飯塚市頴田支所新庁舎建設事業
特記仕様書
平成30年12月
飯 塚 市
1 ― 目 次 ― 1 特記仕様書の位置付け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2 事業スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 適用法令及び基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 計画施設概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 5 設計条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6 設備計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 7 外構計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 8 設計・施設整備に関する業務要求水準・・・・・・・・・・・・8 9 維持修繕業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
2 1 特記仕様書の位置付け 本特記仕様書は、飯塚市頴田支所新庁舎建設事業において、参加者の提案及び飯塚市(以下「本市」と いう。)が選定する事業者(以下「事業者」という。)の事業遂行に係る具体的な指針及び本市が要求する 業務水準を示すものである。 2 事業スケジュール 事業スケジュール(予定)は以下のとおりとする。 項 目 予 定 基本協定の締結 平成 31(2019)年 2 月 設計及び工事の着手 平成 31(2019)年 2 月 設計及び工事期間 平成 31(2019)年 2 月~2019 年 6 月 賃貸借契約の締結 平成 31(2019)年 3 月 建設完了 2019 年 6 月 リース期間 2019 年 7 月~2029 年 6 月(10 年間) 契約終了 2029 年 6 月 3 適用法令及び基準 事業者は、本事業を実施するに当たり、以下の関係法令等を遵守すること。 (1) 関係法令等 ・ 建築基準法 ・ 都市計画法 ・ 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 ・ 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律 ・ 消防法 ・ 浄化槽法 ・ 水道法 ・ 水質汚濁防止法 ・ 土壌汚染対策法 ・ 悪臭防止法 ・ 大気汚染防止法 ・ 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ・ 地球温暖化対策の推進に関する法律 ・ 騒音規制法 ・ 振動規制法 ・ 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 ・ 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 ・ 資源の有効な利用の促進に関する法律
3 ・ 官公庁施設の建設等に関する法律 ・ 建築士法 ・ 建設業法 ・ 労働基準法 ・ 労働安全衛生法 ・ 労働安全衛生規則 ・ 建築物における衛生的環境の確保に関する法律 ・ エネルギーの使用の合理化に関する法律 ・ 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律 ・ 福岡県福祉のまちづくり条例 ・ 福岡県美しいまちづくり条例 ・ 福岡県環境保全に関する条例 ・ 飯塚市都市景観条例 ・ 飯塚市廃棄物の減量及び処理の適正化等に関する条例 ・ 飯塚市環境基本条例 ・ 飯塚市水道事業給水条例 ・ その他関連法令及び条例等 (2) 適用基準等 特記のない場合は、国土交通省大臣官房官庁営繕部が制定又は監修したものとする。 ① 共通 ・ 公共建築工事積算基準 最新版 ・ 公共建築工事標準歩掛り 最新版 ・ 省エネルギー建築設計指針 最新版 ② 建築 ・ 建築工事設計図書作成基準 最新版 ・ 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) 最新版 ・ 建築設計基準 最新版 ・ 建築工事標準詳細図 最新版 ・ 鉄骨設計標準図 最新版 ・ 擁壁設計標準図 最新版 ・ 構内舗装・排水設計基準 最新版 ・ 表示・標識基準 最新版 ・ 建築構造設計基準 最新版 ・ 建築非構造部材の耐震設計指針 最新版 ・ 官庁施設の総合耐震計画標準 最新版 ③ 設備 ・ 建築設備計画基準 最新版
