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高速 3D スキャナを用いた掘削形状モニタ リングシステムの開発

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Academic year: 2021

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Development of excavation shape monitoring system using high-speed 3 D scanner

高速 3D スキャナを用いた掘削形状モニタ リングシステムの開発

キーワード:山岳トンネル,あたり取り,3D スキャナ,安全性向上

山本 悟 山下雅之**

石垣純一***

岡 竜***

概要

山岳トンネル切羽でのあたり取りの際,作業員が切羽直下に立入り,目視にて整形が必要な箇所(以下,あたり箇所)を判 断してレーザーポインタ等で指示を出していた.しかし,切羽は岩塊の抜け落ち(肌落ち)がひとたび発生すると,死傷災害 につながる可能性が高い危険な場所である.そこで,重機に搭載した高速 3D スキャナを用いて切羽の掘削形状の 3 次元デー タを取得し,設計断面と比較してあたり箇所を迅速に可視化することで,作業の安全性向上と効率化を図る技術「切羽掘削形 状モニタリングシステム」を開発した.本文では,本技術の概要について述べるとともに,国土交通省の令和元年度「建設現 場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」に採択され,実現場で検証した実績を 紹介した.

成果

○ 3D スキャナをあたり取りを行う重機に搭載することで,作業員や監督職員が切羽直下に立入ることなく,重機運転席で安 全にあたり箇所の確認およびあたり取りを行うことが可能..

○スキャナで切羽の掘削形状を計測し,3 次元点群データとトンネル線形情報,設計断面情報を基に可視化することで,定量 的にあたり箇所を把握することが可能.

○ブレーカとの入替えを無くし,自己位置推定に約 35 秒,切羽の掘削形状の計測から結果の表示までに約 15 秒,合わせて 50 秒程度で計測を完了する.

○余掘り量については,19.5%の低減効果が確認できた.余吹きについては 23.7%低減することができた.

技術研究所土木技術グループ **技術研究所 ***西日本(支)内畠トンネル(出)

図 ― 1 システム現場運用状況

参照

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