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定時総会開催 ( 公社 ) 栃木県宅地建物取引業協会 ( 公社 ) 全国宅地建物取引業保証協会栃木本部 定時総会 が去る5 月 26 日 ( 金 ) ホテル東日本宇都宮で開催され 全議案原案通り可決承認されました 当日は福田富一栃木県知事 小林幹夫県議会議長から祝辞をいただき 全議案滞りなく無事終了

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122

2017.7

CONTENTS

1 定時総会開催 2 五十嵐薫会長あいさつ 3 祝辞 栃木県知事 福田富一 4 祝辞 栃木県議会議長 小林幹夫 6 法定講習会のお知らせ 7 (一財)栃木県宅建サポートセンター 8 (一社)全国賃貸不動産管理業協会 9 紙上研修 13 無料相談日一覧 15 宅地建物取引士資格試験について 17 支部便り 22 (一財)ハトマーク支援機構 23 インフォメーション

栃木県宅建協会は創立50周年を迎えました。   

ユネスコ無形文化遺産登録 「烏山の山あげ行事」

山あげ祭

写真提供:那須烏山市商工観光課 平成29年7月発行 発行人/五十嵐薫 編集人/広報流通委員会 発行所/公益社団法人 栃木県宅地建物取引業協会     公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会栃木本部     〒320-0046 栃木県宇都宮市西一の沢町6番27号

地域と暮らしを支える「やりがい」

あなたも宅地建物取引業をはじめませんか?

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募集中

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全宅連傘下の47都道府県宅建協会に入会している会員業 者は、日本の宅地建物取引業免許を持つ不動産業者13万 社の8割を超える10万社にものぼり、不動産業界最大の会 員数を誇っています。このスケールメリットを活かした豊富 な情報量を始め、会員の皆様に対し様々な業務サポートを 展開しています。

宅建協会加入のメリット

1. 全国30万件の物件情報で即、営業スタート

2. 会員専用「全宅住宅ローン」で円滑な融資可能

3. 重要事項説明書・契約書は無料でダウンロード

4. 充実の研修システムで経営バックアップ

5. 全国最大の10万会員組織の業務インフラ・情報ネットワーク

開業するなら

宅建協会

公益認定事業 【不動産キャリアパーソン】とは

公益社団法人

全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)

不動産取引実務の基礎知識修得を目的とした通信教育資格講座。 宅建業従事者の方なら、修了試験合格後、全宅連に申請すると 「不動産キャリアパーソン」として資格登録されます。 資格は宅地建物取引業 従事者にのみ授与

全宅連)

資 従 [不動産キャリア]サポート研修制度 全宅連からのお知らせ 佐藤まり江さん テキスト+ Webで 学習 不動産キャリアパーソン 〔お問合せ〕 全宅連 広報研修部 TEL 03-5821-8112 (平日9:00~17:00) 〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ 〔お問合せ〕 全宅連 広報研修部 TEL 03-5821-8112 (平日9:00~17:00) 〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ 〔お問合せ〕 全宅連 広報研修部 TEL 03-5821-8112 (平日9:00~17:00) 〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ 受講料 ①宅建協会会員、その従業者:8,000円(税別)     ②その他:12,000円(税別)

(2)

定時総会開催

 (公社)栃木県宅地建物取引業協会・(公社)全国宅地建物取引業保証協会栃木本部「定時総会」 が去る5月26日(金)ホテル東日本宇都宮で開催され、全議案原案通り可決承認されました。  当日は福田富一栃木県知事、小林幹夫県議会議長から祝辞をいただき、全議案滞りなく無事終了 したことをご報告いたします。

(公社)栃木県宅地建物取引業協会

第51回定時総会

[報告事項] 報告事項1 平成28年度事業報告の件 報告事項2 平成29年度事業計画の件 報告事項3 平成29年度収支予算の件 [決議事項] 第1号議案 平成28年度収支決算承認の件       平成28年度監査報告 第2号議案 役員の報酬に関する規程の一部改正(案)       及び役員報酬限度額(案)承認の件

(公社)全国宅地建物取引業保証協会栃木本部

第45回定時総会

[報告事項] 報告事項1 平成28年度事業報告の件 報告事項2 平成28年度決算報告の件       平成28年度監査報告 報告事項3 平成29年度事業計画の件 報告事項4 平成29年度収支予算の件

(3)

 平成29年度公益社団法人栃木県宅地建物

取引業会、(公社)全国宅地建物取引業保証

協会栃木本部、定時総会を迎え、事業案件

にご異議なくご承認いただきましたこと

は、誠に感謝に堪えません。今宅建業の業

界事情は、安穏としている時ではありませ

ん。社会現象の時代の流れが変革を求め、

時流はすでに変化しているのです。180度旋

回と解していますが、これは急速な人口減

少、工場海外移転、ロボット雇用化など転

入人口減少、一番は大手や全国展開の同業

者が地方の隅々まで網羅した営業地戦略に

あると考えます。ネット化の影響ですね。

 総会では、併せて、昨年開設された(一財)

栃木宅建サポートセンターの事業経過、29

年度計画について報告をさせていただきま

した。今年度は、会員の皆様の宅建業事業

の収益拡大を会員の皆様に図るということ

でしょう。中小宅建業者の淘汰の時代を迎

えて、持続可能な拡大による安定経営をサ

ポートすること。会員の業態は、さまざま

です。不動産に関する事業とは元々、不動

産を通して総合生活関連産業です。関連商

品の取り扱いなど戦術化していき、極めつ

けは不動産管理業務を宅建業に取り入れる

ことです。今の業態を変える救世主となる

要素を持っています。既存住宅の情況調査

の取り扱いや、契約における民法の改正、

関連法の改正に熟知たる専門知識を備える

ことも大切なときです。

 複雑多岐にわたる宅建業界、制限や規制

と考えるのではなく、大きなビジネスチャ

ンスと捉え、躍動飛翔の年、強気な思いで

頑張ります。会員の皆様のご理解、ご支

援、さらに協働のこころの思いで、よろし

くお願い申し上げます。

定時総会を通して考える

公益社団法人 栃木県宅地建物取引業協会 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会栃木本部

  五 十 嵐   薫

会 長 本部長

(4)

