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〈ちくほう 地域研究〉 筑豊と生活保護--生き直し、やり直しを後押しする生活保護の現場から

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Academic year: 2021

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(1)近 畿大 学 産 業 理 工学 部 か や の も り10(2009). 地域研 究]. 「筑 豊 と生 活 保 護 」 一生き直 し、や り直 しを後押 しする. 生活保護の現場から一. (地 区 現 業 員 ) (C W) の 仕 事. 筑豊地域研究会会員 嘉麻市職員 金原 憲子. 合 併 事 務 を 通 し て 見え た も の. 11 . お わ り に. 10 . ﹁ 自 律 ﹂ が ひら く 未 来. 9. 8. 現在 にも 引 き継 が れ る高 い保護 率 の要 因. 1ー ケ ー ス ワ ー カ ー. 7.地 区 担 当 員. 6 .生 活 保 護 と は. 5 .筑 豊 の現 状. 4 . 旧 山 田市 の生 活 保 護. 3. 自 己 紹介. 2. 筑 豊 のイ メー ジ か ら. 1. は じ め に. [ち く ほ う. 私 は 旧 山 田市 職 員 と し て生 活 保 護 の現業 員. 握 った こと を 記憶 し て い る。 筑豊 ナ ンバー を 恐 れ. 神 へ出 か け る 際 に 恥 ず か し い思 い で ハ ンド ル を. では な い。 あ の当 時 、 筑 豊 か ら 買 い物 で福 岡市 天. ( ケ ー スワー カ ー 、 以 下 C W) を 六 年 経 験 し た。. て周 囲 が 道 を よ け て く れ る、 と いま だ に話 し て い. 1 . はじ め に. 市 民 は みな 筑 豊 地 域 の生 活 保護 率 が 高 い こと を 承. 詳 しく は後 段 で触 れ る け れど も 、 私 は生 活 保 護. る私 た ち が いる。. 高 率 であ る こと を 。 原 因 は ?な ぜ 高 いま ま な の?. の担 当 C W異 動 の以前 の職 場 は人 事 秘 書 課 であ っ. 知 し て いる。 それ も 県 のみ な らず 、 全 国 的 に み て. 実 は 私 も、 疑 問 を 抱 き な が ら漠 然 と 日 々を 過 ご. 合 併 (注 1) と いう 大 事 業 に直 面 した 時 は、 旧. 前 の応 接 椅 子 に腰 を か け 、 課内 の職 員 と 市 、庁 内. 秘 書 課 が使 用 さ れ 、 記者 さ ん たち は私 た ち の机 の. め、 市 長 や 助 役 への取 材 の待 ち 合 い場 所 に は 人事. た。 当 時 の 旧山 田市 に は 記者 控 え 室 が な か ったた. 三町 ( 旧 稲築 町 ・碓 井 町 ・嘉 穂 町) の生 活 保 護 事. し てき た。. 務 を 福 岡 県 か ら スムー ズ に移 管 で き る よう 、 一年. 春 先 の担 当 記 者 の異 動挨 拶 で よく 耳 にし て いた. の出 来事 に つい て のや りと り が 盛 ん だ った 。. 両 面 から 整 え てき た。 これ に よ り 、 山 田と いう 狭. のは 、実 際 に筑 豊 へ足 を踏 み 入 れ ると 、 赴 任 す る. 間を かけ て新 市 の保 護 課 の体 制 を ハー ド、 ソ フト. い地 域 から 旧 三 町 を含 めた 広 域 的 な範 囲 に つい て. 前 のイ メ ージ と は違 う と いう こと であ った 。 炭 鉱. 入れ た 土壌 か ら か、 人 間 的 に も 開放 的 で明 る く 世. 思考 を めぐ ら せ る よう にな った 。 同 じ作 業 を し て. 筑 豊 地 域 は、炭 鉱 の歴 史 と 生 活 保 護 を 抜 き に し. 話 好 き が多 い。 し か し、 な ぜ か 、筑 豊 に は 一部 で. で にぎ わ って いた 当 時 、 全 国 か ら の流 入者 を 受 け. て 語 る こと は出 来 な い。 現場 か ら 住 民 の生 活 を 見. はあ るが 、新 聞紙 上 を にぎ わ す 暗 い事 件 、 事 故 の. いた新 し い飯 塚市 の様 子 も 垣 間 見 た。. 据 え、 息 遣 いを 感 じ つつ、 暮 ら し を 支 え て いる生. 一朝 一夕 に は変 え ら な い。 筑 豊 人 も 、各 自 治 体 の. 地域 イ メー ジ は 、 具体 的 な も の ではな いた め 、. に し て いた。. の進 出 話 が 頓 挫 し た、 と いう よ う な こ と はよ く 耳. イ メー ジ が多 か ったた め そ れ を 払拭 で きず 、 企 業. 一市 三 町 の市 町 合併 。 山 田市 ・稲築 町 ・. 活 保護 を改 め て考 え て みた い。. ( 注 ユ). 碓 井 町 ・嘉 穂 町 二 〇 〇六 年 ( 平成 十 八年 ) 三 月 二十 七 日. 職 員 も ど こ か諦 め 、冷 め、 ど う せ 、 いく ら し ても. ⋮ と沈 滞 ムー ド が 漂 う。 探 せば た く さ ん のお宝 が. る 人 は はた し てど れ くら い い るだ ろ う か。 随 分 と. 筑 豊 のイ メ ージ が高 感 度 ( 好感 度 ) と 思 って い. ど こか に 置 き忘 れ て いな か った か、 と いう こと で. も のを よ いと いう こと を 発 信す る力 を 、 私 た ち は. な ってそ のこと を か み締 め て考 えた こと は 、良 い. 葉 を 言 い残 し て去 って い った 記者 さ ん た ち。 今 に. あ る のに宝 を 磨 こう と し て いな いと いう 趣 旨 の言. 前 にな るが 、 車 のナ ンバー プ レー ト が福 岡 から 筑. 2 .筑 豊 のイ メ ージ か ら. 豊 に変 更 さ れ た と き、 抵 抗 感 を 持 った のは私 だ け. 七.

(2) 「 筑 豊 と生活 保 護 」 一生 き直 し、や り直 しを後 押 しす る 生活 保 護 の現 場 か ら一. あ る。 発 信 す る力 を 失 わ せ た 一つに、 筑豊 の根 深 こ の指 摘 は、 今 日 の筑 豊 と 重 な り あ って い るよ. は負 のイ メー ジ か ら 脱 却 できな い の では と危 惧 す. 本 女 子大 学 教 授 ) に よ る と、 貧 困 が 慢 性 化 し て 固. ﹁ 現 代 の貧 困 に つい て﹂ の講 師 、 岩 田正 美 氏 (日. 昨 年 の全 国福 祉 事 務 所 長 会 議 で の基 調 講 演 、. て考 え た と き 、 マイ ナ スイ メー ジ が 固定 化 す ると. を我 々が 抱 き 続 け る マイ ナ スイ メ ージ に置 き 換 え. は誰 も が 承 知 し て いる。 お 金 が な い こと ( 貧困). て い る。 筑豊 の生 活保 護 率 が 群 を 抜 い て高 い こと. た な い。 こう いう 生 活 保 護 を め ぐ る暗 い話 題 は事. 保 護 費 を 不 正 に受 給 す る と い った事 案 も あ と を絶. 生 活 保護 制 度 を 利 用 し て就 労 収 入 を 過 少 に申 告 し、. と いわ れ ても いた し方 な い場合 もあ る し、 ま た、. 貧 困者 の中 に は客 観 的 に み て、 本 人 の努 力 不 足. る。. 定 化 す る と、 お金 が な い ことだ け でな く 、 そ の周. 社 会 から 排 除 さ れ、 ま す ま す 力 が 消 滅 し、 我 々も. う でな ら な い。 し かも 、 四 つは 非常 に関 連 しあ っ. 辺 に 次 のよう な こと が付 随 し てく る。. 欠 か な いが、 た だ 、 これ は 筑豊 地域 に限 った 話 で. 社会 関係 から の排 除 ( 社 会 的 排 除 ) 11 人 は社. ﹁お金 が な い﹂ こと は生 活 困 窮 者 に 限 った こと で. メー ジ で捉 え て は いな いか 。 私 たち のど こか で障. 私 た ち は社 会 福 祉 サ ー ビ ス受 給者 を マイ ナ スイ. はな い。. はな く 、 筑 豊 の自 治 体 に置 き 換 え ても よ いし、 一. が いを 抱 え た 人や 生 活 保 護 受 給者 、 いわ ゆ る 弱 い. 。. 人当 た り の所 得 が低 いこ の地 域 に 置 き換 え ても い. 2,701. 郡部平均. 2,439 1. 苅 田町. 3,942 2. 吉富町. 3,358 3. 新宮町. 3,053. 34. 飯塚市. 2,410. 39. 直方市. 2,363. 41. 宮若市. 2,351. 45. 鞍手町. 2,253. 49. 田川 市. 2,191. 51. 小竹町. 2,143. 54. 桂川町. 2,100. 5$. 香春町. 1,999. 61. 嘉麻市. 1,913. 62. 添 田町. 1,896. 65. 赤. 村. 1,856. 66. 福智町. 1,838. 67. 大任町. 1,795. 68. 糸 田町. 1,766. 69. 川崎町. 1,591. ① 会 の中 に参 加 し て生 き てお り、 そ の参 加 形態 は 多 様。 し か し、遮 断さ れ て参 加 出 来な か った り 、 自 分 か ら参 加 を拒 んだ りす る。 パ ワ ー レ ス ・ボ イ ス レ スー1貧 困 が 慢 性 化 す る. 市部平均. ②. 立 場 に 置 か れ た 人 々を ﹁ 生 産 性 が低 く、 経 済 効 率. が 悪 い﹂ と社 会 の主 流 か ら除 外 し嫌 悪 し て いな い. い。 筑 豊 地 域 は市 町村 民 所得 が 低 く < 資 料 H① ﹀ 自. か。 今 は 元気 で介 護 が 必 要 な 状態 でな く と も 、 加. と 、権 限 の行 使 や 決定 に参 加 し に く くな る。. 治体 の財 政 力 指 数 も ワ ー スト の部 類 だ。 自 治 体 も. 恥 ・自 己評 価 の低さ 11貧 困 自 体 を自 分 の失 敗 、. 中 小企 業 、 商 店 も市 民 それ ぞ れ に お 金 がな い こと. ろう し 、 現在 は余 裕 のあ る 生 活 を し て い る人 も 長. 齢 と と も に支 援 が 必 要 な 状 態 が い つか訪 れ る であ. 県 平均. 2,661. 恥 であ る と考 え 、自 己評 価 が 低 く な り がち 。 非 難 ・軽 蔑 11社 会 の側 は貧 困者 に対 し て個 人. を、 心 の片 隅 に でも個 人 の自 己責 任 、 努 力 不 足と. 千 円) (単位. 真 の地 域 づ く りだ と 思 って いる。. 生 に は こ の二 つ連 鎖 を 断 ち 切 る こと が 早道 であ り、. が、 生 活 保護 の世代 間 連 鎖 に も 言 え る。 筑 豊 の再. 負 の連 鎖 は 、先 に述 べた 悪 循 環 に も 通 じ る こと だ. す るイ メージ にも 連 鎖 し て いく こと が 私 は悲 し い。. スイ メー ジ が生 活保 護 を 所 管 す る福 祉 事 務 所 に 対. それ だ け 市 の財 政 を 圧 迫 し て いる が、 そ の マイ ナ. い る こと を 問 題 に した い。 確 か に保 護 率 が 高 いと. は、 生 活 保護 を マイ ナ ス のイ メ ージ で の み捉 え て. こ の こと を、 仕 事 を 通 し てひ し ひ しと 感 じ る 私. 窮 に陥 る と も限 ら な い。. い人 生 の間 に 予期 せぬ 出 来 事 が 生 じ、 い つ生 活 困. の努 力 不 足 と いう 考 え を 持 ちや す く 、 そ の考 え. ※福 岡 デ ー タ ウェ ブ市 町 村 経 済計 算 か ら引 用. し て、 非 難 、 軽 蔑 し て いく な ら 、 本 当 に筑 曲豆地 域. 17年 度. 市町村名. ③. ④. から 軽 蔑 さ れ、 悪 循 環 を た ど って いく. そ れを 恥 と し て自 己評 価 が 低 く な って いき、 社 会. い貧 困 問 題が あ る と 私 は考 え る 。. 八 を 持 てば 持 つほど 態度 が大 き く な る。. 〈資料=1> 人 口1人 当 り市 町村 民 所 得 (平成17年 度 末 現 在 の 市 町村 で 表 章 して い ます).

