75
鈴 木 こずえ 臨床経験から抗Parkinson作用があることがわかった抗てんかん薬Zonisamideを、motor fluctuation とよばれる効果持続時間の減少や不随意運動などの治療に使用した結果、半減期が長く、ドパ ミン合成亢進作用があり効果があったため、新しい抗Parkinson病薬として現在治験中であると の論文を紹介した。
(参考文献 村田 美穂:医学のあゆみ,Vol. 208 No. 6 2004. 2. 7)
寺 田 厚 志 第12回道南薬学大会の特別講演で、手稲渓仁会病院薬剤部長 佐藤誠二先生による「変貌する 薬剤業務の将来」を拝聴し、医療制度の変化、特にDPC、CRC業務における薬剤師の役割、
ケモやIVH等の注射薬剤の混注業務による看護業務の軽減(ナーシングケア)の必要性、ま た薬剤師教育6年制の導入による今後の薬剤師の将来展望(専門薬剤師、認定薬剤師制度)薬 学部の増加による将来の薬剤師数の推移について等の内容を報告した。
(平成17年2月26〜27日函館開催 第12回道南薬学大会)
中 浜 裕 統合失調症は遺伝するのか?その答えは「統合失調症は遺伝病ではないが、遺伝は関係する」
統合失調症は単一ではなく多数の遺伝子が発症に関わる遺伝子病と考えられ、どのくらいの数 の遺伝子が関わっているのかまだ明らかではないが、少なくとも数十以上の遺伝子の作用が絡 み合って発症すると考えられる。統合失調症での遺伝子解析の方法、遺伝子相関研究のメタ解 析から明らかにされた原因遺伝子と連鎖解析で明らかにされた原因遺伝子と連鎖解析以外の方 法で見出された注目遺伝子について紹介した。
(参考文献 氏家 寛:心の科学 第120号 2005年3月号)
中 村 克 彦 関節痛を起こす代表的な病気で、膝が痛む病気としては最も多い変形性膝関節症について次の ことを説明した。
関節とは、関節痛を起こす代表的な病気、膝関節の構造・働き、膝が痛む原因、膝の関節痛の 誘因となるもの、膝の痛みをもたらす疾患、変形性膝関節症はどんな病気か、変形性膝関節症 になりやすい人、変形性膝関節症の治療方法等
(参考Webサイト1)「RICHBONE」 www.richbone.com 2)たはら整形外科 www.tahara-seikei.com 2月8日
3月15日
4月25日
5月10日
月 日 抄 読 会 内 容
市立室蘭医誌(第31巻 第1号 平成18年12月)
薬局 2005年 業務活動報告
平成17年1月1日〜12月1日まで
◆「Motor Fluctuationの治療と新しい抗Parkinson病薬〜Zonisamide」
◆「道南薬学大会に出席して」
◆「統合失調症と遺伝研究」
◆「変形性膝関節症」
76
深 山 義 敬 日本薬学会 第125年会に参加して、以下の内容について紹介した。
(1)体内時計において、近年、時計遺伝子が数多くクローニングされた結果、中枢時計に加 えて末梢組織における体内時計の存在が確認されたこと
(2)転写因子Per1,Per2,Per3,BMALI,Clockなどと病態の関係
(3)これら転写因子の簡便な測定法と治療の確立について
(4)線溶系抑制因子plasminogen activator inhibitor‐1が日内変動を呈し、一部は末梢体内時計に より調節されている可能性があること
(5)サーカディアンリズムを考慮した予防・治療について
(平成17年3月28〜31日東京開催 日本薬学会 第125年会)
水 谷 一 寿 病院職員へ経腸栄養療法と採用経腸栄養剤の理解を目的とし、「経腸栄養剤のツボ」というタイ トルで、経腸栄養法の利点、bacterial translocation、GFOの紹介、経腸栄養剤の分類や比較、禁忌・
適応の紹介、病態別経腸栄養剤の紹介、経腸栄養剤での食品と医薬品の使い分け、ready to hung の紹介とメリット、栄養ガートルの管理と消毒などの内容で講演した。
(参考文献1)日本静脈経腸栄養学会・NSTプロジェクト実行委員会・編:やさしく学ぶため の輸液・栄養の第一歩,2001年5月 第一版
2)NSTに必要な栄養療法の知識と実践,月刊薬事,2005,Vol.47 No.1〜11
1. 医薬品・医療用具等安全性情報 No.211 2. 「処方せん医薬品」について
3. アナフィラキシー発現時の自己注射用エピネフリン(エピペン注射液)の使用について 1. アレビアチン注(フェニトイン)の適正使用について
2. 光接触皮膚炎を悪化させないために
3. 医薬品・医療用具等安全性情報 No.212〜214
1. 処方入力の操作ポイント(1)〜Do処方の入力について 2. 添付文書改訂のお知らせ
3. 医薬品・医療用具等安全性情報 No.215
1. 虫よけ剤の使用について〜ディート含有製品の注意
2. 処方入力の操作ポイント(2)〜処方区分・服薬説明・一包化 3. 8月新規採用医薬品(緊急購入分)の紹介
4. 医薬品・医療用具等安全性情報 No.216
1. 続 ディート含有虫よけ剤の使用について〜添付文書等の改訂内容の報告 2. 処方入力の操作ポイント(3)〜各コメントについて
3. 10月新規採用医薬品の紹介
4. 医薬品・医療用具等安全性情報 No.217 1. 院内医薬品集第11版 発行のお知らせ 2. 注射薬名称等変更のお知らせ
3. 処方入力の操作ポイント(4)〜正しい処方せん記載のまとめ 4. 医薬品・医療用具等安全性情報 No.218〜219
6月14日
10月11日
5月号
6月号
7月号
8月号
9月号
10〜12月号
◆「日本薬学会 第125年会に参加して」
◆「経腸栄養剤のツボ」
Pharm. News 2005年 年間目次
月 日 抄 読 会 内 容