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s: Stokes 0: total quantity 1,2: quantity evaluated at the same velocity Literature 1) Bird, R. B., et al.: "Transport Phenomena", p.62(1960),j ohn Wi

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s: Stokes 0: total quantity

1,2: quantity evaluated at the same velocity

Literature cited 1) Bird, R. B., et al.: "Transport Phenomena"

, p.62(1960),J ohn Wiley & Sons, Inc.

2) Chujo, K.: Dainippon Yogyokyokwai Zasshi (J . Japanese Ceramic Assn.), 47, 248 (1939)

3) Karnis, A., et al.: Can. J. Chem. Eng., 44, 181(1966) 4) Muller, W.: Z. angew. Math. Mech., 16, 227 (1936) 5) Szymanski, P.: J. Math. Pures appl., Series 9, 11, 67

(1932) 撹 拌 槽 の 混 合 特 性* 高 松 武 一 郎**・ 沢 田 達 郎*** 京都大学工学部** 金沢大学工学部*** 緒 言 撹 拌 槽 の混 合の 動 特 性 を解 明す るた め に,数 式 モ デ ル に よって 解 析 す る方 法 が あ る。Van de Vusse18),谷 山 ら16),井 上 ら4),そ の 他 多 数報 告 され て い るが,撹 拌 槽 内 の流 動 状 態 は 非常 に複 雑 であ り,そ の ま まモ デ ル化 す る こ とは 不 可能 に近 い ため に い つ れ の場 合 共 槽 内 に平 均 的 な 流 れ を考 え てそ れ らの フ ロー バ タ ー ンか らモ デル 化 を 行 な って い る。 しか しな が ら,上 述 の モ デ ル では 撹 拌 槽 の 中心 に混 合 作 用 の 最 も 激 し い 容 積 の 無 い 混 合 点 (Mixing point)を 仮 定 して い るが,現 実 性を 考 え る と あ る容 積 を 有 す る混 合 領域(Mixing region)を 考 え た 方 が よ り適 切 な モ デ ル表 示 とな るで あ ろ う。 著 者 らはす で に既 報14)のよ うな死 空 間,押 し 出 し 流 れ,完 全 混 合,固 体 的 回 転渦,短 絡 な どの 組 合 せ に よ る モ デ ルを 提 案 して い る。 しか しなが ら,こ の モ デ ルに 実 際 の連 続 撹 拌 操 作 を 適 用す る場 合に は,モ デ ル の中 のパ ラ メ ー タの 値 を 予知 す る こ とが 必 要 とな る。 こ こでは, 回 分操 作 の 実験 に よっ て連 続 撹 拌操 作 に適 用す るの に必 要 な 諸 パ ラメ ー タ の値 を測 定 し,整 理 した の で 報 告 す る。 1.  実 験 装 置 お よび 測 定 方 法 実験 装 置 は,Fig.1に 示 して い る槽 径100mmの 円筒 形撹 拌 槽 を 用 い,邪 魔 板 は15mmの 平板 を4枚,撹 拌 羽 根 はFig.2に 示 す よ うなd/D=1/2の 平板2枚,6 枚 パ ドル,6枚 タ ー ビ ン羽 根 を 使 って い る。 撹 拌 溶 液は .

Fig. 1 Cylindrical mixing vessel

2-Flat-blade paddle 6-Flat-blade Paddle 6-Flat-blade turbine Fig. 2 Impellers

*<Mixing Properties of Stirred Vessel> Received on January 23, 1968

昭和41年4月6日 化学工学 協会第31年 会 および 昭和43年4月 化 学 工学 協会 第33年 会にて発表

**Takeichiro Takamatsu (Dept. of Sanit. Eng., Kyoto Univ., Kyoto, Japan)

***Tatsuro Sawada (Dept. of Chem. Eng., Kanazawa Univ., Kanazawa. Japan)

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Cd S cell-(a)

