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アニュアルレポート2016

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(1)

アニュアルレポート

2016

Self-Medication

Prescripti n

Pharmaceutical

2016

年3月期

(2)

アニュアルレポート 2016 Self-Medication Prescripti n Pharmaceutical 2016年3月期 使命 (ミッション) 健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される 方法で創造・提供することにより、社会へ貢献する 経営方針(ビジョン)

1.

本業に徹する (1)セルフメディケーション事業、医薬事業 (2)科学的、客観的根拠が呈示出来、当社の強みが活かせる事業

2.

事業活動において持続的な成長を続け、以下のステークホルダーから期待されている責務を果たす (1)生活者に対して、「健康」をテーマとしたあらゆる分野で、生活者の健康でより豊かな暮らしの実現を図る (2)得意先・取引先に対して、公正で合理的な関係を築き、これを維持する (3)従業員に対して、個人の人権や人格を尊重し、雇用の確保を図る (4)株主・投資家に対して、的確な情報を公正、適時に開示する (5)地域社会に対して、企業市民として積極的に参画し、環境保全にも努め、共存共栄を図る 行動基準(バリュー ) 創業の精神に則り、以下の価値観を社内で共有して事業活動に取り組む 法令等の遵守 高い倫理観 正直、勤勉、熱心 競争の視点(より良い品質のものを、より安く、より良いサービスとともに) 合理的思考 長期的視点での価値基準

編集方針

 大正製薬ホールディングスでは、

2015

年から、当社ならびに大正製薬グループの経 営戦略や各種取り組みをステークホルダーの皆様にご理解いただくために、アニュアル レポート、社会・環境活動報告書、インベスターズガイドを統合した「アニュアルレポート」 を作成しました。編集にあたっては、経営の方向性や戦略、事業概況、事業環境(リスク や課題)に加え、人材、ステークホルダーなどの非財務情報を総合的に取り入れました。 また、従来、社会・環境活動報告書に掲載していた情報については、最新の情報を報告 できるよう、当社ホームページに掲載しています。 本レポートの対象範囲 対象会社:大正製薬ホールディングス、大正製薬、大正富山医薬品、一部、グループ会社も対象としています。 対象期間: 2015年4月1日から2016年3月31日(一部、2015年3月以前、2016年4月以降の報告も含みます)

経営理念

(3)

Introduction

2-7

02 大正製薬グループの概要 04 大正製薬グループの歴史 06 連結財務・非財務ハイライト

Message

8-10

08 社長メッセージ

Value Creation

11-26

12 セルフメディケーション事業 22 医薬事業

ESG Section

27-43

28 役員紹介 30 信頼性保証体制 32 コーポレート・ガバナンス 35 リスクマネジメント 36 コンプライアンス 38 社会活動報告 38 社会とともに 41 従業員とともに 42 環境活動報告 42 環境活動の方針 43 環境行動目標及び実績と今度の取り組み内容

Financial Section

44-59

45 財務分析 48 連結貸借対照表 50 連結損益計算書 51 連結包括利益計算書 52 連結株主資本等変動計算書 53 連結キャッシュ・フロー計算書 54 連結財務ハイライト 56 連結経営指標 58 連結セグメント別の状況

Corporate Information

60-61

60 関係会社の状況 61 会社概要/株式の状況 Intr oduction Mes sage V alue Cr ea tion ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

目次

見通しに関する注意事項  本アニュアルレポートに記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その 達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

(4)

大正製薬グループの概要

 大正製薬グループは、

5

つの資本を活用した事業展開により、社会課題に応え、社会に必要とされる

企業として成長し、ステークホルダーとその成果を共有することが、私たちの価値創造につながると考

えています。こうしたプロセスを継続的に推進し、ステークホルダーの皆様に価値を提供していきます。

信頼性保証体制

P.30

コーポレート・

ガバナンス

P.32 新薬創出に対する 医療ニーズ 増え続ける 社会保障費 (医療費) 少子高齢化社会 健康ニーズの 多様化

社会課題

製造・知的資本 財務資本 人的資本 社会・関係資本 自然資本

5

つの資本

大正製薬グループ

の事業展開

P.12

需要の創造

強いブランド作り

セルフメディケーション事業

Self-Medication

医薬事業

P.12

需要の創造

強いブランド作り

セルフメディケーション事業

Self-Medication

医薬事業

(5)

リスク

マネジメント

P.35

コンプライアンス

P.36

健康で

豊かな暮らし

生活者

経済発展

従業員

取引先

資産価値

の向上

株主・投資家

社会貢献

地球環境

ステークホルダーに

対する提供価値

アウトカム

大正製薬グループ

の事業展開

セルフメディケーション事業

P.22

新薬の創出・

早期育成

医薬事業

Prescripti n

Pharmaceutical

セルフメディケーション事業

P.22

新薬の創出・

早期育成

医薬事業

Prescripti n

Pharmaceutical

Intr oduction Mes sage V alue Cr ea tion ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(6)

1912-1960

1961-1980

1981-2000

大正製薬グループの歴史

大正製薬グループでは、

OTC

医薬品を中心とした セルフメディケーション事業と、医療用医薬品を手掛け る医薬事業が両輪となり、生活者の皆様のニーズにお 応えできる製品・情報・サービスを社会から支持される 方法で創造、提供することを使命として事業に取り組ん でいます。 セルフメディケーション事業では、

1962

年に発売し、 日本の高度経済成長を支えたドリンク剤「リポビタンD」、 多くの家庭の健康に貢献してきた総合かぜ薬「パブロン」、 日本初の発毛剤として

1999

年に発 売した「リアップ」 セルフメディケーション事業の主な製品 医薬事業の主な製品 大正製薬グループの歩み 1912 大正製薬所創業 1963 大宮工場生産開始 1985 岡山工場竣工 1997 羽生工場完成 1955 感冒薬「パブロンA」「パブロンB」発売 1962 ドリンク剤「リポビタンD」発売 1963 台湾で「力保美達」発売 1999 発毛剤「リアップ」発売 1957 乾癬治療薬「ソリオン」発売 1967 消炎鎮痛剤「オパイリン」発売 1991 マクロライド系抗生物質製剤「クラリス」発売 など、生活者の皆様へ新たな価値を提供し支持を得てき ました。医薬事業では、

1991

年に発売した「クラリス」が マクロライド系抗生物質製剤として世界的に高い評価をい ただき、近年では

2

型糖尿病治療剤「ルセフィ」や経皮吸 収型鎮痛消炎剤「ロコア」と自社開発製品の発売が続きま した。 これからもグループ全体で充実したコーポレート・ガ バナンスと徹底した品質管理のもと、競争力の強化と持 続的な成長を目指していきます。

創業以来

100

年以上にわたり醸成された「安心」

「信頼」の企業ブランドこそが、私たち大正製薬

グループの価値創造の源泉であり、次の

100

年も新しい価値創造へ挑戦し続けていきます。

(7)

