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九州大学総合研究博物館概要(平成29年)

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3.

4.

5.

6.

ご あ い さ つ

役 割 と 事 業

教 員 紹 介

標   本

展 示 と そ の 他 の 活 動

資 料 編

組 織

九州大学総合研究博物館規則(平成27年10月26日改正)

アクセス

Roles and Projects

Academic Staffs

Specimens

Exhibitions and Other Activities

information Organization

Regulations

(3)

 「博物館は、単なる過去の遺物の貯蔵 庫ではない。それは、過去と現在の知識と

記憶を次代につなげ、未来を作り上げる装置である。」

(吉田憲司、

『博物館概論』2011より)

 九州大学総合研究博物館は学内共同研究教育施設として 2000 年に設置されま

した。一般に公共の博物館は資料や情報の収集・保管、展示・教育普及、調査研究

という機能があり、これらの役割を果たすことにより、人類共有の遺産を次世代へと

伝えるという使命を帯びています。大学博物館は公共の博物館の機能を備えつつ、

特に専任の教員を配置しているところでは、学 術標本を基とする詳細な分析・評 価、

新しい研 究領域の開拓、新しい研 究手法の開発などにひいでた活動を行っている

ところが多いようです。さらに、大学博物館には公共の博物館にはない独自の機能が

あります。すなわち、大学で行われた研究をベースとして、大学の過去・現在を見つめ、

未来を作り上げることであります。

 九 州大 学にはこれまでの研 究 教育活動で活用されてきた約 750 万点あまりの

自然史・文化史・技術史関連のコレクションがあるとされています。総合研究博物館は

これらの散逸・劣化を防ぎ次世代への遺産として収集・保存するように努めています。

同時に、博物館は教員の専門を生かした組織的な標本の収集と分析を行っています。

博物館教員はまた、本学で開講されている学芸員関連科目も担当しており、博物財を

扱う高度な専門管理者や戦略的な企画構想者の育成に寄与しております。さらに、

大学の社会へ開かれた窓として、小中学校や一般施設での展示・公開・講演なども

行っており、博物館のもつネットワークは市民社会へも広がっています。

 九州大学は2018 年に伊都キャンパスへの移転がほぼ終了します。ただし、総合研究

博物館は、しばらくの間、箱崎地区に保存建築物として残る旧工学部本館で活動を

継続する予定です。もっとも、伊都キャンパスにも一部機能を移し、今後もより一層の

努力をつづけてまいりたいと思っています。皆様の一層のご理解・ご支援を賜りますよう

お願い申し上げます。

九州大学総合研究博物館 館長

(4)

 設置目的

 九州大学総合研究博物館は、九州大学の学内共同教育 研究施設です。当博物館の目標は、学術標本の収蔵・保存、 展示・公開はもちろんとして、学術標本を深く調査・分析すると ともに、それらに関する研究教育の支援も行い、大学の内外 の研究教育活動に寄与することです。

 三研究系

 九州大学では、人文・社会科学や自然科学に関する標本や 資料を多数収蔵しています。それらの保存管理や学術情報の 抽出、展示公開などには、標本の特性に応じ、また九州大学 の研究内容に合った独自の方法が要求されます。そのため 当博物館では、研究教育支援事業を三つに整理し、それらを 円滑に機能させるために、三つの研究系を設けました。

 資料部

 九州大学にはこれまでに蓄積した学術標本について専門 的な知識を持つ多くの研究者が存在します。通常の博物館で 行うような個々の学術標本への対応は、専門家集団である

教員全体で行うのが望ましいことから、全学の教員から選ば れた兼任教員を中心とする資料部を設け、学術標本の収集・ 整理・公開に当たります。資料部には自然史・文化史・技術史 の3部門があり、それぞれが細かい専門分野に分かれます。 博 物 館の専 任 教員も資 料 部に属し、三つの系の立 場から 学術標本を用いた教育・研究を支援します。こうした仕事を 通し個々の研究領域や大学を超えて、学術標本を教育・研究 に活用し、開かれた大学を目指します。

 社会との連携

 公立博物館などと共催での公開展示や学内展示を行い、 大学の研究・教育を広く紹介します。インターネット博物館を 充実させ、公開展示や大学収蔵標本の概要を紹介します。社会 の高齢化が進み生涯学習の機会が広く求められている現状 に鑑み、普及講演会を開催して生涯学習に積極的に寄与します。 フィールドミュージアム部を作って、社会人・学生を対象に野外 実習を行います。国内外の博物館職員・学芸員の研修や研究 のトレーニングを行います。専任教員が地域活動に参加すると ともに、地域の人々が博物館活動に参加できる場も設けます。

九 州 大 学

学術標本の提供 研究成果の提供 データベース化した

標本情報の提供

(分類情報・所蔵情報・画像情報)

分析技術と分析結果の 提供

学術標本による 実証的教育

教  員

附置研究所 研 究 院 学   府 学   部

(5)

学術標本の分析新たな情報の抽出

●分析技術開発系

 学術標本から先端的分析法により新たな 学術情報を抽出し、その理論・方法に関する 研究と教育を行います。そして分析結果を新た な分類のため一次資料研究系へ提供し、開示 研究系へは臨場感あふれる展示・公開のため に必要な抽出情報などを提供します。

学術標本の調査・収集・分類・保存

●一次資料研究系

 学術標本の調査・収集、分類・保存およびその理論・方法に 関する研究と教育を行います。そして研究成果とそれに基づいて 適切に維持・管理された標本を、分析・抽出のための一次資料 として分析技術開発系に提供し、開示研究系へは展示・公開

のための学術標本や総合的分類の成果と分類体系を提供します。

学術標本の展示・公開学術標本のデータベース化

●開示研究系

 展示・公開のために、学術標本の持つ情報のデータベース化と、 効果的な展示・公開のための理論・方法の研究と教育を行います。 総合的データベースによる標本整備状況を新たな調査・収集計画 の策定のために一次資料研究系へ提供し、標本の分析状況など 新たな技術開発のための情報を分析技術開発系に提供します。

九 州 大 学 総 合 研 究 博 物 館

地 域 社 会

他 大 学・研 究 機 関

学術標本の展示・公開 研究成果の公表

リカレント教育 公開講座

(6)

 アリ類を対象に分類・生物地理・群集生態などの研究 を行っている。2017年はヒアリの発見が 話題になった が、2008 年に出版した『ヒアリの生物学:行動生 態と 分 子 基 盤』(東 正 剛、S.D.ポーターと共著)で日本への 侵入を警告していた。熱 帯農 学 研 究センターの教 授・ センター 長でもあり、農 学 分 野 で の 国 際 協 力として、 バングラデシュ、ベトナム、ミャンマーなど熱帯アジアで 高等農 業教育に関する数々のプロジェクトを手がける。 また2009∼2014年は「グローバル30」事業で英語による 教育など教育国際化を推進、2014 年より副学長として 九 州大学の「スーパーグローバル大学創成支 援事 業」 (SHARE-Q)を担当、大学国際化とガバナンス改革など

大学運営にも関わっている。

▼ 資料調査中

 一次資料 研究系で、館蔵の考古資料・古人骨資料の 整理・管理を行うとともに、考古資料の研究を行っている。 最近は、六本松地区図書館から移管した旧玉泉館考古 学資料、寄贈を受けた文学部考古学研究室第二代主任・ 岡崎敬先生関係考古学資料の整理に力を注いでいる。 理 学 部 で 博 物 館 概 論・博 物 館 経 営 論 を 講じるほ か、 比較 社会文化研究院の兼担として、階級社会 形成論・ 総合演習を担当し、大学院生の教育を行っている。  個 人 的 研 究の主要テーマは、日本の弥生時 代 から 奈良時代に至る社会変動と国家形成過程の解明。ここ 数年は、①階級社会・国家形成の理論的検討、②東アジア における国家 形成過 程の地 域 間比 較、③弥生時 代に おける集団祭祀の盛衰と首長層成長過程の関係、④古代 における都城制の受容と変容、特に都城中枢部の構造 変化とその歴史的背景、⑤西海道における官衙・寺院の 様相からみた地方支配機構の建設過程、などについて 研究している。

