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2015中学受験新演習理科小4上01-05.indd

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Academic year: 2021

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(1)

指導のねらい

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

チョウの育ち方

▼指導ページ P 4 ~ 11 ▼

1

1 モンシロチョウの成虫のからだ 【練習3】 からだのつくり こん虫に共通する体の区分…頭・むね・はら ① 頭  ストローのような口…花のみつを吸いやすい。     複眼(1 対)…たくさんの小さな目の集まり。     2 本のしょっ角…においを感じる。 ② むね  6 本(3 対)の足,4 枚(2 対)の羽      羽…りん粉という粉がついている。 ③ はら  たくさんの節,細かい毛 2 モンシロチョウの一生 【練習1,3】 ⑴ たまごがふ化するまで   よう虫の食草は,キャベツやアブラナ科の植物。 しょっ角でにおいをたよりに食草を見つけ葉のうら にたまごを 1 個ずつ産みつける。 ① たまごのようす :大きさは高さが 1mm くらい  色 はじめ…にゅう白色    ふ化の頃…こい黄色,だいだい色 ② ふ化 :たまごのからを破ってよう虫が出てくること  ふ化したばかりの幼虫   大きさ…約 1.8mm   色…こい黄色   はじめのえさ…自分のたまごのから ⑵ よう虫の育ち方 からだの色の変化   草を食べて緑色になる(葉の色に染まる)。この 草のことを食草という。…緑色の幼虫はあおむし ① だっ皮 :皮をぬぐこと。皮をぬぎ大きくなる。       さなぎになるまで 4 回だっ皮する。 ② 令数 :ふ化したばかり 1 令,だっ皮するごとに 1 つずつ増える。4 回だっ皮して 2 ~ 5 令   大きさ…だっ皮するごとに大きくなる。さいご の 5 令は 3cm ⑶ さなぎと成虫 ① よう化 …幼虫がさなぎになること。  よう化の直前   食草をたべなくなる。→場所さがし→糸を出し て体を固定→だっ皮→さなぎ   (体の大きさ:2cm くらいに縮んでいる) ② 羽化 …さなぎから成虫が出てくること。   色の変化:緑色→羽のもようが見えてくる。→   体の形ができる→背中がわれて,頭から出てくる。   →ちぢんだ羽がのびるまではじっとしている。 3 アゲハの一生 【練習2】 ⑴ たまごのようす 幼虫の食草…ミカン,カラタチ,サンショウなどの 葉の若い芽。 産卵…成虫はこれらの葉の裏にたまごを 1 個ずつう みつける。(産みつけ方はモンシロチョウと 同じ) たまご 大きさと形…約 1.2mm,丸い形 ⑵ よう虫のようす 色の変化 1 ~ 4 令…茶色,5 令…緑色 身を守る方法…オレンジ色のいやなにおいがするつ のを出す。 ⑶ さなぎと成虫のようす   5 令よう虫になると,気のえだなどに糸を出して からだを固定し,さなぎになる。1 ~ 2 週間で羽化 する。 1 モンシロチョウの成虫のからだ ・モンシロチョウは,卵からさなぎへ 1 か月,さなぎから成虫まで約 1 週間である。 ・昆虫の共通の特徴 ◦頭・むね・はらの 3 つの部分にわかれる。 ◦頭部 目(複眼・単眼)・口・しょっ角 ◦むね 足 6 本(3 対)と羽 ◦はら たくさんの節 気門 各節に 1 対 2 モンシロチョウの一生 ・成虫のからだのつくりをもとに,幼虫のからだのつくりを比べながら 説明するとよい。(図・図解を使って説明)   同じところ:頭・むね・はらの 3 区分,むねの足の生えている位置   ちがうところ:目の構造 成虫…複眼,幼虫…単眼   幼虫…はらに生えている吸盤のような足(葉にしっかりと着くため) ◆自分のたまごのからや脱皮した皮を食べるのは,葉に足りない養分 (たんぱく質など)を補うためであるのと同時に敵(幼虫をえさとする 生き物)に自分の居場所を見つからないようにするためでもある。 ◆アゲハやカイコガの一生については,モンシロチョウの一生と比べな がら説明するとよい。 4 カイコガの一生 【練習2】 ⑴ たまごのようす 産卵…めすはくわの葉やその近くにまとめて産む。 大きさと形…モンシロチョウより小さい,だ円形。 色…白→黄色っぽくなる→ふ化する頃はすきとおって,中が黒く見え る。 ⑵ よう虫のようす よう虫の食草…クワの葉しか食べない。 ふ化したばかり…「けご」体の色が黒く毛が生えている。 2 ~ 5 令…だんだん白い色になると カイコ と呼ばれる。      5 令の終わりごろ,よう虫の体はすきとおってくる ⑶ さなぎと成虫のようす   口からたくさんの糸をはいてまゆをつくり,その中でだっ皮してさ なぎになる。カイコのつくるまゆは,生糸や絹織物の原料になる。さ なぎになって約 2 週間後に成虫がまゆを破って出てくる。成虫は口が ないため何も食べない。 発展学習 1 モンシロチョウのよう虫のからだ 【練習1,3】 成虫と同じように,頭,むね,はらの 3 つの部分にわかれる。 ①頭 口…食草をかんで食べる。    しょっ角(2 本)…においを感じる。    単眼…小さな目が 12 個(6 対) ②むね つめのついた足が 6 本(3 対)     「むね」の足の位置は成虫と同じ ③はら たくさんの節がある。     吸ばんの形をした足が 10 本(5 対)     気門…空気をとり入れる穴。むねとはらの節の両わきにある。 2 モンシロチョウのてき   アオムシコマユバチというハチのなかまは,あおむしのからだにた まごを産みつける。 3 虫めがねの使い方 ⑴ 見たいものが動かせるとき…見たいものを動かす。 ⑵ 見たいものが動かせないとき…虫めがねを動かす。 ★身近な生物であるモンシロチョウの生態を細かく理解する。 ★モンシロチョウとアゲハとカイコガとの相違点を探る。

(2)