(3) 纒 瓢. 近 畿 大 学産 業 理 工 学部 か や の も り10(2009). 務 を 2年 弱行 い、 税 の証 明書 等 の発 行 や 申 告 の受. 保 護 課 に勤 務 し て いる。 採 用 後 は税 務 課 の窓 口業. 市 職 員 に採 用 さ れ 、 合併 を経 て嘉 麻 市 福 祉事 務 所. 私 は、 一九 八 五年 (昭 和 六十 年 ) 人 月 、 旧 山 田. 払拭 せず し て、市 民 の福 祉 の増 進 、適 正保 護 はあ. な ら ず 、 職 員 が福 祉 事 務 所 に 抱 く負 のイ メー ジ を. モチ ベー シ ョンに 重要 な 影 響 を 及ぼ す。 市 民 の み. が持 ってし まう こと であ った。 これ は 職 員 の士気 、. 動 にな ると ﹁左遷 さ れ た ﹂ と いう イ メー ジ を 誰 も. イ メー ジ に も つな が る こと だ が 、福 祉 事 務 所 へ異. に伴 い、 県嘉 穂 福 祉 事 務 所 よ り、 保 護 世 帯 ケ ー ス. みた 。. 章. だ った のだ ろう か。 ﹃山 田市 誌 ﹄ ( 注 4) の ﹁ 第二. を 施 行 し て い る。 当 時 の生 活 保 護 の 状 況 は ど う. 旧 山 田市 は昭 和 二 十 九 年 (一九 五 四 年) に市 制. 4 . 旧山 田市 の生 活 保 護. 付 等 も 担 当 し てき た 。 そ の後、 人 事 秘 書 課 へ異 動. り得 な い し、 ひ いて はま ち づ く り にも マイ ナ スだ 。. の移 管 を 受 け、 山 田市 福 祉 事務 所 が 発 足 した 。 こ. も う ひと つ理由 が あ った 。 先 に触 れた マイ ナ ス. と な り、C Wに な る ま で の十 年 間、二代 の市 長 ( 注. 福祉 事 務 所 への異 動 発令 を プ ラ スイ メ ージ にす る. 3. 自 己紹 介. 2) に 仕 え た。 そ の 二代 の市 長 は、 それ ぞ れ 個 性. の時 、 保 護 世帯 一六 二、 保 護 人 員 三 八 六、 保 護 率. る ので はな いか 。 まち づ く り に 関 す る 本や 講 演 会. て地 域 を 理 解 し 、 まち づ く り へ参 画 す る資 格 を 得. は、 自 分 の ブ イー ルド、 自 分 が 語 れ る現 場 を も っ. ナー シ ップ で築 き上 げ るも の。 そ れ に参 画 す るに. 一人 で つく る も ので はな く 、市 民 と職 員 のパ ー ト. け 出し のころは嘉 穂福祉 事務 所 のCW経験者 で. る﹂ と いう も の であ った。 助 役 も 県 職 員 と し て駆. つこ と も で き て、 人 間 的 に幅 が 広 が り 勉 強 にな. で感 じ 取 れ る。 行 政 マンと し て多 角 的 な 視 点 を持. 助 役 の言葉 は ﹁C Wに な れば 山 田市 民 の現 実 を 肌. 場 を学 びた いと いう 私 の思 いを 後押 し し てく れ た。. 当時 の助 役 ( 注 3) は、 周 囲 の心 配 を よ そ に現. であ る。. 先 輩 た ち が 、 同 じ よう な 仕 事 を や り遂 げ て いた の. 麻 市 誕生 に 伴 う合 併 事 務 を 行 ってき た 私 の前 にも. を得 て、 保護 の実 施 にあ た って来 た ﹂ とあ る。 嘉. ﹁ 本 市 では 、 昭 和 二十 九 年 四 月 一日 の市 制 施 行. 生 活保 護 ﹂ を 開 いて. は異 な って いた が 、 ﹁ ま ち づ く り は ひと づ く り か. 試 み で自 分 に出 来 る こと は、 人 事 秘 書 課 の私が 率. 一九 . 九 パ ー セ ント で地 区 民 生 委員 と連 携 し協 力. 社会 福 祉 行 政 の第 二節. ら ﹂ と 人 材 発掘 ・研 鐙 ・交 流 等 に 情 熱 を傾 け た 。. 先 し て福 祉 事務 所 へ異 動 す る こと であ った 。. で勉 強 しま ち づ く り を 語 っても 、 実 践 が伴 って い. あ った 。. そ の姿 を 傍 ら で 見守 り 接 し な が ら、 ま ち は 市 長. な け れば た だ の絵 空事 で終 わ ってし ま う。 自 分 が. の異 動先 に頭 を 悩 ま せ て いた。 旧山 田市 は 保護 率. 故武信 弘隆市 長( 在 任期 間. 二月 二 十 二 日∼ 平成 五年 十 二月 二 十 一日). 移 動 す る 稼働 者 が 半 永 久 的 に 居住 し て其 の日 そ の. ﹁ 本 町 は 寄 留 者 が 大 部 分 で あ り 炭 都 と し て転 々. 活 保 護 ﹂ に よ ると 、. あ ろ う。 ﹃山 田 町誌 ﹄ ( 注 5) の ﹁民 生 篇 (二) 生. では、 市 制 施 行 前 の山 田 町時 代 はど う だ った で. に 至 って い る﹂. こり、 生 活 保 護 者 の増 加 が 急 力 i ブ を え が き 現在. 県 外流 出が 相 つぎ 、失 業 者 の増 大 並 び に 滞 留 が お. 転換 政 策 によ り 炭 鉱 の閉 廃 山 によ る 若 年 労働 者 の. 二 十 三 に 及ぶ 炭 鉱 が操 業 し て いた が 、 エネ ルギ ー. ﹁ 当 時 は筑 豊 に お け る炭 都 と し て、市 内 に 大 小. 縮 し て書 か れ て いた 。. わ ず か では あ る が、 当 時 の状 況 が 次 のよう に凝. 住 ん で い る地 域 の こと を 知 る に はど う す れば よ い のか ⋮ ⋮と 、 も が いて い る私 が いた。. の高 い自 治 体 だ った た め 、福 祉 事 務 所 の生 活保 護. 月 二十 二 日∼ 平 成 十 三年 七 月 二日). 昭和六十年十. 係 の人 員 配 置 比重 は 大 き く 、男 性 職 員 が 占 め て い. ( 注 3) 中 村 仁 彦 助 役 ( 平 成 六 年度 ・七年 度 ・八. ( 注 2) 松 岡 正 文市 長 ( 在任期間. た 。 保護 の現場 は従 来 、 男 性 C W し か勤 ま ら な い. 年 度 ) 現在 、 福 岡 県 企 画 振 興部 総 合 政 策 課. 一方 、 春 の人 事 異 動 の頃 にな ると 、 上 司 が女 性. と いう 誤 った 認識 が あ った 。 3 K職 場 の代 名 詞 の. 長. 日 の生 活 に追 わ れ、 且 つ環境 性 が非 衛 生 的 であ る. 平成 五年 十 二. よ う に扱 わ れ て いた か ら だ。 つま り 、危 険 で汚 く 、. るわ け が な いと 考 え ら れ て い た フ シが あ る。 私 は 、. た め に 、 生 活保 護 者 は従 来 は相 当 数 に上 って居 た. き つい職 場 であ ると 。 そ う いう 現場 に女 性 が 勤 ま. み んな が 尻ご みす る職 場 に動 こう、 そ れ は女 性 の. が 、 戦 後 の社 会 情 勢 は更 に 生 活 困窮 者 の数 を 増 加. 九. 職 域 拡 大 に も つな が る は ず、 と考 え た。. L. .V.

(4) 「 筑豊 と生 活保 護 」 一生 き直 し、や り直 しを後 押 しす る生 活保 護 の現 場 か ら一. 互. 11,321. さ せ 且 つ困 窮 程度 を 深 刻 な も のと し た ﹂ とあ る。 そ し て、 次 のべ ージ に は ﹁昭 和 二 十 五年 度 生 活 保護 費 支 出 確 定 額 ﹂ の 一覧 表 が 掲載 さ れ、 表 の下. 田市(総 人 口 ・保 護 率)被 保護 者 数 の推 移 表(昭 和40年 ∼平 成18年). 部 の注 釈 が 興味 深 か った 。. C. ( 1) 生 活 扶 助 は部 落 ( 筆者 注 ・﹁ 集 落 ﹂ の意 味 と. 12,046. 15,204. に多 い. 12,862. 15,476. 思 わ れ る ) 側 に多 く医 療 扶 助 は 比較 的 炭 鉱 側. 13,609. 15,327. ○% ま では 殆 ど 入寄 留者 で本 籍 地 と音 信 不通. 802. 16,057. (2) 部 落 ( 筆 者 注 ・同 ) 側 よ り の生 活 扶 助 者 人. 735. 2,761. 者 や 炭 都 の特 異性 から 単 身 の老 齢 者 が 多 い. :1.. 2,721. (3) 医療 扶 助 は炭 坑 側 に 多 い のは 空 気 の汚 濁 や. 1,317. 3,081. 過労 や 不 養 生 に 依 る こと が 重 な ( 筆 者 注 ・﹁ 主. 70.$%. 3,497. な﹂ の意 味 と 思 わ れ る) 原 因 と思 はれ る 特 に (2) (3) に つい ては 、旧 山 田市 で の担 当 だ った 頃 のケ ー ス台 帳 に時 おり 目 に した 内 容 だ 。 現 行 法 は昭 和 二 十 五 年(一九 五 〇 年)五 月施 行 で あ るが 、 終 戦 後 の 昭 和 二 十 一年 (一九 四 六 年)十 月 施 行 、 旧 生 活保 護 法 下 で の ﹃山 田 町誌 ﹄ の年 次 生 活 扶 助 状 況 に は、 ﹁施 行 一年 後 昭 和 二 十 二 年 は 最 大 の扶 助 数 を 示. 61.0%. 1sl.s%. 24,000. し てお るが 、 昭和 二十 三 年 は 進 駐 軍 の保 護 刷 新 に. 62.7%. 175.8%. ・:'.. 201.0%. 4,380. よ って急 激 に其 の数 が 減 少 し 、 且 つ生 活保 護 が 科 学 的 に取 り扱 わ れ る様 にな って其 の決 定 に は慎 重 を期 し扶 助数 は減 退 した が (以 下略 )﹂ と あ った。 ﹁ 科 学 的 に 取 り扱 わ れ る ﹂と は、 ﹁ 客 観的 に調 査 す る﹂ と いう ことだ ろう か 。 ﹃山 田 町誌 ﹄の生 活 保護 の最 後 の段 に、締 めく く. ﹁ 由 来 本 町が 他 の農 村 に 比 し て生 活 保 護 法 に よ. 平成18年. 人口. 〈 資 料=2>山. 平 成12年. 対 被保護者数. 灘 義. 繊羅 懸懸. 灘灘 簸難織 塾。. 平 成18年 縄 平 成12年 平 成7年. 平成7年. 昭和60年. 217.8%. 塗. 葦曙. 平成2年. 昭 和55年. 182.5%. 、. 平 成2年 昭 和60年. ロ総 人 口 一一A -一_. "一. 灘嚢 魏鍵 趣燃 雛 昭和55年. 一. 1. 昭 和50年. 昭 和45年. 1保 護率. 一 一t_. 葵繋 鰹. 一. 一. 勲 垂調 簸 鍛 鍵昭翻、 昭 和45年 和50年 撫 講. c. 團被 保 護 者 数 一 一.:. 圏保 護 率. 一 嵐. C. 一 一一 "一. 10,000. 自. 一 15,000. 一 G. 一 一 一 一 一 一 一 s,000. 昭 和40年. 1総. り と し て こう あ った 。. る被 保護 者 の多 い こと は炭 鉱 町 のし か ら し む る所 で、移 動 性 に富 ん だ 労働 者 が 多 く 、 其 の日 そ の 日. 25,000. 灘 識 20,000. v. 二. 罵. (注)「福 岡 県の 生活保 護 」 に記 載 され た もの を引用 した。 昭和39年 度 以 前の保 護 率や被 保 護人 員 を完全 に記 載 した文 献 はな い。 平 成18年 は2月 の数 字 を引用 した。.