▲ 弥生時代の祭祀土器 ▲ 弥生時代の剣形祭器 ▶

東正剛、緒方一夫、S.D. ポーター 著 『ヒアリの生物学:行動生態と分子基盤』 海游舎/ 2008 年 発行

研究部 一次資料研究系

教授 

岩永 省三

専門分野 : 日本考古学

IWANAGA Shozo

館長 

緒方 一夫

専門分野 : 昆虫学・農学国際協力

OGATA Kazuo

▼ 熱帯農学研究センターに収蔵されている 熱帯アジアのアリ標本

(7)

 ヒグマの出没する北 海 道や北 太平洋地 域を中心に、 詳 細な野 外 調 査に 基づくフィールド古生物 学の立 場 から、①過去 5 億年間で地球温暖化が最も進んだ白亜 紀の環境やアンモナイト化石群の変遷、②個体変異や 個成長など集団の概念に基づくアンモナイトの系統分類 の再構築などを主要テーマとして研究している。さらに、 ③化石の保存・産状に着目したタフォノミーの研究を日本 で 最初に立ち上げ、皮膚・筋肉・眼・付属肢など軟体部 が 残された異常に保 存 の良い 化 石に着目し、生物の 遺骸が化石として保存されるメカニズムの解明をめざし ている。このような研究をとおして、学生諸君や博物館 来館者各位に『化石研究のおもしろさ』を伝えてゆきたい。

 近代以前の日本の鉱山の技術史を科学的に検証する 試みとして、日本全国の主要鉱山、鉱山関連遺跡、ある いは博物館・資料館等に残る関連資史料を対象に研究 を進めている。現地調査で得られたズリ(低品位の鉱石) や製 錬滓(スラグ)の化学組 成分析 や鉱物同定により、 原料鉱石の推定、金属生産のプロセス(選鉱、製錬、精錬) や目的金属の特定を行っている。現在の主なフィールド は、山口県長登 銅山(奈良の大仏の銅を生産)や、島根 県石見銀山(世界遺産)、新潟県佐渡金山、兵庫県多田 銀山、生 野 銀山、福岡県 香 春 銅山等が 挙げられる。尚、 佐渡金山では金山絵巻に描かれた金属生産技術を科学 的に読み解く試みを行っている。

 また、国内に限らず、国外の調査も進めており、これまで にフライベルク鉱 山、グリュンタール製 錬 所(ドイツ)、 ファールン銅山(スウェーデン)、バンスカ・ステアヴィニ ツァ(スロバキア)、銅緑山、銅官山(中国)等での現地 調査を行ってきた。

大型 ▲ ▲ 金銀銅鉛山見分秘伝書・乾 ▲ 吹屋之図

▼ モンゴルのゴルヒ花崗岩地域にて ▼ 北米三畳系の地質調査

研究部 分析技術開発系

准教授 

中西 哲也

専門分野 : 鉱床学・鉱山技術史

NAKANISHI Tetsuya

研究部 分析技術開発系

教授 

前田 晴良

専門分野 : 地質学・古生物学

(8)

 (1)植物の種生物学的・生物地理学的研究、(2)ゴール 形 成 昆 虫の種 分 化とゴール 形 状 進 化の 研 究、および (3)博 物 館学的な研 究をしている。(1)では、バラ科 キイチゴ属とワレモコウ属を材料として、現在は交雑帯 を研 究している。2009 年度から、植物同定システムに 関する共同研究にも着手している。(2)では、クスノキ科 シロダモとそれに寄生するシロダモタマバエ、ブナ科ブナ とそれに寄 生するブナカイガラタマバエを材料として、 生態学的・系統学的・生物地理学的研究に取り組んでいる。 2010 年度からは、常緑樹に寄生するタマバエ・タマバチ 類の適応放散に関する、インドとの共同研 究を行って いる。(3)では、展示室におけるユーザー調査や、新たな 開示手法開発 や標本管理システム改 良のための基 礎 研究に取り組んでいる。2010 年度からは、標本の3D 化 とそれを用いた学習プログラムの効果に関する共同研究 を始めている。

▲ ブナとタマバエ ▲ キイチゴ

▼ ブナの新芽を観察

研究部 開示研究系

准教授 

三島 美佐子

MISHIMA Misako

専門分野 : 植物系統学・種生物学

 昆虫のなかでもとくにアリやシロアリと共生する昆虫 (好 蟻 性 昆 虫・好白蟻 性 昆 虫)を研 究 材 料としている。

これらの昆虫は種多様 性の解 明が 非常に遅れており、 主としてその体系学的研究(新種記載等)を行っている。 また、これらは進化を論じる上でも興味深い材料であり、 分子系統解析を主な手法として、系統進化に関する研究 を進めている。主に世界の熱帯地方で調査を行っており、 マレーシアとタイを主な調査国としているほか、南米や アフリカにも訪れている。また調査と同時にさまざまな 昆虫類を採集し、熱帯域における昆虫全般の種多様性 調査も行っている。年間数万頭の昆虫を採集し、標本化 を行い、国内外の研究者の利用可能な学術資料の収集と 整備を進めている。また、昆虫標本を用いた展示と普及 啓蒙活動や執筆活動にも力を入れているほか、動植物を 題材とした自然芸術にも関心を持っている。

▼ アマゾンで夕飯のピラニアを釣ったところ

研究部 一次資料研究系

准教授 

丸山 宗利

MARUYAMA Munetoshi

専門分野 : 昆虫を研究材料とした体系学・系統進化学

(9)

 ①穿孔性二枚貝ニオガイ類の穿孔 機 能と進化に関 する研 究、②学内所蔵 標 本・資 料の整 備・情 報化等の キュレーティングや公開、③国内古生物標本情報のネット ワーク化プロジェクトを行っている。①では、ニオガイ上科 に 属 する二 枚 貝の 生 活 様 式 の 進 化 を研 究している。 ニオガイ類は、岩石・木材・サンゴなど、様々な硬さの基盤 に穿孔しており、その穿孔 機 能がどのように獲 得され、 多様化したのか研究している。②では、学内に所蔵され た地質学・古生物学に関する標本・資料について整備・ 情報化等のキュレーティングを行っている。また、博物館 における標本・資料情報の公開や利便性向上など、データ ベースの研 究・開発に取り組んでいる。③では、全国の 大学・博物館・資料館等における古生物標本の所蔵情報 に関するネットワークを構築するプロジェクトを行って いる。特に、古生物学の文献に記載された証 拠 標本に ついて所蔵調査を進めている。

研究部 開示研究系

助教 

米元 史織

YONEMOTO Shiori

専門分野 : 人類学

 専門は人類学で、形質人類学と骨考古学という2 つの 分野を横断するような研究をしている。博物館においては、 古人骨・動物骨格標本の整理・管理・展示・公開を中心に 担当している。また、比 較 社会文化 学府の骨 学 実習・ アジア埋 蔵 文化財研 究センターの文化財調査法開発 部門も担当している。

個人的研究の主要テーマは、骨形態の変異から過去の 人々の生 業 様 式・生活様 式を明らかにすることである。 主として、筋骨格ストレスマーカーという手法を用いており、 この方法は、四肢骨の筋・靭帯・腱付着部の発達度から、 身体をどのように動かしていたかを読み取る方法である。 生業様式や生活様式、 男 女 の 分 業 や 年 齢 による活 動の区分の あり方、個人間の差が 地 域や時 代によって どのように異なるのか を検討し、身体活動の 差の時 代変化と社会 の階層化、分業・専 業 化の 進 展との関連を 明らか にするという 研究を行っている。