指導のねらい

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

いろいろなこん虫

▼指導ページ P 12 ~ 19 ▼

2

1 こん虫の育ち方 【練習2,3】 ⑴  完全変態 …さなぎになる  変態の順 たまご→よう虫→さなぎ→成虫 ①チョウやガのなかま…モンシロチョウ,アゲハ, シジミチョウ,カイコガ,スズメガ  特ちょう…羽にりん粉など→第 1 回を復習 ②カブトムシのなかま…カブトムシ,テントウムシ, クワガタ,カミキリムシ,カナブン,ゲンゴロウ  特ちょう…後ろ羽だけで飛ぶ。  たまご…めすが土の中に産みつける。  よう虫…くさりかけた落ち葉を食べ成長。  成虫…雑木林でクヌギなどの樹液を食べる。 ③ハチやアリのなかま…ミツバチ,スズメバチ,アシ ナガバチ,クロオオアリなど。巣をつくり集団生活。  ミツバチの役割分担…女王バチがたまごを産む。  はたらきバチ[めす]…よう虫の世話やえさ集め。  よう虫~さなぎ…巣の中の細かく区切られた部屋 で育つ。 ④ハエ,カ,アブのなかま…アカイエカ,ヤブカ, イエバエ,ハナアブ  特ちょう…後ろ羽がなく,羽は 2 枚(1 対)  ハエのよう虫…ウジ  アカイエカ   たまご…かたまりで水面に産みつける。   よう虫…ボウフラ,水中で生活   さなぎ…オニボウフラ,動きまわる   成虫…メスは動物の血を吸う。 ⑵  不完全変態 …さなぎにならない(さなぎの時期 がない) 変態の順 たまご→よう虫→成虫 ①セミのなかま…ニイニイゼミ,ヒグラシ,ツクツ クボウシ  アブラゼミ   たまご…木の皮などに産みつける。次の年,ふ 化して,地中にもぐる。   よう虫… 5 ~ 6 年間,木の根の汁を吸って育つ。       地上に出て草木のうらで脱皮→成虫   成虫… 5 ~ 10 日の短い寿命,木の汁を吸う。 ②トンボのなかま…シオカラトンボ,ギンヤンマ, オニヤンマ,アキアカネ,イトトンボなど,よ う虫(ヤゴ)は水中で生活。  シオカラトンボ   たまご…水中に産みつける。   よう虫(ヤゴ)…水中の小さな動物を食べて育つ。   成虫…オス・メスははらの色で区別(めす…ム ギワラトンボ) ③バッタのなかま…トノサマバッタ,イナゴ,キリ ギリス,コオロギ,スズムシ  トノサマバッタ   たまご…土の中に産みつける。   よう虫…草の葉を食べて育つ。   成虫…後ろ足ではねる,羽で飛べる。 ④ そのほかの不完全変態のこん虫…カマキリ,ア メンボ,ゴキブリ,アリ 2 こん虫の成虫のからだ 【練習1,3】 ⑴  頭  ①単眼(ふつう 3 個)…明るさを感じる目,チョウの成虫には単眼がない。 ②複眼(1 対)…小さな目の集まり,色や形を見分ける。 ③しょっ角… 2 本(1 対),においを感じる。 ④口…食べ方によっていろいろな形がある。 ⑵  むね …あしと羽が生えている部分 ①あし… 6 本(3 対),節がある。 ②羽…ふつう 4 まい(2 対)     ハエ,アブ,カ… 2 まい(1 対)     ノミやはたらきアリには羽がない。 ⑶  はら …たくさんの節がある。   気門…それぞれの節にある空気の出入りする穴。      空気をとりいれ,体の中にある気管で呼吸。 3 こん虫に似た動物 節足動物  あしに節がある動物のなかま。頭とむね・はらの 2 つに分 かれる。 ・クモのなかま(クモ類)  からだ…頭胸部・腹部の 2 つの部分  あし… 8 本(4 対)  呼吸…書肺で行う  目…単眼だけ  しょくし 2 本…しょっ角のかわり ・ダンゴムシのなかま(こうかく類)  からだ… 2 つの部分  あし… 14 本(7 対) ・ムカデのなかま(多足類)  からだ…頭胸部・腹部の 2 つの部分  あし…多数  目…単眼だけ  しょっ角… 2 本 ◆節足動物の骨格は,せきつい動物が内側に骨を持つのに対して,外側 に骨格(からなどのかたい皮ふ)を持っている。体の内部に筋肉が発達 していて活発に運動する。外側に骨格[から]があるため,成長するた めにはだっ皮が必要で,だっ皮をくり返して成長するのが,節足動物 に共通する大きな特色である。からはキチン質という一種の糖類でで きていて,たいへんじょうぶで酸にもアルカリにもとけない。 発展学習 1 ミツバチのダンス 8 の字ダンス(しりふりダンス)  …花粉やみつを見つけたミツバチは,巣の中でしりをふりながら歩く。 2 こん虫のからだのつくりのちがい 【練習1,2】 ⑴ 成虫のあしのちがい ①カブトムシ…かぎのようなものがあしにあり,木にとまりやすく なっている。 ②ゲンゴロウ…水中で生活するため,水かきのようなものがあしにつ いている。 ⑵ 成虫の口のちがい ①チョウ…ストローのような形をしていて,花のみつを吸う。 ②セミ…木などにさして,樹液を吸う。 ③トンボ…あごでこん虫をかみくだく。 ④ハエ…いろいろなものをなめてこすりとる。 ★数多くの虫の中から,こん虫という分類を可能にさせる。 ★こん虫の中でも成長の仕方に違いがあると学習させる。

(3)

指導のねらい

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

光の進み方

▼指導ページ P 20 ~ 27 ▼

3

1 見ることができるもの ・光を出しているもの…電球,太陽 ・光をはね返すもの…テーブル,月,身の回りの多く のもの 2 まっすぐに進む光 【練習1】 ⑴ 光の 直進 光は空中をまっすぐに進む(かげがつくる形からわかる) ⑵ はりあな写真機(ピンホールカメラ) ・中に黒くぬったつつの一方に針穴をあけ,他方に トレーシングペーパーのスクリーンをとりつける。 ・スクリーンに,上下左右反対の逆立ちした 像 。 ・スクリーンを穴に近づけると像は小さくなり,遠 ざけると 像は大きくなる。 3 はね返る光 【練習2,3】 ⑴ 光の反しゃ 光を鏡にあてると反射する。 反射のしかた 入射角=反射角 ・ 法線 …光が鏡にあたる点からひく鏡に垂直な線 ・ 入しゃ角 …鏡に入射する光と法線のつくる角 ・ 反しゃ角 …鏡から反射する光と法線のつくる角 ・鏡をつかって光の方向を変えることができる。 ⑵ 光の重ね合わせ ・何枚かの鏡を使ってかべに光をあてる。 ・光の重なった部分は明るくて,温度が高い。 ⑶ 鏡の中の像 ・鏡にうつる像は 左右反対 に見える。 4 折れ曲がる光 【練習4】 ⑴ 光の くっ折 ちがう物質に光が出入りするとき光が曲がる。   空気→水・ガラス  さかい目から遠ざかる   水・ガラス→空気  さかい目に近づく ⑵ 虫めがねのレンズ ①しょう点としょう点きょり  レンズを通過した光の集まる点… しょう点  レンズからしょう点までのきょり…しょう点きょり ②太陽の光が集まった部分の大きさと明るさ  ・しょう点で光の集まりはもっとも小さくなる。  ・しょう点に近いほど集まる部分は小さくなる。  ・集まる部分が小さいほど,明るく温度が高い。 ③レンズの直径と厚さ  大きいレンズ  ・多くの光が集められる。  ・しょう点は明るく温度が高い。  厚いレンズ  ・光は大きく曲がり,大きく見える。  ・しょう点きょりが短くなる。 厚いレンズ しょう点 うすいレンズ しょう点 しょう点きょり しょう点きょり レンズ のじく レンズのじく 光の基本的な 3 つの性質 直進性 ・ 反射性 ・ 屈折性 をおさえる。 ・光は真空中では,一定の速さで直進する。 ・光は非常に速く,1 秒間に地球のまわりを 7 周半する速さ。 ・約 30 万 km/秒,あらゆるものの中でいちばん速い。 1 見ることができるもの ・天体には,太陽や恒星のように自分で光を出すものと,月や惑星のよ うに光を反射するものがある。 ・テレビは光を見ている。映画は反射光を見ている。 2 まっすぐに進む光   黒くぬるのは,スライドを映すとき黒いカーテンをしめるのと同じ。 像が逆立ちするのは,光がまっすぐに進むから。下からきた光は穴を 通って上に行く。スクリーンが遠いほど光はさらに広がり,像は大きく なる。 3 はね返る光   鏡にうつる像は前後が逆になっている。私たちがふだん見ているも のと前後を逆にしたものを見ているので,左右が反対になっているよう に見えるのである。実際には,左にある物は鏡の中でも左に写っている。 人が向かい合っているとき,向かいの人の左手は自分の右側にある。鏡 に映っている自分の左手は左側にある。だから,左右反対に見える。 4 折れ曲がる光 ◆水面を上からのぞくと底が浮き上がって浅く見える。しかし,実際に は見かけより深い。浅いと思って飛び込むととんでもないことになる かもしれない。浅く見えるわけを考えてみよう。水→空気の光の屈折 から考える。 ◆レンズでけっして太陽を見てはいけない。焦点の意味を考えよう。 焦点きょりと物体の見え方   焦点とは「焦げる点」という意味。焦点に光を集めてものを燃やす こともできる。 ・虫めがねで拡大して見たいときは,見たいものを焦点の内側で見る。 (物体をレンズと焦点のあいだに置いて見る。) ・焦点の上においた物はのぞき見ることも像をつくることもできない。 ・スクリーンに像を映したいときは焦点距離より遠くに物体を置く。 ・スクリーンの像は,ピンホールカメラと同様,上下が逆さになる。 ・ピンホールカメラとちがってスクリーンの像は物体の位置によって はっきり見えたりぼやけたりする。 ◆アメリカでは巨大なレンズをつくって太陽の光を集めて,太陽の熱で 実際に発電を行っている。   倍率の大きい虫めがねのレンズは厚い。レンズが厚いほど,大きく 見える。また,倍率の大きいレンズは視野が暗い。 ◆夏に白いシャツを着るのは,光を反射するから。スキーで雪やけする のは雪の反射光[太陽の紫外線]で熱せられるからである。雪の白さが より多くの太陽光を反射するので,よけい日焼けしてしまう。 発展学習 1 鏡による像の位置と大きさ ・鏡に映る像と物体のまん中に鏡がある。 ・鏡から物体までのきょり=鏡から像までのきょり 2 鏡で見えるはんい 【練習3】 ・反射光を見ている。 ・光を逆にたどるとき法線が鏡の上にくるはんいだけが見える。 ★光の 3 つの性質を学習し,生活との関わりを考えさせる。 ★光を利用したレンズの仕組みを理解する。

