• 検索結果がありません。

保健師の職能と養成制度の研究〜健康教育の変化にみる社会ニーズと専門性〜 [ PDF

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "保健師の職能と養成制度の研究〜健康教育の変化にみる社会ニーズと専門性〜 [ PDF"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)保健師の職能と養成制度の研究 ∼健康教育の変化にみる社会ニーズと専門性∼ キーワード:健康教育、保健師活動、健康学習、統合カリキュラム、現任教育 発達・社会システム専攻 安岡 美紀子 はじめに 健康教育は、保健師iの主要な職能のひとつであり、社. 学習会への参加により資料を集め、現状の姿を描き検討 した。. 会の変化や健康政策、住民の健康問題に関するニーズに. 目次. よりさまざまな形で公衆衛生看護活動として提供されて. 序章. きた。しかし近年、保健師の職域は変化しようとしてお. 第一節 問題提起. り、同時に養成制度にも転換期がおとずれている。. 第二節 研究の方法. 本論文は、時代の変化を背景として捉えながら、そこか. 第一章 健康政策と職域、職能. ら生じた健康政策の変遷と、政策や社会ニーズに沿って. 第一節 公衆衛生と保健婦活動のはじまり. 変わっていく保健師養成制度の変化、そのような変化に. 1 公衆衛生はじまりと政策. 沿った教育をうけ地域で展開していく保健師の活動を関. 2 保健師活動の萌芽、慈恵的救済事業として. 連づけながら、保健師の職能と養成制度について考えて. のはじまり. いくものである。. 3 慈恵的救済事業から社会事業へ. 研究の目的. 4 保健婦事業の源流となった三つの活動. 先行研究では、健康教育を学校保健で実施されるもの. 第二節 保健婦活動の展開と拡大. として論じたものが多いが、本論文では、 「健康教育」を. 1 衛生行政の中の活動. 単に集団を対象とした学級、講演会などの事業や学校保. 2 保健所をめぐる問題. 健を対象とするものではなく、 「個人や集団やコミュニテ. 3 相談機関の乱立と保健婦養成の増加. ィにおいて健康に資する自発的な行動を、準備し、実現. 4 戦前の保健婦の専門性と資格をめぐる問. し、強化するために計画された、あらゆる学習経験の組. 題. み合わせ」 (Green,L. 1997)として、社会の幅広い各層. 第三節 戦後の変化. が自己教育として取り組む活動まで含めた幅広いものと. 1 GHQの保健政策. してとらえている。健康教育の展開を焦点としながら、. 2 保健婦の身分と職域. その社会的背景、保健師の職能、養成制度の変遷などが 相互循環的に影響しあっていることに着眼し、これらの 関係性を総合的に把握することが、 本論文の特色である。 本研究の目的として、社会ニーズや保健政策の変化の. 第四節 社会ニーズが健康教育活動を促し、保健婦 活動が保健政策を動かす 1 健康問題と健康教育 2 公害、労働災害、そして. 下で保健師の養成制度と職能はどのように変わってきた. 3 寝たきり老人と寝たきり起こし活動. のか、保健師の職能としての健康教育の展開と養成制度. 4 少子高齢化と保健、福祉の状況. は整合性がとれているのか、実際の職場で求められる職. 第五節 欧米の保健政策、保健婦教育、地域展開. 能としてどのように専門性を確保していくのか、につい. 1 イギリスの地域保健とヘルス・ビジタ―. ての課題を設定する。. 2 アメリカの公衆衛生とパブリック・ヘル. 研究の方法 健康教育に関する社会ニーズと政策、保健師の職能と 養成制度の歴史的変化、については理論的文献と官公庁 資料などの先行研究を中心に、 職能と養成制度の整合性、. ス・ナース 3 英米と比較した日本の保健婦活動 第三章 専門領域の変化 第一節 医療関係専門職の増加. 職能の変化と現任教育の現状については、文献、報告書. 1 医療に関係した多職種の成立. のほか、関係者へのインタビュー、アンケート、学会や. 2 専門資格の取得の変化.