(5) 近 畿 大学 産 業 理 工 学部 かや の も り10(2009). 治郎. 発行者. の生 活 を営 むと いう 有 様 で、 中 に は 子 な く寄 辺な. 編纂委員会. 福岡県嘉穂 郡山 田町 町誌. 私が 旧山 田市 で生 活保 護 担 当 だ った 十 一年 前 の. 一九九 八年 (平成 十年 ) ︿ 資 料 11 4>と 比 較 し て大. き な違 いは、 平 成 十 二 年 に介 護 保 険 法 が 施 行さ れ. き 老 後 の生 活 に困 窮 す る者 な ど 炭 都 の特 異性 が 濃 厚 に あら わ れ て いる。 又生 活 扶 助 を 受 け る者 の職. な く 、生 活保 護 介 護 報 酬 決定 額 も当 然 な い こと で. た の で、 十 一年 前 の速 報 値 に は介 護 扶 助 人 員 欄 が 5 .筑 豊 の現状 - 生 活 保護 速 報 か ら. 業 の傾 向 を 見 る と、 第 一が 旦 雇労 働 者 が 断 然多 く、 商 業 や 農 業 従事 者 はき わ め て稀 であ る。﹂. あ る。 生 活 に関 連 す る 法 、 制度 が 一つ施 行 さ れ る. 二 〇〇 八 年 ( 平成 二十 年 ) 十 月 分 ︿ 資 料 11 3> で、. 二〇 〇 九 年 一月 二 十 四 日現 在 、 最新 の速 報 値 は. は介 護 報 酬 を 受 け取 る。 ち な み に 、筑 豊 地 域 は 介. であ れ 、介 護 サ ー ビ スを 利 用 でき 、 か つ、 事 業 者. 保 護 受 給者 は、 介 護 扶 助 に よ り在 宅 であ れ 、 施 設. 筑 豊 地 域 の生 活保 護 の現 状 を 、 わ か りや す く 説. さ れ ず、 会 社 の寮 か ら も追 い出 さ れ 路 頭 に 迷 う 労. 生 活保 護 受 給 世 帯 数 、 そ の人員 、 保 護 率 (注 6). この こと は、 今 に 通 じ て い ると 思 う 。 雇 用 の 調. だ け で保護 費 総 額 に も 影響 し てく る 。. 働 者 が いる。 そ の 一方 では、 フリ ー タ ー が あ た か. 護 のサ ー ビ ス提 供 事 業 所 が 少な く な い。. 明 でき るも のは、 添 付 資 料 の福 岡 県福 祉 労 働 部 保. も 一つの職 業 のよ う に扱 わ れ、 定 職 に つか な い若. 保護 費 総 額 、 介 護 報 酬決 定 額 、 生 活 保 護診 療 報 酬. 後 述 す る管 内 人 口の資 料 に よ る と 、筑 豊 地 域 の. 整 弁 と し て、 パ ー ト や契 約 が も ては や さ れ 、結 果. 者 では な く、 定 職 に つけな く な る 若 者 たち が い る。. 決定 額 等 が 記 載 さ れ て いる。 政 令 市 を 含 む 県内 の. 老 齢 人 口比 率 は 県内 一 一% だ が 、 福 岡 県介 護 保 険. 介 護 保険 法 施 行 で、 介 護 の必 要 があ る限 り 生 活. 時 代 が変 わ り、 職 業 や 仕事 の中 身 等 取 り 巻 く 環. 福 祉事 務 所 の最 新 の生 活 保護 に関 す る 数 値 が 一目. 課 の毎 月 更 新 さ れ る事 業 所 一覧 の資 料 に よ る と. 護 ・援 護 課 編纂 ﹁ 生 活 保 護速 報 ﹂ であ る 。. 境 は 異 な って も、 い つの時 代 に も、 市 民 の営 み、. 瞭然 だ。 い か に筑 曲 豆地域 が突 出 し て いる か が わ か. 的 に 景気 が 後 退 す る と 派遣 は切 ら れ 、 契 約 は 更新. 生 活 は変 わ らず 普 遍 な のだ。. のう ち 約 二 四% は筑 豊 地域 が占 め、 人 員 の占 め る. 政令 市 を含 む県 内 保 護 世 帯、 六 九 , 二 二四 世 帯. 業者 が 目立 つと いう こと は、 保 護 需 要 と 関連 し て. も、 高 齢 人 口は 少 な い のに、 介 護 サ ー ビ ス提供 事. 五 百 十事 業 所 が 筑豊 に はあ る。 高 齢 化 率 は高 くと. 率 は、 県 内 三 二九 四事 業 所 のう ち 一五 % を上 回 る. ( 平 成 二十 一年 二 月 一日現 在 ) 事 業 所 の占 め る比. 受 給 者 は 稀 であ る﹂ と いう く だ り は、 旧山 田市 時. 割 合 も ほぼ 同 じ であ る。 保 護費 総 額 、 県 合 計 、 約. いる ので はな いか と考 え る。. る。. 代 の担 当 の頃 か ら感 じ て いた 。 山 田 は狭 いと ころ. 一四 六 億 三 七 〇 〇 万円 の 二 一% 、 約 三 十 一億 一六. ﹃山 田 町誌 ﹄ に あ る 、 ﹁ 商 業、 農 業 従 事 者 の保 護. だ が 、 農 村 部 と商 業 等 で生 計 を 立 て て いる 町 の部. 〇 〇 万円 が 筑豊 地 域 で生 活 扶 助 や 医療 、 扶 助 、 教. 十 年前 ま で、 筑豊 は 土 木建 設 の公 土ハ事業 が まち. の嘉 麻 市 、 飯 塚市 に も あ え て 旧町 名 は 記載 しな い. 育 扶 助 等 と し て支 給 さ れ て いる。 念 を 押 し てお き. を 潤 し て いた が 、 石炭 六 法 が失 効 し、 か な り の土. 分 は、 確 か に 保 護 率 は低 い。 こ の こと は、 合 併 後. が 通 じ る こと で あ る。. た い のは 、 一年 間 の合 計 では な く、 一か月 分 であ. 建 業 が 看 板 を 下 ろ した 今 日、 介 護 のサ ー ビ ス提供. 旧山 田市 の人 口、 保護 率 変 遷 は グ ラ フを 見 て い. る。. ( 注 4) 昭 和 六 十 一年 (一九 八 六年 ) 三 月 三 十 一. で生 活 保 護 の申 請件 数 が増 加 傾 向 に あ り、 生 活 保. み上 げ てお り 、 マス コミが ﹁ 世 界的 な 景 気 の後 退. こ の速 報 は 、 月ご と の各 福 祉事 務 所 の数 値 を 積. と き 、 選 択 の幅 があ って、事 業 者 同士 の競 争 原 理. は、 生 活 保護 受 給 者 に限 らず 介 護 が 必 要 と な った. 迎 す べき こと であ る。 サ ー ビ ス提 供 事 業 者 の多 さ. 事 業 所 と いう雇 用 の場 が あ る こと は地 域 と し て歓. た だ きた い。 ︿ 資 料 目 2>. 山 田市. 護 の受 給 者 が 増 大 し 社会 保 障 費 が ⋮ ⋮ ﹂ と報 じ る. も 働 き 、 ひ いて は利 用 す る本 人 のみな ら ず 、家 族. 誌編さん委員会. 発行 者. 山 田市. 市 制 三 十 周 年 記念 編 さ ん. 基 礎 デ ー タ にも な って いる。 保 護 率 に 目 を転 じ て. 日 発行. ( 注 5) 昭和 二十 八 年 (一九 五 三年 ) 二月 十 五 目. 同 様 に 、 こ の地域 は精 神 科病 院 が かな りあ り 、. も 安 心 でき るプ ラ ス の材料 であ る。. 編纂者. らず 、 県 内 の保 護率 は上 昇 し て いる。. いただ き た い。 景 気 後 退 を背 景 に、 筑豊 地域 に限. 町制 二十 五 周 年 記念. 町 誌 編纂 委 員 会. 松岡. 福岡. 発行. 県嘉 穂 郡山 田 町.

