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東京女子医学専門学校夏季診療班寄生虫検査部業績報告

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40 田宮撹東京女子讐學三門學校夏季診療班寄生轟検査部業績報告

東京女子讐學專露盤・梗夏季診療班寄生轟

検査部業績報告

第三巻 三〇八    目   次 一、緒   言 二、論棚雲の準備⋮ 三、蒐集及槍査方法 四、地理的朕況及職業別 一、緒 口

指導者 田

  生徒西

     上      吉      岸

杢野杭杭宮

山丹横小

   田

円毎a!磯貞

久中吉岡

常田田村仁

五、検査成績  一、千佳町民に就ての成績ρ附︶騙除  二、東京女子醤學專門學校學生の寄生最調査成績 山ハ A総括及び考山条  今同第四同夏季無料診療所を東京市足立厘千住町千壽第三補弼校に開設せるを期とし吾等學生が、例年の 如く寄生巌槍査部を設けだるは、同校附近居住者に就きて寄生錨戚染の状況を調査し、戚染者に封しては適 當なる騙除を行ひ、以て斜な血とも其の健康状態の増進に貢献せんとし叢ればなり。  其の他依頼によウ西新井小鷺∴校の少数の兇童につき槍査を行ひ、術思索上の技能と知識⋮の確實を期せんが

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41 包めに本診療所開設に先立ちて本曇學生につきて寄生鍛槍査を行ひだるを以て、其の結果及び其れと前者と の比較をも併せて此腱に報告す。         ﹃検査の準備  糞便槍査は希望を持仁ぬ人々に悪して牛ば張制的に健康診断を行ふ傾向あ・9。從って如何にして其の趣旨 を被髪者に傳へ、可及的多くの人をして心よく糞便を提出せしめ跳べきかは、今昔我等の最苦心しπる所にし て、其の目的蓬成の爲めに左の方法を實施せう。  ︵イ︶ 一般槍査に先立ちて先づ小里兇童につきて寄生巌槍査を行ひ、同時に父兄に齢して我等の事業に關 する理解を與へんと欲し、之が埋めに一日小學校を訪れて校長に面卑し、寄生轟の二品に及ぼす危害を読き、 今回診療所開設に際して見質の糞便槍査を行ひ、寄生最保有者の騙鍛に努め、以て其の健康増進に寄與せん とする希望を述べ慕う。幸に按長の快諾を得起るを以て、寄生最につきて簡輩なる印刷物と共に糞便操取用 の貝殻を渡し、翌日児童の約傘藪につき槍査を行ふを得πう。  ︵ロ︶ 我等の纒験に依れば、從來被擦者が糞便極重の方法に迷へる之とありしに鑑み、今回は特に新しき 試みとして、木匙を具殼と共に紙袋に同封して簡易なる探取の便を講じ、以て糞便平出数の増加に資せんと 計う柁う。  ︵ハ︶ 一般に要しては宣傳の夕を催して田宮講師の御講演を乞ふと共に、寄生鐙に關する映書を上映し、 廣くそれに封ずる概念を與へんことに努めだう。  ︵二︶ 前記の紙袋には、家族番號、在朝姓名、職業、現住所、現住所居住年月日、前駆地、及び被槍者の 姓名、職業、生年月日の記入欄を設け、漫雨に寄生鐙の融雪を列記して、槍査成績の記入に便ならしめ把    田宮日東京女子薯學專門學校夏季診療班寄生最検査部業績報告        ・    第三雀 三〇九

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田宮H東京女子馨學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告 第三巻 三一〇 42@り。          一﹃蒐集及穣査方法    一日亭均六〇〇個の貝殼及び木匙を入れ承る糞便操底心を用意しそれをバケツに入れて五1⊥ハ人の學生に   て各戸に分配せウ。其の方法は戸毎に親しく寄生最の害を痛き、糞便槍査を赴くることを奨め、域染者に封   しては、後日無位を行ふことを約して、家族人藪に相當する袋を渡し、翌日は更に新しき匠域に分配し、前   日訪問しπる家々の糞便を集めて學校に持ち盛り、暗所を撰びて其慮に保存し、家の日底企を行ひたり。   槍査方法は全部﹁アンチホルミン・エー7ルし集卵法に依り、底﹁ゴム﹂小面の沈澱物を残さいる様注意して標   本を作り標本厚くして透覗し得ざる場合は藪枚の標本に分厚して鏡槍せり。    疑はしきものにあムては必ず師の再槍を仰ぎた5。          四、地理的状況及職業別    本槍査を行ひだる匿域は東都の北端に近く位し、北は荒川放水路に面し、南及び東西は本地冨と同様なる   商家多き市街地に連る、生活程度は中流の下位に相聾する竜のと思はる。尚一部のものは生活程度一層低く   竹細工、綜相細工、鼻緒作う等を薄暗き室にて爲すものあうき。其の他に少歎の官公吏自由勢働者等ある   も、農家はロバ三戸を算するのみなり。

         五、検査成績

   ︵噌︶ 千住町民に就ての成績    一般佳民に就て槍査成績を轟種別に表示すれば左の如し。

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糞便提出者=ご七六名中、槍査不能なりし者を除き、総意槍入員は第一表に示す如く=二三三名にして、 表 一 第 署% 総被槍査人員 (1333) 保識者(395. 29.6%) 最    種 甯沁メに封ずる%に封ずる寄生人員並びに総総 保 轟 蝸     鍛      ヨ196(14.7%){  49.6% 鞭     贔 249(18.6%)   63・0% +横指腸錨 フ臓「ヂストマJ1 5(o.3%列  ユ.2%     12(⑪・1%)l  o・5% 東洋毛様線巌 1(0.08%)   0・2% O.2% O.2%e 1(1 O.08%)i’ 1( O.08%)1