研究部 開示研究系

助教 

伊藤 泰弘

ITO Yasuhiro

専門分野 : 古生物学

▲ 岩石に穿孔したカモメガイ類 ▼ 東大古生物標本室にて

▼ 遺跡調査

(10)

2,870 2,870 9,381 26,967 994,500(480) 400,000 1,430,848(480) 261 261 36 10,000 10,036 14,500(10) 250 32,000 650 2,500 54(観測点)

3 5,680 27,300 23,100 41,100(1,600) 85,100(2,300) 30 22,520 41,700 296,541(3,910) 100,200 多数 6 数十点

380 139 500 101,225 1,450 1,450 5,433 150 5,583 1 57 58 4,030,000(3,081) 8,590 200 1,373(1) 500 17,048(219) 8,300 31 11,215 1,450,000 10,000(50) 5,000 13,000(8) 25,000 100 3,232 719 736 1,020 5,586,864(3,359) 7,434,882(7,749) 考古学資料

(小計)

地質学標本

古人骨資料、考古資料 昆虫標本及び植物標本 中世・近世・近代資料 (小計)

近代建築遺物、近世建築遺物、近世・近代民具 (小計)

近世捕物用具類等 近世・明治初期古文書類等 (小計)

植物標本 火山岩標本

九州地域及び雲仙火山の地震データ(震源・波形) 雲仙普賢岳噴火関連VHSビデオテープ、8mmビデオテープ、フォトCD アフリカ及びチベット海外学術調査資料 環太平洋地磁気ネットワークデータ

昭和30年頃から世界で初めて単離あるいは合成された芳香族カロチノイド 海洋生物標本(魚類、底生生物、海藻類 ほか) 地質標本

岩石標本

鉱物標本(高壮吉標本、吉村豊文標本) 化石標本(松本コレクション) 海底熱水系試料

夾炭層標本 鉱石標本 (小計)

人体病理標本(主に脳神経) 人体臓器標本

膀胱・腎結石

法医学、犯罪学、人類遺伝学関係標本

寄生虫体および臓器標本 人体及び動物の解剖模型標本

切除臓器の凍結標本、抽出したDNA・RNA、培養細胞 (小計)

日本人および台湾人一般集団歯列模型 (小計)

資源工学及び材料工学関連標本 日本刀に関する資料および史料 鉱山関連文書

(小計)

機械翻訳実験機KT-1 電気器具標本一式 (小計)

昆虫標本

植物標本(初島コレクション・竹内コレクション) タンガニイカ湖産シクリッド科魚類標本 動物標本

魚類標本

南洋植物さく葉標本(金平コレクション) さく葉植物標本(中島コレクション)

ボルネオ・パプアニューギニア等の民芸品(平嶋義宏コレクション) 昆虫標本(アリ類)

魚類標本(内田コレクション) 海草類さく葉標本(瀬川標本) イネの遺伝子資源(実験系統種子) 植物標本

天敵昆虫標本 在来農具

演習林 植物さく葉標本・材鑑標本 宮崎演習林植物さく葉標本・材鑑標本 北海道植物さく葉標本・昆虫標本 魚類標本

(小計) 全学合計

(2000年7月調査結果) 標本・資料等の名称 標本・資料等の名称 (括弧内は模式標本の点数)点数

人文科学研究院

比較社会文化研究院

人間環境学研究院

歯学研究院

工学研究院

システム情報科学研究院

農学研究院 法学研究院

理学研究院

医学研究院

点数

(11)

3. 魚類

 内田恵太郎氏が朝鮮半島で収集した、主に淡 水魚類の液浸標本。「朝鮮魚類誌」の もとになった極めて重要な資料となっている。

内田恵太郎魚類標本資料

1. 化石・貝類

 九州大学理学部地質学教室(現地球惑星科学教室)では、新生代化石との比較のた めに、教員や学生が野外調査に出かけるたびに国内或いは国外の現生貝類標本を集め、 佐藤コレクションなどの寄贈を受けてきている。それらの標本は現在、博物館が進めて いるデータベース化の計画に乗って整理が行われている。

 化石標本は、理学部地球惑星科 学教室で保管、管理されており、データベース化は 地球惑星科学教室と共同で行っている。

現生貝類標本

 故 佐 藤 勝 義 氏(福 岡 市)が 収 集した有 殻 軟体 動 物(腹 足 綱・二 枚 貝 綱・頭 足 綱・ 掘足綱・多板綱)標本。日本産の標本が中心である。九州の標本は自分で採集したもの が多く、産地・採集年月日など正確な情報がついている。

佐藤コレクション

 日本貝類学会評議員池辺進一氏(和歌山市)が採集した日本産の小形の二枚貝類の コレクション。池辺氏の二枚貝綱・腹足綱の標本は、和歌山県立博物館に寄贈されている が、二枚貝研究用として新たに1セットを作り、九州大学総合研究博物館に寄贈された。

池辺コレクション

2. 昆虫

 故佐々治寛之博士(元 福 井大 学 教育学部 教 授)の寄贈品。テントウムシ等を含む ヒラタムシ上科甲虫のコレクションで、この分類群としてはアジア最大の標本群である。

佐々治寛之甲虫標本(約 6万頭)

 故大塚勲氏のご遺族の寄贈品。大塚氏は多くの専門家に同定を依頼して熊本県の昆虫相 の解明に尽力された。様々な分類群からなる同定済みの標本群は国内で随一のものである。

大塚勲熊本産昆虫標本(約10万頭)

 主に嶌洪博士(九州大学名誉教授)が収集され、比較社会文化研究院に収蔵されていた もので、この科としてはアジア最大の収蔵。同定の難しい分類群で貴重な参照資料である。

ヤドリバエ科標本(約5万頭)

 平戸市在住の烏山邦夫司祭の寄贈資料で、世界各国の大型美麗種を中心とした昆虫 からなる。日本に数頭の貴重な標本も多く、今では入手不可能な種も少なくない。

烏山邦夫世界の昆虫標本(約12 万頭)

(12)

5. 人骨・脊椎動物骨格

 医学部解剖学教室の金関丈夫教 授・永井昌文教 授の調査・収集による資料を中心 とし、弥生・古墳時 代を中心に縄文時 代から近世に至る、質量ともに日本有数の資料。 金関教授の日本人起源論、永井教授の渡来形質拡散の地域差研究の元になった。

古人骨資料(約3000体)

 医学部解剖学教室旧蔵品。交連全身骨格標本が多く、ヒクイドリなど今日では希有な 種を含み、学術的また博物館資料としての価値が高く、脊椎動物の多様な世界を概観 できる。ゾウ・サイなどの化石資料もある。

脊椎動物骨格標本(約200体)

6. 考古

 旧制福岡高等学校・玉泉大梁教授の蒐集資料を中心とする。資料は旧石器時代から 江戸時代に及び、特に弥生時代(西新遺跡出土土器など)・古墳時代(岩戸山古墳出土 須恵器など)・古代(三宅廃寺出土瓦など)の九州における基準資料を含む点で貴重。

旧玉泉館考古学資料(10245点)

 福岡市在住の岡部信彦氏・岡部啓子氏より寄贈を受けた資料。中山先生が論文中に 掲載した遺物や、学史上重要な論文の自筆原稿を多数含み、学史的価値が非常に高い。 とくに福岡城址出土瓦は鴻臚館の場所特定の根拠となった。

中山平次郎先生関係考古学資料(336点)

