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空港タ-ミナル内のテロ行為とワルソ-条約第一七条による航空会社の責任 利用統計を見る

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空港タ-ミナル内のテロ行為とワルソ-条約第一七条

による航空会社の責任

著者

浅野 裕司

雑誌名

東洋法学

22

2

ページ

p67-103

発行年

1979-04

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00006051/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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空港ターミナル内のテロ行為とワルソー条約

第一七条による航空会社の責任

はじめに

 世界におけるテロリストの横行に対する対応策は多難であり、一九七八年七月の先進国首脳会議でもハイジャック 問題に関連して特別声明を出している。同会議に参加した各国元首・首相はテロ活動・人質行為を憂慮し、国際テ・ 活動防止の努力を強化する決意を固めた。そのために、航空機をハイジャックしたテ・リストを強制排除し、ハイジ ャックの温床になる国、テロリストを起訴しない国、 ハイジャックされた飛行機の返還に応じない国などに対し、 航空機の運行中止などの措置をとる、などの意向を示した。イタリアは、 一九七八年、三月二一日、 ﹁重大な犯罪 の防止および処罰に関する刑法および刑事訴訟法﹂︵2簿旨の需愚瀞嘆。8器q聾需二鋤嘆磐①醤ざ器Φ賦器嘆霧曽 δ8蝕αq旨≦器蝕︶を緊急政令︵号R9?一①αQαqΦ︶第五九号として制定した。この法律は、﹁重大な犯罪﹂︵αq鵠蕊     東 洋 法 学       六七

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    空港タ⋮ミナル内のテ窟行為とワルソ⋮条約第一七条による航空会社の責任         六八 誘幾︶の防止および処罰を実現するために刑法と刑事訴訟法に必要な一部改正を行ったものであり、その内容は. まさにテ蒙行為防止法ともいうべきものである。西ドイツにおいても.一九七六年八月十八鼠に成立し.同年九月二 十田から施行されたテ灘リスト団体結成の罪等の新設.刑事訴訟法の所要の整備等を内容とする﹁刑法、刑事訴訟 法、裁判所構成法.連邦弁護士規則および行政法を改正する法律︵欝灘欝鵠鰐瞬&韓饗薦山舘も っ欝臨鷺嶋 §⑳欝ぎ鐵β 階触蘇 毒欝駄鷺難欝島 農縫警議輪瓢驚徽舞籠霧警灘鐙醗懸讐讐器麟欝繍伽韓聯 箒藤黛瞬糞姻鍵繋離聾雛講黛懸騎獣魏蜘霧礁 晦齢講喚罎Y 騨轟篠 騒鴨諺欝霧く欝爾蜀艶薦蕊轡鱒鴎節鷺 離⇔篠 雛轡切無雛陣と藝俗称﹁テ欝防止法︵艶難醗み鶴雛薦舘齢欝︶﹂があり.また一 九七八年四月十四鷺には.刑事訴訟法改正法︵⇔講鯨繍慧聴>離蹴羅轟伽識繍欝織鷺震櫛講澱響蔭鱗<Φ羅雛彫>驚鵠雛

鐸燃

雛⇔礁 尊押鍔お置が成立している。これらのテ資対策立法に先だち︸九七七年一月二二欝、﹁テ撚行為の防止に関 する強ー漂ッバ条約﹂が締結されているが、こうした条約や各国立法の背煮は.アテネ空港およびテルアビブ空港事 件に端を発しているといってもよかろう。国際航空旅客運送において.特別の安全を確保する責任を負わされている 航空会社および空港当局は、政治的泰力行為が旅客に被害をおよぼした場合、その損害を賠償すべきかという問題が ある。すなわち.こうした空港ターミナルビル内で起きた事故もしくは事件について、ワルソー条約︵国際航空運送 についてのある規則の統一に関する条約!一九二九年一〇月一二日ワルソーで署名︶一七条が適用されるのか.それ とも国内法が適用されるのかという閥題がある。この聞題の争点について後述するように、旅客の損害に対する航空 運送人の賠償責任の発生要件を定めたワルソー条約一七条は、損害の原因となった事故が乗降のための作業中に生じ た場合も運送人は責任を負う旨規定している。しかし、この﹁乗降のための作業申﹂という表現は非常に漢然として

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おり、その解釈をめぐる学説、判例は必ずしも一致せず、困難な問題を提起している。まして、ワルソー条約が起草 された当時と現在では、空港のシステムも大きく変革しており、ワルソー条約以後のハーグ議定書、グァテマラ議定 書といったワルソー条約を改正する条約でさえ、明確に対処し得ないものとなっている。殊に、空港ターミナル内の テ導行為による旅客の損害に対する責任について論究したものはすくなく、事故もしくは事件より派生する問題の法 的考察は今後の研究課題でもある。そこで、ワルソー条約一七条に関連する判例、特に、アテネ︵︾夢o霧︶のヘレニ コン空港︵頃亀窪涛畠2も○濤︶およびテルアビブ︵6①一≧貯︶の滋ッド国際空港︵ピ&巨①簑鋒窪巴≧巷o巳の 両事件を中心に論究を試みたい。本稿は、杏林大学の野口明宏講師と共同研究しているものの一部であり、各国にお ける関連する問題についての論文・判例などの資料について協力して下さった野口講師に謝意を表するとともに、大 方の御叱正、御教示を仰ぐことができれば幸甚である。

問題提起

 近年におけるアメリカの裁判所は、一般に、ワルソ⋮条約︵≦畦器毒O・髪零江黛︶一七条をハイジャック︵げご餌9 録夷︶および航空機のサボタージュ︵ω替9品①︶の結果発生した損害につき、航空会社の責任を肯定する判決を下す        ︵1︶ よう解釈する傾向を示している。勿論、国際航空の旅客が政治的暴力行為によって犠牲になった場合、旅客の安全を       ︵2︶ 確保する責任がある航空会社および航空当局は、その損害賠償責任を負うべきであるというのが一般論である。アテ   ︵3︶        ︵4︶ ネ空港やテルアビブ空港でのテ・リストの行動は、アメリカの裁判所を運送人の責任範囲につき新たな問題に直面せ     東洋 法学       六九

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        空港ターミナル内のテ臓行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任      七〇        ︵5︶ しめた。すなわち、ワルソー条約一七条の航空会社の責任は、空港ターミナル内でテロリストの襲撃から生じた損害 にまでおよぶのかという間題である。とくに、ターミナル内におけるテ獄行為によって惹起された損害に対する責任       ︵6︶ を運送人に負担せしめようとしないワルソー条約一七条の限定的解釈をめぐる問題である。   ︵蓋︶峯纂鉱悸騨蕉警O蒜議欝趣 ・蝕囲・壽膿9藩︶蕊。轡も 糠愚騨雛鐸綴鎚○鱒欝二零鵯︶還騨繍ぞψ蕊講歎噂が繋馨      9ξ誤岡拶紛愚やき鯉ぎ叉勢⇔湯轡ゼ購§熱§、鞠憾舞襲蕊鎌詳蕊鎌男犠綜貧淫麟醗勝回零ωγ        しかし.ハィジャックにょる携合については.かならずしも統一的な解釈の傾向を示していない、        鱒講懸繋雲嘆≦︾縁罫郵箆瀦貸紹、嘱ふ8耶繊脚窯h停慧。 。典o 。総−欝購⇔瀦窯磯繊轟瓢鷺“圃禽毒黛瞬零戯γ   ︵2︶○、営猛纂転蹄・難・警舞穿、愚象欺竃﹄簿、繋嚇諮9纂驚静欝/譲轡響響総G Q矯器曽器︵お§琳穏 雛鴎&難 穏蓑噸鰹蔓識蕊       瞥ぎ憾蹄、騒§蔦。繋賞器鰍§匙帆殻亀憂∼、ら蕊藤斡嚢擁簿翁鷺駄簿賊建蕊俵総麹零野腕総も 。橘⑦認−翼お凝γ   ︵3︶野舞轟Φ夢畠く’ゴ幾箇雛Q搾撞︸躍︵畏O翻5おヨ︵撃鍔蓉︶葡鍵タ穆箋︾鐙。 Q轡犠Q 。ズ泣飽磐お謡︶嵐驚、野熱蔑−       舞薩8ごψ。 。8︵お§旧窯紀遍ぎ$︾轟’9お鐸鯨鮮8歴9   ︵4︶窯蹄議蓼凶麟禽鑓難震く。︾樗汐§8“鰹㎝轡豊鱒お︵鱒Ω響お§嶺偽ミ硬魯蔚偽鼻箋も ○“9●説露︵お謡γ   ︵5︶︾9嚢Φ纂圃§嘗簿①ご鉱津蝕霧。略9誉ぎ欝諒凝運ぎαq骨・ぎ欝簿蝕呂巴炉餌塁慧欝籔錺ξ≧び博&匙§鼻       ○。楚墨お影ミ瓢幡蔑。9鈴鐸一器溌鼠嘔§蒔。ω蒙・。 。・・98ω党9・ G刈①v擁尽篭蕊幾黛お¢ω。○㈱嶺8蓉融       ︵おざ︶蓼韓蝕惹欝噌≦韓鋸譲9髪①纂δ巳   ︵6︶↓簿8冨碁ぎ夢①額還一器ご︾鑓貯①ぼ魯鎌蔓O&禽貯膏竃箋。絶夢①≦鶏も q睾9薯Φ纂ぴP譲睾ぎ砕α獣<。鼠蔓       ど馨悔①鼠霞︸く・一総2。品揖塁おミ●譜。 。。 。∼。 。○望

