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アメリカの住宅困窮者支援の方法と評価

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Academic year: 2021

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⃝特集「住宅政策の新たな枠組みを探る」

1. はじめに

日本では住宅困窮者支援の主たる政策手法として、地 方公共団体による公営住宅の供給が最も大きな位置づけ を占めている。近年住宅セーフティネット法が改正され ることで、空家等も活用しながら、低所得者に限らない より広い住宅要支援者を対象とした政策体系が構築され た。 これらの政策の変化は、全国的な空家の増加や地方政 府の財政負担など日本特有の背景もあるものの、地方公 共団体だけでなく NPO 団体も含めてより広い主体の参 画を促すなど、米国の住宅政策の変遷とも同期している 部分もあるように感じられる。そのような意味において、 日本の住宅困窮者支援の今後を考察するにあたって、米 国の経験を鳥瞰することには一定の意味があるだろう。 本稿では第 2 節において先行研究に従って、米国の住 宅困窮者支援の手法の変遷をいくつかの視点から解説す るとともに、第 3 節においては筆者が 2013 年 2 月に都 市センターの調査でアトランタ市を訪問した際の調査内 容を元に、その実施状況を報告することとする。

2. 米国の公共住宅政策の変遷

(1)社会実験を経たバウチャー政策の採用 米国でも 1970 年台までは、日本と同様に公共部門が 低所得者用の住宅を直接供給する施策が主流であった。 しかし、1970 年台にバウチャーによる支援手法が本格 的に導入された。バウチャーの導入にあたっては、社会 実験による効果や影響の確認が行われたことが大きな特 徴となっているため、以下では社会実験の手法を紹介す ることとする。社会実験は、公営住宅入居者及びその資 格を有する者のうち実験への参加を希望する者の中か ら、ランダムに選出された者に、実際にバウチャーを支 給し、長期間にわたる観察から、被験者の居住水準、そ の他のアウトカムを非受給者との間で比較する方法であ る。そのプロセスは、下記のように①潜在的参加者の採 用過程、②ランダムアサインメント及び政策の実施過程、 ③データの収集過程、④政策効果の計測過程に分けるこ とができる。この評価手法は、プログラム外要因及びセ レクションバイアスの除去、理解の容易性等の点におい て良いパフォーマンスを有する手法であるが、その長所 は、ランダムアサインメント及び政策の実施過程が大き な役割を果たしている。 ①潜在的参加者の採用過程 広報活動を通じて実験に興味を持った個人に対して、 実験のデザインに関する情報提供が行われる。そこでは、 施される政策によるメリットとともに、ランダムアサイ ンメント過程、その後のデータ収集過程が説明される。 この説明を受けて、個人は自ら実験への参加の是非を判 断する。このようにして潜在的参加者が形成される。 ②ランダムアサインメント及び政策の実施 この潜在的参加者に対して、評価対象の政策が実施さ れる措置グループと、実施されないコントロールグルー プへのランダムアサインメントが行われる。この場合、 措置グループ、コントロールグループとも、プログラム への参加意志及び参加資格を有する潜在的参加者を良く

アメリカの住宅困窮者支援の方法と評価

The Evaluation of the Support Program for the Housing Needy in USA

日本大学経済学部 教授

中川 雅之

In this paper, I trace the evolution of US housing policy toward greater hybridity. Drawing from a case study of the Atlanta Housing Authority, we showcase two housing programs, HOPE VI and Moving to Work, in order to highlight current innovations in the provision of housing for low-income populations and the entrenched hybridity that is evident.

