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大気中芳香族炭化水素の自動分析法

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Academic year: 2021

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(1)横浜[i頻;ナく残ミ彗琶研華己要 10 : 23−29 (1983). 報  三 川1111脚書眉ll岨間1襯. 大気中芳香族炭化水素の自動分析法 Au重oma重ic I)etermination o£C6∼Cg Aro斑atic       Hydrocarbo烈s in the Air. 花井 義道*・加藤 龍夫*・青木 祥市* Yoshl面chi HANAi*, Tatsuo KATou*and Showichi AoKI*.                    Syno2sis   Aroma重ic hydlQcarbons such as tolue籍e and xylene, are the main substances which caused 出eformation of QzQne and many injurious pτoducts in thc凶。走ochemical smog. To research 毛hese reaction, automatic deteτm沁a重ion system of C6∼Cg aromatic hydrocarbons i競the ahl is de− veloped. This syste揃is composed flom GC−FID, a 6−way valve, a concentration tube, a sampling pump, and an integrator. This integrator is equipped wi重h the Samp茎eτ/Event Con‡ro茎Module.. Aromatic hydrocarbQns in the air sa田ple(3.22)are concentrated in a glass tube packed wi重h Porapak Q for 10 minu士es, and intro6uced direct隻y into a caplllary column by a heater. Within. lhour,10 peaks圭賑achromatogram are iden毛ified and calibrated to ppb level by the integrator. By operating this system for 2 weeks,336 air samples wefe anaiyzed at each o’clock, and ab◎威. 3thousands compQne罰ts were Ineasured automatically. It is co聡sidered that七he hydrocarbon τeactions in the aiτcan be fQl童owed by this system.. 1.はじめに  !970年代目半に,我国の大都市で頻発した光化学ス. な手段であると考え,C〔1∼Cgの芳香族炭化水素につい. ても,その対象とすることにした。すでに,スチレン. については悪臭発生源の監視の目的から,環境用自動. モッグは,その後沈静化し,かつてのような重症被占. 計測器が開発されている6)。低級炭化水素に比べ,沸. はほとんど冤られなくなった。しかしその原因となる. 点が高い芳香族炭化水素は,冷却装置を必要とせず常. 炭化水素と窒素酸化物による都市大気汚染は,依然と. 温で吸着剤に濃縮することができる。反面,流路等に. して慢性化した状態である。当研究室では被露が発生. 吸着しやすいため,加熱して脱着した試料は,低渥部. した当時から多数の大気分析を実施し,トルエン,キ. を通過せず藏接カラムへ導入した方が良い。以上を留. シレン等芳香族が大気中炭化水素の中で高い比率を占. 意して,常温吸着,キャピラリーカラムによる分離を. めること,その原囚が改質ガソリンを燃料とする自. 基本とする装置を試作し,長期間にわたって大気の測. 動車排ガスによること,しかも反応性が高く,多く. 定を実施したので以下報告する。. の有審な二次汚染物質に変化することを指摘してき たD2)3)。この間,大気分析技術もマイクロコンピュー. ターを内蔵したガスクロマトグラフ等によって進展. 2. 装置の構成と分析条件  自動分析装置は,図1,図2に示すように,ガスク. し,すでに低級炭化水素については,自動分析技術を. ロマトグラフ,濃縮管および加熱装置,6方コック,. 確立し4),大気中の挙動を長期間におたって観測する. 空気導入ポンプ,カラム恒1鼠槽冷却ファンからなり,. ことができた5)。光化学スモッグのように突然発生し. これらは,インテグレーターのキーボーザから入力し. 刻々と変化する現象の記録には,自動分析は,不可欠. たタイムプログラムによって自動制御される。.  濃縮管は図3に示すようなガラス管で,片側は2股 *環境基礎ユ:学研究室.  Department oF Environlnental Engineering Scie鳥ce  (19S3杢#5月31日受臼頁). となっている。内部にPorapak Q 80/100 meshを. 6cm充填し,両端を眉英ウールで園定した。濃縮管.

