• 検索結果がありません。

栄養バランス満点のお弁当を作ろう

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "栄養バランス満点のお弁当を作ろう"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第1学年1組 技術・家庭科(家庭分野)学習指導案 1 題材名 「栄養バランス満点のお弁当を作ろう」 2 指導観 ○ 戦後日本では,急速な経済成長とともに,食生活は多様化し,食生活をめぐる環境は著しく変化し た。これに伴って,肥満,アンバランスな栄養素摂取による問題が生じるようになってきている。こ のような中,平成17年6月に「食育」に関する施策を総合的かつ計画的に推進し,現在及び将来に わたる健康で文化的な国民の生活と豊かで活力のある社会の実現に寄与すること等を目的として,食 育基本法が公布され,各分野で取り組みが進められている。このような中,学校における食育は,家 庭・地域と連携した教育が求められている。また,キャリア教育の視点から考えると,子どもが生活 時間の多くを占める家庭と積極的にかかわりを持ち,ともに連携・協力してすすめることが重要であ る。家庭と連携した食学習を組むことは,勤労の意義や働く人々の様々な思いがわかり(情報活用能 力),日常の生活や学習と将来の生き方との関係を理解(将来設計能力)し,自己有用感を高めること につながる。 本題材は,中学生に必要な栄養量を満たすお弁当の献立を作成し,調理するものである。お弁当は, 牛乳給食の本校の子どもにとって身近な題材である。この学習を通して,食品と栄養素の関係を理解 し,6つの食品群を活用しながら栄養バランスのとれた1日分の食事を整えることができるようにし たいと考える。習得する調理技能として肉の炒め方,青菜のゆで方が入り,小学校で学んだ技能を生 かすことができる。家庭との連携としては,家族へのインタビューを取り入れ,家庭からの献立のア ドバイス・協力を得て個人調理を行う予定である。また,「自分で作るお弁当の日」の実践に発展させ たい題材である。以上のことから,本題材は食生活をよりよくしようとするとともに,キャリア発達 を支援することができる題材であると考える。 ○ 本学級の子どもに事前アンケートを行ったところ,次のような結果が出た。自分の健康づくりのた めに栄養や食事について「よく考える」「考える」子どもは22名(37名中:以下同)である。欠食は, 「ほとんど毎日1回」の子どもは3名,「週2~3回」の子どもは5名である。自分の健康づくりのた めに必要な栄養や食事に関する知識や情報は,テレビ・ラジオ,家族,雑誌・本から多くを得ている。 その情報の中には,科学的根拠のないものも含まれており,新聞等から最新のニュースを得ているも のは3名と少ない。自分の体型を「太っている」と評価している子どもは4名,「少し太っている」と 評価している子どもは10名である。「太っている」「少し太っている」と評価している理由として,「他 人と比べて」7名,「家族や友人に言われた」7名,「身長や体重,体脂肪などから判断している」5 名である。現実の体型が「普通」にもかかわらず「太っている」「少し太っている」と評価する子ども が女子に多い。日常的にビタミン・ミネラルを錠剤,カプセル,顆粒,ドリンクで摂取しているかに ついては,「1種類常用している」子どもが5名,「2種類以上常用している」子どもが3名である。 市販の弁当などの利用も含めた外食頻度について聞いたところ,「週2~3回外食する」子どもは16名 と多い。外食や食品購入の際心がけていることは,価格や量,賞味期限などがほとんどで,栄養を意 識している子どもは3名と少ない。日頃お弁当づくりに関わっているかについては,「1週間に一回く らい家族と一緒に作っている」子どもが1名,「自分で詰めている」子どもが3名で,ほとんどが携わ っていない状態である。以上のことから,栄養や食事に対する関心は高いものの,客観的指標である 正しい情報を獲得しているとは言えず,家庭での実践化に至っていない。 ○ そこで,本題材では,食品と栄養素の関係を理解し,6つの食品群をもとに栄養のバランスのとれ た1日分の食事を整えることができ,実際に栄養のバランスを考えながら自分で食事を整えることが できるようになることをねらいとしている。そのために,次のような援助を行う。 ・食生活にかかわる最新情報を得て,消費者としての自覚を促すことができるように,毎時間,食ニ ュースをクイズとして紹介する場を設定する。 ・栄養のバランスのとれた食事をとることの大切さがわかるように,学校保健統計調査の提示や運動 習慣測定器を用いて1kcal消費するために要する時間を調べる場を設定する。 ・自分の食生活の課題に気付くことができるように,弁当を中心としたフードモデルを提示し,食事 点検を行う場を設定する。 ・1日分の献立の立て方を理解できるように,小学校で学習した朝食,お弁当の基本献立を提示し, それをもとにした6つの食品群の分類分け,五大栄養素のはたらきを確認する場を設定する。 ・家庭実践の意欲を高めることができるように,個人調理を行う場を設定する。 ・知識・技能の定着を図るために,調理したお弁当のレポートを作成し,その報告会を行う場を設定 する。 3 目標 ○ 日頃の食生活を見直し,中学生に必要な栄養量を満たす食事をとるようにしようとする意欲を高め ることができるようにする。 ○ 食材や調理法を工夫しながら栄養バランスのとれた献立を作成することができるようにする。 ○ 栄養のバランスを考えながら,基本的な調理を生かしたお弁当づくりができるようにする。 ○ 栄養のバランスを考えて食事をとることの大切さや食品と栄養素の関係について理解できるように する。