ナ・條最

ダ ニ 類 其の中三九五名︵二九・六%︶は寄生最域染者なウ。  之を各種簸卵別百分蛮・と共に、内務省全國的統計︵自大正十 一年一至昭和四年︶・兵庫縣の一純農村なる有馬高大澤村善入部 落・同意市部統計帥ち神戸、姫路、明石、西宮、尼ケ崎市の一部 に行はれπる調査成績︵以上内務省︶・純漁村なる三重縣志摩郡 和貝村の小門生、水産學校生徒及び海女につきての槍査報告︵豊 田一長︶・過去三年問の診療所開設地元る板橋、尾久、大島町の 寄生最戚染率と比較せば次の如し。而して此の高地匿は同じ束、 京市内なれども,板橋は特に著しき低級生活者多く、尾久は之 よう梢高級にして、他の二戸域は板橋より著しく高級生活者多 き所なウ。 43  叉槍査匠域の周園の欣境を記せば,板橋、尾久は周園殆んど田畑及び野原なれども、他の二ヶ所は大部分 市街地に園まる。  第二表に示す如く、以上の各地に比して、今回の千佳町住民の総寄生懸馴染率は最低く、全國的統計中最 低位を示す山口縣の三二。一五%に比するも欝二・四%低しσ  而して東京市内の四野駈に斯くの如く著しき差異は如何なる原因によるかを考察するは、豫防馨學上必要 にして且つ興味ある問題なれども.叉其の要約を断定するは容易のことに非ざるべし。今週宇の大部分を占    田宮叫東京女子警學專門學絞夏季診療班寄生鍛検査部業績報告      第三谷 三一一

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44 第 二二 表 田宮日東察女子三態專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告 三轟懸尾  /i. 1久版   橋大  島  L ’1 縣計

︸隊匝 63.3 工8.7 40.9 1.97 /.1 0.4 0.1 0.1 0.1   0 ︶・

E

5S.1・ 31.7 .40.6 0.9 1.1 0.9   0   0   0  0.1 40.0 14.2 .o,y煤D7 7.I l.9 e.s O.3・ O.06 100.0 96.2 81.5 38.7 15.0 68.4 28.3 銘 紹 砿     

畢請躍務黛三皇

90.2 77.2 23.3 7.3 69.87 57.14 22.81 17.17 1.29 O.4 D.04 29.6 14.7 18.6 0.3 Q.eg O.15 0.08 0    0    0

総被槍人員 にi封ずる総 有唖者% 最  三 界  鞭 十二指腸最 1

東洋毛

様線最

i肝  臓 「ヂストマ」 :ナ・繰最

肺 繊

1ヂストマ」 縮少灘最 ’ 1無鉤灘錨     第三巻 三﹁一ご むる蜘最、鞭最の戚染の圭なる原因たう 得べき事項を列記すれば、  ︵一︶ 野島食の有無多少。  ︵二︶ 販責三楽の汚染度。  ︵三︶ 槍査地域の周園の歌境及び市に 封ずる位置。例ぺば極めて周邊なるや、申 心に近きや等。  ︵四︶ 汚繊物庭置に封ずる設備の完否 及び児童の便所外排便の多少。  ︵五︶ 生活一一の佳否、及び衛生思想 の深淺。  ︵六︶ 住民個入の戚染に封ずる抵抗力 の張弱及び有無。  ︵七︶ 周團冊畑の轟卵に依る汚染度の 此上で.ある。 然るに一、二、六、七の四項は未だ調 査し得ざるを以て、論及の根撮なしと思 惟せらる、も、農夫が市内へ搬入する際の巣窟の洗浄方法及び程度は、長い問の習慣上殆んど大差なしと観

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4r) 恐し得可しとせば、一、二、六項目は四ヶ所舞う差異なきものと考へ得べし。而して板橋、尾久は他の各項 目の威染濃厚πる條件に適しをるを考ふれば、胴鍛、鞭鍛の感染度高き原因を夫等に求むるも叉不可ならざ るべし。 鯛姦に就て  蜘巌卵保有者は一九六名にして、被槍査人員の一四。七%に相学す。  前三同の診療所開設地に於ける、本騒皇威染率に比するに第三位にあり。  大島町.は今同の千住町に比して総戚染牽高きも、曲想にあウては○・四七%の低率を示し亘り。  蚕國卒均及び農村に比較せぱ非常に激雷度低きも、兵庫縣の市部統計に封しては、殆んど同率を示しπり。  京都市小學兇童の糞便槍査に於て、市田、宮谷、大井、高野瀬氏は、都市の愚心よゑの距離に比例して蜘 蝕威染率多しと述べ花φ。異なる都市に於ける地域問に於ても田畑との接鯛面及び間隔距離の大小が蝸鍛域 染濃度に關係あることは推定に難からす。  鞭轟に就て、  二四九名の威染者ありて、[八・六%に相聾す。瓦燈蔓延の状況を杢國的に見る時は、混血に比して其の浸 淫度少きものと思はる、に拘らす、東京市に於ける本校調査は年々鞭最の威染が高率を示す結果を得た釦。 全盤各地の統計に依れば、石川縣、富山縣、鳥取縣、愛媛縣及び前記兵庫縣の市部統計に於て同檬の成績見ら る。而して蝸鍛の血染は杢國各地よムも低率を示すも、鞭最の寄生率は、全國申當地より高率を示す府縣三 二、低率を示すは一六縣を算し中等度の下位に相歯する上帝率と考へらる。  而して新くの如き結果を盤陀せる原因を張いて求むれば、爾最の産卵能力の強弱、帝威へ傳搬侵入せし歴史    田宮“東京女子馨學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告      第三巻 三一三

