経営健全化計画書
山口県岩国市
目 次
第1 資金不足比率が経営健全化基準以上となった要因の分析・・・ 1 1 市場事業の現状と課題 ・・・・・・・・・・・・・・ 1 ⑴ 市場事業を取り巻く環境 ・・・・・・・・・・・・・ 1 ア 消費者ニーズの変化 イ 流通形態の変化 ウ 卸売市場の状況 ⑵ 岩国市地方卸売市場の経営状況 ・・・・・・・・・・・ 2 ア 概況 イ 資金不足額 2 資金不足比率が経営健全化基準以上となった要因 ・・・・ 5 ⑴ 市場の移転整備に伴う公債費の増高 ・・・・・・・・ 5 [ 移転整備の経緯 ] [ 現施設の規模 ] [ 全体事業費及び財源の確保について ] [ 旧市場跡地の売却益について ] ⑵ 経営環境の変化に伴う取扱高の減少と稼働率の低下 ・・・ 7 ⑶ 市の財政状況に伴う一時的な繰入不足 ・・・・・・・・ 9 ア 繰出基準について イ 繰出金の状況 ウ 一時借入金利子 第2 計画期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 第3 経営の健全化の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・ 13 1 経営の合理化に関する事項 ・・・・・・・・・・・・ 13 ⑴ 料金その他の収入に関する事項 ・・・・・・・・・・ 13 [ 使用料 ] ⑵ 費用の削減に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・ 13 [ 人件費 ] [ 物件費 ] [ その他 ] 2 一般会計からの繰出金に関する事項 ・・・・・・・・・・ 14 3 経営基盤強化に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・ 14 4 公設市場としての必要性 ・・・・・・・・・・・・・・ 14第4 資金不足比率を経営健全化基準未満とするための方策 ・・・ 15 1 料金その他の収入に関する事項 ・・・・・・・・・・・ 15 ⑴ 使用料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ア 市場経由率の向上による取扱高の維持及び確保 (ア) 販売促進の取組 (イ) 産地育成の取組 (ウ) 需要拡大の取組 (エ) 学校給食における地産地消の取組 イ 空き店舗等の有効利用 ⑵ 電気及び水道使用料 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 2 費用の削減に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・ 18 ⑴ 営業費用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 3 一般会計からの繰出金に関する事項 ・・・・・・・・・・ 19 ⑴ 収益的収支の他会計繰入金 ・・・・・・・・・・・・・ 19 ア 指導監督等に要する経費 イ 支払利息に要する経費 ⑵ 資本的収支の他会計補助金 ・・・・・・・・・・・・・ 19 ア 建設改良に要する経費 イ その他に要する経費 ⑶ 繰出金の合計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 4 経営基盤強化に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・ 20 ⑴ 市場内業者に対する支援 ・・・・・・・・・・・・・・ 20 ⑵ サービス向上に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・ 20 ⑶ 岩国市小売市場について ・・・・・・・・・・・・・・ 21 第5 各年度ごとの第4の方策に係る収入及び支出に関する計画・・ 22 1 収益的収支 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 2 資本的収支 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 3 実質収支 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 第6 各年度ごとの資金不足比率の見通し ・・・・・・・・・ 23 第7 その他経営の健全化に必要な事項 ・・・・・・・・・・ 24 1 一般会計からの繰出金に関する事項 ・・・・・・・・・ 24 2 経営基盤強化に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・ 24
第1 資金不足比率が経営健全化基準以上となった要因の分析 1 市場事業の現状と課題 岩国市の市場は、生鮮食料品等の流通圏の確立を図るため岩国市三笠町一 丁目に建設され、昭和 28 年に岩国市卸売市場として業務を開始し、昭和 46 年の卸売市場法の制定に伴い、名称を岩国市地方卸売市場と変更した。その 後、建物及び附属施設の老朽化、駐車場の狭あい等の問題が生じ、山口県卸 売市場整備計画に基づき山口県東部の拠点市場として岩国市尾津町五丁目地 内に移転整備を進め、平成4年3月に完成、同年 10 月から業務を開始し現在 に至っている。 ⑴ 市場事業を取り巻く環境 ア 消費者ニーズの変化 少子高齢化、核家族化、単身者の増加など社会構造の変化やライフスタ イルの多様化を背景として、生鮮食料品に対する消費の減少と加工品、特 に輸入加工品の消費が増大し、食の外部化(外食、中食など)が進展して いる。 健康志向が進むなかで、食品偽装、残留農薬等の食の安全を脅かす事件 等が発生し、食の安心・安全への関心が高まっている。また、食育の重要 性が認識され、その推進がなされている。 イ 流通形態の変化 小売店が減少し、量販店による卸売市場における計画的仕入れの増大や 産地との直接取引等の流通チャンネルの多様化が進展している。また、産 地出荷団体の大型化による卸売市場の選別が進み、大都市の大型市場への 出荷が集中するようになった。 生産者の高齢化等により国内農業・漁業生産量が減少し、経済のグロー バル化の中で食料品の輸入が増加している。 このような流通構造の変化、流通形態の多様化は、地方卸売市場の市場 外流通の増加と市場経由率の低下を進行させている。