 公益社団法人栃木県宅地建物取引業協会及

び公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会

栃木本部の定時総会の開催に当たり、一言お

祝いを申し上げます。

県宅建協会におかれましては、昭和42年

の設立以来、半世紀にわたり宅地建物取引業

の健全な発展や会員の資質向上に努めてこら

れました。改めて、深く敬意を表します。

 貴協会とは、昨年9月、大規模災害時の被

災者の応急住家対策として、「災害時におけ

る民間賃貸住宅の被災者への提供に関する協

定」を締結させていただきました。また本年

5月には、栃木県警察本部からの特殊詐欺事

件に関する不審者情報提供の協力依頼につい

て御了解をいただきました。宅建協会の皆様

には、様々な分野で県の施策に御支援をいた

して、心から感謝申し上げます。

8月には第2回「山の日」記念全国大会、

11月には「とちぎ技能五輪・アビリンピッ

ク2017」を開催いたします。さらに来年春

のデスティネーションキャンペーン、3年後

の東京オリンピック・パラリンピック競技大

会の開催、その2年後の本県開催の国体・全

国障害者スポーツ大会と、大きなイベントが

切れ目なく続きますので、この好機を適確に

捉え、本県の魅力・実力を広く発信し、おも

てなしの機運熟成による観光誘客に積極的に

取り組んで参ります。皆様方におかれまして

も引き続き御支援、御協力を賜りますようお

願い申し上げます。

 結びに、宅建協会のますますの御発展と、

御参会の皆様の御健勝・御活躍を心から祈念

祝 辞

栃木県知事

福 田 富 一

(5)

 「公益社団法人 栃木県宅地建物取引業協

会」並びに「公益社団法人 全国宅地建物取

引業保証協会 栃木本部 」の定時総会の開催

に当たり、県議会を代表いたしまして、一言

お祝いの言葉を申し上げます。

 貴協会におかれましては、不動産の取引に

関する専門家として、知識と経験そして調査

能力を発揮し、公正な不動産取引の確保及び

業界の健全な発展のために御尽力いただいて

いるところであり、深く敬意と感謝の意を表

する次第であります。

 申し上げるまでもなく、宅地や建物といっ

た不動産は、私たちの生活や経済活動の基盤

として重要なものでありますが、近年は、人

口減少や少子高齢化の進展に伴う住宅需要の

減少などにより、「増加する空き家」が社会

問題となりつつあります。 

 地域における空き家の増加は、管理水準の

低下による「防災・防犯性の低下」「景観の

悪化」といった影響を及ぼし、ひいては地域

の魅力を低下させるおそれもあり、「人も地

域も輝くとちぎ」を目指す本県としても、見

過ごすことのできない問題であります。

 こうした中、貴協会は「空き家バンク媒介

に関する協定」を市町と締結するなど、空き

家対策にも取り組まれており、今や地域づく

りに欠かすことのできない存在であります。

 県議会といたしましては、安全で快適な、

暮らしやすいとちぎの実現に向け、執行部と

ともに取り組んで参る所存であります。

 皆様方におかれましても、今後とも、県民

の快適な住生活の実現、さらに活気あふれる

まちづくりのため、なお一層の御尽力を賜り

ますようお願い申し上げます。

 結びに、栃木県宅地建物取引業協会並びに

全国宅地建物取引業保証協会栃木本部のます

ますの御発展と、御参会の皆様方の御健勝・

御多幸を心から祈念いたしまして、お祝いの

言葉といたします。

祝 辞

栃木県議会議長

小林幹夫

(6)
(7)

第228回 第229回 第230回 第231回 第232回 第233回 第234回 第235回 第236回 第237回 平成29年 6月 7日(水) 平成29年 7月13日(木) 平成29年 8月23日(水) 平成29年 9月12日(火) 平成29年10月18日(水) 平成29年11月 7日(火) 平成29年12月 6日(水) 平成30年 1月18日(木) 平成30年 2月 2日(金) 平成30年 3月 7日(水) H29.6.7~ H29.12.6 H29.7.13~ H30.1.12 H29.8.23~ H30.2.22 H29.9.12~ H30.3.11 H29.10.18~ H30.4.17 H29.11.8~ H30.5.6 H29.12.6~ H30.6.5 H30.1.18~ H30.7.17 H30.2.2~ H30.8.1 H30.3.7~ H30.9.6 栃木商工会議所 (県南会場) 栃木県不動産会館 コンセーレ (大ホール) コンセーレ (アイリス) コンセーレ (大ホールA) 栃木県不動産会館 コンセーレ (アイリス) コンセーレ (大ホールA) 県北支部会館 (県北会場) コンセーレ (大ホール) 日   程 会   場 対象者の有効期限 申 込 締 切 日 平成29年 5月 8日(月)まで 平成29年 6月12日(月)まで 平成29年 7月21日(金)まで 平成29年 8月14日(月)まで 平成29年 9月19日(火)まで 平成29年10月10日(火)まで 平成29年11月 6日(月)まで 平成29年12月18日(月)まで 平成30年 1月 9日(火)まで 平成30年 2月 7日(水)まで

法定講習会のお知らせ

平成29年度 宅地建物取引士

●試験合格1年以内の方を除き、宅建士の業務に  従事しようとする方 ●宅建士証の更新をしようとする方(期限の6か月  前から受講できます) 【受講案内請求・お問合せ】

(公社)栃木県宅地建物取引業協会

TEL 028-634-5611

宅建協会は法定講習会を

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(8)

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賃貸物件の家賃保証

居住用賃貸・事業用賃貸の家賃保証

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既存住宅 仕入・リフォーム一括融資

既存住宅 空き家・空き地対策相談センター

消費者相談・アドバイス

TEL028-634-6100

(一財) 栃木県宅建サポートセンター

宅建協会会員様はどうぞご利用ください

手数料

有無あります!