Cd S cell-(b) Fig. 3 Colorimeter of CdS cell

水 あ るい は水 あ め,C.M.C.,ナ トロ ゾール な どの増 粘 剤 に よる高 粘 性 溶 液 を 用 いて いる。 粒 子 を 投 入 し て循 環 時 間 を測 定 す る場 合 に は,追 跡 粒 子 として 綿 の小 片あ る い は 粘 性溶 液 の 比 重 と等 し くす るため に鉄 粉 を うめ 込 ん だ 径1∼2mmの 球 状 の ゴ ムの 粒 子 を 使 用 した り,撹 拌 溶 液 とし て溶 液 の 比 重 を調 節 す るた め に食 塩 を 溶 か した 溶 液 を 用 い る よ うに 工夫 して い る。 トレーサ と して濃 厚 溶 液 を 注 入 し,そ れ らの混 合過 程 を連 続 的 に 検 出す る方 法 として は 次 の2つ の 方 法 を用 い て い る。 注 入 ト レーサ が 食 塩 の濃 厚 溶 液 の 場 合 に は 白金 電 極 に よって 電 導 度 を 検 出 し,染 料 あ るい は墨 汁 の濃 厚 溶 液 の 場 合に はCdS セ ルに よ って連 続 的 に 検 出す る比 色 法 を用 い てい る。 ト レー サ の 注 入方 法 は,微 小量(約1cc)の 高濃 度 溶 液 を δ-関 数 的(実 際 には,ほ ぼ瞬 間的 と考 え られ る1秒 前 後 の 時 間)に 注 入 して い る。 ま た,注 入 す る場 合 に注 射 器 に よ る注 入 方 法が よ く用 い られ て い るが,注 射 器 を 用 い る と針 か らの吐 出 力の た め に槽 内 の流 体 に トレーサ を 静か に 注 入す る こ とが で きな い。 そ こで,径5mm程 度 の細 い ガ ラス管 に トレーサ を 吸 い上 げ て 静 か に注 入 す る よ う に して い る。 連 続 的 に 検 出す る場 合,電 極 法 につ い て は 山 本 ら6)がくわ し く報 告 して い る の で,こ こで はCdSセ ル に よる比 色 法に つ い て の みFig.3に 示す 。 しか しな が ら,白 金電 極 の場 合 で も同 じであ るが,槽 内に 検 出 セ ル を挿 入 して も流 動 状態 にあ ま り影 響 をお よぼ さな い よ うな 細 い セ ルが 望 ま しい。 ま た,CdSセ ル の場 合 に は ラ ン プの 光が 散 乱 しな い精 度 の高 い検 出 測定 を し なけ れ ば な らな い。 セ ル(a)は 散 乱 光を 防 ぐため に工 夫 され た も の であ る。 流 体 が セ ル の 中 を通 過 で きる よ うな 方 向 に 向 け て 用 い るの で,層 流 状 態 の測 定 に は 良 好 であ る。 し か し,乱 流 状態 の よ うに 全 ゆ る方 向 の 流 れ か ら成 る複 雑 な 流 動 状態 で は,セ ル(b)を 用 いな け れ ば な ら な い。 実際 に は,セ ル(a),(b)の 両 者 を 用 い セル の方 向 を 種 々変 え た り,セ ル を 槽 の 上 あ るい は 横 か ら挿 入 して 測 定 し,そ れ ら の結 果 か ら最 も適 当 な 値 を 得 る よ うに して い る。 2.  混 合 領 域 撹 拌 槽 全 体 が 一 様 な混 合 作 用 を を 受 け,混 合 状 態 も槽 全 体 が 全 く同 じで あ る場 合 の混 合 の動 特 性 を 考 え るに は 何か1個 の簡 単 な モ デ ル に よっ て 置 き換 え て 解 析 す る こ とが で き る の で,槽 内 に 種 々の混 合領 域 を 考 え て モ デ ル 化す る 必要 が な くな る。 し か し な が ら,実 際 に は 撹 拌 槽 に ト レーサ を 入 れ て 観 察す る と非 常 に 複 雑 な 流 動 状 態 を 示 し,混 合 作用 も槽 全 体 が 一 様 で な い こ とが わ か る。 低 レイ ノ ル ズ数 域 で は 全 体 的 に層 流 状態 で あ り,停 滞 部 分 も発 達 して い る。 レイ ノル ズ数 が 上 昇す る と乱 流 状 態 と な るが,そ れ と同時 に 固 体 的 回転 渦 が 発達 し,短 絡 現 象 も影 響 を及 ぼ す よ うに な る。 こ こで は,既 報14)の定 義 と そ のTable1の 測定 方 法 に し たが っ て,死 空 間,押 し出 し流 れ,完 全 混 合,固 体 的 回転 渦 の 各領 域 の 測 定 を 行 な っ て い る。 す な わ ち,そ れ ら の領 域 を 測 定す る 場 合 に は,追 跡 粒 子 を 投 入 して観 察 す る方 法,ト レー サ を 注 入 し てCdSセ ル に よって 測 定 す る 比 色 法,白 金 電 極 に よ って 測定 す る電 極 法 な どの 方 法 に よっ て 実 測 して い る。 ま た,押 し 出 し流 れ の 領域 の容 積 は 全 容積 か ら死 空 間, 完 全 混 合,固 体 的 回 転渦 な どの容 積 を 減 じた 容積 と考 え て い る。 そ して,全 容積 に 対す るそ れ ぞ れ の 容 積 の 割 合 を レイ ノ ル ズ数 に つ いて 表 示す る とFig.4の よ うに な る。 完 全混 合 と固 体 的 回 転 渦 の 容積 は 平 板6枚 パ ドル, 6枚 ター ビ ン羽 根,平 板2枚 パ ドル の 順 で 小 さ くな り, 逆 に 死空 間 と押 し出 し流 れ の 容積 は 大 き くな る。 また, 邪 魔 板 を 用 い た場 合NRe≒103以 上 で槽 全 体 が 完 全 混 合 に近 くな る ことが わ か る。 3.  循 環 流 量 循 環 流 が 混 合 作 用 に及 ぼ す 影 響 は大 き い。 循 環 流量 に つ いて は す で に 多 数 報告 さ れ て い るが,そ れ は乱 流 状態 の場 合 に 多 く9,10,13),高 粘 性 溶 液 に よる 層 流 状態 の 研 究 は 少 ない 。 また,循 環 流 量 の 測 定 方 法 も種 々報 告 され て い る1,2,5,9∼13,15)。そ こで,広 い範 囲 の レイ ノル ズ 数 に つ い て循 環 流量 を 測 定 す る場 合 に は これ らの 方 法 を 用 い て そ れ ぞれ の特 色 を 生 か した 方 が よい で あ ろ う。 3.1  循 環 流 量 の 測 定方 法 (1)  追 跡 粒 子 の測 定 に よ る方 法 撹 拌 槽 内 の流 動

