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ドル 円 (2) 週末のNY 市場 週末のドル円は 米中間選挙や米連邦公開市場委員会 (FOMC) を受けて円売り ドル買いが進んだ流れの中 ベテランズ デーの振り替え休日を含む 3 連休を前にして 利益確定の円買い ドル売りが入った アジア時間に発表された中国の生産者物価が予想通りだったとはいえ4

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ドル・円(1)

【先週レビュー】 先週レポートで≪今週は、まず米中間 選挙が注目。上院は共和党が、下院は民 主党が制するとの予測が市場コンセンサ ス。過去の中間選挙の傾向通り、政権与 党が不利となる結果でねじれが起きるが、 織り込み済みで、市場の反応は限定的か。~中略)。 中間選挙が波乱なく通過すると、市場の関心は米中貿易問題へ移行する。先週 は、米中首脳による電話会談で、米中貿易問題の早期解決への期待が高まってい たものの、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、米中交渉に大きな動き はないと報道を否定。その後にトランプ大統領が「中国とは合意に達すると考え ている」と述べるなど迷走しているようにも見えるが、中間選挙を無事に通過す ると、交渉は進んでいく可能性。 ~中略)。独では、キリスト教民主同盟(CDU)が4─5日にベルリンで幹 部会合を開催するとの報道が出ている。ポスト・メルケルを争う党首選が行われ る12月党大会の行方を占う会合として注目。ユーロドルの1.1300の攻防 に影響を与える可能性にも注意したい≫としたが、先週は、米中間選挙や米FO MC会合を挟んで、前半はドル売り、後半はドル買いの動きとなった。 注目の米中間選挙では、開票状況を眺めながらやや荒れた動きとなった。上院 は共和党が過半数を占め、下院は民主党が過半数の「ねじれ議会」となったが、 想定内の結果だったことやイベント通過による安心感から、7日の米国株は大幅 高となり、NYダウは545ドル高となった。 7~8日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場予想通り、 政策金利は据え置きとなった。声明では、「さらなる漸進的な利上げを想定」と の見解を繰り返したことで、今後の利上げ姿勢に変化がないとの見方から、米長 期金利が小幅ながら上昇して、ドル買いの動きとなった。 英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、アイルランドの国境問題を含めて合意に 向かっているとの報道などを背景にポンドが上昇基調で推移してきた事に追随 してユーロドルは反発も、イタリア予算をめぐり同国政府とEUの溝は埋まらず、 13日にイタリア予算案修正期日(欧州委員会)を控えていることが、ユーロの 上値を抑えた。

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ドル・円(2)

【週末のNY市場】 週末のドル円は、米中間選挙や米連邦公 開市場委員会(FOMC)を受けて円売 り・ドル買いが進んだ流れの中、ベテラン ズ・デーの振り替え休日を含む3連休を前 にして、利益確定の円買い・ドル売りが入 った。アジア時間に発表された中国の生産 者物価が予想通りだったとはいえ4ヵ月 連続の低下となり、中国経済及び世界経済 への懸念を強めていることも一因。 ただし、朝方発表の10月の米卸売物価 指数の上昇率が市場予想を上回った。11 月の米消費者態度指数(速報値)は前月から小幅低下にとどまり、米景気の堅調 さを背景に米利上げが継続するとの見方がドル円の下値を支えた。 CFTC建玉明細(11/6 現在)によると大口投機家玉は、89122枚の売 り越し。前週(91,620枚の売り越し)から縮小。 ユーロは対ドルで3日続落。FOMC声明を受けて米利上げ継続の観測が強ま った事や、イタリアの財政不安が引き続きユーロ売りにつながった。 ECBは年内で量的緩和(QE)拡大を終了することを強調する一方、来年夏 終わりまで金利は据え置くことをコミットしている。しかし、一部からはユーロ 圏の成長やインフレ指標から、来年夏終わり以降に利上げサイクルに戻すのは難 しいのではとの見方も出ている。EUは来年の成長見通しを下方修正している。 ジョー・ジョンソン英運輸担当閣外相の辞任が報じられポンド売り加速。英E U離脱交渉も大詰めに来ているが、メイ首相が臨時閣議を数日中に開催するとも 言われている。それを経てラーブ英離脱担当相とEUのバルニエ首席交渉官が来 週会談し、完全な離脱合意と政治宣言の概要が発表される可能性もあるという。 週末のNY株式市場は、5 営業日ぶりに反落。利上げ継続観測が重荷となった。 NYダウは、25,989ドル30セント(前日比-201ドル92セント) ナスダックは、7,406.902ポイント(同-123.983ポイント)

