ かり子どもと目線を合わせて話を聞くこと、周 りを見ることが必要だと思っていることが分か る。 b)質問④の共起ネットワーク図(図2)から 次のことが読み取れた。 4つ以上の言葉が繋がり、グループとなって いるものは、9つある。 1からは、保育環境は子どものためにするこ とを前提として、環境整備、壁面を作る、掃除 をすることが大切だと気付いている。さらにそ の近くには、子どもの遊ぶ環境に配慮すること、 気を使うこと、棚の隅など細かいところまで掃 除することなどへの気付きが読み取れる。 2からは、保護者が子供の作品を貼っている
幼年児童教育研究 第31号 − 51 − 壁画(学生の言葉選択ミスで、保育現場では壁 面という)を見るので、行事の前に壁面を構成 し直す準備作業を行う必要があり、意識してそ の役割を担っている事が把握できる。 また、園庭(ネットワーク図では園・庭に分 かれている)の掃除道具の場所や掃除の仕方・ 製作の仕方など身に付けて行いたいという気持 ちも読み取れる。 3は、空きコマボランティアで、多くの量の 壁面を作るときは、重ねてホッチキス止めをし て切ると良いことを学んだり、丁寧な作業をす ること、普段の関わりから、子どもがいろいろ なことを教えて(話して)くれたりするとこに 気付いている。 4は、壁面作りの技術についての学びをして いることが分かる。型紙を用いると効率が良い。 画用紙の角を丸くするときれいに出来る。テー プの止め方も剥がし方も跡が残らないようきれ いにする。パンチで穴を開けるときは作品を傷 つけないよう注意する。等である。 5は、引き歌いの技術に関しての学びで、歌 を歌うときは、必ず園児の方を見てピアノを弾 き、歌っている子の表情を見るために体を少し ずらしながらピアノを弾くのは難しそうだ。と の記述がある。 6からは、子どもへの声のかけ方に着目して いることが分かる。音楽会の練習中、補助をし たときに、リズムの取り方や打ち方を子どもに 尋ねている保育者の子どもへの声のかけ方から、 どう声をかければ良いか考えたり、分かったり していることが読み取れた。 7からは、子どもが楽しく過ごせるために、 掃除や準備は大変だけれど、環境を整えること の大切さを学んだ。とある。つまり保育者の仕 事は大変だけれど、子どもの楽しい様子を見る ことの充実感も味わっていることが読み取れる。 8は、環境作りの時間短縮の技術についてで ある。キレイにたくさん作成する方法は、本を コピーすると良いことを、実践を通して学んで いる。 9は、3つの実践技術の学びが読み取れる。 1つは、同じ形に紙を切る作り方は、ホッチキ スで止めて切ると良いことを先生から学んでい る。2つ目は、子どもが気持ちよく過ごせるよ うに窓は丁寧に拭く事が大切だと気付いている。 3つ目は、絵の具を使った後の片付けで、次使 うときのことを考えてキレイに洗う必要がある ことに気付いている。 c)a)b)を比較し考察する。 基礎研究演習Ⅱの実習は前期中である。さら に、実習形態が施設園毎に異なることを考慮す る必要がある。このことを踏まえて考察する。 a)には、5つのグループがある。保育者の 職能形成の基盤となる、保育の基本となる理念 や、対象の年齢や発達理解の大切さ、職員の情 報共有などについての学びコメントが3つある。 具体的な子どもの姿や援助については2つのグ ループがある。 b)には、9つのグループがある。子どもを 中心にした1以外の8つ全てが保育の具体的技 術についてである。 見学実習では、保育者の保育行為を見学し、 客観的に保育全体を見ていることが把握できる。 空きコマボランティアでは、環境構成、特に壁 面作り技術についての学びが多く、次に環境整 備(掃除・片付け)についての学びを挙げてい る。 このことから、見学実習と空きコマボランテ ィアの学びの質は異なり、客観的理念の学びと 具体的技術の学びといえる。