(4)

指導のねらい

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

じしゃく

▼指導ページ P 28 ~ 35 ▼

4

1 じしゃくの力 【練習1】 ⑴ いろいろなじしゃく  ぼうじしゃく・U字形じじゃく・フェライトじしゃ く・ゴムじしゃく…ものを引き寄せる。 ・じしゃくを利用したもの  情報の記録…カードやビデオ  高速鉄道…リニアモーターカー ⑵ じしゃくにつくもの つくもの…鉄[ハサミ],ニッケル[50 円],コバルト つかないもの…銅[10 円],アルミ[1 円,アルミ缶] ⑶ じしゃくの極   N極 と S極 …必ず対になる。N極だけ,S極 だけの磁石はない。  ぼうじしゃく…両はしはじしゃくの力が最も強い 部分(極) ⑷ はなれていてもはたらく力 ・じしゃくの力は,はなれていてもはたらき,間に ものがあってもはたらく。 2 じしゃくの性質 【練習2,3,5】 ⑴ じしゃくとじしゃくを近づける ①同じ極どうしを近づけたとき  N極とN極,S極とS極を近づけると反発。 ②ちがう極を近づけたとき  N極とS極を近づけるとひきあって,くっつく。 ⑵ じしゃくを切る   いくら切っても同じ性質をもつ小さなじしゃくに なる。 N極 切る S極 N極 S極 切る N極 S極 切る N極 S極 N極 S極 N極 S極 N極 S極 ⑶ じしゃくをつなぐ  つなげた部分の力がなくなる。 ⑷ N極とS極がさす方位   極の分からないじしゃくを水平に自由に動くよう につるして,北をさす方がN極,南をさす方がS極。 3 じしゃくをつくる 【練習2,4,5】 ⑴ じしゃくにつける   じしゃくに鉄くぎをつけると,くっついている部 分はちがう極どうしになる。 ⑵ じしゃくでこする  鉄くぎをじしゃくで同じ方向に何度もこする。  →鉄くぎもじしゃくになる。 鉄くぎの極が 反対になる。 N極 鉄くぎ S極 S極 鉄くぎ N極 こすり始めたほうが ぼうじしゃくの極と 同じ極になる。 同じ方向に こする。 ぼうじしゃく 反対の方向にこする。 1 じしゃくの力 じしゃくの保管法   棒磁石は 2 本 1 組にして逆向きに合わせてN極とS極をつけてお く。N極とS極になん鉄の棒をわたしておく。極をむき出しにしない。 (異なる極を接触させておくことで磁力が長持ちさせる。) ◆磁石はどんなところで使われているかを確かめる。 記録装置としての磁気カード…クレジットカード,キャッシュカード マイク,スピーカー,モーター リニアモーターカー…強い磁力で車体を浮かばせ,線路なしで車が走 る。まさつがないので,時速 500km くらいのスピードが出る。新 幹線の 2 倍以上の速さ。 MRI…体に電磁波をあてて,体内のくわしいようすを撮影すること ができる。  ◆まさつ電気では毛皮が+になったり,エボナイト棒が-になったりする が,磁石ではN極だけのものとかS極だけのものは見つかっていない。 2 じしゃくの性質 ◆磁石のN極とS極にはたらく力は,実験と図の両方で確かめる。(実 験しながら,図をかいて説明するとよい。磁力の向き[S極→N極]を 矢印で示す。)   磁石を切ったときのようすを確かめる。磁石はそれ自身が小さな磁 石の集まりである。金太郎飴のようにどこをどう切っても磁石になる。 3 じしゃくをつくる ◆鉄くぎは磁石のはたらきで,鉄くぎの中に磁石ができる。(釘の中の 小さな粒の乱雑な列が,磁石のはたらきできちんとした規則正しい列 に並び替わるため。) 発展学習 1 じしゃくのN極が北をさす理由 【練習5】 地球は大きなじしゃく …北がS極,南がN極 ・地球の極は,磁石の極と逆。(北極付近はS極,南極付近はN極) ・磁石のN極を方位磁針に近づけると方位磁針のS極が磁石にひきよせ られる。(方位磁針はふつうの磁石と同じ性質。) 2 じしゃくのまわりに置いた方位じしんのようす 【練習5,6】   ぼうじしゃくを方位じしんに近づけると方位に関係なくN→Sにま るをかくように針が動く。 3 電じしゃくの性質 ⑴ 電じしゃくと永久じしゃく  電じしゃく…電流が流れているときだけ,一時的にじしゃくになる。 電流が流れていないときは,じしゃくの性質を持たない。  永久じしゃく…ふつうのじしゃくはその性質を長く保っている。 ⑵ 電じしゃくの極と強さ  極を変えられる。ふつううのじしゃくは極を変えられない。 ◦極を変えるもの  ・電流の流れる向き  ・コイルの巻き方 ◦じしゃくの力を強くするには  ・流れる電流を強く(大きく)する。  ・コイルの巻き数をふやす。 ★磁石の性質について学び,その身近な役割を知る。 ★電気と磁石の関わりについて学習する。

(5)