ウ 卸売市場の状況 長引く経済の低迷の中で、消費者ニーズの変化、流通形態の変化等に伴 い、市場の取引高の減少、市場経由率の低下が進行し、卸売市場は全国的 に厳しい経営を余儀なくされている。また、せり売りから相対取引、委託 から買付販売への比重が高まり、市場内業者の経営悪化、市場施設の利用 率低下が進んでいる。当卸売市場においても生き残りをかけた卸業者、仲 卸業者等の経営体質の強化等が必要となっている。 ⑵ 岩国市地方卸売市場の経営状況 ア 概況 市場流通圏内の供給対象人口は、表1のとおり昭和 58 年の岩国市地方卸 売市場整備計画の作成時では約 26 万 3,000 人であったものが、平成 20 年 には約 22 万 4,000 人となり約 15 パーセントの減少となっている。 当市場の取扱高は表2のとおり減少している。ピーク時である平成6年 の取扱高が約 160 億円であるのに対し、平成 20 年の取扱高は約 103 億円で あり約 36 パーセントの減少となっている。これは長引く地域経済の低迷の 中で、市場外流通の増大、生鮮食料品に対する消費の減少、小売店の減少 等による関連事業店舗の売上高の減少、平成 20 年の卸売業者1社の廃業な どによって生じたものと考えられる。 (表1) 岩国市地方卸売市場流通圏の供給対象人口の推移 ( 単位: 人) 2 2 4 , 1 8 3 2 3 5 , 7 2 0 2 4 2 , 6 5 0 2 4 9 , 6 0 2 2 5 7 , 9 9 9 2 6 3 , 2 7 5 平成2 0 年 平成1 5 年 平成1 0 年 平成 5 年 昭和6 3 年 昭和5 8 年 ※ 山口県人口移動統計等に基づく。
(表2) 岩国市地方卸売市場取扱高の推移 (単位:千円) 10,300,374 10,959,719 12,733,911 13,714,585 14,080,091 13,776,955 13,410,099 13,744,329 14,214,412 15,163,172 15,794,242 15,846,341 15,822,899 15,743,216 16,045,395 15,978,319 13,628,056 平成20年 平成19年 平成18年 平成17年 平成16年 平成15年 平成14年 平成13年 平成12年 平成11年 平成10年 平成9年 平成8年 平成7年 平成6年 平成5年 平成4年 このような状況において、市場事業の平成 16 年度から平成 20 年度まで の収支状況は、表3のとおりである。市場取扱高の減少、市場内業者の経 営悪化、市場からの業者の撤退等により料金収入の減少が続いている。営 業費用については完成からほぼ 20 年を経過する施設設備の老朽化等によ る維持管理経費が生じているが、委託料等の削減に努力し逓減傾向にある。 地方債償還については償還のピークを越え、今後は、元金利子の返済額 は減少をしていくものの、元利償還額は多額に上り、資金不足額(累積赤 字)の計画的な解消分を含め、毎年一般会計から多額の繰出しを行ってい る。
以上の結果、収益的収支と資本的収支の合計は、平成 17 年度を除き黒字 となっているが、地方債の償還に係る一般会計からの基準外繰出金を除い た収支は赤字の状況が続いており、実質収支(累積赤字、資金不足額)も 減少しつつあるものの、未だ多額となっているのが現状である。 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 350,073 284,674 313,103 279,389 289,702 168,908 172,299 164,339 143,866 154,598 126,650 129,467 123,794 109,470 113,610 42,258 42,832 40,545 34,396 40,988 181,165 112,375 148,764 135,523 135,104 181,145 112,349 148,758 135,493 124,726 20 26 6 30 10,378 267,477 251,635 222,639 207,277 204,929 117,610 115,759 102,373 102,548 106,146 13,787 14,014 14,525 14,716 15,032 50,049 56,928 47,104 46,853 48,477 (うち修繕料) (5,784) (12,495) (3,313) (3,607) (4,400) 52,521 40,897 39,638 38,518 37,273 268 2,867 0 1,758 4,685 985 1,053 1,106 703 679 149,867 135,876 120,266 104,729 98,783 145,863 130,974 118,047 104,729 92,882 4,004 4,902 2,219 0 5,901 82,596 33,039 90,464 72,112 84,773 354,548 82,467 244,061 357,494 303,116 354,548 82,467 244,061 357,494 303,116 272,385 279,595 287,253 181,265 182,791 272,385 279,595 287,253 181,265 182,791 82,163 △ 197,128 △ 43,192 176,229 120,325 164,759 △ 164,089 47,272 248,341 205,098 △ 199,459 △ 241,711 △ 171,209 △ 123,249 △ 99,504 △ 2,644,498 △ 2,808,587 △ 2,761,315 △ 2,512,974 △ 2,307,876 基準外繰出金を除いた収支 実質収支(累積赤字) その他 支払利息 その他 営業外費用 職員給与費 需用費 委託料 工事請負費 営業費用 総費用 営業外収益 総収益 料金収入 その他 他会計繰入金 その他 (表3) 市場事業の収支状況 (単位:千円) 収益的収支(A) 収支(A)+(B) 他会計補助金 地方債償還金 資本的収入 資本的支出 資本的収支(B) 区分 営業収益 イ 資金不足額 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」(平成 19 年法律第 94 号。 