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ACSM's 59th Annual Meeting and 3rd World Congress on Exercise is Medicine における研究発表

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Academic year: 2021

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平成24年度重点プロジェクト事業(海外派遣研究員等旅費)報告

ACSM's 59th Annual Meeting and 3rd World Congress on Exercise  is Medicine における研究発表

藤田英二

  

  *鹿屋体育大学スポーツ生命科学系

 ACSM の59th Annual Meeting and World Congress on Exercise is Medicine は San Francisco にて5月29 日から6月2日までの期間で開催されました。今 回,重点プロジェクト事業(海外派遣研究員旅費 等)経費により助成をいただき,ポスター発表を 行う機会いただいたのでここに報告致します。

 ACSM でのポスター発表は,最終日である6 月2日に「Exercise and Aging」というセッショ ンにて「Effect of body mass-based squat training on knee extensor strength in frail elderly」というタイト ルで行いました。この研究の内容は,介護保険利 用者である低体力の高齢者を対象に,1セッショ ン48回の自重負荷スクワットエクササイズを週3 日の頻度で12週間実施し,その効果について表面 筋電図の分析結果に基づき検討したものです。結 果は,膝関節伸展筋力は22% 増加し,それに伴 いスクワット動作中の大腿四頭筋の筋活動水準は 35% 減少しました。また,トレーニングによる 膝関節伸展筋力の増加率は,トレーニング介入前 の個々の大腿四頭筋の筋力水準と動作中の筋活動 水準に依存していることが明らかとなりました。

私のポスターに訪れた人々からは,トレーニング 方法に関してのいくつかの質問(セット数は?な ど)がありましたが,滞りなく返答することが出 来ました。中には,低体力の高齢者にとって48回 のスクワットは回数として多いのではないか?と の意見もいただきましたが,被験者には無理せず 休息をしながら行ってもよいとの説明を行ってい たこと,最初の2週間程度は休息を挟む人が多 かったが最終的には全員が実施できたことを説明

すると,非常に納得をしていただきました。日本 を発つ前から有志の先生方によるミーティングに よって,発表内容についての十分なディスカッ ションを重ねていたおかげで,無事に質疑応答も 終えることが出来ました。この場をおかりして指 導,助言をいただいた先生方に改めて感謝申し上 げます。

 同じセッションにおける他の研究発表の傾向と しては,エクササイズにダンスや太極拳などを利 用したトレーニングの効果として,セルフエフィ カシーや ADL 動作の変化について検討している ものが多くみられました。私の研究のように,自 重を使用したレジスタンストレーニングと表面筋 電図の分析結果を組み合わせた研究は,かなり異 質であることを認識するとともに,この領域での 自身の研究データの独自性を再確認することが出 来ました。

  今 回 ACSM の 59th Annual Meeting and World

Congress on Exercise is Medicine に 参 加 し, ポ ス

ター発表を行うことで,自身の研究内容の位置づ

けや研究データの有用性を再確認することが出

来,大変有意義でした。すみやかに本研究内容を

論文化し,投稿したいと思います。しかし,初め

ての国際学会への参加ということもあり,自身の

英語力の貧弱さからディスカッションを積極的に

楽しむことが出来なかったのが残念です。最後

に,このような機会を与えてくださった福永学

長,金久系主任,その他各位の皆様に厚くお礼申

し上げます。

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鹿屋体育大学学術研究紀要 第46号,2013

筆者のポスター発表 学会メイン会場の Moscone Center West

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