(9)

2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会 設立 (2011 年3月) 国土交通省 「賃貸住宅管理業者登録制度」 一部改正 (2016 年9月) 会員研修会 開始 (2002 年2月) 契約書等書式 提供 (2004 年5月) 電話法律相談 開始 (2005 年11月) 「賃貸不動産経営管理士」 資格制度 開始 (2007 年10月) 国土交通省 「賃貸住宅管理業者登録制度」 開始 (2011 年12月) 「賃貸不動産管理業務 マニュアル」 発行 (2013 年2月) 「賃貸不動産管理 標準化 ガイドライン」 策定 (2014 年6月) 「全宅管理業務支援 システム 開始 (2016 年6月) 「賃貸管理業賠償責任保険」 開始 (2001 年5月) 賃貸不動産管理業協会設立 (2001 年5月) 「賃貸不動産管理士」 資格制度 開始 (2003 年9月) 所在地 〒    - 資料請求 賃貸不動産管理業務マニュアル、 全宅管理フラッグ他計7点贈呈!

全国賃貸不動産管理業協会

一  般 社団法人 全宅管理 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-6-3 全宅連会館5階 TEL.03-3865-7031 全宅管理 で 検 索 事業内容、入会資格等については ホームページでご確認ください。 いますぐ

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(全宅管理業務支援システム、クラウド型防犯システムカメラ、宅配ボックス、 夜間休日サポートシステム、家財保険、家賃保証etc) (2017年1月達成) 平 成 29 年 度 入 会 特 典 TEL/FAX TEL(     )     -         FAX(     )     - 会社名 担当者名 資料をご希望の方は、このページをコピーして下欄にご記入の上、ファックスでお申込みください。 FAX. 03-5821-7330

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(10)

紙上研修

─ 建物の瑕疵 ─

一般財団法人 不動産適正取引推進機構 RETIO105号より

売主が悪意の瑕疵につき、瑕疵担保責任期間短縮特約によ

る免責は信義にもとるとして、担保責任を認容した事例

(東京地判 平28・1・27 ウエストロー・ジャパン)  買主が、建物等に瑕疵があるとして、瑕疵 担保責任又は説明義務違反による不法行為に 基づき、売主に損害金等の支払を求めた事案 において、売主が悪意の建物やエレベーター 内の水漏れに関しては、瑕疵担保責任期間短 縮特約の効力を否定して、売主の瑕疵担保責 任を認め、部品交換の必要性が指摘されてい たエレベーターの不具合等については、経年 相当等として瑕疵に該当しないとされた事例 (東京地裁 平成28年1月27日 一部認容 ウエ ストロー・ジャパン)

1 事案の概要

 平成24年12月23日、X(原告・買主)は、 Y(被告・売主)との間で、本件土地建物に つき、代金2億円余、Yの瑕疵担保責任期間 を引渡しから3か月、また、Yは付帯設備の 瑕疵担保責任を負わないとする売買契約を締 結し、平成25年2月26日に残代金を支払い、 本件土地建物の引渡しを受けた。  本件建物は、鉄筋コンクリート造3階建(平 成2年築)で8戸の専有部分と車庫があり、 Yは3階の301号室に居住していたもので、 売買契約に際し、YはXに、301号室に雨漏り が発生したことはないと告知した。  同年3月9日、Xは、本件建物のクロスや 床等の張替えなどのリフォーム工事を行った 上で、301号室に入居したが、同年4月30日 に出窓天井のクロス張替え箇所に、水による あったことを明かした。  同年5月23日、Xは、エレベーターの点検 業者から、エレベーターの塔内に水漏れが発 生しており、当該雨漏りは遅くとも平成22年 10月から確認されていたこと、平成24年12月 の定期点検の際には、経年劣化による部品交 換の必要性が指摘されていたことを聞いた。  Xは、平成26年1月ころ、23万円余を支出 し、エレベーターの経年劣化していた部品を 交換した。  平成26年1月〜2月に、Xは、210万円を 支出し、301号室の出窓廻りの防水工事、エ レベーター室の補修工事、屋上全体の防水工 事等を、また、301号室の出窓については、 同年6月に再度シミが発生したことから、同 年8月ころ、210万円余を支出し、建物外壁 の補修工事を行なった。  Xは、Yより告知のなかった下記の瑕疵に つき、Yは瑕疵担保責任、又は説明義務違反 による不法行為責任を負うとして、計542万 円余の損害賠償をもとめ提訴した。 ①301号室・エレベーターの水漏れ工事費用 ②エレベーター不具合による部品交換費用等 ③使用期限切れの消火器の取替費用 ④駐車場残置のバイク等の撤去費用 ⑤ 地上波デジタル放送移行に際し設置したアン テナの設置費用。  これに対しYは、瑕疵担保責任期間短縮特 約により除斥期間を経過している、XはYよ

(11)