以下「法」という。)により算定される市場事業の資金不足比率は、事業の
規模(営業収益)に対する資金不足額(累積赤字)の割合であり、表4のと おり多額の資金不足により平成 19 年度は 1,746.7 パーセント、平成 20 年 度は 1,492.8 パーセントとなった。 平成 20 年度の資金不足比率は経営健全化基準の 20 パーセント以上であ るため、法第 23 条に基づき経営健全化計画を策定することとなった。 (表4) 資金不足額の推移 (単位:千円) 区 分 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 資金不足額 2,644,498 2,808,587 2,761,315 2,512,974 2,307,876 事業の規模 168,908 172,299 164,339 143,866 154,598 資金不足比率 1,565.6% 1,630.0% 1,680.2% 1,746.7% 1,492.8% 2 資金不足比率が経営健全化基準以上となった要因 ⑴ 市場の移転整備に伴う公債費の増高 【移転整備の経緯】 旧卸売市場は、山口県東部における総合拠点市場として2市 16 町1村を 流通圏域として、昭和 45 年に増設拡張されたものであるが、次の理由によ り移転整備することになった。 ア 周辺人口の増加に伴う生鮮食料品の需要増加及び入場車両の大型化等 による市場施設の狭あい化 イ 搬出入の道路が国道2号及び国道 188 号であったため、交通量の増加 による周辺の渋滞及び騒音が発生したこと。 ウ 旧卸売市場周辺が市街化されていたため、市場施設の増設の余地がな かったこと。 エ 第3次山口県卸売市場整備計画(昭和 57 年3月山口県策定)において、 市内の小規模な卸売市場を整理統合して流通体制の強化を図ることとな っていたこと。 【現施設の規模】 岩国市地方卸売市場整備計画において、昭和 58 年の供給対象人口は青果
物 26 万 3,275 人、水産物 17 万 28 人であり、目標年である昭和 70 年(平 成7年)は、本市の人口が増加傾向にあったことを踏まえ、青果物 26 万 4,000 人、水産物 17 万 1,000 人としていた。 現施設の規模等は、これらの供給対象人口の増加や取扱数量により各売 場、保管所、倉庫、冷蔵庫等、必要とされた規模の面積を算定し整備され たものである。 【全体事業費及び財源の確保について】 市場の移転に伴う市場建設事業は、昭和 61 年度から開始し、平成3年度 までの6年間で実施された。 総事業費は、市内その他の卸売市場を統合する計画であったこと、供給 対象人口の水準の維持が図られる見通しであったこと、旧市場跡地の売却 益が見込めたこと等から、表5のとおり 77 億 915 万 8,000 円と、かなり多 額になり、そのうち約7割に相当する 53 億 2,410 万円を市債に頼ることと なった。その結果、償還元利の総合計は、96 億 6,634 万 3,211 円に達する こととなり、市場事業の収支を圧迫することとなった(元金 53 億 2,410 万円、利子 43 億 4,224 万 3,211 円)。 (表5) 市場建設事業費 (単位:千円) 年 度 事業費 国庫支出金 県支出金 市 債 一般財源 昭和 61 年度 1,250,213 1,208,600 41,613 昭和 62 年度 766,809 46,210 22,925 632,600 65,074 昭和 63 年度 997,783 267,978 132,991 511,700 85,114 平成元年度 1,090,033 265,763 131,483 673,200 19,587 平成2年度 2,474,766 805,911 1,633,200 35,655 平成3年度 1,129,554 358,141 664,800 106,613 合 計 7,709,158 579,951 1,451,451 5,324,100 353,656 ※地方公営企業決算状況調査より
【旧市場跡地の売却益について】 旧市場跡地(三笠町一丁目)については、移転整備後に売却し、その売 却益により資金不足額を解消するとともに、新市場建設時の市債償還に充 当する計画であった。 しかしながら、県民文化ホール等の建設に際して、旧市場跡地と旧岩国 総合庁舎跡地等が山口県と交換されることとなったため、市場の資金不足 は旧岩国総合庁舎跡地(一部市有地)の売却により補てんすることとした が、旧岩国総合庁舎跡地が、市の中心部のまとまった土地であるという立 地状況から、岩国駅前地区の活性化に資する方策を民間の活力導入を含め 検討されることとなり、当分の間、臨時駐車場として利用することとなっ た。 その結果、用地売却金分の繰出しができなくなり、現在に至るまで多額 の資金不足額を抱えることとなった。 ⑵ 経営環境の変化に伴う取扱高の減少と稼働率の低下 岩国市地方卸売市場における取扱高は、昭和 58 年の供給対象人口は青果 物で 26 万 3,275 人であったが平成 20 年には 22 万 4,183 人と、約4万人の 減少となったこと、生産地や小売店の大型化に伴う産地直仕入れや、市場 を介さない取引、インターネット取引など流通形態の変化、少子高齢化、 核家族化などの家庭環境の変化、一次加工品・冷凍食品の流通や外食など 食生活の変化等、経営環境の変化により平成 20 年には、ピーク時の平成6 年の 64 パーセント程度となる約 103 億円に減少し、営業収益も表6のとお り平成 20 年度には約 1 億 5,460 万円と大きく減少した。このため、現在で は、市場の約2割の施設が未稼働の状況であり、過剰気味の施設規模とな っている。
