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表 1 測定範囲と調査項目放送局が提供するコンテンツ サービス国内における動画配信サービスの広がりを踏まえて, 年 調査から 動画サイトで放送局が提供する番組動画 と ポッドキャストやストリーミングで聞くラジオ番組 は放送後に接触するコンテンツと再定義し, 分類区分を従来の インター

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72

OCTOBER 2017

触動向を把握し,デジタル時代のメディア利用

や放送関連コンテンツの展開を考えるうえでの

基礎的なデータを得ることを目的としている

2)

───Ⅱ 調査の概要

調査の対象としたコンテンツやサービス(項

目)は,表 1 のとおり。各調査項目を「リアル

タイム(放送と同時接触)」,「タイムシフト(番

組への時差接触)」,「インターネット(デジタル

コンテンツサービスへの接触)」の3 つに分類

し,それぞれのリーチのほか,3 者の接触の

組み合わせなどで接触構造を分析する設計と

している。

人々は放送局のコンテンツ,サービスに

どのように接しているのか

~「2017 年 6月全国放送サービス接触動向調査」の結果から~

世論調査部

鶴島瑞穂 / 保髙隆之 / 有江幸司

───Ⅰ はじめに

NHK 放送文化研究所では,2013 年から全

国 7 歳以上の男女を対象にした「全国放送サー

ビス接触動向調査」

1)

を実施している。今回

は,その8 回目となる2017年 6月の調査結果

を報告する。

この調査は,テレビ・ラジオ放送,データ放

送,録画再生や,インターネット(ホームページ,

動画,SNS,ストリーミング)などで,放送局

が提供する多岐にわたるコンテンツやサービス

に1週間のうち1日でも接触した人の割合を示

す“リーチ”を,世論調査で定期的に測定する

ことで,放送関連コンテンツやサービスへの接

「全国放送サービス接触動向調査」は,テレビ・ラジオ放送,データ放送,録画再生,ホームページ,動画,

SNS など放送局が提供するコンテンツやサービスのリーチ(1 週間に1日でも接触した人の割合)を世論調査で

定期的に把握し,メディア利用や放送関連コンテンツの展開を考えるうえでの基礎的なデータを得ている。今回

は 2015 年以降の 6月調査 3 回分のデータにより,時系列の動向を分析する。

放送局が提供するコンテンツやサービスへのリーチを「リアルタイム(放送と同時接触)」,「タイムシフト(番組

への時差接触)」,「インターネット(デジタルコンテンツサービスへの接触)」の3 つに分類すると,リアルタイムの

リーチは前年の 92.2%から90.5%に減少し,タイムシフトのリーチは前年の 53.5%から58.9%に増加した。なお,

インターネットのリーチは16.0%で変化はなかった。また,3 つの組み合わせによる接触パターンの変化をみると,

前年から〈リアルタイムのみ〉が減少(37.6%→ 32.6%)した。今回の調査では,放送局のコンテンツやサービス

に〈リアルタイムのみ〉で接触する人の割合が〈リアルタイムとタイムシフト〉で接触する人の割合を初めて下回り,

人々の視聴行動が,従来型のリアルタイムのみから,リアルタイムとタイムシフトの組み合わせに移行しつつある

ことが明らかとなった。

(2)

国内における動画配信サービスの広がりを

踏まえて,2016 年 6月調査から「動画サイトで

放送局が提供する番組動画」と「ポッドキャス

トやストリーミングで聞くラジオ番組」は放送

後に接触するコンテンツと再定義し,分類区分

を従来の「インターネット」から「タイムシフト」

に変更した。個別の調査項目に変更はないが,

上記理由によりインターネット計,タイムシフト

計,接触パターン等の集計値が 2015 年11月

調査以前と2016 年 6月調査以後では異なる。

今回の報告では,過去の集計値も上記の定義

に合わせて再計算した値を掲載した。そのた

め,2015 年 6月の本調査の報告と値が異なる

点に留意されたい。

調査方法は,月曜日から日曜日までの1 週

間,1日単位で,各質問項目の接触の有無に

ついて,5 分以上視聴・利用したかどうかを毎

日記録してもらう日記式である(インターネット

については,5 分以上かは問わず,視聴・利用

したかどうかを記入)。1 週間に1日でも接触し

た人の割合をリーチとして集計した。

調査は,2017年 6月5日(月)~ 6月11日(日)

の1 週間, 住民基本台帳から無作為に抽出し

た全国の 7 歳以上の男女 3,600人に対し配付

回収法で実施し,調査有効数(率)は 2,399人

(66.6%)であった。サンプル構成は文末の単

純集計結果を参照されたい。

なお今回は,過去2 年分(2015 年,2016 年)

の 6月調査のデータと比較した時系列分析を

加えた。季節によるデータ変動の可能性があ

るため,11月調査のデータとの比較は行って

いない。

表1 測定範囲と調査項目

放送局が提供するコンテンツ・サービス リアルタイム (放送と同時接触) テレビ 地上放送    NHK 総合テレビ ・NHK Eテレ(教育テレビ) 民放 テレビ BS(衛星)放送 NHK BS1 ・ NHK BS プレミアム 民放 BS テレビ ラジオ AMラジオ   NHK ラジオ第1・NHK ラジオ第 2・民放 AMラジオ FM ラジオ   NHK ラジオ FM・民放 FMラジオ データ放送 (リモコンの「d」ボタンを押すと表示される,気象情報や番組関連情報など) CS 放送(スカパー!など)やケーブルテレビの専門チャンネルで放送されている番組 インターネットラジオ (例:「らじる★らじる」(NHK),「radiko〔ラジコ〕」(民放)など) タイムシフト (番組への時差接触) 録画再生 録画した地上放送の番組の再生 録画した BS 放送の番組の再生 録画した CS 放送やケーブルテレビの専門チャンネルの番組の再生 録音したラジオ番組の再生 テレビ番組の有料配信サービス (例:NHK オンデマンド,FOD(フジテレビオンデマンド)など。hulu,NETFLIX などで NHK,または民放のテレビ番組を見 た場合も含む。テレビ,パソコン,スマートフォン,タブレット端末などでの視聴) テレビ・ラジオ番組(ドラマ・バラエティ・趣味実用など)の市販のブルーレイディスク,DVD,ビデオ,CD(レンタル含む) 動画サイトで放送局が提供する番組動画(例:YouTube,ニコニコ動画,TVer,AbemaTVなどにある,番組そのものや番組の一部) ポッドキャストやストリーミングで聞くラジオ番組 (番組ホームページや iTunes Store などから聴取) インターネット (デジタルコンテンツ サービスへの接触) 放送局のホームページや番組ホームページ (例:NHK オンライン,NHK NEWS WEB,フジテレビのホームページなど) 放送局や番組の公式 SNS

(例:Twitter の「NHK ニュース」,Facebook のフジテレビのページ,LINE の日本テレビ「ZIP!」など) ネットで提供される番組表や番組情報(例:G ガイド,Yahoo! テレビ,インターネット TV ガイドなど)

※ 2016 年 6 月調査から「動画サイトで放送局が提供する番組動画」,「ポッドキャストやストリーミングで聞くラジオ番組」の分類区分を「インターネット」から 「タイムシフト」に変更した。