最近の判例から

ない、などとしてXの主張を否定した。

2 判決の要旨

 裁判所は、次のように判示して、XのYに 対する瑕疵担保責任に基づく請求のうち、水 漏れに関しての請求は容認したが、その他の 請求は棄却した。  301号室は、売買契約から間もない平成25 年4月30日に、出窓天井のクロス張替え箇所 に、水によるシミが発生していることが確認 されたのであるから、売買契約時点に水漏れ が発生する瑕疵が存在していたと考えられ、 隠れた瑕疵に当たると認められるから、Yは 瑕疵担保責任を負うべきである。  Yは契約時点に、同水漏れが存在すること を認識していたと考えるのが合理的であるか ら、Yは契約締結に当たり、同室の水漏れの 事実を知りながら、Xに告知しなかったこと になり、Yを瑕疵担保責任の除斥期間を短縮 する期間制限特約により免責することは、信 義に著しくもとるものであり、悪意の売主に つき瑕疵担保責任免責特約の効力を否定する 民法572条の法意に照らし、許されないとい うべきである。  Xは、平成25年4月30日に同水漏れを認識 し、平成25年2月25日に提訴したことから、 Xの請求が除斥期間により妨げられることは ない。また、エレベーターの水漏れが発生す る隠れた瑕疵についても同様である。  エレベーターは、売買契約の当時、経年劣 化により部品交換が必要な状態にあった事実 が認められるが、Xの部品交換前も支障なく 使用できていたことなどを踏まえると、本件 建物の瑕疵に当たるとまでは考え難く、Yの 瑕疵担保責任や説明義務違反が問題となるこ ともないというべきである。  建物内の消火器及び残置物は、建物の一部 でないため、売買契約に基づく瑕疵担保責任 が問題となる余地はなく、一見して認識し得 るので、Yの説明義務違反が問題となるとも 考え難い。また、Xは、地上波デジタル放送 への切替えテスト時、テレビ視聴ができな かった点を瑕疵と主張するが、社会通念上、 損害賠償責任を基礎付ける瑕疵として問題と されるべきものであるとは考えられない。  Xは、エレベーターの水漏れ等の対応に、 屋上全体に防水工事をし、210万円を支出し たが、屋上防水タイルの破損を原因とする漏 水への対処としては必要範囲を超える部分が 含まれると考えられ、屋上全体とエレベー ター部分の割合などにかんがみ、同水漏れと 相当因果関係のある損害額は105万円とみるの が相当である。  また、Xは301号室の水漏れ等の対応にも、 建物外壁の一面全体の補修工事費用210万円 余を支出したが、概ね1/4に当たる54万円 の限度で相当因果関係のある損害とみるべき であり、Xの損害額合計は159万円となる。

3 まとめ

 本件は、売主が瑕疵を知っているにもかか わらず告げなかった場合の典型的な事例であ り、媒介業者が、売主に売却物件の状況につ いて告知してもらう際に、売主の瑕疵担保責 任を説明するのに参考になると思われる。  また、設備等の瑕疵の判断についても、設 備保守事業者から部品交換が必要との指摘が あっても、それが即瑕疵と言えるものではな く、部品交換前も支障なく使用できたことか ら、経年劣化相当として瑕疵を認めなかった 本件判断は、設備に関する瑕疵について疑義 が生じた際の参考になるものと思われる。 (RETIO 84-85)

(12)

紙上研修

─ 媒介業者の説明義務 ─

一般財団法人 不動産適正取引推進機構 RETIO105号より

会社用建物が建てられないことの説明義務違反があるとする

買主の媒介業者に対する損害賠償請求が否認された事例

(東京地判 平27・11・26 ウエストロー・ジャパン)  購入目的とした会社用建物の建築が不可能 であったため、土地の売買契約を手付解除し た買主が、媒介業者及びその担当者に対し て、用途制限・建築制限に関する適切な説明 をしなかった説明義務違反があるとして損害 賠償請求をした事案において、媒介業者らは 買主の購入目的を、投資用アパートの建築と 聞いており、買主が媒介業者らに対し、会社 用建物を建築する目的であることを具体的に 告げた事実は認められないとして、その請求 を棄却した事例(東京地裁 平成27年11月16 日 判決 棄却 ウエストロー・ジャパン)

1 事案の概要

 買主X(原告)は、平成26年3月31日、媒 介業者Y1(被告)の媒介により、売主Bとの 間で、本件土地71.68坪につき、売買代金 9500万円として本件売買契約を締結し、手付 金500万円を支払うとともに、仲介手数料305 万円余をY1に払った。  本件土地は、その一部は第一種低層住居専 用地域に、その他の部分は第二種中高層住居 専用地域に指定されており、建築基準法48条 に基づく用途制限・建築制限がされていた。  Xは、本件土地上には、Xが代表取締役で ある有限会社A社の会社用建物を建てること ができないとして、同年4月末日に手付金を放 棄して本件売買契約を解除した。  その後、Xは、本件土地において目的とす 本件土地の建築制限等に関し適切な説明をし なかったため、Xは本件売買契約を解除せざ るを得なくなったとして、Y2に対しては説 明義務違反を理由とする不法行為に基づき、 Y1に対しては使用者責任に基づき、放棄し た手付金500万円、支払済み仲介手数料305万 円余等、計810万円余の損害賠償を求めて提 訴した。  本件裁判において、Xは、「XはY2に対 して、会社用建物の建築用地の紹介しか依頼 していない。Y2の本件紹介に際し、Xは会 社用建物の建築用地として購入することを検 討したいと伝えたところ、Y2は会社用建物 は建築可能と答えている。」などと主張した。 これに対してY2は、「Xからは投資用ア パートを建築する予定と聞いており、会社用 建物を建築する予定とは聞いたことはない。 Xに対しては、これを前提に、建築制限に関 する説明を含め、宅地建物取引業者の従業員 として通常求められる説明をしており、説明 義務違反はない。」と主張した。

2 判決の要旨

 裁判所は次のとおり判示して、Xの請求を 棄却した。  Y2の説明義務違反の有無についてである が、認定事実によれば、Xは、平成25年9月 中旬ころにY2から投資用の物件として紹介 された本件土地に関し、本件土地の利用方法

(13)

