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2009年にThe Crustacean Society Summer Meetingの日本開催決定される : TCS Business Meeting in 2003の記録

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(1)

C A N C E R 13 (2004)

p.65-68

2009年に

T h e C r u s t a c e a n Society S u m m e r M e e t i n g

の日本開催決定される

- T C S B u s i n e s s M e e t i n g in

2003

の記録

朝 倉

はじめに

官le Crusta白 血 S ocietyロ'CS) および、International

Crustacean Councilでは, 百le Crustacean Society S u m m e r Meeting とInternational Crustacean Congress (ICC)の日程を決め調整する会議を毎年 おこな っている. 本年はアメリカのWilliamsburg のCollege of William and Mary Hospitality House でおこなわれた T he Crustacean Society Summer M ee也19 (6 月1 5 日) に先立ち, Virginia Institute of Marine Science (Gloucester Point, Virginia) にてその会議はおこなわれた. 私はそ の会議に,日本甲殻類学会代表として出席し, 2003年に日本甲殻類学会の評議員会ならびに総会 で決定された, 日本での 百le Crustacean Society Summer Meeting開催についての意向を伝え,議 論をしたので,ここに報告する. なおこの会議は, 百le Crustacean Societyの運営会議でもあり,そ

の議事録の抄録はJoumal of Crustacean Biology, 23(4): 978-981にすでに公表されているので,こ こでは日本甲殻類 学会に関係のあることと,将 来の国際的な甲殻類関係の学会開催に関する情報 を,日本の方々のために掲載する . なお,このSummer Meetingなる名称は,こ の学会が主 として夏におこなわれるので,この ように名付けられたわけであるが,これについ ては現在いろいろと議論がある. 2001年7月に オーストラリアのUniversity of Victoriaでおこ な わ れ た International Crustacean Congressの さ い , そ れ は 百le Crustacean Society Summer Meeting も兼ねていたわけであるが,その開会 式で, chairpersonであるGary C. B. Poore氏 が あいさつのなかで, rこの学会はInternational A kira A S A K U R A: Report of the T C S Business

M e e出gin 2003.

Crustacean Congressで あ る と 同 時 に , あ な た が た に は 信 じ ら れ な い か も し れ な い が,百le Crustacean Society

rS u m m ed Meetingです」

と述べていて,会場の爆笑を誘っていた. もち ろんこの意味するところは,要するに北半球の夏 は,南半球の冬である,ということである. 実際 私も,オーバーコートを羽織 ってその rS u m m e

rJ

M e e也19に出ていた. それ以来GaryC. B. Poore氏は,ことあるごと にMidyear Meetingという名称に変更してほし い,と 言っ てきた . その結果,現在では 一応, 北半球で開催される時にはSummer Meetingと言 い,南半球 (例えば2004年度のブラジル大会 ) で開催される時にはMidyear Meetingと言っ てい る. 後者の場合, Winter Meetingと言わないのは, T he Crustacean Societyカf開催; している 1月の例 会は必ずアメリカ CU.S.A)でおこなうことにな っ ており,そこでは常に冬なので,これをWinter M e e出g とよぶためである. なお, Joumalof Crustacean BiologyやEcdysiastを読むと,まだ 必ず しもこれらの名称が完全に浸透してはいな いようで,混乱もみられるが,要するにM idyear MeetingとSummer Meeting は,同じ意味である

ということである.

T C S Business Meeting の議 事録 さ て 日 本 甲 殻 類 学 会 が ホ ス ト と な るT S C

Summer Meetingも含めた日程調整の話を含む, T C S Business Meetingは以下のよう におこなわ

れた. Jeffrey Shields氏がWilliamsburgに宿泊し ている会議参加者を自家車でひろいあげ (私の 宿泊しているホテルにも朝8: 00に来られた ), そこから30分ほどのV I M Sまで、連れて行った. 会 議は朝から夕方6・00までかかるという長丁場で

(2)

66 TCS Business M eetingの記録 会議後は,すぐ近 くにあるEmmett D u助 氏の 自宅で,皆でバー ベ キ ューをし交流を探めた . Duffy氏と Shields氏 のさわやかな好青年ぶり , Spearsさんの まわりの人に対する細かい気配り, 折 り 目 正 し い ジ ェ ン トルマンのC a m p氏 , 元 気 いっぱいのおばあさん (と見えたが本当の年齢は 知らない ) のBelkさん, またデンマークからの Hoeg氏, オーストラリアからのPoore氏は, そ れなりにご高齢であるにもかかわらず長旅と時差 ボケも何のそのの元気の良さが印象的であった. 日時 :2003年5月31日(土) 9: 00 - 18 : 00 場所 :Virginia Institute of Marine

Sc

ience

U.