4 ・ 建築設備設計基準 最新版 ・ 建築設備設計計算書作成の手引き 最新版 ・ 建築設備耐震設計・施工指針 最新版 ・ 公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編) 最新版 ・ 公共建築設備工事標準図(電気設備工事編) 最新版 ・ 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編) 最新版 ・ 公共建築設備工事標準図(機械設備工事編) 最新版 4 計画施設概要 (1) 施設名称 飯塚市頴田支所 (2) 敷地の場所 飯塚市 鹿毛馬 地内 (3) 施設用途 事務所 5 設計条件 (1) 基本的な考え方 ① 配置計画 ・本事業は支所庁舎を整備するものであり、配置計画においては来庁者の利便性及び安全性の確保 が前提であり、周辺環境を配慮しながら全体の適切な配置や諸室配置を適切に図ること。 ② 意匠計画 ・施設の外観については、できる限り周辺地域・景観と調和した形態・色彩・構成とすること。 ③ 諸室の環境 ・施設全体にバリアフリーを含むユニバーサルデザインの考えを十分取り入れた施設とすること。 ・利用者が利用しやすく、親しみやすい施設計画とすること。 ・幅広い年齢層が利用する施設であることを踏まえ、安全性に十分配慮された施設とすること。 ④ 省メンテナンス性の追求 ・適切に構造体及び被覆等の修繕等をすることにより、長期的に構造耐力上必要な性能を確保でき るよう配慮すること。 ⑤ 環境配慮計画 ・環境資源等に配慮し、環境への負荷低減、省エネルギー対策を考慮した施設計画とすること。
5 (2) 敷地の条件 ① 所在地 飯塚市鹿毛馬 2333 番 4 地内 ② 敷地の面積 1,705 ㎡(台帳面積)のうち約 1,380 ㎡ ③ 用途地域及び地区の指定 非線引き都市計画区域内 無指定地域 建ペイ率 70% 容積率 200% ④ 公共下水道処理区域外 ⑤ 地盤の状況 別添2「隣接地地盤状況図」を参考とする。(別途調査が必要な場合は事業者負担 にて実施する。) ⑥ 敷地周辺図(敷地の詳細は別添3「敷地詳細図」のとおり) (3) 施設の条件 ① 施設の延べ面積 約 400 ㎡程度 ② 主要構造 平屋建て RC 造又は S 造 ③ 耐震安全性の分類 「総合耐震計画基準」(平成 25 年 3 月 29 日付け国営計第 126 号、国営整第 198 号、国営設第 135 号)による、耐震安全性の分類は次のとおりとする。 対象施設 耐震安全性分類 1)構造体 Ⅱ類 2)建築非構造部材 A類 3)建築設備 乙類
6 (4) 必要諸室 室名 内容 執務スペース ・オープンフロアとし、市民窓口課 10 名、経済建設課 10 名の職員が従事す ることを想定し、130 ㎡程度のスペースを確保すること。 ・ネットワークや電話配線等を考慮してOAフロアとすること。 ・カウンターにて外来者の執務室内への立入りを制限できるようにすること。 会計室 ・15 ㎡程度のスペースを確保すること。 ・出納事務を行うため、窓口カウンターはガラスでの間仕切りとすること。 会議室 ・40 ㎡程度及び 10 ㎡程度の大小 2 つの会議スペースを確保すること。 応接室 ・20 ㎡程度のスペースを確保すること。 書庫 ・15 ㎡程度のスペースを確保すること。 作業室 ・10 ㎡程度のスペースを確保すること。 待合ロビー ・車イス利用者等が円滑に利用できるなど、来庁者の安全な導線に配慮した 十分なスペースを確保すること。 ・出入口には風除室を設けること。 トイレ ・男性用、女性用、多目的トイレを適宜確保すること。 職員休憩室 ・10 ㎡程度のスペースを確保すること。 更衣室 ・約 20 名の職員使用を想定し、男性用、女性用を適宜確保すること。 給湯室 ・執務スペースに隣接して適宜確保すること。 機械室 ・24 時間空調とし、庁内LANサーバや電話交換機等を設置するスペースを 適宜確保すること。 管理人室 (時間外窓口) ・通用口に隣接した 15 ㎡程度のスペースを確保すること。 ・休日・時間外の窓口となることを考慮すること。 ※その他 ・通用口付近に手洗い場及び足洗い場を設けること。 (5) 仕上げ計画 ・主要箇所の外部仕上げ及び各室の仕上げは、下記を想定するが、維持管理についても留意し、清 掃しやすく、管理しやすい施設となるよう配慮すること。 ・各室の用途がわかりやすいようにサイン・案内板等を設けること。 ① 外部仕上げ想定 箇所 仕上げ 備考 屋根 ガリバリウム鋼板及び折板葺 外壁 窯業系サイディング 外部建具 カラーアルミサッシ