最近の判例から

用のアパートとする2階建ての建物を建築す る構想を得たのであるから、同時期以降、 Y2も、本件土地の購入検討を通じ、Xが土 地利用の方法の一つとしてA社の移転先とし ての会社用建物を建築するという程度の抽象 的構想を抱くに至ったこと自体は認識してい たということができる。  もっとも、Y2は、平成25年8月17日に、 Xから50坪以上の自宅用の物件又は相続対策 としての投資用の物件を紹介することを依頼 されて以降、Xに対し、自宅用又は投資用の 物件をも複数紹介しており、本件土地に関し ても、1回目の売出しの際には自宅用又は投 資用の物件として、2回目の売出しの際には 投資用の物件として、Xに紹介している。  そして、X自身も、本件土地の1回目の売 出しの際に本件土地の近隣の騒音により自宅 用の物件として購入することは見送り、本件 土地の2回目の売出しの際には、本件土地上 に存在した2棟の建物を引き続き利用したい 旨の意向を有していたことなどからすると、 平成26年3月中旬ころまでは、本件土地を、 投資用の物件として購入することを検討して いたのであり、Xが本件土地に関してA社の 移転先として利用しようという具体的構想を 抱くようになったのは、売主側の要望で本件 土地の更地での引渡しという条件が維持され ることが決まって、XがD税理士に本件土地 に関する税務相談を行うことを決めた同月20 日ころであったと見ることができる。  しかしながら、Xは、同日ころにY2から 居住用建物に係る不動産取得税の軽減に関す る資料の送付を受けその説明をされた際にお いても、Y2に対し、本件土地上に具体的に どのような構造を有する会社用建物を建築す るつもりであるのか、その具体的構想に言及 することはなく、その後も本件売買契約を締 結するまでの間、Y2に対し、上記のような 具体的な建物建築の予定はもとより、本件土 地上に会社用建物を建設する意図も伝えたこ とはなかった。そうすると、本件土地の利用 方法に関する協議以降、XがA社の移転先を も土地利用の一つの選択肢としているという 程度の認識をY2が有していたとしても、 Y2において、当時Xが抱いていた具体的な 会社用建物の建築構想を予見することができ なかったといわざるを得ない。  以上によれば、第一種低層住居専用地域及 び第二種中高層住居専用地域においても店舗 や事務所等も一定規模以下であれば建築する 余地があることに照らせば、Y2らが、本件 土地の第一種低層住居専用地域及び第二種中 高層住居専用地域に係る建築基準法上の建築 制限に関し、重要事項説明書の記載事項を説 明するにとどまり、それ以上に具体的な説明 を付加しなかったことをもって、Y2に説明 義務の違反があったということはできない。

3 まとめ

 本件は、(建築制限について)説明を行っ た媒介業者の社員に説明義務違反があるとし て、買主が社員個人の責任及び宅建業者の使 用者責任を訴追したものであるが、裁判所は、 認定事実を踏まえて、買主の請求を棄却した ものである。  買主は、口頭でのやり取りの中で、社員か ら「会社用建物が建つ」と聞いたと主張した が、裁判所の事実認定では、買主の会社用建 物を前提とする計画は明確には示されていな いと判断された。  宅建業者としては、依頼後に買主の購入・ 利用目的が変わることもあり得ることから、 口頭でのやりとりも含めて、その意向を充分 に確認しながら仲介業務を行うことが肝要で あり、トラブル防止に留意頂きたい。 (RETIO 88-89)

(14)

無料相談一覧

県央支部 

住所:宇都宮市西一の沢町6−27 電話:028−634−5788

県北支部 

住所:那須塩原市上厚崎462−5 電話:0287−62−6677

月 日  付 場  所 時  間 平成29年 7月 3(月) 栃木県不動産会館(宇都宮市) 13:30〜15:00 13(木) 〃 13:30〜15:00 21(金) 〃 13:30〜16:00 8月 10(木)3(木) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 23(水) 〃 13:30〜16:00 9月 13(水)1(金) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 22(金) 〃 13:30〜16:00 10月 13(金)3(火) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 23(月) 〃 13:30〜16:00 11月 13(月)2(木) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 22(水) 〃 13:30〜16:00 12月 13(水)1(金) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 22(金) 〃 13:30〜16:00 平成30年 1月 12(金) 栃木県不動産会館(宇都宮市) 13:30〜15:00 23(火) 〃 13:30〜16:00 2月 13(火)2(金) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 23(金) 〃 13:30〜16:00 3月 13(火)2(金) 栃木県不動産会館(宇都宮市)〃 13:30〜15:0013:30〜15:00 23(金) 〃 13:30〜16:00 月 日  付 場  所 時  間 平成29年 7月 4(火) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 11(火) 矢板市保健福祉センター2階会議室 13:30〜15:30 21(金) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 8月 17(木) さくら市氏家公民館1階第3研修室4(金) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:3013:30〜15:30 23(水) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 9月 12(火) 那須烏山市烏山庁舎1階市民室5(火) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:3013:30〜15:30 22(金) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 10月 16(月) 矢板市保健福祉センター2階会議室3(火) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:3013:30〜15:30 23(月) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 11月 13(月) さくら市氏家公民館1階第3研修室2(木) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:3013:30〜15:30 22(水) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 12月 12(火) 那須烏山市烏山庁舎1階市民室5(火) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:3013:30〜15:30 22(金) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 平成30年 1月 9(火) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 12(金) 矢板市保健福祉センター2階会議室 13:30〜15:30 23(火) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30 5(月) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30

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≪受付方法≫

事前に電話予約の上

ご来所ください。尚、文書及び電子メール等での相談は

受け付けておりません。最寄の宅建協会支部までご連絡ください。

県南支部

 住所:栃木市大宮町2617−15 電話:0282−27−9088

月 日  付 場  所 時  間 平成29年 7月 4(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 14(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 19(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 21(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 21(金) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 8月 1(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 9(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 10(木) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 18(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 23(水) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 9月 5(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 8(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 15(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 20(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 22(金) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 10月 3(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 13(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 18(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 20(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 23(月) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 11月 7(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 10(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 15(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 17(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 22(水) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 12月 5(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 8(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 15(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 20(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 22(金) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 平成30年 1月 12(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 17(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 19(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 23(火) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 2月 6(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 9(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 16(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 21(水) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 23(金) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 3月 6(火) 小山市役所 地下1階相談室 9:00〜12:00 9(金) 佐野市総合福祉センター 13:30〜16:00 16(金) 栃木市役所 2階市民相談室 10:00〜12:00 22(木) 足利市役所 市民相談室 13:00〜16:00 23(金) 栃木県不動産会館(栃木市) 13:30〜16:30 月 日  付 場  所 時  間 3月 13(火) 那須烏山市烏山庁舎1階市民室2(金) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:3013:30〜15:30 23(金) 栃木県不動産会館(那須塩原市) 13:30〜15:30

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お 問 合 せ 先 Tel.