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代表するサンプルとなっている。またグループ間にシス テマティックな差異はない。 ③データの収集 ここまでの過程で以下の各種データが収集される。 ベースラインデータは、実験参加者の様々な属性、アウ トカムのプログラム前のデータであり、ランダムアサイ ンメント実施前に収集される。アウトカムデータは、政 策の目標となるアウトカム(例えば収入、就業状態、居 住状態等)の実験期間中のデータである。プログラムサー ビスデータは、措置グループとコントロールグループ間 のサービス水準の差に関するデータである。 ④政策効果の計測 措置グループ、コントロールグループ間のアウトカム データの平均の差によって政策の効果は記述され、それ が有意に0と異なっているかという仮説検定を通じて評 価が行われる。しかし通常は、検定力を高めるために、 ベースラインデータとして収集されたプログラム参加者 の様々な属性を用いた検定が行われる。以下に最も基本 的なモデルを示す。 (2)公共住宅政策のハイブリッド化

そ の 後 も HOPE(Housing Opportunities for People Everywhere)Ⅵ及び MTW(Moving to Work)プログ ラムと呼ばれる連邦の住宅困窮者支援の手法の大きな転 換が行われた。これらのプログラムは、米国全体の公共 住宅政策の方針と深くかかわっているため、まずは Nguyen, Rohe and Cowan(2012) と Anil,Sjoquist and Wallace(2010)に基づいて、米国の公共住宅政策の変 遷を描写することとする。

伝統的な公営住宅は、連邦政府と地方政府、具体的に は地方の準政府機関である Local Housing Authority(以 下 LHA という)の協力の下に実施された政策であった。 このような、主に低所得者向けに取り組まれてきた住宅 政策を、公共住宅政策ということとする。現在の公共住 宅政策は、公共機関、私企業、ノンプロフィット団体等 非常に多様な主体が関わるハイブリッドな政策となって いる。このハイブリッド化は、公共住宅政策が単に住宅 を供給するという政策から、アメニティや生活サポート サービスを含めた生活環境の質を高めるという方向に変 化したことに伴うものだと考えられている。このことは、 住宅サービス及び関連サービスの効率性や質が向上する という評価がある一方で、支援の対象者が減少するとい うジレンマを抱えているという指摘も行われている。 より具体的に時系列を追ってみよう。1937 年に US Housing Act が成立して、公営住宅の建設が始まった。 公営住宅はその後順調に整備されていったが、1973 年 にニクソン大統領は、財政上の理由から新規建設に関す るモラトリアムを実施した。そして前小節で述べたよう な 社 会 実 験 を 経 て、1974 年 に は Section 8 Housing Allowance Program によるバウチャーが導入されるこ ととなった。バウチャーを交付された低所得者は、住宅 市場から自由に賃貸住宅を選択することができるため、 公共機関と私企業、大家などによる、公共住宅政策を担 う主体のハイブリッド化が始まったとも考えることがで きる。そして 1989 年には LIHTC(low-income housing tax credits)プログラムが開始された。これは、アフォー ダブル賃貸住宅建設へのエクィティ投資と引き換えに、 連邦税の減免を行う tax credit を与えるものであり、私 企業や投資家とのハイブリッド化が一層進むこととなっ た。 (3)低所得者の集中の回避 これまで述べたようなハイブリッド化とは異なる方向 図 1 社会実験の基本的フロー