(表6) 卸売市場取扱高・営業収益の推移 1 54 ,59 8 14 3,8 66 1 64 ,33 9 1 72 ,29 9 1 68 ,90 8 16 7,7 67 16 7,0 47 1 72 ,86 9 1 80 ,50 5 18 5,0 61 1 88 ,99 9 18 8,9 12 18 4,8 93 1 85 ,41 9 136,281 159,783 160,454 157,432 158,229 158,463 157,942 151,632 142,144 137,443 134,101 137,770 140,801 137,146 127,339 109,597 103,004 16 6,8 65 1 11 ,94 3 1 79 ,15 5 平成20年度 平成19年度 平成18年度 平成17年度 平成16年度 平成15年度 平成14年度 平成13年度 平成12年度 平成11年度 平成10年度 平成9年度 平成8年度 平成7年度 平成6年度 平成5年度 平成4年度 卸売市場取扱高(単位:十万円) 営業収益(単位:千円)
⑶ 市の財政状況に伴う一時的な繰入不足 ア 繰出基準について 市場事業についての国の繰出基準は次のとおりであり、平成4年度から 平成 20 年度までの繰出基準額の状況は表7のとおりである。 (繰出金の基準) ○ 指導監督等に要する経費 卸売市場内の取引の公正を期すため、現場取引、卸売人の業務及び経理 等に対する指導監督その他流通改善対策等に要する経費として、営業費 用の 30 パーセント(平成4年度は 25 パーセント)が基準となっている。 ○ 建設改良に要する経費 市場施設の建設改良に係る企業債の元金の2分の1が基準となってい る。 イ 繰出金の状況 平成4年度から平成 20 年度までの繰出金の状況は、表7のとおりである。 平成4年度から平成 20 年度までに 54 億 6,241 万 1,000 円を一般会計か ら繰り出している。
(表7) 繰出基準額・繰出金の推移 (単位:千円) 427,842 492,987 392,819 194,816 535,693 535,893 536,317 553,845 440,954 275,862 269,100 103,644 113,337 127,325 139,871 161,069 173,892 174,125 177,518 178,642 160,513 163,304 165,999 171,475 117,194 174,338 121,397 123,240 70,000 100,000 100,000 137,609 160,343 238,331 平成20年度 平成19年度 平成18年度 平成17年度 平成16年度 平成15年度 平成14年度 平成13年度 平成12年度 平成11年度 平成10年度 平成9年度 平成8年度 平成7年度 平成6年度 平成5年度 平成4年度 繰出基準額 繰出金 (繰出しの考え方) 平成4年度から平成 11 年度までは、一般会計等の財政状況に応じた繰 出しを行い、平成 12 年度から平成 18 年度までは、平成 12 年度に策定し た財政健全化計画に基づき、基準内繰出分に交換用地分を 10 年分割し、
3億 4,000 万円を上乗せして繰り出すこととした。 しかしながら、平成 17 年9月の台風 14 号災害等により一般会計の財 政状況が悪化したため、平成 17 年度及び平成 18 年度は、交換用地分を 上乗せして繰り出すことができなかった。 平成 18 年度に策定した財政健全化計画では、平成 24 年度までに資金 不足額を 10 億円以上削減することとしたが、平成 20 年度の財政健全化 計画の見直しでは、平成 25 年度までに資金不足を解消することとした。 ウ 一時借入金利子 増大した資金不足は、一時借入金利子も増大させることとなり、平成4 年度から平成 20 年度までの一時借入金利子の合計は、4億 1,089 万 2,000 円となった。 第2 計画期間 岩国市の財政状況は、平成 20 年度決算で経常収支比率が 91.8 パーセント、 実質公債費比率が 19.1 パーセント、将来負担比率が 173.8 パーセントとなった ことから、極めて弾力性を欠いた状態にあるとともに、将来負担の軽減が大き な課題となっている。 また、本市の市場事業の資金不足比率は、表8のとおり全国の市場事業にお いて最も高い比率となっている。 このような状況から、資金不足比率を経営健全化基準の 20 パーセント未満 (資金不足の解消)とし、経営の健全化を図るための最小限度の計画期間は、 平成 21 年度から平成 25 年度までの5年間とする。
(表8) 資金不足比率の推移 (単位:%) 1,630.0 1,565.6 1,674.4 1,778.9 1,806.8 1,819.6 1,709.9 1,579.3 1,465.0 1,355.7 1,174.0 1,034.2 901.6 1,038.0 1,492.8 1,746.7 1,680.2 平成20年度 平成19年度 平成18年度 平成17年度 平成16年度 平成15年度 平成14年度 平成13年度 平成12年度 平成11年度 平成10年度 平成9年度 平成8年度 平成7年度 平成6年度 平成5年度 平成4年度