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rtAe)    田宮阻東京女子醤學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告      第三雀 三一四 の長短及び最卵の環境に野する抵抗力の強賜等を記載し得㊨ども、亦蜘鐙は毒除し得て然も近年該巌騙除が 都市に於て殊に隆盛を見るに反して鞭鍛は騙除し得す、巌膿の壽命を待ちて共の消失を期するのみなるが故 に、或一人制歯舞者に於ける該鐙の壽命の有る期間は他の該錨保聾者を塘加する結果となることも叉主なる 一原因把り得ると思考せらる。  十=指腸贔に就て、  五名の本鍛卵保有者を見出しだり。○・三八%に當る。此れを全室各地に比するに、北海道、出島、和歌山、 香川の一七四縣より高率を示すも、概して其の域染度低し、爾東京市内の前記三王に比して第二位にあり。 而して姻鍛、鞭鐘に比して極めて小歎なるは此の地域は殆んど農業家庭及び各家庭に楽園の如きを作螢する もの少き早めにして、十二指腸巌が堅塁主路として径量的痙路を取ることを裏書きするものと思はる。  肝臓﹁ヂストマ﹂に就て、  荒川放水路に近き地黙なるが故に、我等の始めより期待せし所なりき。  二人の本無卵保有者を見出し泥り。  過去三年間の統計に見られたる三見にして、今同の地域に見られざりしは肺臓﹁ヂストマ﹂、萎小絵轟、無 鈎繰最なり。  二種感染者中最も多きは蜘最及び鞭巌を有するものなり。從來此等爾種の戚染は主として野菜の如き食物 によりて箒虫的になさる、ものとせられ把るも之が確實なる學詮とすれば、野楽は二鍛種に封して、吸最類 叉は絵錨類の中間宿望の如き役目を掌るものなるが故に、主星威染の燕賀を持つ人の多くは叉鞭最感染の機 會あるべき筈なウ。然るに愚者の軍一戚染者に比して二種域染が著しく少数なるは、爾者の富者方法に一種

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混合感染

表 三 下 最     種 沁メに封ずる%寄生入目及び総被 総 保 最 者

ノ封ずる%

蜘  贔、 鞭  鍛 54(4.05%) 13.76% 蜘贔、肝臓ーヂストマ」 1 G.25% +二指腸贔、姻騒、鞭贔 1    1 ◎.25% Oe25% O.2b% 14.6 % −  1 ナ、籐贔、虫回贔、鞭贔 rダニ」類、虫回贔、鞭轟 。”8(4.35]le) 計 の興味を喚び起す鮎なう。  郎ち我等の得たる成績に於て.爾懸二軍濁晶群者の和と、三等二種に 依る混合熱染者歎とを比較するに、後者は僅に前者の七分の一に過ぎす。  混合墨染の状態を第一同尾久地域及び他の二地域に於ける調査と比較 せば次表の如し。  板橋に於て混合戚染者最も多 し。是総威染者歎の多き結果な るべし。  三種戚染者が二種墨染者殊に 颯贔と鞭鹸の戚染者に比して極 めて少歎なるは、十二指腸鍛戚 染の源泉πる楽園田畑に働くも 47 の少き爲と、地方的寄生適例へば、繰巌、吸最等の墨譜少きに因るべ し。十二指腸最は田口的にも痙膚的にも戚染するものなるも、其の 主要路が皮膚威染にあるとの諸研究者の學説に一致するものなう。  年齢別︵第五表参照︶  小學適齢児童の提出歎少きは、既に小鷺校に於ける槍査を受けし ものありし爲なり。    倒宮証東京女子讐學專門學校夏季診療班寄生最瞼査部業績報告 表 四 第 佳 千 島 橋II大 板 久 尾

   395 337(85.3%)  55(13.9%)    616 499(80.9%)i 107C17.3%) 3C O.7%) 10( 1.6%) 1( oll%) 582 378C64−9%) 189(32.4%) 14(2.4%う   1( e.1%)     370 285(77.0%)  81(2r.8%)   4(1.08%) 総寄生贔 感染人員 軍属感染 人員 % 二種感染  1一 三種感染  1一 西種感染  1一 第三巻 三一五

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48 田宮n東京女子馨學專門學校夏季診療班寄生姦槍査部業績報告        騰.      団 第三巻  三一六 ψ 早一GQ 恥1⑦ 刈一lO 一〇IH鴎 日;σ一H㎝ 冨一お 悼Oib9博 bひヨ一㊤σO こQ gl凸O 舞1α0

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◎o劇団山・cr⑩GQ⑩(罰ゆこe

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同O︵=﹂¢9︶ 団O︵μQq匿OQ㊤︶ めOc︵目卜9・αe 鵠㊦︵HS劇9 H共団μ郎α︶ 目文μ⑪躯◎Q︶ μA︵Hα●㊤回︶ 目◎o︵μ◎Q’㊤趙︶ 肖○◎︵躍.○◎α︶