(2) 24. Alr. Air. PU田P. P縫面P.    OUf.      Out. Concentration. C〔}鴛centra亀ion.    tube.     tube. Carr至er. F互D.   圧ぴ1〔】貰 CO践troller. Carr童er. FID. Co星LI飢n. ド[O騨 controller.          Colu盃n. Oven.  Oven    Fan.              Fan.       !> 濃縮流路.                2)冷却.                   図. 1 自動分析装羅の構成と流路.            ,.    1} SAMPLER /Bv£NT      ,._熈.王.琵x_=  !00V. 導入,分析流路. CO暦TROL MODULε. i. .___!.獅x._.._..__.. 2. 岬禰儘. 1層二’.              、i. 一. AC lay   : 、 露−              1. 王00V.            」       」’.     「窒=__」一.。遮.  Start Cool Reset     Te皿perature      progra皿阻e「.       GC Oven. Pump.      Heater   6 way.     Fan.                 valve.  図2 自動分析装f置 結線隊「. Ther思。 coup且に              p〔♪rapak Q . TefLon t口be. GC iNJEC’£10N.  1馳er…on tube. 50/且00. 闘e∼h. !S重1且cone par二k正ng    /.              1.icこ1電er.           OOOOOOOOOOO 春き  .’障.  OO  . OOOQOO. .’.          6 c餌 3 揺田≠ X  l巷 cロ.  図3 大気濃縮憎. C呂pii甕ary cりluma.

(3) 25. の片側は恒温槽のインジェクション部に,通常のカラ. L王131’=し.1ミ:J. ムと同様にさし込まれ,パッキンで閲定される。ガス. PE飛}( C自PR〔⊃!TY i 1143. クロマトグラフは,島津GGMINI 2型を外部信号 ZER◎  = 3,臼』. で,働撮槽の冷却,測温,リセットを行なえるように. 臼TT 2牙= 劃ヨ. 改造して使用した。カラムは,Hewlett Packard社製. 〔:HTミ;P= “.1ヨ. の. PK IJ【〕 = 自.94.   Crosslinked Dimethyl Sllicone. 回目隈IH 二 1臼 自RRE、」; 騒.   O.2mmφx12.5 m   Fused Silica Capiliary Coiumn. を使用した。図レ2)の流路では,濃縮管内を30m’. L1!∋T:TR亜壇. /minカラム内にはスプリット比約1/70,0.45 m〃min.   臼,臼臼E試T蔀. 臼.   臼.臼BE}くτ嚇. ε. のN2がキャリヤーガスとして流される。濃縮管を通.   肇」〕臼. 工N狐醤二. ε. 過した大部分のN2は6方コック,マスフローコント.  欝.6臼E翼’r書. フ. ローラーを通過して外部へ排気される。図1−!)の流.  15、臼3E試T赫. 白. 路では,ポンプ(シリコンチューブ圧縮型)が作動し,.  ε5一三}臼 E::くT 醤.  一5. テフロン管, 6方コックを通過した大気試料が,320.  2i5.蓼臼E:《T磐  言5.B臼E》くT暑. 副/minの流速で濃縮管に送られ,再び6方コックを.  ε5.69ピ1ぐr暑. 