(3)

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OCTOBER 2017

───Ⅲ 調査結果から

1. リーチの概要

タイムシフトリーチが増加

放送局が提供するコンテンツやサービスの

リーチは,「リアルタイム計」が 90.5%,「タイ

ムシフト計」が 58.9%,「インターネット計」が

16.0%だった(表2)。

年層別にみると,「リアルタイム計」は60 代以

上で全体より高い。「タイムシフト計」は19 歳以

下と30・40 代で 7 割に達しており,「インター

ネット計」は13 ~ 19 歳と30・40 代で全体より

も高かった。

前々年,前年と比較すると,

「リアルタイム計」

のリーチが減少し,「タイムシフト計」のリーチ

が増加した。「インターネット計」のリーチに大

きな変化はなかった。表に記載はないが,年

層別にみると,「リアルタイム計」は前年から7

~ 12 歳(95%→87%)と20 代(84%→75%)

で減少し,13 ~19 歳でも前々年から減少(89%

→77%)している。また,「タイムシフト計」は

前 年 から40 代(61% →70 %)と60 代(44 %

→ 57%)で増加し,13 ~ 19 歳でも前々年から

増加(64%→75%)した。

表 2 「リアルタイム」「タイムシフト」「インターネット」リーチ一覧(年層別)

〈各項目の名称は「表1」を簡略化して表記した〉 ■は全体と比べ統計的に高い層であることを示す(以下同様)* (%) 全体 7 ~ 12 歳 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 2017 年 6 月 〈2,399〉 2016年 6 月〈2,427〉 2015年 6 月〈2,415〉 〈141〉 〈152〉 〈185〉 〈263〉 〈376〉 〈360〉 〈414〉 〈508〉 リアルタイム計 90.5 (92.2) (92.3) 87 77 75 87 87 92 98 99 テレビ・ラジオ計 89.2 (90.9) (91.2) 83 74 71 86 86 91 98 99 データ放送 35.6 (39.9) (40.7) 45 34 27 33 32 40 39 35 CS 放送・専門チャンネル 12.5 (13.1) (12.7) 10 7 11 10 13 14 12 16 インターネットラジオ 5.2 (4.7) (4.3) 3 5 7 6 5 7 4 5 タイムシフト計 58.9 (53.5) (53.8) 74 75 64 70 70 62 57 34 録画再生計 50.4 (45.4) (46.0) 65 60 52 57 60 56 49 30 地上番組録画再生 47.9 (43.5) (43.9) 64 59 51 55 58 53 44 27 BS 番組録画再生 15.2 (14.3) (15.3) 9 11 7 11 9 18 25 18 CS 番組など録画再生 6.2 (5.5) (6.0) 6 4 4 5 7 8 8 5 録音再生 2.9 (2.8) (2.5) 2 4 4 2 2 2 5 3 有料番組配信サービス 4.2 (3.6) (3.3) 5 7 6 5 3 4 3 4 ブルーレイ・DVD・CD など 11.0 (10.8) (10.8) 14 17 12 18 13 8 8 7 動画サイト公式動画 16.8 (14.3) (13.6) 25 33 30 31 23 13 9 2 ポッドキャスト・ストリーミング 2.0 (2.0) (1.7) 0 4 3 5 1 3 1 1 インターネット計 16.0 (15.0) (15.7) 9 28 20 22 20 19 13 7 ホームページ 9.1 (8.2) (9.0) 5 15 8 13 10 11 9 5 公式 SNS 7.3 (6.8) (6.4) 1 19 11 11 10 7 4 3 番組表や番組情報 8.5 (7.7) (9.1) 5 12 11 16 8 11 7 4 トータルリーチ 93.3 (94.1) (94.0) 93 87 82 91 90 93 99 99 * 全体に対する各年層の特徴をみるために,該当する層と,全体から該当する層を除いた残りの層で「互いに独立な%の差の検定」を行った結果。 以下の検定式を用いている(以下同様)。 ・ サンプル数 :(全体)n1,(一部)n2  割合(%):(全体)p1,(一部)p2 ・ z=「1.960」以上なら「有意水準(危険率)5%で」有意差あり。 p1-p2 n1 n2 1 1 p1(100 -p1) (     ) z

(4)

(1)リアルタイムリーチ 

「テレビ・ラジオ計」,

「データ放送」が減少

「リアルタイム(放送と同時接触)」の項目ご

とのリーチ(表 2)をみると,地上放送とBS

(衛星)放送,AMラジオとFMラジオを合わ

せた「テレビ・ラジオ計」は 89.2%で,前々年

(91.2%),前年(90.9%)から減少した。年層

別にみると,7 ~ 12 歳で前年から減少(92%

→83%)している。なお,「テレビ計」は前々年

から減少(89.9%→87.7%)したが,「ラジオ計」

(32.3%)は,前々年,前年と同程度だった。

「データ放送」のリーチは35.6%で,前々年

(40.7%),前年(39.9%)から減少した。年層別

にみると, 前々年から13 ~ 19歳(46%→34%),

40 代(42%→32%),70歳以 上(41%→35%)

で減少した。

「CS 放送・専門チャンネル」のリーチは12.5%

で,前々年,前年と同程度だった。年層別に

みると,70 歳以上が 16%で,全体より高い。

「インターネットラジオ」のリーチは変化なし

「インターネットラジオ」のリーチは5.2%で,

前々年,前年と変わっていない。年層別にみて

も,特定の年層に偏りはみられない。

付帯質問で, 利用したことのある放送局のイ

ンターネットサービスを複数回答で尋ねたところ

(以下「利用経験率」とする),

「NHKネットラジ

オ らじる★らじる」は4%と,前年(3%)から

増加した(表3)。男女年層別にみると, 男60

代,女 50 代で全体より高く,男60 代で前年か

ら増加(3%→8%)している。

また,

「radiko.jp(ラジコ)」は4%で,前々年,

前年と同程度である。男女年層別にみると,

男20 ~ 40 代で全体より高い。

(2 )タイムシフトリーチ

「地上番組録画再生」リーチが増加

「タイムシフト(番組への時差接触)」の項目

ごとのリーチでは,「録画再生計」が 50.4%で,

前々年(46.0%),前年(45.4%)から増加し,

「録音再生」

(2.9%),

「有料番組配信サービス」

(4.2%),

「ブルーレイ・DVD・CDなど」

(11.0%)

といった他の項目より高い(表 2)。「録画再生

計」を年層別にみると,50 代以下の全ての年

層で 5 割を超えており,40 代(51%→ 60%),

60 代(39%→ 49%)で前年から増加した。

この「録画再生計」は,録画しておいた番

組の再生を放送波ごとに「地上(放送)番組録

画再生」,「BS(放送)番組録画再生」,「CS

(放送)番組など録画再生」の3 つに分けて測

定している。最も高いのは「地上番組録画再

生」

(47.9%)で,前年(43.5%)から増加した。

次いで「BS 番組録画再生」

(15.2%),「CS 番

組など録画再生」

(6.2%)と続くが,こちらは,

前々年,前年から変化はなかった。「BS 番組

録画再生」では60 代以上の年層で全体より高

表 3 〈付帯質問〉

「NHK ネットラジオ らじる★らじる」「radiko(ラジコ)」の利用経験率(男女年層別・複数回答)