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Fig. 4 Relationship between ψd,φp,ψb,ψb',ψc and NRe 状態 を 考 え た場 合.Fig.5に 示 す よ うな死 空 間,押 し出 し流 れ,完 全 混 合,固 体的 回 転渦 な どの領域 に よ る表 示 が考 え られ る。 実 際 にそ れ を 解 析す る場 合 に は,そ の 中 の 支 配 的 な 領域 につ いて のみ 解 析 して も よい ことが す で に既 報14)ので立 証 され て い る。 ま た,追 跡 粒 子 に よ る循 環 流量 の 測定 方 法 はNRe=50∼2×103の 場 合に 適 し て い る こ とが わ か る5,13)。そ こで,既 報14)によ り押 し出 し流 れ と完 全 混 合 とか ら成 るFig.6の よ うな数 式 モ デ ル に Porcelliら12)の 方 法 を 用 いて 解 析 を 試み て み る。 著 者 ら が 注 目して い る連続 撹 拌 操 作はFig.5の よ うな流 入 口, 流 出 口が 槽 の上 部 にあ る場 合 な の で,流 入 口の近 辺 の押 し出 し流 れ の領 域 に断 面Aを 考 え る と,Fig .6で は点A と表 わ され る。 そ こで,数 式 モ デ ル の点Aに つ いて 追跡 粒 子 の挙 動 を 考 え て み よ う。投 入 され た追 跡 粒 子 が 点A か ら再 び点Aに も どる まで の循 環 時 間TA-A,循 環 流量 q,物 質 交換 量r,Vp/q=Tpで 定 義 され る押 し出 し流 れ の 滞 留 時 間Tp,Vb/r=Tbで 定義 され る完 全 混 合 の滞 留時 間Tbと お く と,Eq.(1)の 関 係が 得 られ る。