第3 経営の健全化の基本方針 1 経営の合理化に関する事項 ⑴ 料金その他の収入に関する事項 【使用料】 使用料収入の維持、確保を図るため、産地育成や新規就農者の育成、販 路の拡大等による市場経由率の向上を図る。また、平成 22 年度から市場内 において岩国市岩国学校給食センターが稼動することにより、土地の有効 利用が図られることとなるが、今後も空き店舗等の有効活用に努める。 なお、長引く地方経済の低迷の中で市場内業者の経営は厳しい状況にあ り、県内各市場における使用料と比較しても当市場の使用料は低い水準に ないことから、当面この使用料を維持することとし、必要に応じ使用料の 見直しを行う。 ⑵ 費用の削減に関する事項 【人件費】 ア 組織、定員及び給与に関しては、平成 21 年度予算ベースの維持を目標 とする。 イ 適正な人員、給与について人事担当と協議する体制を整え、事務事業 の見直しを検討する。 【物件費】 平成5年度以降、経常経費(物件費)の削減に最大限努めてきたところ であり、次のとおり今後も更に削減に努めることとする。 ア 更なる維持管理経費を削減するため、市場内清掃委託業務等の見直し を行う。 イ 建設から 20 年近くを経た冷蔵庫、空調設備等の設備に対する細心のメ ンテナンスを実施し補修費の抑制に努める。 ウ 法令の制定等に伴う新規設備設置を除き、新たな設備投資は行わない。 エ 市場内を利用する権限がある者が、自己の資金等により新たに設置す る施設又はそれに類似する手法により行う設備の設置は、積極的に推進
する。 【その他】 平成 22 年度末に市場内の排水設備が公共下水道へ接続されることによ り、場内汚水処理に係る維持管理経費の削減が見込まれる。 2 一般会計からの繰出金に関する事項 平成 20 年度に見直した財政健全化計画(計画期間は平成 18 年度から平成 24 年度まで)に基づき、市場事業の資金不足の解消に優先的に取り組むこと とし、計画期間中に、一般会計から総額約 33 億 4,000 万円を繰り出すことと する。 3 経営基盤強化に関する事項 市場内業者に対する支援として、安定的な経営の維持を確保するため各業 者の経営診断を行うなど相談体制を整える。 市民に対して、市場まつり等のイベントや小学生の市場見学会等により市 場の役割などを理解してもらうとともに、活性化を図る。 岩国市小売市場については、空き店舗の解消に努めるとともに、今後の新 たな活用等について検討する。 4 公設市場としての必要性 卸売市場は、市民の日常の生活に欠かすことのできない生鮮食料品の流通 の要として、荷物の集荷や分荷、公正な価格の形成、市民への生鮮食料品の 安定供給などの公共的機能を担っている。現在のように消費者から食に対す る安心・安全が求められる中で、食品の産地偽装事件、無登録農薬使用等の 問題が生じており、卸売市場は食品衛生への監視機能を有し、また食育に関 してもその情報提供を行う等、市民に必要な施設となっている。 卸売市場が持つ受託拒否の禁止、差別的取扱いの禁止という市場ルールや 迅速な販売代金の回収と生産者、出荷者への送金という決済機能等は、地場 生産流通にとって重要なものである。近隣の高齢者農家にとって卸売市場は
身近で必要な出荷場であり、中小小売店の仕入先としての卸売市場への依存 度は高いといえる。 岩国市の農業及び漁業は小規模な個人経営が主であり、市場を活用する出 荷者の保護及び量販店の進出により影響を受けている中小小売業の保護のた めにも、公的な受入先、仕入先が確保されることが望ましい。 以上のことから、岩国市地方卸売市場は、今後も山口県東部の拠点市場と して、公営のまま運営することが望ましいと考える。 第4 資金不足比率を経営健全化基準未満とするための方策 1 料金その他の収入に関する事項 ⑴ 使用料 ア 市場経由率の向上による取扱高の維持及び確保 減少傾向にある料金収入に歯止めをかけ、収益の維持及び確保を図るた め、量販店や小売店、出荷団体等の協力のもとに次に掲げる取組を行うこ とにより、市場経由率の向上を図る。 (ア) 販売促進の取組 市場内において、市内量販店(6店舗)、出荷団体(農業協同組合2社)、 卸・仲卸業者及び行政による岩国地域受注調整会議(月1回)を開催し、 量販店への品目提案等の支援を行い、地場農産物の販路拡大を推進して いる。また、市場内外において市民、買受人、市場関係者等を対象に試 食宣伝活動(早掘りかんしょ、錦帯らっきょう)を実施している。 地場農水産物の消費拡大のため、量販店内に「やまぐちコーナー」を設 けて地場農産物の販売や試食販売促進活動を実施している。 平成 21 年は、岩国錦帯橋食フェスタ、広島市内のデパート、JA農業 祭(市場内)において、れんこんの試食・販売、レシピの配布を行った。 今後もこの取組を継続する。また、平成 22 年に地産・地消ガイドパンフ レットやれんこんのPRビデオを作成し、小学校、量販店及びイベント において配布・放映を行う。
(イ) 産地育成の取組 卸売市場を経由する地元伝統野菜等(岩国れんこん、錦帯白菜、岩国赤 大根、わさび、岸根栗など)を生産する農業組織を育成・支援している。 安心・安全な農産物を提供するため、出荷者を対象に農薬講習会を開催 し、また、新規就農者・後継者を対象に岩国れんこん、らっきょう、早 掘りかんしょ等の農業教室や研修会を市場内において開催している。 (ウ) 需要拡大の取組 地産地消ファンクラブの拡充(随時募集)を行い、岩国れんこん、太刀 魚、アジなどの地元農水産物を使った料理講習会(小学生、短大生、男 性、市民等を対象)を開催している。 平成 21 年は、小学生とその保護者を対象とした地元生産者との産地交 流会(岩国れんこん)及び広島市からの地産地消バスツアーを企画実施 した。いずれもれんこんの掘り取り体験を実施し、レシピの配布等を行 った。今後もこの取組を継続的に実施する。 (エ) 学校給食における地産地消の取組 学校給食担当者に毎月地場野菜の「産地情報」(品目、量、特徴等)を 提供し、地産地消を進めている。 平成 21 年は、小学校の栄養士を対象に地元生産者(れんこん、青ねぎ) との現地研修会を開催し、小学校においては、学校給食にその食材を取 り入れるとともに「生産者の思い」を校内放送するなどした。今後もこ の研修会を開催する。 市場内に建設される岩国市岩国学校給食センターについては、できる限 り多くの市場経由の地元食材を含む調理方法を確立するよう、関係機関 と協議し、食材の市場経由率を高める。 イ 空き店舗等の有効活用 空き店舗の解消については、現在までに広範囲に募集を行っており、新 規業者の参入もあったものの、近年の経済状況により場内からの撤退や業