 中国考古学・東西交渉考古学に多大な業績を残した岡崎先生の蔵書と、中国・中央 アジアを中心とした現地調査資料。それぞれ膨大な量で目下鋭意整理中。

岡崎敬先生関係考古学資料

 文学部考古学研究室初代主任・鏡山猛先生の調査資料。

鏡山猛先生関係考古学資料

4. 植物

 博物館が所蔵する植物標本(福岡県植物研究会から寄贈されたコレクション、また、 理学研究院や農学研究院から移産されたコレクション)の管理・整理およびデータベース 化を行っている。このほか、農学研究院が管轄する植物・藻類標本のデータベース化を、 管轄元の研究室と共同で行っている。

(13)

7. 鉱山関係

 九州大学の前身である工科大学の創設時から1920 年代までに購入した工作機 械 の一 群。エアーハンマ、ラジアルボール 盤、旋 盤、ドリル研 削盤、平削り盤、中ぐり盤、 形削り盤、ギヤシェーバが現存。旧工学部建物内にて保存。

実験工場所蔵歴史的工作機械(8台)

 九州大学(旧)冶金学科(現 物質科 学工学科、現在は総合研究博物館へ移管)図書 室が所蔵していた江戸時 代の製錬に関する記録史料です。銅の採鉱から製錬までの 絵図入りの解説書『鼓銅図録』や日本刀に関する記録を豊富に含んでいる。

材料工学部門所蔵文書(103点)

 九州大学工学部(旧)採鉱学科(現 地球環境工学科、現在は総合研究博物館へ移管) が所蔵する鉱山関係史料。江戸時代に東北の南部藩山師(南部藩御銅山廻銅支配人) で、尾去沢 銅山の責任者であった内田家の記 録 や大 葛金山の荒 谷 家 記 録をはじめ、 佐渡金山の絵図や銅の製錬などに関する記録を含んでいる。

鉱山関連文書(204点)

8. その他

 映画監督 故・田村悟史氏(1940−2008)らによる活動記録・資料および収集品から なる。2014 年度に、遺族より当館に寄贈された。

 本コレクションは、おおまかに、(1) 芸 能 関 連 調 査・記 録 資 料、(2) 地 域 記 録 資 料、 (3) 映 像制作 に関わる機材、(4) SPレコードと蓄音機、(5)文化活動実践記録などから 構成される。記録媒体は、映像、写真、音声、文字など多岐にわたる。その他、スクラップ ブックや文化施設に関わる参考資料、音楽関連書籍なども含まれており、多角的要素を 含む記録資料・地域資料群となっている。

田村悟史コレクション

(14)

Courtesy of Masato Hattori

展示

九州大学が、市民に開かれた大学としての責任を果たす一つの窓口として、大学で行って

いる教育・研究の成果を広く一般に公開・情報発信する目的で、各種の展示を行っている。

平成12年度よりさまざまな展示を行っているが、ここでは平成27 ∼ 29年度開催のもの、

継続展示中のものを紹介する。

● 九州大学標本・資料展示リニューアル 考古・人類展示「埋もれたものが歴史を語る」 会期:平成28 年 4月18日 ∼ 通年

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館

常設展示

 平 成 20 年 3 月に旧 工 学 部 本 館 建 物 3 階 の 第 9 番 講 義 室を改 修し、5月に開 室した。開 館 時 間は平日の 10:00 ∼ 17:00。学内各部局および総合研究博物館が 収 蔵 する 考 古 学 資 料 、記 録 資 料 、岩 石・鉱 物 標 本 、 化石標本、動物標本、昆虫標本、植物標本、技術史資料 の中から、ダイジェスト展示を行っている。

会期:平成29 年12月4日 ∼ 通年

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館

会期:平成 27年11月13日 ∼ 23日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館3階 301・340・341室 「地球−人と自然 恐竜発掘最前線」

会期:平成 27年11月21日 ∼ 23日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館3階第一会議室 JAXA「はやぶさ」計画:小惑星イトカワの謎を探る ●

公開展示

 創設以来、学外の施設を借用して年に一回実施する、一般 向きで規模の大きな展示を「公開展示」と呼んでいる。資料部 を通して学内諸部局に研究成果の発表を依頼している。

会期:平成 28 年10月8日 ∼ 11月13日 会場:メイン会場/福岡県立美術館

サテライト会場Ⅰ/九州大学総合研究博物館 サテライト会場Ⅱ/九州大学医学歴史館 主催:福岡県立美術館、九州大学総合研究博物館 共催:九州大学医学歴史館、

九州大学大学院人文科学研究院、 九州大学大学文書館

協力:九州大学大学院医学研究院 「九大百年 美術をめぐる物語」 ●

会期:平成 29 年 8月15日 ∼ 8月31日 志摩歴史資料館は、8月1日 ∼ 8月31日 会場:第1会場/「アジア・アフリカ編」

天神地下街イベントコーナー 第2会場/「南米編」

箱崎キャンパス旧工学部本館 3 階 第3会場/「新種発見編」 箱崎キャンパス旧工学部本館 3 階 第 4 会場/「日本編 小松貴写真展」 志摩歴史資料館

主催:総合研究博物館 共催:志摩歴史資料館 協賛:(株 ) 幻冬舎

後援:福岡市・福岡市教育委員会・西日本新聞社・毎日新聞社 協力:埼玉県立自然の博物館

吉田雅則

学内協力:農学研究院・比較社会文化研究院・ 基幹研究院・熱帯農学研究センター 「新種発見! 昆虫冒険旅行」

(15)

● 九州大学歴史的備品再生プロジェクト 会期:平成 28 年1月11日 ∼ 1月25日 九州大学歴史的備品再生プロジェクトⅡ 会期:平成 28 年2月12日 ∼5月10日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館 

共催:大川インテリア振興センター ● 伊都キャンパス 椎木講堂展示

「九大の歴史を語る什器たち―家具類と食器―」 会期:平成28 年4月4日 ∼7月1日

会場:椎木講堂ギャラリー・展示コーナー 主催:九州大学

共催:九州大学総合研究博物館 アジア埋蔵文化財研究センター 大学文書館・百年史編集室 ●「にょろにょろ!ドジョウとウナギ」

会期:平成 28 年5月23日 ∼7月15日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館

共催:九州大学農学研究院水産増殖学研究室

●「空飛ぶ水彩画−ビワハゴロモ」 会期:平成 28 年7月25日 ∼ 9月16日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館

九州大学農学研究院昆虫学教室 志摩歴史資料館夏期企画展

/九州大学社会連携事業 「きらめく甲虫」

会期:平成 28 年7月23日 ∼9月11日 会場:糸島市立志摩歴史資料館 主催:糸島市立志摩歴史資料館 ●

 大学内の施設で年に数回実施する小規模な展示を 「特別展示」と呼んでいる。研究成果のやや専門的な紹介 や九大所蔵標本の公開を主とする。学内外の機関・組織 との共催事業が増えつつある。開催場所は学内各所を主 とするが、学外施設の場合もある。

特別展示

●「知られざる絶滅危惧の昆虫 小松貴写真展2」 会期:平成27年 4月20日 ∼ 6月26日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 ●「中山平次郎先生 関係考古学資料 特別展示」

会期:平成27年 4月20日 ∼ 6月26日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室

● 志摩歴史資料館夏期企画展/九州大学社会連携事業 「KEMONO 糸島にすむケモノたち」

会期:平成 27年 7月22日 ∼ 9月13日 会場:糸島市立志摩歴史資料館

主催:総合研究博物館、九大糸島会、糸島市教育委員会、 志摩歴史資料館

●「奴国の南」

会期:平成27年 5月11日 ∼ 8月31日

会場:伊都キャンパス椎木講堂ギャラリー展示コーナー 共催:総合研究博物館、アジア埋蔵文化財研究センター、

埋蔵文化財調査室 ●「きらめく甲虫」

会期:平成27年7月6日 ∼ 9月25日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室

●「そこにあるちいさなせかい−ムシメセン写真展−」 会期:平成27年10月5日 ∼ 11月27日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 ●「九州大学教育・研究の最前線」