(1)

(2)

(3)

よ り,

(4)

あ る い は,

(5)

した が って,谷 山 ら13)が追 跡 粒 子 の循 環 時 間か ら循 環 流 量 を 求 め て い る よ うに,押 し 出 し流 れ と考 え られ る層 流 部 分 の断 面Aを 針 金 で 囲 い投 入 した 追跡 粒 子が 断 面Aか ら再 びAに も ど る まで の循 環 時 間 丁4嘱 を測 定 す る と, Eq.(5)か ら循 環 流量qを 求 め る ことが で き る。Fig.7 は 測 定 され た循 環 時 間TA-Aの 分 布 の 一例 であ る。 横 軸

Fig. 5 Flow pattern in stirred vessel

Fig. 6 Schematic diagram of flow pattern

Fig. 7 Frequency distribution of circulation time TA-A

TA-Aは 循 環 時 間,縦 軸MTA-Aは あ る循 環時 間 の範 囲 に 入 るサ ンプ ル数 で あ り,200回 の 測定 か ら循 環 時 間 の平 均 的 な値 は 約9秒 とな る こ とが わ か る.

(2)  トレー サ 応答 曲 線 の 周 期 に よる方 法 井上5) らに よって も報告 され て い る よ うに,循 環 流 が あ る周 期

(4)

Fig. 8 Photograph of impulse response for NRe=50 性 を 有す る平 均 的 な 流れ であ る こ とに着 目 して トレーサ 応 答 曲線 の周 期 か ら循 環 流 量 を 求 め る こ とが で き る。 す な わ ち,羽 根 の中 心 に トレーサ を δ-関数 的 に 注 入 し押 し出 し流 れ の 領 域 の 代表 的 な点(Fig,5の 断 面Aの ほ ぼ 中心)に 検 出 セ ルを 挿 入 し連 続 的 に 検 出す る。 検 出 方 法 は 前 述 の よ うな比 色 法 と電 極法 に よ って い るが,記 録 計 に連 続 記 録 さ れ た記 録 用紙 の写 真 の 一 例 をFig.8に 示 す 。 横 軸 は チ ャ ー トス ピー ドに よ って き ま る時 間,縦 軸 Yは 記 録 用紙 の 目盛 で0∼100ま で 目盛 って あ る。 各 時 間 に 対 す る濃 度 の 値C(t)は,予 め あ る定 ま った濃 度 に 対 す る 記録 計 に 示 さ れ た値 を プ ロ ッ トした 検定 曲線 を 用 いて 読み とら なけ れ ば な ら ない が,長 時 間 後 に はC(t)/ C∞=1と な る。Fig8か らもわ か る よ うに,槽 内 の流 動 は あ る周 期 性 を 有 しそ れ らの 周期(曲 線 の ピー ク とピー クの間 隔)を そ れ ぞ れ順 番 にTp1,Tp2,Tp3と 表 わ す と,Eq,(6)と な り押 し出 し流 れ の 滞 留 時 間TBに ほ ぼ 等 し くな る ことが わ か る。

(6)

そ こで,周 期 は 循 環時 間 と考 え られ るの で,

(7)

よ り,循 環 流量qを 求 め る ことが で きる。 (3)ト レー サ 応 答 曲 の図積 分 に よる方 法 回 分 操 作 で,あ る点 に ト レー サ を δ-関数的 に 注 入 し2つ の点 で そ れ を連 続 的 に検 出 した 応 答 曲線 を解 析 す る こ とに よ って 循環 流量 を 求 め る こ とが で き る19。そ れ をNRe=50 ∼2×103の 場 合 につ い て考 え る とFig .6か ら わ か る よ うに 各 部 分 の混 合過 程 の伝 達 関 数 はEqs.(8),(9),(10) の よ うに な る。

(8)

(9)

(10)

こ こでSは ラブ ラス 変 換 のパ ラメー タで あ る。 トレーサ が 注 入 さ れ てか ら長 時 間 後 の 濃度 をC∞ とす る と注 入 さ れ た トレーサ の 量 は(Vp+Vb)C∞ と表 わ さ れ る の で, 物 質 収 支 の 関 係 か らEqs.(11),(12)と な る 。