201 1-2014

2015-2001-2010

グループネットワークの拡大 2002 大正富山医薬品設立 2008 ビオフェルミン製薬を連結子会社化 2009 BMS社のアジアOTC医薬品事業を取得 大正製薬グループは、グループ統括会社の大正製薬ホールディングスと、中核子会社の大正製薬を中心とした子会社34社、関連会社4社で構成されてい ます。2016年7月には、東南アジア地域での事業展開を強化するため、ベトナムの大手製薬会社であるハウザン製薬と資本業務提携契約を締結しました。 今後も国際的な競争の中で着実に成長・発展を続けられるよう、一層強固な経営基盤の構築を目指します。 2011 ホウ製薬ホールディングスを連結子会社化 大正製薬ホールディングス設立 2012 トクホン完全子会社化 シクサ社等4社を連結子会社化 2016 ハウザン製薬の株式取得 2015 エナジードリンク「RAIZIN(ライジン)」発売 2012 UVケア「コパトーンシリーズ」発売 2014 ダイエットサポート飲料「コバラサポート」発売 2002 P&Gから「ヴイックスメディケイテッド ドロップ」事業を承継 2003 特定保健用食品を中心とした 生活習慣ケアブランド「Livita(リビタ)」を発表 2006 大正ダイレクトOnline Shopping 開設 2008 β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤 「ゾシン」発売 2010 ニューキノロン系抗生物質製剤     「オゼックス細粒」発売 2011 骨粗鬆症治療剤「エディロール」発売 2013 骨粗鬆症治療剤「ボンビバ」発売 2014 2型糖尿病治療剤「ルセフィ」発売 2016 経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」発売 大正製薬グループ体制図 (2016年3月31日現在) 数値:出資比率 *持分法適用関連会社 大正製薬ホールディングス 大正製薬 ビオフェルミン製薬 トクホン 子会社・関連会社 富山化学工業* 大正富山医薬品 養命酒製造* 100.0% 64.0% 55.0% 45.0% 34.0% 24.1% Intr oduction Mes sage V alue Cr ea tion ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(8)

連結財務・非財務ハイライト

3月 31 日に終了した会計年度 (百万円) 2012 2013 2014 2015 2016 売上高 271,230 285,168 295,957 290,498 290,135 セルフメディケーション事業 166,467 171,271 181,753 176,295 180,722 医薬事業 104,763 113,896 114,204 114,202 109,413 販売費及び一般管理費 133,833 140,873 143,009 146,273 147,935 対売上高比率(%) 49.3 49.4 48.3 50.4 51.0 研究開発費 24,231 23,331 21,874 21,554 21,768 セルフメディケーション事業 5,239 5,908 5,790 5,502 5,497 医薬事業 18,992 17,423 16,084 16,051 16,270 対売上高比率(%) 8.9 8.2 7.4 7.4 7.5 営業利益 38,412 35,337 41,683 31,974 28,878 対売上高比率(%) 14.2 12.4 14.1 11.0 10.0 親会社株主に帰属する当期純利益 24,357 26,320 32,692 24,528 22,473 フリー・キャッシュ・フロー △15,616 31,933 38,235 15,552 31,396 総資産 629,506 676,388 728,442 768,092 759,049 純資産 538,666 578,158 611,933 653,242 643,127 自己資本比率(%) 83.8 83.6 82.4 83.3 82.9 ROE(%) 4.6 4.8 5.6 4.0 3.5 ROA(%) 3.9 4.0 4.7 3.3 2.9 1株当たり配当金(円) 90.00*1 120.00*2 110.00 110.00 100.00 配当性向(%) 30.4 36.9 27.3 36.4 36.0 従業員数(人) 6,003 6,370 6,381 6,609 6,517 女性管理職層比率(%) 9.8 10.0 10.5 12.1 11.5 廃棄物(総排出量(全社))(トン) 7,692 6,518 6,208 5,378 6,277 * 1. 2012 年 3 月期通期の配当金 90 円は、大正製薬の中間配当 12 円を換算した 40 円と、大正製薬ホールディングスの期末配当 50 円の合計額です。 * 2. 大正製薬の創業 100 周年を記念し実施。

(9)

15 10 5 0 11.5 8,000 4,000 6,000 2,000 0 6,277 30,000 20,000 10,000 0 9.0 6.0 3.0 0 7.5 16,270 5,497 21,768 300,000 200,000 100,000 0 290,135 180,722 109,413 6.0 4.0 2.0 0 3.5 2.9 160 120 80 40 0 40 30 20 10 0 36.0 100.00 ROE ROA セルフメディケーション事業 医薬事業 対売上高比率(右軸) 女性管理職層比率 廃棄物(総排出量(全社)) 女性管理職層比率は、前期比0.6ポイント減の11.5%となりましたが、 「2018年度までに女性管理職層比率13%」の目標達成を目指していきます。 大正製薬では、廃棄物の排出抑制とともに、適正な循環利用を促進 することで埋立処分量の削除に努めています。 (%) (トン) 2012 2013 2014 2015 2016 2012 2013 2014 2015 2016 ROE/ROA 1株当たり配当金/配当性向 ROEは、前期比0.5ポイント減の3.5%、ROAは、前期比0.4ポイント減の 2.9%となりました。 1株当たり配当金は100円となり、配当性向は36.0%となりました。 (%) (円) 2012 2013 2014 配当性向(右軸) 1株当たり配当金(左軸) 2015 2016 2012 2013 2014 2015 2016 (%) 売上高 研究開発費 セルフメディケーション事業(左軸) 医薬事業(左軸) 連結売上高は、前期比4億円減(0.1%減)の2,901億円となりました。  セルフメディケーション事業の売上高は、前期比44億円増(2.5%増) の1,807億円、医薬事業の売上高は、前期比48億円減(4.2%減)の 1,094億円となりました。 研究開発費の総額は前期比2億円増(1.0%増)の218億円、対売上高比 率は7.5%となりました。  セルフメディケーション事業の研究開発費は、前期と比べほぼ変わらず の55億円、医薬事業の研究開発費は前期比2億円増(1.4%増)の163 億円となりました。 (百万円) (%) 2013 2014 2015 2012 2016 2012 2013 2014 2015 2016 (百万円) Intr oduction Mes sage V alue Cr ea tion ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(10)

 近年、日本は少子高齢化が急速に進み、社会保障費の増加が大きな問題 となっています。

1961

年に導入された国民皆保険制度は、高齢者の人口が 年々増加し、政府予算の約

33

%を占めるまでになりました。また、ヒト、モノ、 金、情報、サービスなどにおいて、グローバル化が進み、生活者の選択の幅 が広がることで生活者主導の時代となっています。  このように時代が大きく変化していく中、日本政府は、健康寿命延伸への 取り組みにより一億総活躍を実現し、地方創生を成し遂げようとしています。 健康寿命の延伸のため、効果的な予防サービスと健康管理の充実、誰もが 自分に必要な世界最先端の医療を受けることができる社会の実現、良質な 医療及び介護に誰もがアクセスできる体制を整備し、早期の社会復帰を実現 するための施策を打ち出しています。具体的な施策の一つとして、与党税制

大正製薬グループは、

「健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、

情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献する」を

使命として、事業を展開しています。

代表取締役社長 上 原

社長メッセージ

あなたの、健康のそばに。

(11)

代表取締役社長 上 原

明 調査会で「セルフメディケーション税制」が創設され、

2017

1

月からの施 行が決まりました。これは、スイッチ

OTC

医薬品を購入した際に、その購入 費用について所得控除を受けることができるという内容となっており、世帯 主が健康診断を受けている等の条件があるものの、自ら健康管理を行う人を 支援する制度です。スイッチ

OTC

医薬品についても、近年大きな進展は見 られませんでしたが、ここに来てスイッチ化促進に向けた新スキームが動き だそうとしています。

OTC

医薬品以外でも、

2015

4

月から「機能性表示 食品制度」が始まり、特定保健用食品以外にも、パッケージ等に分かりやす く機能が表示された商品が増え、生活者が商品の正しい情報を得て選択でき るようになりました。  医療用医薬品の分野においても、長期収載品(先発品のうち特許が切れ た医薬品)の薬価引き下げや、数量ベースで後発医薬品比率を