(2) 第二節 社会ニーズと健康教育の変化. 会②大阪朝日新聞社社会事業団公衆衛生訪問婦協会③聖. 1 健康教育の変化. 路加国際病院訪問看護部である。①は社会福祉的色彩が. 2 アメリカのヘルスプロモーション活動と日. 強く、病人を取り扱わず、対象地域は限定せずに乳幼児. 本の健康学習. の保健指導を主とした活動で日本女子大卒業者が中心で. 3 その他健康教育活動に関わるモデル. あった。②は「児童に関すること」を手がけていた事業. 4 モデル理論からの展開事例. 団がアメリカで公衆衛生学と看護セツルメント活動を経. 5 各国のヘルスプロモーションの動き. 験していた保良を呼び設立したもので、病人から健康人. 第三節 福祉領域への拡大. まですべての人を対象に工場町の貧困地区に保健指導、. 1 法律の改正と機能の変化. 看護技術、社会授業を提供したものである。③は聖路加. 2 職域の拡大について. 病院の訪問看護部が独立した院外業務として、築地産院. 第三章 専門職としての教育の問題 第一節 大学化はなぜ生じたか. 退院者を対象に保健指導と衛生教育iiを重視した活動で、 アメリカの公衆衛生看護学の影響を強く受けている。①. 1 戦後からの看護職の悲願. と②の活動については昭和 12 年の社会事業法成立から. 2 大学の急増. 組織的には解散し、保健婦活動は昭和 12 年に成立した. 第二節 専門カリキュラムの変遷と教育内容. 保健所法の中で衛生行政に組み込まれていった。そのた. 1 カリキュラムの成立. め戦前の富国強兵を目的とした政策では、社会防衛と健. 2 公衆衛生看護学の成立. 康な兵力を確保するための徴兵検査や感染症対策に基づ. 3 カリキュラムと教育内容の変化. いた衛生教育が行われた。戦後 GHQ の指導から③の公. 4 統合カリキュラムの成立と地域看護学. 衆衛生看護学を中心とした活動がその後発展していくこ. 第三節 統合カリキュラムと大学化 1 新設大学についての意見、討論会とインタ ビューによる問題点の提示. ととなるが、農村部では地域の現状にあわせた活動へと 変化している。 健康政策と健康教育の関連を整理しまとめると、戦後. 2 シラバスによる専門領域の比較. はまず、国を挙げての産業化、工業化から健康な労働力. 3 レディネスとしての地域実習についての問. 確保が目的となり、結核対策や母子保健を中心とする健. 題点. 康教育が行われた。一方で産業化による公害や都市への. 第四節 現任教育における専門性の確保. 人口集中による新たな健康問題が発生し、保健婦自身が. 1 保健師長のアンケート結果. 問題を発見し、住民との勉強会を通じて住民の組織化を. 2 各職場での現任教育の状況. 支援していく活動がみられた。森永ヒ素ミルク事件被害. 終章 まとめ. 者への「12 年目の訪問」やマンガン坑夫の健康問題から. 論文の概要. 検診を自治体で施策化していく活動などはその代表的な. 序章では、近年の保健政策の変化と保健師の要請過程. ものである。この時期の健康教育は、知識の普及. の大学化をめぐる諸問題について問題提起を行い、そこ. (Knowledge)が人々の態度の変容(Attitudes)をもた. に社会的な背景、健康問題についての社会ニーズが関係. らし、結果として習慣や行動(Behavior)が変わるとい. していることを意識しながら論文の枠組み、研究課題と. う KAB モデルが多く用いられている。. 研究方法を設定した。. その後医療制度が改革され医療費が増大し、人口構造が. 第一章は、保健師の職能がそのはじまりにおいて、どの. 高齢化に傾き始めると、財政安定化のために健康問題は. ようなものであったのか、についてその時代を取り巻く. 自己責任化されるようになる。昭和 50 年の WHO(世界. 社会的背景とともにまとめたものである。特に、保健師. 保健機構)のプライマリーヘルスケア概念―病気の予防. の活動の原点ともいうべき大正初期の三つの活動につい. からリハビリテーションまでを一連のものとして実施し. ては、 「保健指導」 「看護技術」 「社会事業」として特徴づ. ていくという考え、を含みながら昭和 57 年の老人保健. けられる活動が、この三つの活動のなかで、それぞれ重. 法の制定では健康教育が強く打ち出され、第一次国民健. 点の置き方によって異なり職能の違いとなって表れてい. 康づくり運動において自己責任が明記された。 あわせて、. ること、三つの活動の指導者の教育的背景にはそれぞれ. それまで国民健康保険団体に所属していた保健婦は市町. 英国また米国の影響がみられることを示した。三つの活. 村へと身分移管が行われている。政策目的は成人病予防. 動とは、①大阪府の社会課が設置した大阪乳幼児保護協. のための老人保健が中心となり、健康教育では社会心理.