(2)

4 指導計画 学年 1年 題材名 栄養バランス満点のお弁当を作ろう 時期 9月~10月 時間 12時間 学習指導要領の内容 A 生活の自立と衣食住 (1) 中学生の栄養と食事 ア 生活の中で食事が果たす役割や,健康と食事とのかかわりについて知ること。 イ 栄養素の種類と働きを知り,中学生の時期の栄養の特徴について考えること。 ウ 食品の栄養的特質を知り,中学生に必要な栄養を満たす1日分の献立を考えること。 (2) 食品の選択と日常食の調理の基礎 イ 簡単な日常食の調理ができること。 ウ 食生活の安全と衛生に留意し,食品や調理器具等の適切な管理ができること。 観点 ア 生活や技術への イ 生活を工夫し創造 ウ 生活の技能 エ 生活や技術につい 関心・意欲・態度 する能力 ての知識・理解 中学生の栄養と食事, 中学生の栄養と食事に 中学生に必要な栄養を 中学生の栄養と食事, 簡単な日常食の調理に ついて課題を見つけ, 満たす食事の取り方に 簡単な日常食の調理に 評価 ついて関心をもち,食 その解決を目指して工 関する基礎的な技術を 関する基礎的な知識を 規準 生活をよりよくするた 夫している。 身につけている。安全 身につけている。 めに,学んだことを活 と衛生に留意して簡単 用しようとしている。 な日常食の調理ができ る。 ①栄養バランスのとれ ①食事点検(フードモデル 一 たお弁当づくりにつ によるシミュレーション)か 具 いて関心をもってい ら自分の食生活の課 体 る。 題を見つけることが 的 できる。 な ②中学生の時期の栄養 ②自分の食生活の課題 ①資料を活用して,中 ①五大栄養素の種類と 評 二 の特徴,お弁当の献 解決をめざして食事 学生の1日分の献立 働き,食品の栄養的 価 次 立作成に意欲的に取 のとり方について考 を考えることができ 特質,調理上の性質 規 り組んでいる。 え,工夫している。 る。 を理解している。 準 ③学んだことを自分の ②安全と衛生や作業の 次 食事とかかわらせて 能率に留意して調理 考えようとしている。 ができる。 配時 学習活動 評価規準 評価の方法と評価の視点 Bに達しない生徒への支援 1 生活の中で食事が果たす役 ア-① 食生活と健康のかかわ 学校保健統計調査の結 一 割や,健康と食事とのかかわ りに気づき,自分の食 果を提示したり,運動 次 りを確認する。 生活に対する関心をも 習慣測定器の具体的活 ( (1)中学生の時期の身体の特徴 っている。 用場面をアドバイスし) を調べる。 (学習プリント) たりする。 (2)実際の生活における消費 イ-① 食事点検から自分の食 食事点検結果を板書で ネルギー量を測定する。 生活の課題をもつこと 確認し,他の生徒の意 本 時 (3)自分の食生活や食事を振り ができている。 見をもとにまとめる場 返る。 (学習プリント) を設定する。 2 中学生時期の栄養の特徴に イ-② 自分の食生活の課題を 実物大の献立カードや ついて考える。 解決するようなメニュ フードモデルを準備し, (1)栄養素の種類を調べる。 ーや食材の組み合わせ 視覚的に理解しやすい (2)6つの食品群と栄養素の関 を進んで考えている。 ようにする。小集団で 係について調べる。 (学習プリント) 比較検討しあう。 二 ウ-① 食品群別摂取量の目安 サンプルを準備する。 次( や食品成分表を用いて 献立を相互評価する場 3 中学生に必要な栄養を満た 献立を考えることがで を設定する。提出させ, 5) すお弁当の献立を考える。 きている。 点検を行う。保護者へ (1)献立の立て方の基本を確認 (学習プリント) 文書で協力を依頼する。 する。 エ-① 五大栄養素の種類と働 毎時間毎に食クイズや (2)基本献立に追加する個人の き,食品群の分類,1 小テストで確認する場 メニューや食材を調べる。 日に必要な食品の概量,を設定する。栄養素カ (3)個人のお弁当の献立と盛り 肉・青菜の調理上の性 ード等を作成し,繰り つけを考える。 質がわかる。 返し学習できるように (学習プリント,テスト) する。 4 栄養のバランスのとれたお ウ-② 安全と衛生や作業の能 ペアで一緒の調理台を 弁当を作る。 率に留意して調理がで 使う。計画表作成や調 三 (1)調理計画表を作る。 きる。 理では互いに点検し合 次 (2)個人調理でお弁当を作る。 (自己評価,ペア評価) う場を設定する。 ( (3)調理したお弁当のレポート ア-③ 学んだことを自分の食 よい献立や盛りつけな) を作成する。 事とかかわらせて考え ど努力している様子を 5 お弁当作りの取り組みを振 ようとしている。 賞賛する。 り返る。 (レポート,感想文)