80%

にする 後発医薬品使用促進など、社会保障費増加に対する対策が行われています。 また、検査、治療、創薬などにおいて革新的な技術開発と応用研究が進めら れており、大正製薬グループも医療を担う一員としてこれらの変化に対応し ていくことが必要となっています。  そのような状況の中で、グループ全体の統括会社である大正製薬ホール ディングス株式会社(以下、当社)は、充実したコーポレート・ガバナンスと徹 底した品質管理のもと、経営資源の効果的な配分を行い、競争力の強化と持 続的な成長を目指します。 420,000 400,610 8.3 280,000 140,000 0 10.0 8.0 6.0 0 国民医療費と名目GDP割合の推移 (億円) (%) 国民医療費(左軸)  名目GDP割合(右軸) 出所:2014年版厚生労働白書」、内閣府「主要統計データ」 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 用語解説 OTC医薬品

OTCとは、「Over The Counter」の略で、「カ ウンター越しに(薬を販売する)」という意味。 処方箋なしに薬局・ドラッグストア等で販売し ている医薬品を指します。 医療用医薬品 医師が診察し、その症状に応じて処方され る医薬品を指します。 スイッチOTC医薬品 要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療 用から転用された医薬品を指します。 Mes sage V alue Cr ea tion ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion Intr oduction

(12)

大正製薬グループの取り組みと今後の方向性  大正製薬グループでは、さまざまな環境の変化や多くの生活者が望んで いる「健康なうちに、美しく老いたい」そして「できるだけひと様の迷惑になら ない」といった健康意識の高まりに対応すべく、

OTC

医薬品を中心としたセ ルフメディケーション事業と医療用医薬品を手掛ける医薬事業をバランスよく 成長させながら収益基盤を強固にし、企業価値の最大化を目指しております。  国内のセルフメディケーション事業につきましては、「需要の創造」「強い ブランド作り」のための活動を強化し、生活者の健康意識の高まりやニーズの 変化に対応した新たな領域、新しいコンセプトの商品開発・育成に努めていき ます。また、マーケティングと営業活動の連動を高め、生活者との接点を拡大 し、通信販売等の新しいチャネル拡充による直接のコミュニケーション強化を 行っています。  海外事業につきましては、進出している全ての地域において上位ポジショ ンの獲得を目指すため、東南アジアを中心とした成長市場で事業展開を引き 続き強化し、ラインエクステンションなどによる中間所得層をターゲットにした 製品の開発・育成に注力しています。また、中長期的な成長基盤の獲得へ向 けて、新たな国や

OTC

医薬品以外の領域への展開にも取り組んでいきます。  医薬事業につきましては、承認審査の厳格化などにより新薬の創出が困 難になっている中で、

2014

5

月に発売した

2

型糖尿病治療剤「ルセフィ錠」 に続き、

2016

1

月に経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」を発売し、

2

年 連続で新薬を創出することができました。これらの新薬の育成、売上最大化 を図るとともに、研究開発では、継続的な新薬上市に向けた取り組みを強化 していきます。また外部研究機関との連携を強化しオリジナル開発候補物質 の確保と、積極的な導入活動によるパイプライン(開発品のラインアップ)の 充実を図っていきます。  医薬品業界をとりまく事業環境は厳しさを増していますが、当社グループ は環境の変化に機敏に対応するため、グループ経営管理体制のさらなる 強化に努め、グループ全体の総合力の向上を図っていきます。  今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 代表取締役社長

上原 明

(13)

Value Creation

 セルフメディケーション事業では、主にOTC医薬 品、医薬部外品と健康食品などの製品を、生活者の 皆様にお届けしています。  国内のリーディングカンパニーとして、皆様の健康 を支えています。今後のさらなる成長に向けた海外事 業の強化にも取り組んでいます。

Self-Medication

Prescripti n Pharmaceutical

 医薬事業では、医療用医薬品の研究開発、製造、販 売を行っています。 重点領域での研究開発を進めるとともに、販売・ マーケティングにおいては、新薬の売上最大化を中心 に展開しています。 PICK UP p.24 骨粗鬆症治療剤 「ボンビバ錠」 PICK UP p.14 発毛剤 「リアップX5プラス」 PICK UP p.14 ダイエットサポート飲料 「コバラサポート グレープフルーツ風味」 PICK UP p.14 PICK UP p24 エナジードリンク 「RAIZIN Green Wing」 (ライジン グリーンウイング) 経皮吸収型鎮痛消炎剤 「ロコアテープ」 V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(14)

13.9 13.9 11,123 11,123 30 10 20 0 15,000 5,000 10,000 0

セルフメディケーション事業

市場環境

2016

3

月期における国内

OTC

医薬品市場は、ドリン ク剤などの一部カテゴリーで前期を下回ったものの、ほと んどのカテゴリーで消費税増税の影響を受けた前期に比 べ上回りました。市場規模は、前年比4.3%増の

1

1,123

億円となり、インバウンド需要の影響があった、目 薬やビタミン

B

1剤といったカテゴリーが特に伸長しました。  

OTC

医薬品を取り巻く環境を見ると、日本の人口は長 期的な減少傾向にあり、少子高齢化が急速に進んでい ます。

2025

年には、いわゆる「団塊の世代」が全て

75

歳以上となる超高齢社会となり、人口構造の変化が大き な影響を及ぼすと思われます。  

OTC

医薬品に関しては、

2014

6

月からインターネッ ト上での販売も可能となりました。また、

2014

11

月に は、医療技術の高度化を背景に薬事法が見直され、名称も 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保 等に関する法律」(いわゆる薬機法)へと改められました。 これは、医療技術に重点を置いた改正になっていますが、 疾病構造や国民の医療に対する意識が変化し、医療技術 についても格段に進歩しています。政府が発表した、日本 再興戦略においても「健康寿命の延伸」が重要なテーマの 一つとして掲げられているように、国策として位置付けら れた「セルフメディケーションの推進」がますます重要にな ります。  医療用医薬品を

OTC

医薬品へ転用するスイッチ

OTC

医薬品については、なかなか進んでいませんでしたが、 ここに来てスイッチ化促進に向けた新スキームが動こうと しています。さらに、

2017

1

月から施行予定の「セル フメディケーション税制」において、スイッチ

OTC

医薬品

ドリンク剤「リポビタン」、かぜ薬「パブロン」、発毛剤「リアップ」など多くの

トップブランドを持ち、当分野で国内の市場をリードしています。

国内OTC医薬品(左軸)  大正製薬シェア(右軸) 出所:株式会社インテージ 国内OTC医薬品市場の推移(3月31日に終了した会計年度) (億円) (%) 2016 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2014 2015

(15)

「リポビタンD」の各種限定ボトルを販売。 左から「父の日」、「ラグビー日本代表応援」、「クリスマス」 が所得控除対象となることから、生活者の選択肢として 裾野が広がると見られます。一方、

OTC

医薬品以外で も、

2015

4

月から「機能性表示食品制度」が始まって おり、特定保健用食品以外にも、分かりやすく機能が表 示された商品が増えています。  このような環境の中で、生活者の健康と美に対する意 識は高まっており、そのニーズはますます変化していま す。セルフメディケーション関連市場は、現在ダウントレ ンドにあるものの、これら一つひとつのニーズに応えて いくことで、市場を拡大するポテンシャルは十分あると考 えています。そのためには、生活者の動きや声を的確に とらえ、結果として購買行動を促す新たなマーケティン グ活動が求められています。 国内での取り組み  国内のセルフメディケーション事業につきましては、 「需要の創造」「強いブランド作り」に継続して取り組ん でいます。市場調査から導き出されたデータ等を踏まえ、 生活者のニーズやポテンシャルがあると判断した領域に 対応した新製品を開発しています。また、開発した製品 は、マーケティングと営業活動との連動性を高め、生活 者との接点拡大に向けたコミュニケーションを強化する とともに、売上の維持・拡大を通じ、生活者から支持さ れる強いブランドへの育成に注力しています。

2016

3

月期については、「リポビタンシリーズ」での各種限定 主要ブランド売上構成比*(2016年3月期) 売上高

1,807

億円 リポビタンシリーズ (ドリンク剤)

