東京学芸大学附属小金井 中学校 『 研究紀要』第
47号
2011「 課題意識を高め、ぬらの問も庵 を深める教蘭課鰹 」
‑学び合いを通 して見つける価値ある学び とは‑
研究部長 栗田 克弘
附属小金井 中学校では、生徒の課題意識を高め、自らの問いを深める教育課程 について、これま で
3年間
(2008年度
〜2010年度)主題研究 として研究活動 を行ってきた。そこで、授業 に見 られる
「 学び合い」に着 目し、教育課程 を編成する視点 として
3つの 「 智」 ( 目標智、教材智、集団智)に ついて提案 し、その関係 を▽モデルで表 した。その成果を 「 教育研究協議会」にて公開授業、授菓 協議会 にて報告 した。▽モデルは、教科カ リキュラムの構造 を明 らかにしている。▽モデルにより、
授業での生徒 の内面的な変容を、教科カ リキ ュラムの構造 を明らかにすることにより指導 してい く ことが可能 になることが明 らかになった。
〔 キーワー ド〕▽モデル 目標智 教材智 集団智 学び合い 課題意識 教育課程 価値ある学び
1
.研究のね らい と方法
1.1
「 学び合 い 」 の研究活動か ら
附属小金井 中学校では、 「 学び合いを促す指導 と評価」とい う研究主題で
、2004年度か ら
2007年度まで 研究を行 ってきた。その結果、学び合いの意義 を考察すること、学び合いの指導の方策 を教科 ごとにあげ 一般化す ること、 さらにその方策の適切性を検討することを明 らかにしてきた。
この研究活動 を通 して、「 学び合い」は学校教育の ように集団を通 して個人が学習を深める場において は、な くてはならない学習活動であることが より一層明確 になった。集団の中で表現 をした り、思考 した りすることにより生徒たちが より一層理解を深めることがはっき りとした。 「 学び合い」は、学校教育で は必要不可欠な営みである。授業では、この 「 学び合い」が行なえるように意図的な学習指導がなされな
くてはいけない。
この研究を受 け
、2008年度か ら新 しい教育課程 を模索することになった。文部科学省の新 しい学習指導 要領の実施 に伴 い、教育課程が大 きく変わることになる。そこで、新 しい学習指導要領 に表れている社会 や教育の背景 を読み取 り、本来学校教育 において求められる教育課程 とはどのようなものかを明 らか に しな くてはいけない。毎 日私たちが授業 を通 して、生徒 に指導 している内容についてのより一層の研究が 求め られ る。
そ こで、まず各教科 の存在意義 を考 え、そ こには 「 学び合い」を背景 にして、どのような学習の必然性 があるかを提示 してい くことにした。各教科 か ら出 し合ったものを比較 し、学習指導の大 きな土台になる ものは何 なのか を明 らかにす ることが必要 となる。各教科での具体的な教材 を選定 し、具体的な授業 を 創ってい くことは、学校全体の学習指導 に対する大 きな土台、 教員同士の共通理解 の上に成 り立っている
ことになる。
三年間の見通 しを次のようにたて主題研究 を行った。
2008
年度 「 教育課程の基礎研究 」〜 「 授業 における試行的な取 り組み 」
小研究グループ活動で、教育課程を検討する指針 を模索、検討する。
2009
年度 「 授業での実践研究の定式化 」〜 「 実践研究の深化 」
①、②、③、④ グループ ( 後述)での教育課程 を検討する.教科指導での具体化の指 針の明確化。
2010
年度 「 教育研究協議会 にて成果を発表
」1.2 研究主題 について
2009
