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・ロルカとカタルーニャ詩人を中心に

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Academic year: 2021

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ハイクとスペインの近代詩 ‑マチャード・ヒメネス

・ロルカとカタルーニャ詩人を中心に

著者 田澤 佳子

雑誌名 博士学位論文 内容の要旨及び審査結果の要旨

号 6

ページ 9‑12

発行年 2013‑06‑01

URL http://id.nii.ac.jp/1160/00001165/

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止

(2)

氏 名 学 位 の 種 類 学 位 記 番 号 学位授与年月 日 学位授与の要件 学 位 論 文 題 目

た ざわ よし こ

田 澤 佳 子

博 士(文 学) 博 第7号

平 成25年3月19日

学 位 規 則 第4条 第1項 該 当 ハ イ ク とス ペ イ ンの 近 代 詩

一 マ チ ャ ー ド ・ヒメ ネ ス ・ロル カ とカ タ ル ー ニ ャ詩 人 を 中 心 に

論文審査 委員 (主査)大 手前大学大学院教授 (副査)大 手前学園学術顧問 (副査)東 京大学大学院教授

雄 嗣 子

隆 皓 文

木 本 藤

柏 川 齊

論 文 内 容 の 要 旨

本 論 文 の 目 的 は 、 俳 句 が どの よ う な 形 で ス ペ イ ン語 圏 に伝 播 し、

な る影 響 を及 ぼ し た か を明 ら か に す る こ とで あ る。

本 論 文 の 構成 は 以 下 の 通 りで あ る。

そ し て ス ペ イ ン の詩 に い か

序章 第一・ 章 第二章 第三章 第四章 第五章 結語

俳 句 受 容 の 玄 関 ロ ー パ リ と ロ ン ドン

ス ペ イ ン の 三 大 詩 人 と俳 句 一 マ チ ャ ー ド、 ヒメ ネ ス 、 ロ ル カ 俳 句 伝 播 の 拠 点 「 学 生 寮 」

「ウル ト ラ イ ス モ 」 と 「 グ レ ゲ リア 」 の 役 割 カ タ ル ー ニ ャ の詩 人 ・文 化 人 と俳 句

ま ず 序 章 で は、 俳 句 が 二 十 世 紀 初 頭 に メ キ シ コ の 詩 人 ホ セ ・プ ア ン ・タ ブ ラ ー ダ に よ っ て ス ペ イ ン語 圏 に導 入 さ れ た と い う、 オ ク タ ビ オ ・パ ス の 説 の検 証 か ら始 め 、 この 分 野 に お け る先 行 諸 研 究 の 紹 介 、 検 討 を行 っ た。 そ の 結 果 、 第 一 に、 タ ブ ラ ー ダ 以 前 に も俳 句 が ス ペ イ ン語 圏 に入 っ て い た こ と が わ か っ た 。 第 二 に 、 ス ペ イ ン へ の ハ イ ク の 導 入 を研 究 す る た め に は 、 あ る 特 定 の 個 人 や 事 象 を 導 入 の き っ か け とみ な す の で は な く、 ヨ ー ロ ッパ 全 体 を 視 野 に 入 れ て 「 伝 播 の ネ ッ トワ ー ク 」 とい う観 点 か ら見 て い か な けれ ば な らな い と考 え る に い た っ た。

第 一 章 で は、 当 時 の ヨ ー ロ ッパ に お け る二 十 世 紀 の 「 俳 旬 ブ ー ム」 の 放 射 の 中 心 で あ っ た パ

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リ と ロ ン ドン に注 目 し、 ス ペ イ ン 語 詩 人 との 関係 を探 っ た 。 ス ペ イ ン の 詩 人 の 中 に は、 パ リで 新 しい 文 学 潮 流 に 直 接 触 れ た 者 が い た ば か りか 、 そ こで 創 作 活 動 を行 っ た 者 も あ っ た 。 ま た、

パ リや ロ ン ドン とス ペ イ ン 国 内 は 、 人 や 書 簡 、 雑 誌 な ど に よ っ て 密 接 に つ な が っ て お り、 情 報 は す ぐさ ま伝 わ っ た の で あ る。