務縮小による施設の返却等が生じている。今後も引き続き市報、市ホーム ページ、会議、会合等あらゆる機会を通じて募集活動を行い、空き店舗等 の解消に努める。また、空き店舗等の利用方法等について研究・検討し、 使用料増収に努める。 市報等により新規入場業者の募集を行った結果、平成 17 年度に1店舗の 関連事業者の新規入場があったものの、市場から撤退する関連事業者等は 平成 16 年度から平成 20 年度までに計7店舗あった。 平成 16 年度から平成 20 年度までの過去5年間の市場使用料及び入場、 撤退業者の推移は、表9のとおりである。 (表9) 市場使用料及び入場、撤退業者の推移 (単位:千円) 区 分 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 市場使用料 1 2 6 , 6 5 0 1 2 9 , 4 6 7 1 2 3 , 7 9 4 1 0 9 , 4 7 0 1 1 3 , 6 1 0 前年度増減額 9 1 1 2 , 8 1 7 △ 5 , 6 7 3 △ 1 4 , 3 2 4 4 , 1 4 0 入場業者数 0 1 0 0 0 撤退業者数 2 1 1 1 2 平成 17 年度は、倉庫使用料 248 万 9,000 円、空地使用料 56 万 6,000 円 の増収等があり前年度比 281 万 7,000 円の増額であったが、平成 18 年度か ら平成 20 年度まで卸売業者1社の経営悪化により使用料の滞納が発生し、 平成 20 年 10 月に当該卸売業者は廃業することとなった。 平成 21 年度は、関連事業者が使用する水産加工所の閉鎖があり、236 万 6,000 円の減収となる。一方、市場内業者からの未利用倉庫等の使用開始 に伴う 78 万 4,000 円の増収等がある。 平成 22 年度から、市場内において岩国市岩国学校給食センターが稼動す ることに伴い、当該建設工事に係る平成 21 年度の土地使用料は約 650 万円、 平成 22 年度以降は毎年約 790 万円の土地使用料の増収が見込まれる。市場 内未利用地についても関連する施設の誘致に努めるとともに、有効利用を 図っていく。なお、現在、使用料は年間1億1千万円程度である。しかし、 ここ数年の岩国市の人口動向や農水産物の消費動向、農業及び漁業者数は
減少傾向にあり、これからも同様の状態であると見込まれることから、市 場内業者の経営は今後も厳しい状態が続くと推測される。長引く地方経済 の低迷の中で市場からの撤退業者も出てきており、使用料等の収益の増収 は難しいと考えられる。 また、現施設の使用料(使用料金表は巻末参照)は旧市場の使用料より 高く設定しており、市場内業者の負担増となっている。県内各市場におけ る使用料と比較してみても当市場の使用料は低い水準にないことからも、 当面この使用料を維持することとし、他市場との比較や流通部門の経済情 勢を見極め、定期的な使用料の見直しを行い、改定の必要があれば速やか に対応していくこととする。 ⑵ 電気及び水道使用料 電気及び水道使用料は、年間約 4,000 万円に上るが市場全体の使用量を各 個別業者の電気及び水道使用量に応じて按分し徴収する。 2 費用の削減に関する事項 ⑴ 営業費用 平成8年度以降、営業費用は毎年約1億 1,500 万円を必要としてきたが、 表 10 のとおり、平成 18 年度以降は委託業務の整理統合・節減等により約 10 パーセント程度減少し、約1億円で推移している。 (表 10) 営業費用及び委託料の推移 (単位:千円) 区 分 平成 16 年度 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 営業費用 117,610 115,759 102,373 102,548 106,146 前年度増減額 6,941 △1,851 △13,386 175 3,598 委 託 料 52,521 40,897 39,638 38,518 37,273 前年度増減額 12,117 △11,624 △1,259 △1,120 △1,245 平成 21 年度には、守衛業務及び清掃業務の見直しを行い約 60 万円の削減 を実施し、さらに平成 22 年度は約 100 万円の減額を実施する。
平成 22 年度末に卸売市場内の排水設備が公共下水道に接続されることに 伴い、平成 23 年度以降は年間約 650 万円の汚水処理に係る管理委託費等の 節減が見込まれる。 公共下水道への接続工事に伴う設計委託料は、平成 21 年度約 100 万円、 接続工事費(除害施設の設置を含む。)は、平成 22 年度約 700 万円(注)、 汚水処理場の廃止に伴う費用は、平成 23 年度約 750 万円が見込まれる。 公共下水道受益者負担金約 2,900 万円については、平成 22 年度から3か 年で分割して支出する。 (注)公共下水道への接続工事に伴う設計委託料及び接続工事費は、資本 的支出の建設改良費となるが、当該工事は下水道法(昭和 33 年法律第 79 号)第 10 条(排水設備の設置等)及び第 12 条(除害施設の設置等) に基づくものである。 3 一般会計からの繰出金に関する事項 ⑴ 収益的収支の他会計繰入金 ア 指導監督等に要する経費 基準内繰出金として、営業費用の 30 パーセントを繰り出す。計画期間の 想定金額の合計は、1億 5,806 万 1,000 円とする。 イ 支払利息に要する経費 基準外繰出金として、支払利息分を繰り出す。計画期間の想定金額の合 計は、2億 8,095 万 1,000 円とする。 ⑵ 資本的収支の他会計補助金 ア 建設改良に要する経費 基準内繰出金として、償還元金の2分の1を繰り出す。計画期間の金額 の合計は、4億 6,071 万 2,000 円とする。 イ その他に要する経費 基準外繰出金として、償還元金の残りの2分の1及び資金不足解消分を
