各務原市
稲沢市
津島市 一宮市
名古屋支社
豊田市
岡崎市 東海市
豊明市
安城市 刈谷市
半田市
三河支社
亀山市
鈴鹿市 四日市市
四日市工場 桑名市
津市
津LNGステーション
松阪市
伊勢市
四日市
半田
津
三重支社
知多緑浜工場 知多熱調センター
知多LNG共同基地
中部ガス 豊橋市 本社
大垣ガス 大垣市
津島ガス
犬山ガス 小牧市
春日井市
瀬戸市
知多市
中部国際空港 岐阜市
岐阜支社
桑名
日比津 丹陽
守山
桜田
鶴里
日進
伊勢
目次
水島ガス(株)の供給エリア
供給エリア:岡山県倉敷市
当社供給エリア 卸供給先 供給エリア 当社主要導管 本社
供給所
工場 支社
【本報告書の編集方針】
■ 1995年に「環境レポート」を発刊して以来、毎年記載内容を充実させ、 2006年版からは「環境・社会報告書」にタイトルを変更し、東邦ガスグ ループのCSR 活動全般を報告しています。
■ ガイドラインとして、環境省「環境報告ガイドライン2012年版」、GRI「サス テナビリティ・リポーティング・ガイドライン第4版(G4)」、「ISO26000」 を参考にしています。
■ 主要データの算定基準はデータ集P3(web)に記載しています。 ■ 2015年9月1日に都市ガスの標準熱量を変更したことに伴い、ガス販売
量・CO2排出量は2015年度を含めた過去の数値を45MJ/㎥に換算・統
一しています。
このマークのグラフは、
デロイト トーマツ サステナビリティ株式会社による 「独立した第三者保証報告書」の対象となる記載情報です。
このマークの項目は、ホームページで 詳しい内容がご覧いただけます。
環境報告
29 31 33 36 38 39 40
環境マネジメント
天然ガスバリューチェーンの環境負荷 地球温暖化防止に向けて
循環型社会に向けて 生物多様性保全 環境リスク対策 第三者保証
社会報告
21 21 23 25 26 27
ステークホルダーとの コミュニケーションの強化
■ お客さまとともに
■ 地域社会とともに
■ 株主・投資家の皆さまとともに
■ 取引先とともに
■ 従業員とともに
(会社概要の数値データについては、2017年3月末現在)
会社概要
主要導管網概要および都市ガス供給先
設立 本社所在地 代表者
主な事業内容
資本金
都市ガス供給区域 従業員数
協力会社
当社の株主構成
1922年6月26日
愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号
取締役社長 冨成 義郎
● ガス事業
● 熱供給事業
● 電気供給事業
● ガス機器・設備の販売および
ガス配管工事 330億7,200万円
愛知・岐阜・三重の3県で54市20町1村 2,886人(連結5,860人)
リベナス エネドゥ、エネドゥ(以降ENEDO) (ガス機器販売・サービス店)104社
ガス工事会社 112社
● 個人・・・・・・・・・・・・・・・21.7%
● 金融機関・・・・・・・・・・・44.7%
● その他国内法人・・・・・16.2%
● 外国法人等 ・・・・・・・・16.9%
● 自己株式・・・・・・・・・・・・ 0.5%
取付メーター数(連結) 東邦ガスは、グループ各社とともに、
人々との信頼のきずなを大切にし、 うるおいと感動のあるくらしの創造と魅力にあふれ、
いきいきとした社会の実現に寄与します。
【コンセプト】 強いガス事業の構築
厳しい競争環境においても、お客さまから信頼され 必要とされ続ける強いガス事業を構築する
さらなる成長への挑戦
経営環境の変化によって拡大するビジネスチャンスを 捉え、さらなる成長に向けた基盤を築く
・お客さまのために、お客さまとともに、成長する企業
であり続ける
・天然ガスの供給を軸として、未来を拓くエネルギー
利用の姿を創造していく
・地域のお客さまの「くらし」と「ものづくり」を徹底し
て支え、地域の発展に寄与していく 【4つの挑戦】
・より広い地域のお客さまに「低廉なエネルギー」を
安定してお届けします
・お客さま「一人ひとりの最適なエネルギー利用」を
実現します
・地域の「環境と調和し災害にも強いまちづくり」を
支えます
・お客さまの「安全・安心」を揺るぎないものにします
【経営基盤の強化】
・技術開発力・エンジニアリングの強化
・人材力・現場力の向上 ・企業体質の強化
・CSR経営の徹底 ・グループ総合力の発揮
【目指す姿】
未来を拓くエネルギーへ
~お客さまにお届けする価値を より高く より広く~
東邦ガスグループの概要 トップメッセージ 01
03
経営報告
17 17 18 19
経営の透明性の確保
■ コーポレート・ガバナンス
■ 内部統制
■ コンプライアンス
ガス市場の全面自由化時代における
東邦ガスグループの取組み
05 09 11 12 13 15
安全・安心と安定供給の確保 お客さまとの関係深化 競争力の強化 ガス事業の広域展開 事業領域の拡大 グループ経営基盤の確立
41 社外評価 データ集
ガイドライン・対照表
Web
東邦ガスグループビジョン
中期経営計画
(2014~2018 年度)企業理念
2,200 2,300 2,400 2,500 (千件)
2012 13 14 15 16(年度)
2,345 2,345 2,3642,364
2,387 2,387 2,4092,409
0 2,434 2,434 2,000 3,000 4,000 5,000
都市ガス販売量(連結)
(百万㎥)
2012 13 14 15 16(年度)
4,045
4,045 4,0734,073 4,0314,031 3,9083,908 3,9743,974
0 3,000 2,000 1,000 4,000 5,000 6,000 0
総売上高(連結)
(億円)
2012 13 14 15 16(年度)
5,183
5,183 5,6045,604 5,809 5,809 4,798 4,798 3,904 3,904 26,000 27,000 28,000 29,000
本支管延長
(km)
2012 13 14 15 16(年度)
28,046 28,046
28,531 28,53128,75728,757
29,045 29,045
28,304 28,304
0
東 邦 ガ ス グ ル ー プ の 概 要
当社は、1922年に名古屋ガスの事業を継承し 創立して以来、90年以上にわたり、地域に根差し たエネルギー会社として、お客さまと地域社会に支 えられ発展してまいりました。私どもが今日あるの は、お客さまや株主さま、取引先さまをはじめとす る、多くの方々のご支援の賜物であり、厚く御礼申 し上げます。
当社グループを取り巻く経営環境は、昨年4月の 電力小売自由化に続き、本年4月からは都市ガスの 小売全面自由化がスタートするなど、大きく変化し ております。
一方で、昨年発効したパリ協定※の下、日本を含
む世界の主要国は、省エネルギーの徹底や再生可 能エネルギーの拡大と同時に、地球温暖化対策と 経済成長の両立に向けて動き出しています。また、 昨年策定された我が国の地球温暖化対策計画で は、天然ガスシフトやコージェネレーションの普及促 進が盛り込まれるなど、環境性に優れた天然ガスは 一層の市場拡大が期待できます。
こうした中で、当社グループは、中期経営計画 (計画期間:2014~2018年度)のコンセプトで ある「強いガス事業の構築」と「さらなる成長の実 現」に向けた取組みを加速するとともに、経営環境 の変化に柔軟かつ的確に対応し、今後とも地域の 発展に貢献できる企業を目指してまいります。