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の、新しいアプローチも模索された。それは、低所得者 の集中化に関する懸念である。この観点から住宅政策の 在り方に大きな影響を与えた、公営住宅居住者の自発的 な移転を促すプログラムが二つあった。一つはシカゴの Gautreaux Program であり、もう一つは 1994 年からモ デル都市で実施された Moving to Opportunity program (以下 MTO という)である。様々な研究が二つのプロ グラムのデータを用いて行われた。MTO については HUD(2006)で中間報告が行われている。そこでは、 移動によって、低い貧困率など住環境の改善効果が観察 されたものの、雇用への影響は有意には観察されないと いうものであった。数多くの先行研究の中には、福祉へ の依存度を低下させる効果や教育上の効果、健康を増進 させる効果が観察されたというものもあるが、雇用や福 祉への依存度への有意な効果には疑義があるとするもの まで幅広い議論がある。 このような、近隣環境の居住者の経済的状況への影響 に対する関心の高まりを背景として、連邦政府は前述の HOPE Ⅵを 1992 年に開始した。このプログラムでは LHA は荒廃した公営住宅の再開発を進め、低所得者の みならず多様な所得階層が混在するミックストインカム 住宅整備を進めるために、連邦からの補助を得ることが できることとされた。これまでに、低所得向けの住宅に 限定された活動を行ってきた LHA は、必然的に私企業、 ノンプロフィット団体とのパートナーシップを結ぶこと になる。また、連邦は全ての投資資金を拠出するわけで はないため、LIHTC や純粋に市場ベースの住宅供給が セットで実施されることが必要になる。さらに連邦は私 企業に対して、LHA の監督下にあれば、公営住宅を含 むミックストインカムコミュニティの保有、管理を認め たため、公共住宅政策のハイブリッド化は一層進んだ。 また、HOPE Ⅵでは居住者に対する社会経済的な流動 性を高めるためのサポートサービス、例えば就業関連教 育などを重視している。このことはプログラム内容のハ イブリッド化ということができるだろう。この HOPE Ⅵについては、当然批判も存在する。例えば、78000 人 が公営住宅から追い出されてしまうことを懸念する声や アフォーダブル住宅の減少に対する指摘が行われてい る。特に hard to house と呼ばれる高齢者や障害者など に関する指摘が行われている。 (4)人的資源開発との融合 さらに 1996 年には、Moving to Work(MTW)デモ ンストレーションが行われるようになった。これは HOPE Ⅵに関する様々な懸念に応える形で、自立性、 就業倫理を醸成し、居住者の教育、就業上の環境改善を ねらったものとなっている。連邦政府は LHA に対して 一括交付金を交付するとともに、通常は認められない、 公営住宅の管理補助、バウチャー、投資関連補助の一括 管理を認めて、地域のニーズに合った柔軟性の高い支出 を可能としている。この場合、LHA は収益団体、ノン プロフィット団体ともパートナーを組むことが可能とな る。例えば、MTW プログラムを実施することを認めら れた MTW 機関は、公営住宅やバウチャーを、コミュ ニティ環境を改善する精神クリニックなどに供給するこ とも可能となる。そして、居住者の自立性の向上が強調 されるため、伝統的な住宅の管理から就業関連のサービ スなどに資金を重点的に用いることも可能となる。しか しこの MTW についても、支給対象者がこれまでより も限定されるなどの懸念が指摘されている。

3. アトランタ市での荒廃地域の再生

この章ではまず、2013 年 2 月に都市センターの調査 で筆者を含めた調査団が AHA に対して行ったインタ ビュー内容及び先行研究(Oakley,Ruel and Reid(2013)) を元にアトランタ市での公共住宅政策の概要を報告し、 その後アトランタモデルと呼ばれる公共住宅政策に関す る評価を行う。 (1)Atlanta Housing Authority(AHA)による公共住 宅政策の概要 AHA のビジョンは、自立性のある家族、健全な家族 に対するアフォーダブル住宅の提供である。ここで受給 対象者として想定しているのは、あくまでも健全で健康 なコミュニティの市民である。それを踏まえた、AHA のミッションとしては、地域社会の改善を目指した、ア フォーダブル住宅、特にアメニティの質の高いものを、 さまざまな収入レベルの市民に提供するというものに なっている。この点については、低所得が 1 カ所に集中 した場合、質の高いアメニティを設計することが困難に なってしまうという認識がある。ヒアリングでもミック ストインカムコミュニティや居住者の自立性が何度とな く強調された。この点については、公営住宅への入居資 格を有する者が全て行使できる、再分配に関するエンタ イトルメントとして位置づけるのではなく、人的資源の 開発という資源配分に関する政策として実施するという