繰り出す。計画期間の想定金額は、24 億 3,457 万 6,000 円とする。 ⑶ 繰出金の合計 計画期間の繰出金に係る想定金額は、表 11 のとおりとし、その内訳は、基 準内が6億 1,877 万 3,000 円、基準外が 27 億 1,552 万 7,000 円で、合計は、 33 億 3,430 万円となる。ただし、平成 25 年度の繰出金の金額は、資金不足 を解消するために必要な額とする。 (単位:千円) 資 本 的 収 支 ア 基準内 イ 基準外 ア 基準内 イ 基準外 400,847 405,299 411,069 1,973,865 うち資金不足 解消分 120,325 376,301 380,349 繰出計画 区 分 基準内合計 基準外合計 収 益 的 収 支 繰出金合計 304,602 548,092 541,725 668,000 427,842 668,000 668,000 545,382 537,793 122,618 123,240 119,908 126,275 542,535 2,895,288 3,334,300 618,773 2,715,527 2,434,576 他会計繰入金 他会計補助金 158,061 280,951 92,882 578,898 507,115 91,396 88,354 平成23年度 460,712 平成24年度 平成25年度 平成21年度 ~25年度 合計 439,012 668,000 662,300 125,465 124,507 平成20年度 平成21年度 平成22年度 303,116 553,009 566,805 211,720 464,655 473,577 489,872 93,228 89,026 499,357 30,678 593,415 603,161 94,058 96,046 43,178 89,102 74,585 83,437 68,148 55,510 31,407 (表11) 59,139 28,461 124,726 114,991 31,844 31,554 33,047 33,592 101,195 4 経営基盤強化に関する事項 ⑴ 市場内業者に対する支援 平成 22 年度から市場内業者の経営状況の把握や財務内容の分析を行うた め、経営アドバイザーを依頼する。また、決算内容等について指摘された 事項については、市場内業者に対し改善を求め相談体制の強化を図る。 ⑵ サービス向上に関する事項 市場まつり等のイベントなどで一般の消費者に市場を開放し、新鮮で安 心・安全な地場農水産物を提供することで、市場の役割を認知・理解して もらうとともに、市場の活性化を図る。
従来から実施している市内小学校の市場見学に加え、平成 21 年度に開始 した早朝の夏休み親子市場見学会を今後も継続的に実施する。 ⑶ 岩国市小売市場について 岩国市小売市場は、現在3業者が営業しているが、近年、入場業者の廃業 等により売上高、客数が年々減少している。 市報等により入場業者の募集を行い、空き店舗の解消に努めるとともに、 岩国市小売市場の新たな活用等について研究・検討を行うものとする。
第5 各年度ごとの第4の方策に係る収入及び支出に関する計画 1 収益的収支 (単位:千円) (7,903) (7,903) 料金収入※1 91,114 88,458 93,548 (7,903) (43,178) 40,137 平成21年度の料金収入の減少は、卸売業者1社が廃業したことが主な要因である。 ※3 営業費用のその他のかっこ内の数字は、委託料の実質削減額 154,598 営業収益 (30,678) (83,437) (68,148) (55,510) (6,491) (7,903) (92,882) 営業外収益 その他 他会計繰入金※2 30,678 95,457 ※1 料金収入のかっこ内の数字は、岩国市岩国学校給食センターの稼動に係る使用料の額 平成22年度の料金収入の減少は、主に関連事業者が使用する水産加工所の閉鎖等によるもの その他 4,495 収益的収支(A) 84,773 75,500 64,227 62,801 66,857 少に伴う影響のみを考慮して設定 (△8,199) その他※3 営業外費用 88,021 78,135 55,510 43,178 支払利息 152,111 (△620) (△1,679) 113,610 109,422 40,988 42,689 135,104 116,638 区 分 総収益 営業費用 職員給与費 その他 総費用 平成20年度 平成21年度 289,702 268,749 平成24年度 平成25年度 247,025 234,780 219,219 202,739 平成22年度 平成23年度 143,397 105,490 104,435 103,391 102,357 145,627 145,475 144,431 101,398 89,305 89,102 41,040 41,040 101,195 41,040 74,788 59,342 74,585 59,139 124,726 114,991 10,378 1,647 203 203 203 203 15,032 16,722 204,929 193,249 106,146 105,180 110,155 111,974 152,362 130,042 104,689 94,869 182,798 171,979 16,607 16,517 35,173 16,668 16,734 47,673 60,005 (△8,199) (△8,199) 98,783 88,069 72,643 4,495 83,437 68,148 92,882 72,697 5,901 4,632 4,495 4,495 である。 平成23年度以降の料金収入は、市場経由率の維持・向上を図ることを前提に、将来人口の減 ※2 営業外収益の他会計繰入金のかっこ内の数字は、他会計繰入金のうちの基準外繰入金の額