QQ 戸典目O・刈刈︶唖︵α・ω㏄︶ Hα︵一、。肇。。。︵器.日bo︶       博 bo g︵HGQ・㊤ご 目O︵団900︶ 団団︵b9α●OO︶ 卜。 g︵鴎①・ω﹂ ㊤︵旨・こゆ目︶

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c︵bgH・A◎Q︶ 劇卜9︵一Qっ・oo㊤o︶

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Gゆg9︵団団﹄bつ︶ 卜9冝ib9幽ムb◎︶ ㊤ b9 目 H H 日︵9罵︶ 山︵。。.卜。。。︶ 。。︹目●㊤O︶ ①︵⑦・。。悼︶ ㊤︵戸O﹄q●︶ 戯︵膳●劇。︶ 会まり︶ 黛繕.O。。︶ ○っ︵こつ.9︶H 。。︵9α①︶ H︵μ.He ¢Q 一 肖 μ  表につきて観察するに、胴巌にありては殆んど各年齢に等しく分布するも、鞭鐙の戚染は一歳乃至三歳の 幼児に少く概して年長に進むに從ひて増加し、高齢者に於て著しく高率を示すは興味ある鮎なり。  混合域染者の三歳以下の小見に少きは前述の如き鞭最の符号が幼年者に少き謹めならん。蜘最、鞭錨、十

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二指腸鐙を回せしは、七歳の女亭にして、最近農村より上京せしものなbと。  蜥最につきて家族的観察を行ひ、次の結果を芯無ら。  総被槍査家族は六五八家庭にして、中一六四家庭は田堵域染者を有し、二四・九二%な蚤。非寄生家庭は四九 四︵七五・○八%︶にして三封一の比例を示す。  家族中の蛆轟感染者敦と家庭数の關係。  統計表中の薬量、鞭懸等の金字の見方に二方面あり。帥ち一は古楽の寄生懸保有者が一家庭に極めて僅少 に然も全般の家庭へ鑛播し居る場合と他は多藪の戚染者を有する家庭が小藪にある場合なり。而して此の二 者の場合は豫防讐學上全く相反する意義を有するものなり。故に自分等は一家族中の糞便呈出者藪、蝸無戚 染者歎及家庭藪の三者問の關係を調査せり。帥ち第六表の如し。︵表中縦横交叉部藪字は家庭藪及%︶        舗       メ       魁

難︸

co ro H O bo﨟i㊤。cb鰻獣︶冨¶︵卜90.◎。獣︶刈こQへ一H.OR︶ ㎝O︵︻ド⑦獣︶b◎︽㊤o・⑦獣︶駝︵Qo.り訳︶     鵠︵O●。。R︶ ㊤︵ド¢◎R︶ 団○。︵劇.b9獣︶ 旨︵卜9●α獣﹀ 。。︵同㊤b。逮 ⑩︵同■こQ訣︶ O︵ド¢9駅︶ 史O’O訳︶ 団︵9。。獣逗鵠︵P㏄訳︶ O︵O●㊤逮 無O・⑪濃︶ 。。︵9職逮 団へO’。。迅 一︵O﹄獣︶ 】( n﹄R︶ 日︵P口訣︶ 49  我等の準備不行亡きにして家族名簿作製の暇なかりし爲めに、本成績の調査に際してかなうの注意は彿ひ πるも、爾日を異にして呈出せるもの、中には、同一家族にして分離せしもの或ひは少婦ながら存在すべし    田宮口東京女子馨學三門學校夏季診療班寄生巌検査部業績報告      第三巷 三一七

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50    田宮臨策京女子安學三門學絞夏季診療斑審生贔槍査部業績報告      第三巻 三︸八 と想像さる。之吾等の最も遺械とする所なウ。  一個提出せる家庭より六個提出に至る提出家族の各同番につきて観察するに、藪多きは被槍者の練てが非 感染者なる揚合なり。此れを尾久に於ける本調査と比較するに、彼地域にては、一家族申達の悲歎が蜘鍛戚 染者なるもの最も多し。是今同の地域に比して一般的の血染率高き爲ならん。  域染者を有する家族につきて観るに一家族中提出者の総てが陽性を示しπるは、一個提出家族中に五〇、 二個提出せるものに二、四個提出せるもの︾中に二、合鯛五四家族あるのみにして他は寄生人員の増加に逆 比例して家庭歎の減少を見だり。  斯く鳳染家庭少く、而かも一家庭中の域染者も少きは、本地域の颯々蔓延の少きこと、併せて、蠣鍛の感 染が、或一定互市或ひは一家族に限らる㌦ことなく、全庵に画く散在的に分布せるものと考へられセリ。  叉三日家庭にありて商業を螢むもの多き此の地方にあうては.一家族の食物は殆んど同一と考へて然るべ く、蜘最轟轟が滝口的にのみ行はる\ものとせば、或蜘最汚染者を有する家庭に於ては全家族同様に戚染の 機會あうし筈なりと考へらる。此の事實よりも叉、本塩種の薫染は野菜の媒介にて行はる\以外に何等かの 道あるものと推察さる。  居住期間と蝸最感染との關係。  各家庭につきて現住所居住年月日及び姻贔戚染者の有無を調査比較する時は、本地域に於ける蝸鐙戚染機 會の多少に超して、其の一端を窺ひ得べしと考へ其れを調査せんとせう。而して糞便探胃袋の現住所居佳年 月日を記入せしもの早牛数にして、目的を下げ能はざりし故に,町長に就きて最近ニケ年間の智慧の入寄留 者藪を問ひしに毎年全人口の一割乃至一・五割との乙となう。次で蜥白保轟者を有する各家庭.を訪れて二年