−第14回P&P研究成果一般公開− 会期:平成 27年12月1日 ∼ 12月25日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館3階 301・340・341室 共催:九州大学研究戦略会議・九州大学総合研究博物館

●「田村悟史コレクション初披露目」 会期:平成 29 年2月1日 ∼ 3月31日

(16)

学内連携企画

「総合研究博物館 エントランス展 I」 会期:平成 28 年2月17日 ∼ 12月14日

会場:伊都キャンパスウエスト1号館エントランスホール 理学部エントランスホール展示(博物館担当部分) ●

ウエスト1号館エントランス展示 ●

会期:平成 28 年2月17日より展示開始

会場:伊都キャンパスウエスト1号館 2 階エントランスホール 図書館展示

● −標本にみる九州大学の研究−

会期:平成 27年 4月13日 ∼ 7月9日 第 4 弾 「九州大学の植物標本」

会期:平成 27年 7月9日 ∼ 平成 28 年1月13日 第5 弾 「九州大学の昆虫標本 part.2」

会期:平成 28 年1月13日 ∼ 平成 28 年10月27日 第 6 弾 「九州大学の昆虫標本 part.3」

会期:平成 28 年10月27日 ∼ 平成 29 年 4月17日 第 7 弾 「九州大学の昆虫標本 part.4」

会期:平成 29 年 4月17日 ∼ 平成 29 年 7月10日 第 8 弾 「糸島の哺乳類」

会期:平成 29 年 7月10日 ∼ 平成 29 年11月7日 第9 弾 「九州大学の骨格標本」

会期:平成 29 年11月7日 ∼ 平成 30 年 3月26日(予定 ) 会場:箱崎キャンパス中央図書館2階エントランス常設展示コーナー 第10 弾 「玉泉館資料」

「骨を識る」

● −骨の見方、お教えします− 会期:平成 29 年 5月13日 ∼ 8月6日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館 3 階常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館

●「きらめく甲虫 Brilliant Beatles Part 2」 会期:平成 29 年11月13日 ∼12月13日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 主催:九州大学総合研究博物館

共催:三菱地所アルティアム 協力:(株)幻冬舎

共催

●「密やかな部屋−きらめく昆虫標本− WORLD OF INSECT SPECIMENS」 会期:平成 30 年1月20日 ∼ 3月11日 会場:三菱地所アルティアム

主催:三菱地所・三菱地所アルティアム・西日本新聞社 共催:九州大学総合研究博物館

監修:丸山宗利

協力:(株)幻冬舎・織田廣喜美術館

後援:福岡市・(公財)福岡市文化芸術振興財団 ● 佐賀県立博物館夏休み企画テーマ展

「おもしろいぞ、ほね ! Bones 展」 会期:平成29 年7月21日 ∼ 8月20日 会場:佐賀県立博物館 3号展示室 主催:佐賀県立博物館

共催:九州大学総合研究博物館

会期:平成29 年12月15日 ∼ 平成 30 年2月14日 第1章 12月15日 ∼ 1月10日

第2 章 1月12日 ∼ 1月24日 第3 章 1月26日 ∼ 2月14日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館[3 階展示室] 主催:AQAプロジェクト2017

(17)

●「九大遺産」を巡る博物館ツアー 会期:平成 28 年2月13日 会場:箱崎キャンパス

・ 総合研究博物館常設展示室 ・ 旧工学部本館 4 階第二会議室

 「青山熊治画伯筆壁画」 ・ 列品室1

● 福岡ミュージアムウィーク2016 参加に伴う施設公開 会期:平成 28 年 5月14日 ∼ 22日

(22日は、変電設備定期点検による 箱崎地区全停電のため休館) 会場:総合研究博物館常設展示室 開学記念事業に伴う一般公開 会期:平成 28 年5月14日 会場:箱崎キャンパス

・ 総合研究博物館第三分館 ・ 工学部列品室

・ 4階第二会議室 ●

●「地方創生∼九州地域間・産学官連携サミット」 に伴う施設公開

会期:平成 28 年2月13日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 ● オープンキャンパスに伴う施設公開

会期:平成 27年 8月1日 ∼ 8月3日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 ● 開学記念行事に伴う施設公開

会期:平成 27年 5月9日 会場:箱崎キャンパス

・ 総合研究博物館常設展示室 ・ 旧工学部本館 4 階第二会議室

 「青山熊治画伯筆壁画」 ・ 列品室1

・ 総合研究博物館第一分館

施設一般公開

 九州大学でひらかれるさまざまな催し(オープンキャンパス、 アラムナイフェス、ホームカミングデー)に際して、通常公開 していない分館、旧工学部本館第二会議室・列品室等を 一般公開している。一部の施設は公開しない場合がある ので、催しごとに内容を確認されたい。

□第三分館:貴重地質・鉱物標本(高標本)

主催は理学研究院。地球惑星科学教室が保存している。 鉱物・岩石・鉱石・化石標本の一部を展示している。 標本室の一般公開。

我が国の3大鉱物標本の一つ高壮吉標本を含む。 □第三分館:骨格標本室

貴重な古人骨資料 60 体・脊椎動物骨格標本200 体の公開。 古人骨は日本人起源問題の解明に用いられた重要資料。 動物骨格は希少種を含む九州有数のコレクション。

□第一分館:旧知能機械実習工場

旧工学部の機械実習工場、歴史的工作機械と鋳造実習室。

*第一分館は箱崎地区移転準備のため、2015 年5月に閉館しました。

□旧工学部本館4階:第二会議室

帝国大学時代の雰囲気を残す豪華な会議室で、 青山熊治画伯の巨大な油絵が有名。

旧工学部の資源系の研究室の教育研究収蔵展示。 鉱山機械、鉱石等。

(18)

●オープンキャンパスに伴う施設公開 会期:平成 29 年 8月5日、6日 会場:箱崎キャンパス

・ 総合研究博物館常設展示室 ・ 第三分館

●福岡ミュージアムウィーク2017 参加に伴う施設公開 会期:平成 29 年 5月13日 ∼ 21日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 会期:平成 29 年 5月13日、14日、20日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館第三分館 開学記念事業に伴う一般公開

会期:平成 29 年5月13日 会場:箱崎キャンパス

・ 総合研究博物館常設展示室 ・ 旧工学部本館 4 階第二会議室

 「青山熊治画伯筆壁画」 ・ 列品室Ⅰ

・ 総合研究博物館第三分館 ●

●オープンキャンパスに伴う施設公開 会期:平成 28 年 8月6日、7日 会場:総合研究博物館常設展示室

サテライト展示

 上記展示のみならず、当館の存在や活動を広く知って いただくべく、学外の数か所の施設を借用して小規模の 展示を行っている。

福岡空港サテライト展示(福岡空港第1ターミナル2階待合室)*

前原市伊都文化会館(玄関ロビー) 志摩歴史資料館(受付ロビー)

糸島市図書館二丈館(糸島市旧二丈庁舎)(玄関ロビー) 糸島市健康福祉センター「あごら」

* 福岡空港サテライトでの展示は、平成28 年9月をもって終了いたしました。

「みんなでつくろう!ミュージアム」プロジェクト: 博物館建設に向けた取り組み

 糸島地区を中心に、学外における九大博物館の認知度と 理解を高め、九大伊都キャンパスにおける博物館建設の 機運を醸成するために進めている。各種講演やワーク ショップのほか、従来のサテライト展示と異なる標本主体 の巡回展示を糸島市内で行っている。