S.A

出席者:

Gary C . B. Poore: President, T he Crustacean Society & International Crustacean Council Trisha Spears: President-Elect

τbe Crustacean

Society

&

lnternational Crustacean Council Jens

T.

Hoeg: Past-President, T he Crustacean

Society & International Crustacean Council David K. Camp: Editor, Journal of Crustacean

Biology

J effrey Shields: Secretary

T h e Crustacean Society

Emmett Duf

:

North A merican Governor, T he Crustacean Society

Mary Schug Belk: Treasurer, T he Crustacean Society

朝 倉 彰 : 日 本 甲 殻 類 学 会 代 表 & Asian Governor, T he Crustacean Society.

(1 ) 今後の ICC ならびに T C S Meeting のスケ ジュール 現在 までのところ以下の ように,予定されてい る. なお, 日本 甲殻類学会がホス トとな って2009 年にT C S Meetingをおこなう件に つ いては, こ の会議にて了承 された. 2004年

T he Crustacean Society Winter M eeting (明th SICB), N e w Orleans, Louisiana, U S A (4-8 January)

T he Crustacean Society S u m m e r Meeting in

Brazil ( 明白the Br回ilian Crustacean Society)

2005年

T h e Crustacean Society Winter Meeting, San Diego, California, (with SlCB), (4-8 January) Sixth lnternational Crustacean Congress (with

T he Crustacean Society S u m mer M eeting and 5th European Crustacean Conference)

Glasgow, U K (18・23 July)

2006年

T h e Crustacean Society S u m mer M eeting in U S A (企画日程調整中 )

2007年

τbe Crustacean

So

ciety Surnmer Meeting

in

Chile (by Chile Carcinologist Group), Universidad Catalica del Norte, Coquimbo, Chile

2008年

T he Crustacean Society S u m m e r M eeting in U S A (企画日程調整 中)

2009年

T he Crustacean Society S u m m e r M eeting in Japan (wi白 日本 甲殻類学会)

2010年

Seventh lnternational Crustacean Congress (企

画日程調整中 )

(2 ) ブラジルでの2 0 0 4年T C S Midyear Meeting

の準備状況

現在のブラジル甲殻類学会の会長はFemando L. Mantelatto氏 (Departrnent of Biology-FFCLRP, University of SaoPaulo) であり,

て 企 画 を す す め て い る . 2004年 は Brazilian Crustacean Congressの 第3回 目 に あ た り , こ れに2004 T C S S u m m e r Meetingをジョイ ン トさ せ る . 開 催 地 は 現 在Costado San出ho Resort,

Florianolis, Santa Catarina Stateである. 開催時期

(3 ) イ ギ リ ス で の2 0 0 5年Sixth International Crustacean Congressの準備状況

コ ッ トランドのUniversity of Glasgowで,前年度 に引き続きD .M. Neil氏( Institute of Biomedical

(3)

朝 倉 and

Lif

e Sciences, University of Glasgow)が準備

をすすめている. 開催地のグラスゴーは,古くか らさかえてきたスコッ トランド最大の都市で,文 化, 経済,政治の中心地であるが,まわりは西ヨー ロッ パでも有数の美 しい景色に固 まれている場所 である.

6ICCはグラスゴ一大学 内G ilmorehil1 Building でおこなわれる. 大学はグラスゴー市中心からわ ずか

2

マイルの場所にあり , グラスゴ一国際空港 (Glasgow lnternational必叩ort) から8マイルの 場所にある. グラスゴ一国際空港には, 32の航空会社の飛行 機が飛んで、おり, 11のヨーロッパの主要都市およ び6の北 アメリカ大陸の主要都市からの直行便が ある. ロンドンからは所要時間は1時間で, 1日

44

便が往復している. グラスゴー国際空港からグ ラスゴー市までは高速パスまたはタクシーで,

10

分ほどである. 陸路の場合,鉄道でロンドンから グラスゴーまでは所要時間は約

5

時間,高速パス で約8時間である. 講演発表については,毎日おこなわれる全体会 (Plenary Lectures) と,その後におこなわれる各 種の分科会という形である . 現在,全体会および 分科会のテーマを募集中である . 宿泊施設については現在調整中である . ただし グラスゴーは観光都市でもあるので,周辺にはた くさんのホテルがあり,安価なものから5 つ星の ものまで,選択肢は広い. 懇親会関係として予定しているのは,スコ ッ ト ラ ン ド で 最 も 古 い 博 物 館 で あ る Hunterian M u s e u m and A rt Gallery で の 歓 迎 晩 餐 会 , Glasgow Science Centreで の ド リ ン ク ・レセ プ ション, Glengoyneでスコッチウイスキーを楽し む会,などである.