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51 以上居住せるや否やを調査して次の結果を得πり。 表 七 第 2年以下 2年以上 56(42.4%) 76(57.5%) 104C19.7%) 422(80.2%)

蜘贔感染者を 有する家庭 有せざる家庭  帥ち蜘鹸域染者を有する家庭中二年以上居住せるものと、二年未満のものとを比 較せるに後者は前者の二倍の墨染率を示しπり。帥ち本地網子來の蝸鍛浸淫度は数 字に現はれπるよりは極度なることを示すものなるべし。  最後に各種鍛卵について家族的分布を表示すれば第八表の如し。  本地匿の寄生鐙戚染率低しと は言へ家族的に見る時は昇騰槍 家庭の殆んど牛数は其の蝉茸を 受けたるものと言ふを得べし。  手住町千丁第關鵡小樽校の検査 成績  各學年別に各種寄生最域染者及び百分率を示きば次表 の如し。  域染者最も多きは三年生にして写一〇二人中五九人の 陽性者を有し、次で五年、四年、一年、二年、六年の順 なう。而して本校の野鼠染者の総被槍査人員に封ずる百 分率は、四三・五%にして、同校附近の一般住民の煙れに 比して一三・九%の高率を示しπむ。    周二目東京女子馨 學專門學校夏季診療班寄生轟槍査部業績報告 表 八 戸 絡被検査家 総寄生轟感 最      種 家庭歎 族に謝する 染家族に封 % する% 蜘   贔   の   み 80 12.1% 27.1% 鞭  最   の  み 120 182% 41.8% 島回  贔、  鞭  最 77 1L7% 26.8% 肝臓「ヂストマ」のみ 21 0.1% 0.3%

十二指腸贔のみ

2 0.3% 0.7% ナ、維1鍛、蛆」懸、鞭贔 1 0.1% 0.3% +二指腸巌、蜘贔、鞭贔 3 0.4% 1・05% 東洋毛檬線鐡、丁重、鞭贔 1 0.1% 0.3% 肝臓「ヂストマ」蜘轟、鞭轟 1 0.1% 0.3% 「ダニ」類、蝸贔、鞭錨、 1 0.1% 0.3% 合    計 280 43.62% 第三巷  三一九

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52 田宮“東京女子鑑學專門學校夏季診療班寄生轟槍査部業績報告       黙      自 警三巻  三二〇 藏  φ  熱  器

轟  蝋﹀抽 違   麹     一億   麹 斗・叢麹 報癬醜メ学4 引 沼 醤 理 三熱’慧影 遂  翻甲蔑メプ4 同 HこoH b。X回。。.ゆ訣︶ 。。・。︵単・。訣︶ 鶏︵心こ。転駅︶ 。。 i軌 x訣Ψ 博 Hこob9 』。 nqαμ獣︶ ま︵目O袖訣︶ H H ら。。︵。。⑪●こ。獣︶ 唐こ。.O訣︶ ①o HO団 b。?ib。刈・。。獣︶ b。?n・。メ。。獣︶ 目 9︵警。。訳︶ c陽i9。。訣︶ μ 恥 HOり 一閲︵一α躯獣︶ 卜。ヒ多O獣︶ こ。 B。 i凸 ア。量。。獣︶ 犬。。6R︶ α 一刈㊤ ㊤。閨i卜。一・α獣︶, 9か。。O●。。獣︶ 四 逡毎悼・α訣︶ 自盆μ駅︶ 勃 同〇一 δ︵㊤卿。。獣︶ b。 f︵騨■興訣︶ 。。 c︵㊤。困.ゆ獣︶ 只劇.⑩獣︶ 奪 謡嶋 にO傭。。.罵獣︶ 目。。又球α獣︶ H H H 。。 E9 B。i劇。。’α獣U こ。 B。 iぴ.O訣︶ H  我等の一般審査を行ひπるは町家の通謀颪域の一小部分にして然も其の年齢別寄生率を考察するに各年齢 を通じて大差なき鮎とより考究すれば、登警急颪域に亙りて懐く無爵を行ふ時は、更に寄生轟分布の濃厚な る地域あることを推察するものな蚕。  最戚染率高きは鞭鍛にして、総戚染者の過重藪を黒む。蛆鍛此れに次ぎ、他に﹁ナ・﹂繰鹸及び肝臓﹁ヂス トマ﹂卵保有者各一人を見出しπり。  西新井小畢校︵第十表参照︶ r當稜児童の通學匠域πる足立匿本木町は、占地颪とは荒川放水路を距て、相封ずる準農村にして、一帯に

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53 響き田畑楽園あ継て其の中を一街道南より北に向ひて走う、爾側に家屋甲立す。從って各家庭の殆んど総て は田畑に面し.農家も相當に多く、生活程度は前地域よウ一般に低きものと思はる。  學年別に寄生鍛感染の順位を示さば五年生最も高く、八四・六二%、次で一年、四年、二年、六年にして三 年生最も低し。       藩     十     躍        藏   吟   醐   器  本校に於て特に注意すべきは、雲影に比して蜘最盛転置童の多きことにして、登槍査人員の四〇・七八%の 陽性率を示した5。第三小雛稜に見られざうし十二指腸鍛言及び嶢最卵保有者各一人を登見せウ。  第九表及び第十表に依φて、雨漏の比較考察を爲さば次の如し。    田宮11東京女子讐學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告       第三巷 三二一