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ドル・円(3)

【今週見通し・戦略】 中間選挙は事前予想通り、無難に通過 したが、過去の共和党政権下における中 間選挙後のドル円を振り返ると、円高ド ル安傾向が確認できる。今週、12-13 日にペンス副大統領が来日。9月の日米首脳会談で決まった二国間通商交渉は、 年明け以降にスタートする予定。ペンス氏と麻生氏がこれまで開催してきた「日 米経済対話」は開かれない見通しだが、マーケットは円安牽制を意識するだろう。 アメリカ通商代表部(USTR)は、12月10日に日本との貿易交渉に関する公聴 会を開く。ライトハイザーUSTR代表は、この交渉の狙いは自動車、農業、サ ービス業といった分野における関税と非関税障壁とを取り除くことにあるとの 考えを示している。またムニューシン財務長官は、この取引に通貨切り下げを防 ぐ条項を含めることを求めている。 注目の米中貿易問題は、G20でのトップ会談の動向に関心が集まっているが、 中国の習近平国家主席は8日、キッシンジャー元米国務長官と北京で会談し、ト ランプ米大統領とアルゼンチンで「深い意見交換」を行う考えを示した。王毅国 務委員兼外相もキッシンジャー氏と会談し、両国が貿易を巡る対立を確実に解消 できるとの考えを示した。米中両政府は9日、閣僚級の第2回外交・安全保障対 話をワシントンで開いた。会合後の記者会見で、ポンペオ国務長官は「米国は中 国との冷戦や封じ込め政策をめざしているわけではない」と述べ、中国の魏鳳和 国務委員兼国防相も「覇権を求める意図はない」と表明。水面下の交渉は進んで いる模様。 欧州委員会は8日、イタリアの経済成長が向こう2年間は同国政府の予想より 緩慢になるとし、財政赤字は政府予想より拡大するとともに、公的債務は縮小せ ず横ばいで推移するとの見方を示した。イタリアの予算案の再提出期限が13日 だが、イタリアは予算案の変更を拒否している。トリア経済・財務相は予算案に 盛り込まれた景気刺激策が成長を底上げし、政府債務残高も減少する見込みだと 主張。欧州委はイタリア側からの返答を審査し、21日に最終的な判断を示す見 通し。ユーロ売り圧力が高まると、相対的にドル買い・円買いとなり、

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東京金(11/9 帳入値:4,447 円)

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【先週レビュー】 先週レポートで≪NY金は、8月安値 以降続いていたレンジ上限と重なる基 準線で下支えられて反発。長大陽線引け となった。10月26日の十字線高値~ 心理的節目1250ドルを上抜くと強 気感が増す。一方、雇用統計は強気とな り、米中間選挙もサプライズがなければ、 年内の利上げ観測の高まりが上値を抑えるだろう。この場合は、1200-12 50ドルでのレンジで次なる放れを待つ展開に。 大統領選挙と異なり、投票率の低い中間選挙は、コア支持層を抱えるトランプ 大統領(共和党)が有利な傾向。上院・下院共に民主党が勝利しない限り、大き なサプライズとはなり難い。波乱がある場合は、女性・若年層の伸びがある場合。 米国は中国からの輸入品でこれまでの関税の対象となっていなかった品目全 てへの関税賦課を12月初旬までに発表する用意があると伝えられ、米中の貿易 摩擦に対する懸念が高まったが、1日に米中首脳が電話会談したことを受けて懸 念は後退。G20首脳会議に合わせて米中首脳会談を行う際に、想定される条件 の草稿の作成を開始するよう重要閣僚に求めた模様。米中貿易問題と北朝鮮問題 は表裏一体の側面があり、東アジアの国際秩序の大変化と共に、リスクオンが高 まるシナリオも想定される。この場合は、金の上値は抑えられると思われるが、 株価延命と共に将来的な株価暴落リスクは高まることになり、下値は限定的とな ろう≫としたが、先週のNY金(12月限)は、好調な米雇用統計を受けてドル 高に振れたことや、株高に上値を抑えられて始まった。ドイツの経済指標が強い 内容となったことを受けてユーロ高に追随する場面もあったが、イタリアの財政 問題に対する懸念が残り、ユーロ高一服などを受けて戻りを売られた。株高も圧 迫要因となって続落した。米中間選挙速報を受けて乱高下したのち、民主党の下 院奪還見通しを受けて堅調となった。ドル安一服と株高を受けて上げ一服となっ たがプラスサイドを維持。米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが 決定されたが、声明で利上げ見通しが示されたことを受けてドル高が進んだ事が 上値を抑えた。1230ドルを挟んだダイヤモンドフォーメーション形成中。 東京金は、NY金に追随する格好で狭いレンジでの保合い形成となった。