※パリ協定:
温室効果ガスの削減に向けて、先進国・途上国の区別なく、自国の目標を提 出し、目標達成に取り組むことを規定した国際的な枠組み。2015年12月の 気候変動枠組条約第21回締結国会議(COP21)で採択され、2016年11 月に発効した。
「強いガス事業の構築」に向けては、ガス事業の 基本である「安全・安心と安定供給の確保」、サー ビスの拡充をはじめとした「お客さまとの関係深 化」、低廉なエネルギー調達や経営効率化等を通じ た「競争力の強化」を合わせた総合力を高め、お客 さまのための自由化を実現します。
特に「安全・安心」については、「東邦ガスだから 安心」して選んでいただけるよう、「何かあればお 客さま先に駆けつける」というDNAと現場力に磨 きをかけ、約180拠点、総勢3,000人の保安サー ビス体制により、お客さまの安全・安心を確保しま す。防災対策では、本年2月に完成した新たな防災 拠点ビルを活用して災害対応力を一層強化すると ともに、製造・供給設備の保安・防災対策にも引き 続き取り組んでいきます。
また、「さらなる成長の実現」に向けては、都市ガ ス導管網の延伸による供給エリアの拡大とLNG・ LPG販売の広域展開を推進するとともに、リフォー ム事業・総合ユーティリティ事業・電力販売の強化 など事業領域の拡大に取り組んでまいります。
当社は、地域のエネルギー会社として、環境性に 優れた天然ガスの普及拡大、分散型エネルギーシス テムなどエネルギーの高度・高効率利用の促進等 を通じ、当社グループの事業活動はもとより、お客 さま先での環境負荷の低減にも取り組んでいます。 さらに本年3月にエネルギーセンターが完成したス マートタウン「みなとアクルス」での低炭素で災害対 応力に優れたまちづくりを推進します。こうした取 組みにより、地域社会の発展と環境調和型社会の 実現に貢献してまいります。
当社グループは、お客さまをはじめ、株主・投 資家の皆さま、地域社会など、多くのステークホ ルダーから常に信頼され、選ばれ続けることを 目指しております。
その実現に向け、コーポレートガバナンスや内 部統制、コンプライアンスの更なる強化などを通 じ、経営の透明性の確保に継続して努めており ます。また、従業員一人ひとりが、お客さまや地 域社会に貢献するという使命感を持ち続け、高 い倫理観に基づいて行動してまいります。
本年1月から、新たなコミュニケーション・フ レーズ「あしたがすてきに!」の発信を開始しま した。「お客さまの『あした』が今日よりもっと 『すてきに』なるように。そして、その真ん中に はガスがある」という想いを込めたものであり ます。今後とも、ステークホルダーの皆さまとの コミュニケーションを重視し、信頼の絆を一層強 固なものとしてまいります。
本報告書が皆さまとの有用なコミュニケー ションのツールとなり、より多くの皆さまから当 社の取組みに対して一層のご理解をいただくと ともに、忌憚のないご意見ご感想をお聞かせ願 えれば幸いです。
私 たちは 、情 熱 を 燃 やしつづけます 。
安 全と安 心 を 、揺るぎないものにするために 。
私 たちは 、挑 戦 を 加 速 させます 。
より良いエネルギーの 未 来 を 、切り拓 いていくために 。
きょうよりもっと、「 あしたがすてきに!」なるように 。
その 真 ん中には 、いつだってガスがある。
はじめに
T O P M E S S A G E
お客さまのために、そして地域のために 皆さまとの信頼の絆を大切に
東邦ガス株式会社 取締役社長
導管事業の中立性・透明性を確保し、公平な競争環境を実現します。
「安全・安心と安定供給の確保」、「お客さまとの関係深化」、「競争力の強化」を通じて当社グループの 総合力を高め、お客さまのための自由化を実現します。
「ガス事業の広域展開」と「事業領域の拡大」に積極的に取り組みます。
2017年度の主要施策
LNGタンク
ガスホルダー
製造設備 マンション 工場
都市ガス導管
業務品質向上に向けた取組み
TOPICS 環境
報
告
社
会
報
告
東
邦
ガ
ス
グ
ル
ー
プ
の
取
組
み
経
営
報
告
ガス市場の全面自由化時代における
東邦ガスグループの取組み
「強いガス事業の構築」と「さらなる成長の実現」を目指す中で、
環境変化に柔軟かつ的確に対応し、当社グループとして持続的に成長していきます。
強いガス事業の構築
お客さま先
都市ガスの製造・供給・お客さま先に至るまで、24時間365日体制で、
安全・安心と安定供給を守り続けます。
最新の制御システムにより自動化 され、運転員が常時、設備の運転状況 を監視しています。万一の災害発生時 には、自衛防災組織を編成し、速やか に初動対応を行います。
ガスの安全使用の周知
ガス展や各地域の防災イベントへの出展機会、検針・点 検機会での安全パンフレット配布、マスメディア等を活用 して、お客さまへガスの安全な使用方法をお知らせして います。
「東邦ガスだから安心」して選んでいただけるよう、お客さまの安全確保に向けた取組みを強化するとともに、 保安・防災対策を推進することで安定供給の確保に努めます。
「何かあればお客さま先に駆けつける」というDNAを継承し、営業所 やENEDO P26 をはじめとした約180拠点、総勢3,000人の体制に より、お客さまの安全・安心の確保に努めます。
安全・安心と安定供給の確保
お客さまの安全・安心確保に向けた取組み
万一のガス漏れなどに備え、お客さ まからの受付窓口を常時設置すると ともに、複数の拠点に専門修理員と 緊急車両を配備しています。事故発生 の際は、現場に急行し、保安措置を迅 速に実施します。
ガス機器のトラブルに備え、修理受 付を24時間365日行っています。高 い技術力を持つ当社グループ社員が 迅速かつ的確に対応します。
ガス設備の安全点検・安全対策
ガス事業法に基づいて、4年に1回※、ガス漏えい検査、所有するガス
機器および給排気設備の調査などを行っています。
当社グループは、法令等に定められた項目に追加して、小型湯沸器の CO濃度測定、劣化したゴム管の取替え、ガス栓誤開放を防止するため のキャップ取付けなどを自主的に実施しています。
また、不完全燃焼防止装置を搭載した安全型ガス機器への取替え や、コンロの全口に安心センサーを搭載したSiセンサーコンロの設置 をおすすめするとともに、業務用厨房への換気警報器の取付けを進め ています。
※ガス事業法の改正(2017年4月)により、従来の3年に1回から変更
(万台)
(年度) 0
5 10 15 20 25
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 安全点検 Siセンサーコンロ
タブレット端末画面 約180拠点・3,000人の体制(ENEDO・営業所)
防災フェスタ 検針票(裏面)
【ガス小売事業者情報】 東邦ガス株式会社(愛知県名古屋市熱田区桜田町19-18)
ガスコンロ 小型湯沸器
換気扇を回す、窓を開け るなど、「換気」を十分に してくだ さい。
換気扇を回す、 窓を開けるなど、 「換気」を十分に
してください。
風呂がま、湯沸器
給気口を確保して 「換気」を
十分にして ください。 給気口
〈風呂がま〉