(11)

(12)

したが っ て,こ れ ら の諸 式 か ら

(13)

と な る 。 次 に,

(14)

な る 関 係 を 用 い る と,Eq.(13)はEqs.(15),(16),(17) と な る 。

(15)

(16)

(17)

あ る い は,

(18)

そ こ で,Fig.5に 示 す よ うな 流 入,流 出 口 の近 辺 の押 し 出 し流 れ の領 域 に断 面AとBを 考 え る と,Aは 濃 度C1 (t),Bは 濃度C0(t)を 表 わ す こ とに な る。Fig.5に 示 す よ うな 流 入 口 の付 近 に ト レーサ を δ-関数 的 に 注 入 し て 断 面AとBの 中心 に 挿 入 した2本 の検 出 セ ル に よ っ て 連 続 的 に検 出す る。 次 に,そ れ ら の応 答 曲線 をEq.(18) に よ って解 析 す る と循 環 流 量qを 求 め る こ とが で き る。 3.2  結 果 と 考 察 循 環 流量 の測 定 方 法 として 以 上 の3つ の方 法 が 考 え ら れ,そ れ ら の方 法 の特 色 を 考 え る と次 の よ うに な る。 (1)  追 跡 粒 子 の測 定 に よ る方 法:低 レイ ノ ル ズ数 域 で は槽 内 に停 滞 域 が 存 在 しそ の領 域 に 追 跡 粒 子 が 入 る と 長 時 間そ こに停 滞 す る。 追 跡 粒 子 の循 環 時 間 の分 布 を考 え る と短 時 間か ら長 時 間 の間 に 分 布 しそ こか ら平 均 的 な 時 間 を推 算す る こ とは 難 しい の で,実 験 回 数 を で き得 る か ぎ り多 く して 最 も適 当 な循 環時 間 を 求 め な け れ ば な ら

(5)

な い。 し たが って,追 跡粒 子 に よる方 法 はN Re≒ 102以 上 で 良 好 な結 果 が 得 られ る。 (2)  トレーサ 応 答 曲線 の周 期 に よる方 法:50 <NRe<2×103の 範 囲 で は トレーサ 応 答 曲線 の 周 期 は 充 分再 現 性 が あ るが,NRe=2×103以 上 の 高 レイ ノル ズ 数域 で は循 環 流 速 が 非 常 に大 き くな る た め に 周 期 が1秒 以下 と な り,そ のわ ず か な誤 差 が 循 環 流量 に大 き な影 響 を 及 ぼす 。 また ,使 用 し て い る記 録 計 の平 衡 速 度 や 記 録紙 速 度 な どが激 し い 混 合 現 象 を記 録 す るの に 充 分 とは 言 い き れ ない た め に,こ の よ うな高 レイ ノル ズ数 域 で 測定 した ト レーサ 応 答 曲線 の周 期 か ら循環 流 量 を求 め る こ とは 望 ま し くな い。 以 上 の こ とか ら,ト レーサ 応 答 曲 線 の周 期 か ら循環 流 量 を 求 め る方 法 は50≦NRe<2×103の 範 囲 で 良 好 な 結 果 が 得 られ る。 (3)  ト レー サ 応 答 曲線 の 図積 分 に よ る方 法:層 流 部 分 に トレーサ を δ=関数 的 に 注 入す る こ と は 非 常 に 難 し い に もか かわ らず 注 入 方 法 の わず か な違 いが 断 面AとB の応 答 曲線 に影 響 を 及 ぼす 。 そ の上,検 出 され た2つ の 応 答 曲線 を検 定 曲 線 に よ っ て 濃 度 曲 線C1(t),C0(t)に 変 換 しそ れ らの 差 を 図漬 分 して 循 環 流 量 を求 め る と,実 験 誤 差 や 計 算 誤 差 な どに よ って 循環 流量 の再 現 性が な く な るが,槽 径 の大 き な場 合 に は 利用 で き る と 考 え ら れ る 。 以 上 の こ とを 考 え て,主 とし て(1),(2)の 方 法 に よ り循 環 流 量qを 求 め,そ の 無 次元 数NqとNReと の 関 係 を 表 示 す る とFig.9の よ うに な る.Fig.9か ら わ か る よ うに レイ ノル ズ数 が 増 加 す る と共 にNqは 増 加 し, NRe≒2×102で 最 大 とな りそ れ 以上 では 減 少 して い る。 高 レイ ノル ズ 数域 で は混 合作 用 が 大 きい ほ ど循 環 流速 は 大 き くな るが,逆 に 層 流 域 が 小 さ くな るた め に 循環 流量 が 小 さ くな る と考 え られ る。 次 に,羽 根 に つ い て考 え る と平板6枚 パ ドル,6枚 ター ビ ン,平 板2枚 パ ドル の順 で 小 さ くな って い るが,NRe=2∼3×102で そ れ らの順 が逆 に な って い る。 4.  物 質 交 換 量 4.1  物 質 交 換 量 の 測 定 方 法 物 質 交 換 量 を 実 測 す る こ とは容 易 では な いが,追 跡 粒 子 を 用 いて 測 定 す る 方 法が 考 え られ る。す なわ ち,3.1 (1)で 追 跡 粒 子が 断 面Aか ら再 び 断 面Aに も どる まで の 循 環時 間 を 測定 し たが,そ の時 完 全 混 合領 域 内 の 滞留 時 間Tbを 測定 す る とEq.(19)に よ り物 質 交 換 量 を求 め る こ とが で き る。