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54    田宮11東京女子鯵學專門學校夏季診療班寄生最槍査部業績報告      第三巻 三二二  一、総寄生最旧染率は西新井小昼校に於て、、一九・六一の%高率を示したう。  二、蜘鐙卵保有者は西薪井小鼠校影堂に多く、第三小墨黒の約二倍の陽性率を示したり。  ご,︸、鞭最戚染率は、前二項に反し、西新井小壁校に於て四六七%の低率を見識り。  四油其の他の鐘卵として、千壽第三小庭校に肝臓﹁ヂストマ﹂、[,ナ・L雲脚及び一個の不明卵を登見し、西 新井小學校に於ては十二指腸錨卵及び嶢鍛卵を見出し罵り。  五、混合域染率は西新井小學校に於て高率を示し忙う。  統計に表はれπる全國二三の小學校と比較すべく表示すれば次の如し。但し今同調査を行ひたる二校見童       鞍  +  一  贈

三豊慣耀麟並繭悪声饗縢囎難詰脚蟹鱒シ顯羅無機画繍魂二七

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(16)

5.5 に域染を示さいるものは此れを除き沈う。  千壽第三小言校及び西新井小量校の寄生最滅染率は都市小學校に比してかなうの高率を示したう。本表中 千壽第三及び東京市四谷運第七小論校に於ては鞭鍛の滅染率黙思のそれに勝れり。 駆除  駆除は無料診療の最大目的πるを以て、其の方法及び駆鐙藥の撰澤には、可及的注意を彿ひ沈り。帥ち鯛 巌に封しては、騙鐙毒中最も呑み易く、且つ効果強力なウと適せられたる﹁ずントニン﹂を撰びπう。’術學齢 見童には副作用の豫防及び轟膿排出の完杢を期する望めに﹁ラキサトー〃﹂を混用せウ。  但し學齢見童以下に還しては、副作用殆んど認め得ざるものとせられたる海仁草製剤﹁マクニン﹂を用ひ陀 b。−之は副作用等の幼兇に現れ、爲めに一般住民が無料診療に封して不安を戚することある干し等の危惧を 陵きπればなり。  小學兇童には學校に於て受持訓導の監督の下に左の分量を一日三画に分服せしめπり。 一年生. 二年生 三年生 .四

N生

五年生 六年生 ﹁サ.ントニン﹂ ﹁サントニン﹂ ﹁ずントニンし ﹁サントニン﹂ ﹁サントニン﹂ ﹁サントニン﹂ ○・〇七 〇・〇七五 〇・○八 ○・○八三 〇・○八五 〇・○八七 ﹁ラキずトーγ﹂ ﹁ラキずトー〆﹂ ﹁ラキずト君ル﹂ ﹁ラキサ’ト警・〆﹂ ﹁ラキず撃ール﹂ コフキずトール﹂ ○・三 〇・四 〇。四 〇・四 〇・五 〇・五 一般に害しては、年齢に慮じて左の如く調捌し、診療所開催中、巌卵保有者に通知して受附に於て渡した  田宮日東京女子讐學專門學校夏季診療班寄生鍛検査部業績報告       第三雀 三二三

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田宮1一東京女子馨學專門學校夏季診療班寄生鍛槍査部業績報告 56@り。    一歳未満    一−二歳    三一四歳    五−七歳

  成.人

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第三巻 三二四  十二指腸贔の騙除は、本校附圃病院内科及び小見科に依頼せり。  ︵二︶ 東京女子醤學專門學校學生の寄生最調査  本校學生に就きて糞便槍査を行ひ左の各項につきて調査しπり。  イ、各學年別鍛種別百分率  ロ、一種、二種寄生者の%及び総寄生人員の総轄話者に⋮封ずる%  ハ、原住所家屋周園が田畑、菓園山林なるもの及び家屋なるもの、蝸鐙戚染百分率比較。  二、寄宿生と通學生の寄生轟保有者の比較  ホ、自畳的症歌を記載せるもの\中寄生巌保有者と非保有者との比較  へ、樺太、北海遣、奥朋、關東、中部、近畿、中國、四國、九州、朝鮮、皇潜、關東州、中華民國の學生 に分ちて各種三生巌%  イ、各學年別鍛種別百分率比較。  槍査に鷹じて糞便を提出せるもの三三六名なbしも一入は材不足なりし爲め槍査常数は三三五平なム。

(18)

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58    田宮目東一三女子璽閣議三門U學校夏季診療班寄生由強輪⋮査部懸緒⋮報出離      第一二巻  三一一六  他に面争の十二指腸最、肝臓﹁ヂストマ﹂、﹁メタゴニムス﹂、﹁ダ一こ類等の巌卵を見出し託り。爾特記すべ きは、中華民無毒歯軸申に肝蛭保有者のありしことなb。本夏卵につきては細菌學敏室中西氏より詳細なる 報告ある筈なり。        ︵ロ︶混合威染        周回と三三の混合戚染者最も多し。        総計一七人の二種威染者ありて、総被槍査入員の五%、       総保鵡者の二二%に相當す。        ︵、ノ︶ 原住所家屋周國の状境  表       原住.所とは自宅蓮仁者にありては現住所と同所にして、  三       寄宿舎及び下宿にあるものにては休暇に躁旧する地を記入       するべく依頼せしものなり。  十        原住所家屋周園に田畑、菜園、山林等を有するものは一 .第       三一名にして、其の一一鍛感染者は一九名︵一四・五%︶な       り。三園に家屋密集し、田園との關係少しと思はる㌧もの       は二〇二名にして中一五名︵七・四%︶は蜘巌保有者なう。        田園と蜘毒旧染との問に密接なる關係あることは諸研究       者の謹明する所にし熟、本成績もそれに一致せる結果を示       しこり。        ナ