33.5%

パブロンシリーズ (総合かぜ薬・鼻炎治療薬)

13.7%

リアップシリーズ (発毛剤)

9.1%

*百万円単位で計算 その他

43.7%

ボトルや、「リアップシリーズ」では「リアップX5プラス」 の発売等、主力ブランドの売上維持・拡大に取り組み一 定の成果が得られたと考えています。また、エナジード リンク「ライジン」やダイエットサポート飲料「コバラサ ポート」といった、OTC医薬品以外の製品を発売・育成 することにより、新たに拡大してきたニーズへの対応と 新しいコンセプトの提案による需要の創造に取り組んで きました。広く生活者起点でニーズを捉えた場合、市場 のポテンシャルはいまだ獲得できる余地が大きく、事業 を成長させていくチャンスは十分にあると考えています。 引き続き、今年度も「需要の創造」「強いブランド作り」 の取り組みを一層強化・加速させ、

OTC

医薬品に限ら ず、食品・化粧品・衛生雑貨等、健康領域を幅広く捉え 生活者側からの視点やニーズを満たしていくことで事業 を成長させていきます。 V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(16)

3つの発毛サポート成分〉 (1) ピリドキシン塩酸塩:ミノキシジルの浸透を妨げる毛穴の皮 脂づまりを防ぎます (2) トコフェロール酢酸エステル:頭皮の炎症・においの原因 となる過酸化脂質の産生を抑えます (3) l -メントール:炎症・かゆみを抑える とともに清涼感を与えます TOPICS:2016年3月期 主な発売品 (販売名:リアップX5プラスローション)  日本で唯一の発毛成分ミノキシジル5%製剤に、3つの 発毛サポート成分を追加配合した「リアップX5プラス」 を、2015年10月に発売しました。「リアップX5プラス」 は、男性特有の頭皮環境に着目し、過剰な皮脂による頭 皮環境の悪化に3つのポイントで作用する事でミノキシジ ル本来の発毛効果を発揮する発毛剤です。  また、「リアップ」シリーズ対象商品ご購入者の皆様 に抽選で素敵なアイテムが当たる「リアップX5プラス 新発売Wチャンスキャンペーン」を実施し、日頃のご愛 顧に感謝の意を表すとともに、頭髪に悩みを持つ男性 の皆様の快適な生活の実現をサポートしました。

リアップX5プラス

(第1類医薬品) 201510月発売  エナジードリンク「RAIZIN(ライジン)」の新フレー バー「RAIZIN Green Wing(ライジン グリーンウイン グ)」を発売しました。強炭酸で飲みごたえのある爽快 なフレーバーとなっています。缶を開けると爽やかな 香りが立ち上がり、ほのかな甘みとキレのある酸味が 口の中に心地よく広がります。CMキャラクターは、亀 梨和也さんに務めていただいており、各種広告を展開 し商品をアピールしています。

RAIZIN Green Wing

(ライジン グリーンウイング)

(エナジードリンク) 20163月発売  空腹時のおなかの中でふくらむ飲料「コバラサポート グレープフルーツ風味」を、全国の主要コンビニエンスス トアと当社のオンラインショップである大正製薬ダイレ クトにて発売しました。「コバラサポート ゆず風味」、「コ バラサポート りんご風味」に続き、新たな風味を発売す ることにより、味の違いを楽しみながらカロリーをマネ ジメントしていただけるよう、皆様の日々の健康生活を サポートしていきます。

コバラサポート

グレープフルーツ風味

(ダイエットサポート飲料) 20163月発売

(17)

TOPICS:広告宣伝活動 前田敦子さんを 起用したポイント ・ 幅広い世代で認知率や 好感度が高いこと。 ・ 元気なイメージとともに 凛とした女性としての強 さがあること。  「リポビタンファイン」の新CMキャラクター に女優の 前田敦子さんを起用し、2016 年6 月13 日から、全国で 新TV-CMの放送を開始しました。「リポビタンファイン」 は、低カロリーのドリンク剤として2005 年に発売されて 以来、多くの方々に愛されている商品です。今回、テレ ビや映画などで活躍中の前田敦子さんに、毎日を元気で 前向きに生きる女性を演じていただき、「リポビタンファ イン」への共感と期待感を高めていただきます。今後と も、「リポビタンシリーズ」の更なるブランド力の強化と ユーザーの拡大を目指していきます。

「リポビタンファイン」の

CM

キャラクターに前田敦子さんを起用

リポビタンD 「ラグビー」篇 パブロンSゴールドW 「マフラー」篇 パブロンエースAX 「短気部長」篇 リアップX5プラス 「巨大文字」篇 コバラサポート 「結婚式」篇 コパトーン 「お揃いじゃダメソング」篇  大正製薬では、主力ブランドのほか、新規ブランド 育成のため各種広告を実施しています。「リポビタン D」は、身近な商品として飲用いただけるようなテーマ を設定しています。「パブロン」は、家族みんなで服用 できる「パブロンSゴールドW」と、大人専用の「パブロ ンエースAX」とをアピールしています。また、「リアッ プX5プラス」に関しては、効果を実感いただくために、 「1日2回、4ヵ月」の適正使用を啓発しています。その 他のブランドについても、商品特徴を分かりやすく伝 達できるようなメッセージを発信し、育成へとつなげ ています。 V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(18)

海外での取り組み  海外事業につきましては、人口増加及び経済成長によ り今後も市場の成長が見込まれる東南アジア地域で、事 業の強化に取り組んでいます。  

2009

年の本格進出の際に取得した有力なプラット フォームを活用し、インドネシア、タイ、マレーシア、フィ リピンを中心に事業を展開しています。

2016

3

月期 は、かねてより目標としていた、連結売上高比率

10

%を 達成することができました。  引き続き、持続的な成長の実現に向け事業展開を一 層強化し、外用消炎鎮痛薬「

Counterpain

」、解熱鎮 痛薬「

Tempra

」といったブランドの拡充や、更なる拡大 が見込める中間所得層をターゲットとした製品展開にも 注力していきます。また、中長期的な成長基盤の獲得に 向け、新たな国や領域への展開にも積極的に取り組み、 進出している全地域において、

OTC

医薬品を中心に上 位ポジション獲得を目指していきます。 海外事業の主要製品

TOPICS:Duoc Hau Giang Pharmaceutical JSC社株式取得  大正製薬は、2016年7月4日に、Duoc Hau Giang Pharmaceutical JSC(以下「ハウザン製薬」)の株式の 24.50%を取得(以下、「本件取引」)しました。ハウザ ン製薬は、OTC医薬品「Hapacol」(ハパコール・解熱 消炎鎮痛剤)や、医療用医薬品「Klamentin」(クラメン チン・抗生物質)といったブランドを持つ、ベトナム内 資では業界第1位の企業です。今回の本件取引及び 資本業務提携を通じ、当社グループがこれまで培って きた医薬品ビジネスの知見・技術及び販売ノウハウを ハウザン製薬と共有し、ハウザン製薬が確立してきたベ トナムでの地位と、当社グループの主要な製品やノウハ ウを活用することによって、両社のシナジーを実現して いきます。

(19)

12

2

8

7

5

4

6 3

1

11

1. シンガポール大正製薬(株) 2. 大正製薬インドネシア(株) 3. ホウ製薬ホールディングス(株) 4. ベトナム大正(有)・ニャチャン工場 5. 上海大正力保健有限公司 6. マレーシア大正製薬(株)・バンギ工場 7. 台湾大正製薬股份有限公司 8. フィリピン大正製薬(株) 9. CICSA社(シクサ社) 10. 加州大正製薬(株) 11. 大正オソサパ製薬(株) 12. 香港大正製薬(力保健)有限公司 13. 大正R&D USA(株) 製造・販売 販売 R&D現地法人 アジア市場OTC医薬品事業統括