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Fig. 9 Relationship between Nq, Nr and NRe

Fig. 10 Frequency distribution of residence time Tb

実 験 はFig.4か らわ か る完 全 混 合 の 領域 を針 金 で 囲 っ た り, 槽 壁 に 印 をつ け て い るが,追 跡 粒 子の 激 しい挙 動 か ら も大 体 の領 域 は わ か る の で滞留 時 間 を 測 定す る こ と が で き る。Fig.10はFig.7と 同 様に 測 定 さ れ た滞 留 時 間 の 分 布 の 一例 で あ る。200回 の 測定 か ら平均 的 な値 は 約5秒 とな る。 4.2  結 果 と 考 察 追 跡 粒 子 を投 入 し完 全 合混 の 領 域 内 の滞 留 時 間 を 測定 す る こ とに よって 物 質交 換 量 γ を求 め,そ の 無 次 元数 Nγ とNReと の関 係 を表 示 す る とFig.9の よ うに な る。 そ の結 果,全 体 的 には 循 環 流量 数Nqと 同 じ傾 向 で 平 板 6枚 パ ドル,6枚 タ ー ビ ン羽 根,平 板2枚 パ ドルの 順 で 小 さ くな るが,NRe≒2∼3×102以 上 で はそ の逆 とな る。 レイ ノル ズ 数が 大 き くな る と乱 流域 が増 大 し層 流 域 が 減 少 す る ため に循 環 流 量が 小 さ くな り,そ の結 果 物 質 交換 量 も小 さ くな る と考 え られ る。

(6)

Fig. 11 Relationship between NTM and NRe.

Fig. 12 Relationship between Nr ,./NT, and NRe

5.  混 合 時 間 混 合時 間 は数 式 モ デ ルを 解析 す る場 合に 直 接必 要 では ない が,混 合作 用 を評 価す る基 準 あ る いは ス ケー ル ・ア ップを考 え る場 合 に利 用 で き る。混 合 時 間 に つ いて は 種 々報 告 さ れ てい る6,7)。す で に 山本 ら6)も報 告 して い る よ うに,3.1(3)で 得 られ る2つ の トレー サ応 答 曲線(あ るい は槽 の上 部 と下 部 の 応 答 曲 線)の 濃 度 差 △Cを 考 え,X=△C/C∞ ×100[%]な る濃度 ム ラが 士5%の 範囲 で 測定 しそ の 無 次 元数N7耀 をNReに つ い て表 示 す る と Fig.11と な る。 3.1,(2)の 方 法 で求 め た 循環 時 間Tpの 無 次 元数NTp とNTMと の 比 はFig.12の よ うに な り,NReが 大 き く な る とNTM/NT,は 減 少 す るが2VRe≒3×102以 上 で は ほ とん ど一定 とな る。羽 根 につ いて 考 え る と混 合 時 間 の 小 さ い 方 が大 き くな る こ とが わ か る。 これ らの 関 係 を 平板 2枚 パ ドル,6枚 タ ー ビ ン羽 根,平 板,6枚 パ ドル の順 で 近 似的 に表 示 す る とNRe≦3×102で はEqs.(20),(22), (%),NRe>3×102で はEqs.(21),(23),(25)の よ う に 表 わ され る。 log(NTM/NTp)≒-0.14logNRe+0.72(20)