2 資本的収支 (単位:千円) 平成25年度 資本的収入 303,116 553,009 566,805 578,898 593,415 603,161 区 分 553,009 566,805 平成23年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 他会計補助金※1 (211,720) (464,655) 193,456 178,051 188,116 192,092 地方債償還金 182,791 176,708 178,051 188,116 ※2 資本的支出の建設改良費は、公共下水道への接続工事に係るものである。 192,092 186,456 ※1 資本的収入の他会計補助金のかっこ内の数字は、他会計補助金の内の基準外繰入金の額 400,847 405,299 411,069 資本的収支(B) 120,325 375,230 373,349 0 0 0 資本的支出 182,791 建設改良費※2 0 1,071 7,000 177,779 (489,872) (499,357) (507,115) 593,415 603,161 303,116 578,898 平成24年度 (473,577) 3 実質収支 (単位:千円) △ 955,922 △ 483,766 0 実質収支 △ 2,307,876 △ 1,857,146 △ 1,419,570 463,648 472,156 483,766 前年度繰上充用金 2,512,974 2,307,876 1,857,146 1,419,570 955,922 483,766 平成22年度 収支(A)+(B) 205,098 450,730 437,576 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成20年度 平成21年度 区 分 第6 各年度ごとの資金不足比率の見通し (単位:千円) ※ 地方財政法(昭和23年法律第109号)による資金不足比率と法第22条により算定した資金不足 145,475 144,431 143,397 資金不足比率 1,492.8% 1,220.9% 974.7% 657.1% 334.9% 0.0% 事業の規模 154,598 152,111 145,627 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 区 分 平成20年度 平成21年度 資金不足額 2,307,876 1,857,146 1,419,570 955,922 483,766 0 比率は同一である。
第7 その他経営の健全化に必要な事項 1 一般会計からの繰出金に関する事項 計画期間後の繰出金に係る基本的な考え方は、平成 26 年度から平成 28 年 度までは、市債の償還元利合計額が3億 8,748 万 1,442 円残っているため、 各年度とも収支を均衡させるための繰出しを行う(平成 27 年度及び平成 28 年度は基準内繰出しのみ)こととし、平成 29 年度からは、黒字化させるもの とする。以後、収益は将来的な施設の老朽化や設備更新等に備え、基金の積 立てを行うことを基本とし、経営基盤の強化を図ることとする。 2 経営基盤強化に関する事項 当市場は都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)に定める市街化調整区域に 都市計画市場の指定を受け建設されたものであり、市場内での事業実施の規 制を受ける中では民間事業者等が独自の事業を展開して収入を得ることが難 しいと思われるが、より効率的な市場運営を図るため、指定管理者制度の導 入など民間的経営手法等についての研究・検討を進める。 また、当市場が公営企業として継続的かつ安定的な経営を続けるため、経営 管理に精通した人材の育成や適正配置など、人事面の対策についても積極的に 講じていくものとする。
単 位 卸売金額の 1㎡につき 月額 169.05円 定額 月額 306,985.35円 定額 月額 11,760.00円 1㎡につき 月額 1,220.10円 1㎡につき 月額 623.70円 1㎡につき 月額 1,307.25円 1㎡につき 月額 2,429.70円 1㎡につき 月額 418.95円 水産 1㎡につき 月額 117.60円 関連 1㎡につき 月額 117.60円 その他 1㎡につき 月額 890.40円 1㎡につき 月額 1,290.45円 1㎡につき 月額 1,130.85円 1㎡につき 月額 1,157.10円 1㎡につき 月額 1,121.40円 1㎡につき 月額 1,290.45円 定額 月額 32,646.60円 日額 15.75円 月額 117.60円 1区画 月額 1,470.00円 備考 この表に掲げる使用料は、消費税及び地方消費税額を含む。 この表は、岩国市地方卸売市場条例施行規則(平成18年規則第118号) 岩国市地方卸売市場使用料 種 別 金 額 卸売業者市場使用料 卸売業者売場使用料 1,000分の3 保冷庫使用料 せり施設使用料 仲卸業者売場使用料 買荷保管・積込所使用料 青果冷蔵庫使用料 水産冷蔵庫使用料 製氷用建物使用料 倉庫使用料 業者事務所使用料 包装加工所使用料 第58条に定める使用料(別表第2) 加工所使用料 バナナ加工所使用料 駐車場使用料 関連事業者売場使用料 魚さい冷蔵庫使用料 空地使用料 使用期間1か月未満の場合1㎡につき 使用期間1か月以上の場合1㎡につき