(6) 「 筑 豊 と生 活 保 護 」 一生 き直 し、や り直 しを後 押 しす る 生活 保 護 の 現場 か ら 一. 〈資料=3>生. 活. 保. 護. 速. 報 平 成20年10月 福 岡県 福 祉 労働 部保 護 ・援 護 課. 介 福 祉 名 ・被 保 護 被 保 護 保 護 率 保 健福祉 環境 世 帯 数 人 員 数 総 事 務 所 名. 扶. 助. 数 施. 人. 員. 設居. 医. 療. 宅総 (人). 数入 (人). 人. 開 開 院 入 院 外 世. (人). 員. (人). 廃 状 始廃 帯世. 況 保 止総 帯. 生活保護 費 介護報酬 額決 定 額. 護. (世帯). (世帯). 3,962. 31.0. 417. 68. 349. 3,702. 583. 3,119. 17. 20. 583,453. 偽). (人〉. 助. 2,835. 牟. (人). (人). 扶. 田 市. (世帯). 大. 護. (千円). (再掲)(千 円) 6,709. 直. 方. 市. 10sl. 1,484. 25.9. 225. 39. 186. 1,353. 13z. 1,221. 13. 3. 202,396. 3,445. 飯. 塚. 市. 4,152. 6,312. 47.7. 742. 140. 602. 4,809. 454. 4,355. 30. 24. 780,593. 13,762. 1,762. 2,508. 49.6. 472. 51. 421. 2,196. 221. 1,975. 12. 1z. 329,700. 7,705. 13.4. 111. 32. 79. 756. 101. 655. 2. 4. 123,977. 2,932 1,417. 田. 川. 市. 柳 八. 川 女. 市 市. 623. .・. 234. 309. 7.3. 54. 9. 45. 234. 37. 197. 3. 3. 50,690. 筑. 後. 市. 140. 178. 3.7. 28. 8. 20. 153. 28. 125. 3. 2. 31,166. 大 行. 川 橋. 市 市. 266. 6.9. 豊. 前. 市. 178. 235. 中 小. 間 郡. 市 市. 990. 1,447. 筑. 紫. 春. 野 日. 大 野 宗 太. 城 像. 宰. 府. 市. 194 1,013. 41. 12. 29. 159. 42. 117. 8.5. 25. 7. 18. 31.7. 146. 26. 120. 145. 2.5. 14. 10. 4. rio. 35. 997. 10.1. 49. 17. 32. 728. 82. 1,388. 115 .・.. ... 市. .:. 市. 621. 920. .・. 市 市. 523. 740. 277. 1,001. 9.3. 214 1,194. 27. 202 1,329. 1. 3. 41,257. 1,854. 8. 6. 198,991. 2,820. 2. 2. 34,943. 8. 4. 186,472. 75. 5. 0. 24,097. 646. 8. 6. 138,367. 3,763. 187. 104. 1,090. 40. 162. 122. ...... 1,207. 515 2,119 533. 98. 15. 83. 816. 84. 732. 9. 15. 139,764. 2,061. 81. 28. 53. 662. 75. 587. 9. 9. 118,579. 3,504. 7.8. 57. a1. 36. 645. 82. 563. 6. 6. 115,287. 1,513. 367. 5.4. 51. 19. 32. 301. 36. 265. 3. 4. 56,699. 2,437. 前. 原. 市. 318. 436. 6.4. 39. 20. 19. 374. 80. 294. 6. 3. ?5,744. 1,070. 古. 賀. 市. 395. 579. 10.2. 60. 14. 46. 509. 70. 439. 7. 3. 75,364. 1,284. 福. 津. 市. 352. 531. 9.6. 44. 11. 33. 427. 76. 351. 4. 5. 83,559. 市. 247. 383. 11.s. 25. 7. 18. 315. 44. 271. 1. 2. 48,222. 837. 39.2. 241. 26. 215. 148. 945. 7. 5. 170,542. 4,124. う. き. は. 宮. 若. 市. 朝. 倉. 市. 嘉 み. 麻. 市 ま 市. 1,sos. 市. 部. 20,599. 筑. 紫. 粕. 屋. 朝 糸. 倉 島. 遠. 賀. 鞍. や. 1,205. 313. 465 2,833. ... 409 30,078. 280 2,149. 511 3,401. 59. 33. 26. 63.5. 401. 84. 317. 9.7. 44. 15. 29. :i. 3,683. 18.5. 754. 2,929. 10.6. 43. 5. 38. 16.3. 340. 92. ,・. 1,093 399 2,547. 57. 457 3,103. 2,061. 70. 344 25,412. 342. 486. 3,274 31. 4. 1. 71,458. 1,603. 16. 342,144. 6,361. 0. 1. 59,452. 186. 426. 292. a,slr. 588. 18. 274 22,138. 840. 1ss. 4,082,914. ::.. 74,744. 0. 3. 67,415. 1,005. 30. 16. 484,293. 9,557. 138. 218. 6.8. 25. 9. 16. 178. 16. 162. 2. 0. 27,937. 170. 255. 8.3. 41. 23. 18. 221. 36. 185. 6. 3. 36,560. 1,283. 225. ..... 2,674. 27.5. 279. 38. 241. 2,429. 201. 2,228. 16. 8. 365,345. 4,824. 手. 817. 1,193. 44.6. 145. 22. 123. 1,065. 64. 1,001. 7. 7. 160,628. 2,963. 嘉. 穂. 377. 66. 1s. 53. 497. 39. 2. 4. 73,190. 田. 川. 41. 31. 久 八. 留. 米 女. 京 郡. 5,865. 573 9,508. 1.1. 108.7. 1,649. 196. 1,453. 4.7. 15. 5. 10. 118. 15. 103. 3. 0. 18,042. 425. :.. 63. 12. 51. 379. 50. 329. 7. 2. 66,052. 2,201. 23.9. 21,098. 29.4. 2,894. 県. 33,948. 51,176. 21.9. 6,577. 市. 12,144. 15,551. 15.8. 2,991. 431. 市 市. 20,170. 28,796. 20.2. 3,460. 543. 2,962. 4,081. 13.4. 政令 市含む 計. 69,224. 99,604. 19.7. 13,636. 2,268. 11,368. 12.2. 191,121. 37,193. 153,928. 福 久. 岡 州 岡 留. 米. 全 国(H20年5月). 1,056,876. 139. 1,377. 九. 7,823. 86. 13,349. 北. 435. 302. 築 部. 福. 8,258. 458. 1,124,855. 1,560,990. 1資 料 】 福祉行政報 告例 全国生活保護 速報 生活保護費経 理状況報告書 生活保護費介護 報酬決定書. 注. 228. 51 466 1,220. 注2.保. 13. 8. 1,331. 17,387. 127. 82. 2,618,934. 56,152. 5,357. 44,130. 4,605. 39,525. 313. 241. 6,701,848. 130,895. 2,560. 13,690. 1,464. 12,226. 167. 104. 2,657,091. 45,112. 2,917. 23,122. 2,159. 20,963. 374. 245. 4,589,010. 80,473. 3,165. 36. 19. 75,879. 890. 609. 3,549 84,491 1,264,629. 152. 4,400. 1,861. 18,718. 534. 2,013. 466 1,419. 2,428. 74. 608. 1.保. 177. 1,5sa 28,429. 384 8,612 125,132. 1,139,497. 被保 護人員 護 率=×1,000 全 人 口. 護 率 算 出 の 人 口は 平 成19年10月1日 現在 の 福 岡 県 人 口推 計 注3.生 活 保 護 介 護 報 酬 決 定 額 は8月 給 付10月 決 定 分 注4.保 護 費 総 額 は 生 活 扶 助,住 宅 扶 助,教 育 扶 助,介 護 扶 助,医 療 扶 助(基 金 払 い 含 む),出 産 扶 助,生 業 扶 助,葬 祭 扶 助 、 施 設 事 務 費 の 合 計 額 注5.「 生 活 保 護 介 護 報 酬 決 定額 」欄 の 全 国 デ ー タは 介 護 扶 助 費 総 額 を 、 計 上。. 17,684. 14,009. 262,596. 689,405 14,637,354 219,703,501. 17,733 274,213 4,496,454. 世 帯 類 型 福岡県世 帯) 構 成比(%) 高 齢 世 帯. 15,344. 45.3. 母 子 世 帯. 2,884. 8.5. 障 害 世 帯. 2,931. 8.7. 傷 病 世 帯. 7,381. 21.8. その他の世帯 計. 5,325. 15.7. 33,865. 100.0.

(7) 盤. 近 畿 大 学産 業 理 工 学部 か や の も り10(2009). 1,soa. 2,806. 田. 川. 市. 1,179. 1,663. 柳. 川. 市. 146. 230. 5.4. 35,059. 山. 田. 市. 496. 737. 60.0. 105,932. 甘 八. 木 女. 市 市. 97. 135. 3.2. 21,410 97. 137. 3.4. 21,679. 筑. 後. 市. 133. 188. 41. 35,111. 大. 川. 市. 138. 222. 5.2. 行 豊. 橋 前. 市 市. 800. 中. 間. 市. 851. 郡. 市 市. 100. 374. 市. 米. 1,323. ベ ッド 数 も 人 口比率 から す ると 多 い。 産 業 構 造 の 変 化 や 人 間 関 係 の変 化 から う つ病 や、 気 分 変 調 症 等 精 神 的 疾 患 が 増 え るな か、 ま た 、加 齢 とと も に 認知 症 が 出 現 し、 介 護 者 の家 族 も 疲 れ 果 てる と き、 地域 のな か に 相 談 で き る精 神 科 病 院 が多 数 あ る こ と も安 心 材 料 で あ る。 高 い保 護 需 要 と介 護 サ ー ビ ス提 供 事 業者 、 精 神 科 疾 患 ベ ット 数 の相 関 関係 に つい ては 、今 後 の私 の研究 課題 と し て、 これ らを ど う 地 域 内 外 で 活 か す か は 見落 と す べ き で はな い。. ( 注 6) 保 護 率 11 被 保 護 人 員 × HOOO% ( パ ー ミ ル) 全 人口 ( お 断 り) ︿ 資 料 11 3 ・4 > 生 活 保護 速 報 に ついて. 1,D99. 1,794. 郡. 部. 14,890. 24,754. 22.2. 3,250,715. 県 市. 27,567. 43,840. 16.5. 6,119,175 10,170. 13,385. 13.2. 2,463,311. 市. 13,126. 19,732. 15.1. 3,257,940. 政令 市含 む計. 50,863. 76,957. i5.s. 11,840,426. 644,605. 924,345. 7.3. 152,348,248. 6.0. 66,174. 前. 1,878. 3,019. 11.9. 487,806. 遠. 賀. 1,501. 2,322. 24.1. 345,997. 鞍. 手. 1,687. 2,662. 43.0. 376,632. 嘉 両. 穂 筑. 2,504. 4,013. 36.8. 534,940 6.1. 121,483. 310. 4s1. 5.8. 70,837 204. 282. 4.3. 42,029. 69,908. 原. 市. 232. 340. 5.6. 古. 賀. 市. 271. 419. 7.8. 851. 85.5 8,160. 47,565 6.1 357 235. 143,548. .,. 生 活 保 護 法 の法律 の目的 は、 憲 法 二 十 五条 の具. い って、 す ぐ に保 護 費 が支 給さ れ るも の でもな い。. る こと が でき る も の で、 生 活 に 困 窮 し た か ら と. 生 活 に困 窮 す る 場合 に は じめ て法 を利 用 、 活 用 す. の援 助 、 支 援 等 を利 用、 活 用 し 、 そ れ でも な お 、. す るあ り と あ ら ゆ る資 産 や 能 力、 扶 養 義 務 者 か ら. ま り 、 他 の法律 や 制 度 、 仕 組 み、 ま た 自 分 の所 有. ﹁ 最 後 ﹂と いう のは、生 活保 護 法 は 他 法優 先 、 つ. も 基 本 的 な制 度 であ る。. セー フテ ィネ ット﹂ と いわ れ、 社 会 保 障 の中 で最. 活 を 保 障 す る生 活保 護 制度 が社 会 保 障 の ﹁ 最後 の. 扶 助 と い い、 わ が 国 では 公的 責 任 で最 低 限 度 の生. 国 や 地 方 公 共団 体 が 生 活 を援 助 す る仕 組 み を 公的. に よ り 生 活 が 困窮 す る場合 があ る。 こう し た と き. 私 た ち は 日 々の暮 ら し の中 で、 さ ま ざ ま な事 情. 530. 59,885. 前. 現 化と さ れ て いる。 生 活困 窮 者 に 等 し く最 低 限 度. の生 活 を 保障 し、 自 立 を 助 長 す る こと を. 目 的 と し て い る。. 現 行 の生 活 保護 制度 は 一九 五 〇 年 (昭 和. 二十 五 年 ) に 制定 さ れ、 以 来 六 十 年 近 く. が 経 過 し よ う と し て い るが 、 これ ま で抜. 本 的 な 法 改 正 はな さ れ て いな い。. 少 子 高 齢 化 現 象 の進 行 、 人 口減 少 社 会. の到 来 、 家 族 のあ り様 や 就 業 形 態 の多 様. 化 、 格 差 の拡 大 等 で、 法 そ のも のが 時 代. の変 化 に対 応 出 来 ず 制度 疲 労 を 起 こし て. いるだ け でな く 、市 民 の意 識 と も 調 和 し. な い制 度 と な って いる。 こ のた め改 革 が. 必 要 な 時 期 に き て いる と し て、 ﹁ 新 たな. セー フ テ ィネ ット の提案 ﹂ が各 種 機 関 で. '. に出 向 き ケー ス ワー ク を行 って いる。. へ送 付 し て、 それ に 基 づ き都 道 府 県 の職 員 が 現 場. 書 を 提 出 す れば 、 町 村職 員 が都 道 府 県 の担 当部 署. の担 当 を行 って い る。 町村 役 場 で生 活 保 護 の申 請. 府 県職 員 が 町村 の生 活保 護 法 の被 保護 者 ( ケ ー ス). C Wが いるけ れ ど も 、 町村 職 員 に はお ら ず 、都 道. 護 の申 請 は受 け 付 け て いる。 つま り 、 市 職 員 に は. ぞ れ を担 当 す る。福 祉 事 務 所 が な い町 村 も生 活保. 府 県 は福 祉 事 務 所 を 設 置 しな い町 村 の区域 で それ. 市 の福 祉 事 務 所 の担 当 地 域 はそ の市 内 で、 都 道. 三 七 ヶ所 ( 注 7) の福 祉 事 務 所 が 設置 さ れ て いる。. の判断 で置 く こと が でき ると さ れ 、 全 国 で 一, 二. る。 都 道 府 県 及 び市 は 設置 義 務 が あ り 、 町村 は そ. 社 会 福 祉 法 第 十 四条 に規 定 さ れ る 福 祉事 務 所 であ. そ の生 活 保 護 を担 当 す る最 前 線 の行政 機 関 は、. 議 論 が さ れ て いる。. 全 国(H10年3月). 456 265. 12.4 19,086. =二. 岡 福. 州. 90,872. 市 市. 6 .生 活 保 護 と は. 築. 岡. 6.9. i,407. .・. (千円). は 、 紙 面 の 都 合 上 、 一部 省 略 さ せ て いただ. 京. 九. 594. 239 190. :.. 1,281. 228,717. 川. 4,503. 392,484. 留. ... 1,120 688. 201,100 34.1. 久. 897,854. 田. 福 北. 379. 宰. 後 女 筑 南 八. 88,321. 市 宗 太. 筑. 6.7. 野. 速 報 平成10年11月 福 岡 県保 健 福 祉 部 監査 保..° いて いま す 。. 1a,s77. 北. 676. 大. 301,061 22.3. 3,359. (鰯) (人) (世帯). 2,868,459. 部 岡 市 福. ss>s91 384. 春. 府. 23,236 6.7. 像. 2.9 583. 城. 154. 目. 45,118 181,055. 野. 8.1 28.7. 紫. 7.7 1,3so. 2,286. 市. 885. 1,813. 田 市. 29,389. 市 市. 517,702. 牟. 181,149. 方 塚. 23.5. 大. 269,230. 直 飯. 小 筑. 被 保 護被 保 護 保 護率 保 護 費 総 額 名世 帯 数 人 員 数 祉 福. 護 保 活 生 〈資 料=4>.