指導のねらい

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

第 1 回~第 4 回のまとめ

▼指導ページ P 36 ~ 39 ▼

5

1,2 第 1 回の復習 モンシロチョウ  変態の順 卵→幼虫→さなぎ→成虫 食草…アブラナ・キャベツ・ダイコン・コマツナ・ ナズナ・イヌガラシなど よう虫 足… 16 本,だっ皮… 4 回 成虫 羽… 4 枚(2 対),足… 6 本(3 対) カイコガ⇒クワの葉を食べる。 アゲハ⇒ミカン,カラタチなどミカンのなかまの葉を 食べる。 3,4 第 2 回の復習 こん虫  頭…目・口・しょっ角(…におい)    むね…羽・足・気門    はら…気門 羽の数  4 枚→ハチ・おすのアリ     2 枚→ハエ・アブ・カ    なし→はたらきアリ[めす] 羽のようす かたい→カブトムシ      やわらかい→チョウ・ガ(りん粉)      うすくすきとおっている→ミツバチ 口 すう口…チョウ・セミ,なめる口…ハエ  かむ口…トンボ,カマキリ 不完全変態(さなぎの時期がない)  …セミ,トンボ,バッタのなかま 節足動物  こん虫…足 6 本       クモ…足 8 本      ダンゴムシ…足 14 本      ムカデ…足たくさん 5,6,7 第 3 回の復習 光  直進  日光とかげ   反射  鏡(水面にうつるかげ)   屈折  虫めがねで大きく見える。      水が浅く,水中のものが短く見える。 しょう点 …光の集まる点,いちばん明るい。      紙を燃やすことができる。 しょう点きょり   …レンズのじくの中心からしょう点までのきょり   光の量が多い[しょう点に近い]ほど明るい。 大きいレンズ…光を集める量が多い,より明るい。 厚いレンズ…光を大きく曲げる。      しょう点きょりが短くなる。      集める光の量は変わらない。 8,9 第 4 回の復習 ・N極でこするとき,こする方向にS極 ・地球の北はS極←方位じしんN極 ・磁石がひきつけるもの…鉄,ニッケル,コバルト S N 強いじしゃくのま わりに方位じしん を置くとはりは, 南北ではない方向 に向く。 1,2 第 1 回の復習 ・ちょうの特徴をまとめておく。ちょうは完全変態。たまごのようす, よう虫のようす,食草の種類,だっ皮と「令数」の関係,など さなぎのようす…まゆつくりから羽化のしかたまで 成虫のようす…こん虫の一般的な特色と比べながら覚える。 モンシロチョウとその他のチョウ・ガとのちがいもおさえておこう。 3,4 第 2 回の復習 節足動物  足の数 少ない方から こん虫,クモ,ダンゴムシ,ムカデ 分け方 目の種類(単眼・複眼)    からだの部分(3 つの部分・2 つの部分)    呼吸のしかた(気門・えらなど) こん虫のなかま分けのしかた 共通部分とちがう部分  からだのつくりや呼吸のしかたの共通部分をまとめておく。 共通部分  頭・むね・はら  呼吸のしかた…気門  足の数と節 ちがう部分  完全変態[さなぎになる]か,不完全変態[さなぎにならない]か変態 しないものもある  羽の数 4 枚・2 枚・なし  羽の特徴 チョウ・ガのなかまは「りん粉」  口の形 食べるもの,食べ方にあわせていろいろな形になっている。   すう口(みつを吸う→ストロー形,刺して吸う→針形)   なめる口   かむ口(えものをとらえて食べる)  食べるもの   草食 花のみつ,樹液や草   肉食 他の生き物をとらえて食べる。      生き物の血を吸う。  すむ場所 水中・陸上 5,6,7 第 3 回の復習 ・光が水から空気に出るとき水面に近づくように曲がるので,水中のも のは浅く見えたり,短く見えたりする。 ・虫めがねで大きく見えるのは光が曲がるから。 ・焦点の「焦」の字は物体(紙など)が焦げるという意味でもある。太陽 の光を集めると熱を発生させ,ものを燃やすこともできる。白い紙よ り黒い紙のほうが燃えやすい。 ・焦点と焦点きょりの意味をおさえておく。 ・光の集まっているところ「焦点」は最も明るい。焦点に近いほど明るい。 ・明るさは光の量できまる。レンズの厚さと大きさのちがいに注意する。 レンズを厚くしても集まる光の量は変わらないので,明るさも変わら ない。レンズが大きいと,多くの光を集めるので,明るくなる。 ・レンズが厚いほど光の曲がり方が大きくなるので,焦点距離は短くなる。 ・鏡の面に対して垂直に等しい距離の点を図に書き,その点と各点を結 ぶ直線が鏡を通れば像が見える。 8,9 第 4 回の復習 ・方位磁針も磁石。方位磁針は磁石の影響がないときは北を指す。 ・電流の向きを逆にすると,磁石の極も逆になる。 ・N極でこすると,こする方向にS極ができる。 ・磁石は切っても極の向きはそのまま。 ・1 円玉…アルミ,10 円玉…銅 ★各回の復習をすることで,正答の定着を図る。 ★身近な道具や生物を使い,そのものへの理解を深める。

(6)

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

春の植物

▼指導ページ P 40 ~ 47 ▼

6

1 野原や山林で見られる草花 【練習1】 ⑴ 野原で花をさかせる草 ・春のはじめごろから花をさかせる植物  セイヨウタンポポ,ホトケノザ,ナズナ,  オオイヌノフグリ,カントウタンポポ ・十分あたたかくなってから花をさかせる植物  ハルジオン,スミレ,カラスノエンドウ,  シロツメクサ,ゲンゲ(レンゲソウ) 帰化植物 …人の手によって外国からわたってきて, 日本でふえた植物。セイヨウタンポポ, ハルジオン,シロツメクサ ⑵  春の七草 …セリ,ナズナ,ゴギョウ(ハハコグ サ),ハコベラ(ハコベ),ホトケノ ザ(コオニタビラコ),スズナ(カブ), スズシロ(ダイコン) ⑶ 雑木林などの山林で花をさかせる草 カタクリ,フクジュソウ…早春の雑木林で花がさく。 ⑷ 芽を出す植物 ススキ,ドクダミ…地下のくきで冬をこす。 エノコログサ…たねで冬をこす。        →夏や秋に花をさかせる。 2 花だんや畑で見られる草花 【練習1】 ⑴ 花をさかせる草 花だん→スイセン,クロッカス,チューリップ     …球根から芽を出し,若い姿で冬を越す。 畑→アブラナ,エンドウ,ダイコン ⑵ たねまきをする草 アサガオ,ヒマワリ,ヘチマ,コスモス …春にたねをまき,夏から秋に花を咲かせる。 ⑶ 春から育て始める畑の作物 ・たねをまく…トウモロコシ,トマト,ナス        キュウリ,ダイズ ・たねいもを植える…ジャガイモ,サトイモ ・なえを植える…サツマイモ 3 春に花をさかせる木 【練習1】 ⑴ サクラ(ソメイヨシノ)のようす ①冬芽…花や葉になる小さい芽     りんぺん…冬芽の表面をおおう ② 開花 … 10℃以上になると開花する。 ③サクラ前線…ソメイヨシノの開花前線  開花前線…開花日を調べ,地図に表したもの。 ⑵ 春に花をさかせる木  ウメ,コブシ,モクレン,ツバキ,レンギョウ,  ツツジ 1 野原や山林で見られる草花 ◆個々の草花の形状や色についてはカラー写真またはさし絵のある植物 図鑑を見ながら説明する。図鑑を見て覚えるだけでなく,野外に出て 野原や雑木林を歩き実際に自然の草花をよく観察するのが望ましい。 ◆たいていの草花は背丈が短いので,目線を低くして草花をさがし,観 察することが大切である。なるべく近寄って観察する。細かく観察す るにはルーペか虫めがねを使う。視野を広くするため,ルーペはしっ かり目につけて使う。虫めがねを使うときは,虫めがねを動かして草 花に焦点をあわせる。その際は,なるべく草花を動かさない。むやみ に採集しない。草花を傷めないように,自然のままの姿を観察する。 ◆花の咲く時期は,一日に日光の当たる時間の長さ(日照時間)や気温 (大気の温度)が大きく影響する。 日光…例えば,早春,雑木林の中,カタクリは,落葉樹の下に群れて 咲く。落葉樹が葉を落として地面まで日がよく当たる間に開花 する。落葉樹が葉をつける頃はもう花を散らしてしまう。 気温…発芽や生育にちょうど適する温度は,15 ~ 32℃の範囲。開花 時期は,10℃をこえると咲き始め,開花気温の目安は,15℃く らいで,17 ~ 20℃で満開になる。 ◆冬越しのしかたによって,一年草,二年草,多年草,…といった分け 方を知っておくと,草花の咲く時期がほぼ予想できる。 一年草…種子の状態で冬を過ごし,春に芽を出し,秋から冬にかけて 枯れてしまう。その年だけで一生を終えてしまう。→エノコ ログサ。 越年草…秋に芽を出し,冬は小さな植物で過ごし,春に大きく成長し, 花を咲かせ,種子をつくる。→ホトケノザ・ナズナ・アブラナ 多年草…球根や根などで越冬し,地上の茎は枯れても,地下では生き ている。→ススキ,タンポポ,ドクダミ,チューリップ ◆日照時間と開花時期の関連 長日植物 …春から夏にかけて,日照時間が長くなると花を咲かせる 植物。(ムギ・アヤメ・レンゲソウ・ホウレンソウ・ス ミレ) 短日植物 …夏から秋にかけて,日照時間が短くなると花を咲かせる 植物。(イネ・キク・ダリア・コスモス・ホウセンカ) 中性植物…日照時期に関係なく開花する。トマト・トウモロコシ 帰化植物 …もともと日本になく,人が外国からもちこみ,野生化し て広がったもの。例えば江戸時代ヨーロッパから入ったシロツメク サ,幕末に北アメリカからはマツヨイグサのほか,セイヨウタンポ ポ,オオイヌノフグリ,ハルジオンなどがある。セイヨウタンポポ は明治の初め,札幌農学校(今の北海道大学農学部)創立時,アメリカ 人教師クラークがサラダ用に導入したものが広がったともいわれる。 発展学習 1 ジャガイモのたねいもの植え方 【練習2】 ジャガイモのいもは,地下のくきが変化したもの。 2 サツマイモのなえの植え方 【練習2】 サツマイモのいもは,根が変化したもの。 3 草花の 1 日のようす 【練習3】 ①タンポポ…日光が当たると,花が開く       夜,雨のとき,花はとじている。 ②チューリップ…花は,気温が高いと開き,気温が低いと閉じる。 ③カタバミ,シロツメグサ…暗いとき,葉を閉じる。  カタバミ…日が当たり,気温が高いとき花が開く。 ★野原や花だんで見られる草花について学ぶ。 ★生活に身近な草木について理解を深め,家庭での活用を可能にする。