浴室内に設置された 排気筒(煙突)のある CF式風呂がまをお使 いの際は、台所の換気 扇を回さないでくだ さい。換気扇を回すと 排気ガスが逆流し、 一酸化炭素中毒を起 こす場合があります。 ●ガス機器やガス設備は、日頃から点検・お手入れをしてください。●安全装置(不完全燃焼防止装置)のついているガス機器や屋外設置式のガス 機器へのお取替えをおすすめします。●一酸化炭素は、無色・無臭ですが、毒性が強く、わずかな量でも死に至ることがあります。●ガス機器の ご使用時にガス機器本体や排気筒(煙突)などに異常を感じた場合は、ただちにご使用を中止し、東邦ガスまたはガス機器販売店にご連絡ください。
●お支払い期限日(検針日の翌日から起算 して30日目)までにお支払いくださるよう お願いいたします。●お支払い期限日を過 ぎてお支払いいただいた場合は、その経過 日数に応じて1日あたり0.0274%(年率 約10%)の率で算定した延滞利息をいた だきます。ただし、お支払い期限日の翌日か ら起算して10日以内にお支払いいただい た場合には、延滞利息はいただきません。
コンビニエンスストアは東邦ガスに代わってガス料金等を受領します。
検索
7E1
注意:このカラーカンプはカラーコピー機によって出力されたものです。実際の印刷された製品とは再現性が異なりますので予めご了承ください。このデザインは小林クリエイト株式会社で作成しました。 D175152 東邦ガス情報システム㈱さま B00-1705 払込取扱票(HHC感熱紙ロール) 6校 藤井 素材集:未使用
担 当
デザイン …データ支給にはお客様印が必要です。必ず右にお名前をいただき専用封筒にて、原本を返却ください。(デザイン室での保存期間:3 年) 日
再校正 校 了
インクジェット校正出力依頼 のため 月 時着希望
部希望(基本:お客様・営業・原稿各1) デザイン決定
本 社 その他 内容確定
※オフセット印刷でプロセスカラー印刷を行う際は「デザイン決定時」または「内容校了時」にインクジェットプルーフでの色の確認をお願いします。
責 了 MO
余白36㎜
資格認定・スキルアップ研修
開閉栓や機器修理などの業務の従事者に必要となる公的資格や社内資格の取得、スキルの 習得・向上のための研修を実施しています。2016年度は、32コース計208回の研修を開催 し、約2,100人が受講しました。なお、業務品質維持とコンプライアンス遵守のため、定期的に 資格の更新・確認を行っています。
タブレット端末の活用
点検・修理業務では、現場作業支援のため、タブレット端末 を活用しています。作業予定の管理、手順の提示・チェックな どを行うことで、適切な作業遂行をサポートしています。
主な機能 内容
作業支援
内容のチェック ・作業手順に基づく登録順序・作業項目の漏れ等を自動チェック マニュアル ・作業マニュアルの表示 点検・作業結果の
印刷 ・ お客さまには、その場で報告書を 印刷して提出
修理履歴 ・ 機種ごとの主要な故障要因、 取替部品の表示
製 造 供 給
1
Siセンサーコンロ累計販売台数
安全・防災 情報ナビ 安全への
東邦ガス株式会社 環境・社会報告書2017 東邦ガス株式会社 環境・社会報告書2017
7 8
環
境
報
告
社
会
報
告
経
営
報
告
東
邦
ガ
ス
グ
ル
ー
プ
の
取
組
み
設備対策
(1) 製造段階
都市ガス工場においては、地下式LNGタンクなどの設備を、阪神・淡路大震災や東日本 大震災クラスの地震、台風による風水害にも耐えられるように設計しており、計画的にメン テナンスや更新を行っています。
南海トラフ巨大地震への対策として、重要設備の高所設置化など内閣府が公表した最大 津波への対策を実施しています。
さらに、化学消防車、水幕設備、消火設備などの防災設備を備えるとともに、自家発電 設備を設置し、停電時でもガス製造が継続できるようにしています。
(2) 供給段階
ガス導管の経年対策として、耐震性に優れ、腐食にも強いポリエチレン管※への入替えを
計画的に進めています。
南海トラフ巨大地震に対する津波対策・地震対策を進めており、これまでに高圧設備の 津波対策やガスホルダーの地震対策などを完了しました。
また、ガス事業法に基づいたガス導管の漏えい検査に加え、主要導管の定期的なパト ロールの実施など、ガス設備の点検・整備を日頃から継続して実施することにより、設備の 安全性を担保しています。
※プラスチック材料であるポリエチレンを原料としたガス導管で、耐震性・耐腐食性に優れている
緊急対応
当社は、大規模地震発生と同時に、災害対策本部を設置し、ガスの供給を 継続する地域での二次災害防止に向けた保安確保と、ガス供給を停止した 地区での早期復旧再開に向けた体制を構築します。
地震発生時には供給エリアに高密度に設置した地震計(約210か所)の データ、ガス導管網の圧力・流量データを自営の無線ネットワークにより直 ちに情報収集するとともに、導管網の被害状況を予測し、都市ガスの供給停 止・継続などを判断します。
大きな被害を受けた地域では、ガス漏れによる二次災害を防止するため、 遠隔操作で迅速に都市ガスの供給を停止します。一方、できる限りお客さま にご不便のないよう、ガス導管網を72ブロックに分割し、被害の少ない地 域へは供給を継続します。
復旧体制
地震の発生により、ガス供給を停止した地域の供給を一日でも早く再開 することができるよう、全国の都市ガス事業者との協力・支援も含めた復旧 体制の整備を進めています。
また、復旧活動に必要な資機材や燃料などの備蓄強化、BCP P7 の見
直し、協力会社とも連携した復旧体制の整備、教育・訓練の強化など、ハー ド、ソフト両面での対策を拡充しています。
さらに、災害時に、地域社会との連携をスムーズに実施できるよう、平時 から各自治体との連携強化を図るとともに、行政が主催する地域防災訓練 において、地震時のガスメーターの復帰方法を説明するなど、災害時におけ るお客さまの安全・安心確保のための情報提供を行っています。
グループ全体での総合防災訓練
経営層から実動部隊までの実践力の強化や防災意識の向上、復旧作業に関する技能伝 承を目的に、当社グループ全体で総合防災訓練を行っています。
2016年度は、平日昼間に大規模地震が発生した想定のもとで訓練を実施し、グルー
プ全体で約5,800人が参加しました。事業継続計画(BCP)※をベースに、当社と関係会
社・協力会社との連携に加えて、全国の都市ガス事業者からの応援隊の受入れなど熊本 地震の復旧応援で得られた知見を反映した実動訓練を行いました。
※BCP:大規模災害が発生した場合でも所定のレベルで業務を継続する、あるいは中断しても早期復旧を果たせるようにするための計画
保安・防災対策の推進
防災設備(水幕設備)
ガス設備の点検
総合防災訓練
災害対策本部
災害復旧作業 新たな防災拠点ビル「北館」の建設
大規模地震等災害に備えた防災対応力を強化するため、本 社構内に防災拠点ビル「北館」を新たに建設し、2017年2月 に竣工しました。
災害発生時には既存の防災拠点である「西館」と連携し、 迅速かつ適切な災害対応を行います。
① 屋上に無線通信鉄塔を設置し、災害時における通信機能を強化 ② 館内に第二お客さまセンターを設置し、電話対応機能を強化 ③ 復旧作業に携わるスタッフの活動拠点として活用
北館の主な特徴
●地震計(SIセンサー)配置 … ブロック線
災害発生時の対応 平常時の取組み
地震計(SIセンサー)配置およびブロック概要図
既存防災拠点ビル 新防災拠点ビル
相互 連携
環
境
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社
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ガス市場の全面自由化時代における東邦ガスグループの取組み