通して外部へ排気される。Cs以土の芳香族炭化水素.  25.5臼 E}{T 赫. =一 t ニ 一善 ピ. 5. 言百.臼臼〔IHT 1∋P=. 臼.5. 憩.  クロマトグラムの記録と定量計算,および外部装1ぎ1. aピ超遡三ER虹i εξ;』な貞τT3↑= εξ:.9眞THRSH 言7.雪面圧試T蕎. の制御には}{ewlett Packard 3390Aとサンプラー,. εフ』1EドT封. =一. P. aフ醒.5轡 E}くT 蓉. =一Fi. は,沸点が高く,流路に吸着しやすいので,濃縮する. 前に図1−2)の流路で大気試料を,10001n〃mlnで2 分間流すことにした。. イベント・コントロールーモジュール19400Aを使ll目し. た。自動分析のタイムプログラムを図4に示す。分析 は,カラム恒漏槽の冷却によって開始される。この時. 間を0.00分とする。その後ガスクロの外部,すなわ ち室内の空気が,ファン(£XT 8)によって{亘温槽に. i 歪. 1.       4臼,〔頭自TTi三↑=  ヒ球       4臼.臼寧〔:HT 3P=  9.を,       49.薄白THI∼言H = 1藤.       53.フ35τ◎P.       図4タイムプログラム. 15分闘吹き込まれ,憤温漕の濃度は30。C(犠≦温20。C). EXT 1,一1(パルス)カラム恒温槽昇温開始 EXT 2,一2 カラム恒温槽冷却,初期温度にリセット. 以下まで冷却される。13.00分後,ポンプを作動(£XT. EXT 5,一5 濃縮管力ri熱温度制御1装農ON, OFF. 7)し,流路エイジングのための空気を流す。!5.00分. EXY 6,一6 6方コック匝1転,反転 εXY 7,一7 ホンブON, OFF £XY 8,一8 カラム懐温槽冷却絹ファンON, OFF. 後,6方コックが回転(£XT 6)し,図!畷)の流銘. となり,濃縮管に空気が10分間,3.2」流される。 25.00分後,6方コックが反転(£XT−6)し,濃縮管に. 析は終了し,大気採取時刻(採取時闘の中央1直)と測. はキャリアーガス翼2が流れる。ポンプ(EXT−7)と. 定成分の定量結果(AMOU8T,単位ppb)をプリン. ファン(EXT−8)も止まる。25。50分後,濃縮管加熱. トして,60.00分後,再び前紀一一一連の過程が始動され. 用ヒーター温度制御装齪の電源(EXT 5)を入れ,濃. る。. 縮管の温度を10秒以内に200。Cまで加熱し,吸着して.  本装置の濃縮管は,カラム穫温槽内にとりつけられ. いた成分をカラムへ導入する。26.00分後,記録計の. ているため,室温より十5QC程度は高くなる。そこで. 零点(Z£RO=20)と感度(ATT2↑エ1, THRSH=1). カラム恒温槽の掘痩を変えて,対象とした芳香族炭化. を設定し,三諦紙を送り始める(C}{TSP隅0.5)。. 水素のうち最も保持容量の小さいベンゼンと,比較の. 27.00分後,カラム恒温槽の昇温(30。→10。C/min一・. ためn・ペンタン,n・ヘキサンの標準ガスを用いて,. 80。C)を開始(EXT 1,一1パルス)させる。27.50. 100%捕集できる最大濃縮量を調べた。濃縮量を吸引. 分後,濃縮管加熱制御装罎の電源を.切る(EXT−5)。. 時間を5分,!0分,15分と変えて,すなわちL6♂,. 40,00分後,すなわち14分間クロマトグラムを記録し. 3.2’,4,8’と空気吸弓ほ}}二を変えてピーク諏積の変化を. た後,記録紙をIしめ(CHT SP二〇),同時に感度を.ド. 調べた。その結果を図5に示す。100%捕集されれば,. げる(ATT 2↑譜!0, THRSH漏10)。59.70分後,分. {票準試料吸引時間とピーク面積はll三比例するはずであ.