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二 空港ターミナル内のテロ行為事件

 e アテネ・ヘレニコン空港事件  一九七三年八月五日、ギリシャのアテネで航空テ導事件が発生し、その際、パレスチナのテロリスト達はヘレニコ       ︵王︶ ン空港のターミナル内に手榴弾を投げ、自動小銃の銃弾を浴びせた。この間、ニューヨ⋮ク行きのトランスワールド 航空機︵↓巧︾︶ への搭乗を待っていた旅客が死亡または負傷した。テ環リスト達が襲撃を開始した時、これらの旅       ︵2︶ 客は、ターミナルを離れ、旅客を航空機に運ぶバスに乗車する準備をして、通路で税関検査を待っていた。負傷した       ︵3︶ 旅客および死亡した旅客の遺族は、アテネの損害に対する↓≦︾の責任を主張し、二つの連邦地裁に提訴し九。原告 側の請求の容認は、ワルソー条約一七条の文言の問題に対する裁判所の解釈次第で決定した。ワルソー条約一七条は 次のごとく規定している。 ﹁運送人は、旅客の死亡または負傷その他の身体の障害の場合における損害については、 その損害の原因となった事故が航空機上で生じ、または乗降のための作業中に生じたものであるときは責任を負う﹂  ︵↓訂9霞坤段ωげ毘ぴΦ鼠び一〇︷○脱α勲密鋤αqoωω泰鼠ぼ&汐夢①o<①暮○︷島Φα窪酔o吋類o弩α一謎o︷餌短器窪αq段 禽鋤ξ。浮Rび&身三霞蜜ω藻R亀ξp 。窓ωω①轟2嵐爵。四8箆①導£・一畠s誘&魯①α§品Φω。巽器油器α       ︵4︶ ε。閥筈8露ぴ8巳跨①鋤ぎ風幹・門黛導恥8ミ惹ξミ建呈誉。鳶ミ織。謹幾§㌻ミ鳶轟ミ登聴きミ鳶夷︶        ︵5︶  原告側は、テロリスト達が襲撃をなした時﹁搭乗の作業﹂が進行中であったと主張した。地方裁判所は、 U亀対       ︵6︶       ︵7︶ 浮きω≦昆α︾巳ぎoω事件において、その理論を認め、↓ミ︾の責任を肯定する判決を下した。しかし、国墨お①浮8     東洋 法 学       七一

(7)

    空港ターミナル内のテロ行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任      七二      ︵8︶ 対弓壌︾事件において、地方裁判所は、一七条の文言は空港ターミナル内で蒙った損害をカバ⋮しないとの結論を下  ︵9︶      ︵憩︶ した。U錯事件において、第二審巡回上訴裁判所は、下級審の広義の解釈を確認したが、その見解は、地方裁判所が        ︵頚︶ 轡轟おぐ黍疑8事件において採用した一七条に対する狭義の解釈をその後、第三審巡回上訴裁判所が破棄することを       ︵鴛︶ ﹁著しく容易ならしめた﹂ものである。 ︵!︶ 瞬講灘鰍瓢綻欝選擁壌︾雛響轡㌶厨灘襯回総出無蜘 瀞鐸叢鉾羅講﹀︵簿欝欝α嚇雛磯尋穂譲藷総○ 簾騨﹄鳥臨 ひ㌍認︵雛難磐   回箋婁驚導警獣鴨鼻轟ゆ¢韓○ 聾8︵お凝γ ︵2︶ 響懲聡罐蓉麟群嘩圏︾額⇔鴨面鳥雛騨雛㌣総︵急 瀞瓢麟繋慧慧︶︵魯欝糞ご箒塁ヂ縛≦評認G 。轡慧辮器欝鎌Ω鉾   お蕊y驚鴇厭警識鐙鼻蕊嬢礁碍も 樫脅O Q8︵慧蕊ど ︵3︶ 聾・馨αq鉱ぼ畠ぐ摩膚≦鋭ω霧轡も 曝鎧噂讐翫︵壌騨P噂鍵お誤︶Ψ還憾、鼻雛○弾犠回総︵Q 。島艶繋お醤﹀︵窪訂蓉︶嚇⇔錯ダ   ↓譲︾心 o総劉も 絵錯噂肇鷺圃︵も の魚螢塑磯ゆ︶︾騒緊.鼻総○ 。搾淫Q oピ○ 。鱒︵鱒鐸O畔⑫お誤γ鍵惹。魯獣恥鼻 緒O¢滋。○ 。8︵お蕊γ   跨く欝σ幾無蓉も 駐質磯≦鋭G ・㊤①搾も り瓢鴎曾霧霧魍嬢亀く彫締≦︾o 。器轡G な瓢や瓢ゆ警滋○ 。“ ︵4︶ ≦鍵欝譲Oo嚢霧鵬OP蓉置酔霧賞嵩︵⑱糞讐器箭鶴翫亀γ 麟薫一薦⑱一ぎ塗タ↓≦鋭Q 。霧轡○ り瓢隠。霧v3山8︵芝“P   汐急お謡︶騒態、鼻綴○轡淫︸認︵Q Q瓢Oぎお慧︶︵の欝ぎ糞︶咽り亀く喚↓≦︾Q ゆ器搾も a礁噴㌘緯8鱒鱒○︵o り●O●Z頃シ額§.蝕   紹o o賢鱒似○ ゆズ鱒α9野お蕊︶︸R蕊曾籍認鎗鼻濤Oごめ’o o8︵一㊤誘︶贈難o帯蒔 ︵5︶ 邸惹屡鴨囲欝翁ヂ↓≦鋭も 。霧饗も り唇肇Φ欝8︵≦驚P評夢お誤︶㌃、簿、鼻瞬○拶浅一総︵Q 。伽O搾お醤︶︵窪簿蓉︶嚇O遷   タ↓≦︸o o器労ω麟驚︶’漣8沁8︵G o”φ塑穫シ黛§、駄目○ 。頃品伍o 。一︵泣︵︶ダお刈㎝︶も鳴蕊●概§紺鼻鳶O⇔ψ○ 。8︵お蕊γ ︵6︶ω8弾ω暑サ鯨采ω。ご嚢紀.お誤γ ︵7︶ 噛鼻鶏ω器。 ︵8︶も 。霧男も り老マ藁郵P評尊お誤γ

(8)

︵9︶ ︵憩︶ ︵n︶ ( 12 )  総○  厨輿霧ぢω5 。頃﹄傷も o㌍G oOo︵鱒αΩや一⑩謡︶もミ貸魯蔑幾︸鳶09ω●O o8︵お冨γ  疑●象錺○ 。。9ミ㌧ミ恥綴○司“浅H総︵ω傷Ωびおミ︶︵窪ぴ睾o︶弩蹄謡2ρ誤山80︵ooαΩプ 速器一y  国く碧 ひq o一ぼoω<’↓≦︾︸㎝㎝Oφ春o山誤鯨一α藤︵ω傷O壁お唱︶︵撃げきo︶● 蜜塁トお蕊︶︵件ぼΦ曾質凝α  ロ テルアビブ・買ッド国際空港事件  一九七二年五月三〇日、テルアビブの揮ッド国際空港におけるテロリストの襲撃事件は、第三のアメリヵの裁判所       ︵1︶ における一七条の責任範囲に関する法的考慮を余儀なくさせる訴訟となった。同事件では、プエルトリコからの飛行 でエールフランス機︵2円津き8︶に搭乗していた旅客達は、その航空機を離れ、歩いてターミナルヘのバスに乗車 し、そこで旅券を呈示し、主要手荷物引渡区域に移動した。旅客達が手荷物の引渡を待っている時、自動小銃や手榴弾       ︵2︶ を飛行申携帯してきた三名の鷺本人テ導リストが銃火を浴びせ、数名の旅客を死傷させた。テロ行為の犠牲者達は、 襲撃の開始時は﹁降機の作業中﹂であったから、エール・フランスは一七条によって損害を賠償すべきであると主張 ︵3︶      ︵4︶ した。地方裁判所は、テルアビブ事件において、空港ターミナルビル内で受けた損害は乗降の作業中に蒙ったもので     ︵5︶       ︵6︶ はないと判断し、原告側の請求を却下した。これは、客象薮9鎖R鷺鼠9対>群響器8事件において第一審巡回 裁判所によって確認された判決と同様である。 ︵ま︶ ∼醤 鳶↓巴︾<ぎ合㎝男

東洋法学

ω唇肇一総︵U。型ぎお謡︶︸象鞘、駄防さ謹§“冨巽鶴⇒のN顕o醤彗α魯く。 勘唖ぎ窪oρ ㎝濫弾  七三

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   空港タ⋮ミナル内のテ窟行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任  留鉢oお︵回纂Ωびお蕊︶Ψ8詳魯獣民箋ψ9“雛8︵おミ︶馴2。尽↓一導霧”鼠醸Q 。ピ ︵2︶ 邑㎝弾磐もサ鶏額9 ︵3︶ 噛輿騨嶺命誤覆 ︵4︶ 瞬脳暮誤O o” ︵5︶ ∼鼻縁窃ア㎝O Q” ︵6︶ 轍覇鴨品伽醤麗鵠黛翻紳藻磐お蕊︶も輪藁警義幾鼻箋も 殺mO鉾麟霧︵陣零疇γ       七閥 お認︸籔ど8一。○ 。●