\學 年

d 種\

豫 科 一 年 二 年 三 年 四 年 計 蜘 錨、鞭 錨‘ 4 1 3 2 1 11 蜘 巌、+ 二 w  腸  最 一  1 1 鞭 最、+ 二 1 1 指  腸  最 鞭 贔、肝 臓「ヂ ス ト マ」 1 1 2 鞭     最「メタゴニムスJ 1 11 鞭 最、肝 蛭 1 1 唖 計 5 1 5 2 4 17

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 ︵二︶ 寄宿生と通學生の寄生轟保有者の比較  本校畢生は地方出身の者多く寄宿舎及び下宿に生活し.他に離塁の東京市及び附近の自宅よ参通學するも のあム。調査の結果は左の如し。 自宅通學生 第  +  四 表   宿所別 寄生  の有無 寄宿生  下宿生 粋寄生者 孖 生者 92(56.0%) V2ζ43.9%) 73⊂62.3%) S4く37.6%) 40σ4.0%) P4(25・9%) 表 五 十 第

諭磯警

被感染者 非感染者 自   宅 奮 市 内 V 市 外       1 @     〃 市 内 コ   宿 @     〃 市 外 @     1 27(42・1%) P7(32。0%) 37(57.8%) R6(67。9%)  寄生鐙域染率は寄宿生に最も高く、自宅通學者に 最も低し、而して第十二表に示す如く上級生に威染 牽低く俺十四表に示す如く下宿生に戚染率低きこと は下宿生の多くが三年四年の上級生なる事實と一致 せb。  更に下宿生及び通學生に就きて、現住所を奮市内 及び奮市外に分ちて統計的に見るに第十五表の如 し。  邸ち市内に長く居住せるもの\寄生錨戚染率は非 常に低く、此れに反して下宿生にては市内在住者に 却って高率を示しπり。之は本校學生の巌卵保有者 or 9 の多くは郷里にあうて其の戚染を受けしものなることを謹明するものなるべし。  ︵ホ︶ 自畳付症状を記載せるもの㌧草生最保有者と非保有者との比較︵特に蜘最に就て︶。  李常時殊に運動時に於ける腹痛、眩量、心悸昂進を訴へしものは被思者中一二ご窪めりて共の中五六名︵四 三%︶は寄生鍛保有者なり。姻鍛域染者申の自邸的症状を有するもの\百分率が姻鍛以外の主要寄生毒なる    田宮腫東京女子欝學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告       第三巻 三二七

(21)

60    田宮皿東京女子馨學專門學校夏季診療班審生贔槍査部業績報告       第三巷 三二八 鞭巌の百分率と殆んど同様なるは、鞭巌が寄生せる場合に病理組織學的に病的浄化を惹起すると言ふ事實よ 表 一X 十 民 有ずるもの!

  

鍬順

56(43.0%) 57(27.8%) 130 205

保最三

口保贔者 全被検者 15(44.1%) 41(42.7%) 34@96 保蜘聖者 非二三鐙者 保有者 寄生最 銚考へて、或ひは蜘鐡と同様に臨写的症歌を起すものにはあらざるかと思考 せらる。  蜘鍛域染者にして自暴的症状を有するもの、%が非保最者にして自畳的症 歌を有するもの、%に比して十六・三%の高率を示しπるは、此等の症歌を直 ちに鯛鍛のみに起因すとは言ひ難けれども該鹸が宿主に卜して機械的並びに 毒物的に多少なりとも障碍を及ぼすものなることを窺ひ得べし。  横川氏は墓灘公學臆見童につきて寄生巌調査を爲せる報告申に、自畳的症 状を完全騙福者一〇四例につきて尋問しだるに、駆鍛前腹痛時々あり、騙錨 後なくなりしもの三入・四⊥ハ%、悪罵後食慾増進せるもの三八・四⊥ハ%、騙鐙 前時々頭痛し把るも適合後なくなりしもの二八・八五%、前後二化なきもの一 四・四%と記載せり。  我等も此侭等自量的症歌を訴ふる鯛鍛濃染者につきて完全なる騙鍛を行ひて再調査をなさば、其庭に興味 ある結果を見出し得るやも計り難し。されどその暇なきことを遺憾とす。  ︵へ︶ 地方的に各種寄生最%の表示。  本表につきては、其の豊丸人員非常に少き爲め之を以て結果を云々すること能はす。只調査の成績として 此庭に記載するに止む。  千住町民と本校學生との調査成績比較考察。

(22)

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  Lノ \_ノ L.ノ kノ 、! U/ L/ Lノ \ノ kノ 1 u> i 一摯 61 ︵一︶ 千住町民成人の総寄生巌域染率は三二。七%にして、本校學生の三八・入%にして六・一%の低率を 示しπり。 從來厚生鍛域亭亭は生活程度の高低と衛生思想の普及如何とにかなり關係あるものとせられπる竜、少く   田宮一1東京女子馨學專門學校夏季診療班寄生轟検査部業績報出口       第三雀 三二九

