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Academic year: 2021

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(1)献 辞 学 長 伊 藤 忠 通. 上野紘先生は、平成22年3月をもって本学を退職されました。平成19年4月に奈良県 立大学第5代学長に就任され、4年間にわたってその重責を担われ、本学の発展に多大 なるご尽力を賜りました。 上野先生は、昭和17年11月30日に埼玉県でお生まれになり、昭和41年に國學院大学政 経学部をご卒業後、さらに立教大学大学院経済学研究科で研鑽を積まれ、昭和43年4月 に大阪府商工経済研究所研究員に就任され、昭和56年同主任研究員となられました。そ して昭和62年4月、本学の前身である奈良県立短期大学商経学科助教授に就任され、平 成2年奈良県立商科大学商学部助教授、平成5年同教授、平成13年奈良県立大学地域創 造学部教授となられました。その後、本学を退職されるまで24年間の長きにわたって研 究・教育に従事されたほか、大学運営においても、学生部長、附属図書館長などの要職 を歴任されました。 先生のご専門は、中小企業論であり、主著である『現代日本の中小企業』をはじめ、 その分野において多数の著書・論文等を表されています。また、社会活動としては、幅 広い分野にわたって国や自治体が設置する多数の審議会等の委員としてご活躍されまし た。 先生は、平成19年4月に本学第5代学長として就任されましたが、第4代学長の神木 先生から引き継がれた大学改革ヴィジョンの実現に向けてご尽力下さいました。平成19 年4月、本学は夜間学部から昼間学部へ移行し、志願者も急増するなど、新たな展開が みられました。平成20年3月に沖縄県の名桜大学と単位互換協定を締結し、県内の大学 のみならず、全国的な大学間ネットワーク構築の取組に着手されました。また奈良市を はじめとする県内の自治体や民間団体との包括連携協定の締結等による大学を核とした 地域と大学との連携等、地域に開かれた大学づくりを推進されました。 平成20年12月には、大学のさらなる発展に向けて、外部有識者による「奈良県立大学 今後のあり方検討会」を設置され、平成21年3月に当検討会から受けた「奈良県立大学 の将来ヴィジョンに関する提言」をもとに将来ヴィジョンの実現に向けたアクションプ ランを策定されました。 また、国際化の推進にも精力的に取り組まれ、その成果として平成22年10月には中国 の上海師範大学との学術交流協定の締結を実現することができました。 このような先生の本学への多大なるご貢献を讃え、感謝の意を表すために名誉教授の 称号をお贈りしました。先生が、いつまでもご壮健で、ますますご活躍されることを心 からお祈りいたします。.

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