三.判決の分析

9 ⇔避.箏件 ご避事件において第二審巡回裁判所は.ワルソー条約の論争を検討することによって.一七条が規定する航空会社 の責任の分析を開始した。裁判所は.条約制定の会議参加国が一七条の確定した定義を予定していたのではなく、む       ︵i︶ しろ裁判所がケースごとの事実につき責任を認める融通性のある解釈を導き出すことが期待されるとした。したがっ て.裁判所は、搭乗作業が開始されていたか否かを決定すべき三点からなる判断基準、すなわち、包含された活動、          ︵2︶ 位置および管理を示した。損害の発生時、旅客達は、航空会社の権限と監督の下で、ターミナルゲート附近で航空機       ︵3︶         ︵4︶ の搭乗に関連した行動をなしており、したがって裁判所は、搭乗申であったとの結論を出した。航空に固有な危険と 条約との基本的関係を承認しつつ、裁判所はそれらの危険が時間とともに変化し、今日ではテ環リズムがその危険の       ︵5︶ 一つであることに着目した。第二審巡回裁判所は.最もよく責任をとりうる当事者の一方に事故の損害賠償責任を負

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      ︵6︶ 担せしめることを嘱える近代不法行為法理論に一七条の拡張解釈を正当化する附加的事由を認めた。 ︵1︶ ︵2︶ ︵3︶ ︵4︶ ︵5︶ ︵6︶  器Q ・φ鱒伍讐G o伊  ∼導讐ωQ Q.  ∼鉢魯器6餅  富蓉鋤809冨p覧pαqきおo 駐①?謡︶緯山O餌“ぎδ認。  目O o圃鱒伽象ω下Q OO Qβ  ㌧鉢讐○ 。卜20貫b魁箋、き頓>賊愚ミ魅浮蔑ミ跨嚇毎慧§闘蟄謡叙9ミ辱§砺ミ註閃募恥凝9帖ミ夢 一嶺マ誤︵おミγ9溝88影冨遮ぎσq蓉融ωO?一〇〇 。︸躍○ 。男泣魯o 。㎝旧き富刈ω● の毒お9きω事件 一鴇9℃鉾野菊Φ︿,一おト  口       ︵1︶  第三審巡回裁判所は、U逡事件において提示された基礎によって図毒お①疹8事件の判決を理論構成した。裁判所          鞍︶ は、活動、位置および管理につき同じような論点を考慮して、↓を︾が﹁航空運送人としてその債務の履行を開始して        ︵3︶ いた﹂こと、および損害の発生時点で、↓≦︾が﹁原告保護のため責任を負担する﹂ことを認めた。第三審巡回裁判所       ︵4︶ は、ワルソー条約の論争から一七条につき明確な定義を出すことができず、ワルソー条約会議の参加国によって予見        ︵5︶ きれた近代における航空に固有な危険の一実例としてアテネの事件を把握している。活発な見解の相違の申でω①醤        ︵6︶ 首席判事は﹁一七条に対する大多数の解釈が条約に関連する歴史によって支持されていない﹂ことに同意し、 ﹁空港       ︵7︶ 内のテ・リストの襲撃﹂は﹁航空旅行に附随する危険﹂ではないことを支持し、一七条の責任は空港ターミナル内で        ︵8︶ 蒙った損害には拡張しえないとの結論を導き出している。     東洋法 学       七五

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︵!︶ ︵2︶ ︵3︶ ︵4︶ ︵5︶ ︵6﹀ ︵7︶ ︵8︶ 空港ターミナル内のテロ行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任 誤○φ鱒傷朕や誤命額●疑・纂嵩㎝● 独鉢暮額㎝●審蓉餌80欝℃き黛ぼαq診o仲認一860 。︾嵩鱒よ8 誤○男鱒餌額㌍ 朕9 噛鉢 暮麟鴎ー認’ 検鉢鵯嶺S 賊鼻霧瞬誘出曽 触騒 緯猿轡 瞬鉢獣窓轡 七六  の 鷺謎轡騨欝麟磯難灘蜘欝事件  竃霧餓器独瓢韓鑓&震事件においては.第一審巡回裁判所が事実上アテネ事件と区別することによって、同事件の       ︵生︶ 第二審および第三審巡回裁判所との直接的な見解の相違を回避した。すなわち.主張によれば、テルアどブ事件は降       ︵2︶       ︵3︶ 機中に損害を受けた旅客を含むものであった。⇔遷事件および響墜α鱗。浮8事件の解決方法に挑戦するよりも、む        ︵畦︶ しろ第一審巡回裁判所は活動、位置、および管理という三つからなる判断基準を用いている。裁判所は、手荷物の引 渡を待っている間に損害を受けた旅客達は、航空機からの離脱に関連するいかなる活動にも従事していなかったこと    ︵5︶ を認めた。また、第一審巡回裁判所は、航空機からはるかに離れた空港ターミナル内の旅客の位置は.﹁このケース        ︵6︶ においては一七条の保護範囲に含まれない﹂としている。結局、裁判所は、乗降のための作業に対する運送人の管理       ︵7︶       ︵8︶ の程度を識別し、﹁特に本ケースに限り﹂航空会社は責任を有しないとの判決を下した。O避事件および国毒おΦ浮8

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事件の判断基準を適用した後における判事の附随意見において、竃翼営9国禽器轟Φぎ8事件は、運送人の責任に       ︵9︶       ︵10︶ 反対するより強力な理論を簡明に考究した。ワルソi条約の論争を検討した後、第一審巡回裁判所は、条約の制定者        ︵U︶ が一七条を﹁搭乗または降機という本質的な物理的活動﹂をカバーするものと解していたと結論づけた。また、裁判       ︵1 2︶ 所は空港ターミナル内のテロ行為が﹁航空旅行に特有な危険﹂とは言えないとした。不幸にして竃翼ぼ9頃Φ讐ω8N 事件は、図奏お①浮8事件におけるωの善主席判事の見解の相違を反映して、強制的要素を判決の根拠たらしめなか  ︵蔦︶      ︵慧︶ った。そのかわりに第一審巡回裁判所は、U亀事件および国奉謎①夢8事件における一七条の解釈方法を容認し、ワ ルソー条約に対するアメリカの裁判所の誤りを是正する機会を見逃してしまった。 ︵三︶ ︵2︶ ︵3︶ ︵4︶ ︵5︶ ︵6︶ ︵7︶ ︵8︶ ︵9︶  鰹㎝惨淫暮鱒o 。攣○ 。ω。鷺窪αq法o∼Oo濤冨σq巳Φ2銭象鋤一①≧目零弩8”㎝お男。浅一鱒誘︵Φ爵Ω磐 帖堅 警一鱒①鱒●  ㎝騒男 ﹄儀p o件鱒o o歴  慨輿 暮時O Qや鱒○ ○卜β9①お。  ㎝濫頃﹄偶暮鱒O o㌣O oω。  ∼鼻 母鱒も oω◎  ∼鼻  帆輿 繋NO o卜Q⋮O QQ o9  凝●讐 鱒G 。磨8籔88箏℃簿遮ぼαqβ9窃建甲総鷺聾轟aΦく。OO導短αQ巳o乞m甑o鍔一Φ︾即津欝oρ ︵㊤島Ω野おミ︶・畠蓉88旨冨︸・ぽσq⇒oδω戯G oふド  ㎝犠男品昏薯じoO oG o−O o戯馨①講節08欝窟⇒鳳”σQ⇒o審ω蕊山○O Q伊

 東洋 法学

おミ︶。厨輿暮憲鴇● 鰹㊤男﹄山一謡P憲竃 七七

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︵10︶ ︵n︶ ︵鴛︶ ︵鴛︶ ︵懲︶ 空港ターミナル内のテ獲行為とワルソー条約第一七条による航空会祉の責任 ㎝臨頃品山纂鱒○ OQ O◆ ∼鼻 纂鱒G Q餅 ∼猟 ㎝9搾鱒餌榊器︾嶺○ 。−無︵毘O搾お譲︶︵⑦撫ぴ霧o︶︸駄舗ミ携幾黛欝纂蓉8糞饗還ぎα窺鯵9霧o 。下G 。O ㎝臨畷品無霧鵠㌍鱒c o麟翼の馨勲80導噂馨鳳拶αq謬9霧譲6曾 七八 箋辱ミ簿

四 判決をめぐる論理の蝦疵

 雛鎚事件と野欝鵬藻蓉鶏 舜事件の判決は.注羅すべき活力的要因、すなわち.無思慮な犯罪の犠牲か蟻補償すべきで        ︵蓋︶ あるとの要求と、よむ強力な予防対策を促進する動機という結果をもたらしたことは明らかである。しかし、裁判所 は.空白のキャンパスに直面していたのでなく航空の責任という最初の肖像画を描くことは自由であった。条約の制       ︵2︶ 定者が責任の範囲を一掃する意思を有していなかったという強固な証拠を無視することによって、O還事件と麟毒腎 α競 ⑱ぎ8事件は、条約の解釈につき本質的任務、すなわち条約関係者の﹁まさに共通な予見﹂を実現せしめることを   ︵3︶ 怠った。これらの事件では一七条の解釈基準の形成において.裁判所は責任の帰属における関係者双方の利害関係の       ︵護︶ 解釈を誤った。すなわち、損害発生時にその旅養は航空に固有な危険にさらされており、その損害は航空会社の責任        ︵5︶       ︵6︶ の範囲内の区域で発生したと誤って解釈したのである。学露αqΦ浮8事件におけるもっ①欝主席判事の見解の相違は、       ︵7︶ 竃鐘叶ぎ窪鷺Φ露磐α9事件における附随的意見とあいまって、一七条の責任につき固有な範囲を明示する方法を示唆 している。その固有な定義は、ワルソー条約にもたらされた歴史的発展の検討、ワルソー条約の論争の詳細な検討、