(8) 「 筑 豊 と生 活 保 護 」 一生 き直 し、や り直 しを後 押 しす る生 活 保 護 の 現場 か ら. 一四 一. ま た 、 通常 のケ ー スワー ク を しな が ら 、 新 規 の. 社会 福 祉 学 科 准 教 授) は C W の役割 を次 のよ う に 語 った。. ( 注 7 ) 平成 二十 年 ( 二〇 〇 八 年) 四 月 一日 現 在. 相 談 に 応 じ、 新 規 申 請 時 の様 々な 調査 も 手掛 け 、. 28 . 都道府県 ①. みが あ る。 C Wは他 人 の生 老 病 苦 に立 ち 会 い、 悲. な く はな い。 そ れ に、 ケ ー スご と に生 活、 命 の営. が 多 く、 要保 護 者 、 被 保 護者 の大 変 な と き が 私た. では解 決 でき な い生 活 上 の課 題を 抱 え て いる とき. C Wが 必要 と さ れ る のは、 要 保 護 者 が自 分 自 身. 大 変 さ に関 わ る. 援 助 、 処 遇、 支 援 困 難 ケ ー スと の激 し い バト ルも. 20. 市 ( 特 別 区含 む ) 899 町村. し み、 喜 び 、腹 を立 て、 励 ま し 、諭 し寄 り添 って. ち の出 番。 生 活 保 護 の仕事 は大 変 だ が、 も と も と、. 大 変 さ に 関わ る こと が多 い仕 事 であ る。. い く。 ︿ 赴 く 現 場 ﹀ のほ ん の数 例 を 挙 げ てみ る。 身 寄 り. ②. 7.地 区担 当 員 1ー ケ ー ス ワー カ ー (C W) の仕事. のな いケ ー スだ と、 救 急 隊 員 か ら 日頃 の生 活ぶ り、. 院 への 同行 を 求 め ら れ、 入院 先 の病 院 で は、 家 族. 関 係 であ り、 ど う し ても葛 藤 が 生 じ てし まう 。. ケ ー スと の関係 は保 護 費 と いう金 銭 を問 に挟 ん だ. C Wは、 保 護 の決 定実 施 に関 わ る 権 限 を行 使 し 、. 具 体 的 に は、 生 活 実 態 や実 情 に応 じ て保 護費 を. が いて も非 協 力 的 な 場合 、 C Wが 入 院支 度 を整 え. ③. 生 活 保 護 法 は、 ﹁健 康 で文 化 的 な 最 低 生 活 の 保 障﹂と ﹁ 自 立 の助 長 を 図 る ﹂ と いう 二 つの目的 を. 慢性 疾 患 が な いか 等 の問 い合 わ せ が 入 って救 急 病. 葛藤 が生 じや す い. 有 し て いる。. 支 給 す る事 務 処 理、 世 帯 ご と の援 助 、 支 援 計 画 や な け れば な ら な い。. 関 係 機 関 と の連 携 を 行 いな が ら 、 世帯 の自 立 に 向. 担 当 員 の私 も 一人 で手術 室 に向 かわ せ る のは気 の. 元 暴 力 団 組員 のケ ー スは、 処 遇 困 難 であ った が、. 家 族 から 孤 立 し、 一人 で闘 病 生 活 を 送 って いた. ④. かな か予 定 通 り い かな い。. はす ぐ に表 れ ず、 C Wが 処 遇 方 針 を 立 て ても 、 な. 生 身 の人 間 が相 手な の で、 関 わ りや 援 助 の成 果. 結 果 が 見え にく い. 処 遇 方 針 に基 づ いた 家 庭 訪 問 や 関係 先 訪 問 調 査 、. け た 援 助 、支 援 をす るケ ー ス ワー ク であ る。 つま. 毒 に 思 い、 手術 室 に 入 る前 に声 を か け に出 向 いた。. 他 の部 署 に 比 べ てC W自 身 の判 断 が求 めら れ る. C W の判断 が 問 わ れ る. り、 ケ ー ス ワー ク を しな が ら 、 最 低生 活 の保 障 を. と ころ が、 思 いも よ ら ず 本 人 から 出 た 感 謝 の言葉. す ると いう 目的 を 同時 進 行 で行 な う 。 も ち ろ ん 、 一つの世 帯 ( ケ ー ス) に C Wが 一人. 相 談、 申 請 件 数 が 上 昇 し て受 け 持 ち 数 は 増加 傾 向. 受 け持 って いる 。昨 年 、 秋 以 降 の景 気 後 退 に よ り、. 世 帯 を担 当 す る C Wも いる が、 平 均 で八 〇前 後 を. な って い る)。 現在 の嘉 麻 市 で は、 九 〇 を 越 え る. れ て い る。 ( ち な み に 郡 部 で は 六 五 世 帯 に 一人 と. 数 で は被 保 護 世 帯 八 〇 に 一人 の ワー カ ー と定 め ら. お 願 い に退 院 後 の受 け 入れ 先 施 設 のパ ン フレ ット. た際 は、 予 想 外 に本 人 の体 調 が 悪 く、 入院 治 療 の. と な った ケ ー ス の施 設 入所 の健康 診 断 に付 き 添 っ. た 。 ま た 、 こんな こと も あ った。 ホー ム レ ス状 態. 本 人 が 、 私 の座 って いた 椅 子 の脚 を 足蹴 り し 驚 い. ら の説 明 と 本 人 の理解 が か み 合 わず 、 腹 を 立 てた. 話 で、 今 後 の事 務 の流 れ を 説 明 し て いた ら 、 こち. 退 院 間 際 のケー スでは 、 生 活保 護 から の自 立 の. が つき ま と い、 3 K職 場 の代 名 詞 のよ う に 扱 わ れ. 保 護 の現 場 にあ って は、 後 ろ向 き 、 負 のイ メ ージ. め に介 護 の現場 は慢 性 的 な 人 手 不 足 であ る 。 生 活. よ く あ る と言 わ れ て いる。 そ の上 、 待 遇 が 悪 い た. み 、 バ ー ン アウ ト ( 燃 え 尽 き症 候 群 ) す る こ と が. ても、 な かな か 結 果 が 見 え にく く 、 一人 で抱 え 込. や 保健 、医療 現場 )は こ のよ う に、大 変 さ に 関わ つ. 生 活保 護 に限 ら ず 、 対 人援 助 業 務 の現 場 ( 介護. 仕事 だ 。. に あ る。. を持 参 し、 ﹁ 入 院 が社 会 的 ( 長期 )入 院 に はな ら な. に 胸 が つま った 。. 経済 給 付 事 務 だ け でも ケ ー スご と に異 な る。 そ. で はな く 、 社 会 福祉 法 で は設 置 主 体 の市 のC W定. れ は 、 世帯 一つひと つ、 そ れ ぞ れ に生 活 、命 が 二. 動 希 望 し た が らな い。 しか し な が ら、 保 護 費 11 生. る。 金 銭 が か ら み、 神 経 を 消耗 す る から 職 員 が 異 二〇 〇 七 年 度 (平成 一九 年 度 ) 生 活 保護 担 当 C. 活 費 は 、 命 を つな ぎ と め るも の で、 C W の仕 事 は. い ので﹂ と 頭 を 下げ た 。. W全 国研 修 会 の講 師 、新 保 美 香 氏 ( 明治 学 院 大 学. つと 同 じ も のはな いか ら だ。 誤 り のな いよ う細 心 の注 意 を 払 う 必 要 が あ る。 加 え て C W は、 ︿現 場 に赴 き﹀ 自 立 に向 け た や り と りを す る。.