10

13

9

2

8

7

5

4

3

1

北米地域 大正製薬インドネシア(株) ホウ製薬ホールディングス(株) CICSA社(シクサ社) マレーシア大正製薬(株) バンギ工場 ベトナム大正(有) ニャチャン工場 大正R&D USA(株) ホウ製薬ホールディングス(株) マレーシア大正製薬(株) バンギ工場 ベトナム大正(有) ニャチャン工場 V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(20)

国内OTC医薬品市場 第1類医薬品

4.5%

要指導医薬品

0.3%

第2類医薬品

41.1%

第3類医薬品

31.9%

出所:株式会社インテージ ※分類不明分は除く (インテージSDIデータ2016年3月末日時点、金額ベース、4 -3月累計) 製品名 売上高 構成比( %) リポビタンシリーズ 605 33.5  うちリポビタンD 386 21.4 パブロンシリーズ 248 13.7 リアップシリーズ 165 9.1 リビタシリーズ 39 2.2 胃腸薬シリーズ 41 2.3 ナロンシリーズ 37 2.0 製品名 売上高 構成比( %) ヴイックスシリーズ 36 2.0 コーラックシリーズ 33 1.8 ゼナシリーズ 27 1.5 ビオフェルミンシリーズ 75 4.2 海外ドリンク剤 103 5.7 海外OTC 医薬品 184 10.2 (億円) 主要製品売上高・売上構成比(2016年3月期) 国内OTC医薬品市場分類別構成比(2016年3月期) OTC医薬品分類 概要 対応する専門家 お客様への説明販売者から お客様からの相談への対応 インターネット、郵便等での販売 要指導医薬品 OTC医薬品として初めて市場に登場したもので、 その取り扱いに十分注意を要するもの 薬剤師 書面での 情報提供 (義務) 義務 不可 一般用 医薬品 第1類医薬品 副作用、相互内容などの項目で安全性上、 特に注意を要するもの 可 指定第2類医薬品 副作用、相互内容などの項目で安全性上、 より注意を要するもの 薬剤師 または 登録販売者 努力義務 第2類医薬品 副作用、相互内容などの項目で安全性上、 注意を要するもの 第3類医薬品 上記以外 法律上の規定なし OTC医薬品の分類について ファクトデータ 指定第2類医薬品

27.3%

(21)

250,000 150,000 200,000 50,000 100,000 0 38.8 38.8 38.538.5 39.239.2 39.139.1 38.538.5 2012 2013 2014 2015 2016 55.7 55.7 55.655.6 57.657.6 58.658.6 58.458.4 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 17.9 17.9 17.617.6 17.117.1 16.4 16.4 15.915.9 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 28.0 28.0 28.328.3 28.128.1 28.528.5 28.028.0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 17.2 17.2 15.0 15.0 14.914.9 14.214.2 13.8 13.8 10,000 20,000 30,000 40,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 53.9 53.9 53.253.2 56.256.2 57.757.7 57.657.6 10,000 20,000 30,000 40,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 19.4 19.4 19.219.2 19.019.0 19.119.1 18.918.9 10,000 20,000 30,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 47.5 47.5 46.246.2 48.048.0 50.750.7 51.851.8 2,000 4,000 6,000 8,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 10.4 10.4 10.810.8 10.510.5 10.510.5 10.210.2 20,000 40,000 60,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 12.2 12.2 11.4 11.4 10.5 10.5 9.7 9.7 8.9 8.9 20,000 40,000 60,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 17.0 17.0 13.1 13.1 13.313.3 12.912.9 13.013.0 5,000 10,000 15,000 20,000 2012 2013 2014 2015 2016 0 27.1 27.1 26.226.2 26.326.3 25.925.9 25.125.1 2012 2013 2014 2015 2016 5,000 10,000 15,000 0 総合感冒薬 (パブロンシリーズ) (百万円) 鼻炎治療剤 (パブロンシリーズ) (百万円) 毛髪用剤・育毛剤 (リアップシリーズ) (百万円) 便秘薬 (コーラック他) (百万円) 鎮咳去痰剤(のど飴・ドロップ) (ヴイックス) (百万円) 胃腸薬 (大正漢方胃腸薬他) (百万円) 解熱鎮痛剤 (ナロン他) (百万円) 水虫治療薬 (ダマリンシリーズ) (百万円) 痔疾用剤 (プリザシリーズ) (百万円) ①100mLドリンク剤 (リポビタンシリーズ) (百万円) ② ミニドリンク剤 (リポビタンシリーズ+ゼナシリーズ) (百万円) ドリンク剤全体(①+②) (百万円) 市場規模  大正製薬の市場シェア(%) 主要ブランドの市場シェア(3月31日に終了した会計年度) (インテージ SDI・SRIデータをもとに当社で推計) V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(22)

1,200 900 600 300 0 300 200 100 0 300 200 100 0 (億円) 3月31日に終了した会計年度 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 リポビタンシリーズ 884 837 972 1,031 1,026 1,020 969 951 914 733 766 748 708 711 693 668 675 621 605  リポビタンD 632 616 773 797 772 779 729 708 682 528 552 528 494 489 474 447 443 400 386 パブロンシリーズ 258 270 277 262 267 287 281 273 261 231 232 254 249 257 258 261 26 252 248 リアップシリーズ*1 ̶ ̶ 297 236 185 177 153 135 120 88 100 114 127 149 142 139 156 149 165 海外 ドリンク剤 ̶ 20 35 45 44 45 42 43 43 50 61 60 55 63 64 71 90 94 103 OTC医薬品*2 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 13 51 62 96 155 176 184 *1.1999年6月発売 *2. 2010年3月期より開示しています。 リポビタンシリーズ/リポビタン

D

1999年の規制緩和により、薬局・薬店からスーパーや コンビニエンスストアなどへチャネルを拡大。生活者の 多様なニーズに合わせた製品を展開しています。 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 (億円) リポビタンシリーズ  うちリポビタンD パブロンシリーズ 総合感冒薬、鼻炎治療薬をはじめ、かぜ対策で重要な 「うがい」「手洗い」「マスク」に対応する製品まで幅広く 揃えています。 00 02 04 06 08 10 12 14 98 16 (億円) リアップシリーズ 「リアップ」は1999年に発売した日本で唯一の壮年性脱 毛症における発毛効果が認められている発毛剤です。 00 02 04 06 08 10 12 14 98 16 (億円) 主要ブランドの売上高推移

(23)

1965 タイで発売 1998 中国で発売 2012 メキシコの製薬企業グループ (シクサ社等4社)の全株式を取得 タイにおけるOTC医薬品事業を オソサパ社と統合 2009 米国BMS社* アジアOTC医薬品事業を取得

*Bristol-Myers Squibb Company 2011 マレーシアの医薬品メーカー ホウ製薬ホールディングスの全株式を取得 フィリピン・インドネシア・タイにおいて乗り物酔い止め薬 「Bonamine」「Dramamine」のブランド資産を取得 1982 アメリカで発売 1963 台湾で発売 2014 フィリピンにおいて消炎鎮痛薬「Flanax」の 商標権等のブランド資産を取得 1996 ベトナムで発売 (億円) 3月31日に終了した会計年度 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 リポビタンシリーズ 884 837 972 1,031 1,026 1,020 969 951 914 733 766 748 708 711 693 668 675 621 605  リポビタンD 632 616 773 797 772 779 729 708 682 528 552 528 494 489 474 447 443 400 386 パブロンシリーズ 258 270 277 262 267 287 281 273 261 231 232 254 249 257 258 261 260 252 248 リアップシリーズ*1 ̶ ̶ 297 236 185 177 153 135 120 88 100 114 127 149 142 139 156 149 165 海外 ドリンク剤 ̶ 20 35 45 44 45 42 43 43 50 61 60 55 63 64 71 90 94 103 OTC医薬品*2 ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ ̶ 13 51 62 96 155 176 184 *1.1999年6月発売 *2. 2010年3月期より開示しています。 海外展開の歴史  海外では、1963年、台湾でのリポビタンの発売により事業を開 始しました。現在、ドリンク剤事業については、アジアの国々を中 心に世界15カ国で展開しています。 1962 日本で「リポビタンD」を発売  OTC医薬品事業については、2009年から本格的に展開してい ます。成長市場である東南アジアを中心に強化し、一層の事業拡 大を目指しています。 V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(24)