全体 男女 男 女 2017年 6 月 2016年6 月 2015年6 月 12 歳7 ~ 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 〈2,399〉〈2,427〉〈2,415〉〈141〉〈71〉〈83〉〈125〉〈167〉〈166〉〈184〉〈240〉〈81〉〈102〉〈138〉〈209〉〈194〉〈230〉〈268〉 NHK ネットラジオ らじる★らじる 4 (3) (3) 1 3 4 3 5 5 8 3 6 2 1 6 7 2 2 radiko.jp(ラジコ) 4 (4) (5) 1 0 10 8 10 6 3 1 5 7 7 6 4 1 0 (%)

(5)

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OCTOBER 2017

いのが特徴である。なお,BS 放送のリアルタ

イムリーチを年層別にみても,60 代(48%),

70 歳以上(51%)と半数前後に達しており,全

体(32.1%)に比べて高く,同様の傾向がみら

れる。

「毎日のように」録画再生する人は

全体で変化なし

付帯質問でテレビ番組の録画再生頻度を尋

ねたところ,「毎日のように」という人は19%で,

前々年,前年から変化がなかった(表4)。男女

年層別にみると,男60 代で前年から増加(12%

→19%)し,男50 代では前々年から増加(12%

→21%)しており,高年層で「毎日のように」録

画再生する層の広がりがみられる。なお,録画

再生頻度をまとめた「録画再生 計」は全体で

66%と,前年(62%)から増加した。男女年層

別にみると,前年から男60 代(54%→ 64%),

女40 代(67%→77%),女 50 代(65%→75%)

で増加している。

「有料番組配信サービス」リーチは変化なし

NHKオンデマンドなどの「有料 番 組配信

サービス」のリーチは全体では4.2%にとどまっ

ており,前々年,前年から大きな変化はみられ

なかった(表2)。なお,2015 年11月調査から

「有料動画配信サービス」への加入意向を付帯

質問で尋ねている(表5)。「加入意志なし」が

46%とほぼ半数を占めているが,前年(50%)

から減少した。一方,「すでに加入」は全体で

は8%にとどまっているが,前年(5%)から増

加している。男女年層別にみると, 「すでに加

入」は男20 代,女 30・40 代で全体より高く,

女40 代で前年より増加(6%→12%)した。ま

た,「加入検討中」は男30・40 代,女 20・30

代で全体より高く,2 割前後に達している。現

時点で有料動画配信サービスの利用者が多い

とはいえないが,男女 30 代を中心に利用者

が広がっていくのか,今後の動向に注目して

いきたい。

「動画サイト公式動画」リーチが増加

「動画サイト公式動画」のリーチは16.8%で,

前々年(13.6%),前年(14.3%)から増加した

(表2)。年層別にみると,40 代以下で全体よ

り高く,特に30 代では 31%と,前々年(23%),

前年(20%)より増加した。

付 帯 質 問で,YouTubeやニコニコ動 画,

AbemaTVといった動画サイトの利用について

尋ねている。今回,サービスの開始から1年余

表 4 〈付帯質問〉テレビ番組の録画再生頻度(男女年層別)

全体 男女 7 ~ 12 歳 男 女 13 ~ 19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 2017 年 6 月 2016 年6 月 2015 年6 月 毎日のように 19 (18) (18) 34 17 11 10 16 21 19 13 20 12 30 21 21 23 17 週に 3 ~ 4 日 くらい 12 (11) (11) 17 16 12 14 15 10 10 8 20 18 11 16 17 10 4 週に 1 ~ 2 日 くらい 20 (18) (19) 23 27 22 30 26 24 17 10 33 33 24 27 20 14 8 月に 1 ~ 2 日 くらい 9 (9) (9) 6 17 12 10 9 10 10 8 11 9 17 9 10 8 5 年に数日くらい 6 (6) (6) 2 0 4 2 8 6 8 8 4 5 2 4 8 6 5 録画再生 計 66 (62) (63) 82 76 60 66 74 71 64 47 88 77 85 77 75 61 38 (%)

(6)

りが経過した AbemaTVを選択肢に追加した

ところ,その利用率は4%であった

3)

いずれかの動画サイトを利用している「動画

サイト利用者」は47%で,前年(43%)から増

加した(表 6)。男女年層別にみると,「動画サ

イト利用者」は男女とも40 代以下で全体より高

く,特に男女13 ~ 19 歳,女 20 代では 8 割以

上と,よく利用されている。また,7 ~ 12 歳で

67%と,前々年(45%),前年(54%)から増加

した。

なお,動画サイトの利用頻度を尋ねたとこ

ろ,「毎日のように」利用している人の割合が

15%と,前々年(9%),前年(12%)から増加

した。男女年層別にみると,男女13 ~ 19 歳,

男20 代では4 割を超えており,若年層を中心

に動画サイトの利用が日常化しつつあること

がうかがえる。

さらに,付帯質問で「動画サイト利用者」に

見ている動画のジャンルを尋ねたところ(表

7),最も多かったのは「音楽」

(49%)で,「動

画サイト利用者」の半数近くが視聴している。

年層別にみると,13 ~ 19歳,20 ~ 40 代で5 割

以上が利用していた。次いで多いのは,「バラ

エティ・お笑い」

「趣味・実用・教育」

(25%),

「スポーツ」

「アニメ」

(23%)である。前年との

比較では,「スポーツ」

(19%→23%),「ドラ

マ(海外)」

(6%→10%),「キッズ」

(6%→8%)

が増加した。なお,「スポーツ」は 20 代で前年

から増加(9%→18%)した。近年,野球やサッ

カーなどのプロスポーツを動画配信サービスで

視聴する環境が整いつつあり,若年層で動画

サイトの利用が広がっていくのか注目していき

表 5 〈付帯質問〉有料動画配信サービス 加入意向(男女年層別)

全体 男女 7 ~ 12 歳 男 女 2017 年 6 月 2016 年6 月 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 すでに加入 8 (5) 6 7 13 10 8 7 6 3 10 10 15 12 10 5 2 加入検討中 10 (11) 8 11 13 20 19 10 11 2 15 24 20 12 7 4 2 加入意志なし 46 (50) 18 39 55 49 55 61 52 43 32 46 44 51 54 50 39 このサービスを 知らない 36 (34) 69 42 18 21 18 22 31 52 43 21 22 25 29 41 57 無回答 0 (0) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 (%)

表 6  〈付帯質問〉動画サイト利用者・SNS 利用者(男女年層別)

全体 男女 男 女 2017 年 6 月 2016 年6 月 2015 年6 月 12 歳7 ~ 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 動画サイト利用者 47 (43)(43) 67 87 76 75 67 49 33 10 82 82 75 63 46 20 3 毎日のように 15 (12) (9) 23 55 40 26 17 11 10 4 41 27 18 13 9 3 1 SNS 利用者 41 (38)(35) 14 69 77 66 60 39 23 5 72 91 84 70 47 19 1 毎日のように 30 (28)(25) 6 55 55 54 39 27 12 1 64 82 60 54 36 11 1 ※「動画サイト利用者」は,「YouTube」,「ニコニコ動画」,「Amazon プライム・ビデオ」,「TVer」などさまざまな動画サイトを例示し  (項目は単純集計の質問Cを参照),そのいずれかを利用していると回答した人の合計。  「SNS 利用者」は,「Twitter」,「Facebook」,「mixi」,「LINE」,「Instagram」,「その他の SNS」のいずれかを,ふだん利用していると回答した人の合計。 (%)