(4) 26. 30℃. Area. Bea2enc. 35℃. Aroa. Benzene.  60.  60 11−Ilexane. 罰一Hexane. 40. 40. 2. 20. n−Pentane. 0. n−Pentaae. 0. 5        10        で5 Min.   Sa醗茎)1重ng Time. 5      で0      15.             きfin   Sampling T1田e. 図5 空気吸引時間とピーク面積の関係     演盛}衷 320mJ/min. る。濃縮管の温度が30。Cの易合,ベンゼンとn〈キ. 150∼)に大気を採取して,しばらく放遣後,24時間,. サンは15分まで慮比例関係が認められる。しかしn・. 自動操り返しによって1時間周期で24回連続して分析. ベンタンは10分,15分の値が5分置変わらず,すでに. し,前記の10成分について測定侮の再現性と,同時に. 5分目100%捕集できる最大吸弓i鏡をこえている。. ピークの定俄に必要ときれる保持時闘の梅月性を調べ. 35QCでは濃縮時間15分でn一ヘキサン,ベンゼンのピ. た結果を表1,2に示す。保持…時問の再現性は,全成. ーク薗積が,直線の延長.ヒよりやや低く捕集率の低下. 分変動係数0.5%以下であった。測定値はベンゼン∼. が認められる。したがってカラム恒濃槽の温度が35。C. o一キシレンまでCli∼Cs成分が,変動係数5%前後と. まで上昇する場合を考慮して,吸引時間は10分,濃縮. 比較的安定な結果カミ得られた。しかし,Cg成分はあ. 量は3.2∼に設定した。. まり良い:門二現性は得られなかった。特にn・プロピルベ. 3, 標準試料の分析  定量計算に必要な標準ガスは次のように作成した。. ンゼンは変動が大きかった。繰り返し分析があるた め,前の分析でカラムから追い出せなかった成分が,小. さいが幅の広いピークとして現れ,これがベースライ. !∼真空びんを真空にして,この巾へ,ベンゼン,ト. ンの変動となる。Cg成分のように小さいピークは,積. ルエン,m一キシレン,0一キシレン, n・プロピルベンゼ. 分の開始と終了の判断が,ベースラインの変動の影響. ン,m一エチルトルエン,1,3,5一トリメチルベンゼン,. を受け,これが測定顛のi誤差要因となる。またCg成. o一エチルトルエン,1,2,4一トリメチルベンゼンを1Qμ∼. 分は沸点が高く,バッグ,空気吸引流路等に吸着しや. 導入する。N2を加え常圧にした後,びんを加熱して,. すい点もあげられる。. これより1mZを,10’のN2を満たしたバッグ内に 導入する。バッグ内のベンゼンの濃度は,270ppb (20。C)に相当する。このバッグを,空気採取目のテ. 5. 大気分析結果  本装置は,火気採取時間が四時亥llO分の5分筋から. フロン管につなぎ,分析して各成分の保持時間とピー. 5分後までの10分間になるように,20分前に始動させ,. ク面積を記録した。Cs以上の成分は,バッグ内への. 以後,連続運転した。な’お,インテグレーターの記録. 吸着が無視できないので,これらの成分濃度は,ベン. 紙には,各分析周期の最.初の時間がll己録されるが,こ. ゼンを基準として面積値,組対感度を比較して求めた。. の範が採取時間の中央値、すなわち,各時刻の0分と. キーボードより各成分の保持時問と,ここで求めた濃. なるように,内部時計は20分進ませた。大気試料は当. 度を入力した。ただし,大気試料はピーク高さで定量. 研究室の窓の外!mから,テフロン管を通して採取. 計算するように設定した。小さなピークでは,ピーク. した。大気分析クロマトグラムの例を図6に示す。各. の開始と農了の判匿り〒のずれが,ピーク面積/直の大きな. ピーク上の値は,保持時間に25分を加えた値(開始か. 誤差要囚となるからである。. 4. 測定値と保持時間の再現性 定量計算の準備が完了後,大きなテトラバッグ(約. らの嚇闘)である。CAL#で成分を, AMOUNTで大 気中の濃度(ppb)を示す。.  本装撒は,記録紙(約1ヶ月に1度)と,ボンベの 交換作業以外は時々点検する程度で,無人で長期間作.