東
邦
ガ
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取
組
み
業務用分野
都市ガスへの燃料転換、高効率なガス空調やガスコージェネレーションの導入、利便性を高めた業務用厨房機器、電力販売 P13 など、お客さまのビジネスニーズに沿った最適なエネルギー利用の提案とともに、総合ユーティリティサービスやシミュ レーション技術を活用した省エネ対策など、エネルギー利用に関わる質の高いエンジニアリングサービスを提供します。
お客さまとの関係深化
2
お客さまのご要望にきめ細かくお応えするエネルギー利用の実現とサービスの提供を通じて、 暮らしとモノづくりを支えます。
家庭用分野
当社とENEDOとが一体となり、高効率なガス機器や多様なニーズにお応えす るサービスを提供します。
お客さまの安全・安心、快適、便利な暮らしに貢献するため、会員サイト「Club TOHOGAS」や「らくらくメンテ」、「らくらく暮らしサポート」、電力販売や省エネ 診断を通じたエネルギーの最適利用、さらにはリフォーム提案など、様々なサービ スの提供を行っています。
2017年4月から、「Club TOHOGAS」内でためることができる「がすてきポ イント」を、都市ガス・電気料金のお支払いにもお使いいただけるようになりまし た。今後も、一層のサービス拡充に努めます。
都市ガス 電気
「エネファームtypeS」の普及拡大に向けた新たな取組み
TOPICS
総合ユーティリティサービス事業の事例紹介 常滑市民病院さま
TOPICS
通常、エネファームは家庭内の使用電力に合わせて発電します(左図)。余剰電力買取 の場合は、住宅内の使用電力に関わらず、24時間定格で発電し、住宅内で使われな かった電力を当社が買い取ります(右図)。
余剰電力の買取
2017年6月から、「エネファームtypeS」で発電し、お客 さま宅で使われなかった電力(余剰電力)を当社が買い取 るサービスを開始しました。
買い取った電力は、当社の電力販売のための電源の一部 として活用。環境負荷の小さい電力を社会全体で利用する ことにより、CO2削減などにつながります。
地域医療を担う常滑市唯一の総合市民病院。新病院建設に あたって、空調や給湯の熱源、ガスコージェネレーションの建 設、保守を行う「エネルギーサービス」と、室内の照明や空調機 器などの点検・清掃を行う「ファシリティーマネジメント」を一 括して東邦ガスエンジニアリング(株)が担当しています。同社 の社員が常駐して運転管理を行うことで、病院と一体となった 省エネルギー対策に取り組んでいます。
既存住宅への後付設置
2017年4月から、既存の住宅に設置されている給湯器 に、燃料電池ユニットを後付けで設置することが可能になり ました。
給湯器相当のイニシャルコスト削減につながるため、幅広 いお客さまにエネファームをお使いいただけるものと期待し ています。
0 時 700W
24 時 0 時 24 時 家庭内の使用電力に
合わせて発電 家庭内の使用電力に関わらず常時定格発電
使われなかった 電力を買取
エネファームで発電した電力(ご家庭で使用)
電力負荷
燃料電池ユニット 既設のエコジョーズ 既設のエコジョーズをそのまま利用。 台所リモコンと浴室リモコンも利用します。
既設の
台所リモコン 浴室リモコン既設の 発電専用リモコン
都市ガスへの燃料転換 工業炉やボイラの燃料を、重油 などの油燃料から都市ガスへ燃 料転換することにより、省エネ化、
省CO2化に加え、省力化、省ス
ペース化などを実現します。
ガスコージェネレーション
ガスコージェネレーションは、電気を使用する場所で発電 する分散型発電システムです。送電ロスがなく排熱も有効利
用できるため、総合エネルギー効率が70~90%※と高く、
節電・省エネに大きな効果があります。
また、万一の瞬低・停電時にも重要負荷への電力を安定 的・継続的に供給することが可能な機種もあり、電源セキュ
リティの向上など、BCP P7 対策にも役立っています。
※「天然ガスコージェネレーション機器データ2016」(日本工業出版)より
高効率なガス空調
2015年に発売した「GHPエグゼアⅡ」は、低負荷運転 時の効率を向上し、年間運転効率の大
幅な改善を実現しました。
改正省エネ法(2014年4月施行)で は、すべての事業者に対して節電を努 力義務としており、GHPはその有効な 手段の一つとしてもご採用いただいて います。
利便性を高めた業務用厨房機器
ガス厨房「涼厨Ⓡ」は、輻射熱を低減させた構成と効果的
な集中排気により、涼しく快適な厨房を実現します。また、 効率の良い空調にもつながります。
当社独自の厨房内の温熱環境(温度・流速)を可視化す
る熱流体シミュレーション技術※を活用し、お客さまの省エネ
につながる提案も行っています。
※コンピュータにより、空間内の「温度分布」や「流速分布」を計算し、実際の状態を再現・ 予測する技術
総合ユーティリティサービス事業
総合ユーティリティサービス事業は、当社グループのエン ジニアリング力を活かし、省エネ診断、ガス設備や周辺設備 の設計・工事から運転・保守管理までをワンストップでお客 さまに提供するサービスです。お客さまにおける資金・設備 調達やエネルギーマネジメントの負担軽減、コスト削減、省エ ネを実現します。
燃料転換作業
家庭用燃料電池システム「エネファームtypeS」
燃料電池は、都市ガスから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させて発 電する先進のクリーンテクノロジー。この燃料電池のうち、セラミックスを利用して
発電するのが、「エネファームtypeS」です。
発電効率が高いことが特長であり、ご家庭の電気使用量に合わせて昼夜連続の 24時間発電を行います。
発電の際に発生する熱も、給湯器に供給する水の予熱として有効利用。予熱した 水を、ガスを燃焼させ昇温することで、給湯や風呂の湯張りなどに利用します。
エネファームの累計販売台数は、2017年3月末に13,000台を突破しました。 エネファームtypeS
0 600 650 700 750 800
2012 2013 2014 2015 2016
産業用
(年度) (千 kW)
773 781 762 766 780
民生用
家庭用
ガスコージェネレーションの普及状況
GHPエグゼアⅡ室外機
厨房レイアウト
提案前
(従来)
提案後
(涼厨Ⓡ)
回転釜・立体炊飯器を涼 厨®に変更することによ り、厨房機器周囲の温度 分布が大きく改善
高
低
温熱環境の改善例
ご家庭の お客さま
業務用・産業用 のお客さま
Web
東邦ガス株式会社 環境・社会報告書2017 12 東邦ガス株式会社 環境・社会報告書2017
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に引き込むため、道路をほとんど掘削することなくガス導管 を埋設でき、土砂の発生を大幅に削減することができます。
競争力の強化
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原料調達の多様化と受入基地の柔軟性向上を進め、低廉なエネルギーの安定調達を実現するとともに、不断の 経営効率化を推進します。
低廉なエネルギーの安定調達
LNG導入における調達地域、価格指標、 契約形態の多様化