(5)

東京金(11/9 帳入値:4,447 円)

(2)

【週末のNY市場】 週末のNY金(12月限)は、続落。 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC) が漸進的な利上げを継続する方針を維持 したことが引き続き重しとなった。市場 予想通りに、米連邦準備理事会(FRB) は来月追加利上げを決定する見通し。 一方でユーロ圏はイタリアの財政問題 で揺れており、金融緩和策から出口に向かっている欧州中央銀行(ECB)の金 融政策見通しを不透明にしている。経済が混乱した場合の対応として、銀行に低 利で長期の資金を貸し付ける条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)の 再開を検討しているとの報道もある。 CFTC建玉明細(11/6 現在)によると大口投機家玉は、19,026枚の買 い越し。前週(13,194枚の買い越し)から拡大。 【今週見通し・戦略】 中間選挙に大きな波乱がなかったこと もあり、再度、米追加利上げを織り込む動 きとなっている。10月の金利上昇に対す る株価急落も、足元は原油価格の大幅続落 で、急速に金利上昇には拍車がかからない との思惑が優勢となっている。NY金は、 ダイヤモンド・フォーメーションを下放れ た格好で、価格帯別出来高の厚い心理的節目1200ドルの攻防戦へ。一目均衡 表では雲の捻じれが控えると共に、雲の厚みが薄く、支持線として抵抗線として も信頼性が落ち込み、変化の起こりやすい時間帯になる。 1200ドル~雲を割り込むと、一時的に下げ加速もあり得るが、投げたら終 いで押し目は短期的に買い直され、1200ドル割れは一時的というシナリオも 想定される。中長期的には、NY株価の延命が長引けば長引くほど、次に控える 修正は大きなものとなる。テクニカル的に売られた金の安値は、良い買い場を提 供することとなろう。

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東京白金(11/9 帳入値:3,122 円)

【前週レビュー】 先週レポートで≪米中間選挙では、民主党 が下院を奪還し、上院を共和党が維持すると の見方が市場コンセンサス。上下両院を共和 党が維持した場合、リスク選好となる可能性 も≫としたが、先週のNY白金(1月限)は、 好調な米雇用統計を受けてドル高に振れたこ とが圧迫要因となり、小幅反落で始まった。株価が堅調推移した事で下値は限定 的。米中間選挙の投開票日を控え様子見ムードが強い中、アップルなどハイテク 株を中心に買われ、NYダウが上昇基調に転じた。中国の王岐山国家副主席は、 シンガポールで開催された経済フォーラムで講演し、米国との貿易摩擦について 「相互に受け入れ可能な解決を図る用意がある」と表明し、両国の歩み寄りへの 期待感が広がったことも支援要因となって反発となった。米中間選挙で民主党の 下院奪還見通しを受けてドル安に振れたことが支援要因になり、6月25日以来 の高値を付けた。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けたドル高や 金軟調を受けて反落。東京市場もNYに追随して続伸。 週末のNY白金(1月限)は、続落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC) がさらなる漸進的な利上げを継続する方針を維持したことで、ドル買いが続いた ことや金・NY株価が下落した事が重しとなった。 CFTC建玉明細(11/6 現在)によると大口投機家玉は、23,924枚の買 い越し。前週(14,723枚の買い越し)から拡大。 【今週見通し・戦略】 今月末にアルゼンチンで行われるG20首脳会議に合わせて行われる予定の 米中首脳会談に向けた動きが注目。中国の習近平国家主席は8日、キッシンジャ ー元米国務長官と北京で会談し、トランプ米大統領とアルゼンチンで「深い意見 交換」を行う考えを示した。王毅国務委員兼外相もキッシンジャー氏と会談し、 両国が貿易を巡る対立を確実に解消できるとの考えを示した。水面下の合意がで きたなら、株価の下値は限定的となるだろう。NY白金は8月安値を起点とした 上昇チャネル下限の攻防戦。同水準割れなら、一時的に深押しも。