ま た この 論 文 の 特 徴 の 一・ つ は、 ス ペ イ ン の カ タ ル ー ニ ャ地 方 の 役 割 に 目 を 向 け た こ とで あ る。

カ タ ル ー ニ ャ で は独 自 の 言 語 が 話 さ れ て い る が 、 ス ペ イ ン 語 とカ タ ル ー ニ ャ語 の 関 係 は 非 常 に 近 く、 知 識 人 の 間 で は 言 語 の 違 い に よ っ て お 互 い の理 解 が 妨 げ ら れ る こ と は な か っ た 。 実 は、

カ タ ル ー ニ ャ人 の 文 学 者 ア ウ ジ ェ ニ ・ ドー ス は 、 ス ペ イ ン 国 内 で も っ と も 早 い 時 期 に、 自分 の コ ラ ム で ハ イ カ イ を紹 介 し、 自作 の 「ハ イ カ イ 」 ま で 載 せ て い た 。 俳 句 伝 播 の ネ ッ トワ ー ク に は カ タ ル ー ニ ャ も含 ま れ て い た 。 も は や 誰 が い つ ス ペ イ ン に 持 ち込 ん だ の か な ど とい う こ と が 問 題 に な りえ な い ほ ど、 俳 句 は ス ペ イ ン を含 む 当 時 の ヨ ー ロ ッパ 文 学 界 に 「 雰 囲 気 」 と し て 蔓 延 して い た の で あ る 。

第 二 章 で は 、 ス ペ イ ン の 三 大 詩 人 ア ン トニ オ ・マ チ ャ ー ド、 フ ア ン ・ラ モ ン ・ヒメ ネ ス 、 フ ェ デ リ コ ・ガ ル シ ア ・ロ ル カ の 作 品 を と りあ げ 、 そ の 俳 句 的 な雰 囲 気 が彼 らの 作 品 に い か に 反 映 さ れ て い る か を、 彼 らの 人 生 と重 ね 合 わ せ っ っ 詳 細 に検 討 し た 。

マ チ ャ ー ドは、若 い 頃 にパ リ に滞 在 し、現 地 の 文 学 界 に 多 くの知 己 を得 た 。俳 句 の 流 行 が 始 ま っ て か らは 、 そ れ ら の 関 係 を駆 使 し て情 報 を得 る こ とが で き た 。 ま た 、 国 内 で は ヒメ ネ ス と親 し く し、 情 報 の 交 換 を 行 っ て い た 。 彼 の 初 期 の 詩 に は俳 句 と見 ま が う ば か りの 作 品 が 少 な か らず あ る。 ま た そ の 後 の 代 表 作 『カ ス テ ィ ー リ ャ の 野 』 な ど に も、 俳 句 に触 発 さ れ た と しか 考 え ら れ な い 新 し い 自 然 描 写 が 見 られ る。 マ チ ャ ー ドは、 常 に 新 しい 詩 を 作 り あ げ る こ と を 目指 して お り、 そ の た め の 刺 戟 と して 様 々 な形 で 俳 句 の 諸 要 素 を 取 り入 れ た の だ ろ う。

ヒ メ ネ ス も 早 い 時 期 か ら、 海 外 の 文 学 に 関 心 の あ る文 学 者 の グ ル ー プ や 、 フ ラ ン ス 語 や 英 語 の雑 誌、 な ど を 通 して 俳 句 に つ い て 知 る こ と が で き る立 場 に い た 。ヒメ ネ ス の 「 新 婚 の 詩 人 の 日記 』 な ど、後 期 に 属 す る詩 に は俳 句 の 受 容 が あ る と言 わ れ て きた が 、そ れ 以 外 の 作 品 、そ の 中 に は 「プ ラ テ ロ と私 』 の よ う な 散 文 詩 に さ え そ れ が 認 め られ る の で あ る 。 ヒ メ ネ ス は英 語 、 フ ラ ン ス 語 の詩 を 読 ん だ り、 タ ゴ ー ル の詩 を翻 訳 す る こ と に よ っ て も俳 句 の理 解 を深 め て い き、後 期 の 「 裸 の詩 」 と彼 自身 が 呼 ぶ ス タ イ ル に到 達 す る。

