理 学療 法 学
第
27
巻 第6
号2e4
一
一
210
貝 〔2000
年
)報 告
脳
血
管 障 害
に
よ
る
在
宅 要
介護
高
齢
者
に
お け
る
24
時
問
心 拍 数
と
生
活
活 動 様 式
と
の
関係
*吉
原
裕美
子
1〕福
屋
靖 子
2) 要 旨本 研 究 は
在 宅 要介 護 高齢 者
へ の生活 動 作
・
姿 勢 を 川
いた運 動 負 荷
に関
す る 基礎 的 研
究で あ る.
[i
的 は 以 ドの3
点 につ い て知 見 を 得る こ と で あっ た.D
在
宅要 介 護 高 齢 者
の24
時 間 心 拍 数の特 徴.
2
)坐 位 時 間 割 合と平 均増 加 率
(睡
眠時
に対 す
る覚
醒時 平
均 心 拍 数の増 加 率 ) との 関 係,
3
) 生 活 活 動 様 式 と24時 間 心拍 数
との関 係
。対 象
は脳
m
[管 障 害
に よ る在
宅 要 介 護 高 齢 者 〔CVA
)2
⊥名 と健’
常 高 齢者
10
名
で あ っ た、
, ホ ル ター
心 電 図
に よ る心拍
数 測 定 及 び 生活 行 動
調企
,
生 活 活 動 様 式 調 査 を 同 時
に24
時 間実 施 し
た。そ
の結
果,
DCVA
は睡 眠時
心 拍 数 が 高 く平 均 増 加 率 と 最 大 増 加 率 (睡 眠 時 に 対 する一
一
H
の 最大
心拍 数
の増 加 率 )
が低
い,
2
,坐 位 時 間割 合
と平 均 増 加 率
は 正の直線 関係
が あ る,3
) 生 活活
動様 式
の拡 大
に伴
っ て平 均増 加
率 が 高 く な ること,
が 判 明 した.
.
こ れ ら の結 果
か ら,
24
時 間
心 拍 数 を 用い た 評価
で は睡
眠時 心 拍 数
は心
機 能 を 推 察 する手
が か りと な り 運動
処方
の際
に は睡 眠 時 心 拍 数に留 意 する必 要 が あ ること,
平 均 増 加 率は一H
の身 体 活 動 量
の指 標
とな
る ことが示 唆 さ
れ た。 ま た 坐位 時 間
延 長 及 び 生 活 活 動様 式
の拡
大 は 心拍 数
か ら見 た 身 体 活 動 量の増加
に有 効
である ことが実
証さ れた、
.
キー
ワー
ド在 宅 要 介 護 高 齢 者
,
生 {舌盾 動様
式,
24
時 間 心 拍 数 は じ め に在 宅 要 介 護 高 齢
者
は本
入の身体 機 能
の障 害
に加
え 生活
方 法の問 題に より 凵常
の身体 活 動
が制
限さ れ る こと が 引 き金 と
なっ て,
一
日の臥 床 時 間
が長 くな り
,
身体 活 動
量 が 不 足 し,
その こ とが廃
川 症 候 群 を引
き 起こ し寝
た き り 化へ の悪 循
環に陥
るも
の とさ れ てい る’
1)25)。
その 生 活 実態
と して生活 圏
が狭 くな
る ほど 臥位 時 問
が 長 く な るこ と が 明ら か に さ れ てい る3〕、
,
その よ う な在
宅 要介 護 高齢 者
に対
する機
能 維 持・
改 善の 方 法 と し て,
福 屋 4/ は実
生活
の生活 動 作
・
姿勢
を川
いて 日常 生 活の身体 活 動 量
の増
加 を
図る こと を提 唱
し,
臨 床 的
にその有
用性
を実
証 し た。
だが,在 宅 要 介 護 者
の身体 活 動
量 を定
量 的に評 価 す る 方法
は確
虹 され て お らず
,
重度
・
高 齢 若
を 対象
と し た 生 活 *RelatiuTLship bet
晒
eer124 hr.
datn〔,f HeとtrL.
raLe and thc Typ〔/ (}f Dailx・
Phvsical Activities in DisabLed Eldcrly Ii/・
}tiuuts とLt H〔,rllewi由 Cerebral VascuLar Accidents
l〕茨 城 県 1ヒ医 療 大 学f呆健 医療学 部 理学療 法 学 科 1〒 30〔〕0394茨城県番「苜敷郡 阿 見 町阿 見 46692 :1
Yumiko Yoshihara
,
RPT・
DepとtrLment ol Ph.
vsicnl ThcrきLpy,
Sch〔,ol〔}fIlealth Suie【1ces
,
正barakl Prefe〔・
turとLl U”iversitv o「 Hea]tF〕Sciem
・
es21
.
法政 大学 現 代 福祉学 部 現代福 布1学科Yasuko Fukuya
.