(7)

東京ゴムRSS3(11/9 帳入値:161.0 円)

【先週レビュー】 先週レポートで≪中国工業情報化部は、 「同国の自動車産業の高成長時代は既に終 わった可能性があり、今後、低成長が常態 化するかもしれない」と発表。今年、7~ 9月の3カ月間の同国の自動車販売台数は、 3ヶ月連続で前年同月を下回っている。 米中貿易協議に対しての駆け引きは予想 されるものの、北朝鮮問題を含めてまとま りを見せるなら年末高パターンとなる可能 性≫としたが、上海ゴムの下げ幅拡大から 下値模索で始まった。RSS3は全限月が 一代安値を更新。TSR20は先限が一代 安値更新した。その後、海外ゴム市場の軟 調を受けて、薄商いの中、東京RSS先限は、2016年9月以来となる終値ベ ースでの160円割れとなった。円安や、海外市場との割安感などから7日には 終値ベースで160円台を回復したものの、中国自動車業界団体、全国乗用車市 場情報聯席会(乗聯会)が8日発表した10月のセダン、スポーツ用多目的車(S UV)、多目的車(MPV)の新車販売台数(小売りベース)は195万034 2台と、前年同月比13.2%減少。マイナスは4カ月連続。2桁減は9月(1 3.2%)に続き2カ月連続となり、上値の重い状況が継続した。 中国国家発展改革委員会の呉衛氏は、中国国際輸入博覧会での講演で、今年の 同国の新車販売台数は、3000万台に届かず、20年ぶりに前年比で減少する 可能性があると述べた。10月10日時点の全国営業倉庫生ゴム在庫は1万23 81トンとなり、9月30日時点(1万2831トン)に比べ450トン減少。 10月1~10日は、入庫が551トン、出庫は1001トン。 【今週見通し・戦略】 RSS3は心理的節目150円が意識される流れ。当先の順鞘も継続で、短期 的には戻り売り有利。米中首脳会談で双方のメンツが立つ格好で妥協案が出れば、 そこから季節的な反発傾向が意識される展開か?

(8)

東京米国産大豆(11/9 帳入値:44,600 円)

【先週レビュー】 先週レポートでは≪FC・ストーンが、8 日の米農務省(USDA)需給報告を前にし て発表した2018年の米国産大豆の単収見 通しは53.2Buとなり、前回の54.0 Buから下方修正された。10月のUSDA 見通しは53.1Bu。事前予想との乖離に 注目。大きな乖離がなければ、米中貿易問題 の行方に支持用の関心は戻る≫としたが、先週のシカゴ大豆(11月限)は、米 農務省農務官が18/19年度の中国の大豆輸入見通しを米中間の貿易摩擦が 原因としたうえで、10月需給報告での予測を下回る水準まで下方修正したこと が弱材料視され、反落して始まった。 米国中間選挙と米農務省(USDA)需給報告待ちで、様子見ムードの中、需 給報告では18/19年度の米大豆期末在庫が引き上げられるとの観測から下 落。注目の米農務省(USDA)需給報告で米国の18/19年度の米期末在庫 が予想通りに上方修正されたことに加え、中国の需要が引き下げられたことも手 掛かりとなって続落。東京市場は閑散商い継続。 週末のシカゴ大豆(11月限)は反発。中国と米国の間で閣僚レベルでの外交・ 安全保障対話が開催されたことを受けて、米中間の貿易摩擦打開に対する期待が 高まり買い優勢となった。CFTC建玉明細(11/6 現在)によると大口投機家 玉は、34,013枚の売り越し。前週(64,215枚の売り越し)から縮小。 【週間純輸出成約高(11月1日までの一週間)】 39万1400トン(事前予想レンジ:40万~70万トン) 【今週の見通し・戦略】 米農務省需給報告で米国産のイールドは引き下げられたものの、輸出予測も引 き下げられた結果、期末在庫率は前月予測の20.7%から23.3%に引き上 げられた。 米中貿易問題に上値が抑えられているものの、これに目途がつくと反発の可能 性を秘めている点に注意。