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       ︵8︶ さらに国際空法に関する近年の会議で示された態度の調査を通じてのみ明らかにしうる。これらの要素は、航空会社        ︵9︶ の責任の範囲内の区域において旅客を航空に固有な危険にきらすことにもとずいており、またワルソ⋮条約における 制定関係者のまさに共通な予見に対して適切なる一七条の責任につき狭義の解釈を指摘している。  ︵i︶ ピ黛σq泣①∼Oo旨冨αq駄①Z讐一〇欝び︾導甲馨8樽㎝お頃●豊一額9詰爲ふo 。︵。岳Ωぴお唱︶∼鼻馨爲①o。。  ︵2︶8纂88露℃程覧おま醇お山09  ︵3︶ご遷∼↓譲鋭欝G 。閃曝泣。 。一矯。 。㎝︵滋Ω同﹂。遇もミ●叙§萄鼻蕊。¢ψ。 。8︵お§︵脅・賦轟ζ畏ぎ。<∼¢翼&    望鶏8⑩8男品餌誘990 。︵淫○壁お紹γ蟄蚤、鼻ω蕊9ω。お︵お8︶“ζ。窯&o轟9 顕ピ霧男亀欝9蜜簿①ぴ    夢oぎ審弓3§帥身○団︾R8窮ゆ濤。 。きα≦o暦匡汐爵oO鉱巽戯?自︵お零︶ぢ・8話。  ︵4︶鼠答餌8§冨ξ卿おぎ誘。下一貫  ︵5︶ 8㌶88露冨蔓ぼαq88ω一869  ︵6︶ 3溝88き饗塁ぎαqき蕃。 。零ゐ。●  ︵7︶鼠纂88箏冨還一護8釜蒔。 。よω,  ︵8︶9。g塁影無8。口注一毬ω<・¢旨&ω韓。ωv。 。一。 。¢ω◎蒔鱒。。”蕊サ器︵謹。 。ご浮§噌く。濁暮。嘗③ぎ98。¢●ψ    鴇98命8︵おo 。o o︶●  ︵9︶審蓉鴛8箏冨蔓圃お8奮器山OQ 。●

   五 ワルソー条約一七条の意義

      ︵i︶ ワルソー条約の解釈における各裁判所の任務は、条約関係者の意思を明臼ならしめ、それを実現させることでもある。

   東洋法学      七九

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    空港ターミナル内のテロ行為とワルソ⋮条約第一七条による航空会社の責任      八○        ︵2︶ ﹁すべての有効な証拠﹂は、 ﹁条約の歴吏、交渉、関係者によって採用された実際の解釈方法﹂であるとの考えに       ︵3︶ もとずき、努力して収集されなければならない。条約を正しく解釈するためには、このような厳しい要件を看過して はならないが.ワルソー条約の論争においてO醸事件および麟暴薦象きる 。事件の審議では、一七条の制限範図を説 明してはいない。このことは.条約制定以前および以後においても歴史的背景に逆った判断であり、裁判所はこの点 につき拡張解釈をしているといっても過言ではない。 ︵嵐︶ ︵2︶ ︵3︶  雛聡ざ嘆≦セ紹○ 。轡幡蜘蜘 。歴零︵鱒瓢O騨晒婦零麟γ驚訴鰹蕊燃鼻齢⇔鵡鵬曝○ 。8︵お凝︶︵識蓼甑離磯罵舞騨雛畷ざα織齢鑑 撫嚇 鑓艸欝瞭総轡温購饒矧誘Q 無︵賊儀雛膿欝γ黛雪.鼻鴛欝礁泌Fお欝嶋総︶冒試レ脅雛獲嚇押瞬轡麟講講瓢瞬勲︾濫鰻韓矯終辱嚢 婦雛欝 鱗獅鶉轟Qー轟回嚇瓢勤藤鴫曽  鼠繋瞬韓嚢麟磯紙灘瓢も 祭鑓融評糖瞭饗韓餌誘欝誘○ 。︵泣爵罪一霧鱒︶る藤、鼻“ ゆ譲q6“餐禽霧釦 ゆ︶嚇欝象⑲謡す  O騨8鍵譲鷺纂帥o鐸鼠ぎ甑鞍慧く◎α困一搾③蜘な む欝欝欝も ゆ蕊ご愚葛蒔器︾蕊睡山鱒︵おき︶騨卜o餅⇔G っ馨欝vも 磯舞一縛瓢欝騨餌.憩も 弓轡霧誌駿 欝蜘も ◎轡駄暮○蔓O馨韓羅o鋤呂㈹蕊喚8︾繋お一︵駆爵&彫お鳶︶ e ワルソー条約の歴史的背景  一九二九年ワルソーに各国の代表が集合した当時、航空は危険で幼稚な産業であった。リンドバーグやエァハルト        ︵王︶ の先駆者的飛行は近代になってからの歴史であった。その当時の飛行機は、最高時速が一五〇マイルで、夜間は決し て運航しなかった。アメリカの国際航空運送会社である評診︾露豊8降2毫揖ωは、キーウエストからハバナまで       ︵2︶      ︵3︶ の唯一の航空路を運航していた。事故比率は、現代に比して上下幅があり、動揺していた。それにもかかわらず、航

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空運送に対する需要は、より速いスピードの国際航空運送への関心の高揚に刺激され、また国際航空運送に関する統       ︵4︶ 一規則制定の要請に伴って、着実に増大していった。これらの要請に応じて召集されたワルソー会議の参加者は、二 つの相反する目標、すなわち国際業務における統一を極限まで拡大することと、安全性の低い揺藍期の企業のための        ︵5︶ 責任制限の達成に係わっていた。代表達は特に企業の発展に致命的な投下資本をおびやかす大きい損害額の判決の出          ︵6︶ されることを懸念した。現代の裁判所は、一七条の予見された範囲の追求を開始する際に、これらの基本的利害関係          ︵7︶ を想起すべきであろう。  ︵!︶同炉寄①ぎ&g奪鄭陣oβ>a留纂ピ鴇伽一ゲ2︵N︶サ簿ω餐よω︵お①ω︶.  ︵2︶翼︵。鼠謎≦凝貰§恥き導暖9謹偽ミご醤.砺bミ轟霧驚ミ嚇ミ馬§漁①Ω。︿−霞睾ダ罐く●8・も潔︵一。帆刈︶。  ︵3︶︾’ピ。語鼠50露。 q餌注さ罵芭砂§㌢聾ぎピ署<一ま8−曽︵憲D︶●9費驚さ導紀毫査§曇§○ミ篭婁    ○鐘蕊鳶§織e箋ミミ勉亀冨等らミ罫︸。 。08.い9漣ゼ鱒魔︵おωOy  ︵4︶霞p暮Φ。 α︾ω①8注同纂醇欝ま器一〇。紘震窪8窪頴回く器漂噌。き9一。巴ピ弩一ω︵拶●国。讐①鼻ジピΦひq増①凶霞弩ω。お謡︶    掌Roぎ聾興譲鍵紹≦ζ幽p暮①ω].  ︵5︶︸い。奉幕5登①①。 。︸簿く回幽①8山8匹・鼻くひ9ξ勉讐竃影ぎ髭一①≧触津き8︾ω。 。①質泣。 。鱒ω”器下ω。 。︶響    Ω鮮竈3Ψ偽ミ●駄§帖轟。 。露⇔ψ。8︵お。・ 。︶。騒昌。お器︵ω菩馨き鼠一算段婁汐弩誉§ξo翫︾蓉&o醤    凶旨⑦巷灘ξ怠80︷礎窪蔓γ    冒盆馨旨9︾讐墨霧80・麩鳥、巷箆●菊。琴p[ま己罐声牢。9・搾︾璽窪。 。命蟄彊鼻臼践αq幕馨。断冒器ω矯    お刈99ω。 。’oぎH葺口零。]ヵ雲汐●穿o搾︾豊窪q 。F肺ミ虜N&&欝頴§び匿同.の中醒略・目O。葺o同幾陣巷マ讐㎝9    ①やO銘∼↓≦︸蕊。qω’・ 。8︵おざ︶﹂&σq筥。旨・臨窯壁一ピ一8ごH諭旨匿①暦αQ豊。冥切亀陣p一QO霞\8なミ謹−    Nミ幾き瀬鉱ぎま弩、る α切臨o陰80①往o穫窪陣巷宰簿。○ 。矯刈9d昌ダ↓≦︸癖8q幹○ 。8︵お蕊︶。