● 福岡空港サテライト

会期:平成27年 10月 30日 ∼ 「福岡県のクワガタ1・2」

糸島市図書館二丈館(糸島市旧二丈庁舎)(玄関ロビー) ● 糸島地区サテライト

会期:平成27年 2月26日 ∼ 「大型美麗甲虫」 平成27年10月30日 ∼ 「福岡県の蝶 7」 平成27年10月30日 ∼ 「福岡県の蝶 8」 平成29 年 3月 17日 ∼ 「福岡県の蝶 9」

三学期のテーマ 地球と宇宙からの贈り物(化石) 会期:平成 30 年1月9日 ∼ 年度内継続予定 会場:福岡市立笹丘小学校

出張展示

●「笹丘小ミュージアム」

(19)

「夏の教室」 ●「地質の記念日 プロフェッサー前田の化石講座」

会期:平成28 年 5月14日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館3階10 番講義室 ひらめき☆ときめきサイエンス

● トピックス展「おしゃれ虫 カタゾウムシ」 会期:平成27年10月24日 ∼12月20日 会場:千葉県立中央博物館 第2企画展示室

主催:千葉県立中央博物館 共催:九州大学総合研究博物館 ● 九州大学総合研究博物館所蔵標本展示「きらめく甲虫」展

会期:平成27年12月1日 ∼ 平成28 年1月11日 会場:福岡県青少年科学館

主催:福岡県青少年科学館 共催:九州大学総合研究博物館 「文字の旅二千年−手書き文字からデジタルフォントまで」

第6回スタヂオポンテカリグラフィー作品展 会期:平成 27年12月5日 ∼12月13日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室・5 階展望室 主催:スタヂオポンテ 共催:九州大学総合研究博物館 ●

会期:平成 28 年 7月26日 カイコの繭からの糸取り体験 平成 28 年 7月27日 セミの標本作製体験 会場:箱崎キャンパス旧工学部本館 3 階会議室

「名月のしらべ」 ●

会期:平成 29 年9月23日、10月7日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館 4 階会議室 主催:総合研究博物館

共催:芸術工学研究院 「カイコの教室」 ●

会期:平成 29 年 8月26日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館 3 階第一会議室 「SPレコードに魅せられて−昭和の博多のうたを聴く」 ●

会期:平成 29 年 4月9日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館 4 階会議室 主催:総合研究博物館 

協力:芸術工学研究院、人文科学研究院 会期:平成 29 年 5月13日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館 2 階 4 番講義室 「地質の記念日 プロフェッサー前田の化石講座」 ●

特別

企画

通常の展示活動以外に、

ワークショップ・

カフェ形式の小講演会・音楽会・演劇

公演などの様々な試みを行っている。

特別企画

ミニ展示

公開講演会連動企画

会期:平成 27年2月21日 ∼ 3月27日 会場:総合研究博物館常設展示室

「科学と芸術のはざま−金平亮三の植物描画−」 ●

九州大学総合研究博物館サイエンストーク 「眼の軟組織が保存された最古の魚類化石発見!」

会期:平成 27年2月15日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館3階10 番講義室 ●

ワークショップ

会期:平成27年2月22日

会場:箱崎キャンパス21世紀交流プラザ I

「毛糸で描こう!ポンポンでどんぐり」

「双方向コミュニケーションの場づくりのための ワークショップ」

会期:平成27年3月6日

会場:天神ビル11階11号会議室(福岡市中央区天神) 九州大学社会連携シンポジウム

バックヤードツアー ●

会期:平成27年5月3日

会場:第一分館、五十周年記念講堂、旧工学部本館 ● 九州大学総合研究博物館第一分館閉館式

会期:平成27年 4月20日 ∼ 6月26日 会場:総合研究博物館第一分館 地質の日特別企画

「プロフェッサー前田の化石講座」 会期:平成27年5月9日

会場:箱崎キャンパス総合研究博物館常設展示室 ●

ひらめき☆ときめきサイエンス

「夏の教室弥生の人々の暮らしと昆虫とのつながり」 会期:平成27年7月25日、7月26日

(20)

社会

貢献

講演会、セミナー等により、九州大学

の教育と研究を市民一般に広く還元

すべく、さまざまな活動を行っている。

公開講演会

 一般市民を対象として、毎年度、活躍中の研究者等を演者 としてお招きし、科学や自然史に関する講演会を行っている。

● 恐竜発掘最前線

会期:平成27年11月21日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館1階大講義室 会期:平成 27年2月21日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館1階大講義室 科学描画−科学と芸術のはざま−

SPレコード&蓄音機の魅力

講演・セミナー・シンポジウム発表

「戦後日本の木製家具と家具道具室内史研究の最近の動向」 「木質家具再生への思い−九州大学歴史的備品再生プロジェクト−」

横田圭蔵(有限会社ヨコタ・ウッドワーク社長)、 吉田茂二郎(九州大学総合研究博物館館長) 会期:平成28年1月15日

会場:BIZCOLI(ビズコリ/福岡市中央区渡辺通 2-1-82 電気ビル共創館3F)

九大博物館ミュージアムセミナー vol.2 ● 九大博物館ミュージアムセミナー vol.1

新井竜治(家具史家・芝浦工業大学非常勤講師) 会期:平成28年1月25日

会場:BIZCOLI(ビズコリ/福岡市中央区渡辺通 2-1-82 電気ビル共創館3F)

●「私たちの昆虫旅行」 会期:平成29年8月26日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館1階大講義室 田村悟史コレクション初披露目 会期:平成29年2月4日

会場:九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館1階 大講義室 主催:九州大学総合研究博物館

協力:九州大学芸術工学研究院、九州大学人文科学研究院、 福岡市博物館、一般社団法人ミュージアム支援者協会 ●

岩永省三

会期:平成28年11月3日 会場:奈良国立博物館 主催:奈良国立博物館 後援:読売新聞社

正倉院学術シンポジウム2016 「奈良時代平瓦から見た正倉院正倉」 ●

前田晴良

会期:平成28年11月11日 会場:アクロス福岡円形ホール 主催:山口大学時間学研究所 アフタヌーンセミナー in福岡

「アンモナイトの死骸は浮くか沈むか?」 ●

米元史織

会期:平成29年2月18日 会場:群馬会館ホール 主催:群馬県教育委員会・

公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団 公開考古学講座

「人類学から明かされる金井遺跡群に生きた人々」 ●

丸山宗利

会期:平成29年2月26日 会場:朝日カルチャーセンター湘南 主催:朝日カルチャーセンター

朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 「アリの巣をめぐる冒険紀行」

丸山宗利

会期:平成29年3月7日

会場:箱崎キャンパス旧工学部本館2階第4講義室 主催:鹿児島県立楠隼中学校

鹿児島県立楠隼中学校

「フロントランナーとの出会い(九州大学研修)」 ●

理科読シンポジウム 丸山宗利

会期:平成29年2月25日

会場:東海大学代々木キャンパス4号館5階講堂 主催:NPO法人ガリレオ工房

(21)

同時開催 ありのままのアリの生活

展示協力

奇跡の容姿 ツノゼミ大集合! ●

会期:平成 27年 7月22日 ∼ 8月6日 会場:リバーウォーク北九州4 階

NHK 北九州放送局 リバーサイドスタジオ 特別展(巡回展)

● 「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」 ※化石標本2点提供(前田晴良教授)

会期:平成 27年 7月 7日 ∼ 10月 4日 国立科学博物館 平成 27年10月17日∼12月13日 名古屋市科学館 平成 28 年 1月 16日 ∼ 4月 3日 愛媛県美術館 平成 28 年 4月 16日 ∼ 6月 19日 大阪市立自然史博物館 平成 28 年 7月 15日 ∼ 9月 4日 岡山シティミュージアム

