<口絵>日本の警護所(デ・フリース『東西インド奇 事詳解』1682年版所収)
著者 クレインス フレデリック
雑誌名 日文研
巻 53
発行年 2014‑09‑30
URL http://id.nii.ac.jp/1368/00004057/
日本の警護所(デ・フリース『東西インド奇事詳解』1682年版所収)
『東西インド奇事詳解』に収録されている約80枚の銅版図のうち、日本のみを 対象として描かれた二枚の図版の一つである。この図版は江戸城を背景とする 日本の警護所を描いている。前方に描かれている武士は囲碁のようなゲームに 興じている。中央の広場では武士たちが馬上訓練を行っている。これは流鏑馬 から連想されているのかもしれない。本図はデ・ホーヘという17世紀オラン ダの有名な版画家が作成した銅版図である。デ・ホーヘは日本への渡航経験は なく、『東西インド奇事詳解』のテキストを手掛かりに想像上の日本像を描い ている。オランダ語のキャプションの和訳は次の通りである。
日本の警護所 1.日本の警備兵および警護所 2.チェス・ゲーム 3.茶と いう飲み物 4.提灯 5.歩哨 6.馬上訓練 7.徒歩訓練 8.江戸城
日文研所蔵外書(解説:フレデリック・クレインス准教授)