(9)

東京とうもろこし(11/9 帳入値:25,160 円)

【先週レビュー】 先週レポートでは≪FC・ストーンが、発表し た2018年の米国産コーンの単収見通しは 181.4Buとなり、前回の182.7Bu から下方修正された。9月安値で今年のハーベ ストローは確定しており、雲の水準での底固め 段階≫としたが、先週のシカゴコーン(12月限)は、米農務省(USDA)需 給報告で期末在庫に加え、イールドも下方修正されるとの観測から続伸して始ま った。中間選挙や需給報告を前にして様子見ムードが強い中、前週末に大きく上 昇した後で利益確定のための売りが見られたことで値位置を切り下げた。ただ、 下値は限定的で、狭いレンジ内での往来にとどまった。 注目の需給報告で18 /19年度の米コーンイールド及び期末在庫量の下方修正を受けて買われたが、 一方で中国の18/19年度の生産量見通しが大きく引き上げられたことが弱 材料視されて売られて今月2日以来の安値まで値を落とす場面が見られるなど 振幅の激しい動きとなったが、終値ベースでは小幅高に落ち着いた。 東京市場も、シカゴコーンに追随も、狭いレンジ内での小動きとなった。 週末のシカゴコーン(12月限)は、反落。米農務省需給報告で米期末在庫は 下方修正されたものの、中国生産量の大幅修正とこれに伴う世界の需給の緩みに 対する懸念や、週末を控えた整理売りが入った。 CFTC建玉明細(11/6 現在)によると大口投機家玉は、130,340枚の 買い越し。前週(122,464枚の買い越し)から拡大。 【週間純輸出成約高(11月1日までの一週間)】 70万1500トン(事前予想レンジ:60万~90万トン) 【今週の見通し・戦略】 米農務省需給報告は、米国産コーンの単収(イールド)が下方修正、期末在庫 率が10月の12.0%から11.5%に下方修正となった。米コーンは中国向 け需要が少なく、米中通商問題の影響は受けにくい。ハーベストロー(収穫期の 安値)は9月に確認されており、底固め時期。

(10)

東京原油/ガソリン/灯油(1)

【先週レビュー】 先週レポートでは≪NYダウが200 日移動平均線を回復したものの、NY原油 (12月限)は、200日移動平均線(6 5.3ドル)を割り込み下げ加速となった。 相関が崩れたのは、株価が米中貿易戦争界 期待に反応したのに対して、原油市場は上 昇要因となっていたイラン再制裁に関して、ボルトン米大統領補佐官(国家安全 保障担当)がイラン産原油の禁輸の一部適用除外を示唆したことが嫌気された。 ~中略)。米国やトルコにジャマル・カショギ記者殺害に関しての弱みを握ら れていると思われるサウジアラビアは、米政権の求める石油供給増に大きく貢献 している模様。NY原油は、200日移動平均線割れで、レンジを5ドル切り下 げた格好≫としたが、先週のNY原油(12月限)は、期近物として約7ヶ月ぶ りの安値を付けていたため、値ごろ感からの買いも入りやすかったが、トランプ 大統領がイラン制裁を緩やかに進めると述べたと伝わり、反落して始まった。 米政府は5日に対イラン制裁を発動した一方、日本や中国など8ヶ国・地域に イラン産原油の一時的な輸入継続を認めた。イラン産原油の供給が急減するとの 懸念が後退した事を材料視した。米エネルギー情報局(EIA)短期エネルギー 見通しで、米国の2019年の産油量予想を1日平均1210万バレルと、10 月時点(1180万バレル)から上方修正した事も一因となり続落した。 更に、米エネルギー情報局(EIA)週間米原油在庫は7週続けて増加。ガソ リン在庫も市場予想に反して増え、生産も最高水準に増えた事を嫌気し、61. 20ドル(11/7 安値)まで続落した。 週末にかけて、10月の中国の原油輸入量が過去最高水準を記録したことが相 場を押し上げる場面があったが、買いは続かず、対イラン制裁を見越して有力産 油国は供給を増やしていた中、米国がイラン産原油の禁輸の適用除外を一部の国 に認めた事を嫌気した流れが継続。 8日午後に「サウジアラビア政府系の有力研究所が石油輸出国機構(OPEC) を解体した場合の原油市場への影響を研究している」と報じられた事も一因とな った。