ロ ル カ の 周 辺 に も早 くか ら俳 句 と触 れ る こ と の で き る環 境 が あ っ た 。 大 学 時 代 に マ チ ャ ー ド の も と を訪 れ て 、 俳 句 に触 発 さ れ た と考 え ら れ る 詩 の 朗 読 を 聞 い た り、 日本 に 行 っ た 友 人 か ら 情 報 を得 た り、 とい っ た 具 体 的 な 事 実 も さ る こ と な が ら、 何 よ り も ヒメ ネ ス ら に よ っ て 形 成 さ れ て い た ス ペ イ ン文 学 界 に お け る俳 句 流 行 の 雰 囲 気 が 、 ロ ル カ に大 き な 影 響 を及 ぼ し た と思 わ れ る。

ロ ル カ の 詩 に は、 初 期 か ら俳 句 との 関 連 を う か が わ せ る要 素 が 認 め られ る。 た だ 、 ロ ル カ 自

身 は、 「 ハ イ カ イ 」 と題 す る詩 まで 作 っ て い な が ら、 ハ イ カ イ を ス トレ ー トに取 り入 れ る こ と に

は 抵 抗 感 を 示 して お り、 葛 藤 が 見 られ た。 し か し そ の 後 の 作 品 を見 て い く と、 結 局 彼 は、 自分

な りに ハ イ カ イ を咀 噛 吸 収 し、 詩 の 中 に溶 け込 ませ た と思 わ れ る。

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第 三 章 で は 少 し観 点 を 変 え て 、 俳 句 伝 播 の 拠 点 と し て の マ ド リー ドの 「学 生 寮 」 に つ い て 論 じ た。 二 十 世 紀 前 半 に 自 由主 義 的 な 思 想 に基 づ き、 先 端 的 学 問 を若 者 に伝 授 す る こ と を 目標 に 作 られ た こ の施 設 で は 、 そ の 後 、 ス ペ イ ン を 代 表 す る知 識 人 、 芸 術 家 と な る人 々 が 多 く学 ん で い た 。 ま た 、 そ こ を 訪 れ た 内 外 の知 識 人 た ち も鐸 々 た る顔 ぶ れ で あ っ た 。

ロ ル カ は 寮 生 と し て こ こで 生 活 し た 。 ヒ メ ネ ス は テ ユ ー タ ー 的 な 存 在 と して 寮 生 と接 して い た 。 マ チ ャ ー ドは居 住 し た こ と こ そ な か っ た が 、学 生 寮 の教 育 方 針 に 共 鳴 し、密 接 な 関 係 を持 っ て い た 。 こ の ほ か 、モ レ ノ ・ビ リ ャ、デ ィ エ ス=カ ネ ドな ど、詩 人 と し て 、あ る い は 出版 人 、オ ー ガ ナ イ ザ ー と して 様 々 な 形 で 俳 句 の 普 及 に 貢 献 す る 人 々 が 学 生 寮 周 辺 に集 ま っ て い た 。 ま た、

この 章 で は ロ ル カ ら寮 生 た ち が 楽 し ん だ短 詩 遊 び 「ア ナ グ リ フ ォ」 に つ い て も、 俳 旬 との 関 連 とい う観 点 か ら論 じた 。

第 四 章 は、 「ウル トラ イ ス モ 」 と、 ゴ メ ス ・デ ・ラ ・セ ル ナ が 始 め た 新 しい ジ ャ ン ル 「グ レ ゲ リ ア」 の 分 析 に 当 て ら れ て い る。 ウ ル ト ラ イ ス モ は モ デ ル ニ ス モ と二 十 七 年 世 代 の 狭 間 に あ っ て 影 が 薄 く、 一 流 の 詩 人 を 輩 出 し た わ け で も な い が 、 俳 句 へ の 関 心 は 大 変 高 く、 見 過 ご す わ け に は行 か な い 文 学 運 動 で あ る。 と くに 、 ゴ メ ス ・デ ・ラ ・セ ル ナ は 自 ら編 み 出 し た 「グ レ ゲ リ ア」