(21)

(22)

(23)

(24)

(25)

NTM/NTpの 値 は槽 内 溶 液 が 混 合 され る ま で に 循 環 流 が何 回循 環 す るか を 表 わ す も の であ り,ト レ ーサ 応 答 曲 線 が 混 合時 間 に 到 達 す る時 間 ま で の振 動 数 に ほ ぼ 等 し くな る。 ま た,N2e>3×102に つ い て 考 え る とNTM/NTpは 平板6枚 パ ドル,6枚 ター ビ ン羽 根,平 板2枚 パ ドル の順 で 小 さ くな っ て い る こ とか ら混 合 され る ま で の循 環 回数 は 小 さ い が,そ れ だけ 循 環 時 間 が 大 き い と考 え られ る 。 結 言 先 に撹 拌 槽 の 混 合の 動 特 性 を 数 式 モ デ ル に よっ て解 析 す るた め に槽 の 中 心 に 混 合 作用 の非 常 に激 し い混 合 領 域 を もち,し か も低 レイ ノル ズ数 か ら 高 レイ ノ ル ズ数 ま でを 表 示 し得 るモ デ ル と して 死 空 間,押 し出 し流 れ,完 全 混 合,固 体 的 回 転 渦, 短 絡 な どに よ る数 式 モ デ ル を提 案 しだ4)。 そ こ で,こ の モ デ ル を 解 析す る た め に 必 要 な 未 知 の パ ラメ ー タの 値,す な わ ち槽 径100mm,羽 根 径50mmの 平板2枚,6枚 パ ドル,6枚 ター ビ ン羽 根 の3種 類 の 羽 根 につ いて 各 領域 の 容積,循 環 流量,物 質 交 換 量 な どの 値 の測 定 を 行 な った 。 次 に,モ デ ル の 解析 に は直 接 必 要 で は な いが 混 合 作 用 を 知 る 基 準 の 一 つ で あ る 混 合時 間 の 測定 を 行な った と ころ羽 根 の違 い に よる差 異 は比 較 的 小 さ く,混 合時 間 と循 環時 間 との比 を考 え る と槽 内 流 体 は 約5回 以 下 の 循環 回 数 で混 合 され る こ とが わ か った 。 測 定 方 法 は で き得 るか ぎ り従 来 の報 告 され て い る種 々の 方 法 を用 い,撹 拌 溶 液 と トレーサ との比 重 差 や粘 度 差 の 影 響が 大 きい 電 極 法 の 代 りに 比 色 法 を主 とし て 使 って 最 も 適 当 な 結 果 を 得 よ うとし た。 以 上 の よ うな 測定 結 果 を既 報14)の数 式 モ デ ル に 用 い て 解 析 し,実 際 の連 続 撹 拌 操 作 の結 果 と比 較,検 討す る こ とに よ って著 者 ら の提 案 した 数 式 モ デ ル と これ ら の 値 の 適 用 性 が わ か る であ ろ う。' 今 後 は これ らの 測定 条 件 を さ ら に拡 大 し てす で に 報 告 され て い る多 くの 資 料 を 参 考 に ス ケ ー ル ・ア ッ プを 行 な いた い と,思う。 Nomenclature C: concentration [g/cma]

C(s): transfer function of concentration [g•Esec/cm3]

C•‡: concentration of infinite time [g/cm3]

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d: impeller diameter [cm] MrA-A: frequency distribution of circulation time

TA-A

MTa: frequency distribution of residence time Tb

Nq: circulation flow rate number (=q/nd3)