(11)

東京原油/ガソリン/灯油(2)

【週末のNY市場】 週末のNY原油(11月限)は、続落。朝 方に一時59.26ドルとおよそ9ヶ月ぶり の安値を付けた。10日続落は1984年以 来34年ぶり。 米国が一部の国に対してイラン産原油の 禁輸の適用除外を認めたことをきっかけに、 原油需給が緩むとの観測が急速に広がって いる。8日に「サウジアラビア政府系のシン クタンクが石油輸出国機構(OPEC)を解 体した場合の原油市場への影響を研究して いる」と伝わったことも、引き続き重荷とな った。 OPECと主要産油国の閣僚で構成する 協調減産の監視委員会が11日にアブダビで定例会合を開く。サウジと有力産油 国のロシアが減産再開に向けて協議しているとの報道もあり、終値ベースでは6 0ドル台を回復した。 CFTC建玉明細(11/6 現在)によると大口投機家玉は、原油が403,78 3枚の買い越し。前週(432,638枚の買い越し)から縮小。ヒーティング オイルが28,966枚の買い越し。前週(34,207枚の買い越し)から縮小。 改質ガソリンが86,310枚の買い越し。前週(88,074枚の買い越し)か ら縮小。 【米国内石油掘削リグ稼働数(米石油サービス会社ベーカー・ヒューズ)】 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが9日公表した統計によると、同日ま での1週間の国内石油リグ稼働数は前週比12基増の886基で、2015年3 月以来の高水準となった。前年同週の実績(738基)を上回った。5月末(1 5基増)以来の上げ幅だった。

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東京原油/ガソリン/灯油(3)

【EIA米週間在庫(エネルギー情報局)】 前週比 原油 4億3179万バレル 578万3000バレル増加 クッシング 3430万バレル 241万9000バレル増加 ガソリン 2億2802万バレル 185万2000バレル増加 留出油 1億2286万バレル 346万5000バレル減少 原油生産量 1160万バレル 前週比40万バレル増加 製油所稼働率 90.0% 前週比0.6%増加 【製油所稼働率】 石油元売り・精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は9日現在、 2基。停止率は5.4%で変わらない。 停止率は全国で5.4%。東日本で4.5%、西日本は6.9%。

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東京原油/ガソリン/灯油(4)

【東京ドバイ原油】(11/9 帳入値:49,330 円) 先週レポートで≪10月4日高値を起 点とした下降チャネル継続。NY原油市場 に下げ止まり感がないものの、株式市場に 落ち着きが戻り始めており、NY株式市場 の戻り売り圧力が限定的であれば、円高一 服感もあり、東京市場も49,000円割 れ水準当たりでは、売り方の買い戻しも入 りやすいか?≫としたが、先週の東京ドバイ原油は、海外原油安に追随して続落。 8月16日安値~10月4日高値までの上昇に対する61.8%押しを達成し、 全値戻しが意識されている。雲の下限~転換線が上値抵抗帯に変化。 【NY原油見通し】 需給緩和観測が強い中、まずは、11 日にアブダビで開催予定の共同閣僚監 視委員会(JMMC)の動向が焦点。こ こ最近の価格下落傾向に牽制がなされ れば、NY原油の60ドル水準が下値支 持として認識されるだろう。一方、強い 牽制がなければ、60ドル割れからもう 一段の下落も想定されるが、そうなった場合は、12月6日~7日に予定されて いるOPEC総会で、減産の声が高まる可能性。過去の季節傾向では、12月の OPEC総会前後に、底打ち反転しているケースが多い。 トランプ政権も中間選挙前の原油高を回避した訳で、株価の急落等がなければ、 一定程度の反発は容認するだろう。10月から開始した戦略備蓄の放出も11月 末で終了する。 13日にOPEC月報、14日には国際エネルギー機関であるIEAの月報が 発表される。OPEC月報ではOPECの増産、IEA月報では世界の原油の供 給拡大と需要鈍化が示されると想定され、これらを嫌気する動きが出るかもしれ ないが、株価に大きな急落リスクが出なければ、11月の原油安値を売り込むこ とは避けたい。底打ち確認後、年末年始高に向けての買い場探し。