当社では現在、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、 カタール、ロシアの5か国から、長期契約に基づきLNGを輸 入しています。今後、米国キャメロンプロジェクトからもLNG を購入することとなっており、調達が始まれば、当社の調達 先は既存の5か国に米国を加えた6か国となります。 米国から購入するLNGは、米国天然ガス市場価格を指標 とした契約となっており、価格指標を多様化し、価格の安定 化を図っています。また、2016年3月には、ペトロナス・エ ルエヌジー・リミテッド社とLNG購入に関する売買契約書 を締結しました。本契約は数量の柔軟性、価格指標の多様 化の観点から、売主が保有する複数の供給源から引き取る 「ポートフォリオ契約」を当社として初めて採用しました。
契約形態については、従来の長期契約に加え、短期契約 やスポット調達の比率を高め、LNGの柔軟かつ安定的な調 達と価格低減に努めます。
競争発注の拡大
さらなるコストダウンと取引の透明性向上を図るため、資 機材・役務調達の競争発注比率を40%程度に拡大するこ とを目指しています。
ガス導管工事における新工法の導入
環境保全とコストダウンを目的に、非開削工法を開発・導 入しています。従来の開削工法では、道路に埋設する場所を 帯状に掘削するため土砂が発生します。非開削工法では、工 事区間の両端に小さな穴(掘削坑)を設け、ガス導管を地中
ロシア (サハリン)
カタール マレーシア
インドネシア
アメリカ
オーストラリア
※2018年度より (予定)
2016年12月、当社、三菱商事(株)、日本郵船(株)、東北 電力(株)の4社は、米国キャメロンプロジェクト向けのLNG船 共同保有について発表しました。本船は2019年(予定)の竣工 後、当社および東北電力向けLNG輸送に従事する予定です。こ れにより、当社グループとし
て一部保有するLNG船は、 「LNG FLORA号」「エル
エヌジーヴェスタ号」「エネ ルギーアドバンス号」に続い
て4隻目となります。 提供:三菱重工船舶海洋株式会社
経営効率化の推進
効率的な設備形成や業務遂行、間接部門の要員効率化や各分野のコストダウンの推進など、各事業領域における不断の経 営効率化に取り組み、グループ大での資源再配分を実施することで、効率的な事業運営体制を構築します。
さらなる成長の実現
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都市ガスの普及拡大に向けた導管網の増強・延伸と、導管エリア外の周辺地域へのLNG・LPG販売を強化します。
都市ガスの普及拡大と安定供給
ガス需要の増加に合わせて供給エリアを 拡大するとともに、安定して都市ガスを供給 するために、中長期的な視点からガス導管 網を整備・拡充しています。
供給エリアの拡大に向けては、岐阜県東 濃方面・三重県北勢方面での導管延伸に続 き、愛知県南部方面での導管整備を進めま す。また、基幹幹線の増強として、現在建設 中の三重幹線(四日市~津)に続き、南部幹 線(知多~安城)の計画を進めます。 当社がこれまで整備してきたガス導管の 延長は、地球の円周のおよそ4分の3に相当 する約2万9千kmに及びます。今後も計画 的にガス導管網を整備・拡充し、都市ガスの 安定供給に努めます。
ガス事業の広域展開
広域エリアへのエネルギー供給
さらに広域なエリアにおけるお客さまに対してLNG販売を強化するとともに、 グループ経営の柱のひとつと位置づけるLPG事業では、地域最大の充填・配送 ネットワークを活かして幅広いエリアにおいて事業を拡大します。
名港LPG基地と配送車 受入基地の柔軟性向上
2013年に知多地区と四日市地区を結ぶ伊勢湾横断ガ スパイプラインが完成し、2016年8月には、知多緑浜工場 のNo. 3LNGタンクが完成しました。
これらの設備を 有効活用し、多様化 するLNG調達への 柔軟な対応と基地 運用の一層の効率 化を図ります。
知多緑浜工場No.3タンク
米国キャメロンLNG輸送用の 新造船舶の共同保有
TOPICS
新設ポリエチレン管
ガス管の入替イメージ
既設ガス管 引込装置
非開削工法のイメージ図
美濃加茂市
土岐~可児線
日進~豊田線
三重幹線Ⅱ期 (四日市~鈴鹿)
三重幹線Ⅳ期 (河芸~津)
南部幹線 (知多~安城)
多治見市
名古屋支社
豊田市
岡崎市 三河支社 四日市工場
亀山市
津市 津LNGステーション
松阪市
伊勢市 三重支社
知多緑浜工場
知多熱調センター 知多LNG共同基地
中部ガス 本社
大垣ガス
津島ガス
犬山ガス 岐阜市
岐阜支社 岐南~各務原線
当社供給エリア
主な当社新規供給予定エリア (2017~2021年度)
卸供給先供給エリア 本社
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ガス市場の全面自由化時代における東邦ガスグループの取組み
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経営環境の変化に伴うビジネスチャンスを捉えて、事業性やリスク、ガス事業とのシナジー効果を 評価しながら、事業領域の拡大に向けた取組みを進めます。
事業領域の拡大
電力販売の強化
スマートタウンの実現
グループ・周辺事業の拡大
これまでの取組み
2016年4月からの電力市場の全面自由化を受け、当社は電力販売を開始しました。機器販売や開栓、修理などお客さまとの 接点機会を通じた営業活動を展開し、2017年7月末時点で3万4千件を超えるお客さまから申込みをいただいています。
今後に向けた取組み
電源調達の面では、四日市工場で建設中の調 整用電源(16,500kW)の運用を2017年秋に 開始します。他社からの調達や卸電力取引所の活 用など、調達先の多様化などを進め、より低廉か つ安定的な電力調達を実現します。
これまでガス事業を通じて培ってきた安全・安 心や安定供給、サービスなど非価格面も含めて トータルで当社をお選びいただけるようPRを強 化し、目標10万kW(2020年度)の達成を目指 します。
先進のエネルギーシステム
みなとアクルスの中央に位置するエネルギーセンターに構築するス マートエネルギーシステムは、総合エネルギー効率の高いガスコージェネ レーションを中心に、外部から購入する木質バイオマス電力、大型蓄電 池(NAS電池)、太陽光発電、運河水熱利用などを組み合わせ、都市再 開発において“中部圏初”となる電力・熱・情報のネットワークを備えた
「CEMS※」を構築します。本システムにより、1990年比で、国内トッ
プレベルの省エネルギー率40%、CO2削減率60%を達成する見込み
です。災害時にはエリア内のエネルギー供給を継続するとともに地域の 防災活動を支援します。
なお、本計画に対しては、環境への配慮が評価され、2015年2月に 名古屋市から「低炭素モデル地区事業」第1号に認定されています。 ※コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム。地域全体のエネルギー需給を管理するシステム
東邦ガスグループは、名古屋市港区で新たなまち「みなとアクルス」の開発計画を進めています。みなとアクルスは、『人と 環境と地域のつながりを育むまち』を開発コンセプトに、スマートタウンの実現に向けて、環境と省エネの取組みにより、総合 エネルギー事業のモデルとなる先進的なまちづくりの実現に取り組んでいます。
そして、周辺環境との調和を図り、緑や運河などの地域資源を活かしながら、まち全体に調和した一体感があり、にぎわい と潤いにあふれ、多様な人々が歩いて楽しめる空間を創出します。
