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Academic year: 2021

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社会の中の科学技術

久木田水生

2015年度後期集中講義

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この授業について

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授業の概要

本講義では,科学と技術の社会とのかかわりをめぐって,これ までにおきたさまざまな問題を例としてとりながら,科学技術 社会論という学問分野の考え方を紹介し,この分野の考え方が 上記のような問題について分析する上でどのように役立つのか を論じる。

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授業の目的

現在の科学技術は極めて複雑化しており,それらについて正し く理解することは専門家以外には困難である。

しかし私たちは自分たちが科学技術にどのような影響を受けて いるのか,その利用に関してどのような選択肢があるのか,ど うすれば合理的な選択をすることができるのかを知る必要があ る。

そこでこの講義では科学技術について正しく考え,議論し,意 思決定するための能力の向上を目指す。

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授業で扱うトピック(予定)

科学技術と社会構造:科学技術は社会構造(ある社会の内部の 構造,および異なる社会の間の関係と相互作用)にどのような 影響を与えてきたか,あるいは与えているか。逆に社会のあり 方はどのように科学技術の発展に影響を与えてきたか,あるい は与えているか。

科学技術と精神文化:科学技術の発展がどのように私たちの認 識を拡張し,新しい世界観・人間観を提供することに貢献して きたか。

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授業で扱うトピック(予定)

科学技術の評価:科学技術の正と負の両側面をどう評価して,

どのような場合に特定の科学技術の発展を推進あるいは放棄す るべきか。

科学者と技術者の社会的責任:科学者と技術者は社会に対して どのような責任を負っているのか,またそれにはどのような根 拠があるのか。

日本の科学技術:日本の科学技術をめぐる文化にはどのような 特徴があるか。また日本の科学技術に特有の問題は何か。

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授業の方法

講義とディスカッションによる。受講生は講義を聴くだけでな く、意見や疑問を表明するなど積極的な参加が求められる。ま た毎回の授業の最後には、その日の授業を受けて考えたことや 疑問に思ったことなどを書いて提出してもらう。

提出された質問・コメントについては,次回の授業において取 りあげ,返答・解説をする(ただしすべての質問・コメントに 応えるわけではない).

授業中,何度か小テストをする.

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成績の評価

小テスト50%,レポート50%

小テストを半分未満しか提出していない,あるいはレポートを 提出していない場合は欠席扱い.

レポートの締め切りは1月末.詳しくは別途知らせる.

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自己紹介

久木田 水生(くきた みなお)

専門は言語哲学、技術哲学、技術倫理。テクノロジーと人間、

社会の間の相互作用に興味がある。近年は特にロボット技術に 焦点を当てている。

メールアドレス: [email protected]

ウェブページ: http://www.info.human.nagoya- u.ac.jp/lab/phil/kukita/

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略歴

学部:京都大学文学部

大学院:京都大学大学院文学研究科

学位論文:「ラッセルの論理主義」

指導教官:伊藤邦武

職歴:神戸大学、龍谷大学、立命館大学、近畿大学、京都大学、

関西学院大学で非常勤講師(論理学、哲学、アカデミックライ ティング、クリシン)、大阪大学、京都大学で非常勤研究員を 経て、2014年4月より名古屋大学情報科学研究科准教授に就任。

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研究テーマ

人間相互の信頼関係を促進するにはどうすればよいか?

言語哲学

クリティカルシンキング

情報リテラシー

情報倫理

技術哲学・技術倫理

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人間の認識・行動 テクノロジー

テクノロジー、人間、社会の間の相互作用に焦点をあてる

社会慣習・制度

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扱っている個別的なトピック

数学の哲学、論理学の哲学

クリティカルシンキング

言語哲学

人工知能・ロボットの哲学

技術倫理、特にロボット倫理学

デジタル・ヒューマニティーズ

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執筆協力 共著 訳と解説

共著 訳と解説 共著

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倫理学 応用倫理

技術倫理 情報倫理

戦争倫理 ケア・医療の倫理

ロボット倫理学

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デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)

ICT技術を人文科学の研究・教育に活用するための方法の研究,

開発,実践.

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Cf. Digital Humanities の基本図式

方法論の研究

ツール開発 実践

Cf. 永崎研宣、「人文学はデジタル技術に何を期待しうるか」

京都大学白眉センター,応用哲学・倫理学教育研究センター主催 セミナー「デジタル・ヒューマニティーズの現在」,2012年.

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電子化されていない手書きの文献を 研究する歴史家のために

開発されているソフトウェアツール

京都大学文学研究科の 林晋教授を中心に開発

参照

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