RPT:Fauultyけf S〔♪cla且PoLicy and 、dnlirlis匸r}L.
dDn
,
しrlh・
ersit ン of Hosei 〔受 イ」日 20DO 年 3 月 24冂/受理Ej 2000{1・
7月1「11 実態
か ら身 体 油 動 量
の客 観 的
デー
タを 基に生 活 動 作・
姿勢
を 川い た方法
の有 効 性 を解 明
した研 究
は乏
しい 。24
時 間 心拍 数
は 冂常 身 体 {
舌動
の生 理 学 的 変 数
の・
つ と して用い ら れてい る もの であ りEi−
9〕15:1,
ホ ル ター
心 電
図 を 用い た 測定
は在 宅
でも
可能
なも
の であ
る,24
時 問
心 拍 数デー
タを指 標
と して・
日の身体 活 動 量
を評価
し た 報 告 は 様 々あるが7−
91,
24
時
間心 拍 数
デー
タ か らf
可 を指
標 とす る か につ いて は・
定
の見解
は得
ら れ ていな
い/
/
本
研 究
で は,
在 宅 要 介 護高 齢 者
の通常
生活
ドに お け る 生 活活 動
の調
査 と24
時 間
心拍
数デー
タ か ら,
24
時 間 心拍 数
デー
タを 川
い た身体 活動
量の指 標
につ い て 小唆 を得
,
また在 宅
にお
いて廃 川 症 候 群
を予 防
しかつ 過度
の負荷
を 回 避 す る 的確
な 運動 負荷 を行 う
た め の壬
が かり
が得
ら れる の で は ない かと考 え
た。ま
た,
生活 方 法 及
び 生活 姿 勢
の違
い と24
時 間心 拍 数
との関 係
を 見 出 す こ と に よ り, 生活 動作
・
姿 勢
を 用い て身 体
活 動 量の増加
を 図 るノ
i
法
の有
効性
につ い て検 証
す ること を 試み た。
尚,
本稿
で は 凵常
生 活 活 動の 姿勢
・
方法
・
場 所 を総 合
し て生活 活 動 様 式
と いう 表現
を川
いた、
、
し た が っ て
,
本
研 究のH
的 は 以 下の3
点であっ た。
1
.
脳
血管 障 害
に よ る在
宅要 介 護
高齢
者の 日常生活 下での
24
時 間心 拍 数
の特 徴
を 知 る/
.
/
2
,
坐 位 時 間 割 合と平 均 増
加 率の関係 を知
る。3
.
生活 活 動 様 式
と24
時 間 心 拍 数と の関係
につ い て知 見
を
得
る。対 象
お よび 方 法
1.
対 象
在 宅 要 介
護
脳血 管 障 害 者
(
以 下Cerebral
Vascu1ar
Accident
=CVA
と略 す
)21
名
(
男12
名 女
9
名
,
平 均
年 齢
73.
9
±5
,
3
歳)
と健 常 高 齢 者
(
以 ド健 常 者
とす
る)10
名
(
男
6
名 女
4
名
,
’
F
均 年 齢
73
.
3
±3
,
2
歳)
を 対 象
と し た、
,
CVA
は 自 立 歩 行 困 難者 す
な わ ちベ ッ ドー
ヒ
の者
か ら車 椅 子 を移 動
に使
用 し てい る者
(
介 助
歩行 併
用者
を含
む )で,
在
宅 生活
を6
ケ月 以
ヒ継 続
してい る者 と
し た。虚
血性
心 疾 患や不 整 脈 を有 す
る者
,
心拍
数 に影響 を 及
ぼす 薬 剤
を 服 用 し てい る者
は対 象
か ら 除い た。
年代 別
人 数 は65
〜
69
歳
4名
,
70
一
79
歳13
名
,
80〜83
歳
4
名
であ っ た。
現 在の牛活 活 動 状
況になっ て か らの期 間
は平
均4
.
4
±5
.
4
年
と 長期
に渡
っ て現 在
の活
動状
況が続
いている者
であ
っ た。
健 常 者
は,
シ ル バー
人材
センター
に登 録
し 週4
〜
5
日 の事
務 業 務 あるい は草木
の剪 定
など
の仕 事
を行
っ て いる 者 で あっ た が,
測 定
は仕 事
の ない 凵に行
っ た。
2
.
方 法
対 象 者
一
人 ひ とり
に対
し,
ホルター
心電
図に よ る心 拍 数 測定
および 生活行 動
調 査,
生活 活 動 様 式 調
査 を 同 時 に24
時 間実 施
し た。
以F
にそ れ ぞ れのノ
∫法
を 述べ るtt24
時 間心 拍 数 測 定
は,
ボル ター
心 電 図 (
ホル ター
レ コー
ダー
90205
; スペー
ス ラボ社 製 ) を用
い て,
CMf
とCC5
誘 導の2
誘 導
にて行
っ た 23) o 測定
の都合
h ,
入浴
は不
可で あっ た が,
そ れ 以外
は 通常
通 りの 生活
をす
る よう依
頼 し た。 ホル ター
心 冠 図の 装着
お よ び取 り外
し は,
CVA
は 自 宅で行
っ た。
健
常 者 は茨 城 県
立医 療 大 学
実 習 室 で 装 着・
取 り外
し を行
い,
自 宅と大学 間
の移
動に要 し た時
間を除
い た24
時 間の デー
タを 収 集
し た。
解
析 器は ス ペー
ス ラボ 社 製FT2000
を 使 用
し たu 得 ら れ た24
時
間 心 拍 数
デー
タ か ら,24
時 間
の’
F
均
心 拍 数 を「
24
時 間
平 均 心 拍 数 (
bpm