(7)

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たい。また,「アニメ」は 30 代以下,「ゲーム実

況」は 20 代以下で全体より高く,「ニュース・

天気予報」,「趣味・実用・教育」は 50 代以上

で全体より高いなど,見ている年層に特徴が

みられるジャンルもある。

(3)インターネットリーチ

「公式 SNS」リーチが 40 代で増加

次に「インターネット(デジタルコンテンツ

サービスへの接触)」のリーチを項目別にみた

(表 2)。

「(放送局や番組の)ホームページ」は 9.1%,

「(放送局や番組の)公式 SNS」は 7.3%,「番

組表や番 組情報」は 8.5%であり,いずれも

前々年,前年と同程度だった。

それぞれの項目を年層別にみると,「ホーム

ページ」は13 ~ 19 歳と30 代で全体より高い。

「公式 SNS」は13~19 歳,20 ~40 代でリー

チが 10%を超えており,特に13 ~ 19 歳では 2

割近くに達している。また,40 代で前年から

増加(6%→10%)した。

「番組表や番組情報」は 30 代で16%と全体

より高く,前年(10%)から増加した。

「毎日のように」インターネットを利用する人が増加

インターネットリーチに関連する情報として,

付帯質問ではLINEやFacebookなどのSNSの

利用について尋ねている

4)

。ふだんいずれかの

SNSを利用している「SNS 利用者」は41%と,

前々年(35%),前年(38%)から増加した(表 6)。

男女年層別にみると,40 代以下の各年層では

利用が 6 割を超え,女 20・30 代では8 割を超

えている。さらに,40 代以下に比べ利用は少

ないものの,男女とも60 代で前々年,前年か

ら増加するなど

5)

,すそ野が広がっていること

がわかる。またSNSの利用頻度を尋ねたとこ

ろ,「毎日のように」が前々年から増加(25%

→30%)した。特に女 20 代では,「毎日のよう

に」が 82%と,若年層で SNSを頻繁に利用す

る人が増えている。

全体 男 女 12 歳7 ~ 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 歳以上 2017年 6月 2016年 6月 〈1,120〉 〈1,053〉 〈542〉 〈578〉 〈94〉 〈128〉 〈147〉 〈198〉 〈244〉 〈171〉 〈138〉 ドラマ(国内) 16 (13) 13 19 6 22 16 19 13 24 8 ドラマ(海外) 10 (6) 7 13 1 6 8 9 12 15 11 映画 15 (14) 15 16 9 16 22 13 15 18 14 バラエティ・お笑い 25 (27) 27 24 31 40 34 32 23 15 7 アニメ 23 (20) 25 22 55 31 38 30 12 9 5 キッズ 8 (6) 4 12 27 0 6 21 6 0 1 ニュース・天気予報 15 (16) 18 13 2 6 7 14 15 23 36 ドキュメンタリー 7 (8) 8 5 1 7 4 8 6 7 11 スポーツ 23 (19) 36 11 9 27 18 24 23 28 30 音楽 49 (50) 41 56 30 58 60 53 51 40 41 趣味・実用・教育 25 (25) 31 20 15 19 18 23 29 32 36 動物・ペット 13 (12) 10 16 12 9 14 12 12 18 12 ゲーム実況 16 (17) 22 11 45 34 23 15 9 4 2 美容・ファッション 7 (5) 1 13 2 14 18 4 5 3 3 その他 3 (3) 2 3 4 3 3 1 2 3 4 無回答 0 (0) 0 0 0 0 1 0 0 0 0

表 7 〈付帯質問〉見ている動画ジャンル(年層別・複数回答)

(動画サイト利用者分母)

(%) * 〈 〉は実数。70 歳以上は 32 人と少なかったため,60 代(106 人)とまとめ「60 歳以上」とした。 *

(8)

付帯質問でインターネットを利用するときに

使う機器について尋ねたところ(表8),「スマー

トフォン」が 44%と最も多く,前々年(37%),

前年(41%)から増加している。次いで多かっ

た「パソコン」

(33%)に大きな変化がなかった

一方で,前々年から「タブレット端末」

(10%

→14%)と「インターネットに接続したテレビ・

録画機」

(1%→2%)が増加した。年層別にみ

ると,「スマートフォン」は40 ~ 60 代,70 歳以

上の各年層で前々年から増加

6)

しており,中高

年にも利用が広がっている。また,「タブレット

端末」は7 ~ 12 歳が 38%と,前々年(18%),

前年(26%)から増加した。大手動画サイトが

子ども向けアプリの提供を開始するなど,子

どもを意識した動画サービスは今後ますます

拡大していくものと思われる。

さらに,インターネットをどのくらい利用して

いるかについて,付帯質問で尋ねたところ(表

9),

「毎日のように」利用すると答えた人が 46%

と,前々年(40%),前年(42%)から増加した。

男女年層別にみると,40 代以下の男女と男50

代で「毎日のように」利用すると答えた人が全

体より高く,特に,男女13 ~ 19 歳,20・30 代

ではいずれも7 割以上に達している。前々年と

比較すると,7 ~ 12 歳,男40 代と70 歳以上,

女13 ~ 19 歳と50 代で増加しており

7)

,子ども

や中高年層にもインターネットの日常的な利用

が広がっていることがわかる。

表 8 〈付帯質問〉 インターネットの利用機器(年層別・複数回答)

全体 7 ~ 12 歳 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 2017 年 6 月 2016 年6 月 2015 年6 月 パソコン 33 (34) (35) 18 21 38 40 43 44 37 15 タブレット端末 14 (13) (10) 38 20 9 19 15 15 10 4 スマートフォン 44 (41) (37) 38 66 85 75 69 46 25 4 携帯電話(スマートフォン以外) 5 (5) (6) 1 5 4 10 9 6 3 0 インターネットに接続したテレビ・録画機 2 (2) (1) 4 5 3 2 3 3 1 1 その他 1 (1) (1) 4 4 1 0 1 1 0 0 (%)

表 9 〈付帯質問〉 インターネットの利用頻度(男女年層別)

全体 男女 7 ~ 12 歳 男 女 13 ~ 19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 2017 年 6 月 2016 年6 月 2015 年6 月 毎日のように 46 (42) (40) 28 73 75 77 68 54 38 18 73 77 80 65 47 22 3 週に 3 ~ 4 日 くらい 7 (8) (8) 14 10 5 6 11 4 7 3 9 8 6 11 8 6 2 週に 1 ~ 2 日 くらい 7 (7) (7) 21 4 4 8 6 8 8 3 7 6 7 8 9 8 3 月に 1 ~ 2 日 くらい 3 (4) (4) 6 1 2 1 2 2 4 2 1 3 1 4 4 5 2 年に数日くらい 1 (1) (1) 2 0 0 1 1 2 1 1 0 0 1 0 0 3 0 利用計 63 (61) (59) 71 89 86 92 87 70 58 26 90 93 94 88 68 43 11 ほとんど,まったく 利用していない 36 (38) (41) 29 11 15 8 13 29 42 72 9 6 6 12 31 57 88 無回答 1 (1) (1) 0 0 0 0 0 1 1 2 1 1 0 0 1 0 1 (%)