120,000 108,378108,378 80,000 40,000 0 70.0 70.0 80.0 80.0 56.2 56.2 80 60 40 20

医薬事業

市場環境

2016

3

月期の医療用医薬品市場は、

C

型肝炎治療 剤市場や抗がん剤市場における新薬の普及などにより 全体としては増加傾向となり、約

10

8,378

億円(前期 比+

8.8

%)となりました。一方で、長期収載品における 後発医薬品の使用促進など医療費適正化のための諸施 策の影響が顕著に表れており、後発医薬品のシェアは 年々伸び続けています。さらに

2015

6

月には閣議決定 により

2017

年央に数量シェアを

70

%以上とする目標値 が設定されました。このような状況において製薬企業と して医薬事業を今後も展開していくためには、ますま すオリジナリティの高い新薬の創出力が必要となります。  当社グループの医薬事業では、国内医療用医薬品の 販売会社として、

2002

年に富山化学と合弁で大正富山 医薬品を設立しています。この提携により、連結子会社 である大正製薬が研究開発し上市させた新薬と、富山 化学から創出された新薬の両方を大正富山医薬品が販 売しています。

新薬の売上最大化と、継続的な新薬の上市に向けた取り組みを強化して

いきます。

20 18 05 07 09 11 13 15 17 国内医療用医薬品市場の推移(3月31日に終了した会計年度) (億円) 国内の後発医薬品の数量シェアの推移と目標 (%) 大正製薬グループ医薬事業体制図 34%出資 66%出資 45%出資 55%出資 富士フイルムホールディングス 大正製薬ホールディングス 富山化学工業 大正富山医薬品 ※ 数量シェアとは、「後発医薬品のある先発医薬品」及び 「後発医薬品」を分母とした「後発医薬品」のシェアをいう 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(25)

医薬事業の取り組み   新薬の研究開発を進めている大正製薬では、

4

つの 疾患領域を研究開発の重点領域と位置付け、経営資源 を集中させることで、早期上市に向けた取り組みを行う とともに、国内外の企業からの有望物質の導入や共同 開発を進めています。  販売会社の大正富山医薬品は新薬の売上最大化に向 けた取り組みを行っています。

2011

年に発売した活性型 ビタミン

D

3製 剤の骨 粗 鬆 症 治 療 剤「エディロール」、

2013

年に発売したビスホスホネート系骨粗鬆症治療剤 「ボンビバ静注」など、高齢化社会に問題となる骨粗鬆症 疾患領域における治療薬の普及を図っています。

2014

5

月には

2

型糖尿病治療剤「ルセフィ」を発売し、代謝 領域という新たな領域に進出しています。  

2016

1

月には 経 皮 吸 収 型 鎮 痛 消 炎 剤「ロコア テープ」を発売し、整形外科領域のラインアップ拡充を 図っています。 主要製品売上構成比*(2016年3月期) 売上高

1,094

億円 エディロール

18.1%

クラリス

11.0%

ゾシン

25.0%

ボンビバ

4.5%

*百万円単位で計算 その他

41.4%

開発品の状況  大正製薬は、研究開発の重点領域を「感染症」、「整形 外科疾患」、「精神疾患」及び「代謝性疾患」に設定して います。  大正製薬とトクホンが共同開発した経皮吸収型鎮痛消炎 剤「ロコア」は、

2015

9

月に製造販売承認を、

2016

1

月には、共同開発先である中外製薬(株)が、骨粗鬆症治 療剤「ボンビバ錠」の製造販売承認を取得しました。

2015

6

月には、関節リウマチ治療薬を予定適応症とする抗腫 瘍壊死因子(

TNF

)α抗体である「

TS-152

」を

Ablynx

社か ら導入しました。「精神疾患」領域は、小児注意欠如・多 動性障害(

AD/HD

)を予定適応症とする「

TS-141

」が、 フェーズ

2

に移行しました。  新薬創製の競争が激しくなる中で、重点領域を中心に オリジナル新薬を継続して創出するため、外部研究機関 との連携強化に取組むとともに、国内外から有望開発候 補物質の導入も積極的に進め、開発パイプラインの強化 に努めています。 * 抗TNFα:腫瘍壊死因子α (2016516日現在) 開発コード 剤形 予定適応症 開発形態 特徴 備考 国内 フェーズ2 TS-091 経口 中枢性過眠症 自社 TS-152 注射 関節リウマチ 自社 抗TNFα*抗体 一般名:OzoralizumabAblynx社から導入) TS-141 経口 小児注意欠如・多動性障害(AD/HD) 自社 海外 フェーズ1 TS-071 経口 2型糖尿病 自社 ナトリウム・グルコース共輸送体2SGLT2)阻害作用 一般名:ルセオグリフロジン水和物国 内:2014年5月発売 (製品名:「ルセフィ」) TS-121 経口 うつ病 自社 TS-091 経口 中枢性過眠症 自社 TS-134 経口 統合失調症 自社 大正製薬 開発パイプライン V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

(26)

TOPICS:主な発売品  「ロコアテープ」は、大正製薬とトクホンが共同開発 したエスフルルビプロフェン含有経皮吸収型鎮痛消炎 剤で、「変形性関節症における鎮痛・消炎」の新規治療 薬として、2016年1月に大正富山医薬品と帝人ファーマ (株)から新発売しました。  「ロコアテープ」は、変形性膝関節症の患者さんに対し、 フルルビプロフェン水性貼付剤を対照薬として実施した フェーズ3で、1日1回の貼付により椅子から立ち上がる 時の膝の痛みを有意に改善しました。また、52週間の 長期投与試験で、変形性関節症の患者さんに対して安 全性について良好な結果が認められました。  「ロコアテープ」は変形性関節症による痛みを改善し、 患者さんのQOL(生活の質)を改善させることで社会に 貢献していきます。

ロコアテープ

(経皮吸収型鎮痛消炎剤) 20161月発売  「ボンビバ錠」は大正製薬と中外製薬(株)が共同開 発を行った骨粗鬆症を適応とするビスホスホネート製 剤で、既に発売している「ボンビバ静注」の経口剤です。 2016年4月に大正富山医薬品と中外製薬(株)から新 発売しました。  「ボンビバ錠」は、年齢55歳以上の原発性骨粗鬆症 患者さん422名を対象に臨床試験を行い、有効性につ いて「ボンビバ静注」に対する非劣性が認められまし た。また、骨粗鬆症患者さんに対するボンビバ錠の忍 容性が認められています。  国内の骨粗鬆症の患者数は現在約1,280万人以上と 推定されており、骨量を増やし骨折の発生を抑制する 薬剤が求められています。「ボンビバ錠」と「ボンビバ静 注」は、患者さんの治療への積極的参加の向上と、状況 に合わせた投与経路の選択を可能にする骨粗鬆症治療 剤として開発を進めてきました。

