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浦山ダム、滝沢ダム「防災操作」で河川水位上昇を緩和(PDFファイル1,818KB)

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Academic year: 2021

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(1)

浦山

う ら や ま

ダム、滝沢

たきざわ

ダム

「防災操作」で河川水位上昇を緩和

独立 ど く り つ 行政 ぎょうせい 法人 ほ う じ ん 水 み ず 資源 し げ ん 機構 き こ う 荒川 あ ら か わ ダム総合管理所が管理する浦山ダ ム及び滝沢ダムでは、10月1日より非洪水期に移行したため貯留 を進め洪水貯留準備水位より高い水位でありました。このような貯 水状況で、大型で非常に強い台風第19号による大規模な出水が予 想されたことから、洪水貯留準備水位以下に貯水位を下げ、洪水調 節容量を確保し、「洪水期と同じ防災操作」を行いました。 浦山ダムでは、管理開始以降最大の流入量を記録したこの出水に 対して、ダムに流れ込む水の量が最大毎秒約423立方メートルの 時に、毎秒約303立方メートルの水を貯水池に貯め、下流の浦山 川の花はな御堂み ど う地点において河川の水位を推定約0.9m低下させるこ とができました。 滝沢ダムでも、同様に、管理開始以降最大の流入量を記録したこ の出水に対して、ダムに流れ込む水の量が最大毎秒約700立方メ ートルの時に、毎秒約532立方メートルの水を貯水池に貯め、下 流の中津川な か つ が わの太平たいへい橋ばし地点において河川の水位を推定約2.5m低下 させることができました。 ※防災操作とは、大雨などの際、流れ込む水の一部をダムに一時的に溜め込むことでダムから下流へ流 す量を減らし、下流の川の水位を低減させるダムの操作方法です。

令和元年10月14日

独立行政法人 水資源機構

荒 川 ダ ム 総 合 管 理 所

発 表 記 者 ク ラ ブ 秩父記者クラブ 問 い 合 わ せ 先 独立行政法人 水資源機構 荒川ダム総合管理所 総 務 課 長 川かわ﨑さき 第一管理課長 冨田と み だ 埼玉県秩父市荒川久那4041 TEL 0494-23-1431(代表)

(2)

浦山ダム、滝沢ダムの防災操作

~台風第19号による降雨において河川水位上昇を緩和~

【台風第19号による出水】 台風第19号の影響で、12日(土)早朝より本格化した降雨は、浦山ダ ム流域で※1総雨量704ミリに達し、浦山ダムに流れ込んだ水の最大量は、 毎秒約423立方メートルに達し、管理開始以降最大の流入量を記録しまし た。 また、滝沢ダム流域でも※2総雨量507ミリに達し、滝沢ダムに流れ込ん だ水の最大量は、毎秒約700立方メートルに達し、管理開始以降最大の流 入量を記録しました。 (※ 1 総雨量は11日12時から12日23時までの値、※ 2 総雨量は11日9時から13 日0時までの値) 【浦山ダムで最大毎秒約303立方メートルの防災操作を実施】 この出水に対し浦山ダムでは、ダムに流れ込んだ水のうち、※3約1,35 4万立方メートルをダム湖に貯めて、川の水を減量しました。これは東京ド ーム約10.9杯分になります(添付資料2参照)。 最も多くダムに水が 流れ込んだ時(毎秒約423立方メートル)に、ダムから流している水の量 は毎秒約120立方メートルでした(低減量毎秒約303立方メートル、低 減率約72%)。 この操作により、ダム下流の花御堂(秩父市荒川(あらかわ)久那(くな)) 地点(添付資料4参照)において、約0.9メートル水位を低下させたもの と推定されます。 (※ 3 ダムへの貯め込み量は12日5時から13日5時までの値) 【滝沢ダムで最大毎秒約532立方メートルの防災操作を実施】 この出水に対し滝沢ダムでは、ダムに流れ込んだ水のうち、※4約2,10 8万立方メートルをダム湖に貯めて、川の水を減量しました。これは、東京 ドーム約17杯分になります(添付資料3参照)。最も多くダムに水が流れ 込んだ時(毎秒約700立方メートル)に、ダムから流している水の量は毎 秒約168立方メートルでした(低減量毎秒約532立方メートル、低減率 約76%)。 この操作により、ダム下流の太平橋(秩父市大滝(おおたき))地点(添付 資料5参照)において、約2.5メートル水位を低下させたものと推定され ます。 (※ 4 ダムへの貯め込み量は12日8時から13日8時までの値)