≡beats
/min)」
,
睡 眠 時 間帯
の平均 心
拍数 を 「
睡 眠 時
心 拍 数(
bpm
)
」
,
覚 醒 時 間 帯
の 平均 心
拍 数を 「
覚 醒 時 心 拍 数
(bpm
)
」
と し て算
出 し た。
24
時 間のな
か で最
も心 拍 数 が 高い5
分 間
の平 均 値
を 「一
口の 最大 心 拍 数 (
bpm
)」
と し た。
増 加 率
は,
覚
醒 時心 拍 数
か ら睡
眠時 心 拍 数
を 減 算 した値
を 睡眠時 心 拍 数 で 割算
し100
を掛
け た 値 を「
平均 増 加 率 (
%)」
とし,
一
日の最
大 心拍 数
から睡
眠時
心拍
数 を 減 算 し た値 を睡
眠時
心拍
数で 割算
し100
を 掛 け た 値 を 「最 大 増加 率
(%)
」 と し た。牛
活 行 動 調
査 は,
自作
し た調
査票
27〕へ の 記 入 を 対象
者 も
しく
は介 護
者へ依 頼
し た。調
査票
に は 生活 活 動
具体
例を示
し,
24
時
間の 活 動 を15
分 単 位
で自
由 記載 す
る欄
とそ
の時
の姿
勢 (臥位
,
坐位
,
立 位 ) を 選 択 する欄 を設
け
た、
調査
票 は,
NHK
放 送 文 化
研 究 所 に よ る国民
生活
時 間
調 査13)1’
1)と 瀬 間ら L9}に よる行 動分 類 表 を参 考
に作
成
した。
調 査 結 果か ら一
凵の 牛 活 活 動内
容 を把 握
し,
・
凵の各姿 勢 時 間
お よ び睡
眠・
覚 醒 時 問 につ い て合 計 時 間
を 算 出 した。臥 位
と 坐 位の区 別
は,
ベ ッ ドギャ ッ ジァ ッ プ80
°
未 満
を臥 位
と し,
ギャ ッ ジア ッ プ80q
以h
(
端 坐
位
,
車 椅 子
・
椅 子
坐位
等
を含
む) を坐 位
と し た。
生 活
活 動 様 式 調
査 は,
自作
の調 査 票 を 用
い て食
事
動作
,排 泄 動 作
,更 衣 動 作
,
整容
動 作,
入浴 動 作
,
起 居 動 作
,
移 動 動作
,
移 乗 動 作
,
生活 圏
の9
項 目 に 関 して,
自
疏度
,
方 法,
行う場 所
,
姿 勢
につ い て調 査 者 が 聴 取
し た。
調 査
項
U
の 中 には,
H
常
生 活 活 動 自ヴ度
とし てBarthel
index
(
100
点満 点 )
L’
4〕 の項H
をすべ て含
め た。3
.
分 析 方 法
CVA
の各 年代
に お け る心 拍 数 値
(24
時 間 平 均
心拍 数
, 睡 眠時 心拍 数
,
覚
醒時 心 拍 数
,一
一
・
n
の最
大 心拍
数 ) に は 差 は なく
,
各 年 代
の心 拍 数 デー
タを 同
一
に扱
っ た。
H
的1
に対
してCVA
と健 常 者
の心拍 数 値 (
24
時 間 平
均 心 拍数
,
睡
眠時
心 拍 数,
覚
醒時 心 拍 数
,
一
日の最
大 心拍
数,平 均 増 加 率
,
最 大 増 加率 )
の比較
をunpaired−
t testを 用い て行
っ た。
目 的2
に 対 し て はCVA
に関
して,
覚 醒 時 間中
の坐位 時
間 割 合 と平 均 増 加 率
との関 係
を 分 析 し た。
日 的3
につ い て はCVA
の生活
活 動 様 式 を3
型
に分 類
し た後
,
生活 活 動 様 式
3
型 間
にお け る 心 拍 数値
(H
的
1
と同 様
)の比較 を
一
要 因
の分 散 分 析
(
下位 検 定
はTukey
’
s test) を 川いて行
っ た、 いず
れの場 合 も確 率 水
準
5
%を有 意 限 界
と し た、
,
統計 処 理
に はSPSS
6
.
1
.
3J
for
Windows
を使
用した,
結
果
CVA
で は 生 活活
動様 式 調 査
の・
部
か ら算
出 し たBarthel
index
は,
平 均25
.
5
±27
.
6
点 と 自、k
度(7M氏
い対
.
象 者
で あ ることが示
された、 生活 行
動 調 査 から算 出
し た・
日の姿 勢
は,
臥 位 姿 勢
14
.
5
士4,
7
時
間,
坐 位 時 間
9
.
0
土4
.
7
時 間,
立 位時
間0
,
2
±0
.
4
時
間であ り,
睡
眠時 間
は8
.
1
±1
.
7
時
間,覚 醒 時 間
は15
.
9
±1
.
7
時 間
で あっ た。
健 常 者
の一
日の姿 勢
は,
臥 位 時 間
8
.
6
±1
、
5
時
聞 , 坐位
時 間9
,
4
±1
.
9
時 問,
立位 時 問
6
.
0
±1
.
3
時 問と,一
日 の臥 位 時 間
はCVA
対 象 者
の59
.
3
% と短
かっ た。
睡
眠時
問
は8
.
0
±Ll
時 間,
覚 醪 時 間
は16
.
0
±1
.
1
時 間 で,
こ の 時 間 はNIIK
生活 時 問 調
査 M >にお け る 同年代
の睡 眠 時 間
の平 均
8.
5
時 間
と ほ ぼ 同 じ値 を 示 し た。
1
,
日常 生活
に おけ
る24
時 間
心拍
数の特 徴24
時 間
心 拍数
測定
か ら得
た 心 拍 数 値.