保育職を目指す学生の継続的ボランティア体験と職能形成 − 52 − 2)アンケート②と⑤のネットワークを比較す る。 a)質問②の共起ネットワーク図(図3)から 次のようなことが読み取れた。 4つ以上の言葉が繋がり、グループとなって いるものは、3つある。 1からは、空きコマボランティアに行くこと が、実習に活かされたと読み取れる。学生コメ ントは、「積極的に感じたり思ったりしたこと を話すことが大切だが、学生生活で使っている 言葉を使わないようにすることなど、大変なこ とが多い」「保育者の援助は、幼児がよく見え ているから、ヒントを出す言葉がけが出来てい る」等である。 2からは、図工や音楽などの授業を教えても らう側で聞いていたが、実習に行くことで、教 える側として受講するようになった。 今までの自分とこれからの自分を俯瞰し、子 どもが楽しめるように、年齢や好み等広い範囲
幼年児童教育研究 第31号 − 53 − を見渡して、考える力がついたと捉えている。 3からは、子どもはリズムで遊ぶのが好きで 自己主張をする。また、自然からも学んでいる。 と自身の学びを把握している。また、子どもと 目線を合わせ、発達を分かろうと関わり、周り に目を向けること意識識して実習していること が分かる。 b)質問⑤の共起ネットワーク図(図4)から は次のようなことが読み取れた。 4つ以上の言葉が繋がり、グループとなって いるものは、7つある。さらに1~4まで核と なる言葉の繋がりがある。ほとんどが保育技術 に関することである。 1からは、空きコマボランティアで身に付い たこととして、環境の清掃・整備を挙げている。
− 54 − 保育職を目指す学生の継続的ボランティア体験と職能形成 隅々の細かいところ迄見て、落ち葉を集めなが ら、季節を感じる力が身に付けたことが読み取 れる。 2からは、2つの事が読み取れた。効率良く 壁画(壁面のこと)を作れる、製作のコツを学 んだこと。丁寧に綺麗に速く雑巾がけが出来る ようになったこと。 4からは、次の活動を考えながら、職員同士 情報を、把握する工夫をし、常に笑顔で子ども 積極的に接することを身に付けたと思っている ことが分かる。 3からは、周りを見て観察する力、洞察力が 身に付いたこととしてあげている。 1.2.3.4が繋がっていることから、複 数の学生が同じように、環境整備に関すること、 壁面製作に関することの技術について、周りを 見て学ぶことができるようになったことを示し ている。さらに、子どもの前に立つときの表情 や、職員同士情報を共有することの大切さにも 気付いていると読み取れる。 5からは、子供と接するときは、よく見るよ うに心がけ、一人一人に合った言葉がけが大切 だと思った。ことが読み取れる。 6は、製作技術が身に付いたことが分かる。 複数枚の画用紙をホッチキスで止めてズレない ようにして切ると効率が良いこと。画用紙は隅 まで糊をつけ貼ること。等である。 7からは、保育者の仕事の多さへの気付きで ある。任された窓を拭くことだけでも大変なの に、保育者の仕事内容はとても多く、それを身 に付けることの大変さへの気づきが読み取れる。 c)a)b)を比較考察する。 a)には、3つのグループがある。1は、空 きゴマボランティアからの学びを実習に活かす という、体験的学びをしていることが把握でき る。2は教えを受ける身から、教える立場に変 わるという自己変革意識が伺える。子どもの発 達を踏まえて対象理解をし、自己変革をするこ とが大切だという価値観を身に付けたことが分 かる。3からは、子どもの目線に立つことや周 りを見ることが大切なこと、子どもに関する知 識や方法(遊びを含む)をもつ必要感を感じて いることが分かる。 b)には、7つのグループがあった。1.2. 6は保育技術についての意識、3.4.