(4 ) チりでの 2 0 0 7 年T C S S u m m e r Meetingの 準備状況

現 在 の と こ ろ , M 紅 白 百liel氏 (Facultad Ciencias del M a r

Universidad Catolica del Norte)

やE .Dupre氏 CUniversidad Catalica del Norte) らが中心になってすすめている . チリには,甲殻 類学会はなく,甲殻類研究者の任意のグループに 彰

67

よって運営 される予定である . 開催地は 百lIel氏 の大学があるCoquimboになる予定である . T C S S u m m e r Meeting in Japanに関するお願い さ て2009 年 に 日 本 開 催 が 決 ま っ たT C S S u m m e r Mee出gであるが,開催地が未定である. この論説を読んだ方で良いアイデアがある方はぜ ひ教えていただきたい. あるいは「ぜひわが方で」 と思っておられるかたは立候補していただけると 幸いです. 開催地を考えるにあたっては,これまでのT C S S u m mer M eetingの規模を確認しておく必要があ るので,ここに 書いておくと ,こ れまでアメリカ ポスター発表が1 つ,その他休憩室が 1 つである. 他にgeneral

4

日間程度である . ただしこ れは もちろんおよそ の目安で, 日本でおこなう場合, どのくらいの人 が日本に来たいと考えているかにもよるし,それ はどのようなシンポジウムを企画するかにもよる. また日本の場合 には, 日本甲殻類学会の主催とな るわけで,甲殻類学会の年次大会を考えてもわか るように, 日本人の参加数も相当数あるわけで、, それらすべての要素 を十分勘案する必要がある . T C S S u m m e r Meeting at Williamsburgの記録 次 に , こ の 時 に 開 催 さ れ た 百le Crustacean Society S u m m e r M eetingの様子を簡単にレポー トしておく . この学会であらかじめ登録しである 参加者は124名で,その大半はアメリカ国内から の参加であるが,日本,中国 (ホンコンと 青島), デンマーク,オランダ,南アフリカ,チリから の参 加 者 も い た Chairpersonは]e佐ey Shields 氏であ った シ ン ポ ジ ウ ム は ,Sociobiology and Behavioral Ecology, Biology of Exploited Penaeid Shrimps, Biology of R hzocephala, Ecology and Systematics of deepwater Crustacea, Biology and Ecology of Blue Crabが あ り , そ の 他general session と し て あ ら ゆ る 分 野 の 甲 殻 類 研 究 を あ っ か う セ ッ シ ョ ン が あ っ た . 私 は 個 人 的 に は

(4)

68

T CS Business恥1eeting0コ言己j3l<

A

図 A. T C S Business Meeting の会場とな ったVirginia Institute of Marine Science.

B. T C S Summer Meeting の会場とな ったWilliamsburg のCollege of William and Mary Hospitality House C . T C S Summer Meeting の口頭発表のようす (於 Williamsburg Hospitality House).

D. T C S Summer Meeting のポスタ一発表のようす (於 Williamsburg Hospitality House)

Sociobiology and Behavioral E cology (Emrnet Duffy 氏 とMartinT hiel氏の 主催による ) のシンポジウ ムを興味深く聞いたが,この分野は, 実は世界的 にみると日本の研究者の貢献が大きい分野で,ぜ ひ日本人にも っと出てきて欲しいと思 った. また 学生の発表のポスター賞と口頭発表賞の 審査がおこなわれ決定された . 審査員はGary C . B. Poore, Trisha Spears, Jens T. H o e g, David K. C a m p, Jeffrey Shields, Emmett Dufか,M a r ySch u g Belk,朝倉彰 の 8 名がな った. 私自身,審査をは じめる前は,これだけ多岐の分野にわたる発表 があり,なおかつ審査員 の専門分野も皆異なる ので,果たして 審査結果の意見がう ま く集約で きるのかどうか, はなはだ不安であ った. ところ が,各人の審査結果を最終的につきあわせてみる と,ほとんど一致しており,私の不安はま ったく の杷憂であった . 口頭発表賞はJ.A ntonio Baeza

(University of 1ρuisiana)のExperimental tests of

socially mediated sex change in a simultaneous hermaphrodite the shrimp Lysmata wurdemanni (Crustacea: Caridea) (第2 著者は Raymond Bauer), ポスター賞はRuss Barbour (University of North Carolina) の Availability of brachyuran megalopae and settlement patterns of Callinectes sa

ρ

idus megalopae in the Cape Fear River estuary, N C で あ った. 2 人の受賞者には Joumal of Crustacean Biology が 1 年 間 無 料 で 受 け 取 れ る ほ か , 賞 金

$ 50が授与された

おわりに

その後,2004年になっ てから T C S のメンバーに 次のような変更があった.President はTrisha Spears, President-Elect はJeffrey Shields, Past President は自動的にGary C . B. Poore,新たな Secre凶ry

にChristpher Tudge がそれぞれ就任した (千葉県立中央博物館)

図 A.  T C S  Business Meeting の会場とな ったVirginia Institute of Marine Science. 

参照

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