    東洋法学      八一

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︵6︶ ︵7︶  空港ターミナル内のテ雛行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任      八二  一ご麟諾ぎ象oび蓉冨09㈱頃●○一︵Nア讐ω鳶よQ 。瞬︾“い○≦o紘①算裟層、象蓉$①o 。。纂<﹀鷺駐跨蕊o置爲︵一︶亀夢Φ O・鷺。暮陣呂一ぎ静ぎ象氏象巴母導謎①餌乏胃翻ε蕊鯵OOO津餌蓉ω嫡≦銭雛≦Oo黛窪瓜o登蓉δρ 鋤答紹︵一︶2鉱く巴①糞 ぎ8鷺農ぎ篶Φぐ齢G 。愚09↓訂お霧霞8欝Φ巴鋳σQ話雲冨欝O︾じ ご○&Φ嘆2ρ一・ 。﹄。9も 。一響鮮沁罐・壽8︵お毬γ 壕愚蕊蕊幾きお9ψΩ㈱誤883︵おぎ︶9①器ぎ鉢霧鷺8欝①巴︾αq笛①糞窪ρ目塾劉夢Φ&評αq霧籔箏品① 臨鉱糞む 。$齢謡る8,類o欝回鋸嘆  欝糞鍵ざ惑暮縫際蓉詳臆縮饗鞠 際恥韓潜臨 瀞も Φ陣痴鄭瀞︵回灘韓︶︵臨欝薦黛坤、燃鱒講難 激協障O綴副㊦騒鐙糟戯謡︵総総︶︶嚇Oび韓鑓堀 窯鶴鎧瓢敷厭撫鷺塞ざ鷹購搾鵜畿毒 燕欝竃欝艦 瀞欝群鈴轟繍糟癬圃轟鱒︵困総も 毒︶嚇鴨鱗驚欝膜野欝び⑬欝虻瓢蓉講噛慧Q鐸幹鷺③面潔轟鵯 ︵圃総も ゆ︶購O$跡ざ9瓢蹴賑“ 瞭鑓霧碧鱒O QO のα海。容騨瓢鱒︵鐙認γ  ロ ワルソー条約一七条に関する予見された制限        ︵慧︶       ︵2︶  国際空法に関する近年の会議における代表者および空法研究者も一般に. ﹁乗降のための作業中﹂の文言の不明          ︵3︶ 確な点を指摘している。航空旅客が空港へ自己の自動車の運転を開始する時に乗降のための作業が始まるのか、旅客 がターミナルヘ入る時が作業の開始時か、または旅客がターミナルから航空機に搭乗する時か、あるいは旅客が航空        ︵擁︶ 機へ通じるエスカレーターなどの昇降機に乗る時か.ワルソー会議の代表者達は、これらの質問に対して明確な解答        ︵泡 を準備していなかった。ご檬事件が指摘するように、若干の代表は、裁判上、各ケースの事実に適合する融通性の ある定義への発展を期待していた。あるフランスの代表は、航空会社の責任の範囲を正確に定義づけることは﹁実際        ︵6︶ 上不可能である﹂と考えて﹁裁判所が解決しなければならないであろう事実の問題﹂を後日に残した。また、ワルソ        ︵7︶ ー条約の会議報告者は﹁裁判官が常に運送人の責任の発生時を明示しなければならないであろう﹂ということに不満

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を訴えた。しかし、かりに数名の代表者が特別に裁判上の定義について、討議案を会議に提出したならば恐らく代表       ︵8︶ 者達は承認しうる解釈の限界を指摘し、明確な勧告基準といったものを案出したと考えられる。ワルソー条約の論争 の取り扱い方について、U錯事件および響きσq①浮8事件は、このような勧告基準といったものを一応容認しては いるが附随的な指図は考慮されなかった。 一七条に対するワルソー条約会議の代表者達による共通の予見につい て、強調された指摘は、期間につき拡張解釈を排除することにあった。起草案は、﹁旅行者が出発飛行場に入る時か        ︵9︶ ら、到達地の飛行場を離れる時まで﹂拡張した﹁運送の期間﹂を通じた責任を要求していた。 ﹁飛行場から飛行場ま       ︵憩︶ で﹂の責任の観念は、活発な論争にもかかわらず、いまだに条約の解釈にあたって狭義に解するものとして残ってい ︵亘︶ る。運送人にターミナル内の損害に対する責任を負担させる場合を少なくさせることを意図し、ワルソー条約会議の 代表者達は、U亀事件および国奏轟Φぼ8事件で公表された拡張的な責任範囲を排除した。一七条について、ワル ソー条約会議の審議では、提案された責任により限定しようとする意図が表われている。ワルソー条約会議の報告者        ︵12︶ によれば、一七条の責任の限定範囲は、旅客が﹁航空機に搭乗した﹂時に蒙った損害を包含されるであろうとする。 より狭い責任を主張したブラジルの代表は、起草案が運送人をして旅客の﹁航空機に搭乗する前の生命に対する責        ︵招︶ 任﹂を負担せしめていたので、起草案の改正を主張した。イタリアの代表は、一七条が運送人に﹁旅客が航空機上に       ︵拠︶ いる場合にのみ﹂責任を負わせるべきことに同意した。いずれの国の代表もアテネやテルアビブで発生した事件をカ       ︵蔦︶ バーするような拡張解釈をなしうる一七条についての最終訳文は提案しなかった。提案された飛行場から飛行場まで の責任の排除については、賠償請求に対する航空会社の責任を最小限におさえようとするワルソー条約の最終目的を

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    璽港タ⋮ミナル内のテロ行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任         八四      ︵婚︶ 意図している。覆シアの代表が結論づけたように﹁運送人の責任の緩和および制限﹂への運動は、飛行場の区域内の       ︵鴛︶ 運送人の責任が緩和されることを論理的ならしめた。旅客が航空機に搭乗する前に飛行場において、たとえば飛行場 のレストラン内にいる間に.損害を受けた場合は、運送人が責任を負うということは論理的とは考えられないとして 、︵綿︶。 もる ︵!︶ ︵2︶

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43

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︵5︶ ︵6︶ ︵7︶ ︵8︶ ︵9︶ ︵憩︶  疑欝瞬難離蒙瓢Ω態︾蕊臨欝O薦繋貯舞欝ゼ雛蓉藤罵欝8参回窯貯響鍵囲凱糞聯講卿霞瓢9織講欝霧欝︾罪鍔・難蜘 瀞瞬 ︵の麟獣⑱雛舞簿藻繋鐙謡﹀欝欝畿鑓織瞥韓の舞鞍慧鮮勲蔓鼠鍵舞蕊騨  劉鵜Φ鑑び臓碧鷺鶏圃黛郵圃歎蕃蝋甑鶴圃欝聡 篇雛蜘聴帯藁.難鶏 駐燭壌9離蔀鶏脚館圃露−鷺︵慰零︶叫圃ρる 弗欝磁難鍵韓勲搾簿欝馨鯵継 勘賊轡麟譲鷺陣︵Q ゆ諏鑑彫圃鷺鐸鶏懲︾艶び塁竃聴勲轡霞鎚轡ぎ器①③と麟撫韓噛翼駄窺燃謡賜ぎ等愚⇔総駄鯉甑織驚轡幾.鵠蕊讐給 箋亀簿偽祠誉塊寒鐘9謹箋鋤黛翻8回欝、羅9露や野や観騨回麟︵回零一︶泌隻矧馨矯§鳴6&慧鵯鼠奪嚇亀鵠勘O幾篭舞 驚さ難譜3種蔑驚議騒職象駄9講鑓認競§珊刈︾︾翻野轡陣㌣滋︵睡器⑦︶隙  ≦蝕誌勲錘Oo類くΦ渉離oPφQ欝韓︸鶏幹箋。  Pのoの象鶉欝蓼竈壽︾簿お㌣総嚇望雲緊・薄秘寒幾誉鳩却蔑織§毫義奪愚職、詩禽ご認亀気駕一蕎聴惹鐘9謹驚蕊尊㌍ 浅︾瞬騨野欝9欝窓斜き叉お8γ  認G 。轡鱒知籔Q o鯵  ≦勲騒鶴譲駕ぎ韓獣璽瞬o獄O箇霧赫“  ∼鼻暮O Gゼ  符器総8影℃§鳳拶αqき畜q

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︵11︶ ︵鴛︶ ︵13︶ ︵拠︶ ︵妬︶ ︵弼︶ ︵葺︶ ︵蔦︶ ≦鍵o 。帥妻窯一き欝。 。鳩”o富①O” ㌧鼻鶏O o一. ∼輿簿謡︵①箏嘗器一G 。鎚段&︶ ≦践鋸乏鷺ぽ§①o q︸ぎ蕃8” 帖輿暮O刈ー○ ○郭 富瓢麟80菖短β層ぼαqpo$置, 譲鎧鋸類客ぎ暮①即p9①8v 讐89 pD瞥“○ー圃い 象鴫鱒・  日 ワルソー条約一七条の意図された範囲  ワルソー条約会議の参加者が一七条に謂う運送人の責任について、空港ターミナル内の損害に対してまでその責任 を拡げることを望まなかったならば、代表者達は航空会社の責任の範囲として、いったい何を予定していたのかとい う間題がある。各代表者とも∪避事件ならびに国<Q。お①浮8事件で用いられた三点からなる判断基準を通じて責任 を確定する提案はしなかった。そのかわり会議参加者達は、責任の帰属における二つの要素、すなわち、損害発生時       ︵1︶      ︵2︶ に旅客を航空に固有な危険にさらすこと、および損害が生じた区域に対する航空会社の責任について、その焦点をし ぼった。旅客の損害に対する一七条の航空会社の責任は、これらの要素が二つとも存在するか否かによる。①旅客を 航空に固有な危険にさらすことーワルソー条約会議の代表者達は、運送人の責任が疑わしいと考えられる若干の仮        ︵3︶ 定的状況を審議した。ブラジルとフランスの代表は、離陸以前に飛行機上にある旅客の損害に対する責任を十分に検     東洋法学      八五