(5) 27. 表1 同一:大気試料 測定n:藍の:再現性 24【ζll/24時間 単位ppb. Benzene. Average. 「正、0!uene. Bthvl圏. m,P・Xyiene. benzene. o−Xylene. 16.98. 37.67. 5.68. 14.55. 6.92. S.D.. 0.69. 2.47. 0.36. 0,63. 0.33. C.V,(%). 4.1. 6.6. 6.3. 4,3. 5.2. n−Propyレ benzelle. m,P−Ethyl・. toluene. i,3,5・「Pri。. 1,2,4騨Tri・. 0噛建thy1−. nlethyレ. methy1・. tQluene. benzene. benzene. 粒. Average. 】..ユ5. 4.09. ユ..93. 2.55. 4.⑪8. S.D.. 0.30. 0.4.3. 0.67. 0.22. 0,37. C.V.(.%). 26. .童.1. 8.8. 8.6. 9.1. 表2 同一・大気試料 保持時間の:陶:現性 24園/24時間 11豊.位min. Benzene. 声[、0}uene. Ethyl・. benzene. m,P−Xyiene. o−Xylene. Average. 3.89. 5,68. 7.75. 7.98. 8.59. S.V,. 0.02. 0,02. 0.03. 0.03. 0.03. C.V,(95). 0,5. 0.4. o.4. 0.4. 0.3. m,P−Ethyl・. n・Propyi冒. 1,3,5!1、ri−. benzelle. toiuene. nle亡hy卜. Average. 124・Trレ. 0・Ethyト.  ヒ   ジ. metlly1,. toluene. benzene. benzene. 10.74. 1.1.06. 11、39. 11.82. 工2.54. S.V.. 0,05. 0,05. 0.05. 0,05. 0.06. C.V.(96). 0.5. 0.5. 0.4. 0,4. 0.5. ・へ■7.. 」=L!. .=・. ぐ・」. 二. 犀、7. 「㌧=聖. 匹出‘. ∫一・・.. 5電‘. .一 =1=「‡”昌せ マr−4 7噌巴犀・£,r’・.,岡 「く騨気」「,. ・、7・r. にロ u可8. r’「1. ず 1、.. @浮:r=・」=’■=こ.し噌’幽7・」:∫二匡 「哩≧「『昌3つ=」:’. ’イー.. ・:’”}. 二=li騨㌦.「’・・、「i’ll「’・,州つ一 「}噂「「=117・1「’㌧.. 臨=■  ・  ・  ・  ・   ・  ・  ・  … コ= 「・・,「、二巴マ字◎:曜「、=r▼呵 .「臨」▼司 胃.17巳」. 8..」8. イア  1刀. 一曹u、. 一  ,. 幽. 州. 閃㌧)r㍉.,  ,一. .辱. C膠. 蝠x .臨. 「r一 r騨. ’胃 崧. 「. ■、 C. r\ 「’・』. ・・ 巳曹. E. ‘. P. 、. v. こ. ・ll」. r噂「臨. 秩uつ. 日。縛   墜 戟=D. D」. u・. vζ. s}.  .●. ハ.・. @ 幽 Eコ“. {、 .. E=瓢r. @.. ・‘■「. 胃.   r=一 、. 9. 日増 r、l. ン難旛  膨. ㌦び、「1. ’・.Clr㌔..1二圏:11=r・5尋==1. にド ξ副」..         州. !晶」ζoこ自・=ooコし詣軸亡白山白自◎コ .コ曙 ユ⊇二しこ心山二均血」こ自的=コニこ自 ⊃一. 艦8・←. タ冊 ■. @r. @r、.. ’一. 「皿. P. Oう. ‘. 1  層. σ’. p=r=置,7’rウ.」,コ=,、箕」37ヤr号フ寸と7侃,. rウL口. r’㌦.彰. == LI、膠寸r㌔,.1・,‘驕「曽一 }一9轟,・聾P・・. r・・..「㍉・・..   。萄. しコろ:=日「り寸r’・・,州 気ナrr,1「しh:く1蹉,工二乙.   1三酷. Hr:・:5r,り14:1‘【」℃一一富7■.」▼一司州1,■j.   1三=阻. LJ  rつ   〒呵. ぐ の. 工 鵠 一. 「1」轡. 州iコ. ト. 醗:脇田      ,  「⊃  crl●  つ  炉τ,. m門1. @  P.   1〔虹    r:ゴ. 」 γr夢「IJ ア慌, rナ 9「i 量ご1. ← 左. 騨一.    マ @, 繭    r’、. ・,. 郵. 、. 昏. 卿ごビ醸   〔匿. 1二1 ひ=丁. ==r:=:. 讐ト. 例. :【:i」⊃.     旨一=〇一㏄‘r㌔・.r’・,,・=暉=Iu「17、・.r’㌦.r㌧・.. 