年度 には、 「 学び合い」を受 けた研究活動 のつ なが りか ら、さらに学校全体 の教育課程 の編成 にお いて共通 の土台 となる部分 につ いて協議 を行 なったO校 内での研 究組織 を以下の①〜④ の研究 グループ を作 った。
◎ 「 学び合い」か ら生徒 の課題意識 を高 め、 自己‑の問いを深 める授業過程
∴
( 丑 「 学び合い
」か ら論理的思考 力や抽象的思考 力の育成 のために課題意識 を高 めるo
② 「 学 び合い」か ら表現活動 につ ながるカを育成す るため に課題意識 を高める。
③ 「 学 び合い」 を通 して、授業 の内容 を元 に学習 の意義 を理解す る‑自己‑ の問いを深 める。
④ 「 学 び合い」 ( 集 団や教師の役割) を通 して見出 してい く‑自己‑の問い深 める。
①〜④ の研究 グループでは、各教科 の課題 を持 ちよ り検討 を継続的 に行なった。校 内研究授業 を各 グ ループ ごとに実施 し、研究 グルー プの成果 を学校全体 の共通土台 として適切 か ど うかを協議 した。そ して、
2009
年度 の一年間の研究活動 を通 して、以下 の ような主題研究テーマを設定 した。
研究主題 「 課題意識 を高め、 由らの問いを深 める教育課塵づ くり 」
教育課程 とは、教育 目標 に基づ いて作成 された学校全体の指導過程全体 を指す。その構造 は、学校 目標 をもとに構造化 されな くてはい けない。そのためには、学校 目標 の作成 の経過やその意義、さらにい くつ かの 目標 の相互の関連 を明 らか にす る必要がある。新 しい教育課程 に向けて、学校全体 としては この学校 全体 の根幹 をなす部分の構造 古 事明 らか にされな くてはい けない。教育課程 ( 教科、道徳、特別活動)の う ち、主題研究では教科カ リキ ュラムを明 らか にする ことを行い、関連図は以下の通 りである。
学 校
教 育 全 体
から み た 期 待 す
る生 徒像
学
校 目標\ /
教師 による教育活動
各 教 科 の授 業 で 期待す る生徒像 教科 の指導 目標、意義
主題研究 テーマ 「 課題意識 を高 め、自 らの問い を深 める教育課程 づ くり」とは、具体的 な教科 カ リキュ ラム編成 を どう行い、どの よ うに授業 として具現化す るか とい うことである。それ は授業 の具体的 な活動、
指導場面 における附属小金井 中学校 での教育活動 の背景 を明 らか にし、教科 間での共通理解 の うえ教育 目標 の実現 を行 な うことである。 「 課題意識 を高 め、自らの問いを深 める教育課程づ くり」とい うことが、
具体的な教科 のカ リキュラム編成 の過程 では どの よ うな ことと関連す るか、授業 の具体的 な活動、指導場
面 における背景 とどのよ うに関連す るか を明 らか にす る ことが主題研 究のめ ざす方 向性である。
2.
▽モデル (田標 智、教材智、集 団智)について
2.1▽モデルについて
教科の▽モデル
「 単元名
」目標智
「もの ごとの本質 を見抜 き、何事 に も意欲的 に実践できるカ」
( 学びの指針、授業のね らい)
【 創意、工夫、知性、情操
ヨ巳 多様 な考 え、考察理解】
E 表現、 コ ミュニケーシ ョン】
課題意識 を高める
個 人智
・学びがいのある内容 との出会い。
・理解 を深 める内容 との出会い。
凸
自らの問いを深める
・学 びの内容の価値 を理解す る。
・学びとい う活動 の価値 を理解す る。
教材智
「 学びを促進 し、 学 びの価値 を見出せる教材
」( 教材観、授業観)
【もの ごとのな りたちやつなが り】
【 生活 に根 ざし、 自分理解 を深 める】