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    空港ターミナル内のテ翼行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任      八六 ︵珪︶      ︵5﹀ 討し、フランスの代表と条約の報告者は、タラップを登る間に蒙った損害に対する責任を考察した。それぞれの仮定 的状況は、旅客が実際に航空機の作業と密接に接触し、その結果、航空旅行に関連した危険にさらされることを意昧 ︵6︶       ︵7︶ した。空法研究者は、特別に危険な業務に対する代表者の懸念を強調した。これら独特の危険は、たびたび損害を 惹起し、会社をつぶしかねないほどの賠償額の支払という予測を強め.その危険に対する懸念がワルソー条約会議の        ︵8︶ 主な理由であった.したがって、若干の空法に関する権威的著書は. ﹁航空に固有な危険﹂が.事故と航空機の業務       ︵騨︶︵葡︶ との間の関連性という要件に﹁遭遇する﹂時に、責任は発生することを示唆している.ワルソー条約の改正に関する        ︵難︶ 一九七一筆のグプテマラにおける会議の代表者達は、一七条の範囲に関し﹁航空運送業務に関連した危険﹂を中心        ︵鴛︶ に、 ﹁直接的事故または業務不調に関連した﹂損害に対し責任が生ずるという似かよった見解を全員が打出した。実       ︵捻︶ 際、O避事件と図轟轟魯欝8事件は、運送人の責任と、旅客を﹁航空の危険﹂にきらすこととの関連性を承認した。 不幸にも.両裁判所とも、航空に固有な危険の概念を.現代の航空旅行の状況に適用する場合、その真の意昧をしり       ︵慧︶ ぞけたのである。②看過された責任の概念ーワルソー条約は、一七条の責任につき、旅客を航空に固有な危険にさら すことにより.運送人の責任範囲内の区域で蒙った損害に対する航空会社の責任を制限すべきであると判断した。飛 行場から飛行場までの責任を唱えた会議の出席者でさえ、ある事件が運送人の責任ではなく、 ﹁特に飛行場は運送人        ︵籍︶ と異なる権限の下にあったこと﹂を理由とする運送人の抗弁の適法性を承認した。フランスの代表は、航空機の管理 と、航空会社の業務との明確な分離を強調し、 ﹁旅客を空港内でカバーしうる距離以内で運送開始以前に発生した事       ︵欝︶ 故に起因する全損害は、空港の管理者責任である﹂と結論づけた。初期における空法の著者達は、本質的責任関係を

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認識しており、 ﹁飛行場の経営は通常政府の管理下にあり、政府の管理地域に飛行場が設置されている﹂から、航空 会社はターミナル内の損害に対する責任を負担すべきでなく、 ﹁したがって、飛行場に対する権限を有しない運送人        ︵π︶ に責任は依存しない﹂と主張した。またグァテマラ会議も、航空会社が﹁直接の責任を有しない﹂業務の間に蒙った        ︵娼︶ 損害に対する責任を航空会社に負担せしめることを非難している。 ︵ま︶ 帯纂毬8旨℃磐風づαqづ9①の8山○卜 ︵2︶8簿毬8露冨蔓ぎαqき霧HO望。・ Q。 ︵3︶竃鷺ぎ9菌旨鈴&震<6︾ぱ牢き8︸㎝臨男鱒似鱒お︶⑳。 。戯肇叉冥Ωびお§︶らミ薗§爵鼻Sω。9窃8︵おミ︶。 ︵4︶ 譲巽o 。帥毛鼠ぼ暮Φω一昌o$8”讐蓉。 ︵5︶檀鉢簿刈。 。”○ 。一・ ︵6︶ 緕○男鱒叙讐H爵。 ︵7︶回ピ。寄蝕&一9ぎ$①9㈱算。一︵Ny鋤けω鳶直ω“︸い。奉獣①鐸p。$①。 。︶讐く目山コω色ぼ弩”琴8鐸2  め9 ︵8︶回ピ.寄蝕&一①ぴき帯①9㈱類の。一︵国︶︶讐ω島よω一︸ピ・語法。5客冨①。 。”㊤けく回“ご8帯刈ピ ︵9鉛︶ω急一奉Pき8お︸暮8“一。凝ゆ篶⑳9鎚ω㌍ωω,O’08島鳳ω︸ぎ富鐸讐89翼鶏お㎝。

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。。 。●↓げ①一。鳶2鶏弩蔚Ω蔓甲。88ポ騨8毎蝕。づ巴Ω<隷︾<韓一窪   ○茜鋤鉱鋸餓8⇔UOρ 290 。。器︵○舞♂欝巴餌Ω蔓︾一㊤謡γ、尽蔦ミ&嘗象Uε.樽望讐Φじ ご色。 ㎝誤︵お置︶冒o冨ぎ無8触   ○轟欝影巴㊤Ω蔓勺388一いぎ8もOH鶏①餌90鎮o纂お巴︾αq話Φき①旨、ω鵠置の餌母濤鋤αqΦ8一一ぎαq︸ぎ8ほ︾鋤5α筈ω〇一暮①  疑昏津蔓鷺oぐ猷o霧”鯵03一一9   0Ω鶏o導9御Ω蔓竃ぎ暮Φρ霧O o餅”o$一〇〇 〇噂    東洋法学      八七

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   空港ターミナル内のテロ行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任 ︵鷲︶ Q轟欝揖巴鋤9蔓霞ぎ暮霧”蓉富犀Ψ馨o ゆ鱒。 ︵B︶ 器○ 。拶鱒山纂o 。o 。ぷ9彊滋勉酔朕8 ︵M︶ 竃鋒零8糞饗蔓ぎ⑪窺蓉稗霧類○ 。ゐも 。9 ︵蔦︶ ≦舞紹譲鷺圏蓉霧“蓉鼠①糾鷺霧概き富一欝● ︵欝︶ ≦鋤議勲譲駕貯蓉⑱灘誤禽Φ⑳糾霧蕊砂 ︵茸︶ 劉ゆ露鍵瓢も 躊贈魅愚翼蓉総謡職鶴瞬欝嚇韓鉱瓢講夢蓉鐙纏“鷺瞬?慧⑱ ︵鱈︶ ⇔慧霧脚韓熱鋤幾欝蟹勲器繊鋤欝皿慧霧凝聯鱗愈帖瞬騨 糠 恥曽 軸鼻 鵜総興   靴蕊画 八八 瞬溝趨濾馳 灘灘隷櫛鑓鵬罫絵欝窯欝鷲醗鰯  ㈹ ワルソー条約のその後の展開  ワルソー条約は.運送人の責任を二つの要素、すなわち.旅客を航空に固有な危険にきらすこと.および損害の発 生した区域に対する航空会社の責任とにもとずかせた。条約のその後の歴史は.関係者の予測の変化を何ら指摘せ ず、また.条約の発展は.確定した責任における新しい要素について裁判上の考慮を正当化していない。民間航空は.       ︵1︶ 一九二九年以来、劇的ともいえる変化をとげ、国策上などによる保護のもとに強大な企業へと成長した。このような 変化を意識してワルソー条約の関係国は活動中であり、企業の変化に即応できる法律を存続させる試みのために時       ︵2︶      ︵3︶ 折、会議がもたれている。一九六六年のモントリオール協定は、ワルソー条約の発展過程において最も重要な時期で あった。高まる旅客保護の関心に動機づけられたモントリオール会議の代表者達は﹁旅行者達の利益と航空企業の利 益との間に真のバランス﹂を樹立しようと努めた。モントリオール協定︵竃霧嘗霧囲瞬讐露讐Φ濤︶は、その主な内容

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として、旅客運送につき航空運送人の責任限度額を訴訟費用を入れて七万五千ドルまたは訴訟費用を除いて五万八千 ドルとすること、航空運送人はワルソi条約二〇条ωの抗弁権を放棄すること、関係航空会社は運送約款を改正し関 係当局にその発効のための必要な手続をとること、などをもり込んでいる。この協定は、IATA︵国際航空運送協 会︶が中心となり、モントリオ⋮ルにおいて関係者が折衝の上、ワルソー条約二二条ωの但書を利用してアメリカヘ乗 入れている航空会社を始めとする主要航空会社の運送約款を変更することにより、アメリカのワルソー条約脱退通告 を撤回せしめるため、航空会社間の協定という便法をもして処理したものである。そして、条約以外の規定で運送人に       ︵4︶ 有効な抗弁の事前排除および個別的損害の決定における最高限度額の引上げによって利益のバランスをとった。した がって、この協定は、単に航空運送人の責任限度額を増加したばかりでなく、航空運送人の絶対責任を導入したとこ ろに意義がある。この協定の結果、運送人はワルソー条約一七条でカバーされるすべての損害に対して絶対的責任を 負うことになった。緩和された賠償請求の予見以外に損害を蒙った旅客は、より高額の賠償が得られることになるで あろう。U曙事件で裁判所は、モントリオール協定を﹁ワルソi条約関係者一般に共通の目標および予見の決定的       ︵6︶ 証拠﹂と解した。その理由は、旅客の保護は、今日ではワルソ⋮条約締約国の目標の中でも高い位置にあるからであ        ︵7︶ り、第二審巡回裁判所は、一七条の拡張的解釈が協定関係者の近年における共通した予見と一致すると看倣した。し かしながら、U亀事件の裁判所は、航空会社の責任に関するワルソi条約本来の体制とモントリオール協定との抵触を 過大評価した。モントリオ⋮ル協定は既に一七条によってカバーされる損害に対する責任を航空会社に厳格に負担さ せることによって、運送人の責任の性質のみを変更させた。モントリオール協定は、運送人の責任につき本来の範囲は     東洋法学      八九

