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桜美林大学における基盤教育の意義

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Academic year: 2021

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特集:「基盤教育院を振り返る」

はじめに  基盤教育院は、2007 年 4 月、リベラルアーツ学群の創設により桜美林大学が学群制へ 完全移行したのに伴い、個々の学生の主体的な学びの基盤を整えるための教育を施す場と して発足しました。全学共通の必修科目であるコア科目において建学の精神や大学におけ る学びに必要なスキルを身につけることを核としつつ、本学が建学の目標に謳う「キリス ト教主義に基づく国際人の育成」を目指して、コミュニケーション、コンピューター・リ テラシー、キリスト教理解、学問の基礎、外国語、更にはサービス・ラーニング等、様々 な領域を網羅する科目を設置し、学びの礎づくりを担ってきました。  数々の優れた実践を展開してきたこの基盤教育院が、2015 年度をもってその歴史に幕 を下ろすこととなりました。当分の間、科目の提供は継続しますが、時代に流れに対応し た大学組織の再編成に向けて、組織としてはその役割に一旦、終止符が打たれることとな ります。  この特集は、そのような節目にあたり、10 年近くに及んだ基盤教育院の実践とその成 果をまとめることを目的として企画されました。基盤教育院長の振り返りの言葉、三つの プログラム担当者による各プログラムの総括、FD 委員会が数年間の FD ワークショップ を経て積み上げてきた基盤教育の体系的なまとめ、そして口語表現担当者による実践の紹 介─ 限られた紙面で全てを網羅することはできませんが、いくつかの視点から、異なる 切り口で「基盤教育院」を振り返る内容となりました。  組織として姿は消すことになりますが、基盤教育院が残してきた実践の価値が消えるこ とはないでしょう。この特集が読者の方々に、今後の本学における「基盤教育なるもの」 について何かを考える一助となれば、編集委員一同にとって大きな喜びです。  熊澤雅子(編集委員)

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