7‘. 聯. ,幽 卜f唇.   祠 il Il 野一自ζ. 「…り f「 P.ゴ1亀.   ¢. ヰ.   :一開 「㌔㌔』九匿』「i「’㌧,rく5く=r「・・..・蕊竃で 一 ===庄覆   …        」  ・  r  ・  …. イ工. = 一1. 量一一   邑=1ひ1==1ζr,」,:gJ←=匹b「r』「夢駐・乙rも‘圏「㌧・・.. 卜一_l. 轟. 国. ・;5   ,コi一;卜=「Pτ蔭「「=,「,=2r「r「冒・=r「r:8 Pつ 「り=1.    図6 大気分析例 Benzene  2. Toluelle  3. Ethylbenzene.    AMOUNT.単位ppb. CAL 1.     6.. n−Propylbenzene  7. m, p.Ethyltoluene  8..  l,3,5−Trimethylbenzene.     9.. o・Ethyltoluene  10.1,2,4・Trimethylbenzene. 4.m, P・Xylene  5. o−Xylene. _」しし. l=}=;1. ←・置.

(6) 0. 60. 拐. Toluene. PPb. PPb. 40. 40. 20. 20. 0. 22 Ap剛. 4. 3. 23    24     25     26    27     28    2     30     1     2                                                    May. 5. day. O.               図7 火気中i・ルエン濃度の変化(83.4.22∼5.5)    表 3  1火:気21轡定論陥凹 (83.4.22∼5.5) nご336  主::携仁ヒ ppb  方奪. 平均硫. r:Pリモ五〔〔. .陳準偏差 変動係数(%) 最大値. Benzene Toluene Ethylbenzene. 2.23. 2.0. 1.69. 76. 8.24. 5.1. 8.OG. 1.60. 1.2. 1、08. m,P・Xyiene. 2.83. 2.1. 1.96. o−Xylene. 1.27. 0.9. 0.87. 97 68 69 69. n・Propylbenzene. 0.87. 0.8. 0.39. m,P・Ethyitoluene 1,3,5・Trimethylbenzene. 1.12. 0、8. 0.76. 0.46. 0.3. 0.43. o・Ethyltoluene. 0、92. 0.8. 0.48. l,2,4.Trimethylbenzene. 1.12. 0.9. 0.67. 表 4  ∼農をノ斐対ii膠9. マトリックス. 横浜園火. 4.5. 69 93 52 60. (83.4.22∼4,26). 殻小値. 8.王. 0,1. 59.3. 0.4. 5.6. 0.1. 1.L 2. 0.2. 4.8. 0.1. 2.2. 0..1. 5.1. 0.1. 2.6. 0,1. 2.8. 0.1. 3.9. 0.1. n鷹120 1, 3, 5−7.{、ri−. Benzene. 7roiuene. Ethyト. benzene. m,P−. Xy[ene. o・Xylene. n・Propyレ. benzene. m,P尊Ethyl・. toklne. methyl・. benzene. 0幽Bthyト. toluene. Benzene. .1.0. 「roluene. 0,73. 1.0. Ethylbenzene. 0.86. 0.89. 1.⑪. m,P・Xylene o・Xylene. 0.88. 0.89. 0.98. 1.0. 0.88. 0.89. 0.97. 0.99. n・Propylbenzene. 0.60. 0.53. 0.59. 0.63. ⑪,64. i.0. m,P・£thyltoluene. 0.79. 0.8.L. 0.90. 0.91.. 0,91.. 0.66. 1,3,5・Trimethy}benzene. 0,77. O.81. 0.83. 0,87. 0.86. 0.6[. 0,93. 1,0. O・£thyltoluene. 0.76. 0,6正. 0,77. 0。77. 0.77. 0.59. 0.8k. 0.78. 1Po. 1,2,4一「rr玉methylbenzene. 1,.82. 0.78. 0,91. 0.94. 0.9・...塾. 0.64. O.92. 0.85. O,78. 1,2,4・Tri。. methyl・. benzene. 1.(,. 1.『0. 1.『0.