028-634-5611

公益社団法人 栃木県宅地建物取引業協会 〒320-0046 宇都宮市西一の沢町 6-27 栃木県不動産会館 http://www.tochitaku.or.jp

主な試験案内(郵送申込書)配布場所

試験地 栃木県

※栃木県で受験できる方は、 栃木県内にお住まいの方に限ります 指定試験機関 http://www.retio.or.jp (一財)不動産適正取引推進機構 ●(公社)栃木県宅地建物取引業協会 ●とちぎ県南不動産業協同組合 ●栃木県各土木事務所、県南健康福祉センター ●落合書店            宝木店・イトーヨーカドー店・          東武ブックセンター・ララスクエア店 ●くまざわ書店        宇都宮店・宇都宮インターパーク店・        鹿沼店・アピタ宇都宮店・足利コムファースト店 ●紀伊國屋書店        宇都宮店 ●ハートブックスTSUTAYA   若草本店・黒磯店・なすの店・        400号西那須野店 ●未来屋書店   栃木店 ●宮脇書店         佐野店 09 栃木県

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研修会

パソコン研修会開催

 広報流通委員会では宅建協会の各会館を利用して パソコン研修会を開催しました。 【日 時】 県央会場  平成 29 年 2 月 17 日(金) 県南会場  平成 29 年 2 月 20 日(月) 県北会場  平成 29 年 2 月 21 日(火) 【テーマ】 ①書式(契約書・重要事項説明書)のダウンロード    ②レインズの活用方法 ③ハトマークサイトへの物件要録について 【講 師】 県央会場  西田 晃 県央支部広報流通委員長 県南会場  秋山 康雄 広報流通委員長 県北会場  齋藤 修一 県北支部広報流通副委員長

平成29年度業務研修会報告

 6 月に会員及び宅建業従事者の方々を対象に研修会を行いました。 研修内容

「インスペクションについて」

    講師 とちぎ住宅診断サービス 一級建築士 菅野  武 氏

「不動産広告の規制について」

講師 公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会 総括調査役 奥山 直行 氏 上席調査役 関  泰誠 氏 主   査 齋藤 太郎 氏 日  時 場  所 平成29年6月5日(月) コンセーレ 平成29年6月22日(木) 矢板イースタンホテル 平成29年6月27日(火) 佐野市文化会館

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支部便り

県 央 支 部

第4回 県央支部事業報告会・地区交流会について

 下記日程におきまして第4回事業報告会が各地で開催されました。忙しい時期でした

が各地、多数の会員の皆様にお集まりいただき各委員会の活動報告や栃政連の報告をい

たしました。各地区とも真剣な趣で聞いておりました。報告会後の交流会では各地区と

も和やかに親睦を深めていただくとともに、新たにご加入いただきました方々を含め、

大変有意義な時間を共有できたものと思われます。

 今回参加できなかった会員の皆様も是非次回はご参加くださいますようにお願い致し

ます。

≪宇都宮地区≫

平成29年5月11日(木)49名出席

≪今市地区≫

平成29年5月17日(水)7名出席

≪芳賀地区≫

平成29年5月19日(金)16名出席

≪鹿沼地区≫

平成29年5月16日(火)17名出席

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第9回 県央支部会員親睦ゴルフ大会

 行ってみたいゴルフ場ランキングで常に上位に入るコース。県外からのお客様も多い

為、コンペでの利用となるとかなり前からの予約が必要でした。

 全員の方にハトマーク入りのゴルフボール1スリーブ(3個)と餃子を参加賞として

お持ち帰りいただきました。松坂牛(2万円相当)の優勝賞品を始め、飛び賞にイク

ラ、もつ鍋セット、全国有名ラーメンセット等、今までとはひと味違った賞品を取り揃

えてみました。

 協会の行事には何かとつきものの雨に今回も祟られスタートしましたが、影響があっ

たのはわずか数ホールで済み、会員相互の親睦がはかれた事と思います。

平成29年 各産業祭等への参加について

宅建協会の事業等のPRを目的に、各市のイベントに出展予定です。

日 時 市町村  イベント名 9月 2日(土) 日光市 日光市ボランティア 市民活動フェスタ2017 9月24日(日) 宇都宮市 もったいないフェア 宇都宮2017 11月23日(木・祝) 真岡市 真岡市大産業祭

お近くの方は是非遊びにきてください。

(20)

県 南 支 部

佐野地区交流会

 去る2月7日(火)午後4時から佐野地区交流会が、ホテルサンルート佐野において30名

の会員出席のもとに行われました。

 懇親会に先立ち、佐野市都市計画課・上野川勝彦様より「佐野市公開型都市計画情報」

と題した講演を約1時間拝聴致しました。

 内容と致しましては、佐野市地図情報システム(都市計画情報マップ)の活用方法を、

パソコンを使って学びました。都市計画に関する情報については、このマップの中から用

途地域、地区計画区域、都市計画施設などの都市計画に関する情報が得られる事、住所絞

込み機能や、地図の縮尺を大きく(3000分の1)する事により紙の都市計画図よりも、都

市計画情報を確認しやすい特徴があります。さらにこの情報の中から、距離や面積の計測

が出来る事、ルートを検索する事が出来る事、現在地の表示が出来る等々、この他にも

様々な情報を引き出せる事の説明を受け、大変有意義の講演だったと思いました。

栃木地区交流会

 平成29年2月16日午前11時より、栃木グランドホテルに於いて30名の参加をいただ

き、平成28年度栃木地区交流会が開催されました。

 前半は、栃木市における定住促進事業の実施状況について、栃木市都市整備部住宅課

定住促進係主事の荻原様から、空き家バンク制度「あったか住まいるバンク」をはじめ

とする各種制度の概要を説明していただきました。

 後半は、入会間もない会員の方も多く参加されての懇親会となり、活発な情報交換が

行われ有意義な会員交流となりました。

支部便り

(21)