をCVA
全 体
と健
常 者 間
で 比較
を行
った 結 果
,
睡 眠 時
心 拍 数はCVA
が206 理 学 療法学 第
27
巻 第6
号 表1
在 宅 要 介 護高 齢 者 及び健 常 高齢 者の24時 間 心 拍 数 値24
時 間 平均 心睡 眠 時心 拍 数
覚醒
時心拍 数一
日の最 大心平 均 増 加 率
最大 増 加 率 拍 数 (
bpm
>(bpm )
(
bpm
)拍 数 (
bpm
)(%〉
(
%)CVAn
=
2173
.
7
±84
健 常 者71
.
2
±6
.
5
n=
10
69
ユ±8
ユ59
ユ±5
.
4
*]
76
ユ±8.
777
,
3
±7
.
5 99.
1±13.
810.
4±8.
3 109.
5±14.
431
.
0
±9
.
3
*]
443 ±19
.
4
97
.
5
±20
.
2
*]
* * lp<0
.
01
,Mean
±SD
.
3020
10(
3
)
辮
二 Ro
一
10
坐位 時 間 割 合
(% )
0
図1
覚
醒 時間中の 坐位 時間割 合 と平 均 増 加 率 との関係69
.
1
±8
.
1
bpm
,
健 常 者
が59
.
1
±5
.
4
bpm
と
,
CVA
は健
常 者
より
10bpm 高
く
, その差
は有 意
であ
っ た(
p
〈0,
01
)
。ま
た平 均 増 加 率
と最 大増 加 率
は共
にCVA
の方
が健 常 者
より有
意に低 かっ た(
p<O
.
Ol
) (
表
1
)
。一
日の最 大 心拍 数
はCVA
が健
常者
よ り低
い 傾向
が見
られ,24
時 間 平 均 心拍 数
と覚 醒 時 心 拍 数
で は差
が見
ら れな
かった
。
2.
坐位 時
間割 合 と平 均 増 加 率
との関 係
覚 醒 時 問 中
の坐 位 時 間
の割 合
と,
心拍 数 値
のう
ち平 均
増 加 率
との関 係
を散 布
図に て検
討 し た。
4
名の例 外 (図1
,
点 線 囲
み)
が見
ら れ た が,
そ れ 以外
の者
で は両
者
の関 係
は右 肩
上 がり
の直 線 関 係
が認
め ら れ た(
図
1>
。
す な わ ち,
坐 位 時 間 割 合 が 大 き く な る ほ ど平 均 増 加 率 が 高く
なっ た。
4
名
の例 外 者
は,
坐位 時 間 割 合
は高 く
ても
ベ ッ ド上で坐
っ ているだけ
や車椅 子
坐位
でも
う
とう
と して いる 生活
で,
覚 醒 時心 拍 数
は低 く睡
眠時心 拍 数
が高
い結 果
,
平 均
増 加 率
が低 くな
っ て いた。
4
名 中
3
名
は 起居
・
移 乗 動 作
重介
助であっ た が,
1
名
は起
居・
移 乗 動 作 自立
であ
った
。 生活 範
囲は4
名 全
員がベ ッ ド周
囲の み であ
っ た。3
.
生活 活 動
様
式
と24
時
間 心拍 数
との関係
生 活 活 動 様 式 調 査
か ら,
CVA
の生活 活 動 様 式 を
生活
活
動 時の離床 状
況 と生 活 範
囲の視 点
で以下
の3
型に分 類
した
。す な
わち 「
ベ ッド
上のみの生活 あ
るいは 食事
・
排便 は 離 床 し
て行 う
が 生活 範 囲
がベ ッ ド周 囲
のみ の生
活
(
以 下B
型 )」
,
「
食 事
・
排 便
(
一
部 整 容 )
は離
床
して行
い,
生 活 範 囲
が居 間
・
ト
イレな ど屋内
に広
がっ てい る 生活 (
以下
BO
型)」
,
「
生活 活 動
すべ て離 床
し て行
い ,生
活
範 囲
が 庭・
近所
の散 歩
な ど屋 外
に広
がっ てい る生 活
(
以 下
0
型 )
」
の3
型
であ
っ た。そ
の結 果
B
型
11
名
,BO
型
5
名
,
0
型5
名
に分類
さ れ た。
生
活
活
動
様
式
別3
型 間 に お け る心 拍 数 値
の差
につ いて検 討
し た結 果
,平
均 増 加率
と 最 大増 加 率
は共
にB
型
くBO
型
く0
型 と生 活 活 動 様 式 が 拡 大 す
る につ れて増 大
し,
有
意 差
が認
めら
れ た(
p
<0.
05
)
。
下 位 検 定
の結 果
,
平均 増 加 率
はB
型 とBO
型 問,B
型 と0
型
間に有 意 差
が見
ら れ,最 大 増 加 率
はB
型 と
0
型 間
に有 意 差
が認
め ら れ た(
p
<0,
05
) (
表
2
)
。一
日
の最 大
心拍 数
と覚 醒 時
心拍 数
は0
型 が高
い傾向
が見
ら れ,
睡 眠時
心 拍 数 はB
型 が高
い傾 向
が見 ら
れたが
,
どれ も有 意 差 は 認
め られ な
か っ た。
考
察
1
.
日常
生
活
に お け る24
時 間 心 拍 数
の特徴
につ い て健 常 者
の睡
眠時
心拍
数 と一
日の 最 大 心 拍 数 は 武者
ら22)に よ る 同年 代
の安
静 心拍
数60
±10
bpm
,最 大 心
拍
数
110
±21bpm
と
ほ ぼ 同 じ値 を示
した
。CVA
の24
時 問 心拍 数
の特 徴
は,
健 常 者
に比較
し て睡 眠時心 拍 数
が高 く
,平 均 増 加 率
と最 大 増 加 率
が低
い こと で あっ た,
CVA
の睡
眠時心 拍 数
は平 均
69.