【自分 の成長や変容】
【 新たなる学び】
集 団智
「より良い学び合い につながる集団」
( 学び合い により深 める)
【 集団の善 さか らくる相互作用】
【 学習機能 を持つ集団形成】
前記の▽モデルのよ うに本校 の教育課程 を編成す る上での教科カ リキュラムの構造 を提案す る。
学校 目標 を受けて、教科 での指導の 目標 が設定 され るOそれ は、教師の授業造 りの出発点である。授業 は、教師の強い目標設定 により動 きだす。しか し、授業 は教師だ けの意図で構成 されるのではな く、教師 の目標や教材 の設定、学習集団の影響 を生徒が受 けなが ら主体的 に動 きだす ことが核心部分である。生徒 の内面的な動 きを考えな くては、学校教育の本来担 うべき役割 を果たす ことはできない。
教師の意図 に関わることを 「目標智」、教材の設定 に関わ るこ とを 「 教材智」、学習集団に関す ることを
「 集団智」と呼ぶ ことにす る。これ らは、 「目標 」 「 教材 」 「 集団 」 の本来持つべ き意義 を含んだ考え方で ある。授業 は、必ず この
3つの観点 によって構成 されている。三年間での▽モデル、単元での▽モデル、
一時間の授業 での▽モデルな ど、考 える程度は違 って も同様である。このように教科カ リキュラムを、▽
モデル によ り考えることにより、た とえば目に見 える材料や素材 を考 えるだけでな く、それ に込 め られて いる授業者の意図や、学習者の学ぶ意義 を同時 に考 えることができるようになる。これは、教育課程の背 景 にある重要な理念である。
2.2
本校のめざす教科カリキュラムの構造について
教科 カ リキ ュラムの構造 を表す方法 として、前述 の▽モデルを考案 した
。2010年度 には、▽モデルの要
カ リキュラム編成 の観点や指針 を明示 できるよ うにした。また、教科カ リキュラムを編成す る時 に、私た ちが生徒 に期待 している姿を、 「 課題意識 を高め、自らの問いを深める」とした。教師か らの一方的な教 育課程編成 ではな く、生徒 にとって 「 学びの価値」や 「 学びの意義」を同時 に考 えさせな くてはいけない と考 えたか らである。知識や技能の獲得 には大 きな文化的な意味がある。それが、なかなか理解 されない まま、知識や技能 のみが一人歩 きして しまい、無味乾燥 なものになって しまっている風潮が見 られる。い くら興味、関心 を喚起 させ ようとしても、そ もそも 「 学びの意味」がわか らない、実感で きない ものを生 徒が生 き生 きと学習するはずがないOも うー度そ もそ もの教育の原点 に戻って、 私 たち教師 も考 えな くて はいけないであろ う。
2.3
目標智について
目標智以下のよ うに考 えている。
監目標智3 ‑学校教育の目標 と関連付 いた、学習指導の教科 の目標、 さらに授業の目標 まで
「 もの ごとの本質 を見抜 き、何事 にも意欲的 に実践 できる力を育てる」
① 自ら創意工夫 し、知性 と情操 を豊 かにす る。
②多様 な考 えを認 め、多面的 に考察 し理解 を深める。
③積極的 にコミュニケー シ ョンをはか り、伝 え合 うカを高 め表現 を豊かにす るO
新学習指導要領 との関連 本校の教科のめ ざすもの
①創意、工夫、知性、情操 「 音楽文化‑の理解 と豊 かな情 音楽 ( 心 と体 を開放 した合唱) 、美 操
」「 美術文化‑の理解 と豊かな 柿 ( 素材 を生 か した創作活動) 、保 情操」、 「 生涯 にわた って運動 に 健藤育 ( 自分の体 にはた らきかける 親 しむ、健康の保持増進 のため 実践的な態度や姿勢)、技術 .家庭 の実践力」、 「 生活 と技術 のかか