7 ② 内部仕上げ想定 室名 床 巾木 壁 天井 天井高 空調 設備 執務スペー ス OAフロア+タ イルカーペット ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード CH=2700mm 程度とし、 適 宜 提 案 すること。 ○ 会計室 ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード ○ 会議室(大) ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード ○ 会議室(小) ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード ○ 応接室 ビニル床シート ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード ○ 書庫 ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏ボード × 作業室 ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏ボード × 待合ロビー ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード ○ 風除室 磁器タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏吸音ボ ード゙ × トイレ ビニル床シート ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏ボード × 職員休憩室 ビニル床シート ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏ボード ○ 更衣室 ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏ボード × 給湯室 ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装一部キッチンパネル 化粧石膏ボード × 機械室 ビニル床タイル ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装 化粧石膏ボード ○ 管理人室 ビニル床シート ビニル 巾木 石膏ボード+EP 塗装一部キッチンパネル 化粧石膏ボード ○
8 6 設備計画 (1) 共通事項 ・ 耐久性、更新性、メンテナンス性を考慮したものとすること。 ・ 風水害、落雷、断水、停電、大火、地震等の災害を考慮すること。 (2) 電気設備 ・ コンセントは各諸室に適宜設置すること。 ・ 非常照明、誘導灯(バッテリー内蔵型)は関連法規に基づき設置すること。 ・ 外灯は施設外構部に設置すること。 ・ 動力設備は各空調機、ポンプ類等動力機器の制御盤の製作、配管配線等を行うこと。 ・ 電話設備、情報設備は、空配管とすること。 ・ 地デジ放送対応の受信アンテナを設置すること。 ・ 自動火災報知設備、防火設備等を関係法規に基づき設置すること。 (3) 機械設備 ・ 空調設備の系統は施設の構成、運用、故障時の影響を十分考慮して計画すること。 ・ 換気設備を設け、適切に新鮮な空気の導入、除塵、臭気低減を行うこと。 ・ 空調設備は集中管理を可能とするとともに設置される居室において運転・停止・温度調整が可能な 方式とすること。 ・ 衛生器具設備は、居室の使用状況、内装仕様の程度で適宜選択すること。 ・ 汚水処理については下水道未整備であり、規模に応じた合併浄化槽を設置すること。排水設備は、 敷地や周辺の状況を考慮すること。 ・ 消火設備等は消防法等に基づき設置すること。 7 外構計画 ・ 施設の利用用途や敷地の形状を考慮した外構計画とすること。 ・ 来庁者用駐車場については身障者用 2 台を確保することとし、その他は参加者の提案による。 ・ 舗装、外柵、サイン等については、周辺環境との調和を踏まえて適宜計画すること。 ・ その他の計画については、参加者の提案による。 8 設計・施設整備に関する業務要求水準 (1) 設計業務 ① 基本事項 (a) 管理技術者は建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)による一級建設士とする。 (b) 設計図面等の必要数量については、各 1 部又は一式とする。 (c) 設計業務の際に行った検討・協議内容等の資料の提出を行うこと。 ② 検討事項 設計業務を行うに際し、以下の項目について検討・確認を行うこと。 (a) 建築計画