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東京原油/ガソリン/灯油(5)

【バージガソリン】(11/9 帳入値:60,950 円) 石油連盟週報(10月28日~11月11 日)によると、ガソリンの週末在庫は、前週 比4.3%増の171万9844キロリット ル。週間原油処理量は、0.9%減の310 万3975キロリットル。出荷量は、0.8% 減の84万6026キロリットル。 先週レポートで≪6月以降、先限つなぎ足 では、心理的節目60000円が下値支持と して機能しており、同水準を終値ベースで維 持できるか否かが焦点≫としたが、先週は、 海外原油安に追随して続落。59,870円 (11/5 安値)を付けた後、円安で下支えられ たものの、戻りは売られている。引き続き、終値ベースで60,000円を維持 できるか否かが焦点。 【バージ灯油】(11/9 帳入値:65,990 円) 石油連盟週報(10月28日~11月11 日)によると、灯油の週末在庫は前週比3. 5%増の271万3534キロリットル。出 荷量は、灯油は29.8%減の13万842 9キロリットル。 先週レポートで≪先限つなぎ足ベースで6月 以降、心理的節目65,000円が下値支持と して機能しているが、同水準を維持できるか 否かが焦点≫としたが、先週の東京灯油は、 海外原油安に追随して、64,800円(11/7 安値)まで下値を切り下げた。転換線が上値 抵抗として機能中。引き続き、心理的節目6 5,000円の終値ベースでの攻防が焦点。

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週間予定(11/12~11/18)

■「チャート画像は、株式会社みんかぶ社の Win-Station(R)によるものです。当該画像 の著作権は、同社に帰属します。」

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東京パラジウム 3,791.0 +122.0 (+3.3%) 1,415 1,281 3,877.0 2,767.0 海外商品市場 前週末終値 NY金($/onz) 1,208.6 -24.7 (-2.0%) NY白金($/onz) 856.0 -19.7 (-2.2%) NY銀(¢/onz) 14.140 -.6 (-4.2%) LMEアルミ(3ヶ月、$/t) 1,954.0 -19.0 (-1.0%) CRB指数 188.45 -3.85 (-2.0%) 為替・株式市場 前週末終値 ドル円 113.83 +0.88 (+0.8%) ユーロドル 1.1336 -0.010 (-0.9%) 日経平均株価 22,250.25 +6.59 (+0.0%) NYダウ 25,989.30 +718.47 (+2.8%) S&P 500 2,781.01 +57.95 (+2.1%) NADAQ 7,406.90 +49.91 (+0.7%) DAX 11,529.16 +10.17 (+0.1%) ハンセン指数 25,601.92 -884.43 (-3.3%) 上海総合株価指数 2,598.87 -77.60 (-2.9%) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 3900 4000 4100 4200 4300 4400 4500 2018/7/24 2018/9/4 2018/10/19 東京金先限(日足終値) 5MA 25MA 106 108 2018/6/19 2018/8/1 2018/9/12 2018/10/29 1100 1120 1140 1160 1180 1200 1220 1240 1260 2018/7/26 2018/9/7 2018/10/19 NY金期近(日足終値) 5MA 25MA