(9)

80

OCTOBER 2017

2. リアルタイム・タイムシフト・インターネット

の接触パターン

〈リアルタイムのみ〉の接触が減少

放送局のコンテンツやサービス全体を,「リ

アルタイム(放送と同時接触)」,「タイムシフト

(番組への時差接触)」,「インターネット(デジ

タルコンテンツサービスへの接触)」の3 つに

分け,その組み合わせパターンの推移を示した

(図 1)。

放送局のコンテンツやサービスに〈リアル

タイムのみ〉で接触した人(32.6%)は前々年

(37.3%),前年(37.6%)から減少したが,

〈リア

ルタイムとタイムシフト〉で接触した人(42.4%)

は前々年,前年と同程度であった。今回,

〈リ

アルタイムのみ〉の割合が〈リアルタイムとタイ

ムシフト〉を初めて下回った。

リアルタイム,タイムシフト,インターネット

の〈いずれにも接触〉した人(13.7%)も前年

(11.8%)から増加した。また,

〈リアルタイムと

タイムシフト〉,

〈リアルタイムとインターネット〉,

〈いずれにも接触〉の3 つを合わせた,リアル

タイムに加え,リアルタイム以外の方法を組み

合わせて放送局のコンテンツやサービスに接

触している人の割合(57.9%)も前年(54.6%)

から増加している。

一方,リアルタイムには接触せずに,

〈タイ

ムシフトのみ〉

(2.3%),

〈インターネットのみ〉

(0.0%),

〈タイムシフトとインターネットのみ〉

(0.5%)で接触した人は,合わせても2.8%にと

どまっているが,前々年(1.7%),前年(1.9%)

と比較すると増加している。

〈いずれにも接触な

し〉

(6.7%)は前々年,前年と同程度であった。

放送局のコンテンツやサービスに関しては,

リアルタイムの接触が基本である構造に変わ

りはないものの, 従来型の〈リアルタイムのみ〉

の接触から,リアルタイムとタイムシフトやイン

ターネットを組み合わせる接触パターンに移行

しつつあることがわかる。

図 1 「リアルタイム」「タイムシフト」「インターネット」の接触パターンの推移

いずれも接触なし

その他

リアルタイムとインターネット

いずれも接触

リアルタイムとタイムシフト

リアルタイムのみ

2014 年 6 月 2015 年 6 月 2016 年 6 月 リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ 57.9% リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ 54.6% リアルタイム接触 90.5% リアルタイムとインターネット タイムシフトのみ 2.3 インターネットのみ 0.0 タイムシフトと インターネット 0.5 リアルタイムのみ 32.6% リアルタイムとタイムシフト42.4 いずれにも接触13.7 6.7 1.8 2.8 いずれにも接触なし タイムシフトのみ 1.7 インターネットのみ 0.1 タイムシフトと インターネット 0.1 37.6% 39.8 11.8 5.9 1.9 3.0 リアルタイム接触 92.2% リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ 55.1% タイムシフトのみ 1.2 インターネットのみ 0.1 タイムシフトと インターネット 0.4 37.3% 39.8 12.4 6.0 1.7 2.9 リアルタイム接触 92.3%

いずれも接触なし

その他

リアルタイムとインターネット

いずれも接触

リアルタイムとタイムシフト

リアルタイムのみ

2014 年 6 月 2015 年 6 月 2016 年 6 月 リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ 54.6% リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ 55.1% リアルタイム接触 92.2% リアルタイムとインターネット タイムシフトのみ 1.7 インターネットのみ 0.1 タイムシフトと インターネット 0.1 リアルタイムのみ 37.6% リアルタイムとタイムシフト39.8 いずれにも接触11.8 5.9 1.9 3.0 いずれにも接触なし タイムシフトのみ 1.2 インターネットのみ 0.1 タイムシフトと インターネット 0.4 37.3% 39.8 12.4 6.0 1.7 2.9 タイムシフトのみ 1.3 インターネットのみ 0.1 タイムシフトと インターネット 0.2 37.8% 41.4 11.9 5.2 1.5 2.1 リアルタイム接触 92.3% リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ 55.4% リアルタイム接触 93.2% 2015 年 6 月 2016 年 6 月 2017 年 6 月

(10)

13 ~ 19 歳と 60 代でみられる

接触パターンの多様化

接触の組み合わせパターンを年層別に示し

た(図2)。

〈リアルタイムのみ〉で接触した人は,70 歳

以上では63%と多数を占めるが,年層が下が

るにつれてその割合が減少し,40 代以下では

2 割に満たない。一方,

〈リアルタイムとタイムシ

フト〉は 7 ~ 12 歳では60%と最も多く,その

他の年層でも60 代以下では4 割を超えている。

また,リアルタイムとタイムシフトとインターネッ

トの〈いずれにも接触〉した人は 7 ~ 12 歳と

60 代以上では1割前後だが,13 ~ 19 歳,20

~ 50 代では 2 割前後を占めており,一定数存

在している。

リアルタイムに加えて,タイムシフトやインター

ネットを組み合わせて放送局のコンテンツや

サービスに接触している〈リアルタイムとタイム

シフト・インターネットとの組み合わせ〉は,70

歳以上(36%)を除く全ての年層で 6 割前後に

達している。一方,放送局のコンテンツやサー

ビスに1週間に1度も接触しない〈いずれにも

接触なし〉を年層別にみると,13 ~ 19 歳,20

代,40 代で1割を超えており,全体より高い。

次に,年層別の接触の組み合わせパターン

の推移をみた(表10)。13 ~ 19 歳をみると,

前々年から,

〈リアルタイムのみ〉で接触した人

が減少(24%→10%)し,

〈タイムシフトのみ〉

が増加(1%→8%)した。その結果,リアルタ

イムに接触せずにタイムシフトやインターネット

のみで接触する〈リアルタイム以外でのみ接触〉

も前々年から増加(2%→10%)した。このよう

なリアルタイム以外でのみ接触する人は 20 代以

下の若年層で全体より高い。

一方,60 代では,前年から〈リアルタイムと

タイムシフト〉

(35%→ 45%),

〈リアルタイムと

タイムシフト・インターネットとの組み合わせ〉

(48%→ 59%)がいずれも増加した。

図 2 「リアルタイム」「タイムシフト」「インターネット」の接触パターン(年層別)