(7)

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

春の動物・天気

▼指導ページ P 48 ~ 55 ▼

7

1 こん虫のようす 【練習1】 ⑴ 春に成虫が見られるこん虫 ①冬をさなぎでこし,春に羽化するこん虫  モンシロチョウ,アゲハ ②冬を成虫でこすこん虫  キチョウ,キタテハ,ミツバチ,ハナアブ,  ナナホシテントウ ⑵ 春によう虫が見られるこん虫 ①冬をたまごでこし,春にふ化するこん虫  カマキリ,トノサマバッタ,コオロギ,オビカレハ ②冬をよう虫でこすこん虫  カブトムシ,ギンヤンマ 2 カエルのようす 【練習2】 ⑴ 冬眠…カエルのなかまのように,体温を一定にた もてない動物は,土の中でじっとして冬を こす。 ⑵ 産卵…あたたかいところに,池の中など,多くの カエルは水中にたまごを産む。 ①ヒキガエル…寒天(ゼリー状)のようなものにつつ まれたたまご(2000 ~ 10000 個) ②トノサマガエル…かたまり状になっているたまご (1500 ~ 3000 個)産む。 3 魚のようす 【練習2】 ⑴ メダカ…水温が 25℃くらいで産卵し,直径 1mm くらいのたまごを水草に産みつける。 ⑵ サケ 秋…川でふ化     春…ち魚になり,川から海へ 4 わたり鳥のようす 【練習3】 わたり鳥…季節によって活動する場所を変えるために, 長いきょりを移動する鳥。 ・春に北へわたる…ガン,ハクチョウは日本の冬をす ごす。 ・春に南からわたってくる…ツバメ,カッコウは日本 の夏をすごす。 5 温度のはかり方・春の天気 【練習4】 ⑴ 温度計の目もりの読み方 温度計に対して,直角で液面の真横から読む。 (目もりの 110 まで読み取る) ⑵ 温度のはかり方 ① 気温(空気の温度)のはかり方  ・温度計に直射日光を当てない。  ・地上 1.2 ~ 1.5m,風通しのよい場所。 ② 地温(地面の温度)のはかり方  ・温度計のえきだめがかくれるくらい土にうめる。  ・土は温まりやすく,日なたと日かげの温度差大。 ③ 水温(水の温度)のはかり方  ・温度計を水につけてはかる。  ・水は,地面や空気よりも温まりにくく,一度温 まると,さめにくい。 ⑶ 日なたと日かげのちがい  ・日なた…地温≧気温≧水温  ・日かげ…気温≧地温≧水温 ⑷ 春の気温と天気の特ちょう  晴れと雨やくもりが数日ごとにくり返される。 1 こん虫のようす   こん虫については第 2 回ですでに学んだことを復習しておこう。今回 は,季節の関連で,冬の間,卵,よう虫,さなぎ,成虫のうち,どの状 態ですごすか(越冬するか)で分ける。春の姿はほぼ予想できる。 卵…不完全変態でさなぎにならない。春にふ化,よう虫になる。   (カマキリ,バッタ,コウロギ) よう虫…土の中や水中で生活(カブトムシ,トンボ[ヤゴ])  (数年もの長い間,よう虫のまま土の中ですごすセミのなかまもある。) さなぎ…春に羽化する準備(モンシロチョウ) 成虫…ミツバチ→巣に貯えたミツの養分で越冬できる。 2 カエルのようす ・変温動物…体温が気温によって大きく変化する。 ・卵…カエルの種類によって形状や個数のちがいに注意。 ・おたまじゃくし…水中で生活,えらこきゅうする。 後ろあしが出る→前あしが出る→尾がなくなる→カエル ・カエル…肺と皮ふでこきゅうする。 ◆冬眠をする時期は,外気温がおよそ 10℃以下の時期である。冬眠は およそ 4 ヶ月程度続く。 ◆産卵については,カエルの種類によって大きく異なるので,カエルの 名前までしっかりと学習する。 3 魚のようす ・メダカの産卵は,水温や日照時間によってきまる。 ・回遊魚…サケは海で成長時期をすごす。産卵時期が近づくと生まれた 川にもどってくる。上流で産卵。ち魚はある程度育つと海 に下る。なぜサケは生まれた川にもどって来れるのか。また, 海での生活のようすは今でもあまりよくわかっていない。 5 温度のはかり方・春の天気 気温を調べるときの注意 ・直射日光や周囲からの熱の放射を防ぐ。 ・温度計の感温部[球部]に空気を十分にふれさせる。 ・目盛りを正しく読む。 ○百葉箱…箱を白く塗る,よろい戸にする,下はしばふ,とびらは北向 きなど直射日光を防いだり,空気の流通をよくする工夫がされてい る。同じ場所に固定されているので,決まった場所での観測には適 する。 ◆晴れの日,気温は地温よりあたたまりにくいので 1 日のうちで,地温 は 1 時頃,気温は 2 時頃が最も高くなる。 ◆春の天気は変わりやすい。高気圧と低気圧がかわるがわるやってくる。 発展学習 1 ヒキガエルの育ち方 【練習2】 ▼ヒキガエルの育ち方 たまご ふ化 尾が短くなる。 カエルのすがたになる。 およそ20日 およそ30日 後ろあしが出る。 およそ50日 前あしが出る。 (オタマジャクシとカエルのすむ場所,呼吸のしかたのちがいに注意) 2 わたり鳥とわたりをしない鳥 【練習3】 ⑴  わたり鳥 ①冬鳥…秋,北から日本に来て,日本で越冬し,春に北へかえる。     ガン,ハクチョウ,カモ,ツグミ ②夏鳥…春,南から日本に来て夏にひなを育て,秋に南にかえる。     ツバメ,カッコウ,ホトトギス ⑵  わたりをしない鳥 ウグイス 1 年中日本にいる 冬…平地ですごす。 春…産卵のため,山に帰る。 ★生活の中でよく見るこん虫について学ぶ。 ★季節の変化による動物たちの移動や産卵について学習する。

(8)