「石ふしぎ大発見展 2017第23 回大阪ショー」 ●

世界遺産登録10周年記念 ●

「石見銀山展−銀が世界を変えた−」 会期:平成 29 年 7月14日 ∼ 9月3日 会場:島根県立古代出雲歴史博物館 面河山岳博物館第51回特別展 ●

会期:平成 29 年 7月21日 ∼ 9月3日 会場:面河山岳博物館

「巨大昆虫・微小昆虫」

特別展示:九州大学の鉱物標本コレクション −標本が語る歴代研究者達の情熱

会期:平成 29 年 4月29日 ∼ 5月1日 会場:大阪 天満橋 「OMMビル」 2 階 九州大学工学部 「工学部の百年展」 ●

会期:平成 29 年 3月28日 ∼ 5月31日

会場:伊都キャンパス椎木講堂1階 ギャラリー、展示コーナー 伊丹市昆虫館企画展

会期:平成 28 年4月20日 ∼ 7月4日

会場:公益財団法人伊丹市文化振興財団伊丹市昆虫館 「きらめく甲虫」

● 社会教育・学校外教育への貢献

その他、さまざまな団体の研修やスーパーサイエンスハイ スクール事業等に協力を行っている。

総合研究博物館蔵剥製標本(キツネ、テン、イタチ、サル)提供 会期:平成 28 年2月2日 ∼ 4月10日 

会場:福岡市美術館

美 Zoo 術館(びじゅーつかん)展 ●

ミュージアムパーク茨城県自然博物館第 68 回企画展 ●

「アンモナイト・ワールド−恐竜時代の海へいこう−」 会期:平成 29 年2月18日 ∼ 6月11日

会場:ミュージアムパーク茨城県自然博物館 石ふしぎ大発見展 2016 第28 回京都ショー ●

会期:平成 28 年10月8日 ∼ 10日 会場:京都市勧業館「みやこめっせ」 主催:公益財団法人益富地学会館

石ふしぎ大発見展実行委員会

糸島地区での講演会・実習

 「巡回展示」の項で記した「みんなで作ろうミュージアム・ プロジェクト」による巡回展示に伴って展示資料に関係 する講演会・実習を行っている。

「昆虫採集と標本づくり教室」 九州大学社会連携事業

会期:平成 27年 7月30日

会場:志摩歴史資料館(糸島市志摩初) 昆虫博士 丸山宗利先生と行く

学外催事協力

「キッズ・ミュージアム・スクール」

会期:平成 28 年 7月2日、8月6日、27日、9月24日 会場:糸島市立志摩歴史資料館

主催:ふくおか博物館人材育成事業実行委員会事務局 (九州産業大学美術館、九州大学総合研究博物館、

福岡市博物館、福岡市美術館、

海ノ中道海洋生態科学館、直方谷尾美術館) 協力:平成 28 年度科学研究費補助金基盤研究(S)

知の循環型社会における対話型博物館生涯学習 システムの構築に関する基礎(研究代表者小川義和、 九州地区研究分担者:緒方泉、三島美佐子 他) 博物館、動物園、美術館で学ぶ動物のいろいろ ●

昆虫採集&標本作り教室 会期:平成 28 年 7月28日

(22)

情報

発信

近年ではホームページの充実に力を

入れている。

その他、パンフレットや冊子、

研究報告等の発行も行っている。

博物館ホームページ

 展示やイベントは博物館ホームページ上で広報を行って いる。また同ホームページでは、「オンラインミュージアム」 として、過去に行われた公開展示等の展示内容やパネル を公開したり、「所蔵標本データベース」として、資料部兼 任教員の協力を得て、九州大学収蔵の資料整理・データ ベース化を進めてきた情報の開示を進めている。

URL:http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/

放送大学 面接授業 ●

大学博物館への招待

会期:平成 27年10月17日、18日 会場:箱崎キャンパス博物館・標本庫

教育

当館 教員は大 学内外での教育に

積極的に携わっている。学芸員取得

コースの講 義を担 当するとともに、

各教員の専門分野を生かして、学部・

学府での講義を兼任の教員として

担当している。

教育支援

九州大学博物館実習 会期:平成 28 年 5月4日

会場:箱崎キャンパス博物館・標本庫 明治学園中学高等学校 自然科学部 ●

大学博物館への招待2 会期:平成 29 年 7月8日、9日 会場:箱崎キャンパス博物館・標本庫

出版・広報

 以下の出版物を毎年あるいは継続的に出版し、博物館 の活動や研究成果を学内外に発信している。一部は常設 展示室や公開展示の際に一般の方に配布している。また、 公開展示や大型の催しに際しては、チラシを作成し、同様 に配布を行っている。

九州大学総合研究博物館概要 九州大学総合研究博物館ニュース

テレビ出演

平成 26 年11月30日放送

「加藤浩次の本気対談!コージ魂!!」 (丸山宗利)

BS日テレ ●

九州大学総合研究博物館年報 九州大学総合研究博物館研究報告 九州大学所蔵標本・資料 平成 24 年度版

平成 27年10月4日放送

ラジオ出演

平成 27年 4月10日放送

視点・論点「アリの社会に驚きあり」 (丸山宗利)

NHK 総合 ●

平成 27年2月22日放送

情熱大陸「丸山宗利 昆虫学者」 (丸山宗利)

毎日放送 ●

「ダーウィンが来た!ツムギアリの空中城に密着!」 (丸山宗利)

NHK ●

NHKラジオ

● (NHKラジオ第一放送とNHKワールド・ラジオ日本)

(23)

教授 前田晴良

館長 緒方一夫 副館長 岩永省三

准教授 中西哲也 准教授 三島美佐子 准教授 丸山宗利

理学部等事務部 ( 博物館担当) 益森治巳 事務補佐 松尾和雅子 研究支援推進員 福原美恵子

助教 松本隆史* 助教 伊藤泰弘**

助教 米元史織

総合研究博物館運営委員会委員名簿

所 属 職 名

副学長 教 授 宮 本     一 夫 館 長 教 授 緒 方     一 夫 副館長 教 授 岩 永     省 三 教 授 前 田     晴 良 准教授 丸 山     宗 利 准教授 中 西     哲 也 准教授 三 島   美 佐 子 教 授

情報基盤研究開発センター長 教 授 谷 口   倫 一 郎 人文科学研究院 准教授 中 島     楽 章 比較社会文化研究院 教 授 溝 口     孝 司 人間環境学研究院 教 授 堀       賀 貴 法学研究院 准教授 和 仁     か や 経済学研究院 准教授 遠 藤     雄 二 言語文化研究院 教 授 西 山       猛 総合研究博物館

附属図書館長 宮 本     一 夫 氏 名

( )

所 属 職 名 氏 名

理学研究院 教 授 佐 野     弘 好 医学研究院 教 授 目 野     主 税 歯学研究院 准教授 吉 嶺     嘉 人 薬学研究院 准教授 田 中     宏 幸 工学研究院 教 授 篠 田     岳 思 芸術工学研究院 准教授 吉 永     幸 靖 システム情報科学研究院 准教授 稲 永     俊 介 総合理工学研究院 准教授 坂 口     英 継 農学研究院 准教授 望 岡     典 隆 生体防御医学研究所 教 授 須 山     幹 太 応用力学研究所 教 授 吉 田     茂 雄 先導物質化学研究所 教 授 永 島     英 夫 マス・フォア・インダストリ研究所 准教授 神 山     直 行 理学部等事務部 事務長 黒 岩     由 美

(24)