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姿勢がにじみ出ているように感じた。 2013 年度に AHA がサービスを提供している家屋の 数 は 21174 世 帯、 人 口 で は 約 5 万 人 と な っ て い る。 AHA は、アトランタ市で最大の地主であり 1000 エー カー以上の土地を保有している。16 件の複合用途、ミッ クストインカムコミュニティの開発を行っており、11 件の高層高齢者住宅を開発、管理している。さらに 9308 件のバウチャーを交付している。 (2)アトランタモデル 元々 AHA は、全米で最も早く公営住宅の供給を 1938 年に開始している。その結果 43 の公営住宅コミュ ニティを整備し、AHA が管理していた。その後 50 年 が経過したが、これらのコミュニティは、犯罪発生率が 高く、教育レベルも低いコミュニティとして特徴づけら れるようになった。さらには住宅そのものも老朽化した。 このため、AHA は HOPE Ⅵをいち早く推進することに よって、荒廃した地域の再生に乗り出すこととした。そ れは 1996 年のオリンピックゲームのための再開発と同 時期に進められた。アトランタ市は、全ての伝統的な公 営住宅と、5 つの高齢者用の高層住宅を廃止した全米で も初めての都市となり、このような政策手法はアトラン タモデルとして知られるようになった。最後の公営住宅 の廃止は 2007 年に開始された。1994 ~ 2007 年までに 50000 人の公営住宅居住者の移動が行われたとされる。 30 の公営住宅コミュニティが廃止されたが、その中で も HOPE Ⅵが適用され現地の再開発が行われたのは、 7にとどまった。このためアトランタモデルとされる事 業の特徴は、居住者にはバウチャーによる民間住宅への アクセスの支援が行われるものの、現地での再開発され た住宅への帰還、他の公営住宅への入居というオプショ ンがないという部分にある、とする指摘もある。 移転のプロセスは数度にわたる公営住宅居住者と AHA とのミーティングにより開始される。このミー ティングは全てのバウチャー交付希望者に義務づけられ る。そこでは適格性、義務、バウチャー交付の手続きな どに関する概要が説明され、その作業が開始される。例 えば、その地域の家計所得の中位値の 30 ~ 50%の所得 しかない者が対象となるとされる。バウチャー交付が決 定された場合、居住者は、Good Neighborhood Program に参加することが求められる。ここでは、貧困が集中し ている地域からミックストインカム地域への移転をス ムースなものとするためのトレーニングとして、①家屋 の管理、②近隣との権利関係、③賃貸住宅契約に関する コンプライアンスなどに関する教育が行われる。そして バウチャーの交付を受けた居住者は、90 日以内に新し い住居を探す必要があるが、割り当てられたカウンセ ラーが新しい住居を探す支援を行う。 また移転先の選定については、AHAはバウチャーを 交付する際に、インスペクションスタンダードというも のを用いている、ということがインタビューでも明らか になっている。適切な環境での居住を担保するのが、こ のインスペクションの目的だが、住宅の質だけでなくコ ミュニティ環境も検査される。また、低所得者の分散化 を実現するために、アトランタ市内を地域環境に応じて 7 つに分けて、標準的な家賃などの設定を行うことで、 一つの地域への集中が起こらないように配慮している。 このような柔軟な料金設定は、次に出てくる MTW と して認定されたことで実現できたものとされた。 AHA は、公営住宅を廃止した 1000 エーカーの土地 を対象に、民間デベロッパーとパートナーを組むことで、 16 カ所の多用途、ミクストインカムコミュニティの整 備を行うこととした(資料 2、資料 3 参照)。連邦政府 の補助を入れる条件としては、一定比率の低所得者がそ の中に含まれていることが求められる。このコミュニ ティの管理は、AHA 以外の私企業又はノンプロフィッ ト団体が実施している。なお AHA が土地を所有してい るために、標準的には民間デベロッパーに対して 50 年 間リースして、上物を整備、管理してもらうという形態 をとっている。 (3)MTW 機関 AHA は MTW 機 関 と し て の 認 定 を 受 け て い る。 MTW 機関として認定されることにより、連邦政府レベ ルでの規制や、助成金の使用法などの自由度が大きく上 がる。これまでは、基本的には公営住宅の提供とバウ チャーの交付しかできなかったが、AHA の提供サービ スの内容が多様化する。それを AHA はイノベーション と呼んでいた。 例えば AHA は居住者に自立性をつけるために、地元 の法人とパートナーシップを組んで、人材開発、例えば、 職業訓練や、識字教育などを実施している。これらのサー ビス提供は AHA 自身が優位性を持つ分野ではないた め、企業やノンプロフィット団体などとの連携の下に実 施されている。このような住宅政策と労働政策が融合し たようなプロジェクトに関して、連邦政府のファンドを

