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鳥取県立鳥取西高等学校の改善プラン : 「組織の協働体制を活性化する更なる取り組み」

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Academic year: 2021

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(1)    鳥取県立鳥取西高等学校改書プラン ー 組織の協働体制を活性化する更なる取り組み 一. 教育実践高度化専攻. 学校経営コース.   P10012E   山 中 洋 介. ①検証機能の徹底と協働体制の確立。. 1 鳥取西高等学校の現状と課題  本校は、創立138年の鳥取県東部を代表する.  本校の目標管理機能を充実させ、PDCAを. 伝統校として「文武併進」の教育理念の下に、. 効果的に活用するには、検証の徹底が不可欠で. 創造性豊かな人間育成に取り組んでいる。. ある。現状は年度内の反省事項の共通理解が組.  このような学校経営における課題は、従来か. 織に浸透しにくいため、改善として検証の成果. らの伝統的システムに依存しない、更なる教育. を公に可視化することによって、円滑な組織連. 改革を視野に入れた教育活動の推進である。そ. 携につなげるべきと考える。具体的には年閥2. の現状把握のための手法として、生徒・保護者. 回の反省の場を職員会議でプレゼンを通して公. アンケートや職員に対するヒアリングなどを中. 表することによって共通理解と、責任の所在が. 心に、実態把握に取り組んだ。その結果から現. 明確になり、取り組みの様子も分かりやすい。. 状の課題を以下の3点として、今後の改善の具. ②運営組織の見直しと人材育成。. 体的方策として考察する。.  本校はボトムアップ機能が組織内に位置づ. ①検証の徹底と協働体制の確立。. けられていない。学校は校長の指示・命令だけ. ②運営組織の見直しと人材育成。. では運営できない。第一線で活躍する教諭の働. ③更なる学力向上策の具体化。. きが、学校運営の鍵を握る場合も多い。こうし. 2 改善プランの基本構想. .た現状の改善には組織の改編を行い、教頭と主.  改善の基本構想として本校が踏まえておくべ. 幹教諭との間に成長戦略委員会(仮称)を設置. き視点は「成功の罠」という長年の成功状態が. し、分掌・教科・学年からめ意見や要望などを. 続く組織が陥りやすいとされる、前例の踏襲や. 管理職に提案する窓口に位置づける。主幹教諭. 強化だけで新たな挑戦がおこなわれにくい伝統. は、教諭からの要望や提案などを管理職に具申. 組織の改善。もう一点、良い組織は機能的側面. する立場として、双方を調整する関係が、職務. と共同体的側面のバランスがとれ、組織の有効. の効率化やベクトル合わせに効果的と考える。. 性と健康性を高めるための組織構造の構築にカ.  こうした関係調整には、ミドルアップダウン. を注いていること。こうした二つの視点を基本. マネジメントが必要であり、ミドル層の育成に. 構想に据えて、校長のリーダーシップによる学. よる自覚と突出が組織に大きな影響を与える。. 校経営を目指す。.  その育成の具体的な方策は、管理職によるO. 3 改善のための具体的ガ策. J Tが効果的と考える。管理職は研修などから. 一24一.

(2) 得た知識を、将来のリーダーとなるミドル層に.  本校の生徒の約8割が部活動に加入し、活発. 「マインド」や「スキル」として指導すること. に活動している。こうした強みを生かして定例. によってミドル育成を目的としたO J Tを実施. の部活動保護者会の開催を学校行事に位置付け. する。. て更に学校生活を充実させる。. ③更なる学力向上策の具体化. F,2学期制の明確な位置付けと行事開催.  本校の教育理念であるr文武併進」の柱は学.  大きな行事は前期に実施し、「集団づくりの動. 力向上である。これからの指導のあり方は、従. のモード」として位置付け、後期は、全学年が. 来の進路指導システムに固執せず、新しい手法. 落ち着いて勉強する体制で臨む「個の確立とし. や斬新で効果的なアイデアを積極的に導入する. ての静のモード」に位置付ける。学校行事の実. ことも視野に入れる。学力向上の提案等は成長. 施時期を精査し、生活全般にメリハリをつけさ. 戦略委員会で管理職と職員の戦略構想を反映さ. せ、進学校としてのあり方を構築する。. せる場として効果的に活用できる。. 4 改善プラン実施に向けて.  今後に向けた学力向上の具体策を以下に示.  鳥城アイデンティティーの確立とは. す。.  鳥城とは、本校を象徴する表現として、様々. A、学習ガイドブックの作成. な教育活動や行事の場面等で活用される言葉と.  現在のシラバスを、教科別学習方法や年間の. して馴染んでいる。. 進路指導計画・行事等を網羅した進路指導書と.  今後の鳥取西高等学校が目指す姿は「鳥城ア. して内容を精査し、生徒が多目的に有効活用で. イデンティティー」として、全ての教育活動を. きる進路指導書として作成する。. 通して育成される、生徒の自主・自立と主体性. B、進路・学年通信の連携と定期発行. ある自覚が、やがて社会のために貢献するrノ.  進路と学年が連携し、毎月発行を目指す。進. ブレス・オプリージュ」の精神に発展すること. 路部長や学年主任からの指導だけでなく、担任. を目指すものである。. や副担任などの思いやコメントを掲載すれば、.  最後に、鳥取西高等学校が今後も伝統を継承. 生徒との良いコミュニケーションツールとして. した人材の育成と、更なる発展を遂げるために. も活用できる。. は、本校の職員の協働体制を活性化した更なる. C、積極的な授業改善への取り組み. 取り組みの必要性を強く感じ、本プランに着手.  本年度から全職員の実施を義務付けた授業公. した次第である。. 開を、他校へも実施の案内をするなど授業力向.  本学で2年間の学びの成果を実践に生かし、. 上に努める。また全国の優秀な授業実践校への. 鳥取西高等学校の発展と生徒の更なる成長に貢. 訪問や講師の招聰などを積極的に推進する。. 献することができれば幸いである。. D、面接指導の充実  年間5回の面接旬間は担任だけではなく、副. 学修指導教員 浅野 良一. 担任との連携を強化させ、生徒の実態把握を徹. 指 導 教 員   廣 岡   徹. 底する。面接期間終了時には報告書を提出や学 年主任へ報告を行い、情報共有に努める。. E、榔活動保護者会」の定期開催. 一25一.

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