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    空港ターミナル内のテ鷲行為とワルソi条約第︸七条による航空会社の責任      九〇 維持した。すなわち、この協定は、カバーされる損害の類型を増加させず、航空会社の責任となる事件の範囲も拡大し    ︵8︶ なかった。さらに、モントリオール協定が、裁判上、一七条の拡張的解釈を正当化していることを承認するのは困難 である。アメリカの裁判所は、勿論.ワルソ⋮条約を最新のものに改正する責任は負わない。継続的国際会議の代表 達がその責任を負い.誰曳れらの会議は一七条を拡張する機会を見合わせている。も っのぎ主席判事が、団慈轟⑲浮8事 件の反対意見の申で指摘したように﹁条約締約国が改正芯望んだ場合は、締約国はそれを肯定的に実行しうるから.       ︵蕪︶ その不履行心無視すべきではない﹂ということがいえよう。航空会社の有限責任の欝標は、ワルソー条約の制定作業 に浸透していた。たとえ.その後の発展が高まった旅客の保護という現代的政策を反映していても、関係国の一七条 改正の不履行は.運送人の弱点の遍囲を制限しようとする継続的意思を示している.航空会社は今鷺においては、そ の責任の範囲内で蒙った損害に対しては絶対的責任を負うが、運送人はなおも責任の範囲外の区域で蒙った損害に対 して責任を負わない。ワルソi条約締約国の航空会社の責任範囲に対する当初の共通の予見はそのままである。空港 ターミナル内のテロ行為に対する運送人の責任を考える場合、アメリカの裁判所は.O塁事件と響きαqΦぼ8事件 の三つからなる判断基準をしりぞけ、ワルソー条約制定者の永続的関心事、すなわち、旅客が航空に固有な危険にさ らされること、および損害が発生した区域に対する航空会社の責任に焦点をしぼるべきではなかろうかという問題も ある。 ︵1︶  ○轟$影鱒㌶O護蜜蜜ぎ暮①即き8刈鹿 讐 鱒ひ㎝O弾 Z獣δ鑓げ鋳騨響墜8M総O男。鱒鳥鵠誘︵O静9磐おミγ 覧籔嶺O Q“凝.鷺 駄蹄偽黛雛偽軋賊嵩β08 嵩○ ○φ  置。 き 嚇∼鉢 鶏 冒竃磐αq巴①︿。○○濤噂品泣① 結臼。∼駄。無憲①緊総肇 観O

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︵2︶ ︵3︶ ︵4︶ ︵5︶ ︵6︶ ︵7︶ ︵8︶ ︵9︶ 男淫魯二昭︵爵ω①鴇一轟・℃ぽ一8γミ隼讐一呂︵旨暑ユ蔓。営泣。ε.   き$尊︾お誤8臥霧象8鷺。鍵。a爵。欝讐¢勺§。8ピ疑8導蝕書巴Ω亀≧醒一簿9αqき苺鳳・艶U・ρ 2ρ蕊。 ・9一“H簿Φ露豊。量一9欺震窪8農牢貯簿Φ≧二鶏︵擁ぎ江お餐お量旧営峰Φ讐答8巴Ω藁客蝕簿9αq㌣ 滋墨圃。PU・ρZ。●。 。㎝。 。合一幽9。。難HO︾○鋸①Φ賦茜8罫瓢韓頃。穏評ωω。謁塞¢&R↓ぎ≦鍵。 。睾O。暑Φ旨陣8餌巳 跨①評磐①汐。§・一︵ζ8簿。塾這。。︶“跨①ま①竃・導3巴︾σq奮幕鼻ぎ5コΨ§ら霧い&§翼齢¢8§冨− 逗一贔き諺三山ω。一。≦窪出&節竃雪量8ぼ”臼ぎ§帖義翰ミ象§駄妹書き馨弩9謹軸ミご詳・ 。・評円<. 鮮短く。お叉お9’蜜餌鑓富意g§恥お誤等g8。ご、Q§奪糞避Q遷ε肉ミ塾ミ鵠ミ§叙罫鳴お8き、醤弩9〒 竃ミご諮ω。 。い≧嫡ビ・仲9旨㎝お︵お§苔。欝幕夢㎝2k・qい目讐、一炉餅b・一●ωお︵お聾●   O艶ω○巳韓Z9一。 Qる・9貿頃。件菌①αqの謡8︵お。①︶︶薦憾篭ミ幾誉おd.φρゆ一㎝8きδ①︵一。§菩働擦一&一g一 ︾︿舅陣8︾8箆の嘗い署︾魯ω●置ぬも 。F。壽篤。疑鋤&鍔Φ巳Φ一ω。ぎ︸穆ぎ¢翼ao o馨霧ゆ&跨①≦貰ω碧08︿窪銘。p 。。 ○瓢弩くDい●園。く,お叉お零︶。   ︾。ピ暑窪蛍群きお①。 。︸魯く回−憲9   鼠。濤。巴済鴨①Φ幕夢貧Φ諺凄①≦器鴇○。薯窪ぎ夢き8僧畏6器︵一︶共輿践﹄・︵一︶●   器o 。弾淫讐ω9   義。暮○ 。o 。。 穿伽品。一ぎω︿.↓≦︸脇。男唇浅謹﹂岩︵。 。良Ωぴ一§︶︵窪訂旦︵ω①搾N矯○シ島器馨ぎαq︶・   凝’暮5ω恥 山 !¥ ﹁乗降のための作業中﹂

についての

般的解釈論

ここで、これまで述べ       東 洋 法 学 てきたアメリカの裁判所のワルソー条約一   七   条   に   つ   い   て   の   解   釈   か    ら   離   れ   て 九  一 一 般   論    も   ま    じ    え   て

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    空港ターミナル内のテロ行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任         九二 ﹁乗降のための作業中﹂および﹁事故﹂という表現につき論究してみたい。ハーグ議定書︵一九二九年一〇月二一田 ワルソーで署名された国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約を改正するための議定書!通称改正ワル ソー条約︶においては.ワルソ∼条約一七条の規定は変更を受けなかったが、グァテマラ議定書︵↓罐≦鷲鋸墾09 鷺鐙糞陣呂認顛露讐伽&舞鼠属鑓髄讐⑫お醗器鳥纂の欝鼠露器難蔓一零一﹁一九五五年九月二八日にハーグで議定書 により改正された一九二九年一〇月二一癬にワルソーで署名された国際運送についてのある規則の統一に関する条約        ︵靭 を改正する議定書﹂︶では改正が加えられている、グプテマラ議定書一七条は、﹁事故﹂という言葉を﹁事件六鐙蒜糞︶ という表現に替えている、しかし.乗降のための作業申という表現霞体は何んぢ変更欝れていない。この表現に相当 するフランス語の原文鍵鼻蒙議蕾雛蒜窃⑫醤曝繋δ霧伽.⑩蓉ぴ幾膿⑫羅⑯欝糞伽.鋤翫訂蔭欝縫齢纂は、正確には﹁乗降        ︵2︶ に関する一切の作業中﹂とでも訳すべきことが指摘される。乗降のための作業申の解釈に関する論議については前に も触れたが、乗降に関する一切の作業の正確な開始時点および終了時点を確定しようとするものであるから、実際上 も重要な意義を有する。まず、乗降のための作業の意昧を広く解し、ω航空運送人が旅客をバスなどにより都市の営 業所乃至集合所から空港へ運送し、または空港から都市へ運送する行為まで含むか.逆に狭く解し.ωタラップなど により現実に旅客を乗降せしめる時の行為のみをいうか、⑥旅客が改札を受け飛行場に入ってから搭乗まで、または 着陸後航空機を降りてから飛行場を去るまでの間に航空運送人のなす作業を“うのかの三つの立場が基本的に成り立 ちうる。ωにおいては、航空運送人により都市から空港まで運送がなされても、それは航空運送開始のための間接的       ︵3︶ 手段にすぎず、この運送も乗降のための作業に含めることは社会通念に反し、ωは明らかに広範にすぎる。しかも、条約

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一七条の解釈に際して注意すべきことは、航空運送に固有な危険が考慮されて条約の責任体系が維持されていること        ︵4︶ であり、運送人による乗降のための各種作業は、旅客を航空運送に固有な危険にさらすことになるから、この危険につ き運送人は善良なる管理者の注意をなす義務を負うと解される。したがって、ωにおける空港外の損害は、航空運送 に固有な危険とはいえないのである。これに対して、②の場合は、旅客は疑いもなく固有な危険に直面することにな り、これは一七条の適用範囲に属するが、適切な解釈というには限定されすぎるであろう。そこで、基本的には、③ を妥当とするのが、多数説であるが、問題点を乗降のための作業の開始時ということに限定しても、それが厳密には        ︵5︶ いつからであるのかについては、わが国の学説に微妙な対立が見られる。すなわち、前示した旅客が飛行場に入った 時を開始時とするもの以外に、航空機に乗込むため当該航空機に向って進行し、エプロンスポットの範囲内に到達し      ︵6︶       ︵7︶ た時とするもの、旅客が航空機に乗込むため地面を離れた時と解するものなどである。しかし、多数説は、ターミナ ルビル内の通路又は付属施設内において旅客は行動の自由を有し、そこにおける事故に対し運送人の責任は問いえな いとする点では一致する。次に判例を概観すると、降機の際、原告が降機用タラップの下で被告航空会社の使用人に 委ねられ税関の建物に誘導される途申、その建物の二〇メートル手前で転倒負傷した事案につき、セーヌ大審裁判所       ︵8︶ は、原告の事故は降機作業中に惹起されたとしてワルソー条約を適用し、運送人の責任を肯定した。そして、降機作 業は運送人の使用人が旅客を税関の建物内まで誘導し、その時点で完了すると解した。また、ベルリ、∠局等裁判所は、 旅客が空港内待合室と飛行場を結ぶ階段上で転倒負傷した事案につき、運送人に責任を負担せしめ、条約一七条の乗        ︵9︶ 降作業は、航空会社の使用人が待合室の旅客に対し航空機に乗組むように催告した時に開始されていると判示した。