は周り (子どもを含む)を見て、他者と協働すること についての意識、5は、現在の自分を俯瞰し子 どもの前でどのようにあるべきか自己分析して いる姿があるといえる。7は、保育者の仕事 量・範囲についてのコメントから、保育者の職 務内容を体験から肌で感じ取っている姿と捉え ることが出来た。 「身に付いたこと」としての実習とボランテ ィアの違いは、やはり保育技術である。短期間 の実習では、大学で学ぶことの意味に気づき、 ボランティアでは、保育現場の仕事量や仕事範 囲、具体的保育方法などが意識化されているこ とが把握できた。 3)保育職を目指す学生の職能形成意識の把握 1)2)の共起ネットワーク図を考察するこ とで職能形成意識として捉えた視点は次の通り になった。 1)のa)「基礎研究演習Ⅱ見学実習の学び からは、次の3点が把握できた。 ・保育の基本となる理念の把握 ・対象の年齢や発達理解 ・職員の情報共有 1)のb)「空きコマボランティアからの学 び」からは1点把握できた。 ・保育技術
2)のa)「基礎研究演習Ⅱ見学実習で身に 付いたこと」からは次の4点が把握できた。 ・体験的学び ・自己変革意識 ・保育の知識 ・保育の方法 2)のb)「空きコマボランティアで身に付 いたこと」からは、4点把握できた。 ・保育技術 ・協働性 ・保育職務内容、範囲 ・保育方法 このことから、見学実習で学生が意識するこ とは、知識や技術の必要性であり、保育の本質 ではあるが具体的ではないことが分かる。一方 空きコマボランティアでは、保育技術を中心に 具体的行為態度を身に付けていることが分かる。 さらに、保育者の協働性についても肌感覚で必 要感を意識していることが把握できた。 5.おわりに 空きコマボランティア活動をはじめるきっか けは、昼過ぎに「おはようございます」という 学生の多さに、実習前に身に付けておくことが 望まれる資質や技能がある、と感じたことにあ る。友達とでも電話で話す機会が無くなってい る現在、改まって面識のない相手と話さなけれ ばならない実習先に電話することは、学生にと って高いハードルである。保育者になる前に少 しでも生活力を身につけておく機会として空き コマボランティアを附属幼稚園に依頼したこと から始まる。 通年で10回の空きコマボランティア終了後ア ンケートをとり、生活力向上が見られるか検討 する見通しをもって行った。6)学生の回答は、 保育者になる自己意識からの回答であり、空き コマボランティア体験は職能形成を意識したも のであった。 保育者としての職能意識は、空きコマボラン ティア体験だけで形成されるものではなく、当 然のことではあるが、大学の保育者養成カリキ ュラムとの相互作用の中で形成されていること が把握できた。学生が保育職を目指す自己意識 をもって授業を受けることが、空きコマボラン ティア体験に生きていることも分かった。 今後の課題は、継続的ボランティア体験が学 生自身の職能形成作りに繋がることを自覚する 機会、自己分析をする機会、自己変革に繋げて いける機会として授業の中に組み込んでいくこ とにある。附属幼稚園との連携を密接にしなが ら、場と機会をつくっていきたい。 【引用参考文献】 1)厚生労働省「保育士確保集中取組キャンペ ーン」(全体版)2017 2)厚生労働省「第1回保育士等確保対策検討 会 資料4」2015 3)株式会社ポピンズ 平成23年度厚生労働省 委託事業 潜在保育士ガイドブック─保育 士再就職支援調査事業・保育園向け報告書 2011 4)松尾由美「保育士の早期離職を防ぐための キャリア教育─キャリアプランニング能力 の育成を目的とする問題解決シミュレーシ ョンゲームの提案─」江戸川大学の情報教 育と環境14 2017 5)経済産業省「社会人基礎力説明資料(3つの 能力/12の能力要素など)」2013 6)多田琴子「保育者を目指す学生の生活力向 上への試み」第71回日本保育学会2018 幼年児童教育研究 第31号 − 55 −