70 歳以上 60 代 50 代 40 代 30 代 20 代 13 ∼ 19 歳 7 ∼ 12 歳 70 歳以上 60 代 50 代 40 代 30 代 20 代 13 ∼ 19 歳 7 ∼ 12 歳 いずれにも接触なし リアルタイムのみ リアルタイムとタイムシフト リアルタイムと インターネット いずれにも接触 タイムシフトのみ インターネットのみ タイムシフトと インターネット 7 19% 60 8 6 13 10 41 24 2 10 18 17 40 17 1 7 9 19 46 20 2 4 10 19 49 18 14 7 29 44 17 21 1 1 39 45 11 3 1 63 29 5 2 0 0 リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ いずれにも接触なし リアルタイムのみ リアルタイムとタイムシフト リアルタイムと インターネット いずれにも接触 タイムシフトのみ インターネットのみ タイムシフトと インターネット 7 19% 60 8 6 13 10 41 24 2 10 18 17 40 17 1 7 9 19 46 20 2 4 10 19 49 18 14 7 29 44 17 21 1 1 39 45 11 3 1 63 29 5 2 0 0 リアルタイムとタイムシフト・インターネットとの組み合わせ

(11)

82

OCTOBER 2017

3. リアルタイム・タイムシフト・インターネット

の接触日数

タイムシフトで毎日接触する人が増加

「リアルタイム」,「タイムシフト」,「インター

ネット」について,接触日数別の分布を比較し

た(図 3)。前年と比較すると,リアルタイムで

は,「7日( 毎日)接 触 」の人 が 減 少(74.1%

→71.1%)し,「 接 触なし」が 増 加(7.8 %→

9.5%)した。毎日接触している人は減少傾向

にあるものの,依然として7 割を超えて多数派

であることに変わりはない。タイムシフトも,リ

アルタイムほどではないが,日数別にみると,

「7日(毎日)接触」が最も多く,前年から増加

(15.2%→17.4%)した。一方で,「接触なし」

は前年から減少(46.5%→ 41.1%)している。

インターネットは「1日接触」が 5.9%と最も多

いが,日常的に接触する人は少ない。

以上のことから,テレビやラジオなどにリア

ルタイムで毎日接触する人が減少する一方,タ

イムシフトで毎日接触する人が増加傾向にある

ことがわかる。

4. 番組情報の入手媒体

付帯質問で,テレビ番組を見たり録画した

りするとき,番組について何から知ることが多

いかを複数回答で尋ねた(表11)。全体では

「新聞の番組表」

(48%)が最も多いが,前々

年(54%)から減少し,前年(49%)と同様,5

表 10 「リアルタイム」「タイムシフト」「インターネット」の接触パターンの推移(年層別)

(%) 全体 12 歳7 ~ 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 リアルタイムのみ 32.6 37.6 19 19 10 15 20 17 19 24 19 28 32 29 50 39 63 65 37.3 27 24 21 19 24 35 44 66 リアルタイムとタイムシフト 42.4 39.8 60 70 41 44 39 40 46 43 49 46 41 44 35 45 29 28 39.8 58 40 42 44 44 44 39 27 いずれにも接触 13.7 11.8 8 5 24 17 22 17 20 17 18 13 17 17 11 8 5 5 12.4 5 23 14 18 20 14 9 3 リアルタイムとインターネット 1.8 3.0 0 1 2 4 3 1 2 3 1 4 4 2 4 3 2 1 2.9 0 2 4 3 3 3 4 2 タイムシフトのみ 2.3 1.7 6 2 8 4 5 5 3 5 3 2 0 1 0 1 0 0 1.2 2 1 3 3 2 1 0 0 インターネットのみ 0.0 0.1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.1 0 0 1 1 0 0 0 0 タイムシフトと インターネット 0.5 1 2 2 1 1 0 0 0 0.1 0 1 1 0 0 0 0 0 0.4 0 1 2 2 0 0 0 0 いずれにも接触なし 6.7 5.9 7 4 13 15 11 18 9 9 10 8 6 7 2 1 1 2 6.0 8 10 14 10 8 4 4 1 リアルタイムと タイムシフト・インターネット との組み合わせ 57.9 67 67 58 68 68 63 59 36 54.6 76 65 64 62 63 63 48 34 55.1 62 65 60 66 67 60 52 32 リアルタイム以外でのみ接触 2.8 1.9 6 2 10 5 5 7 4 5 4 2 0 1 1 1 0 0 1.7 2 2 5 5 2 1 0 0 上段:2017 年 6 月,中段:2016 年 6 月,下段:2015 年 6 月

(12)

83

OCTOBER 2017

割を下回っている。一方,全体では 1 割以下

と少ないものの,前々年と比較すると,イン

ターネットを経由する「放送局や番組の公式

HP,SNS」

(3%→ 5%),

「放送局以外のサイト,

SNS」

(3%→ 5%)が増加した。

年層別にみると,「新聞の番組表」は50 代

以上で全体より高いのに対し,「放送局や番

組の公式 HP,SNS」,「放送局以外のサイト,

SNS」はともに13 ~ 19 歳,20・30 代で全体よ

り高い。特に20 代では「放送局以外のサイト,

SNS」が前年から増加(11%→20%)した。ま

た,「家族,友人,知人からの話」

(17%)は

20 代以下の各年層で全体より高く,30 代では

前年から増加(11%→19%)した。

若年層では,実際の会話だけでなく,SNS

などを通じたインターネット上のコミュニケー

ションが番組の情報を知る重要な手段となって

いることがわかる。

表 11 〈付帯質問〉 番組情報入手媒体(年層別・複数回答)

全体 7 ~ 12 歳 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 2017 年 6 月 2016 年6 月 2015 年6 月 新聞の番組表 48 (49) (54) 16 26 21 25 42 54 68 68 電子番組表(EPG) 38 (39) (40) 43 42 41 53 53 43 30 17 テレビで放送している番組の宣伝 36 (36) (35) 48 43 35 41 38 35 37 27 家族,友人,知人からの話 17 (16) (16) 38 40 24 19 16 13 9 12 番組情報誌 6 (7) (8) 1 6 9 6 5 10 6 6 インターネットで見る番組表 3 (4) (4) 1 5 7 7 4 5 1 0 放送局や番組の公式 HP,SNS 5 (4) (3) 1 13 15 8 6 3 1 0 放送局以外のサイト,SNS 5 (4) (3) 1 14 20 8 6 2 0 0 いずれもない 12 (11) (11) 10 7 16 11 7 10 9 18 (%)

図 3 「リアルタイム」「タイムシフト」「インターネット」の接触日数分布の推移

接触なし

1 日

2 日

3 日

4 日

5 日

6 日

7 日

インターネット タイムシフト リアルタイム 接触なし 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 4.1 3.0 71.1% 9.5 1.6 1.4 2.2 7.0 3.7 74.1 7.8 1.5 1.8 1.9 2.3 6.9 17.4 6.8 6.1 6.0 6.9 7.3 8.4 41.1 15.2 6.4 5.9 6.5 5.9 6.6 7.0 46.5 85.0 5.3 84.0 5.9 2.4 2.4 2.2 1.8 1.0 1.4 1.2 1.3 1.0 1.9 1.4 1.7