1
bpm
で,
こ の値
は神
田ら8)の特 別 養 護 老 人
ホー
ム入所 者
の寝
た き り者 (
女 性 )
の睡眠 時
心拍 数
69bpm
と 同様
の値 で あっ た。
睡
眠時
心 拍 数 が 健 常 者 よ り10bpm
高
く, こ の差
が有 意
であ
っ た こと
は,
健常者
を
対象
と
した
安静
臥 床 研 究
にお
い て観 察
さ れ た 安 静 時 心 拍 数の増 加の現象
20 )21)に一
致
し た ものと考 え
ら れ た。長期 臥床
による一
回拍 出量
の減
少
は古 く
か ら知 ら
れてお り
17),
間 嶋
11)によっ て40
〜
60
歳代
の実
用 歩 行 可 能 なCVA
にお け る一
回拍 出 量
の減 少
表2
在 宅 要 介 護 高 齢 者に おける 生活 活 動 様 式 別の
24
時 間 心拍 数 値生
活活動様 式
24時 間 平均
睡眠時 [年齢、
現 在の生 活 状 況心拍数
心拍数 に なって か らの期間]
(
bpm
>(
bpm
) 覚 醒 時 心 拍 数 (bpm )一
日の最 大平 均 増
加率 最
大増
加率
心 拍 数 (% ) (%) (bpm
)B
型 n=
11
[
73.
2
±4
.
6
歳、
5.
2±6,
8年 ] BO 型 n=
5 [77.
6
士3
.
4
歳、
2
.
8
±2
,
5
年 コ 0型 n=
5 [71
.
8
±7
ユ歳、
4
.
4
±4
.
2
年 ]74
.
1
±9
,
4
71
.
7
±9
.
6
752
±9
.
6
96
.
2
±12.
15.
1
±5
.
9
70
.
6
±7
.
3
65
.
4
±6
,
0
74
,
6
±7
ρ95
.
6
±13.
3 14.
1±2,
875
.
8
±7
.
7
67
,
2±4.
8 79.
8±9.
O lO9,
2
±15
.
6
18
.
6
±8
.
3
¶
35
.
5
±19
.
5
46,
0±12,
061
.
9
±13
.
4
* * :p<0
.
05
,Mean
±SD
.
も確
認 さ れ てい る。心 拍 出 量
は一
回拍 出量
×心 拍 数
で表
わ
さ れ る。
した が
っ て一
回 拍 出 量 が 減 少 す れ ば
,一
定
の 心 拍 出 量 を確
保
す るた め に睡
眠時 す
なわち安 静 時
の心 拍
数
が上 昇 す
る。郡 司
5>は健 常 者 を対 象
とし
た多 数
の安 静
臥 床 研 究 か
ら,
安 静 臥 床
に よ る一
回拍 出
量の減 少
は 循環
血液 量
の減 少
と 心筋
の萎
縮等
によ る 心 機 能 低 下 に よ る も の であ
ると述
べ てい る。 これ ら
の研 究 成 果 を踏 まえ
て,
ま た本 研 究
の対 象 者
は臥 位 時 間
が長 く身体 活 動
が少
ない対 象 群
であ
る ことか ら,
在
宅要 介 護
高 齢 者の睡 眠 時 心 拍数
が高
い要 因
と して,一
回 拍 出 量の低 下 など何
ら かの心
機
能
低
下 が生
じ てい ること
が推 察 さ れ た
、また夜 間
に排
尿
やお むつ交換
が行
わ れてい た 対象
者 も お り,
睡 眠の状態 も睡 眠 時
心拍 数
に影
響
を 及 ぼ してい る 可能性 も考 え
ら れ,
今
後
の 課 題 であ
る。次 に
,
CVA
の平均 増 加 率
が低
い こ とは,
す
な わ ち 睡 眠時心 拍 数 を 基
準
とし
た覚 醒 時 心拍 数
の上昇 分
が少
ない という
こ と であ
る。
これ は生 活 活 動
に おけ
る抗 重 力 姿 勢
及 び身
体活 動
が少
ないた め に心拍 数
上昇
が少 な
い と考
え ら れる。な
ぜな
ら,
抗 重 力 姿 勢
であ る 坐位
・
立位
で は 臥位
より
一
回拍
出 量 が少
な く な る, つ ま り心 拍 数 が高
く な る こと は 以前
か ら知
ら れて いる16)26 )。
ま
た身体
活 動 強
度
の増 大
に伴 う
心拍 数
上昇
は周
知の ことであ る26)。
し た がっ て,
平 均 増 加 率
が低
い という
こ と は抗 重 力 姿 勢 と
身 体 活 動
,
す
な わ ち一
日の身体 活 動 量
が少
ないことを示
してい る と 考 え ら れた。
最大 増 加 率
が低
いこ とは,
日常
生活
中
の最
大
の運
動強度
が低
い こどを
示
し ていると考 え
ら れ た。
覚
醒 時 心拍 数
と24
時
間心 拍 数
に はCVA
と健 常
者 間 で 差 が 認 め ら れ な かっ た。
CVA
の一
日を 通
し て の身体 活 動 量
が少
ないこと
は,
睡 眠 時心 拍 数
が高
い た めに相 殺
さ れて覚 醒 時
心拍 数
や24
時 間平
均 心拍 数
に は直接
的
には反映 さ
れな
かっ たの であ る。
以 上の よう
に在
宅 要
介 護 高齢 者
にお け
る一
日
の身体 活 動