9 ・ 計画概要書 ・ 建物概要・面積表 ・ 建物配置計画 ・ 施設レイアウト・動線計画(職員動線・利用者動線) ・ 什器仕様・レイアウト計画 ・ 平面計画・断面計画・立面計画 ・ 色彩計画 ・ 内観・外観デザイン計画(パース含む) ・ 仕上表 (b) 構造計画 (c) 電気設備計画 (d) 機械設備計画 (e) 外構計画 (f) 関係各機関との協議・申請 ・ 確認申請及び関係条例 ・ その他必要と思われる協議・申請 (g) 施工計画 ③ 設計業務確認事項 業務実施にあたっては以下の点について留意すること。 ・ 関係各機関と十分打ち合わせを行うこと。 ・ 市に対して業務実施期間中の報告(中間報告)及び、業務終了後に作業の報告(最終報告)を 行い、市の確認を受けること。 (a) 設計図書(不要なものは省略可) ・ 建築(意匠)設計 仕様書、仕上表、面積表及び求積図、敷地案内図、配置図(測量)、日影図、平面図、断面図 立面図、矩計図、展開図、天井伏図、平面詳細図、部分詳細図(断面含む)、建具表、外構図 総合仮設計画図、建築確認申請図書、その他必要と思われる図面等 ・ 建築(構造)設計 仕様書、構造基準図、伏図、軸組図、部材断面表、各部断面図、標準詳細図、各部詳細図、構 造計算書、建築確認申請図書、その他必要と思われる図面等 ・ 電気設備設計 仕様書、敷地案内図、配置図、電灯コンセント設備図、動力設備図、電話情報配管設備図、TV・ インターホン設備図、火災報知設備図、構内配電線路図、構内通信線路図、電気設備設計計算 書、建築確認申請図書、その他必要と思われる図面等 ・ 機械(空気調和)設備設計 仕様書、敷地案内図、配置図、器具表、空気調和設備図、換気設備図、自動制御設備図、屋外 設備図、空気調和設備設計計算書、建築確認申請図書、その他必要と思われる図面等
10 ・ 機械(給排水衛生)設備設計 仕様書、敷地案内図、配置図、機器表、衛生器具設備図、給水設備図、排水設備図、給湯設備 図、消火設備図、屋外設備図、給排水衛生設備設計計算書、建築確認申請図書、その他必要と 思われる図面等 ・ 施工計画書 仮設計画、工事事務所の設置位置、資材置き場、工事工程表、残土処理、建設副産物処理計画・ 完了書、その他必要と思われる図書等 ・ 資料 構造計算データ、その他必要と思われる資料等 (b) 申請業務等 本事業に伴い必要となる各種申請、また、これにより必要となる業務を行うこと。 (2) 監理業務 ① 基本事項 ・ 工事監理の管理技術者(以下「工事監理者」)は建築士法による一級建築士とする。 ② 業務 ・ 工事監理者は、自らの責任により実施設計図書と照合し、それが設計図書とおりに実施されてい ることを確認すること。 ・ 工事監理者は、本市があらかじめ定めた時期において工事の進捗状況等を報告するほか、本市か ら要請があった場合には適時報告、説明等を行うこと。 ・ 工事監理者は建築基準法第7条による建築物に関する完了検査の申請とこれに伴う作業等を行 うこと。 (3) 施設整備 ① 基本事項 ・ 関連法令等を遵守すること。 ・ 近隣及び工事関係者の安全確保と騒音、振動、臭気等の環境確保に十分配慮すること。 ・ 近隣住民との調整や関係各機関との調整を十分行い、工事の円滑な進行や常駐警備員を配置する 等安全を確保すること。 ② 業務 ・ 事業者は設計図書及び施工計画書に従って施設整備工事を行うこと。 ・ 着工に先立ち、実施工程表及び施工計画書を作成して本市に報告すること。 ・ 施設整備期間中及び業務完了後に事業者が行う検査又は試験について、事前に市に実施日等を通 知すること。なお市は当該検査又は試験に立ち会うことができるものとする。 ・ 市は、施設整備期間中に行われる工程会議に立ち会うことができると共に、いつでも工事現場で の施行状況の確認が可能であること。 ・ 市が検査、会議、現場等に立ち会う場合、事業者は協力すること。
11 ・ ネットワーク配線・電話回線等の設置工事(別途工事)については、開庁時に必要であることか ら本工事施工中に併せて実施するため、施工に支障がないよう事業者、関係業者、市と三者協議を 十分に行うこと。 ・ 事業者は本施設の業務完了後速やかに、事業者自らの責において完工検査を実施し、仕様書に示 された内容が満たされている事を確認すること。また、完工検査の結果を市に報告すること。 9 維持修繕業務 (1) 設備定期点検 電気設備、空調設備、消防設備、浄化槽等の保安点検業務については本市において実施する。 (2) 維持修繕 建具等の建築物や電気、空調、給排水設備等に不具合が生じた場合や定期点検による不具合等が判 明した場合については、直ちに事業者により点検し、修繕を行うものとする。 ただし、使用者の責による不具合は別途とし、大規模な修繕が必要な場合は、事業者と市において 協議を行うものとする。 対応可能な修繕範囲については参加者の提案による。