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東京ゴム 161.0 -1.4 (-0.9%) 28,276 25,398 216.3 158.8 海外商品市場 前週末終値 NY原油(ドル/バレル) 60.19 -2.95 (-4.7%) NYRBOB(ドル/ガロン) 1.6214 -0.0869 (-5.1%) NYヒーティングオイル(¢/ガロン) 2.1728 ±0 ±0 IPEブレント(ドル/バレル) 70.18 -2.65 (-3.6%) CRB指数 188.45 -3.85 (-2.0%) 原油・石油関連統計 最新週 国内ガソリン在庫 1,719,844 +70,409 (+4.3%) 国内灯油在庫 2,713,534 +90,639 (+3.5%) 国内軽油在庫 1,455,135 -5,836 (-0.4%) 国内レギュラー価格(円/l) 158.70 -0.90 (-0.6%) 米国原油在庫 431,787 +5,783 (+1.4%) 米国ガソリン在庫 228,021 +1,852 (+0.8%) 米国ディスティレート在庫 122,857 -3,465 (-2.7%) 米製油所稼働率(%) 90.00 +0.60 (--) *在庫の単位は国内が(Kl)、米国が(1000B/D) 参照:石油連盟、石油情報センター、EIA(米エネルギー情報局) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 60000 62000 64000 66000 68000 70000 72000 74000 76000 2018/7/24 2018/9/4 2018/10/19 東京灯油先限(日足終値) 5MA 25MA 55000 57000 59000 61000 63000 65000 67000 69000 71000 73000 75000 2018/7/24 2018/9/4 2018/10/19 東京ガソリン先限(日足終値) 5MA 25MA 30 40 2018/6/21 2018/8/3 2018/9/17 2018/10/29

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東京小豆 14,100 -310 (-2.2%) 193 807 14,630 12,590 海外商品市場 前週末終値 シカゴコーン(¢/Bu) 369.75 -1.50 (-0.4%) シカゴ大豆(¢/Bu) 875.25 ±0 ±0 シカゴ小麦(¢/Bu) 502.00 -6.75 (-1.3%) NYコーヒー(¢/ポンド) 113.85 -6.20 (-5.2%) NY砂糖(¢/ポンド) 12.73 -0.71 (-5.3%) CRB指数 188.45 -3.85 (-2.0%) 穀物関連統計 最新週 週間輸出成約高(コーン) 701.5 +307.0 (11/1) 週間輸出成約高(大豆) 388.4 -7.4(11/1) 週間輸出検証高(コーン) 1,254,057.0 +555,438.0 (11/1) 週間輸出検証高(大豆) 1,229,042.0 -100,663.0 (11/1) 作柄(コーン、良以上) 68.0 ±0 (10/21) 作柄(大豆、良以上) 66.0 ±0 (10/21) *輸出統計の単位は(1000Bu)、作柄は全体に占める割合(%) 参照:USDA(米農務省) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。  それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 前週比/データ日付 週間変動幅(率) 41000 42000 43000 44000 45000 46000 47000 48000 2018/7/24 2018/9/4 2018/10/19 東京一般大豆先限(日足終値) 5MA 25MA 21500 22000 22500 23000 23500 24000 24500 25000 25500 2018/7/24 2018/9/4 2018/10/19 東京コーン先限(日足終値) 5MA 25MA 12000 12500 2018/6/19 2018/8/1 2018/9/12 2018/10/29

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仕組み、リスク等を十分にご理解、ご確認のうえ、ご検討下さいますようお願い致します。 ○当社の取引証拠金の額に対する取引金額の割合は、商品や約定値段によって異なります ので現時点では明示できませんが、通常取引では概ね 20 倍~280 倍程度、損失限定取引で は概ね 1~10 倍程度となります。また、お客様が最初に預託する取引証拠金の額は、各商 品により異なり、通常取引の最高額は1枚当たり 187,500 円、損失限定取引の最高額は1 枚当たり 4,417,000 円です。ただし、通常取引は、その後の相場の変動によっては追加の証 拠金が必要になる場合がありますのでご注意ください。追加に必要となる証拠金の額は、 商品や相場の変動によって異なります。 ○建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道 1 枚あたりの取 引手数料(税込)は以下の通りです。 対面取引(通常取引) 1,274 円~11,664 円 対面取引(損失限定取引) 1,965 円~16,329 円 コールセンター取引 864 円~2,160 円 オンライン取引 195 円~390 円 (上記の証拠金及び手数料は平成 30 年 10 月 31 日の帳入値をもって算出) 当社ディスクローズ資料は本社および日本商品先物取引協会(ホームページ)で閲覧でき ます。 お客様相談窓口 ・日産証券株式会社 CX営業管理部 TEL:0120-050-633 ・日本商品先物取引協会相談センター URL:https://www.nisshokyo.or.jp/ 日産証券株式会社(〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-38-11) 関東財務局長(金商)第 131 号 金融商品取引業者 商品先物取引業者 加入協会 日本証券業協会・日本商品先物取引協会・一般社団法人金融先物取引業協会

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