通常学級担任に対する気になる行動への支援に関する研修プログラムの評価 : クラスワイドな視点に特化して
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(2) 配慮を必要とする児童において課題従事行動が. 3)結果. 高まった。. 介入期において、D児の私語は減少し、挙手す. 4)考察. る行動の増加が見られた。担任の支援計画の立案. 演習を中心にしてPDCAサイクルに基づいた. において、他者と協議をすることにより実態の記. 研修会において、参加者の協議が高まることによ. 述が具体的になり肯定的な目標が設定された。ま. り問題解決行動が促進された。4年生担任は、ク. た、評価場面においては、担任に対して他者から. ラスワイドな支援において、授業開始時に必要な. の肯定的なフィードバックが伝えられた。クラス. 筆記用具を準備する指示を安定的に実施するこ. ワイドな支援において、環境の設定、ねらいの総. とができた。. 選定、適切な指示、機能的な賞賛といったような. 3.研究I1. 支援の拡大が見られた。. 1)目的. 4)考察. 研究Iにおいて継続的に取り組んだ4年生担任. 支援計画の立案に際して、研究Iと同様のマテ. を対象に、特別な教育的二一ズを必要とする児童. リアルを用い、協議を行った。その結果、適切な. を含めたクラスワイドな支援に関するコンサル. 実態把握や目標設定が行われ、一貫した手続きの. テーションを通して、クラスワイドな支援の拡大. 実行が行われた。支援案の作成において、学校の. など教師の変容に及ぼす効果の検討を行うこと. リソースを活用することにより担任の行動が促. を目的とする。. されたと考えられる。さらに担任は、複数のクラ. 2)方法. スワイドな支援を実施した。これは、自らの指導. 対象学級に在籍するD児は、授業中の私語が多. と児童の変化を分析した授業改善(大石,2000). く他児への影響が強かった。担任は、PDCAサイ. であったと言える。. クルに基づいた支援を経験していたものの実態. 4.総合考察. の情報不足、不適切な目標設定、一貫性のない支. PDCAサイクルを実現するためのツールや協. 援、不的確な評価など不十分な点があった。そこ. 議によって教師の専門1性向上が示された。さらに、. で、研究Iと同様のマテリアルを使用し、他教師. 学級全体、次に個別の行動を取り上げながらクラ. との協議を通して支援案の作成を行った。その際. スワイドな支援を行うことにより、配慮が必要な. に、学級とD児の気になる行動について機能を分. 児童への効果が明らかになった。. 析し、機能に基づいた対応を行った。標的行動は 無言で挙手する行動とした。話し合いでは、担任. 主任指導教員 宇野宏幸. の適切な支援について賞賛するようにした。. 指導教員 岡村章司.
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