ボンビバ錠

® (骨粗鬆症治療剤) 20164月発売

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主要製品売上高・売上構成比(2016年3月期) 製品名 特徴ほか 発売日 売上高 構成比( %) ゾシン β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤 2008年10月 273 25.0 エディロール 骨粗鬆症治療剤:(活性型ビタミンD3製剤) 2011年4月 198 18.1 クラリス マクロライド系抗生物質製剤 1991年6月 120 11.0 パルクス プロスタグランジンE1製剤(末梢循環改善剤) 1988年10月 62 5.7 オゼックス ニューキノロン系抗菌剤 1990年4月 59 5.4 ボンビバ 骨粗鬆症治療剤:(ビスホスホネート系骨吸収抑制剤) 2013年8月 49 4.5 ジェニナック キノロン系抗菌剤 2007年10月 43 3.9 ルセフィ 2型糖尿病治療剤(選択的SGLT2阻害剤) 2014年5月 9 0.8 ロコア 経皮吸収型鎮痛消炎剤 2016年1月 4 0.4 ビオフェルミン 活性乳酸菌製剤 ̶ 36 3.3 (億円) ファクトデータ クラリス 自社開発のマクロライド系抗生物質製剤で1991年に発 売しました。海 外 では 米 国 ア ボット社 に 導 出し、 「Biaxin」などの製品名により世界100カ国以上で発売 されています。 300 200 100 0 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 (億円) エディロール 「骨粗鬆症」を効能・効果とする活性型ビタミンD3製剤 で、大正製薬と中外製薬(株)が共同で開発し、2011年 に発売しました。 300 200 100 0 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 (億円) ゾシン β-ラクタマーゼ阻害剤タゾバクタムとペニシリン系抗生 物質ピペラシリンを1:8の力価比で配合した注射用製 剤で、2008年に発売しました。 300 200 100 0 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 (億円) ※ 2009年3月期はゾシンとタゾシンの合計 主要ブランドの売上高推移 (億円) 331日に終了した会計年度 2012 2013 2014 2015 2016 クラリス 216 190 164 135 120 ゾシン 176 215 254 269 273 エディロール 18 88 141 172 198 V alue Cr ea tion Intr oduction Mes sage ESG Section Financial Section C orpor a te Inf orma tion

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600,000 400,000 200,000 0 30 20 10 0 18.8 80,000 40,000 60,000 20,000 60 30 45 15 34.3 0 0 34.3 100,000 75,000 50,000 25,000 10.0 7.5 5.0 2.5 6.2 0 0 6.2 24,000 18,000 12,000 6,000 10.0 7.5 5.0 2.5 6.6 0 0 6.6 市場規模  大正富山医薬品の市場シェア(%) 抗菌薬*2 (ゾシン、クラリス、オゼックス、ジェニナック 他計) 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 (百万円) (%) 活性型ビタミンD3製剤*3 (エディロール) (百万円) (%) 骨粗鬆症及関連疾患用ビスホスホネート製剤*4 (ボンビバ) (百万円) (%) SGLT2阻害剤 (ルセフィ) (百万円) (%)

*1 Copyright 2016 IMS ヘルス 出所:2005年4月∼2016年3月 IMS-JPMをもとに作成 無断転載禁止 *2 全身性抗菌剤(J01)市場販促会社別

*3 市場規模はビタミンD剤(A11C2)のうち、エルデカルシトール、アルファカルシドール、カルシトリオールの売上合計 *4 骨粗鬆症及関連疾患用ビスホスホネート製剤(M05B3)、SERMS(G03J0)、副甲状腺ホルモン及び類似物質

(H04E0)、カルシトニン製剤(H04A0)、その他の骨カルシウム調整剤(M05B9)の売上合計

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 大正製薬グループは 、コーポレート・ガバナンスの充実を経営上の重要な課題として位置付け、グループ 全体の適切な経営管理の実施を基本とし、当社及びグループ各社の経営管理機関に各情報を伝達する体制 を整備しています。また、グループ全体での環境に配慮した事業活動の推進や生命科学関連研究への支援、 セルフメディケーションの振興、スポーツや芸術への貢献など、企業市民としての取り組みも積極的に進め ています。  大正製薬グループは、様々な取り組みや活動を通じて、製薬会社としての責任を果たし、社会からの要請 や期待に応えていきます。

ESG Section

ESG(Environmental 環境、Social 社会、Governance 企業統治)

28

役員紹介

30

信頼性保証体制

32

コーポレート・ガバナンス

35

リスクマネジメント

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コンプライアンス

社会活動報告

38 社会とともに 41 従業員とともに

環境活動報告

42 環境活動の方針 43 環境行動目標及び実績と今後の取り組み内容 社会・環境への取組みの詳細については、当社ホームページをご参照ください。 http://www.taisho-holdings.co.jp/environment/ ESG Section Intr oduction Mes sage Financial Section C orpor a te Inf orma tion V alue Cr ea tion

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役員紹介

(2016 年 6 月 29 日現在) 代表取締役社長 取締役副社長 取締役相談役 取締役 取締役 取締役 取締役 渡邊 哲 1977.4 大正製薬株式会社入社 1977.6 同社取締役 1978.6 同社専務取締役 1980.6 同社取締役副社長 1981.6 同社代表取締役副社長 1982.6 同社代表取締役社長 2002.10 大正富山医薬品株式会社代表取締役社長 2006.4 同社取締役名誉会長 2007.6 同社相談役(現在に至る) 2009.4 大正製薬株式会社代表取締役会長兼社長 2011.10 当社代表取締役会長兼社長 2012.6 大正製薬株式会社代表取締役会長 2013.6 当社代表取締役社長(現在に至る) 2015.6 大正製薬株式会社取締役会長 (現在に至る) 1982.5 大正製薬株式会社入社 1982.6 同社取締役 1983.6 同社常務取締役 1985.6 同社専務取締役 1994.6 同社取締役副社長 1999.6 同社代表取締役副社長 2006.4 大正富山医薬品株式会社代表取締役社長 2009.4 大正製薬株式会社取締役副会長 2011.10 当社取締役副会長 2012.6 大正製薬株式会社相談役(現在に至る) 2013.6 当社取締役 2015.4 大正富山医薬品株式会社取締役相談役 (現在に至る) 2015.6 当社取締役相談役(現在に至る) 1975.4 大正製薬株式会社入社 1990.4 同社大阪支店医薬部長 1997.10 同社東京第1支店長 2003.4 大正富山医薬品株式会社執行役員 2004.6 同社取締役 2010.4 大正製薬株式会社執行役員、 医薬開発本部長 2010.6 同社取締役 2011.10 当社取締役(現在に至る) 2012.6 大正製薬株式会社常務取締役 2014.6 同社専務取締役 2015.4 同社取締役(現在に至る) 大正富山医薬品株式会社 代表取締役社長(現在に至る) 1978.4 大正製薬株式会社入社 2001.10 同社人事労務部長 2005.7 同社理事、人事部長 2008.10 同社執行役員 2013.4 当社執行役員 大正製薬株式会社上席執行役員 2015.6 当社取締役(現在に至る) 大正製薬株式会社取締役 2016.4 同社取締役常務執行役員(現在に至る) 2000.4 大正製薬株式会社入社 2000.5 アボット・ラボラトリーズ入社 2006.8 大正製薬株式会社経営企画部 2006.10 同社理事、医薬事業グループ担当役員補佐 大正富山医薬品株式会社 営業本部副本部長 2007.6 大正富山医薬品株式会社取締役 大正製薬株式会社取締役 2008.6 同社常務取締役 2009.4 同社取締役副社長 2011.10 当社取締役副社長 2012.6 大正製薬株式会社代表取締役社長 (現在に至る) 2013.6 当社取締役 2015.6 当社取締役副社長(現在に至る) 2004.1 大正製薬株式会社入社 2006.10 同社理事、セルフメディケーション事業グル ープ担当役員補佐 2007.4 同社営業推進本部副本部長、商品開発 本部副本部長 2008.4 同社セルフメディケーション 研究開発本部長、営業推進本部 副本部長、商品開発本部副本部長 2008.6 同社取締役 2009.4 同社常務取締役 2011.10 当社常務取締役 2012.6 大正製薬株式会社専務取締役 2013.6 当社取締役(現在に至る) 2014.6 大正製薬株式会社代表取締役副社長 (現在に至る) 2015.6 大正富山医薬品株式会社取締役 (現在に至る) 1976.4 大正製薬株式会社入社 2000.11 同社創薬第1研究室長 2001.4 同社創薬化学研究室長 2003.2 同社医薬QA推進室長 2004.4 同社理事、QA本部長 2008.4 同社執行役員、医薬化学研究所長 2008.7 同社医薬研究本部副本部長 2010.4 同社QA本部長 2015.4 当社執行役員 2015.6 当社取締役(現在に至る) 大正製薬株式会社取締役 2016.4 同社取締役常務執行役員(現在に至る) 上原 明 上原 茂 藤田 憲一 亀尾 一弥 大平 明 上原 健