わ りについて理解す る」 ( 生活 に根 ざした知恵 を育む)
② 多様 な考 え、考察理解 「 公民的資質」、 「 科学的 に探 求 社会 ( 相互理解 を深める社会関係能
す る」、 「 数学の よさ 」 科学的思考力) 力)、数学 ( ( 実験や観察を実践するカの育成 と 論理的な思考力)、理科
③表現、 コ ミュニケーシ ョン 「 言語感覚を豊にする」 、「 コミユ 国語 ( 生活 に根 ざした適切な言語活
〔 事例①〕
・自分たちの能力に適 したルー ルを考 えて、セルフジャッジでゲームを楽 しむ. ( 保健体育)
・自分のか らだ‑の気づきを、個人や社会 の生活 に生かそ うとする。 ( 保健体育)
・「 モノ 」 をつ くる、「 モノ
」にはたらきかける行為 に、喜びや充実感を抱 くことができる0 ( 美術)
・新たに課題 を見つ けて取 り組む意欲 を、生涯持ち続 けることができる力。 ( 美術)
〔 事例②〕
・実験、観察 により得た様々な事実か ら、 自然の持つ規則性や法則性 を見出そ うとする。 ( 理科)
〔 事例( 診〕
・意見交換の場面 において、友人の発言を認め、参考 にして次の会話 に生かそ うとする。 ( 英語)
・意見交換 の場面 において、既習表現 を運用 しなが ら自分の考 えを何 とか相手 に伝 えよ うとする。
( 英語)
・予想や仮説 を立てて、 根拠 となる事柄や表現方法 を考 えなが ら、自らの考 えを周囲に伝 えようとする。
( 理科)
2.4
教材智について
教材智 については以下のように考 えている。
【 教材智】‑教材そのものが持つ教育的 な意味付 け
「 学びを促進 し、学びの価値が見出せる教材の選定」
① ものごとのな りたちやつなが りがわかる教材。
②生活 に根 ざし、 自分 についての認識が深まるようになる教材。
③ これか らの自分の成長や変容につながる教材。
④新たなる学びにつながる教材。
〔 事例①〕
I「 数学の よさ 」 を実感す る。 ( 数学)
・「 古典の読解」を促 し、魅力を実感 させる。 ( 国語)
・「 細胞 と生殖 」 か ら 「 生命 と何か」を実感 させる。 ( 理科)
〔 事例②〕
・社会、公民的資質 を養 う思考力、判断力、表現力。 ( 社会)
・英語、異文化理解。 ( 英語)
・保育の現実 を詳細 に再現できる教材 に価値がある。 ( 家庭)
・モノをつ くる、モ ノにはたらきかける行為を通 して、じぶんの気持ちを的確 に表現できるような教材 の選定をしてい く。同時 に、 コツをつかむ、 ツボをえる、 といった ことも目指 してい く。 く 技術)
・題材 を媒介 にして家庭生活や社会生活 と技能 との関わ りについて関心を持たせることができる。
( 美術)
〔 事例③〕
・生の人の事例、そのことで社会、人が変化 した ことがわかる教材 に価値がある。 ( 保健)
・学習の動議付 けや学習意欲を喚起す るのに適 している。 ( 学習意欲が持続する、夢中になって取 り組 み完成の喜びを味わ うことができる) ( 美術)
・あるま とまった学習活動が可能であ り、応用や実践 を含んだ学習ができる。 ( 美術)
〔 事例④〕
・解釈 の異なるパ ターンの俳句を提示する。この学習の延長 に、他 の作品、他の文章の理解‑の応用や、
自らの創作活動 が限定 される。 ( 国語)
・正解 か どうかの吟味だけではな く、現実味のある答 えか どうかの吟味をさせるような問いの重要性。
2.5 集団智について
集団智 については以下の ように考 えている。
監 集団智3 ‑学校 に必然である 「 学び合い」 と授業 について