    東洋法学      

九三

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    空港タ⋮ミナル内のテロ行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任         九繭 わが国においては、旅客が東京国際空港ビル内の税関旅具検査場に向かう際、税関出入用の階段から転落負傷したケ ースについて、 ﹁乗降のための作業申﹂とは、旅客と航空機に搭乗させるための各種の作業によって、航空運送に特 殊的な危険発生の可能性の存する期間、すなわち、旅客が改札を受けた後飛行場に入った時から着陸後飛行場を去る時       ︵鉛︶ までと解されるから.本件事故は乗降のための作業中に生じたものといえないとした判例がある。この判例は、明確 に多数説の立場を示している。しかし.前掲セーヌ大審裁判所判決においては、乗機作業の開始時点は示されていな いが.作業中であるか否かの判断要素として、運送人の使用人によ酌誘導も含めて考えているのではなかろうか。蔦の ような峨7乱方は、前掲ベルリン高等裁判所の判決にも見られるのである.フランスの学説にも同様な考え方があり. 飛行場で起った事故が一七条の適用範囲内にあるか否かの判断に際し、旅客が飛行塔の面するターミナルビルのドア       ︵登︶ から出るや否や、旅客は従業員に誘導され、運送人に委託されたと解している。このように、概観した判例の考え 方はそれぞれ微妙なくい違いを示すが、乗降のための作業中の解釈に際し.中心的要素とされるべきことは.旅客が 現実に航空運送に固有な危険にさらされるか否かであり、それは乗降すべき航空機の周辺において初めて発生すると        ︵捻︶ 考えられる。しかし.この問題の解釈には、飛行場の設備、運送の技術が影響を及ぼすのであって.例えば.短距離 用航空機による運送など、旅客がターミナルビルから徒歩で乗降する場合は、航空機周辺の事故のみが一七条の適用 範囲内と解され、飛行場でバスや移動式通路が使用されている場合は、バスまたは通路内の事故に対しても運送人の        ︵捻︶ 賠償責任がおよぶと考えられる。  ︵i︶ ○惣o鑓=⑦曇営回O︾OO8。O o8鱒︵お鳶γ

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︵2︶ ︵3︶ ︵4︶ ︵5︶ ︵6︶ ︵7︶ ︵8︶ ︵9︶ ︵鉛︶ ︵n︶ ︵鷲︶ ︵13︶  鴻常夫、運輸判例百選二三頁、なお、小町谷操三﹁空申運送法論︹増補︺﹂二四八頁の訳文参照。  小町谷前掲書一五五頁。  鴻前掲書二二二頁。  小町谷前掲書一五五頁。  拙著﹁民間航空法論﹂四一七頁。  池田文雄﹁国際航空法概論﹂一二二頁、吉永栄助・坂本昭雄﹁最新国際航空法要論︹増補改訂版︺﹂二三二頁。  ↓凱げ・ω魯一Φ︸鱒噺巳pおOゼ劉司。ご。︾こおOご鳴O Qω。  猟Pq奔く●仁.oo奪お。い乞﹂。≦こお①ピ一ミO。  東京高判昭四〇・三・二四高裁民集一八巻二号一八八頁。なお、条約の適用外の問題であるが﹁ターミナル空港の事故に おける階段の状況と推定悪意﹂について、イスラエルのある空港の屋内階段で転倒したことから生じた、身体的傷害に対す る訴訟で、ターミナルのある区域を賃借する航空会社もしくは、このような航空会社と提携して観光旅行を組識する旅行代 理店は、タ⋮ミナルのすべての危険な状況について必ずしも推定悪意︵8霧霞8牙のき臨8︶を有するとは限らない、と判 示している。≦貰路弩霧一蔓‘匹≧︾酵一ぎ霧§α¢鉱8qβぼoこ一臼2・イダい竃6︵客ざω瓢マお8︶︵ぎ暴β巴o︷ ≧増い鋤類き傷Oo箏百霞8”<oピω9Z9一︵おδ︶憎や一①○ 。︶  因&膨葬勾こU8搾留ω辞き巷o旨ω8樋門霧簿霧9雅ほΦ霧︸おお”︾o 。①S  拙著前掲書四一七頁、菊o鎌酵ρ卑もワ9こやω舞  浅野・野q﹁国際航空旅客運送における航空運送人の有限責任﹂交通論叢七号。

七 ワルソー条約一七条の適用に関する定義の妥当性

() 旅客を航空に固有な危険にさらすこと  東 洋 法 学 九五

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    空港ターミナル内のテ環行為とワルソー条約第一七条による航空会社の責任      九六       ︵圭︶  U亀事件およびめ毒薦①衝8事件は、ワルソー条約と航空に固有な危険との根本的関係を承認し、それらの危険を        ︵2﹀ 当時の用語で正確に定義づけようとした。法律の起草者達が将来を予測しえなくても、その作業は将来修正されるこ     ︵3﹀ とになろう。法律がその効力を維持するために.急速に変化する科学技術の特別な範囲では、裁判所は法律の解釈を        ︵塩︶ 現代の状況に照してなすべきである。O避事件脚贔鵠鴨﹃霧事件とも.一九二九年以来の航空の危険の変化に注目 曾︶       轟 した.いずれの裁判所も、﹁航空旅行が揺趨期の時期にあった㎜九二九年当時のグルソー条約の性質で凍結させるこ       ︵醇▽ と﹂を望まず.現代の﹁特別の危険﹂を無視することも望まなかひた、 ﹁テ環行為.ハィジャックであろうと、蜂、ボター ジ.紳であろうと.暴力の危険は.今藤、航空運送と密接に関連す為﹂ので.裁判所は、アテネで損害を受けた旅客が       ︵7︶ ﹁現在の航空運送に固有な危険﹂の一つに直面していたと結論づけた、しかしながら.疑哉事件、響墜鷺獣叢事件        ︵8︶ とも.航空に固有な危険の概念が.航空機の実際の業務に対し何らかの関係の必要なことを認めなかった。もちろ ん・テ鷲行為の若干の形態は、その限定的定義に含まれる。ハイジャックや飛行機のサボタージュは、現代の航空に       ︵9︶ 固有な危険の実例であり、 ﹁これらの行為に不可欠なもの﹂が航空機の業務といいうるからである。他方.アテネの テ捻行為は、航空旅行のため犠牲が集中したという理由のみで、航空に関連していたのであり、襲撃とその結果の損        ︵鐙︶      ︵雛︶ 害は、 ﹁航空機の業務とはるかにかけはなれた﹂ものであった。テルアビブのテ買リスト達は、航空機の業務に、よ り接近した関係にあったが、第一審巡回裁判所は、第二審、第三審巡回裁判所と異なり.空港ターミナル内のテロ行        ︵捻︶ 為を、航空に固有な危険とはみなさなかった。竃釦議器ω鵠①き器α震事件において裁判所は、 ﹁狂信者達の手による 暴力の危険は.銀行、裁判所.大学構内、オリンピック村または空港であろうと、公共の場所であればある程、数多

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       ︵指︶ く存在する﹂と認定した。第一審巡回裁判所が判示したように、空港ターミナル内にいる間に損害を受けた旅客は、 大群集が集まるようなところには、どこにでも存在するような危険に出くわしたことになろう。すなわち、航空旅行       ︵M︶ に特有な危険でなく、むしろ、 ﹁現在の世界に生きることから生ずる危険﹂である。 ︵1︶ ︵2︶ ︵3︶ ︵4︶ ︵5︶ ︵6︶ ︵7︶ ︵8︶ ︵9︶ ︵1 0︶ ︵n︶ 密○男●覧讐嵩コ欝。 。拶豊曾ω。 。嚇滋艮鋤。8導厨呂ぽ鵬8諺8あ9 ㎝㎝○拶減象嶺コ認o 。弾泣鋤酢ωo 。. 鱒諺ρω碧費き$①9㈱塗○ポ簿鳴鱒。 。−8● Oぼ一。 。鼠霧①p§“ぎ§鷺偽匙9§鷺§織簿ミミ。健、ミ恥心ミミご諮 お謡︶ ㎝㎝○ 誤O 誤○ 冨図瞥 トご0 9.樗’ 鋤鼠   お薦﹀   脇9 竃零ごo轟鑓 切o馨op﹀ 一㎝8  富図轡 らミ︾   東 屑・淫魯嶺コ90 。男 φ浅霧嵩コ竃o 。男・ 男建篶嶺ご器○ 。卑 88糞欝昌ぎσqき虜       Ω蔓寂ぎ露。即     矯らミ・留巳o斜     帆9︵おお︶・        <,︾貯    bごミ駄鼠鷺ぎg ︵おミ︶・蕊。拶曽似舞 鎖80欝冨昌ぽσq蓉富の 織§焼貴零ω●Q矯   洋 法 学 揖ρω器貴恥愚ミ  鐸O欝 浅象 淫讐 母簿 8あ① づ○融 箋ω。       ぎ藤Ωω蓉貸8鼠①9暮器下。 。。︵傘び&6 ①伊伽$。ビ餌畠の。 Q歯ヨ≦四噌の弩墨讐弱︶唇δのP接葵 Oo下ωG Q。 ωでo oQ o擦 ωでo oO o。 砺愚ミ曹δ溝883冨昌ぼαqぎ§一〇望8● 刈磨魯蕊脚§8&”寓聾ぎg麟簿尽&鶏く。≧塊︾窪β置㎝φ泣ぴ。鐸鱒o 。蒔︵一馨 9嶺露︵お§●身器露四欝Ωq霞欝暮8き富週v簿臨唄①2k。9い回纂、一ダ節 O磐鑑欝お㊤拶減置貫に8︵H馨Ω目.    麟禽器&震︿。>騨ぎ毬β帆臨φ曽     鼠○㎝曹     嶺①−欝帖暮禽銀翼ぎ震頃Φ吋”器餌g 嶺8︵おミy おき︵ぼく。葺鑛 鱒お”鱒。 Q麟跨o 。︵一獣 <■ 鍵躍 O搾 ぼけ震響ぎ包讐ピ・αqき おざ︶●ら禽妹●叙§萄鼻 と考。3 箋ω。O蛭 麦円響弩oρ総㎝男●浅ミP騎。 。ズ一繋9梶。一零①γ 九七

参照

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