(3)

5 本時 平成20年10月 日( ) 家庭科教室 第一次の3時 (1) 主眼 自分の食生活の栄養バランスを見直す必要性を感じることができるようにする。 (2) 準備 資料 学習プリント フードモデル 実物投影機 テレビ (3) 本時の指導観 前時までに子どもは,中学生時期の身体の特徴を調べ,食事からどれくらいのエネルギーを摂取 すればよいのかを調べている。そこで,本時は,子どもが日頃食事として摂取している弁当などの 食品にどのくらいのエネルギーがどれくらい含まれているかを調べ,今後自分の食生活の栄養バラ ンスを見直す必要性を感じとることができるようにしたい。なお,栄養素については,小学校での 既習事項を生かすようにする。 (4) 本時の過程 学習活動・内容 指導のねらいと留意点 形 1 前時活動から本時めあてを確認する。 前時活動を想起し,本時学習への意欲を高め (1) 食ニュースクイズを行う。 ることができるようにする。 (情報活用能力) ・食生活にかかわる最新情報を得て,消費者 (2) ニュースの内容の確認をする。 としての自覚を促すことができるように, (3)「ある休日の昼食」アンケート結果 食ニュースに関するクイズを行い,重要語 一 10 を見て,共通点を確認する。 句の解説を行う場を設定する。 斉 ・加工食品が多い ・活動の見通しを持つことができるように, ・栄養が偏っている 子どもが実際に食べた食品の写真とアンケ (4) 本時学習のめあてを確認する。 ート結果を提示する。 (将来設計能力) ・学習の流れやねらいを理解することができ フードモデルを用いた食事点検で るように,単元シラバスを見直した後めあ 自分の食生活や食事を振り返ろう ての確認を行う。 2 フードモデルによる食事点検のシミ 自分の食生活の栄養バランスを見直すことが ュレーションを行う。 できるようにする。 (1) 食事点検の方法を確認する。 ・自分の食生活の課題に気付くことができる (2) 食事選びの条件を確認する。 ように,弁当を中心としたフードモデルを ・1食分のエネルギー約800kcal 提示し,食事点検を行う場を設定する。 ・バランスのよさ ・自分で献立を比較しながら選ぶことができ 赤(血や肉になるもの) るように,条件としてあげる2点(前時の 一 黄(エネルギーになるもの) 学習で学んだ消費エネルギー量,小学校で 斉 緑(体の調子を整える) 学んだ3つの食品分類)について確認を行 / (3) 1回の昼食で食べきれる量の食品を う。 個 30 フードモデルから選び,該当の食品 ・食品カードに書かれた栄養に関する情報が / カードを選ぶ。(1回目の食事選び) 見えないように,再はくりラベルに印刷し 小 食品カード ておく。 集 弁当 おにぎり ・自分の選んだ食品が適切であったかどうか 団 やきそば 菓子パン を確かめることができるように,栄養表示 サンドイッチ ハンバーガー をもとに結果を分析する場を設定する。 サラダ など ・栄養素量を体験的に理解することができる (4) 食品の栄養表示の見方を確認する。 ように,再度食事選びを行う場を設定する。 (5) 結果の分析を行う。 ・班で個人が感じたことを出し合うことがで (6) 再度食事選びを行う。(2回目) きるように,班整理用シートを準備し,結 (7) 適正かどうかの判断をし,結果を 果を整理させる。 整理する。 3 本時の活動をまとめ,次時の主な活 活動の評価を行い,学習の成果について振り 動を知る。 返ることができるようにする。 (1) フードモデルの昼食例から問題点を ・本時の活動をまとめることができるように, 学 考える。 結果について話し合う場を設定する。 級 (2) 自己評価をシラバスに記入する。 ・本時の学習の成果やめあての達成ができた 集 (将来設計能力) かを確認することができるように,単元シ 団 (3) 次時の主な活動を知る。 ラバスに記入する場を設定する。 / 10 ・お弁当づくりにむけた献立作成 ・栄養を考えた食事の大切さを理解できるよ 一 ・五大栄養素 うに,保護者がお弁当作りの際に心掛けて 斉 (情報活用能力) いることをまとめて紹介する場を設定する。