(9) 近 畿 大 学 産 業理 工学 部 かや の も り10(2009). 働 、 雇 用 、多 重債 務 等 に関 わ る 法 律 や制 度 、 仕 組. 保 護 手 帳 は も ち ろ ん の こと 、 社 会福 祉 に限 ら ず 労. C Wは 判 断 の根 拠 と な る生 活 保護 法 に よ る生 活. 長 文 な ので 私が 要 約 した も のを 紹介 さ せ て いた だ. 場﹂ ﹁ 低賃金﹂ ﹁ 借 金 ﹂ であ る。 引 用 し た い のだ が 、. 考 にな る。 森 山 氏 は 三 点 を 挙 げ て い る。 ﹁ 労働市. 和 四 九年 )十 月 十 日号 ﹃ジ ュリ スト ﹄)が と ても参. の著 し た ﹃被 保護 層 の生 活 問 題﹄ (一九 七 四年 (昭. ( 当時 ・ 自 治 労 福 岡 県 本部 社 会 福 祉 評議 会 副 議 長 ). 確 で あ る。. に は暮 ら しが 成 り 立 た な くな って い った 構 図 が明. さ れ た失 業 者 で所 得 の低 下 をき た し、 借金 を せず. 働市 場 は中 高 齢 者 を 受 け 入 れず 、 ひ い ては と り残. 吸 い取 って いた の では な い か。 炭 鉱 が 消滅 し、 労. 奪 った だ け でな く、 生 活 や 生 き る意 欲 そ のも のも. エネ ルギ ー 転換 政 策 は、 炭 鉱 労働 者 から 仕 事 を. 市 民 の生 活 を 支 え 、命 を 支 え るも の であ る。 だ か. みを 広 く 浅 く ではな く、 あ る程 度 深 く知 る 必要 が く。. ら こ そ大 変 だ け れど も 、 大 切な 仕 事 な のだ。. あ る。 そ の上 で、少 し でも ケ ー ス の自 立 に つな が. そ れだ け に C Wが 、 世 帯、 ケー スを ﹁ど のよ う. Wだ 。. 務 所 長 でも 査 察 指 導 員 ( 係 長 職 ) でも な く担 当 C. そ の世 帯 の こと を 一番 理解 し て いる のは 、福 祉 事. と専 門 性 、 そ れ に裏 打 ち さ れ た 判断 が 求 め ら れ る。. 年 の ヤ マの重 労 働 や災 害 で体 を そ こな い傷 ついた. 割 前 後 。 県 外 就職 者 の ほと ん ど は 中 年 以 下 で、 長. ほと ん ど は 中 卒者 を採 用 し、 中 高 齢者 の採 用 は 一. が 強 か った。 産 炭 地 振 興 で筑 豊 に 進 出 した 企 業 の. 職 者 対 策 を 講 じ た が、 若 年 労 働 力 の再雇 用 の傾 向. [労 働 市 場 ] 石炭 合 理 化 政 策 の遂 行 で、 政 府 は離. ま す 低 く な って い る。 明 る い材 料 がな く はな い。. 回 って いる も のの、 景 気 後 退 の影響 をう け 、 ま す. のと お り 、筑 豊 は、 筑 後 よ り ○ .〇 一ポ イ ント 上. う と 、 県内 四地 域 の有 効 求 人 倍率 は ︿ 資 料 11 5>. ( 平 成 二 〇年 一 一月 内 容 ) か ら主 だ った 数字 を拾. ﹃ハ ロー ワー ク情 報. そ れ で は、 現 在 の労 働市 場 はど う な って いる の. に支 援 した い のか ﹂ が 明確 でな け れ ば 法 的 根 拠 も. 人、 家 族 を か か え た中 年 以上 の人 々は 筑曲豆に残 っ. 職 業 紹 介 等 主 要指 標 の四 五 歳 以 上 の就 職 率 は 五 五. か。. 宙 に 浮 く場 合 が あ る。 一般的 に は、 法 的 根 拠 と 処. た。 こ の結 果 、 四 五 年 でも 筑 豊 の求 職者 で中 高 齢. 歳 以 上 と も に筑 豊 地 域 は 、 県 平均 を 上 回 って い る。. る よう あ ら ゆ る 制度 、 仕 組 みを 活 用 で き る 柔軟 性. 遇 は 表裏 一体 であ る が 、 法や 制 度 ば か り前 面 に押. 者 の占 め る 割 合 は男 で七 〇 % と な って い る。. を 得 て いる労 働 者 でも 、 標準 世 帯 にお け る 生 活 保. は、 地域 の低 賃 金 に あ る と いえ る。 こ の平 均賃 金. 三% 程 度 に過 ぎ な い。加 え て こ の数 字 が 示 す も の. 自 動車 運転 の職 業 、 窯 業 製 品. 者 ( 歯 科衛 生 士 等 )、調 理人 等 、. 職 種あ る。 ち な み に医 療 技 術. る職 種 が 二九 職 種 のう ち 、 八. 県 平 均 求 人 賃 金 を 上 回 って い.  . 飯 塚﹄ 二 〇 〇 九 年 一月 号. し出 し ても、 生 身 の人 間 相 手 の仕事 は先 に進 ま な. 護 水 準 と の差 はわ ず か で、家 族 の医 療 費 が ち ょ つ. 製 造 の 職 業 、 ゴ ム ・プ ラ ス. 賃 金 も 同 じ資 料 に よ ると 、. ︿ 資 料 116>. 持 ち と ど う折 り合 いを つけ て いく のか が難 し い、. と か さ めば 、 た ち ま ち 生 活 保護 受 給 世 帯 と な って. チ ック、 定 置 ・建 設機 械 運 転 、. [ 低 賃 金 ] と り 残 さ れ た失 業 者 は、 筑 豊 地域 の 所. スト レ ス フ ル の毎 日 であ る 。 そ こは チ ー ム ワー ク. い った。. 土 木 の職 業 、 そ の他 の労 務 の. 得 の低 下を き た し 、 一人当 た り所 得 も 県 平 均 の五. や 上 司を 活 用 し てう ま く 乗 り 切 る こと で、 組 織 力. [借 金 ]福 岡 県 の 田川 福 祉 事務 所が 所 管 の七 二%. 職 業 であ る。 し か し残 り の二. い こと が多 い。 ープ ラ ス ーが 2 とば か り言 い張 っ. を生 か し 、自 分 も 高 め て いく他 はな い。 こう し て、. 強 にあ た る 六 ,〇 五三 ケ ⋮ スを 対象 に調 査 を し た. 一職 種 の求 人 賃金 は 県 平均 以. ても 2に はな ら な い こと が し ば しば だ 。 自 分 の気. 皆 、 一人 前 にな って いく 。. と ころ に よ る と、 五 二% 弱 が 借 金 を抱 え て いた 。. 下 であ る。. o.5s. 0.58. 0.64. 0.54. 0.56. 分. ○福 岡 県 内4地 域 の 有 効 求人 倍 率(H20年11月. 後. 筑. 岡. 福. 北 九州. 蛙蔓 丘L. 人升 r凡. 福岡県. 8 . 現在 にも 引 き継 が れ る 高 い保 護 率 の要 因 筑 豊 に おけ る 自 立 助 長 の阻 害 要 因 は 、 歴史 的 背. 子 の拡 大 再 生 産 の過 程 に陥 り 、 次第 に労 働 意 欲 す. 様 々な 理 由 で借 金 を も った 世 帯 は、 永 遠 に続 く 利. 次 に、 借 金 に つ いて であ る. 景 に社 会 的 要 因 が か ら みあ った と 考 え ら れ る。 歴. 森山英明氏. らも 低 下 し て いく こと に な る。. 史 的 背景 と は、 も ち ろ ん、 エネ ルギ ー 転 換政 策 に よ る も のだ 。 そし て社会 的 要 因 は. 一五. 〈資料=5>.

(10) 「 筑 豊 と生 活 保護 」 一生 き直 し、や り直 しを後 押 しす る生 活 保護 の現 場 か ら一. 45歳 以 上. 36.3. 1.6. 45.9. 6.8. 32.4. 0.2. 47.2. 3.3. (中高者/新 規 求職 者) 55歳 以 上. 20.5. 2.6. 28.1. 6.3. 17.2. 0.4. 29.4. 2.4. 中高 年齢 者 の場 合. 1.07. ▲0.01. 0.56. ▲0.17. 0.92. XO.17 28.7. ▲4.3. 39.9 ▲2.6 48.3 ▲5.7 32.4. (業務 月 報 様 式1及 び6) 厚 生 労働 省 「総合 的雇 用 情 報 シス テ ム統 計 」. 資料 出所. ▲0.07. (就職 件 数/新 規 求職 者 数)%. 30.4. ▲3.3. 一. 一. 25.8. ▲3.0. 一. 一. 一. 22.0. ▲1.4. 一. 一. 34.8. ▲6.3. うち55歳 以 上. 26.0. ▲6.5. 一. うち雇 用 保 険 受 給者. 22.0. ▲8.9. 一. 一. うち45歳 ∼54歳. 率. 1.75 0.54. 一. 就 職 率. ▲0.23. 諸. 一. 比. 1:i. 有効 求 人倍 率. 共職業安定所 ハ ロー ワー ク(飯 塚 ・直 方 ・田川)公. 0.3. ▲0.12 o.07. 1.81 1:.. ▲0.33. 新規 求 人倍 率. 前 年 同 月 比 内 パ ー ト 前年 同月 比. 計 前 年 同月 比 内 パ ー ト前 年 同 月 比. 計 実数 及 び 比 率 目 項. 県 岡 福 域 地 豊 筑 所別 幽. 筑 豊 地 域 にお け る職 業紹 介 等 主 要 指標 平成20年11月 内容 号 ロ ー ワ ー ク 情 報 飯 塚2009年1月 〈 資 料=6>ハ. 昨 年 一〇 月 、 研修 会 を 開 催 し た。 多 重 債 務 者 の増. が ﹁ 多 重債 務 対策 は行 政 の役割 であ る﹂ と し て、. 的 資 料 は な い。 し か し、 福 岡 県消 費 生 活 セ ンタ ー. が 、 生 活 保護 受 給 者 の借 金 問 題 の実 態 を 示 す 具 体. 年 人 口は 県平 均 を 大 き く 上 回 って い る。 生 活保 護. 生 産 年齢 人 口 は県 平 均 を 下 回 り、 六 五 歳 以上 の老. 口) が 記載 さ れ て いるが 、 筑 豊 地域 は、 年 少 人 口、. 三区分別人口 ( 年 少 人 口 ・生 産 年 齢 人 口 ・老 年 人. 況 ①基 本 的 事 項 と し て、 管 内 総 人 口に占 め る年齢. =△. 加 に よ る 悪 影響 は、 一個 人 の家 庭 崩 壊 にと ど ま ら. 受 給 世 帯 の 半 数 近 く は、 六 五 歳 以 上 の高 齢 世 帯. そ れ で は筑 豊 地 域 限定 の高 い保 護 率 の要 因 はと. は 全 国的 にも 指 摘 はさ れ て いる 。. ( 単身 高 齢 者 含 む )で あ る。 保 護 世 帯 の ﹁ 高齢化﹂. ず 、 地 域 経済 や 社 会 保 障 制度 資 金 の負 担 増 大 に つ な が り 、 国 に と っても 大 き な損 失 にな る。 そ のな か の資 料 と し て、 二〇 〇 七 年度 ( 平 成 一九 年 度 ) 県 下 市 町 村ご と多 重 債 務 者 数 と お よび 借 入 額 を 掲. し て根 深 く 浸 透 し て い て表 に出 に く いと感 じ て い. な か は人 的 ネ ット ワ ー ク で借 入 し 、生 活 の 一部 と. が 多 数 、 設 置 さ れ て い て安 易 に 借 入 可能 だ が 、 い. な い か。 都 会 で は サ ラリ ー マン金融 の無 人 契 約 機. い ヤ ミ、 裏 世 界 の貸 金 業 への依存 率 が高 い の では. 筑 豊 地 域 は 合 法的 に貸 金 業 と し て認 めら れ て いな. な い の で、 正確 に は言 え な いが 、 自 分 の感 覚 で は、. 者 は 次 のよ う に 語 った 。 ﹁ 具体的、客観的資 料が. 問 題 はふ く ま れ て いな いと の こと であ った 。 担 当. こ の数 字 に は 合法 的 な 数 字 以 外、 いわ ゆ る ヤ ミ金. て は いな か った。 そ こ で、 県 の担 当 者 に 尋ね ると 、. 筑 豊 地 域 の数、 金 額 は、 私 が 思う ほど 飛 び 抜 け. 一日現在 の旧 山 田市 で数字 を 挙げ ると 、 被 保 護 世. は調 査 対象 か ら削 除 さ れ て いる。 平 成 一六 年 七 月. 受 給 期 間 が参 考 と な る。 た だ し、 平 成 一七 年 以降. 保 護 者全 国 一斉 調 査 ( 基 礎 調 査 )﹂第 一〇表 、保護. の長 期 化 の資 料 では、毎 年 、七 月 一日基 準 日 の ﹁ 被. ﹁ 保 護 の常 態 化 ﹂ を 示 す 一つ の指 標 と し て の保護. に な って い る の で は な い か、 と 思 う の であ る。. な って いて、 生 活 保 護 そ のも のが 自 立 の阻 害 要 因. 活 保 護 に 依 存 し て暮 ら す 層 を つく り 出 す も の に. 護 を 受 給す ると い った 本来 のあ り方 か ら 、 逆 に生. 期 、 生 活 に困 窮 し自 立 の足が か りを 求 め て生 活保. よ う に常 態 化 し て いる のであ る。 人 生 のあ る 一時. 性 化 し 固定 化 し て いき 、筑 豊 地 域 はそ れ が 当然 の. いう と、﹁保 護 の常 態 化 ﹂と 私 は考 え る。 貧 困 が慢. る﹂。 私 が 保 護 の 現 場 に い て感 じ て い る こと と 同. 載 し た 表 が 配布 さ れ た。. じ であ る。. 五ケ ー ス、 一年 未満 二 四ケ ー ス、 ( 後 、六 ヶ月 毎省. 帯 総 数 四 九 一ケー ス、 保護 受給 期 間 六 ヶ月 未 満 三. 略 す る が ほぼ 一〇 ∼ 三 五 ケ ー ス)、 保 護 受 給 期 間. 森 山 氏 の挙 げ た 三 つの社 会 的 要 因 は、 時 間 の経 過 とと も に、 変 化 は し て い るけ れ ど も、 根 本 的 に. 一〇 年 以 上 二 五 六ケ ー ス で、総 世 帯 数 の半 数 以 上. が 一〇 年 以上 、 保 護 が継 続 し て いる 世帯 であ った 。. は引 き 継 が れ て い る。 こ れ 以外 に 、 私 は第 四、 第 五 の社会 的 要因 を 挙. 上 が 半 数 近 く を占 め て いた。 こ のこと は合 併 後 の. 筑 豊 地 域 は、 ど の地 域 よ り 保護 受 給 期 間 一〇 年 以 二〇 〇 八 年 ( 平成 二 〇年 ) 三 月 に 出さ れ た ﹁ 福. 現 在 に いた っても 、 統 計資 料 に は数 字 が 挙 が って. げ た い。 ﹁ 高 齢 化 ﹂ と ﹁保護 の常 態 化 ﹂ であ る。. 岡 県保 健 医 療 計 画 ﹂ のな か の = 二保 健 医療 圏 の状.