「よ り良い学び合いにつ ながる集団」
①集団の持つ音 さか らくる相互作用
②育成 された学習機能 を持つ集団
〔 事例①〕
( 個々の学習 を促進す る形態 を持つ集団作 り及びその活用)
・音楽の歌の指導、一人 よりた くさんの集団の中の方が歌いやすい、 指導方法 として集 団で歌 うとい う のはな くてはな らない、ペ アで歌 うことで時々個 を意識 させ る。 ( 音楽)
・国語 の 『さりはカー ド』 、みんなに読 まれるよ うに書 く、次 の学習の動機づ けにもなるO ( 国語)
。体育である種 目の苦手 の生徒が、みんなの前で注 目されなが ら運動するのではな く、集団で一斉 に運 動することにより慣れて くる。体 をどの程度動 けば恥ずか しくないかがわかってきて安心す る。心理 的な困難 さを克服できる。 ( 保健体育)
・自分 の生活の課題 を全員が持つ課題 として共有することで、課題解決‑の意欲 を持 てる。
( 保健体育)
・お互いの構想や作品を発表、評価 し合 う。生徒 の 「 学び合い」 を助 ける。実体験 を通 した学び合い。
( 美術)
〔 事例②〕
( 個 々‑の学習機能 を持つ集 団の育成 とその学習‑の活用)
・科学の言葉 を学習集団の社会的言語 として形成 してい く。その過程 において、自然科学の概念や法則 を、一人ひ とりの内面 に形成 してい くことになるO社会的言語 を持つ学習集団を意図的 に形成 してい くことに、学校 での理科教育 の大 きな意義がある。この よ うな学習集団の中で学習活動が行われなけ れ ば、個の学習 の深 ま りはない.一人ひ とりにお ける価値ある学びは、 社会の中での営みであるo ( そ もそ も 「 科学 」 は社会性 を持 っている とい うこと) ( 理科)
2.6
▽モデルの
3年間モデル と単元モデル、授業モデル
∇モデルを中学校
3年間で生徒 に期待す る姿か ら作成 したものが 「 全体モデ ル 」である。これは、中学 校
3年間を通 して指導 したい教科 の意図が よく表 されている。単元 について より詳 しく表 したのが、 「 単 元モデル」である。教材や題材 としての材料や素材選定の目が具体的 になっている。一時間の授業 を表 し たのが 「 授業モデル」である。 これ をスパイラルに構成 させて単元 を組織するよ うになる。
甑 ▽ ▽ ▽ 鰯 ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽
3.
教育研究協議会での報告、発表の内容
国語 石井 田中 成行 ・「 健介 『 ・「 学び合いを通 じて自らの問いを深 める』, 竹取物語 平家物語 」 」 〜小 中連携 を視野 に入れて 東京学芸大学 石井 正 己 東京学芸大学 附属竹早中学校 松原 洋子 古典 の文学的価値 を読み深 める 〜係 り結 びの理解 に注 目して〜
森顕子
社会 田崎 田中 秀夫 義久 『 課題意識 を高め、 自らの問いを深める 学習活動』教職員研修センター 東帝都 東京学芸大学 嘩屑世田谷中学校 平 田 博嗣 ・「 ガーナを通 して異文化理解 を深める 」 赤坂 寅夫 鈴木 雄治
樽沢 公⊥ ・「 解 を考 えよう
」松尾 吉陽 ・「 速算法の根拠 を明 らかに しよ う 」
理由 金子 栗田 克弘 粕上 真也 潤 『ミク ロな視点を持 ち、 自らの問いを ・「 混合気体 」 深 める授業づ くり』 東京学芸大学 東京学芸大学 附属竹早 中学校 岩瀬三千雄
・「 中学校 での物質学習 ( 化学変化 ) 」
・「 生物の細胞 と生殖 〜生命 とは何か〜
」鎌 田 正裕