(3)

資料1

浦山ダム 滝沢ダム

位 置 図

「国土地理院地図(電子国土Web)にダム名を追記して掲載」

中津川太平橋地点 浦山川花御堂地点

(4)

■浦山ダム防災操作図(令和元年10月11日~10月13日 台風第19号) ※本データは速報値のため、今後変更する場合があります。(グラフのデータは1時間毎の値を示しており、分単位のデータは反映しておりません。) 資料2 0 80 160 240 320 400 480 365 370 375 380 385 390 395 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 流量m3/s 水位EL.m 貯水位 流入量 放流量 最大流入時放流量 約120m3/s 洪水貯留準備水位EL.372.0m 平常時最高貯水位EL.393.3m 10/11 10/13 10/11 10/13 最大流入量 約420m3/s <<ダムの効果>> 最大流入量時に約71%の流水を貯留 ダムへの貯留量(10/12_5:00~10/13_5:00まで) 約1354万m3(東京ドーム約11杯) 0 200 400 600 800 0 20 40 60 80 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 累計雨量mm 時間雨量mm/h 時間雨量 累計雨量 最大時間雨量 58mm(10月12日12:00) 総 雨 量 704mm 10/12 10/12

(5)

■滝沢ダム防災操作図(令和元年10月12日~10月13日 台風第19号) ※本データは速報値のため、今後変更する場合があります。(グラフのデータは1時間毎の値を示しており、分単位のデータは反映しておりません。) 資料3 0 100 200 300 400 500 600 700 800 530 535 540 545 550 555 560 565 570 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 流量m3/s 水位EL.m 貯水位 流入量 放流量 最大流入時放流量 約170m3/s 10/11 洪水貯留準備水位EL.537.0m 平常時最高貯水位はEL.565.0m 10/12 10/13 10/11 最大流入量 約700m3/s <<ダムの効果>> 最大流入量時に約76%の流水を貯留 ダムへの貯留量(10/12_8:00~10/13_8:00まで) 約2108万m3(東京ドーム約17杯) 0 200 400 600 800 0 20 40 60 80 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 12: 00 14: 00 16: 00 18: 00 20: 00 22: 00 0: 00 2: 00 4: 00 6: 00 8: 00 10: 00 累計雨量mm 時間雨量mm/h 時間雨量 累計雨量 最大時間雨量 44mm(10月12日15:00) 総 雨 量 507mm 10/13 10/12

(6)

■下流河川の水位低減効果 浦山川花御堂地点(秩父市荒川久那)        花見堂地点横断図 ※写真は、台風15号による出水以前のものです。 ※四捨五入により数値が合わない場合があります。  資料4 橋立川キャンプ場 約0.9m (ダムによる水位低下の効果) ダム有り水位 H = 4.3m[実績] ダム無し水位 H = 5.2m[推定] 右岸 左岸 流水方向

(7)

資料5 ■下流河川の水位低減効果 中津川太平橋地点(秩父市大滝) ※写真は、台風15号による出水以前のものです。 ダムがあった場合の水位 H =約3.6m[実績] 約2.5m (ダムによる水位低減効果) ダムが無かった場合の水位 H = 約6.0m[推定] 右岸 左岸 中津川太平橋 (出水前の状況) ダムがあった場合の水位[実績] ダムが無かった場合の水位[推定] ※四捨五入により数値が合わない場合があります

参照

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