量の指標
に は,覚
醒時 心 拍 数
や24
時 間
心拍
数 で は なく
, 平均 増 加 率
が指 標
と な り得 るこ と が示 唆
さ れた
。
続
いて,
在 宅
で の運 動処 方
につ い て考
えてみ る。
在 宅要 介 護 高 齢 者
の睡 眠時
心 拍 数 は 高 く 平 均 増加 率
と最 大 増
加 率
が低
い という
特
徴
は,
夜
間
の心 臓
の負担
が大 き く
,
かつ安 静 時
と最
大 心 拍 数 との差 が 少 ない心 臓 活 動の“
余
裕 が
26)が少
ない 状態
に あ るこ と を意 味
して い る と考 え
ら れ た。
このこ と は 予想
通り
,
運 動 処 方
にあ た
っ て は過
負
荷の リスク が高
い こ とを示
し てい る。 こ の こと か ら,
運動 処 方
にあ
たっ て は睡
眠時
心拍 数 す な
わち安 静 時 心 拍
数 が 高い こ と に 配慮 す
る 必要
があ
るこ と が示 唆
さ れ た。 睡 眠 時・
安
静 時 心拍 数
に 配慮
した運 動 強 度 決 定 法
では,
ア メ リ カ ス ポー
ツ医 学
会 が高 齢
者の運 動 強 度 決 定 方 法 とし
て勧
めて い る心 拍 数 予備 法 (
Karvonen
の式
)
1)や ,睡
眠時 心 拍 数
の25
%増
し心 拍 数
を目標
にす
る方 法
7)な ど が挙 げ
られ る。
在
宅要 介 護
高 齢 者に対 す る 睡 眠 時・
安 静時 心 拍 数
に配 慮
し た運 動 強 度 決
定
法
に関
す る検
討 は今 後
の課 題であ る。
2
.
坐位 時 間割 合
と平 均 増 加 率
との関
係 につ い て坐
位
時 間 を 延 長す
るこ とが心 拍 数増 加
に関 連 す
るの か ど う か を 確 認 す る た め,
覚 醒 時
間中
の坐 位 時 間 割 合
と平
均 増 加 率 と
の関係 を検 討 し
た とこ ろ,
坐位 時 間 割 合
が 大き く な
るほ ど平 均 増 加 率 が 高 くな
る という
結 果
で あっ た。
平 均 増加 率
が高 く
なる こ とは,
前 述
の如 く抗
重力 姿
勢 と坐 位
での身体 活 動
に よる心 拍 数 増 加
であ
る と考
え られ
る。 こ の結 果
か ら,
坐位 時 間 延 長
の有 効 性
が 心拍
数 と い う生 理 学 的 な一
側 面 か ら 示 さ れ たと言 え
る。
3.
生活 活 動 様 式
と24
時 間
心拍 数
との関 係
日
常
の生活 活
動 を 用いて どの程 度 身 体 活 動 量
の増 加 を
図
ること が 可 能 か を 客 観 的 に 示 すた め,
生活 活 動 様 式
と24
時 間 心 拍 数
の関 係
を検 討
し た。平 均 増 加 率
と最
大 増加 率 は
B
型
くBO
型
く0
型
と 生活 活 動 様 式
が拡 大 す
る に した が っ て高
い値
とな り
,
BO
型 はB
型 よ り 有 意に平 均増 加 率 が 高
かっ た。 生活 範 囲
がベ ッ’
ド周 囲
の みであ るB
型 に 比較
して,BO
型 は 限 ら れ た生 活 活 動
のみであ
るが 生 活範
囲 が トイレ・
居 間へ広
が っ た 群である こと か ら,
208 理学 療 法 学
第
27
巻第6
号 自 立 度 が 低い在
宅 要 介 護 者 で も生 活 範 囲 を 拡 大 す ること に よっ て,一
日の身 体 活 動 量 としての心 拍 数 増 加 を 図る こ とが可能
であ
る ことが示
さ れ た。
生活 範 囲
の拡
大は,
移動 距 離
や移乗 動 作
回数
の増 加 を 意 味
し,
付 随 的
に精 神
的 刺 激 も加 わ り,
心拍
数 を 増 加 さ せ る もの と 考 え られた。
0
型の平均 増 加 率
は18
.
6
% と同年 代 健 常 者
の31
.
0
% に は 及 ば ない もの の,
3
型の 中 で は 最 も 平 均 増 加 率 が高
く,
こ れ らの結 果 か ら,
生 活 活 動 様 式の拡 大 に 伴っ て心 拍 数 か ら みた身
体 活 動 量 が 増 加 する こ とが 実 証 され た,
、
す な わ ち,
在 宅
理 学療 法
に おいて,
生 活 姿 勢
,
動 作 を
用いて 生 活 活 動 様 式 を 段 階 的に拡 大
する こ と4)は,
心 循
環系
の機 能 維 持
・
改 善に貢.
献 し得
ると考
えられ た.
.
/
身 体 活 動 量 増 加
の凵安
とし
ては,
段 階 的
に健 常 者
の状
態
に近
づく
ことが望 ま
しい ことであると仮 定 す
る と,
平
均 増 加 率 を指 標
として,
B
型
は5
.
196
か らBO
型
の14
.
1
% を 目 標 に,BO
型
は14
.
1
% か らO
型の 工8.
6
%を
目標
に,
0
型 は18.
6
% か ら 健 常者
の31.