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

太陽の動き

▼指導ページ P 56 ~ 63 ▼

8

1 太陽の観察 【練習1】 ⑴ 目をいためないために  しゃ光板,日食グラスを使用 ⑵ 太陽の位置の表し方  ①方位…方位じしん,八方位  ②高度…太陽位置測定器 2 1 日の太陽の動き 【練習1】 ⑴ 1 日の太陽の動き方…東→南→西 と動くように 見える。 ⑵ 日の出,南中,日の入り ①日の出…太陽が東の地平線に出始めたしゅん間。      右[南]ななめ上にのぼる。 ②太陽の南中…太陽が真南にくること  ・南中高度…南中時の太陽の高さ(1 日で最も高い)  ・南中時こく…南中するときの時刻(だいたい正 午ごろ)  ・南中後,右[西]ななめ下へしずむ。 ③日の入り…太陽が西の地平線の下にしずんだしゅ ん間 ⑶ 昼と夜 昼…日の出から日の入りまで 夜…日の入りから日の出まで 3 季節による太陽の動きのちがい 【練習2,3】  ⑴ 夏と冬のちがい ①昼の長さ…夏は長く,冬は短い ②太陽の南中高度…夏は高く,冬は低い ③日の出と日の入りの位置…夏は北より,冬は南より  ⑵ 春分,夏至,秋分,冬至 ① 春分(3 月 20 日ごろ), 秋分(9 月 20 日ごろ)  昼の長さ=夜の長さ=約 12 時間 ② 夏至(6 月 20 日ごろ)  昼の長さが最も長くなる日 ③ 冬至(12 月 20 日ごろ)  昼の長さが最も短くなる日 4 ぼうのかげのようす 【練習3】 ⑴ 1 日のかげの変化 ・かげの向き[太陽の反対側]…西→北→東 ・太陽が高くなるとかげの長さは短くなる。 ・南中するとき,かげの長さは最も短くなる。 ⑵ 季節によるかげのようすのちがい 夏至…南中高度が最も高い→かげが最も短い 冬至…南中高度が最も低い→かげが最も長い 5 太陽が動いて見える理由 自転 …地球が 1 日につき 1 回転するため,太陽が 動いているように見える。 1 太陽の観察   太陽の 1 日の動きは,太陽位置測定器と方位じしんで調べるほか,次 のような透明半球を使った調べ方がある。 ・太陽の 1 日の動きを観察するには画用紙に,透明なプラスチック製の 半球をはりつけたものを日光のよく当たる固定位置に置いて,できる かげの位置から 1 ~ 2 時間ごとの太陽の動きを見る。 ・方位じしんで方位をあわせておく。 ・画用紙に方位や半球の中心の位置を書いておく ・1 ~ 2 時間ごとにペンの先のかげが,球面の中心にくる位置にしるしを つける。しるしをなめらかな線で結ぶと,1 日の太陽の動きが分かる。 3 季節による太陽の動きのちがい  ◆地球が公転するとき,公転面から地球の軸が約 66.6 度傾いたまま動 いていくので,太陽に近くなったり遠くなったりする。傾いた面が太 陽に近づくと(太陽光線が垂直に近い角度で当たると)夏,遠ざかると 冬になる。その中間の時期,太陽光線が赤道の真上で南中するときが, 春分・秋分である。 4 ぼうのかげのようす  ◆かげは太陽の反対側にできる。太陽の向きとかげのできる向きをまち がえやすい。したがって,かげの 1 日の動きを太陽の動きと混同する 誤りも多いので注意する。 かげの長さ… 1 日の変化と季節による 1 年の変化を分けて整理する。 (日が斜めに当たるとき[かげが長いとき],日の当たる 面積は広くなるようだが,単位あたりの面積が受け取 る熱の量はかえって少なくなる。) 5 太陽が動いて見える理由  ◆実際には,太陽が動くのではなく,1 日に 1 回,地球が西から東へ自 転しているために,地球から見ると太陽が東から西に動いていくよう に見える。(昔の人は,太陽や月など他の天体が地球のまわりを回っ ていると考えていたが,最近数百年の間に,くわしい観測事実から, 地球が自転したり,太陽のまわりを約 1 年かけて公転したりしている ことが科学的に証明された。) 発展学習 1 場所による太陽の南中時こくのちがい 【練習2】  太陽が東から西に動く…南中時こくは,東から西につれておそくなる。 2 太陽のようす ⑴ 太陽のようす 表面温度…約 6000℃ 黒点…まわりより温度が低い(約 4000℃)黒い部分 日食 のときに見えるもの  プロミネンス…炎のように噴き出し浮かんで見える。  コロナ…まわりで輝く温度の高い部分 ⑵ 太陽と地球  太陽の直径は,地球の直径の 100 倍以上の大きさ。 3 太陽のまわりを回る地球 公転 …地球は,太陽のまわりを約 1 年かけて 1 回転する。 ★日々の太陽の動きや位置の変化について学ぶ。 ★地球,月,太陽の基本的な部分について理解し,定着させる。

(9)

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

月の動き

▼指導ページ P 64 ~ 71 ▼

9

1 月のようす ・クレーター…いん石がぶつかったあとのくぼみ。 ・陸…クレーターの多い部分。 ・海…黒く見える平らな部分。ただし水はない。 2 月の満ち欠け 【練習3】 ・月の形…地球,月,太陽の位置で光の当たり方が変 化するために形がかわって見える。 満ち欠け …新月→三日月→上げんの月→満月→      下げんの月→新月 ・周期…ある形からふたたび同じ形の月になるまでの 期間(約 30 日) 3 月の動き方 【練習1~3】  ・月の出…東の地平線から出る  ・南中…真南の空  ・月の入り…西の地平線にしずむ ⑴ 三日月の動き 月の出… 8 時,南中… 14 時,月の入り… 20 時  (日没[18 時]後しか見えない。) ⑵ 上げんの月の動き 月の出…正午,南中… 18 時,月の入り…真夜中 ⑶ 満月の動き 月の出… 18 時,南中…真夜中,月の入り… 6 時 ⑷ 下げんの月の動き 月の出…真夜中,南中… 6 時,月の入り…正午 4 日食と月食 【練習2】 ⑴  日食  太陽が月にかくされて地球から見えない。   地球 月 太陽の順に一直線に並ぶ。   新月のときに起こる。   かいき日食…太陽がすっかり月のうしろにか くれる場合,ふだんは見えない太 陽の彩層,コロナ[青白く見える], プロミネンス(紅炎)などを観察で きる。   金かん日食…月が太陽の中央部だけをかくし太 陽の周囲が見える状態。食の前後 で,月の表面には凹凸があるので, くぼみから太陽の光がもれて,ダ イヤの指輪のように見えるときが ある。 ⑵  月食  月が地球のかげに入って地球から見えない。   月 地球 太陽の順に一直線に並ぶ。   満月のときに起こる。   P.67 の図などで,太陽,地球,月の位置関係や動きを説明する。生 徒は,太陽,地球,月の役になって,その動きを演じてみるとよい。 (またはモデルを動かしてみてもよい。パソコンを用いて説明をする方 法もある。)部屋を暗くして,太陽役の生徒は懐中電灯を持ち,月や地球 を照らす。月役は,太陽の位置[新月]から出発し,月が地球と同様に反 時計回りに,三日月→上弦→満月→下弦→新月とまわることで,月の 1 か月の動きを確かめる。   このとき,地球役は,北を向き反時計回りに[西から東へ]自転しなが ら,三日月,上弦,下弦の位置の月がそれぞれどう見えるか,月のどち ら側に光が当たるかを特に注意して観察するとよい。 1 月のようす 月面の観察…それぞれのクレーターはほとんど円形であるのに,周辺に あるクレーターほど細長くだ円に見えることから月も地球と同じよう に球形だとわかる。月が細いときによく見ると,欠けている部分がう すく光って見える。これは地球で反射された太陽光が,月の欠けた部 分を照らしているからである。 2 月の満ち欠け ◆月の自転周期と地球のまわりを公転する周期は月自身の動きだが,満 ち欠けの周期[=平均 29.53 日,約 30 日]は,あくまで地球から見た周 期なので,1 回の満ち欠けの間に地球が公転する分[約 2 日]だけ長く なる。 3 月の動き方   月の出入りや南中[真南にくる]時刻は,15 日間で約 12 時間ずれるので, 1 日につき,(12 × 60[分]÷ 15[日]=)約 50 分ずつおそくなる。 4 日食と月食  新月や満月のたびに日食や月食が起こらないわけ   東西[水平]方向だけがそろっても南北[上下]はずれている。事実, 新月の時の月は太陽の上か下にある。実際に食になるのは 1 年に 1 ~ 2 度である。ただし,地球上どこからでも食が見えるわけではなく, 見えるところと見えないところがある。   日食を観察するときは黒くぬったすりガラスなどを通してみる。直 接肉眼で太陽を見てはいけない。望遠鏡をのぞくときは専用の遮光板 をとりつける。 発展学習 1 月が満ち欠けする理由 【練習3】 ◆月は地球のまわりを公転している衛星[=惑星のまわりを公転してい る天体]で,太陽の光を反射して光っている。そのため,太陽に向い た半球は輝き,太陽と反対側の半球は暗い。月は地球の周りを回って いるので,地球からは日によって月が満ち欠けし,形が変化している ように見える。 新月 …太陽と同じ方向にあり,地球から見えない。日食はこの時期 に起こる。 三日月…新月から約 3 日後,右側が少し光る。 上げんの月…新月から約 7 ~ 8 日(1 週間)後,太陽から 90°はなれ, 右半分が光る。 満月 …新月から約 15 日後,地球から見える部分のすべてが光る,太 陽から 180°(反対側)。月食はこの時期に起きる。 下げんの月…新月から 22 ~ 23 日。太陽から 270°(90°)はなれ,左半 分が光る。 2 月のうら側が見えない理由 【練習3】   月の自転同期と月の公転周期が同じため,地球から月のうら側は見え ない。 ★星の中でも特に地球に身近な月について理解を深める。 ★月の満ち欠けの順序を学び,定着をねらう。