接触なし

1日

2日

3日

4日

5日

6日

2014 年11月 2013 年11月 2015 年11月 2013 年11月 2014 年11月 2015 年11月 2013 年11月 2014 年11月 2015 年11月 インターネット タイムシフト リアルタイム 接触なし 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 3.3 71.1% 9.2 1.7 2.0 2.1 2.7 8.0 3.9 74.8 7.2 1.6 2.2 1.6 2.3 6.4 3.8 73.6 7.4 1.5 1.7 1.7 2.0 8.3 14.1 6.1 5.4 5.9 5.2 7.1 8.4 47.8 12.4 5.9 5.5 5.9 5.3 6.5 9.1 49.3 12.1 6.9 6.0 5.5 5.8 6.8 8.1 49.0 3.8 3.0 78.1 5.2 3.5 3.2 2.0 2.1 2.1 79.8 6.1 3.3 1.5 1.8 1.7 2.8 4.3 3.4 6.7 76.5 1.9 1.8 2.3 3.0 2016 年 6 月 2017 年 6 月 2016 年 6 月 2017 年 6 月 2016 年 6 月 2017 年 6 月

(13)

84

OCTOBER 2017

5. 次世代サービスの認知率

「4K」の認知率は 6 割を超える

今回から,付帯質問で,次世代サービス

「4K」,「8K」,「スーパーハイビジョン」の認知

について尋ねた(表12)。「4K」の認知計は,

全体で 66%,「8K」は45%,「スーパーハイビ

ジョン」は54%だった。男女年層別にみると,

「4K」は男20 ~ 60 代と女40 代,「8K」は男30

~ 60 代で全体より高く,いずれも男性で認知

が広がっている。一方,「スーパーハイビジョン」

は男60 代,女40 ~ 60 代で全体より高く,女

性の中高年層で認知が広がっていることが

わかる。

───Ⅳ まとめ

今回の調査では,放送局が展開するコンテ

ンツやサービスに「リアルタイムのみ」で接触し

た人が前々年,前年から減少して,

「リアルタイ

ムとタイムシフト」で接触した人を初めて下回っ

た。人々の接触パターンが従来型のリアルタイ

ムのみでの接触から,リアルタイムやタイムシ

フト,インターネットなどのさまざまな組み合わ

せによる接触に移行しつつあることが明らかと

なった。個別項目ごとにみると,「地上番組録

画再生」と「動画サイト公式動画」のリーチが

増加した。年層別にみると,前者が 40 代と60

表 12 〈付帯質問〉次世代サービス認知率(男女年層別)

全体 男女 7 ~ 12 歳 男 女 13 ~ 19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代70 歳以上 4K どういうものか 知っている 20 8 23 40 29 41 33 34 18 10 15 20 16 12 13 6 名前だけ 知っている 46 26 42 41 62 45 46 45 35 44 57 54 57 58 51 34 認知計 66 34 65 81 90 86 79 78 53 54 72 73 73 70 64 41 知らない 33 65 35 19 10 14 20 21 43 46 28 27 25 30 36 59 8K どういうものか 知っている 11 4 11 23 16 27 21 21 11 3 7 7 5 4 7 2 名前だけ 知っている 35 16 32 33 45 38 40 38 28 36 38 39 41 39 36 27 認知計 45 20 44 55 61 65 61 58 39 38 45 46 46 43 43 28 知らない 53 79 56 45 39 34 37 39 54 62 54 54 52 57 55 68 スーパー ハイビジョン どういうものか 知っている 9 3 11 17 11 15 10 13 12 5 8 6 7 8 10 5 名前だけ 知っている 45 20 35 40 50 46 51 50 34 40 54 57 60 55 51 33 認知計 54 23 47 57 62 61 61 62 46 44 62 62 67 63 61 38 知らない 44 76 54 43 38 38 37 37 48 56 37 38 31 37 37 59 (%)

(14)

代,後者は 30 代で前年から増加しており,中

高年層を中心にリアルタイムとタイムシフトの組

み合わせで接触する人が増えている。

付帯質問をみると,スマートフォンの利用者

が 40 ~ 60 代の中高年にも広がり,さらに動

画サイトやSNSの利用や頻度が増加傾向にあ

る。一方,タブレット端末は全体では少ないも

のの, 7 ~ 12 歳では普及が進み,約4 割に達

した。今後,中高年によるタイムシフト視聴や,

子どものインターネットによる動画視聴が広が

り,全体の接触構造に変化がもたらされるこ

とになるのだろうか。引き続きメディアの最新

動向に注目しながら,時系列分析を続けてい

きたい。

(つるしま みずほ/ほたか たかゆき/ありえ こうじ)

注:

1)

「全国放送サービス接触動向調査」は 2007 年

11 月から 2012 年 6 月まで実施してきた「全国

接触者率調査」の後継調査である。「全国接触

者率調査」は 6 月と 11 月の年 2 回,全国個人

視聴率調査では捉えられない録画再生やデータ

放送,インターネット経由の番組や番組情報な

どへの接触の有無を 1 週間の日記式調査で調

べ,リーチ(1 週間に 1 日でも接触した人の割

合)を測定した。6 月調査は本誌の同年 10 月号,

11 月調査は翌年の 4 月号(2007 年のみ 3 月号)

に単純集計結果を掲載してきた。

2) 2015 年 6 月と 2016 年 6 月の「全国放送サービス

接触動向調査」の結果については以下を参照。

報告のタイトルはいずれも「人々は放送局のコン

テンツ,サービスにどのように接しているのか~「全

国放送サービス接触動向調査」の結果から~」。

・鶴島瑞穂・木村義子・小島博『放送研究と調査』

65(10);52-67,2015

・鶴島瑞穂・塚本恭子・保髙隆之『放送研究と

調査』66(10);104-119,2016

3) 付帯質問で,利用している動画サイトを複数回答

で尋ねたところ,主な動画配信サービスの利用

率は「YouTube」(44%),「ニコニコ動画」(6%),

「AbemaTV」(4%),

「GYAO!」(3%),

「Amazon

プライム・ビデオ」(3%),

「TVer」(3%),

「LINE

LIVE」

(2%),

「hulu」

(2%),

「NETFLIX」

(1%),

「ス

ポナビライブ」

(1%),

「DAZN」

(0%)などであった。

4) 付帯質問で,ふだん利用している SNSを複数

回答で尋ねたところ,主なサービスの利用率は

「LINE」(38%),

「Twitter」(12%),

「Facebook」

(12%),

「Instagram」

(9%),

「mixi」

(1%)であった。

5)

「SNS利用者」の男 60 代(23%)は前々年(10%),

前年(13%)から,女60代(19%)は前々年(10%),

前年(11%)から増加した。

6) 付帯質問で,インターネットを利用するときに

使う機器を複数回答で尋ねたところ,「スマー

トフォン」は 40 代(56%→ 69%),50 代(36%

→ 46%),70 歳以上(1%→ 4%)が前々年よ

り増加,60 代は前々年,前年より増加(13%

→ 16%→ 25%)した。一方,13~19 歳では前

年から減少(77%→ 66%)している。

7) 付帯質問で,インターネットをどのくらい利用し

ているかについて尋ねたところ,「毎日のように」

は前々年と比較して,7~12 歳(16%→ 28%),

男 40 代(56%→ 68%),男 70 歳以上(10%→

18%),女13~19 歳(50%→ 73%),女 50 代(36%

→ 47%)で増加した。

(15)