とい う短 詩 で 、現 実 を鋭 く切 り取 っ て 提 示 し続 け 、文 学 史 に名 を 残 し た 。そ の 詩 形 の 短 さ と ウ ィ ッ トに は俳 句 に 通 ず る も の が あ る 。

第 五 章 で は 、カ タ ル ー ニ ャ の 詩 人 ・ 文 化 人 の 役 割 に つ い て 考 察 し た 。 ス ペ イ ン詩 を論 ず る場 合 、 これ ま で は ス ペ イ ン語 で 書 か れ た 詩 ば か りが 対 象 と な っ て い た が 、 実 は 、 カ タ ル ー ニ ャ語 の 詩 に も優 れ た も の が 多 く、 ス ペ イ ン 語 とカ タ ル ー ニ ャ語 の 詩 は 相 互 に影 響 を与 え 合 っ て い た 。 し か も、 地 理 的 に も フ ラ ン ス とス ペ イ ン の 間 に 位 置 す る カ タ ル ー ニ ャ は 、 本 論 文 に お い て も非 常 に重 要 な位 置 を 占 め て い る 。

ア ウ ジ ェ ニ ・ ドー ス の ハ イ ク に 関 係 す る仕 事 に つ い て は す で に触 れ た が 、 彼 は 学 生 寮 と も か か わ り を 持 っ て い た。 そ こ で も 、 ス ペ イ ン語 詩 人 に ハ イ カ イ を 伝 え る役 割 を 果 た し た だ ろ う。

他 方 、 ジ ュ ゼ ッ プ ・マ リア ・ジ ュ ノ イ は ハ イ カ イ に 非 常 に 強 い 関 心 を示 し、 生 涯 、 質 の 高 い 「 ハ イ カ イ 」 を 書 き続 け た。 カ タ ル ー ニ ャ の 国 民 的 詩 人 ジ ュ ア ン ・サ ル バ ッ ト=パ パ セ イ ッ トも、

俳 句 を 取 り入 れ て 独 自 の 詩 の 世 界 を実 現 し た 。

結 語 。 従 来 、 ス ペ イ ン語 圏 へ の俳 句 の 伝 播 の研 究 は 、 い つ 誰 が 導 入 した か と い う こ とに 偏 り が ち で あ っ た が 、 俳 句 が ヨ ー ロ ッパ で 流 行 し た 時 期 に は ス ペ イ ン語 圏 も そ の 範 囲 内 に含 ま れ て お り、 そ の よ うな 視 点 は 意 味 が な い 。 ス ペ イ ン の 詩 人 た ち は 多 様 な ネ ッ ト ワ ー ク に よ っ て フ ラ ン ス や 英 国 な ど と繋 が っ て お り、 そ れ を伝 っ て 俳 句 が 導 入 さ れ た。 ス ペ イ ン の主 な 詩 人 た ち は、

俳 句 に触 れ て そ れ を 吸 収 し、自分 の作 品 に活 か して い っ た 。そ の度 合 い や 形 態 は さ ま ざ ま で あ る。

ま た、 俳 句 に よ っ て 変 容 した 詩 に 触 発 さ れ て 新 しい 詩 を作 っ た 詩 人 た ち も い た 。 一 見 、 俳 句 と

は 直 接 関 係 が な さ そ う な 詩 は こ れ まで ハ イ ク 研 究 の 対 象 に は な っ て い な か っ た が 、 そ れ らの 中

に も俳 句 の 痕 跡 が あ る。 ス ペ イ ン が 誇 る三 大 詩 人 も こ れ まで 考 え ら れ て い た 以 上 に俳 句 と大 き

な係 りを持 っ て い た 。 さ ら に、言 語 が 違 う た め に、今 ま で研 究 対 象 と な っ て い な か っ た カ タ ル ー

ニ ャ も俳 句 伝 播 にお い て 重 要 な役 割 を 果 た して い た 。

(5)