(10)

重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

第 6 回~第 9 回のまとめ

▼指導ページ P 72 ~ 75 ▼

10

1 第 6,7 回の復習 開花時期 春…オオイヌノフグリ 5 ~ 7 月カタバミ      夏…ツユクサ,ヘチマ 花の咲く順 2 月ウメ→コブシ→ 3 ~ 4 月レンギョウ →サクラ→ 4 月ツツジ→ 5 月イチョウ えさ カブトムシ,カナブン…樹液,夏に活動   ミツバチ…花粉とみつ   モンシロチョウ…花のみつ 2 第 7 回の復習 日なた→はかるとき,温度計に「おおい」をする。 日なたの温度 地面>気温>水温 日かげの温度 気温>地面>水温 3 第 7 回の復習 夏鳥…春南から来て,夏に産卵,子育てし秋南に帰る ツバメ,カッコウ,ホトトギス 冬鳥…秋に北から来て,冬日本で過ごし春北に帰る    ガン,ハクチョウ,カモ 卵の数 ・ヒキガエル(2000 ~ 10000 個) ・トノサマガエル(1500 ~ 3000 個) 産卵後,冬眠,5 月ごろから活動 おたまじゃくし…水中生活,えら呼吸(魚と同じ) 変態の順序 後ろ足→前足→尾が短くなる メダカの産卵 水温 25℃,昼 13 時間以上→関東 5 月        約 1mm 4 第 8 回の復習 南を向くとき 左…東,右…西 南中…太陽がま南にくること 地球の自転周期 1 日= 24 時間,180 度= 12 時間 5 第 9 回の復習 月の表面 ・クレーター…月の表面のくぼみ ・明るく見える部分…陸(高地) ・暗く見える部分…海→陸よりも低いところ。        水があるわけではない。 6 第 8 回の復習 黒点…太陽の表面温度より少し温度が低い。 プロミネンス…太陽内部からふき出す気体。 7 第 9 回の復習 新月…月と太陽が同じ側にあり地球から見えない。 下げんの月…午前 6 時に南中 8 第 9 回の復習 日食…太陽 月 地球 地球と太陽の間に月が入る   新月のとき 月食…太陽 地球 月 太陽と月の間に地球が入る   満月のとき 1 第 6,7 回の復習 ・開花する時期をチェック。よく見かけるウメ,サクラ,ツツジを基準 にそれぞれの前後に咲く花を野山を観察しながら覚えていく。図鑑だ けでなく野外の観察を心がけよう。 ・草食の虫はそれぞれ主なえさになる草花樹木にあわせて活動する。 ・肉食のものはえさとなる虫の活動時期にあわせて草花の近くで待ち伏 せする。 2 第 7 回の復習   日なたで気温を計るときは,直射日光をさけるために「おおい」をか ける。地面の近くで気温をはかると,地面の影響で,温度が正しくはか れない。地面はすぐ温まりすぐ冷えるので,地面の温度は日なたでは気 温より高くなり,日かげでは気温より低くなる。水は温まりにくく,冷 めにくい。 3 第 7 回の復習   スズメやカラスなどは 1 年中人里にいて,ウグイスは春が来ると山か ら下りてくる。わたり鳥には,夏鳥と冬鳥がある。夏鳥は南国から来て 夏の間日本にいて産卵や子育てをする。冬鳥は北国から来て冬の間日本 にいる。 カエル…種類によって卵の数や産み付け方がちがう。産卵後は,冬眠 し,5 月頃から活動する。カエルは肺と皮膚で呼吸。皮膚は 濡れている。体が乾かないように水辺で生活する。オタマ ジャクシは,魚のように水中でくらし,えらで呼吸する。変 態は,まず後ろ足から先にはえ,前足がはえると尾がなくな り,カエルになる。 メダカ…水温が 25℃以上で,昼の長さが 13 時間以上になると産卵す る。関東では 5 月頃にあたる。 4 第 8 回の復習   太陽の動きは南を向いて観察する。左が東で,右が西,太陽は左から 右へ時計まわりに動く。1 時間に 15 度(= 360 度÷ 24 時間)ずつ右に移 動。南中とは太陽が真南に来ること,このとき 1 日のうちで太陽が最も 高くなる。 5 第 9 回の復習   月の表面にある丸いくぼみ(クレーター)は隕石の衝突した跡とされる。 月の表面はクレーターが多く明るい陸と平らで暗い海にわかれる。海と いっても月には水がないので雨も降らない。地球も,月と同様,太陽の 光を反射して光る。太陽に面する側が光る。上が光るときは上に太陽が ある。(大気のない月では昼でも空は暗い。) 6 第 8 回の復習   太陽の表面温度は,約 6000℃で,黒点は約 4000℃。黒点は移動する ので,このことで太陽が自転していることがわかる。黒点の観測では, その移動が太陽の自転方向(西から東)と地球での観測者の黒点移動(東 から西または左から右)と異なるように感じるので,このような問題が 出題されたときには注意が必要。 7 第 9 回の復習 ⑷ P.75 の図 1 を逆さに見るとよい。左[東]に太陽が来る。真上の月 ⑤は左半分が欠けている=⑸月齢から見て,下弦の月。 8 第 9 回の復習   大きさと距離の関係より,地球から見ると,月と太陽が同じ大きさに 見える。 日食…太陽を月がかくす。地球と太陽の間に月が入る。地球から見る と,月と太陽が同じ側にある新月のときにおきる。 月食…月を地球のかげがかくす。太陽と月の間に地球が入る。満月に 地球のかげがうつって見える現象。 ★各回の復習を行うことで,正答への道筋を定着させる。 ★難易度の高い問題へ取り組むことで理解を深めさせる。

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重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