県南支部第4回報告会・交流会実施について

 去る5月16日(火)午前11時より、栃木市内ホテルに於いて、標記の会を行いました。

 総勢で46名の出席者数でした。

 報告内容ですが、開会のあと平成28年度事業報告、平成29年度事業計画(案)、そ

して平成28年度入会・退会者の報告を資料をもって詳細に説明を行いました。

 続いて、会場を変えて昼食を挟みながら会員同士の親睦を深めるための交流会を行

い、意義深い会になりましたことをここにご報告いたします。

第9回宅建県南支部ゴルフコンペ

 6月6日、プレステージカントリークラブに於いて第9回宅建県南支部ゴルフコンペ

を39名の参加により開催いたしました。

 スタート時には薄曇りの空模様でしたが、間もなく青空が広がり風もなく最高のゴル

フ日和でした。参加者全員真剣にプレーに取り組み尚且つ和やかな雰囲気の中、親睦を

深めながらゴルフを楽しみました。

 染谷理事と岡﨑理事の声かけにより年齢の若い会員が多数参加してくれました。

 又、青木勇夫支部長より支部長賞としてホールインワン賞(100万円以下1万円以上)

の提供を受けましたが残念ながら該当者はおりませんでした。

(22)

支部便り

第4回県北支部事業報告

 平成29年5月18日(木)那須塩原市「割烹いとう」に於いて、第4回目の事業報告会

が開催されました。

 福冨総務委員長の司会で開会され、青木支部長の挨拶の中で空き家バンク協定の件に

ついて「各自治体での実績が思うように上がっていないのが現実。今後は実績が上がる

ような協定にしていきたい」とお話されました。

 その後は、教育研修委員会、業務規範委員会、地域振興委員会(地域対策)、広報流

通委員会、地域振興委員会(厚生)、総務財政委員会の各委員長6名により事業報告が

行われました。

 その中でも不動産相談で、一般相談71件、電話相談が382件と昨年と同様多くの相談

があったと報告されました。

 その後は同会場に於いて地域交流会へと移り、広範囲の県北支部では絶好の情報交

換、親睦の場となり、和やかな雰囲気のうちに閉会いたしました。

県 北 支 部

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インフォメーション 

事務局から

支 部 免許番号 商   号 (政令使用人)代表者 事務所所在地 電 話 番 号 県央 5064 アスム㈱ 片山 慎也 宇都宮市中今泉1-13-12 028-666-5366 〃 5066 ケーズ不動産㈱ 神山 和典 宇都宮市元今泉1-10-12 028-611-1606 〃 5060 日昌測量設計㈱ (関 昌也) 宇都宮市野沢町472-19小林 裕      028-666-2400 〃 5057 ㈲ヤエックス (堀江 和充) 宇都宮市今泉2-11-1最上 勝弘      028-624-3316 〃 5058 ㈱ブリスコ 鹿野 親一 日光市小代257-12 0288-27-3822 〃 5069 ㈱巴不動産 川田 拓人 真岡市長田3070 0285-81-6054 県南 5059 ㈱ホームワン (池田 喜春)額賀 優貴       下野市祇園3-1-1ミラパセオ自治医大プラザ1号 0285-39-8000 〃 5056 (同)青木不動産 青木 新一 栃木市岩舟町静1553 0282-55-3770 〃 5065 ㈱LACREA 大谷 香也子 佐野市高萩町1207-2 0283-86-9333 〃 5070 ごとう不動産㈱ 後藤 正明 小山市城東2-5-28 0285-38-7336 県北 5062 なすまるHome㈱ 相馬 勝也 大田原市加治屋83-244 0287-47-4708 〃 5054 ミヤビホーム (君島 敏毅) 那須塩原市高柳2-216鈴木 宏紀        0287-39-1711 〃 5068 さくら不動産企画 鉢村 悦男 さくら市氏家3501-47 028-688-8811 支 部 免許番号 商   号 (政令使用人)代表者 事務所所在地 電 話 番 号 県央 4936 ㈱アクセスホーム      (宇都宮南店) (五十嵐 由貴)宇都宮市西原町2085-2宇賀神 孝     028-678-5212 県南 国8755 ㈱ヤマダ・ウッドハウス         (北関東支店) (小出 龍一郎)増田 文彦       小山市土塔234-1ロータスA-1 0285-31-3522 ■ 新規入会者(主たる事務所) 平成29年2月〜平成29年6月 (従たる事務所) 支 部 免許番号 商   号 (政令使用人)代表者 事務所所在地 電 話 番 号 県央 5067 秀同商事【個人⇒個人】 大森 和子 宇都宮市大曽1-8-6 028-622-4266 県南 国9176 【知事⇒大臣】㈱日進ホーム 松本 修吾 小山市神鳥谷2-25-9 0285-38-7511 〃 5071 【個人⇒法人】M‘s不動産管理㈱ 村上 マリ子 栃木市旭町10-23 0282-24-6627 (会員権承継)