(7) 29. 動し,現在もデーターをとり続けている段階である。 そこで,ここでは分析結果の....一一部を参考例として示. 6. ま と め. す。.表3に4月22日∼5月5日までの2週間,336検.  大気中のppbレベルのC6∼Cgの芳香族炭化水素. 体(24x14)についての平均値,中央値,標準傭差,. 10成分を,自動的に常温吸着によって濃縮し,キャビ. 変動係数,最大値,最小鎮を示す。濃度が最も高かっ. ラリーヵラムで分離,F玉Dで検出,インテグレーター. たトルエンについては,期ll封中の全測定値を区i 7に示. で定量する装概を組み立てた。分析の周期は1時描1. す。また各成分間の濃度相関を求めた結果を表4に示. で,各時刻の濃度を長期間にわたって,無入で測定,. す。クロマトグラムとプリントされた測定顛を比較す. 記録することができた。. ると,C5∼C8成分はピークが明瞭で正しく定量され.  本装践は光化学スモッグ発生時の芳香族炭化水素の. ていたが,Cg成分はピークが小さく特にn一プロピル. 挙動を観測する巨1的でf乍られた。これらについてはさ. ベンゼンはベースラインの変動,妨審成分等の影響を. らに測定を続け,いずれ報告する予定である。. 受け,定量値はあまり正確ではない。 文.  測定期間中尊ま気象要索も連続して記録した。風速と. 献. トルエン濃度平均値との関係を図8亨こ示す。この双曲. !) 加藤龍失・花井義道・堀本能之・加地浩成:光化. 線に似た曲線については,すでに低級炭化水素で確認.  学スモッグ被謝票因物質の解明存こ関する研究,横浜. し,考察した5)ので結果だけ示す。.  1調ヅ(環境イヲF糸己要, 1, 37 (1974).. 2) 加藤龍夫・花井義道:芳番族炭化水素の光化学反. 2・.  応に関する研究,横浜悶大環境研紀要,2,1(1976)・. 自. T曲e聴e. ). 3) 花井義道・加藤龍夫・山下 1拶と:光化学スモッグ.  成分に鰐する芳香族炭化水素の役割,横浜園大環境. :.  10 二.  σ撃華枕箱, 5, 53 (1979).. 雲. 4) 花井義道・加藤龍夫・飯塚徹谷彗11下 暁:大気. 董 き.  中の低級炭化水素の自動分析法の確立,横浜二大環. こ.  境イぴf糸己要, 8, 57 (1982).. G 5. 5) 花井義道・繍藤龍夫・飯塚徹谷1低級炭化水索に. 髪. ○\一_.  関する大気自動測定結果の解析,横浜鯉大環境八双  ∫要, 9, 7 (1983),. 長. く. 0     2     4     6     8.     Wind velOC主ty   (m/S) 図8 風速とトルエン濃度平均値の【蝿係. 6) スチレン自動計瀾器の開発,悪臭物質の測定士に  関する研究報告書 li召和56年3ノ・L E】本環境衛生セ  ンター..

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参照

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