(3) 学の導入により健康に対する個人の主観が大きく影響す. ると思われる諸問題について考察した。大学化と統合カ. ることが取り上げられた。. リキュラムの関係、 それが実習におよぼす影響について、. 昭和 61 年以降は WHO のヘルスプロモーションに関. インタビュー、アンケートの結果から、大学で行われて. するオタワ憲章を受け、政策的にも個人や主観を重視し. いるカリキュラムと現場の考え方の違いを明らかにした。. 健康度を向上させるものと地域や都市全体の健康政策を. まず、第一節で大学化についての歴史的な経緯を検討し. 計画していくものへと変わっている。健康教育はアメリ. 3 つの要因を考察した。第一の要因は看護教育関係者の. カ型ヘルスプロモーション活動の代表的な方法である. 切なる願いである。学校教育法ではなく、設置基準と指. PRECEDE-PROCEED モデルと日本独自の健康学習. 定規則の制約を受けた教育課程は大学、短期大学、専修. が並列している。. 学校、高等学校専攻科等の多様な教育形態とともに、設. 第二章では、健康課題への対応から新しい職種が増え. 置主体の多くが私立病院付属、または医師会立といった. ていったこと、それによって保健師の役割が変わってい. 一種の企業内養成で行われていた。そのため教育に一貫. ったこと、また健康教育もすべての政策を健康の視点か. した学問的基盤を形成し難いこととなっていたからであ. ら見直そうという動きの中で理念や方法が変化していっ. る。第二の要因として、医療をとりまく環境も、量、質. たそとを明らかにした。二節では、一章の健康教育の変. ともに変化し、より高度な教育を受け、高い技術と豊か. 化のなかで特にオタワ憲章以降の変化が大きいことから、. な人間性を培うような教育が看護教育にも必要であると. PRECEDE-PROCEED モデルと日本型健康学習を取 り上げ、特徴をまとめ、事例における展開を示した。. いう社会的な認識が広まってきたことがあげられる。 また第三の要因として、学生やその親たちの社会的価. PRECEDE=PROCEED モデルはアメリカのグリーンと. 値としての学歴に対する要求は看護教育の大学化に向け. クローリーが開発し発展させたもので2つの部分からな. ての社会的要請となってきたからである。これらの願い. る。プリシード PRECEDE 部分とは、プログラムの実. と平成 4 年 6 月に成立し、11 月に施行された「看護婦等. 施に先立って対象の現状を把握するために社会診断、疫. の人材確保に関する法律」は大学化を促進させた。. 学診断、行動、環境診断、教育、組織診断、運営、政策 診断の各診断を行うもので、実際、実施に先立って行わ. 図3−1   看護大学の推移. れるという意味もある。 プロシード PROCEED 部分は、 プリシード部分の診断結果に基づいて、ヘルスプロモー. 100. ションとして健康教育を開始し、最終目標のQOLを目. 80. 指す。経過、影響、結果評価が含まれる。続いて行われ るという意味もある。一方、日本型健康学習は、 「健康学 習理論」という明確なものはないが、欧米の動きに比べ 健康の個別性を意識したアプローチという特徴をそなえ. 60 大学数. 40 20 0 S27 H3. H6. H9 H12. ており、日本の「健康学習」理論はすべて時間をかけた 実践活動からつくりだされている。. 第二節ではカリキュラムの変遷を時代背景とともに考. また、最近の健康教育活動例として、地域における転. 察し、特に保健師と看護師の受験資格が一緒に取得でき. 倒予防広報活動の支援活動と、ライフスキル教育として. る統合カリキュラムについての問題点を考察した。トー. 学校の総合的学習を担任とともに計画し実施した安岡の. レス(1998)の主張する「統合看護カリキュラム」とは、. 二事例をあげ、現在の保健師の健康教育活動を示した。. 理論的な看護の知識へのアプローチとして課程に焦点を. さらに第三節では、保健所法から地域保健法への転換. あてるカリキュラムであり、その知識は一般化を促すも. と介護保険の導入、行政組織の改革の動きから保健師の. のである、従来の医学モデルから統合的な看護モデルへ. 職域が次第に専門集団から分散していること、またこれ. の移行は、人間を全体的に捉え、健康をひとつの連続体. まではなかった福祉領域への拡大がみられることを報告. として捉えるような理念を作成することによって促進さ. 書からまとめている。. れる、としている。しかし、現在の看護大学が行ってい. 第三章では、保健師の専門教育の問題を社会的背景と. る「統合カリキュラム」はそれまでの看護 3 年過程に 6. カリキュラム改正から検討し、保健師養成課程の大きな. ヶ月の保健師、6 ヶ月の助産師課程を加えたものが多く. 変化をもたらした看護大学の急増と統合カリキュラムに. カリキュラム自体の融合性が見られない。また、法律的. よる専門領域のカリキュラムの改正、そこから生じてい. には保健師の専門課程は 6 ヶ月となっているが、実際は.