審 査 結 果 の 要 旨

本 論 文 は 、 日本 の 俳 句 が どの よ う に ス ペ イ ン に 導 入 さ れ 、 ス ペ イ ン の 詩 人 た ち の 詩 作 品 に ど ん な 影 を落 と して い る か を 、 詩 人 た ち の 文 学 的 な 履 歴 と具 体 的 な 諸 作 品 を 提 示 、 分 析 す る こ と に よ っ て 明 ら か に し よ う と し た も の で あ る 。 第1章 は20世 紀 初 頭 の パ リ と ロ ン ドン で の俳 句 の 紹 介 状 況 と、 ス ペ イ ン詩 人 た ち の 受 容 と創 作 の 実 態 を検 討 し、 第2章 は 近 代 ス ペ イ ン の3大 詩 人 、 ア ン トニ オ ・マ チ ャ ー ド、 フ ァ ン ・ラ モ ン ・ヒ メ ネ ス 、 フ ェ デ リコ ・ガ ル シ ア ・ロ ル カ の 詩 作 の 中 の 「 俳 譜 」 的 要 素 を摘 出 、 第3章 は ヒメ ネ ス や ロ ル カ が 俳 句 に 接 す る き っ か け とな っ た 「自 由 教 育 学 院 」 と そ の 「 学 生 寮 」、 俳 句 的 発 想 にっ な が る 「ア ナ グ リ フ ォ 」 遊 び 、 さ ら に は

「学 生 寮 」 を 中心 に 若 い 詩 人 た ち を巻 き込 ん だ 詩 人 た ち の ネ ッ トワ ー ク な ど を詳 述 し な が ら、 彼 らの 個 々 の作 品 を分 析 し、 第4章 は俳 句 と密 接 な 関 わ りを も つ 詩 の 革 新 運 動 「ウ ル トラ イ ス ム」

と短 詩 型 「グ レゲ リア」 を 論 じ、第5章 は カ タ ル ー ニ ャ の 詩 人 や 文 化 人 、 と りわ け カ タ ル ー ニ ャ の 国 民 的 詩 人 と さ れ る ジ ュ ア ン ・サ ル バ ッ ト ・パ パ セ イ ッ トを 取 り上 げ て 、 そ の3行 詩 、4行 詩 が 俳 句 的 世 界 を想 起 させ る こ と を述 べ 、 結 語 で 全 体 を総 括 す る。

本 論 は、 近 代 ス ペ イ ン を 代 表 す る 大 詩 人 た ち の ほ か 、 従 来 あ ま り紹 介 さ れ て こ な か っ た 多 数 の 詩 人 た ち の 作 品 を取 り上 げ て 、 彼 らの 制 作 の ひ とつ の 大 き な フ ァ ク タ ー と な っ た 俳 句 の 痕 跡 を 詳 細 に探 っ た こ と、20世 紀 初 頭 の 欧 米 にお け る俳 句 受 容 にっ い て 多 くの 資 料 や 論 文 を精 査 し、

「自 由 教 育 学 院 」 の 存 在 と そ の 「 学 生 寮 」 が 果 た した 大 き な 役 割 を初 め て 明 らか に した こ と、 そ

して カ タ ル ー ニ ャ の 詩 人 た ち の 経 歴 や 作 品 を くわ し く紹 介 ・評 価 した こ と な ど、 新 しい 知 見 を

も た ら した 諸 点 が 高 く評 価 さ れ る。 博 士 論 文 と して 一 定 以 上 の 水 準 を示 し た も の と審 査 員 一 同

認 め る も の で あ る。

(6)

博士学位論文 内容の要旨及 び審査結果 の要 旨(第6集)

平 成25年6月1日 発 行

編 集 ・発 行 大 手 前 大 学 大 学 院

〒662‑8552兵 庫 県 西 宮 市 御 茶 家 所 町6‑42

TELO798‑32‑5009

参照

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