(4)

1年「栄養バランス満点のお弁当を作ろう」シラバス(12時間)

1年 組 番 氏名( ) 目標 食事のとり方を振り返り,栄養バランス満点の条件を調べ,その条件を満たすお弁当を作ることができる。 関心・意欲・態度 工夫・創造 技能 知識・理解 評価す 栄養満点のお弁当づくりに興味 栄養バランスのとれたお弁 安全と衛生に留意してお弁当 栄養バランスの整え方, る視点 をもち,すすんで学んだことを活 当になるように,自分のお弁 を作ることができたか。また, 肉,青菜の調理の仕方がわ 用しようとしたか。 当献立を見直すことができた レポートにまとめることができ かったか。 か。 たか。 学習活動 学習のポイント(○)・キーワード 学習の感想や解決したい疑問 自己評価 予習・復習・宿題 1 食事の役割,健康と食事 ○今回の学習の課題をつく 中学生の時期の身体の特 A ○シラバスをよく (1)中学生の時期の身体の特徴を調 ろう。 徴がわかりましたか。 B 読んでおきまし べる。 C ょう。 ○課題解決に必要なことは (2)実際の生活における消費エネル 何かを考えよう。 消費エネルギー量と食生 A ○教科書 ギー量を運動習慣測定器で測定 活とのかかわりがわかり B p16~21を する。 身長と体重の増加 ましたか。 C よく読んで 基礎代謝量 おきましょう。 (3)自分の食生活や食事を振り返 消費エネルギー 自分の食生活や食事を振 A る。 り返ることができました B か。 C 2 中学生時期の栄養の特徴 五大栄養素 6つの食品群と栄養素の A ○教科書 (1)栄養素の種類を調べる。 炭水化物,脂質,たんぱ 関係がわかりましたか。 B p22~25を (2)食品群と栄養素の関係を調べる く質,無機質,ビタミン C よく読んで 人体60%の水のはたらき おきましょう。 3 中学生に必要な栄養を満たす 6つの食品群 栄養バランスのとれたお弁当 A お弁当の献立を考える。 日本食品標準成分表 献立を立てることができ B ○食品群の歌を ♪食品群の歌 ましたか。 C マスター しましょう。 4 栄養バランスのとれたお弁当 ○学習したことを生かして お弁当づくりの手順がわ A ○家族のアドバイ 作り 自分のお弁当の献立を立 かりましたか。 B スも参考に献立 (1)調理計画表を作る。 て,作ろう。 C を立てましょう。 肉の炒め方 (2)個人調理でお弁当を作る。 青菜のゆで方 安全や衛生に注意して美 A ○作り方を何度も 味しく作ることができま B 確認しておきま したか。 C しょう。 (3)調理したお弁当のレポートを作 ○なぜそのような献立にし 学習のまとめとしてわか A ○教科書やプリン る。 たのか理由をまとめよ りやすくまとめることが B トを参考にまと う。 できたか。 C めましょう。 5 お弁当づくりの取り組みを振 ○調べ,献立を立て,調理 友達の報告から,活動や A ○掲示板の報告書 り返る。 したことを通して学んだ 生活を振り返ることがで B を見ておきまし ことを振り返ろう。 きましたか。 C ょう。

参照

関連したドキュメント

第二運転管理部 作業管理グループ当直長 :1名 第二運転管理部 作業管理グループ当直副長 :1名 第二運転管理部 作業管理グループメンバー :4名

指導をしている学校も見られた。たとえば中学校の家庭科の授業では、事前に3R(reduce, reuse, recycle)や5 R(refuse, reduce, reuse,

(1)アドバンスト・インストラクター養成研修 研修生 全35名が学科試験及び実技試験に合格。

“〇~□までの数字を表示する”というプログラムを組み、micro:bit

学期 指導計画(学習内容) 小学校との連携 評価の観点 評価基準 主な評価方法 主な判定基準. (おおむね満足できる

 ファミリーホームとは家庭に問題がある子ど

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児

学年 海洋教育充当科目・配分時数 学習内容 一年 生活科 8 時間 海辺の季節変化 二年 生活科 35 時間 海の生き物の飼育.. 水族館をつくろう 三年