植物の育ち方

▼指導ページ P 76 ~ 83 ▼

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1 春にたねをまく植物 【練習2,3】 ⑴ アサガオの育ち方 ①たねまきと発芽  準備(一晩水につける)したたねから 5 日くらいで根 が出て,2 週間くらいで芽が地上に出る。たねから 芽や根が出ることを 発芽 という。最初の葉=子葉 ②成長  ・子葉が出て,4 ~ 5 日で本葉が出る。  ・支柱を立てるとつるが(上から見ると左回り)ま きつく。 ③開花  ・7 月に葉のつけ根につぼみができる。  ・3 週間くらいで開花。  ・夜明け前に花が開き,日光があたるとしぼむ。 ④ 受粉  アサガオの花のつくり   外側から順に   ・がく   ・花びら(5 まい)   ・おしべ(5 本)   ・めしべ(1 本)  やく…おしべの先の 花粉 がつくら れる部分。  受粉…花粉がめしべの先につくこと。 ⑤実やたねができる  受粉→受精→子ぼうの成長→実 ⑥アサガオのなかま…ヒルガオ・サツマイモ・ヨル ガオなど ⑵ ヘチマの育ち方 ①発芽と成長  ・5 月のはじめごろたねまき。  ・1 週間くらいで発芽。  ・6 月ごろ葉の根元からまきひげがでてくる。 ②開花と受粉  ・7 月ごろ お花 , め花 ともに開花  ・受粉はこん虫がお花でつくられた花粉をめ花の めしべまで運ぶ。 ③実やたねができる  緑の実→茶色の実(中には黒いたね) ④へちまのなかま…カボチャ,ツルレイシ,キュウ リ,スイカ ⑶ そのほかの春にたねをまく植物   春にたねをまき,夏に花がさく植物   …ホウセンカ・ヒマワリなど 2 球根から育てる植物  春に 球根 を植えて,夏~秋に開花   …ダリア,グラジオラス  秋に球根を植えて,春に開花   …チューリップ,スイセン,ヒヤシンス 花びら やく 子ぼう がく おしべ めしべ 花びら やく 子ぼう がく おしべ めしべ 花粉 やく 花粉 やく 1 春にたねをまく植物 被子植物…胚珠が子房につつまれている     胚珠→種子になる,子房→果実 裸子植物…胚珠がむきだしになっている 花のつくり 完全花…ひとつの花に,花びら・がく・おしべ・めしべがそろっている。     そろっていないもの…不完全花 花びらのようす 合弁花…花びらが根元でつながっている。(アサガオ,キキョウ) 離弁花…花びらが 1 枚ずつはなれている。(アブラナ,サクラ) 花びら・がくの数…アサガオ:5 枚,アブラナ:4 枚 両性花… 1 つの花におしべとめしべがそろっている。大部分の被子植物。    めしべの数は 1 本だが,おしべの数は花によって異なる。    アサガオ 5 本,アブラナ 6 本,エンドウ 10 本    おしべの花粉がめしべの柱頭について受粉する。 単性花…お花とめ花があり,お花におしべだけ,め花にめしべだけがある。    被子植物:ヘチマ,キュウリ,カボチャ,ユウガオ等    裸子植物:スギ,マツ,イチョウ等    お花のおしべの花粉がめ花のめしべについて受粉する。 花粉を運ぶものでわける 虫媒花:花に集まる虫が運ぶ。花のみつや花粉をえさにする。 風媒花:花粉が風で飛ぶ。イネ,トウモロコシ,スギ,マツ等。 鳥媒花:鳥によってはこばれる。ツバキの花粉はメジロが運ぶ。 水媒花:クロモ,キンギョモなど水草は水の流れや波が運ぶ。 頭状花:たくさん(数十~数百)の花が一つの花にみえる。まわりの花び らのように見えるのは一つの花(舌状花)である。ヒマワリの中心には筒 のような花(筒状花)が集まっている。…キク,タンポポ,ヒマワリ等 アサガオのなかま…完全花,合弁花,両生花,虫媒花 アブラナのなかま…完全花,離弁花,両生花,虫媒花 ヘチマのなかま…不完全花,合弁花,単性花 がくの変化 がくは花が枯れるとおちてしまうものが多い。 果実になってもがくが「へた」として残る。…カキ,ナス,ピーマン タンポポ…がくが綿毛[冠毛]に変化する。 食用になる部分 子房→(真の)果実  カボチャ,ナス,ピーマン,トマト,スイカ,カキ 花のつけ根が成長(偽の果実)  イチゴ,リンゴ,ナシ 発展学習 1 秋にたねをまく植物 【練習1】 ⑴ アブラナの育ち方 ①たねまきと発芽… 10 月ごろ種をまき,秋のうち芽生え,葉を広げ たすがたで冬をこす。 ②開花と受粉…あたたかくなると急成長し,黄色い花をさかせる。 ③実やたねができる…受粉後,受精 子ぼう→ 5 月ごろ,実がじゅく し,たねができる。 ④アブラナのなかま…ナズナ,キャベツ,ダイコン,カブ ⑵ そのほかの秋にたねをまく植物 秋にたねををまき,春に花がさく…スイートピー,パンジー ★様々な季節の植物とそのつくりについて学習する。 ★生活の中で季節によりどのような花が咲いているか考えさせる。

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重要事項の確認

補足知識・留意事項など

指導のねらい

植物のつくり

▼指導ページ P 84 ~ 91 ▼

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1 植物のつくり たねをつくってなかまをふやす植物  …葉,くき,根にわかれている。 2 葉 【練習2,3】 ⑴ 葉のつくり 葉脈…すじのようなもの。根から水や肥料,葉か らの養分が通る道。葉の形や葉脈のようすは, 植物によってことなる。 葉緑体…葉の中の緑色のつぶ。     葉の表がうらより緑色がこいのは,葉緑体 が多くあるため。 ⑵ 葉のはたらき ① 光合成 …葉緑体で,日光のエネルギーを利用。 ② こきゅう …葉の表面で,動物と同じように呼吸 する。 ③光合成とこきゅうの関係 光合成 二酸化炭素+水 養分(でんぷん)+酸素 日光のエネルギー こきゅう 養分+酸素 二酸化炭素+水 活動のエネルギー ④じょう散…葉の小さな穴から水蒸気を出す。 3 くき ⑴ くきのつくり 草…緑色でやわらかい。 木…茶色でかたい。年輪がある。 ⑵ くきのはたらき ・からだ(葉・枝・花など)をささえる。 ・根から吸い上げた水・肥料や葉でつくった養分の 通り道。 ・日光がくる方へのびる。 ・葉でつくった養分をたくわえる。…ジャガイモ・ ハス・サトイモなど 4 根 ⑴ 根のつくり…地上に出ている部分をささえたり, 養分をたくわえたりする。 ⑵ 根のはたらき ・水や水にとけた肥料を吸収する。 ・からだが倒れないように支える。 ・葉でつくった養分をたくわえる。…サツマイモ・ ダリア・ヤマノイモ・ダイコン・ニンジンなど 2 葉 ◆葉身は葉の平らな部分,葉柄は葉の柄にあたる部分,たく葉は葉の根 もとにあたる部分。葉身にある葉脈のようすで植物の種類を区別する。 ◆葉のはたらき  ・光合成…太陽の光のエネルギーを利用し,葉緑体(葉の表面にある 緑色の粒)で,空気中の二酸化炭素と根から吸収した水を 原料として生命活動に必要なデンプンなどの養分と酸素を つくるはたらき。 ・呼吸…植物も動物と同じように酸素を吸収し,二酸化炭素を放出し, からだの養分を分解し,生命活動に必要なエネルギーを得て いる。 ・蒸散…葉の表面にある小さな穴から水分を放出して,根からの水・ 肥料の吸い上げをよくしている。ポンプで井戸水をくみあげ るのとにたようなはたらきをしている。また暑い日に葉の表 面から水分が蒸発するとき,まわりから熱(気化熱)をうばう ので,からだの温度をさげるはたらきもしている。   葉でつくられた養分は,生命活動や成長に使われるほか,種子・果 実・根・地下茎などにたくわえられ,新しい芽や根の成長に使われる。 3 くき ◆くきの中には,道管や師管という管が通っている。道管は根から吸い あげた水や水にまじった肥料を葉などにはこんでいる。師管は葉でで きた養分をからだ全体にはこんでいる。 4 根 ◆双子葉類の根は中心に太い根(主根)があり,そこから細い根(側根)が 枝分かれしている。単子葉類の根は,ほぼ同じ太さのひげのような根 をしている。 ◆根の根毛から水分や水にとけた肥料を吸収している。根の先端部分に は成長の盛んな部分(成長点)があり,そのはたらきで植物は一生成長 を続けることができる。(それに対して動物はある程度まで成長する とそれ以上あまり成長しなくなる。) 植物の分け方 種子植物…種子(たね)でなかまをふやす 被子植物…胚珠が子房でつつまれている  双子葉類(子葉 2 枚) アサガオ・アブラナ  単子葉類(子葉 1 枚) イネ 裸子植物…子房がなく胚珠がむきだし マツ,スギ,イチョウ 胞子植物…胞子でなかまをふやす シダ類・コケ類・ソウ類 発展学習 1 単子葉類とそう子葉類 【練習1】 子葉の数 葉脈のようす くきの断面のようす 根のようす 植物 1 枚 平行脈 ひげ根 イネ・ムギ トウモロコシ ツユクサなど 2 枚 もうじょう脈 主根と側根 アブラナ タンポポ アサガオ ヘチマなど 単子葉類単子葉類 そう子葉類そう子葉類 ★種子や花による植物の分類を行えるようにする。 ★葉・くき・根の役割について学習し,基礎の定着を図る。

参照

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