グループ全体の効率化を図りつつ、LPG事業・リ フォーム事業・総合ユーティリティサービス事業 P10 ・保有不動産の有効活用など、グループ力を強化し当
地域のお客さまへのサービス拡大に努めます。 2017年度からLNG生産が開始される見込みであ る豪州イクシスプロジェクトに続き、2016年10月には ポルトガルのガス配送事業会社への出資を行いました。 引き続き、これまでの事業運営を通じて培った知 見や資源を活用し、国内外での事業領域拡大に努め ます。
都市ガス
上流権益 エネルギーインフラ
リフォーム 暮らし周りサービス
スマートタウン 総合ユーティリティサービス
不動産運用
LPG 電力 LNG
周辺事業 海外事業
ファミリープラン
一般的なご家庭、商店向け 電気を多く使うご家庭、商店、事務所、飲食店向け
さらにエネファーム割引 または、床暖割引
さらにエネファーム割引 または、床暖割引
動力を使用される商店、事務所、 工場、マンション共用部向け
ビジネスプラン
ビジネスプラン(動力用)
エネルギーシステム構成図
「みなとアクルス」は、「AQUA」「LINK」「SMART」の3つの文字から「AQULS」 と名付けました。歩くたびにみずみずしい出会いが広がり、みなで次の未来を育てる まちをイメージしています。
● 一部施設(邦和みなとゴルフ、邦和グリーン、チェリー)を先行営業(2016年2月)
● 水素、天然ガス、LPGを充填可能な「みなとアクルス エコ・ステーション」をオープン(2016年5月) ● エネルギーセンターを運転開始(2017年4月)
●「まちびらき」(2018年秋)に向け、基盤整備工事や各施設の建設を推進
AQUA : 運河・自然に親しみ、こころ潤うまち LINK : 人と人、人と地域をつなぐ、笑顔咲くまち SMART : スマートエネルギーを実現し、進化するまち
邦和みなとゴルフ
エコ・ステーション
邦和グリーン
チェリー
エネルギーセンター 東邦ガスグループの
電力販売
みなとアクルス Web
東邦ガス株式会社 環境・社会報告書2017 東邦ガス株式会社 環境・社会報告書2017
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地域冷暖房 P35
地域冷暖房は、エネルギーセンターで冷温水や蒸気などを一括して製造し、複 数の建物に供給するシステムです。空調や給湯などを地域全体でまとめて行う
ことで、省エネルギーやCO2排出削減などのメリットにつながります。
集合住宅におけるエネルギーの共同利用
集合住宅では、複数世帯で燃料電池などのエネルギー供給システムを共用・ 最適利用することにより、さらなる省エネルギー効果が期待できます。
当社では、岐阜市内の賃貸集合住宅(4戸×2棟)に、太陽電池と燃料電池、 蓄電池を設置し、つくられる電気と熱を複数世帯で共用することで省エネル ギー性を向上させる実証試験に取り組んでいます。
スマートエネルギーハウス「アスパラガスハウス」
2016年7月に技術研究所内のスマートエネルギーハウス「アスパラガスハウス」の展示を、これまでの「省エネ」を中心とし た展示から見直し、便利・快適、安全・安心などお客さまの生活の付加価値向上につながる内容としました。
例えば、ウォールミラーを情報端末化した「インフォメーションボード」、燃料電池自動車MIRAIによる住宅への「非常時給 電システム」などを展示しています。展示に対するお客
さまのご意見をお聞きして新たな市場ニーズを把握す るとともに、新たなコンセプトの展示を提案していくこと で、今後もスマートエネルギーハウスを通じて豊かな暮 らしを提案していきます。
ガスコージェネレーションなど分散型電源を核として、再生可能エネルギーなどを組み合わせ、省エネとCO2削減を実現す るスマートエネルギーネットワークの実現に向けた開発に取り組んでいます。
名古屋市港区において建設を進めているスマートタウン「みなとアクルス」 P14 から、名古屋駅周辺エリアなどでご利用 いただいている地域冷暖房、集合住宅におけるエネルギーの共同利用、戸建住宅を想定したスマートエネルギーハウス「アス
パラガスハウス」まで、あらゆる規模の取組みを進めています。 高効率ガスコージェネレーションの開発
2017年6月、当社は、空冷式仕様のガスエンジンコージェネレーション(450kW)を三菱重工 エンジン&ターボチャージャ(株)と共同開発しました。2015年4月に販売を開始したガスエンジ ンコージェネレーション(水冷式仕様)は、同等出力では世界最高クラスとなる発電効率42.0%、 総合効率81.5%を達成しましたが、新たに空冷式仕様とすることで、停電かつ断水時も運転継続 が可能となりました。
ガスコージェネレーションの効率化に資する蓄熱技術の開発
熱の有効利用技術に関わる重要な要素技術として、ガスエンジンコージェネレーションの排熱温度帯の熱を高密度に蓄える 蓄熱材を独自開発しています。その蓄熱材を利用した高密度蓄熱槽の実用化に向け、実証評価に取り組んでいます。
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・ステークホルダーの皆さまから信頼される企業グループを目指します。 ・変化に挑む人材を育てるとともに、変わらぬ使命を担う現場の力を高めます。
・技術開発力とエンジニアリング力を強化し、多様化するお客さまのニーズに応えます。
CSR経営の徹底
経営報告 P17~20 環境報告 P29~40技術力の強化
・コーポレート・ガバナンスの向上、内部統制やリスク管理の強化、協力会社も含めたコンプライアンスの徹底に努めます。 ・お客さま先や地域の環境負荷低減に寄与するとともに、次世代層へのエネルギー・環境教育をはじめとする諸活動を通じ
て地域社会に貢献します。
・2017年4月、グループ全体での経営戦略策定機能の強化、内部統制・コンプライアンスといったガバナンス強化に向けた 体制の見直しを実施しました。(経営企画部・企画調査部・内部統制推進部の設置)
グループ経営基盤の確立
事務所ビル
病院 商業施設 ホテル
エネルギー センター
電気
温水・蒸気
冷水
地下街
人材力・現場力の強化
社会報告 P21~28・時代の変化を先取りして果敢にチャレンジする人材を採用し育成します。生産・供給・営業・研究開発などの各分野を担う 人材や、専門的な知識・経験を有する即戦力人材の採用、女性や高齢者の職域拡大などにより、多様化を推進します。 ・安全・安心と安定供給を確保するための基盤業務を、効率的かつ確実に遂行する力を高めます。当社グループでは、グルー
プ全体の保安サービスや技能水準の向上、技能 伝承を目的に技能競技会を毎年開催していま す。2016年度は、営業部門では機器修理と定 期保安点検、供給部門ではガバナ※のメンテナ ンス、生産部門では工場における緊急時対応と 化学消防車による防災活動を実施しました。
※ガバナ:お客さまが使用する最適なガスの圧力に調整する設備 技能競技会(機器修理) 化学消防車による防災活動
ガスエンジンコージェネレーション(外観) 非常時給電システム
インフォメーションボード
水素ステーションの整備
燃料電池自動車の普及に向けて、燃料となる水素を供給する水素ステーションの整備に取り組んでいます。2015年の日進市
および豊田市に続き、2016年4月には名古屋市港区で「みなとアクルス水素ステーション」※1
の運営を開始しました。