(11) 亀1こ 総遡. 近 畿 大学 産 業理 工学 部 かや の も り10(2009). こな いが、 引 き 継 が れ て い る事 象 であ る と実 感 し. さ れ て いる こと が 珍 し いこ と で はな い のが 筑豊 の. す り 合 わ せ作 業 や 調 整 が 必要 であ った。. ま た 、 CW の 研修 の必 要 性 があ った。 な ぜ な ら 、. 新 福 祉 事 務 所 に C W経 験 のな い旧 町職 員 が 配 属 さ. 現 実 であ る。. 生 活保 護 率 が高 く、 保 護 が 長 期 化 す れば 、 当 然. れ る こと は 確 実 であ った から だ 。 旧 山 田市 の倍 近. て いる。. のこ とな が ら、 地域 の身 近 な と ころ で生 活 保 護 受. 目的 であ り、 義務 であ る こと が ど こか で置 きざ り. ち ろ ん 認め ら れ ては いる。 が 、 な ん ら か の自 立 が. く ま しく 法 を 利 用、 活用 す る こと は権 利 と し ても. の要素 で はあ る。 生 き 抜 く た め の スキ ルと し てた. や す い環 境 が あ る。 それ は地 域 資 源 と し てプ ラ ス. 土壌 、 ネ ット ワ ー クが あ り 、 制 度 を 利 用、 活 用 し. は、 福 祉 事務 所 のみな ら ず 、 身 近 に相 談 しや す い. のま ち づ く り の課 題 も く っき り と 見え てき た か ら. 表 一覧 か ら は、 職 員 の配 置 のみな ら ず 、 そ れ ぞ れ. 市 、嘉 麻 市 ) を 目 にし て驚 いた。 そ の組 織 ・機 構. 職 員 定 員 比較 表 ( 筑 後 市 、 中 間市 、 合 併 前 の甘 木. 備 に 取 り掛 か った 。 人 口類 似 団体 の組 織 ・機 構 、. 一年前 か ら新 市 福 祉 事 務 所 保護 課設 置 に 向 け た 準. 年 ( 平成 一人年 ) 三 月 二 七 日 に 誕生 した が 、 そ の. 嘉 穂南 部 一市 三 町 が 合併 し た嘉 麻 市 は 二〇 〇 六. 行 発令 、 研 修 の必 要性 を 何 度 か 要請 した 。. 首 長会 議 にも 出 席 し 、 C W 予定 職 員 の合併 前 の先. 併 前 に C W の専 門的 な 研 修 を す る 必 要性 が あ った。. ら いわ か って いた 。 そ の不安 を 払 拭 す る に は、 合. こと に不 安 を いだ い てい る こと は、 十 分 すぎ るく. みな ら ず 、 旧 町 幹部 も未 開 の地 に 足 を踏 み 入 れ る. し 切れ な い現 状 が あ った。 旧 町 の C W予定 職 員 の. さ れ る事 態 を 旧 山 田市 C W経 験 者 だ け では カ バー. 〇 〇 のケ ー ス規 模 に 一二〇 〇 ケ ー スが 県 から 移 管. いケー ス移 管 、 要す る に核 と な る 旧 山 田市 の約 六. にさ れ て い ると 感 じ る ケー スが し ば し ば あ る のも. であ る。 A市 は環 境 や 教 育 の、 B市 は水 道 局 の、. そう した 合 併 作 業 を と お し て感 じ た こと は、 旧. 9.合 併 事 務 を 通 し て 見 えた も の. 事 実だ 。 年 金 か 手 当 て を受 給 す る感 覚 が は び こ っ. C市 は農 業振 興 の比重 が 高 く 、嘉 麻 市 は保 護 課 に. 町 出身 職 員 に保 護 行 政 のD N Aが 組 み込 ま れ て い. 給者 が 多 く な る。 身 近 に受 給 者 が多 い と いう こと. ては いけ な い のだが ⋮ ⋮。. ウ エー ト が 置 か れ る ⋮⋮ 。 保 護率 が高 い の で、 当. 保護 の常 態 化 は 、 保護 の長 期 化 、 保 護 の再生 産. に ケ ー スワー ク を 行 って き た のだ か ら 当 然 だ が、. な い こと だ った 。 町 に は保 護 係 が な く 県 が代 わ り. に いき つく。 本 来 、 な んら か の自 立 が 目 的 の生 活. 同 じ よ う に 言え る の は、 }般会 計 予算 の占 め る. 然 C Wが多 数 必要 と な って く る。. 保 護 のはず が 、 保 護 を 受給 す る こと で、 逆 に 保護. 嘉 麻 市 の 一九年 度 二四 三 億 七 七 一四 万七 〇 〇 〇. 方自 治 の根 幹 であ る。 市 民 の生 活 ( 暮 ら し の継 続 ). 多 少大 げ さ か も し れ な い が、 生 活 保 護 行 政 は地. これ は大 変 重 要 な ことな のだ 。. の負 の部 分 、 問 題 の根 深さ だ と 思 う の であ る。 誤. 円 のう ち 、 一七% の四 二億 四 三 四 八 万 一〇 〇 〇 円. に 行 政 が責 任 を も ち 、安 定 し た地 域 社 会 を つく る. 生 活 保 護費 の割 合 であ る。. 解 を し な い で いた だ き た い のは、 け し て生 活 保護. を保 護 費 が 占 め る。 職 員 配 置 も 予算 も 比重 が 高 い. の再 生産 を 繰 り返 す 、 これが 筑 豊 地 域 の生 活 保護. を 受 給 す る こと が 負 (マイ ナ ス) と 言 って いる の. のは 私 たち 福 祉 事 務 所 の役割 であ る し、 地 方 公 共. 合併 後、 旧 二町 を 担 当 エリ アと し て受 け 持 ち 、. 団 体 の存 在 す る意味 で もあ る。. こと が 準 備 殺階 から わ か った。. とだ った のか。. 県 から 生 活 保護 事 務 を 移 管 す る と は どう いう こ. では な い。 筑 豊 地 域 の貧 困問 題 は 一時 期 の 一過 性 のも ので はな く 、 保 護 が常 態 化 し長 期 化 す る こと で、世代 を 超 え て継続 し て いく (世代 間 連 鎖 )ケ ー. ら す こと は出 来 な い。 保 護 の長 期 化 と いう こと は 、. 嘉 穂 保 健 福 祉 環境 事 務 所 が そ の任 務 を 担 ってき た。. 旧 三 町 は福 祉 事務 所 設置 義 務 が な いた め、 福 岡 県. に した こと は、 ﹁県 は遠 い存 在 だ った ﹂。 保 護 者 受. 苦 情 を寄 せ た市 民 に 呼 ば れ家 庭訪 問 した 際 よ く 耳. む 投 書、 情 報 に戸 惑 いを覚 え た。 電 話 に限 ら ず、. 合 併 当初 よ り市 民 か ら 寄 せ ら れ る様 々な 苦 情 を含. た だ 単 に自 立 の 足が か り が 得 ら れず 保 護 の状 態 が. 同 じ生 活圏 、 医療 圏 で生 活 しな が ら 生 活保 護 法 の. 給 者 を 含 む市 民 にと って、市 福 祉 事 務 所 が 身 近 に. 旧山 田市 は福 祉 事 務 所 の保護 係 を 有 し て いたが 、. 長 期 に 継 続 し て いく こと だ け に と どま ら ず 、 次 世. も と に ケー ス ワー ク を行 って い る のだ が、 県 と 市. な った 証拠 であ る。. スが 少 な くな いと いう こ の地域 の実 態 か ら 目 を そ. 代 以 降 の世帯 、 具 体 的 に は祖 父母 の世 代 ( 世 帯 )、. では そ の 運用 方 法 に差 異 が あ り 、 一年 を か け て の. 一七. 親 の世 代 ( 世 帯 )、 子 の世 代 ( 世 帯 )と保 護 が 継 承. 、.