インフォメーション 

事務局から

支 部 免許番号 商   号 支 部 免許番号 商   号 県央 752 ㈱KアンドK 県央 4037 エポック社不動産 〃 2994 三輝企業㈱ 〃 4811 ㈱アセット・トレード・パートナー 〃 4306 ㈲日光開発 県南 1092 三共ハウジング㈱ 〃 5009 ㈱APR商事 〃 4953 青空不動産 〃 2021 ㈲新陽北住宅 〃 4337 ㈱田中屋 〃 5007 ㈱そらまめ不動産 〃 4152 藤和商事㈲ 〃 815 ㈲陽山商事 〃 3787 ㈱ティビィシイ・スキャット 〃 2113 阿久津建設㈱ 〃 4018 ㈱小花工務店 〃 816 ㈲岡田商事 〃 2615 ㈱丸上商事 〃 221 松原木材不動産㈱ 〃 4610 ㈲山創 〃 2148 ㈱戸祭 〃 3789 ダイダイ・エステート㈲ 〃 4612 ㈲関住宅センター 県北 709 ㈲振興 〃 4407 ㈲エルイーハウジング 〃 2924 井上不動産商会 ■ 退会者(主たる事務所) 平成29年2月〜平成29年6月 (従たる事務所)

(25)

インフォメーション 

事務局から

■ 会員数 平成29年6月30日現在 支 部 正会員(本店)準会員(支店) 計 支 部 正会員(本店)準会員(支店) 計 県央支部 542 85 627 栃木地区 98 4 102 宇都宮地区 407 75 482 佐野地区 83 9 92 鹿沼地区 50 3 53 足利地区 79 6 85 今市地区 29 2 31 県北支部 198 26 224 芳賀地区 56 5 61 県北地区 126 21 147 県南支部 415 43 458 塩那地区 72 5 77 小山地区 155 24 179 合計 1155 154 1309

国土交通大臣表彰 受賞

栃木県知事表彰 受賞

平成29年7月、国土交通大臣より建設事業関係功労者として

本協会の「五十嵐 薫」会長が国土交通大臣表彰を受賞され

ました。おめでとうございます。今後ともさらに業界発展の

ため御活躍されることをお祈りいたします。

平成29年7月、福田富一県知事より建設事業関係功労者とし

て、本協会の「福冨 賢治」常務理事が栃木県知事表彰を受

賞されました。おめでとうございます。今後ともさらに業界

発展のため御活躍されることをお祈りいたします。

■ 宅建業法改正に伴う従業者名簿の様式変更  4月1日の宅建業法改正により、第48条にて 備付が義務付けられている従業者名簿への記載 事項のうち「住所」の記載が不要となりまし た。その為、従業者名簿の様式(様式第八号の 二)が下記の表のとおり改正されました。従業 者名簿のご提出の際は、新様式での作成をお願 いいたします。  新様式は、栃木県庁ホームページからダウン ロードできます。 会 長

五十嵐 薫 氏

常務理事

福冨 賢治

(26)

Vol.

122

2017.7

CONTENTS

1 定時総会開催 2 五十嵐薫会長あいさつ 3 祝辞 栃木県知事 福田富一 4 祝辞 栃木県議会議長 小林幹夫 6 法定講習会のお知らせ 7 (一財)栃木県宅建サポートセンター 8 (一社)全国賃貸不動産管理業協会 9 紙上研修 13 無料相談日一覧 15 宅地建物取引士資格試験について

栃木県宅建協会は創立50周年を迎えました。   

ユネスコ無形文化遺産登録 「烏山の山あげ行事」

山あげ祭

写真提供:那須烏山市商工観光課 平成29年7月発行 発行人/五十嵐薫 編集人/広報流通委員会

地域と暮らしを支える「やりがい」

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全宅連傘下の47都道府県宅建協会に入会している会員業 者は、日本の宅地建物取引業免許を持つ不動産業者13万 社の8割を超える10万社にものぼり、不動産業界最大の会 員数を誇っています。このスケールメリットを活かした豊富 な情報量を始め、会員の皆様に対し様々な業務サポートを 展開しています。

宅建協会加入のメリット

1. 全国30万件の物件情報で即、営業スタート

2. 会員専用「全宅住宅ローン」で円滑な融資可能

3. 重要事項説明書・契約書は無料でダウンロード

4. 充実の研修システムで経営バックアップ

5. 全国最大の10万会員組織の業務インフラ・情報ネットワーク

開業するなら

宅建協会

公益認定事業 【不動産キャリアパーソン】とは

公益社団法人

全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)

不動産取引実務の基礎知識修得を目的とした通信教育資格講座。 宅建業従事者の方なら、修了試験合格後、全宅連に申請すると 「不動産キャリアパーソン」として資格登録されます。 資格は宅地建物取引業 従事者にのみ授与

全宅連)

資 従 [不動産キャリア]サポート研修制度 全宅連からのお知らせ 佐藤まり江さん テキスト+ Webで 学習 不動産キャリアパーソン 〔お問合せ〕 全宅連 広報研修部 TEL 03-5821-8112 (平日9:00~17:00) 〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ 〔お問合せ〕 全宅連 広報研修部 TEL 03-5821-8112 (平日9:00~17:00) 〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ 〔お問合せ〕 全宅連 広報研修部 TEL 03-5821-8112 (平日9:00~17:00) 〔お申込み〕 全宅連ホームページまたは所属の宅建協会へ 受講料 ①宅建協会会員、その従業者:8,000円(税別)     ②その他:12,000円(税別)

参照

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24日 札幌市立大学講義 上田会長 26日 打合せ会議 上田会長ほか 28日 総会・学会会場打合せ 事務局 5月9日

全国 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県

公益社団法人高知県宅地建物取引業協会(以下「本会」という。 )に所属する宅地建物

参加議員:福田康夫 JPFP 会長(衆・自)、広中和歌子 JPFP 会長代行(参・民)、逢沢一郎 JPFP 幹事長(衆・自)、南野知惠子 JPFP

(公財) 日本修学旅行協会 (公社) 日本青年会議所 (公社) 日本観光振興協会 (公社) 日本環境教育フォーラム

3.基本料率の増減率と長期係数 ◆基本料率(保険金額 1,000 円につき) 建物の構造 都道府県 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県

平成3

●協力 :国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会、各地方小型船安全協会、日本