(23)

62    田宮目東京女子馨學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告      第三巻 三三〇 と竜專門教育殊に讐學を富むる本校學生にありて此等二世に於て千住町民に劣れりとは考ふること能はす。 轄じて之を前蓮の如く、本校學生の大部分が地方出身者にして、叉休暇には館如し土に親しむべき機會竜多 きことに求むれば、當然の結果と頷かる、べし。  ︵二︶ 蜘鍛及び鞭錨に就て  千佳町民       本校學生  飼鍛 一四・七%        一〇土%  鞭鐙 二丁四%        三〇土%  右の如く姻鍛の威霊は千住町民に高率を示し、鞭鍛の戚染は本按學生に高率を示し航り。前述の如く姻鍛 は騙除され易き竜、鞭最にありては騙鵡の道なき爲に衛生思想の登達を以てして竜如何と島隠し能はざる爲 なるべし。  ︵三︶ 其の他に千住町民中には少数の十二指腸鍛、東洋毛様線巌、肝臓﹁ヂストマし、﹁ナ・﹂繰巌の戚染者あ う。  本校學生には東洋毛様線鍛及び﹁ナ・し愚盲威染者は見當らざりし竜、﹁メタゴニムス﹂及び肝蛭域染者を見 出しπり。  ︵四︶ 混合域染の最も多きは爾者共に姻鍛及び鞭愚保有者なり。混合威染者の総被槍査人員に封ずる百分 率は殆んど等値を示しだり。爾本校學生には三種髄質者は登見されざわき。  千住町民の混合戚染には必ず鯛巌の關重し居πるも、本校學生の混合域染には鞭贔の留ること多し。本校 學生にありては鞭愚の戚身重鯛鹸のそれに比して蓬に高牽を示す蕾めなるべし。

(24)

63一         六、縛括及び考案  ︵ノ︶ 千住町民の寄生最感染率は二九・六%にして、全國各地に比して非常に低し。  ︵二︶ 鯛最は各年齢に殆んど等しく分布するも、鞭最は幼年者に少く、概して高齢に進むに從ひて其の浸 淫度を増す竜の\如し。  ︵三︶ 本地域の凶暴の分布は、一号域或ひは少数家族に限らる、事なく、暫く散在的なるもの、如し。  ︵四︶ 本地庭家庭の約牛歎は、或る種の寄生巌の臨幸を受けだるもの、如し。  ︵五︶ 千原第三小平校及び西新井小學校見童の寄生最戚染率は、他の都市小學三見童に比して高し。特に 西薪井小學校の鯛贔域染牽に於て著し。          

十九八七六

) ) ) ) ) 此地域の鯛最下患者の多くは、他の地域にて戚蔵し把るもの、如し。 東京女子馨學專門學校畜生の寄生轟曙染率は三八・八%にして千住町民より高率を示したう。 蜘鍛或ひは鞭鐙戚染に於て田園と住所との問には密接なる關係あるもの、如し。 鯛最は其の宿主に劉して、多少なりとも障碍を及ぼすもの、如し。 鋼製及び鞭轟の聖母方法には、野楽に依る樫尊威染以外に何等かの道あり、而も爾者間に差異ある もの︾如し。  本調査に際して、足立旺役所員諸氏、關弊習事々長並びに職員を始め、吉岡敏授、田宮講師及び細菌學敏 室先輩諸姉、内科、小児科馨局員各位の直接問接に懇篤なる指導援助を與へられ黙るは、吾等の深く戚謝に 堪えざる所なめ。         文     献    田宮二三京女子爵學專門學校夏季診療班寄生最検査部業績報告      第三岱 一二=二

(25)

61     田宮”東京女子醤學專門學校夏季診療班寄生贔検査部業績報告      第三巻 三ご二  一、市田腎壷口、宮谷忠闘昌郎、山暴都市∼四墨・童の寄生最調査、特に諸耗糎寄生期間の焔据田々係に就て、醐民︷儒生八巻昭和六年、  二、市岡正吉、拘偉病流行地方として新たに認められたる冨趣縣西礪波酔夢漁村及び附近小軍卒に於ける學童の腸内寄生轟卵検査成績、病 理學紀要第六巻第四號、 昭和五年、  三、大井轡口成、幽局野瀬囮昂即藏、山尽都市墨・童の寄生贔調査に就て、國民衛⋮生四巻十五號、  四、岡田艮隔、寄生姦豫防に關する調査報告、.内務省昭和七年、  五、小原小太郡、都市學望見童の害駅亭検査成績並に其身膿畿育及び學業成績に及ぼす影響に果て、北越駅戸會難亜種四十一年第二號大正 +五年、  六、川上六馬、紡績工揚に於ける腸内寄生虫検査成績に就て、勢働科學研究︵倉敷勢働科學研究所︶九巻昭和七年、  七、田宮貞仁、申西藤子、東京府尾久府螢及び同盲暦三宅匿域に於ける寄生轟調査、東京女監最早難誌第一巻第一號、昭和六年、  八、丹波三思、岡本廣太、京都市第二十二學塵に的ける學墨壷童の糞便検査並びに其の統計的潮察、日本學絞衛生、第+四巻第+二號、  九、村上晋、日原仁六、東京市四谷匪學童寄生最検査成績、慶鷹讐學第十一巻第四號、  十、藤井.迫田、關、診療析寄生巌検査部報告、昭和六年十一月號、昭和八年一月號女馨界、

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