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使用することはこれまでは困難であったが、MTW 機関 として認定されることで可能になっている。 つまり、従来の公営住宅を廃止し、新しいミクストイ ンカムコミュニティを開発するプログラム自体は連邦 の、HOPE Ⅵを用いている。しかしこのプログラム自 体は基本的には、住宅に対する補助金であったため、人 材開発に資金を融通できる体制があることには非常に大 きな意味がある。この人材開発を重視する姿勢は、ア フォーダブル住宅での居住が一時的なものであるという 認識が前提になっている。自立性をつけて、就業するこ とでいずれは市場ベースの居住に卒業、復帰してもらう ということが、この政策のねらいである。このため、ア フォーダブル住宅のプログラムの利用者には、就業して もらうことがその条件となっている。ただし、高齢者や 障碍者はこの就業要件が適用されない。 (4)アトランタモデルの評価

Oakley, Ruel and Reid(2013)、Anil, Sjoquist and Wallace(2010)、Popkin, Levy and Buron(2009)など の 先 行 研 究 に よ れ ば、HOPE Ⅵ 自 体 に つ い て は、 Resident Tracking Study などの大規模な調査が行われ たこともあり、その効果を検証した先行研究が豊富にあ る。この先行研究によれば、大部分の居住者は QOL の 改善に成功している。彼らは公営住宅のコミュニティよ りも、安全で貧困率の低い地域への移転を行っている。 ただし、移転先は市全体の平均と比較した場合は貧困率 が高く、よりセグレゲーションが進む地域であるとの指 摘もある。また移転により従来のコミュニティや社会的 サポートから引き離されることに大きな不満が生じてお り、このような政策はソーシャルキャピタルを破壊する ものだという指摘も行われている。 またアトランタモデルを評価したものとして、Anil, Sjoquist and Wallace(2010)は、居住者の移転先は公 営住宅地域よりも、貧困率はより低いものの、他の地域 と比較すれば決して低い貧困率水準ではない地域、より 安全ではあるが、依然として人種的なセグレゲーション のある地域に移転している、ということを見出している。 一方、Anil, Sjoquist and Wallace(2010)においては、 移転者の雇用に有意な正の影響を与えているという報告 も行われている。

<参考文献>

「消費者都市への転換:アトランタの都市政策からの教訓」『都市とガ バナンス』2014/9, Vol.22, pp.55-66

Anil,B. D.L.Sjoquist and S. Wallace(2010) “The Effect of a Program-Based Housing Move on Employment: HOPE Ⅵ in Atlanta” Southern Economic Journal, vol 77(1), pp138-160

Oakley, D., E. Ruel and L. Reid(2013), ““It was really hard.‥It was alright.‥It was easy.” Public Housing Relocation Experiences and Destination Satisfaction in Atlanta,” Journal of Policy Development and Research, vol 15(2), pp173-192

Nguyen, M.T., W.M.Rohe and S. M.Cowan(2012) “Entrenched Hybridity in Public Housing Agencies in the USA,” Housing Studies, vol27(4), pp457-475

Popkin,S.J., D.K.Levy and L.Buron(2009) “Has HOPE Ⅵ Transformed Residents’ Lives? New Evidence from the HOPE Ⅵ Panel Study”, Housing Studies, vol. 24(4), pp477-502

U.S. Department of Housing and urban Development, 2006. Effects of housing vouchers on welfare families. Washington. DC: Abt Associates.

参照

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