(4) 1 年間の専門教育であったことから、専門領域はより縮. 縮小は、医療系であっても保健師の養成にはあてはまら. 小したと見るべきであろう。第三節では、著者も参加し. なくなってしまった。看護学科のなかにあるがゆえにそ. た新設大学と専門地域実習(いわゆる保健所実習)につ. の「雇用可能な力量」が問題となってくるだろう。. いての討論会の分析から新設大学における専門性につい. すでに3章のインタビューからでも、雇用する側の重. ての問題点が明らかになった。①統合カリキュラムにお. 要視している項目が大学教育のなかでは対応しきれてい. ける総合科学的な基礎教育では専門的な知識や技術を伝. ないことは明らかである。このような問題に対して、K. えられない②資格取得と就職意欲についての学生のモチ. 県の現任教育マニュアルづくりや東海地区の 4 つの政令. ベーションの低下③統合カリキュラムといっても看護師. 市の現任教育検討会議は専門性を確保していく取り組み. と保健師の看護教育についての概念が共有化されていな. である。しかし、最初に職業についての専門性を学ぶ機. い。学生の地域における実習についても、学生実習にお. 会である実習についてはほとんど論議されてはいない。. ける学びと大学教育コンセプトの間には明らかに隔たり. 大学側は実習からの学生の学びについて発表してもそ. があることはインタビューでも、保健師長のアンケート. れが専門的な思考にどのように結びつくか検証してはい. からも明らかであった。第四節の現任教育はその隔たり. ないし、実習をうける地域の側ではカリキュラムについ. を埋めるための方法である。. ての理解ができていない、といえるだろう。養成課程を. 終章では、公衆衛生看護の流れを振り返り、職域の変. くっつけただけでは保健師の専門的な機能は理解されに. 化は、看護教育改革というコンテクストから展開した大. くいし、教科のひとつに矮小化される可能性がある。一. 学化問題と連動しながら独自の流れを生み出しており、. 方で統合カリキュラムは「統合モデル」としての可能性. こうした動向は、学生実習における学びと大学教育コン. を持っているのであるからそれをもっと追求するべきで. セプトとの間に明らかに隔たりがあることを確認した。. あろう。この研究から得られる提言はこのような限られ. 保健師の専門性についていえば、コミュニティーづくり. たものにすぎないが、今後の保健師とその教育について. をコーディネートしていくという役割をめぐっての専門. はカリキュラムと実習だけでなくさまざまな角度からの. 的なスタンスの違いが、ある種多様な機能を生み出して. 検討が必要になるのではないだろうか。それはまた大学. いくポイントとなり、この多様性が職域の拡大化を進ま. における専門職業教育についての研究の総合的な取り組. せたともいえよう。しかし、専門的な機能を細分化し単. みが必要であることを明示するものであろう。. 一的な役割のみをとっていると健康問題が複合的な要因. 主要文献. の絡みあいで起こってくることを忘れがちである。それ. 厚生省健康政策局計画課監修『ふみしめて五十年保健婦. は健康問題に対応していく保健師の専門性を失わせるこ. 活動の歴史』厚健出版,平成 5 年 小栗史郎、木下安子、. とにもなりかねない。健康問題が生物的な問題だけでな. 内堀千代子 『保健婦の歩みと公衆衛生の歴史』 医学. く、 社会的経済的また個人の受容の問題でもあることは、. 