0
% を 目標
とす
る こ と が考
え ら れ る、
、
仮
に睡
眠 時 心拍 数
の25
%増
し心 拍 数
に達 す
る活 動
を加 え
る とす
る と,
計 算
F.
(
*後 述
)B
型
の平 均
増 加率
をユ4
.
1% にする に は睡
眠 時の25
%増
し心 拍 数
を70
分
閥加
える必要
がある。
同様
にBO
型 を18
.
6
% にす る には35
分 間
,
0
型 を31
,
0
%にす
る に は93
分 間加
え る こ とが 目標
と なる,
.
別
の報 告
に お い て陲 眠時
心拍
数の25
%増
し心 拍 数
へ は,
坐位
で の食事
・
更 衣動 作
や,
移乗
・
移動 動 作 を伴
った排 泄 動 作
,
外 出等
の生 活 活 動
でも達 す
る こ とが 判 明 してい る27〕。
今
回,
平均 増 加 率
で はBO
型 とO
型問
,
最
大増 加 率
で はB
型
とBO
型 問
,
及
びBO
塑
とO
型 間
には有 意 差
は認
め ら れなかっ た が,
各群
の対 象 者
が少
ない の で,
今
後 史 に対 象者
数 を 増や し て検
討 する必 要がある と思 わ れ た/
.
/
*rl
標 平 均 増 加 率 達 成の た め に 睡 眠 時の25
%増し心 拍 数に達する活 動を加え る時間 x 〔分〕の計 算式
⊥)
.
x=
[(目標 覚 醒 時心拍数一
覚PtelT
,
?心拍
数}x60 x 覚 醒 時1
昌1
」÷(睡巨民H
寺毛寸白数 X l.
25〕 2〕目標 平 均 増 加 率二
〔H
標 覚 醒 時 心 拍 数一
睡眠 時心拍数 〕÷ 睡 眠 時心 拍 数× 100 し た がっ て,
目標 覚 醒 時 心 拍 数;
(目 標 平 均 増 加 率 ×睡 眠 時 毛・
拍数÷ LOO)+目垂眠H
寺’
已甘自数 工〕 と2〕 か ら x=
1
「(H
標 平 均 増 加 率 x 睡 眠 時 心 拍 数÷ ユ00
)+睡 眠 時 心 拍 数一
覚 醒 時心拍 数 ]× 60x 覚 醒 時 聞1
÷ (睡眠時 心 打1数X l.
25}4
.
24
時 間心 拍 数
を身体活 動 量
の指標
とす
ることにつ い て日
常 身 体 活 動 量
は.
一
般
にエネ
ルギー
消 費 量
の推 定
によ っ て表 され
,
心 拍 数
と酸 素 摂 取 量
の直 線 同帰 式 を利 用
し た心拍
数 法 〔HR
−
Vo
.
,
法
)や,
行動 記 録
に生活 活 動 別
エ ネルギー
代 謝 率
CRMR
) を あて は め るタイム ス タ デ ィ法
が用
い ら れている6)tO)15)。
更 に簡 便
な 方法
と しては 歩 数 計 な どが 用い ら れ,
最 近では3
軸 方向 加 速
度 計の利 用 が検
討 さ れ てい る2)]8.
/.
し か し在
宅 要介 護 高
齢 者の 場 合,
酸素
摂 取 量の実
測 に基づく
心拍 数 法
は困 難で,
タ イ ム ス タ デ ィ法
で利 用 す
る生活 活 動 別
エ ネルギー
代 謝 率
は健 常
者
と は異 な
るこ と が予 測 され
る こと か ら凹,
これ らの 方 法 を 用い ること が で き ない。
ま た歩
数 計 や 加速
度 計 を 要 介護 高 齢
著 に 適 川 す る た め に 適 し た 測定
条件
は ま だ 明 ら か に は さ れ てい ない。そこで 今 回は
,
24
時 間 心拍 数
デー
タを身 体 活
動 量の指 標
と して川い た。
24
時 間 心拍 数
は心拍 数
と酸 素 消 費
量
に は.
.
.
般 的
に1匚
の相 関 関係
が得
られる こ と を利 用
して 用い ら れ てい る.
、
24
時
閭 心拍 数
デー
タ に よ る身 体 活 動
量の 評 価 方 法 は,
24
時 問の 平 均 心 拍 数 を 用い る 方 法8},
睡眠 時
の平 均
心拍 数
に対 す
る覚 醒 時
の平均
心拍 数
の増 加
率
を 用い る方 法
8)9),
睡 眠時
の平均
心拍
数の25
%増
し 心拍 数
の出
現時 問
を用
い る方 法
7〕な ど様
々 な報 告
が ある が,
碓
」k
された方 法
はな
い。心 拍 数
は精 神 面
・
自律 神 経
系
の影響
を受
ける こ とか ら一
.
・
定
の限 界 も
あるが,
今
回 の結 果
で は平 均 増 加 率
におい て在
宅要 介 護
CVA
と健 常
者 に差
が見
ら れ,
更
にCVA
の中
では 生活 活 動 様 式
の違い に より
差が 認め ら れたこ とか ら,
睡 眠 時 心 拍 数 を 基準
と し た 覚 醒 時 心 拍 数の増 加 率 (平 均 増 加 率 ) が,
一
日の 全体
と し ての身
体
活
動 量の指標
と な ること が 示唆
さ れ た,
,
稿 を 終 え るにあ た り
,
測 定 に 御 協 力い た だいた 対 象 者 の方
々,
入 谷 義
.
一
様
,
立川 相
.