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取締役(社外) 監査役(社外) 取締役(社外) 監査役(社外) 監査役 監査役 森川 敏雄 植村 裕之 青井 忠四郎 佐藤 順哉 佐々木 賢明 小林 久二 1993.6 株式会社住友銀行頭取 1997.6 同行代表取締役会長 1999.6 大正製薬株式会社社外監査役 2001.4 株式会社三井住友銀行相談役 2002.6 同行特別顧問 2005.3 同行名誉顧問(現在に至る) 2007.6 大正製薬株式会社社外取締役 2011.10 当社社外取締役(現在に至る) 1965.4 株式会社丸井入社 1974.3 同社取締役商品部長 1982.1 同社常務取締役商品本部長 1984.10 同社常務取締役中央営業本部長 1994.1 株式会社エイムクリエイツ代表取締役社長 1997.4 株式会社ムービング代表取締役社長 2006.4 同社相談役 2010.1 豊島興業株式会社(現:株式会社アトム) 代表取締役社長(現在に至る) 2015.6 当社社外監査役(現在に至る) 1965.4 住友海上火災保険株式会社入社 1991.6 同社取締役 1998.6 同社代表取締役社長 2001.10 三井住友海上火災保険株式会社 代表取締役社長 2007.7 同社常任顧問 2011.6 大正製薬株式会社社外監査役 2011.10 当社社外監査役 2013.4 三井住友海上火災保険株式会社 シニアアドバイザー(現在に至る) 2015.6 当社社外取締役(現在に至る) 1982.4 弁護士登録(第一東京弁護士会) ファーネス・佐藤・石澤法律事務所 (現:石澤・神・佐藤法律事務所)入所 (現在に至る) 1987.5 米国デューク大学ロースクール卒業 (LLM) 1990.10 ニューヨーク州弁護士資格取得 1999.4 最高裁判所司法研修所刑事弁護教官 2001.11 更生会社株式会社マイカル管財人代理 2001.12 司法試験第二次試験考査委員(憲法) 2008.4 駒澤大学法科大学院客員教授 2010.1 更生会社株式会社 日本航空外管財人代理 2011.4 第一東京弁護士会副会長 2012.3 サッポロホールディングス株式会社 社外監査役(現在に至る) 2013.6 三井金属鉱業株式会社 社外取締役(現在に至る) 2015.6 当社社外監査役(現在に至る) 2016.4 日本弁護士連合会理事(現在に至る) 1969.4 大正製薬株式会社入社 1986.4 同社大阪支店新薬部長 1990.4 同社福岡支店医薬部副支店長 1995.4 同社医薬部副支店長 1996.4 同社東京支店医薬支店長 1997.6 同社取締役 2002.10 大正富山医薬品株式会社 取締役営業本部長 2006.6 同社常務取締役営業本部長 2010.6 大正製薬株式会社医薬顧問 2012.6 大正富山医薬品株式会社専務取締役 2015.4 同社取締役 2015.6 同社監査役(現在に至る) 当社常務監査役(現在に至る) 大正製薬株式会社常務監査役 (現在に至る) 1997.12 大正製薬株式会社入社 1998.4 ドイツ大正食品有限会社社長 2002.4 大正製薬株式会社財務管理部長、 外国業務管理部長 2004.10 同社経理部長 2011.6 同社常勤監査役(現在に至る) 2011.10 当社常勤監査役(現在に至る) ESG Section Intr oduction Mes sage Financial Section C orpor a te Inf orma tion V alue Cr ea tion

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大正製薬グループでは、全ての生活者の皆様に信頼していただける製品・情報・サービスを提供する

ため、グループ全社を通じた信頼性保証体制を構築しています。

信頼性保証体制  創業の精神に則り、全ての生活者の皆様に信頼してい ただける製品・情報・サービスを提供することが、当社 グループの社会的責任であると考えています。この責任 を果たすためには、まず「製品」に関する研究開発・製 造・販売など全ての業務を、関連した法規制を遵守し、 製品の有効性・安全性・品質の信頼性確保を最優先で 実施しなければなりません。さらに、これらの業務が、 生活者の皆様から信頼をいただけるものであることを、 生活者視点でしっかりと確認することが重要です。これ に取り組むことが「信頼性保証業務」です。  当社では、研究開発・製造・販売などのラインから独 立した

QA

Quality Assurance

:信頼性保証)本部が 中心となって、「信頼性保証業務」を推進する体制の維 持・向上を図りながら、生活者の皆様から高い信頼をい ただける製品・情報・サービスを提供することを目指し て日々業務を推進しています。 QA本部の役割  製品の有効性・安全性・品質に対する信頼性を高め るためには、研究開発から製造販売に至るまで、様々な 業務が一貫して法規制を遵守し信頼の得られる方法で 実施されること、生活者視点でしっかりと業務を確認

信頼性保証体制

(信頼性保証)することが不可欠です。  まず、研究開発段階では、有効性や安全性を評価する ための各種試験が適切な方法で実施され、高品質な製 品を製造するための方法が開発され、それらの記録が信 頼性の確保された形で保存されていることが大切です。 試験保証室及び治験監査室が、これらの研究開発段階 の信頼性保証業務を担当しています。  次に、製造販売段階では、適切な設備において定めら れた手順で製品が製造・出荷され、さらに市場において も品質が確保された製品が販売されていることを、品質 保証部が常に監視しています。  また、製品を安心してご使用いただくためには、正し い使用方法や安全性情報を生活者や医療関係者の皆様 に速やかにお届けすることも非常に大切です。そのため には、有効性及び安全性に関する情報を収集・調査して 評価し、適切な措置を講じるための業務(製造販売後安 全管理業務・製造販売後調査等業務)を行いますが、当 社では製品特性や販売形態の違いを考慮し、医療用医 薬品を担当する医薬安全管理部及び市販後調査部と要 指導・一般用医薬品等を担当するセルフメディケーショ ン安全管理部という専門組織を設置し、各々の業務を実 行しています。  これらの信頼性保証業務は、多くの部署と協力して行 部署名 業務内容 大正製薬ホールディングス QA統括室 国内外の大正製薬グループ各社の製品の品質保証と安全管理 大正製薬QA本部 品質保証部 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び食品等の品質保証 医薬安全管理部 医療用医薬品及び治験薬の安全管理 市販後調査部 医療用医薬品の製造販売後調査等、製造販売後安全管理・調査における 信頼性保証業務 セルフメディケーション安全管理部 要指導・一般用医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、 食品及び治験薬等の安全管理、要指導医薬品の製造販売後調査等 治験監査室 国内治験のGCP*1監査、国内臨床試験の信頼性保証、 海外治験の信頼性保証体制の確認 試験保証室 非臨床試験の信頼性保証、治験薬の品質保証 大正製薬ホールディングスと大正製薬の信頼性保証組織

参照

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