86

OCTOBER 2017

《付帯質問 1 の結果》

質問 1 性別 (省略) 質問 2 生年 (省略) 質問 3 職業 (省略) -家族人数- 質問4 お宅の家族人数は何人ですか(あなたも含め,同居し ている家族人数をお答えください)。 1. 1人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8% 2. 2人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 3. 3人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23 4. 4人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 23 5. 5人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11 6. 6人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 7. 7人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 8. 8人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 9. 9人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 10. 10人以上 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 11. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 -テレビ台数- 質問 5 (1)お宅には,テレビは何台ありますか。従来の据え 置き型のテレビについてお答えください。 1. 1台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 34% 2. 2台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 32 3. 3台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18 4. 4台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 5. 5台以上 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 6. ない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 7. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 質問 5 (2)お宅には,従来の据え置き型のテレビ以外に,パ ソコンや携帯電話など,テレビ放送が見られるデジタル機 器は何台ありますか。 1. 1台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 19% 2. 2台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15 3. 3台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13 4. 4台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7 5. 5台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 6. 6台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 7. 7台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 8. 8台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 9. 9台 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 10. 10台以上 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0

2017 年 6 月「全国放送サービス接触動向調査」 単純集計結果〈付帯質問〉

1 調査目的 デジタル機器やサービスの急速な普及に対応し,テレビ・ラジオへの接触に加えて,データ放送,録画再生, インターネット(ホームページ・動画・SNS)などによる放送サービスへの接触を測定し,放送局が展開する 各種サービス全体の接触動向を明らかにする。 2 調査時期 2017 年 6 月 5 日(月)~ 6 月 11 日(日) 3 調査方法 配付回収法(日記式調査票に1日単位で記入) 4 調査対象 全国 7 歳以上の男女 5 調査相手 住民基本台帳から層化無作為 2 段抽出(外国人と思われる人は除く)3,600 人(12 人× 300 地点) 6 調査有効数(率) 2,399 人(66.6%) * 東京圏・大阪圏は,旧都庁,大阪市役所から 50 キロ圏内,かつ,第 3 次産業人口構成比 50%以上の市区町村,およびそれに囲まれた地域 全 体 性 男の年層 女の年層 男 女 12 歳7 ~ 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 12 歳7 ~ 13 ~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 歳以上 実数 2,399 人 1,105 1,294 69 71 83 125 167 166 184 240 72 81 102 138 209 194 230 268 構成比 100.0% 46.1 53.9 2.9 3.0 3.5 5.2 7.0 6.9 7.7 10.0 3.0 3.4 4.3 5.8 8.7 8.1 9.6 11.2 職 業 都市圏 農林 漁業者 自営業者 販売・ サービス 職 技能・ 作業職 技術職事務・ 経営者管理職 専門職 自由業 他 主婦 無職 生徒 学生 無回答 東京圏 大阪圏 30 万 以上の 市 10 万 以上の 市 5 万 以上の 市町村 5 万 未満の 市町村 実数 54 人 118 278 233 320 99 112 476 375 323 11 572 262 496 383 292 394 構成比 2.3% 4.9 11.6 9.7 13.3 4.1 4.7 19.8 15.6 13.5 0.5 23.8 10.9 20.7 16.0 12.2 16.4

《サンプル構成》

(16)

11. ない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 37 12. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 -録画機の所有(複数回答)- 質問6 あなたのお宅には,テレビ番組を録画するための次の 機器がありますか。(○はいくつでも) 1. ビデオデッキ(VHS など) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17% 2. デジタル録画機(DVD・ ブルーレイディスク・HDD など) ‥‥‥‥‥‥‥ 62 3. 録画機能付きテレビ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26 4. パソコン ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16 5. その他の録画機器 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 6. いずれもない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17 7. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 -録画再生頻度- 質問7 あなたは,ふだん,録画したテレビ番組を,どのくら い見ていますか。 1. 毎日のように ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 19% 2. 週に3~4日くらい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 3. 週に1~2日くらい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20 4. 月に1~2日くらい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9 5. 年に数日くらい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 6. ほとんど,まったく見ない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 33 7. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 -番組情報入手媒体(複数回答)- 質問8 あなたは,テレビ番組を見たり,録画するとき,番組 について何から知ることが多いですか。(○はいくつでも) 1. 新聞の番組表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 48% 2. 番組情報誌 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6 3. テレビ画面で見る電子番組表(EPG) ‥‥‥‥‥ 38 4. インターネットで見る番組表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3 5. テレビで放送している番組の宣伝 ‥‥‥‥‥‥‥ 36 6. 家族,友人,知人からの話 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17 7. 放送局や番組の公式ホームページ,SNS* ‥‥‥‥ 5 8. 放送局以外のサイト,SNS ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5 9. いずれもない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12 10. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 * Twitter,Facebook,mixi,LINE,Instagram などの ソーシャルネットワーキングサービス -次世代サービス- 質問9 あなたは , 次にあげるテレビの次世代サービスを知って いますか。次のそれぞれについて,「1」~「3」の,あてはま るもの1つに○をつけてください。 (1)4K 1. どういうものか知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20% 2. 名前だけ知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 46 3. 知らない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 33 4. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 (2)8K 1. どういうものか知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11% 2. 名前だけ知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 35 3. 知らない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 53 4. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 (3)スーパーハイビジョン 1. どういうものか知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9% 2. 名前だけ知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 45 3. 知らない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 44 4. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2 ─-テレビ・録画機のネット接続- 質問10 あなたのお宅では,テレビまたは録画機に,インター ネットの回線を接続していますか。お宅でもっともよくご 覧になっているテレビ,またはそのテレビに接続されてい る録画機についてお答えください。 1. 有線で接続している(LAN ケーブルなど) ‥‥‥ 13% 2. 無線で接続している(Wi-Fi など) ‥‥‥‥‥‥‥ 14 3. 有線か無線かわからないが接続している ‥‥‥‥‥ 2 4. 接続していない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 56 5. わからない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15 6. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 - NHK オンデマンドの認知- 質問11 「NHK オンデマンド」(テレビやパソコンなどで,過 去に放送したテレビ番組を,好きなときに見ることができ る番組配信サービス)について,あなたにあてはまるもの1 つに○をつけてください。 1. 知っていて,利用したことがある ‥‥‥‥‥‥‥‥ 3% 2. 知っているが,利用したことはない ‥‥‥‥‥‥ 47 3. 知らない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 49 4. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 -ハイブリッドキャストの認知- 質問12 あなたは,「ハイブリッドキャスト」(NHK が2013 年9月から始めた,対応テレビをインターネットに接続して 利用できる新しいサービス)を知っていますか。 1. 知っている ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5% 2. 知らない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 95 3. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 -有料動画配信サービスの加入- 質問13 有料動画配信サービスについて,あなたにあてはま るもの1つに○をつけてください。 1. すでに加入している ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8% 2. 加入を検討している ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1 3. 様子をみて決めたい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10 4. 加入したいと思わない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 46 5. このサービスを知らない ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 36 6. 無回答 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 0 * hulu,dTV,NETFLIX,Amazon プライム・ビデオなど, テレビやスマートフォンなどで動画を視聴できるサービス

《付帯質問 2 の結果》

-インターネット利用頻度- 質問A あなたは,インターネットをどのくらい利用していま すか。(スマートフォンなどの「アプリ」から,インターネッ トを利用した場合も含めます) 1. 毎日のように ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 46%

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