オフサイト方式※2の各水素ステーション(日進、みなとアクルス)の水素は、2016年3月に
完成した当社技術研究所構内の「水素サプライセンター」から供給しています。当センターは 当社初の水素集中製造設備で、都市ガスを原料に水素を製造します。
※1「みなとアクルス エコ・ステーション」として、天然ガス・LPガススタンドと併設 ※2 水素ステーション内に水素製造設備を持たず、他箇所で製造した水素を搬送する方式
固体酸化物形燃料電池(SOFC)の開発
SOFCは燃料電池の中でも発電効率が高いことから、家庭用分野に加えて、飲食店、小規模物販店など、熱需要の小さい業 務用分野のお客さまへの導入が期待されています。当社は、過去20年以上にわたって培ったSOFCのセルスタック製造・設 計技術やシステムの評価技術を活かし、5kW級の業務用SOFCシステムの開発を行っています。
みなとアクルス エコ・ステーション 水素エネルギー利用技術
ガスコージェネレーションの高効率化 スマートエネルギーネットワーク関連の技術
集合住宅でのエネルギー共同利用システムのイメージ
技術開発への 取組み
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経営の透明性の確保
当社グループは、リスクの低減や協力会社を含めたコンプライアンスの徹底など、 内部統制の強化を図ることにより、コーポレート・ガバナンスを向上させ、
経営の透明性を確保するよう努めています。 経営報告
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内部監査部門
部門横断的な課題については、社長や各担当役員が委員 長を務める各種の委員会において、課題把握や諸活動の進 捗管理を行い、結果を経営会議で審議しています。
監査役会
監査役会は、社外監査役3人を含む5人の監査役で構成 しています。監査役は、取締役会等の重要な会議への出席、 重要な上申書の閲覧、事業所往査等を通じて、取締役の職 務執行を監査するとともに、月1回開催する監査役会にお いて情報交換を行っています。なお、監査役の職務執行を 補助するため、監査役室を設置して専従のスタッフを配置し ています。
社外取締役・社外監査役
監督・監査機能を強化し、公正かつ透明性の高い経営を 進めるため、社外取締役および社外監査役を選任していま す。当社と社外取締役2人および社外監査役3人の間には 特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反の生じるおそ れがないと判断し、証券取引所が定める独立役員に指定し ています。
社外取締役による監督機能および社外監査役を含む監 査役による監査によって、経営の監視に関する客観性、中立 性を確保した体制にあると考えています。
内部統制システムに関する取締役会決議項目
コーポレート・ ガバナンス
コーポレート・ガバナンス
内部統制
基本的な考え方
内部統制システムの整備
コーポレート・ガバナンス体制
リスク管理
金融商品取引法への対応
関係会社の経営管理
内部監査
当社グループは、お客さま、株主・投資家の皆さま、地域 社会、取引先、従業員等との信頼関係を大切にしながら、供 給安定性、環境性に優れた天然ガスの供給を柱として着実 な成長を図るとともに、地域の発展に寄与することを経営 理念としています。この経営理念のもと、ステークホルダー から常に信頼される企業グループであり続けるため、コーポ レート・ガバナンスの強化に努めます。
当社の「コーポレート・ガバナンス報告書」は当社ホーム ページにてご確認いただけます。
当社では、事業を適正かつ効率的に運営するため、会社 法に定める「業務の適正を確保するための体制(内部統制 システム)の整備」について、取締役会で決議し、それに基 づき、リスク管理の強化やコンプライアンスの徹底などに努 めています。決議の内容と直近年度の運用状況の概要は、 「事業報告」に開示しています。事業報告は、当社ホーム
ページにてご確認いただけます。
取締役会、経営会議
当社の取締役会は、社外取締役2人を含む10人の取締 役で構成しています。取締役会規程に基づき、月1回開催す る取締役会において、当社グループの重要事項に関する意 思決定を行うとともに、取締役および執行役員の職務執行 の監督を行っています。
また、業務執行機能の強化と責任の明確化を図るため執 行役員制度を採用するとともに、経営会議を設置し、取締 役会が定めた基本方針に基づき、各部門の重要施策など 経営に関する重要事項の審議や定期的な進捗管理を行っ ています。
リスク管理体制
リスク管理規程に基づき、リスクごとに主管部署を定め、 計画的にリスクの低減に取り組むとともに、当社グループの リスク管理状況を年1回経営会議で審議のうえ、取締役会 に報告しています。
安定供給、安全・安心の確保に向けて、部門横断課題は、 委員会でリスク低減策を推進するとともに、進捗状況や課 題を経営会議で審議しています。また、経営上の重要な案 件は、リスク管理の視点からも検討を加え、経営会議およ び取締役会での意見を踏まえ、対策を強化・改善してい ます。
災害時への備えと事業継続
日常生活に欠くことのできない都市ガスの供給を守るた
め、BCP P7 を策定するとともに、大規模災害を想定し
た訓練を継続的に実施し、関係会社および協力会社との連 携強化を図っています。
BCPでは、大規模地震が発生した際は、「ガス漏えいに よる二次災害の防止を図り、お客さまの安全確保に努める」 「ガス供給を停止した地区の復旧に必要な要員、資機材を
確保し、早期復旧を果たす」ことを目標に掲げ、対応方針・ 手段を定めるとともに、事前の設備対策や資機材・食料等 必要な物資の確保策を取りまとめています。
金融商品取引法における「財務報告に係る内部統制報告 制度」へ対応するため、社内ルールやチェックの仕組みが適 切に整備、運用されているかについて、関係する部署および 関係会社が自己点検を行い、さらに内部監査組織である考 査部が評価を行ったうえで、監査法人の監査を受けていま す。2016年度も、このようなプロセスを経て、当社グルー プの財務報告に係る内部統制は、有効であることを確認し、 金融庁へ内部統制報告書を提出しています。
当社は、関係会社管理規程等に基づき、主要な関係会 社から年度計画、決算、業務執行等に関して定期的に報 告を受けるなど、関係会社の経営管理を行っています。 関係会社は、各社取締役会規程に基づき、取締役会で 重要事項の意思決定と報告を行っています。
考査部は、監査計画に基づき、業務が適正かつ効率的に 行われているか、当社および関係会社を監査しています。助 言などを含めた監査結果については、すみやかに社長およ び監査役に報告しています。
コーポレート・ガバナンス体制図
1 取締役の職務執行体制
(取締役の職務執行の法令への適合、効率性など)
2 リスク管理体制
3 コンプライアンス体制
4 関係会社の経営管理体制
5 監査体制
P19~20
災害発生時の業務
大規模地震など非常事態の発生
二次災害防止、
緊急保安業務(漏えい受付、修理) など
災害対応業務 (初動業務)
導管修繕、ガス機器安全性確認、開栓 など
災害対応業務 (復旧業務)
資金調達、決算、システム維持管理、検針、 輸送幹線巡回業務 など
最低維持業務
原料調達、ガス製造・供給調整 など
供給維持業務
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コンプライアンス