(12) 「 筑 豊 と生活 保 護 」 一 生 き直 し、や り直 しを後 押 しす る生活 保 護 の 現場 か ら一. 10 .﹃自 律 ﹄ が ひら く 未来. 1,110. 849. 96.4. 81.7. 1,033. ;... 96.2. 82.2. 1,107. 919. 909. 96.7. 84.3. 1,150. 969. た だ き た い。 す べ て の保護 受 給 世 帯 が 世 代 間連 鎖. ﹁保護 の世 代 間連 鎖 ﹂であ る。 誤解 を し な いで い. 歴 も また 低 く な る と い った悪 循 環 であ る。 つま り. か も次 世 代 の教育 に ま で余 裕 が な く 、 次 世代 の学. 労 が 不安 定 に な りや す く 生 活 が 困 窮 し が ち で、 し. の不 登 校 出 現率 は、 筑豊 管 内 小学 校 は 県 平均 の 二.. 公表 は 避 け る が、 二〇 〇 七 年度 (平成 一九 年 度 ). た 。 数字 が 一人歩 き し な いよ う に、 件 数 と し て の. を 尋 ね る た め筑 豊 教 育 事務 所 の教 育 相 談 係 を 訪 ね. 義務 教 育 はど ん な 状 況 な のか。 子ど も 達 の現状. の自 立 に つな げ よう と 、 二〇 〇 五年 度 ( 平 成 一七. る 。 生 活保 護 家 庭 の子 ど も の進 学 率 を 上 げ て世 帯. 般 世 帯 と を 比較 した 場 合、 一〇 % 以上 の開 き が あ. て いた だ き た い のだ が、 被 保 護 世 帯 の進 学 率 と 一. 力 ﹂が 多 いが 、筑 豊 管 内 では 次 に ﹁ あ そ び ・非 行 ﹂. 不 登校 が 継 続 し て いる 理由 と し ては ど こも ﹁ 無気. 内 の 理由 で目 を引 いた のが 、﹁ 学 業 の不振 ﹂であ る。. る問 題 ﹂ は 、 筑豊 管 内 ・管 外 と も 並 ぶ が、 筑 豊 管. 題﹂、 ﹁ 友 人 関 係 を めぐ る問 題 ﹂、 ﹁ 親 子関 係 を め ぐ. ﹁ 不 登 校 は 心 の問 題 の みな ら ず、 進 路 の問 題 で. 年 度 ) か ら高 校 教 育 に関 す る費 用 の 一部 が 支 給 さ. 不 登校 に な った 理 由 のう ち 、 ﹁ 本 人 に関 す る 問. 二倍 であ り、 中 学 校 は 県 平均 の 一。 二倍 であ る。. 平 成17年. が 続 く。. 資料 ﹁ 高 等学 校 進 学 率 の状 況 ﹂︿ 資 料 11 7>を 見. 平 成19年. 1,075. 一五. 平 成18年. 84.5. 985. 少 し違 和 感 を お持 ち にな ら れ る かも し れ な いが、 生 活 保護 の相 談 を しや す い筑豊 は、 ︿ 生 き直 し、や り 直 し のしや す い地域 ﹀ とも 言 え る。 そ れを 後 押 し す る のが 、 私 たち 、 福 祉 事 務 所 の仕 事 であ る。. 76.4. 人. れ るよ う に な った。 しか し 、進 学 率 は そ の年 度 を 頭 打 ち に伸 び悩 ん で いる。. 1,013 1,206 84.0 96.7. 平 成20年. 資料:県 全体 「 学校基本調査」の高等学校進学率(調 査統計課生活統計第 二) 被保護 者:各 福祉事務所に よる調査(各 年4月 、19年度 は10月調査). もあ る﹂ と 教 わ った。 文 部 科 学 省. の ﹃平 成 五 年 度 不 登校 生 徒 追 跡 調. 査報告書 ( 平 成 = 二年 )﹄を 文字 で. はな く資 料 、 グ ラ フに ま と め て み. た。 ︿ 資 料 H 8>. 一見 し て、 不 登校 生 徒 の進 学 率、. 中 退率 は、 問 題 な く 通 学 し て いた. 生 徒 と 比較 し て大 き な 差 が あ る こ. と が わ か る。 ま た 中 学 卒 業 五 年 後. の状 況 も 不 登校 生 徒 の約 四 分 の 一. が 就 労 ・就 学 と も に し て いな い状. 況 であ った。 も ち ろん 不 登 校 児 童. の子 ど も では な いが、 厳 し い家 庭. 生 徒 のす べ て が生 活 保 護 受 給 世 帯. 環 境 の子 ど も たち が 少 な く な い の. は事 実 であ る。 実 際 、 成 人 し ても. 引 き こも り が ち な被 保 護 者 の中 に. な った 。会 議 の目的 は 一つ。 不 登校 児 童 生 徒 を 元. 私 た ち 福 祉 事 務 所 の職 員 に 出 来 る こと が 明 確 に. 関 係 機 関 と の不 登校 児 童 生 徒 の支 援 会 議 を 通 し て. 子 ど も たち が 夢 を 描 け る よ う に、 学 校 関 係者 や. い子 が多 いと 感 じ る ﹂ と 語 る教 育 関 係者 が いる 。. 違 い に つ い て、 ﹁筑 豊 の 子ど も た ち は 夢 が 描 け な. 筑豊 の子ど も た ち と 他 の地域 の 子ど も た ち と の. れば わ か り にく い。. く こと の大 切 さ も 、 子 ど も の 目 で耳 で体 験 しな け. 良 い モデ ルが あ ま り な い ので はな いか。 地道 に働. み が求 めら れ る のだ。 家 庭 の中 に、 地域 の中 に、. こ のた め 、 義 務教 育 、 いや 就 学 前 か ら の取 り 組. 台帳 を 目に す る こ とが た び た びあ る。. は、 義 務 教 育 の頃 か ら 不 登校 気 味 であ ったケ ー ス. (4月). ... '・.. (10月). 生 活保 護 の目 的 は 、最 低 生 活 の保 障 と自 立 の助. 846. (4月). 長 であ る。 そ の自 立 に は ﹁ 経 済 的 自 立 ﹂ のほ か、. 1,091. 97.0. ﹁日常 生 活 の自 立 ﹂﹁ 社 会 生 活 への参 加 ﹂が 含 ま れ. 77.5. (4月). る。 こ の三 つを 、 私 は市 民 生 活 を送 る上 で の ﹃自. 平 成16年. 97.4. (4月). 律 ﹄ と 呼 びた い。. 平 成15年. 833. (4月). こ の ﹃自 律 ﹄ を 市 民 一人 ひ と り が自 分 のも のと した と き 、筑 豊 の地 域 と し て の自 立助 長 に つな が る の ではな いかと 思 って いる。 そ こ で、 私 たち が 早急 に取 り 組 む べ き こと は、 保 護 の再 生 産 か ら 子 ども 達 の ﹃自 律 ﹄ を促 す こと だ と考 え て いる。. 平 成14年. 1,047. 新卒者数. を お こ し て いる ので はな い。. 一般 的 に 言 わ れ て いる こと が 、 低 学 歴 の 人 は就. 平 成13年. % 79.6 (4月). 85.1. (4月). 人. 進学率 % 97.4 平 成12年. '.. (4月). 進学者数 進学率. /. 岡県 全 体) 被 保護 者(福. 県全体. /. 岡 県 高等 学 校 等 進 学 率 の 状 況(政 令 市 を含 む) 〈 資 料=7>福.

(13) 灘霊. 近 畿大 学 産 業 理 工学 部 か や の も り10(2009). 〈資 料=8>. ☆ 中学3年 時 に不登校 であ った 生徒の進 学率65% どち らとも している. 不登校の進学率 '. .. 翻 鷹螺 瞥. 度 不 登 校 生 徒 追 跡 鋼 査 報 告 書 」 《7Yfir年 》 よ り 成5年 ※ 文 部 科 学 省r平. フむ おむ ヨリ わ が ヱゆ 10. 非就. 不登難 の叫 揚 就甥 離. 気 に 登 校さ せ る こと だ 。 関 係機 関が 持 つそ れ ぞ れ. 自 分 の仕 事 に 、 私 は誇 りを 持 って いる。 人 と ひ. 11 .お わ り に. と や、 生 活 保 護 法 と 諸 法さ ら に、 人 と 地域 を 結 び. の情 報 の 共 有 を は か り 、 役 割 を 分 担 し、 連 携 を 取 って支 援 す る。 私 た ち の任務 は 子を 学 校 に送 り. つけ る尊 い仕 事 を し て い ると 信 じ て い る。. 囲 で力 を 出 し 合 い、 結 果 的 に、 不 登 校 は解 消 さ れ. が 、 関 係 機 関 と の支 援 会 議 でそ れ ぞ れ が出 来 る範. 子を 学 校 に 送 り 出す 家 庭 環 境 が 整 って いな か った. いを か か え て いる 母 子世 帯 で、 子 の養 育 を 含 め 、. 最 近 の成 功 例 を 記 し てお き た い。 母 も 子も 障 が. 思 議 に 、波 打 って いた 気持 ち が 静 ま る のであ る。. か った のは事 実 だ 。 け れ ど も 本 人 の顔 を 見 ると 不. 報 告 文 の作 成 時 間 が 削 ら れ ると 心 穏 や か で は な. た 。 私 も生 身 の人 間 な の で、 思う よう に進 ま な い. を 往 復 し た り、 亡 く な った方 を 見送 った り し てき. いな い単身 入院 ケ ー ス の危篤 の連 絡 を 受 け て病 院. 土 ・日 曜 日 に頭 を ひね ってき た。 そ の間 も家 族 の. こ の報 告 文 を 作 成 す る に あ た って は、 退庁 後 や. 出 す ま で の家 庭 環 境 の整 備 だ。 す べ て が う ま く い って いる わ け で はな いが 、 だ れ か が関 わ る こと. た。 ひと つ成 功 例 が あ が ると 、 福 祉 事務 所 と学 校. 先 日 の夜 も こ んな こと が あ った。 高 齢 ケ ー ス の. で、 風 通 し が よく な り つつあ る。. と の信 頼 関 係 が 生 ま れ、 お互 いに 相 談 しや す い関. 緊 急 搬 送 後 の検 査 の 同意 のた め 、救 急 医よ り 呼 び. 出 しを 受 け た。 確 か に肉 体 的 疲 労 は あ る のだ が 、. 係 に発 展 し て いく の であ る。 と にも か く に も 子 ど も たち を 学 校 に 登校 さ せ る. のか。 こん な に お おげ さ な こと に な って、 す ま ん. 当 の本 人 が 私 の顔 を み るや ﹁ま だ 仕事 を し て い る. か った のう ﹂ と。 こち ら の顔 が 引 き つ って いた の. こと から 始 め た い。 私 たち は、 子ど も は 登校 す る. 前 の ことが でき て いな い家 庭 も あ る のが 、 こ の地. だ ろう か 。 こ の言葉 を 聞 い て私 の肩 のカ が 抜け た 。. のが当 た り前 と 思 って いる。 し か し、 そ の当 た り. 域 の現状 だ 。 登 校 が継 続 でき 、 勉 強 に 興味 が 湧 き、. ケー ス の引 き 起 こす 事 象 、 事 態 に 理解 しが た い. も のが あ った り 、腹 が た つこと 、 裏 切 ら れた りす. 学 校や 友 達 づ く り の楽 しさ 、 進 学 す る こと の意 味 、 自 分 のや り た い こと を 探 し、 仕事 を す る こと の意. る とき も あ るが 、 た ぶ ん私 は こ の仕事 が好 き な の. 今 回 のこ の大 き な テ ー マは、 合 併 前 か ら 課 題 に. 義 を 知 る ⋮ ⋮ そん な こと を学 校 で学 ん で、 生 き る. し て いて、 多 方 面 の方 々に助 言 を いた だ き、 貴 重. だ。 の 一番 の特効 薬 は 子 ど も の ﹃自 律 ﹄ ではな い か。. な 資 料 を 貸 し て も ら った 。 ま た、 資 料 作 成 を 手. 力 を 身 に つけ て ほ し い。 保 護 の再 生 産 防 止 対策. 家 庭 の経済 力 に かか わ ら ず 、 子 の教 育 を 福 祉 事. 伝 ってく だ さ った 方 も い て、 ( 実 際 に は こち ら の. 迫 力 に負 け て、 手 伝 わざ る を えな か った か ) 本当. し、 各 機 関 と連 携 強 化 す るな ら 、 子 一人 の学 力 だ け でな く 、家 庭 の、 そ し て学 校 全体 、 ひ い ては 地. に皆 さ ん の協 力 に感 謝 し な が ら、 これ か ら も 二 つ. 務 所 の みな らず 、 筑 豊 の各 自 治体 が率 先 し て保 障. 域 の教 育 力 が 向 上 し、 筑 豊 地 域 の総合 力 が 増 し て. と 同 じ も のはな い、 た く さ ん の物 語を 語 って、 地. 域 と 生 活 保護 受 給 者 、 C Wと の橋 渡 しが でき た ら. い く に違 いな いと 思 う の であ る。. 一九.

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