立 ヽ 松崎 田楽 尚文 『 ・「 学び合いが導 く、集団か ら個‑の学びの道』 東京学芸大学 僕 も私 も伴奏者 」 加藤富美子 前東京学芸大学 附属世田谷中学校 高槻 千秋
美術 大根 田友萌 『自らの問いを深 め素材感 に 働 きかける造形活動』 東京学芸大学 相 田 隆司 東京学芸大学 附属世田谷中学校
・「 自然物 をあつかった立体絵 画」 ・栗 田 勉
保健
体育 上野 宮坂 佳代 雄倍 『 課題意識 を高める保健体育 の授業づ くり』 束京学芸大学 松 田 恵示 束帯学芸大学
・「 チームで シュー トチ ャン. スを創出す る 」 附属世田谷中学校
( ハ ン ドボール、 タグラグビー) 山本 .浩二
佐見由紀子 『 課題意識 を高める保健体育 の授業づ くり
』東京学芸大学 本校教諭
・「 かぜ薬 は本 当に必要 か ?」 渡辺 正樹
技術 佐藤 麻子 『 今の 自分 にできることの 発見か らできる授業づ くり』東京学芸大学 東京学芸大学 附属世田谷中学校 桑原 智美
●
家庭 葉山 盛雄 葉山 盛雄 ・「 ・「 家族 の思いを考 えよ う」 家族 の思いを考 えよ う」 ( ( 家庭分野) 家庭分野) 大竹美登利 大竹美登利
英語 青柳 末 岡 松津 敏 明 英恵 『 有季 課題意識 を高め、 自 らの問い を深 める 英語科 の学 びあい』 東京学芸大学 本校教諭
教育研 究協議会 においては、全体 の▽モデルをも とに、各教科 の
3年 間モデル、単元モデル、授業 モデ ルな どに、教科 カ リキ ュラムの構造 化 を行 った。それ ぞれ の教科 にお ける研 究の成果 は、 「 東京学芸 大学 附属小金井 中学校研 究紀要第 4 7 号」 に収録 されてい る。
4.
研究の成果 と課題
学校全体 の教育課程 の うち、教科 カ リキ ュラム に関す る部分 につ いて▽モデル を考案 した。∇ モデルは、
教科 カ リキ ュラムの構造 を明 らか にす る。授業 を通 しての生徒 の内面的 な変 容 を、教科 カ リキ ュラムの構 造 を明 らか にす るこ とに よ り指導 してい くことが可能 になる。本研 究 の大 きなね らいがそ こにある。本年 度 の教育研究協議会 で報告 した本研 究 の成果 をふま え、さらに▽モデルで創 り上 げた教育課程 が、一時間 の授業での生徒 の活動や変容 にど うつ ながっているか、それが望 ま しい ものであ るか等、よ り検 証 を深 め ていき、普遍的 な価値 を持つ もの に高 めてい くことが望 まれ る。
[ 参考文献]
・栗 田 克弘、「 新 しい教育課程‑向けての附属小金井中学校の取 り組み」、東京学芸大学附属小金井中学校研究紀 要第 4 5 号、 3‑1 9 頁 、2 0 0 9 年 3 月
・石井 勉、「 学び合いをうながす指導 と工夫 ( 最終年次
)」 、東京学芸大学附属小金井中学校研究紀要第 4 4 号、 5‑
2 8 頁 、2 0 0 8 年 2 月
・石井 勉、「 学び合いをうながす指導 と工夫 ( 3 年次
)」、 東京学芸大学附属小金井中学校研究紀要第 4 3 号 、 2 3 5‑2 4 4 頁 、2 0 0 7 年 2 月
・石井 勉、 「 学び合いをうながす指導 と工夫 ( 2 年次
)」 、東京学芸大学附属小金井中学校研究紀要第 4 2 号 、 1 1 3‑1 2 6 頁 、2 0 0 6 年 3 月
・石井 勉、「 学び合いをうながす指導 と工夫 (1 年次
)」 、東京学芸大学附属小金井中学校研究紀要第 4 1 号 、 1 1 7‑1 2 4 頁 、2 0 0 5 年 3 月
・ 「 新版カ リキュラム研究入門」 、安彦 忠彦福 助葦書房 、1 9 9 9 年
・「