基本的な考え方
コンプライアンスの徹底に向けた諸活動
個人情報の保護
当社グループはコンプライアンスを、法令や社内規程を守 るとともに、良識や倫理観に基づく行動をとり、お客さまや 社会の期待に応えること、と捉えています。「企業倫理行動 指針」と、それを具体化した「コンプライアンス行動基準」の 浸透・徹底を通じて、従業員一人ひとりがお客さまの信頼 にお応えし、地域社会の発展に貢献するよう努めています。
1. 基本指針
当社グループは、常にお客さま、株主、地域社会、取引 先等から信頼される企業グループをめざして、法令および その精神を遵守するとともに、社会の良識や倫理を尊重し て誠実かつ公正な企業活動を展開し、地域社会に貢献しま す。また、適時適切な情報開示、関係する皆さまとの積極 的な対話をすすめ、共存共栄をはかります。
2.役員・従業員の指針
❶ 法令や社規を遵守するとともに、社会の良識や倫理を尊
重し、よき企業人として、常に自らの行動を律します。
❷企業活動を展開するにあたり、お客さま、株主、地域社
会、取引先等に誠実かつ公正に接し、健全な関係を維持 します。
❸ 広く人権、多様性を尊重し、明るく安全で、開かれた働き
やすい職場環境を確保します。
❹ 一市民として、積極的に社会に貢献するよう努めます。
❺ 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力との関
係を遮断し、その利益となるような行為は行いません。
教育・啓発活動
【 集合研修 】
当社グループの役員層等を対象とした外部講師によるコ ンプライアンス講演会や独禁法講習会、管理者層を対象とし たコンプライアンス啓発
研修や消費者関連法に 関する研修、関係会社管 理者層を対象とした労 務管理上の留意点につ いての研修などを実施し ました。
【 職場でのコンプライアンスミーティング 】
当社グループの全職場で全従業員が参加し、事例討議や 職場のコンプライアンス違反の点検などを定期的に実施し ています。その中で、過去の違反事例の再発・風化防止や、 職場でのコミュニケーションの活性化を図っています。 【 コンプライアンス情報の発信 】
「コンプライアンスNEWS」を年に4回発行し、従業員一 人ひとりのコンプライアンス意識の啓発や職場での振返り などに活用しています。そのほか、イントラネットや社内報を 活用して、様々な情報提供を行っています。
当社の業務を委託する協力会社に対しても、同様に情報 発信などを行い、グループ全体でのコンプライアンス推進に 取り組んでいます。
点検・調査活動
当社グループの全職場で、法令や社内規程などの遵守状 況について、点検活動を行っています。また、当社グループ の全従業員を対象に、コンプライアンスや職場風土に関する 意識調査を毎年実施し、コンプライアンス活動計画に反映さ せるとともに、調査結果をイントラネットで従業員に公開し ています。
基本的な考え方
お客さま情報を中心に、多くの個人情報を取り扱う当社 は、個人情報保護法や各種ガイドラインなどを踏まえ、個人 情報保護方針、個人情報保護規程、その他の社内規程・マ ニュアルなどを定め、安全管理措置を講じ、適切な取扱いに 努めています。
個人情報保護体制
個人情報の適正な管理・運用を徹底するため、個人情報 保護統括管理者(社長が指名する役員)が委員長、各情報
(お客さま、株主、従業者※など)の保護管理者等が委員を
務める個人情報保護委員会を設置し、個人情報保護に関す る活動計画、実績などを審議しています。改正個人情報保 護法の施行に対応し、関連する社内規程やマニュアルの改 正を進めました。
マイナンバー(個人番号)の管理においては、社内規程や 業務マニュアルを整備するとともに、入室制限のある書類保 管庫を設置し、利用者を限定した専用システムを構築するな ど、適切な対応を行っています。
※ 従業者:従業員、役員など当社の業務に従事している者
教育・点検活動
イントラネットを活用し、当社グループ全体で個人情報の 保護に関する情報の共有や注意喚起を行っているほか、お 客さま情報取扱いマニュアルやコンピュータシステムの取扱 いに関するガイドラインなど、社内規程やマニュアルを適宜 改定し、その都度従業員に周知しています。
また、当社グループの全職場で、個人情報管理状況など について定期的に自主監査を実施するほか、情報へのアク セス制限、インターネットからの不正侵入対策、標的型メー ル攻撃に備えた訓練など、情報システムのセキュリティ確保 に努めています。
推進体制
コンプライアンス推進体制
当社は、社長を委員長とし、各本部の本部長、労働組合の 代表者などを委員とするコンプライアンス委員会を原則年2 回開催し、コンプライアンス活動計画、実績などを審議して います。各職場では、部長がコンプライアンス推進の責任を 負い、マネジャー・事業所課長が実践責任者としてコンプラ イアンス活動を推進しています。
関係会社には、コンプライアンス担当役員を配置するほ か、各社がコンプライアンス委員会を設置し、主体的にコン プライアンスの推進に取り組んでいます。
コンプライアンス相談窓口 (内部通報窓口)
当社グループのコンプライアンスに関する相談先として「コ ンプライアンス相談窓口」を、社内と社外(弁護士事務所) に設置しています。当社グループの従業員(派遣社員など を含む)だけでなく、退職者、取引先などの従業員も利用 できます。
受け付けた相談については、コンプライアンス相談取扱 規程に基づき、速やかに事実関係の調査などを行い、問題 の早期発見、是正に努めています。また、上記の規程で、相 談者に関する情報の秘匿、不利益な取扱いの禁止なども 定めています。
このほか、ハラスメント等の相談窓口や、主要な関係会社 にもコンプライアンスに関する相談窓口を設置しています。 2016年度は合計で26件の相談を受け付けたほか、消 費者庁のガイドライン改正をふまえ、上記の相談取扱規程 を改正し、相談窓口の担当者を対象とした適切な窓口運 用について研修を実施しました。
コンプライアンス委員会
本部長・担当役員
職場での
コンプライアンスの実践 コンプライアンスの実践職場での
関係会社
コンプライアンス担当役員
コンプライアンス委員会
コンプライアンス相談の流れ コンプライアンス推進体制図
コンプライアンス意識調査の主な結果
業務を行ううえで、コンプライアンスをどの程度意識しているか
調査依頼等
報告
対象部署 / 対象会社
社長
相談 (電話/文書
/電子メール等)
報告
フィードバック
相談者
(当社、関係会社、協力会社などの取引先) コンプライアンス相談窓口 (当社内 / 関係会社内 / 弁護士事務所)
コンプライアンス講演会
周囲の問題も含め、 コンプライアンスに 反しないよう意識 自分は コンプライアンスに 反しないよう意識 あまり意識していない・ その他
100(%) 80
60 40 20 0
2015
(年度) 2
2 3131
67 67 2
2 3131
67 67 2014
2016 2
2 3333
65 65
当社は、内部統制システムに関する取締役会決議や企 業倫理行動指針等で反社会的勢力との関係を遮断する姿 勢を明確にし、統括部署を定めるなど必要な体制を整備し ています。また、各契約書への反社会的勢力排除条項の規 定、各事業所の責任者向けの講習会、警察その他の機関と の連携などの取組みを進めています。
企業倫理行動指針(抜粋)
反社会的勢力への取組み
注)実施時期:2016年 11月 対象者:当社、関係会社の全従業員