書院、1985 年、4∼6 頁、92∼93 頁 大国美智子 『保. ジェフリー・ローズ(1998 年)がすでに指摘していると. 健婦の歴史』医学書院、1973 年、81 頁、106∼107 頁、. おりであるが、複合的な要因把握を抜きにしては、健康. 137∼139 頁 橋本正巳「国際的にみたヘルスセンター. 教育も考えられなくなってきている。. の系譜」大阪大学医学部第三回公衆衛生集談会、昭和 53. 大学が、もともと専門職業人の必要性から生まれたも. 年 市川昭午『未来形の大学』多摩川大学出版会、2001. ので、わが国の大学は発足当時から専門職業人の養成を. 年、87∼90 頁 吉本圭一「現代大学における職業教育目. 目的にしていたこと、しかし大正後期の高等教育拡張以. 標の探求」九州大学大学院教育学研究紀要第 4 号(通巻. 後専門職業人の概念が広がり、同時に大学卒業者が社会. 第 47 集)2002 年 3 月、94∼99 頁 「保健婦の専門性. の指導的地位につくべき、という考えから単なる職業教. に関する検討委員会報告書」 全国保健婦教育機関協議会、. 育であってはならないという考え方が常に存在していた. 平成 8 年 10 月. こと、しかしそれが現在では大衆化されたこと、を市川 (2001 年)が指摘している。大学を卒業すれば希望に関 わらず保健師の受験資格を得ることができることから、 むしろ専門職カラーは急激な大学化により存在が希薄に なっている。日本において直接的な職業教育の目標が短 大や専門学校において担われてきたことは、吉本(2002 年)が指摘しているが、行革リストラによる労働市場の. i. 平成 14 年に「保健婦」の名称は「保健師」に改正された。本論文 においては歴史的記述、文献等からの引用については「保健婦」を使 用する。 なお、「看護婦」「助産婦」についても同様である。 ii 「健康教育」が使用されだしたのは、昭和 57 年の法人保健法制 定以後である。これ以前は Health Education は、衛生行政、公衆 衛生、労働衛生では衛生教育、学校保健では保健教育と呼び分けら (『健 れていたが、意味において明確な差異ない、とされている。 康教育大綱』より).

(5)

参照

関連したドキュメント

 母子保健・子育て支援の領域では現在、親子が生涯

各国でさまざまな取組みが進むなか、消費者の健康保護と食品の公正な貿易 の確保を目的とする Codex 委員会において、1993 年に HACCP

①血糖 a 空腹時血糖100mg/dl以上 又は b HbA1cの場合 5.2% 以上 又は c 薬剤治療を受けている場合(質問票より). ②脂質 a 中性脂肪150mg/dl以上 又は

○特定健診・保健指導機関の郵便番号、所在地、名称、電話番号 ○医師の氏名 ○被保険者証の記号 及び番号

開発途上国の保健人材を対象に、日本の経験を活用し、専門家やジョイセフのプロジェクト経 験者等を講師として、母子保健を含む

ダイダン株式会社 北陸支店 野菜の必要性とおいしい食べ方 酒井工業株式会社 歯と口腔の健康について 米沢電気工事株式会社

成 26 年度(2014 年度)後半に開始された「妊産婦・新生児保健ワンストップ・サービスプロジェク ト」を継続するが、この事業が終了する平成 29 年(2017 年)

・ 世界保健機関(World Health Organization: WHO)によると、現時 点において潜伏期間は1-14