資料部 兼任教員(分野別50音順) フィールドミュージアム部 専任教員・兼任教員(分野別)

協力研究員(50音順)

専門研究員

分野名 氏 名 職 名 所 属

岩 石

記 録 資 料

考 古 学

人 類 先 史

鉱 物

昆 虫

資源・素材・機械

生 薬

植 物

水 生 生 物

有 機 化 石 動物・医動物 地史・古生物

陸 生 生 物

陸 生 生 物   ・ 水 生 生 物   ・ 地     学

分野名 教官名 所 属

氏 名 所 属

相原 安津夫 青木  義和 井川  敏恵 井澤  英二

城戸  克弥 今村  裕美 氏野   優

古賀  桂子 小島  弘昭 三枝  豊平 嶌    洪 島田  允堯 瀬戸  浩貴 武内  浩一 多田内  修 中島   淳

平嶋  義宏 廣永  輝彦 宮崎  克則

本村  慶信 森重  裕喬 村尾  竜起

森本   桂 矢田   脩 柳    哮

湯川  淳一 中山  慎也

赤司   友徳 秋山    肇 新井   竜治 有馬    學

永井   リサ 大久保 真利子 大原   直通

重野   裕美 杉本   美華 小池   裕子 甲木   昭雄

藤野   理香 松隈   明彦 前原   志保 中牟田  義博

三田井  克志

氏 名 期 間 受入教員

H29.04.01 ∼ H30.03.31

H29.11.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.06.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31

H29.04.01 ∼ H30.03.31

H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.06.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31

H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31 H29.04.01 ∼ H30.03.31

H29.04.01 ∼ H30.03.31

三島 美佐子

三島 美佐子 岩永  省三 三島 美佐子 丸山  宗利

三島 美佐子

三島 美佐子 中西  哲也 三島 美佐子 丸山  宗利 三島 美佐子

三島 美佐子 丸山  宗利 中西  哲也 三島 美佐子

前田  晴良

吉田 茂二郎 大賀  祥治 大槻  恭一 古賀  信也 内海  泰弘 岩永  省三 前田  晴良 中西  哲也 三島 美佐子 丸山  宗利

伊藤  泰弘

農 学 研 究 院 農学 研 究院( 演 習 林 ) 農学 研 究院( 演 習 林 ) 農学 研 究院( 演 習 林 ) 農学 研 究院( 演 習 林 ) 総 合 研 究 博 物 館 総 合 研 究 博 物 館 総 合 研 究 博 物 館 総 合 研 究 博 物 館 総 合 研 究 博 物 館 米元  史織 総 合 研 究 博 物 館 総 合 研 究 博 物 館

九州大学名誉教授 九州大学名誉教授 (独)産業技術総合研究所特別研究員

九州大学名誉教授

福岡県南筑後普及指導センター

東京農業大学農学部・教授 九州大学名誉教授

九州大学名誉教授 九州大学名誉教授、元博物館長

長崎県窯業技術センター 九州大学名誉教授、 元博物館長

九州大学名誉教授

西南学院大学国際文化学部教授 環境科学株式会社九州事務所 茂泉  千尋 九州国立博物館

九州大学名誉教授 九州大学名誉教授 九州大学名誉教授 山本  周平

九州大学名誉教授、 元博物館長 出雲市教育委員会 出雲科学館

医 系 資 料 赤坂   勉

岩城   徹 教 授 医 学 研 究 院 准教授 理 学 研 究 院 小山内 康人 教 授 比較社会文化研究院 寅丸  敦志 教 授 理 学 研 究 院 中野  伸彦 講 師 比較社会文化研究院

助 教

宮本  知治 理 学 研 究 院

大島  久雄 准教授 芸 術 工 学 研 究 院 後小路 雅弘 教 授 人 文 科 学 研 究 院

京谷  啓徳 准教授 人 文 科 学 研 究 院 熊野  直樹 教 授 法 学 研 究 院 佐伯  弘次 教 授 人 文 科 学 研 究 院 高野  信治 教 授 比較社会文化研究院

吉田  昌彦 教 授 比較社会文化研究院

溝口  孝司 教 授 比較社会文化研究院 宮本  一夫 教 授 人 文 科 学 研 究 院 舟橋  京子 講 師 比較社会文化研究院 石橋 純一郎 准教授 理 学 研 究 院 上原 誠一郎 助 教 理 学 研 究 院 久保  友明 准教授 理 学 研 究 院 桑原  義博 准教授 比較社会文化研究院 辻田 淳一郎 准教授 人 文 科 学 研 究 院 田尻  義了 准教授 比較社会文化研究院

阿部  芳久 教 授 比較社会文化研究院 荒谷  邦雄 教 授 比較社会文化研究院 上野  高敏 准教授 農 学 研 究 院 緒方  一夫 教 授 熱帯農学研究センター 紙谷  聡志 准教授 農 学 研 究 院 髙須  啓志 教 授 農 学 研 究 院 舘   卓司 准教授 比較社会文化研究院

松尾  和典 助 教 比較社会文化研究院 三田  敏治 助 教 農 学 研 究 院 津田 みどり 准教授 農 学 研 究 院 廣渡  俊哉 教 授 農 学 研 究 院

渡邊 公一郎 教 授 工 学 研 究 院 田中  宏幸 准教授 薬 学 研 究 院

矢原  徹一 教 授 理 学 研 究 院 望岡  典隆 准教授 農 学 研 究 院 鹿島   薫 准教授 理 学 研 究 院 清川  昌一 准教授 理 学 研 究 院 佐野  弘好 教 授 理 学 研 究 院 飯田   弘 教 授 農 学 研 究 院 金子 たかね 助 教 農 学 研 究 院 北島 富美雄 助 教 理 学 研 究 院 山内  敬明 准教授 理 学 研 究 院 中野   等   教 授 比較社会文化研究院

安井   秀   准教授 農 学 研 究 院 池田   剛

(25)

学術標本の調査・収集、分類・保存及びその理論・方法に関する研究と教育

学術標本の先端的分析法による新たな学術情報の抽出及びその理論・方法に関する研究と教育

学術標本の展示・公開のための情報のデータベース化及びその効果的な展示・公開のための理論・方法の研究と教育 1次資料

研 究 系

分析技術 開 発 系

開 示 研 究 系

任  務 系

九州大学学内共同教育研究センター規則

−抜粋− (趣旨)

第1条 この規則は、九州大学学則(平成16年度九大規則第1号。以下「学則」という。)第 13 条第 2 項の規定に 基づき、学内共同教育研究センター (以下「センター」という。)の内部組織その他必要な事項を定めるものとする。 (目的及び業務)

第2条 各センターの目的及び業務は、別表1に定めるとおりとする。 附 則 この規則は、平成 27 年 4 月 1 日から施行する。

−別表 1 抜粋− (センター名)

 総合研究博物館 (目的)

 学術標本の収蔵、分析、展示・公開等及び学術標本に関する教育研究の支援並びにこれらに関する調査研究を 行うとともに、学内外の教育研究活動に寄与すること。

(業務)

1 学術標本の調査・収集、分類・保存及びその理論・方法の教育と研究に関すること。

2 学術標本の先端的分析法による新たな学術情報の抽出及びその理論・方法の教育と研究に関すること。 3 学術標本の展示・公開のための情報のデータベース化及びその効果的な展示・公開のため理論・方法の教育

と研究に関すること。

九州大学総合研究博物館の教員組織に関する内規

(趣旨)

第1条 この規則は、九州大学総合研究博物館(以下「博物館」という)の教員組織に関し必要な事項を定める ものとする。

(教員組織)

第2条 博物館に、教員組織として次の表の左欄に掲げる系を置き、当該系の任務は、同表の右欄に定めるとおり とする。

(26)
(27)
(28)

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