彑病 院
川島 康 子 様
,
筑波
メ デ ィカ ル セ ンター
病
院 萩 谷 俊 英 様,
大 曽 根 賢一
様,
牛久
Ilf役
所 野口信 子様
,
東 北 文 化 学 園 大 学 横 塚 美 恵 チ様,
茨城 県
立医 療
大学 附 属 病 院
の皆 様
に 深 謝い た し ま す。
本
稿
の要 旨の一
部 は 第34
回 日 本 理 学療 法
一
t
学会
〔横
浜 )に て発 表 し た,
,
文 献 ]) ア メ リ カ ス ポー
ツ医 学 会 〔編):運 動 処 方の指 針 源 著 笛5
版),
南江 堂,
氣京,
1997
,
ppl24−
125,
209
,
2
}Bouten
CVC
,
Koekkoek
KTM
,
etαt
.
;Atriaxial
accelero−
meter and portable
data
processing IMitfor
[he
assess−
mellt of
daily
ph},
sical activity、
IEEE Trans Biorned Eng44
〔3
)二 】36
−
147
,
1997
.
3
)福 犀靖S
−
:在宅身 障老入に対 する訪 問 指 導の効 果.
理・
作療で去
21
(1);
ll
−
19,
1987
,
4
〕福屋靖∫・
:在 宅 障 害 者の廃 用 症 候 群と理 学 療 法.
PT ジャー
づリレ 29 (12)i852−
857,
1995.
5) 郡 司 篤 晃,
鈴 木 洋 児:安 静と体ノJ
低下一
寝た き り に な る と 体 力 が 低.
ドす る 生 理 学 的 理LH− .
総 合 リハ26
{5
};419
−
430,
1998
.
6〕 橋 本勲
,
樋 口満
・
他 :N
;’
o.
,
〆HR
々式に よ る老人 ホー
ム入居 者の
一
FI
の エ ネルギー
消 費 罩:測 定に関する研 究.
体 力 不斗’γ: ⊥4:i66−
169,
1986.
7} 稲 山 貴代,
柏 崎浩
・
他 :生 活 活 動レ ベ ルの 指標 と し ての 心 拍数一
エ ネル ギー
消費 量の 関連お よ び個 人 内 なら び に個 人 問 変 動一
.
凵本 栄養・
食事 学 会 誌 49 二207−
214,
1996.
8
)神田清丁.
,
瀬戸正.
r.・
他 :特 別 養 護 老 人 ホー
ム入 所 音の生 活時 閻構 造お よ び 24時 間 心 拍 数 変 動.
日本 看 護 科 学会誌 7 〔り: 18−
28,
1987.
9) 北 浦
孝
,
沼哲夫 :
.
凵 総 心拍 数の得 点化 (心 臓 活 動 指 数)に よ る 運動 量の 評 価,
デ サン トスボー
ツ科 学 1】:254
−
261
,
1990
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上 田敏 :脳 卒 中 片 麻痺 患者の体 力 低下の要 因
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タブ ッ ク国 民生活 時 間 調査1995
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16)PolTner L
、
Dehmer G,
et α1:Left ventricular performancein normal subjects ;AcomparTson of the responses to
exercTse
Tn
theupright and supine p〔}sitions
.
Circulation
62
{3
};528
−
534
,
1980.
17
)Saltin
B
,
]310mqvist G,
et al.
:Response to exercise after
bed
rest and after training.
Circulation 38(5) {suppt.
No
.
7
):1
−
78
,
1968
.
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[m"dii・ft・?
as27gag6
et
<Abstract>
Relationship
between
24
hr-data
ofHeart-rate
andthe
Type
ofDaily
Physical
Aetivities
in
Disabled
Elderly
Patients
atHome
withCerebral
Vascular
Accidents
Yumiko
YOSHIHARA,
RPT
Departinent
ofPhysicat
Theranv.
School
ofHbalthSciences,
Ibaraki
Prefectural
University
ofHealth
Sciences
Yasuko
FUKUYA,
RI'T
thcudy
of
Social
Policy
andAdmini.stration,
University
ofHosei
The
purposes
of this study were to caarify the24
hr-data
ofheart-rate
characteristicsin
dis-abled eldertypersons
athome,
andto
provethe
relationshipbetween
time
in
a sittingposture
andthe
24
hr-data
ofheart-rate,
andthe
relationshipbetween
the
type ofdaiLy
physLcaL actlvities andthe same
heart-rate
data.
Twenty
disabled
elderly patients withCVA
(the
mean age of73.9
±5.3
years)
and tenheaLthy
elderlyindividua]s
{lhe
mean age of 73.3 ±32
years) participatedin
thisstudy, wbo were
living
athome.
1)
24-hr
heart-rate,
2)
daily
physical
activities, and3)
the type of such activities were measured.The
resultsindicated
the
following:
l)
the meanheart
ratein
sleep washigher
and ttierate ofincrease
in
heart
rate white awake wasIower
thanthose
of thehealty
e]derlypersons,
2)
the
rate ofincrease
in
heart
rate white awakeincreased
with theincrease
in
tirne
in
a sittingpesture,
3)
the rate ofincrease
in
heart
rate while awakeinereased
withthe
expanding variety ofdaily
physical
living
activities,We
concludedthat
when exerciseis
prescribedfor
disabled
elderly athome,
we should note the meanheart
ratein
sleep.And
the
rate ofincrease
ofheart
beat
while awake canbe
used as anindicator
for
theIevel
ofphysical
activity,The
longer
duration
of thesit-ting posture and