NRe: Reynolds number [-]

Nr: interchange rate number (=r/nd3) NTm: mixing time number (=n T M) [-]

NTp: circulation time number (=nTp) [-] n: rotational speed [sec-1] q: circulation rate [cm3/sec] Rb: backmix (or perfect) flow region [-] Rc: compound vortex region [-]

Rd: dead space region [-]

Rp: piston flow region [-] r: interchange rate [cm3/sec]

T: time [sec]

TA-A: circulation time from section A to A [sec] Tb: residence time in backmix region (=Vs/r)

[sec]

TM: mixing time [sec]

Tp: circulation time- [sec]

V: total volume [cm3]

Vb: volume of backmix flow region without baffle [cm3] Vb': volume of backmix flow region with baffles

[cm3] Ve: volume of compound vortex region [cm3] Vd: volume of dead space region [cm3]

Veff: effective volume (=Vp+Vb) [cm3]

Vp: volume of piston flow region [cm3] X:=•¢C/ C•‡•~100 Y: chart scale [-] ƒµb: =Vb/V [-] ƒµ b':=Vbs/V [-] ƒµ e:=Vc/ V [-] ƒµd :=Vd/ V [-] ƒµ p:=Vp/V [-] Literature cited 1) Aiba, S.: Kagaku Kagaku (Chem. Eng-, Japan), 20. 280,

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(8)

究 論

単一成分が析 出する固液平衡(吉 田高年 ・山田幾穂 ・町 井 弘 明,化 学 工 学,32, 1091∼1094 (1968))筆 者 ら は,単 一成分が析出す る数種の2成 分系お よび3成 分系の凝固点 を 実 測 し,気 液 平衡 で 示 され た 方 法(化 工,25, 158 (1961)に よ る 3成 分系溶液の凝固点 の推算値が実測値と大約一致す ることを示 し た 。 境膜および粒子内輪送の影響 を 考慮 した触媒層総括有効 係 数(後 藤 繁 雄 ・浅 井 昌明 ・森 田徳 義,化 学 工 学,32, 1094∼1099(1968))触 媒粒子の有効係数を触媒充填層に関 連づけるために触媒層総括有効係教を定義 し,反 応物流体 本体鼠等 温栓流であ るが,境 膜および粒子内での物質および熱翰送の影響を 考 慮 した場 合に つ い て,そ の 計 算法 を 示 した 。 これ を エ チ レ ンの 水 業 化 反応 に 適 用 し,種 々の粒 径 の ニ ッケ ル ・け い そ う土 触 煤 を使 っ て行なった実験結果から得られ る触煤層総括有効係敬の実験値 と計 算 値 とが か な り良 く一 致す る こ と を示 した, 重量平均粒子径の統計的偏 り(森 芳郎 ・菅沼彰,化 学工 学,32, 1099∼1105 (1968))個 数 基 準 の デ ー タか ら計 算 され た 重 量 平均 粒 径の 統 計 的 偏 りに つ い て 検 討 し た 。 モ ン テ カ ル ロ 法 シ ミュ レー シ ョ ンで 求 め た 相対 的 偏 り △n=1-E(xwn)/Xwは D(x3)E(x3)}2/nに 対 す る プ ロッ トと して ほ ぼ 整理 で き る。 こ こにxは 粒 径,xwnは 標 本重 最 平 均 径,XWは 真 の 重量 平均 径, nは サ ン ブ ル サ イ ズで あ る 。{D(x3)/E(x3)}2が 大 き い 母 集団 か ら Xwの 偏 りのない推定値を得る た め に は予傭的 な分級が必要かつ 有 効であ る。 凝集性ス ラリの沈降 と堆積(後 藤圭司 ・酒 井烈 ・加藤宏 夫 ・白 戸 紋 平,化 学 工 学,32, 1105∼1110 (1968))凝 集 性酸 化第 二 鉄 サ ス ベ ン シ ヨン の 沈 で ん に つ い て検 討 した 。 まず 希 薄濃度領域におけ る沈降速度 を実測 し,こ れ を干渉沈降に対する実 験式に適用 して凝集体 の直径 と内部空隙率 を求めた。本文では この 優集体の内部空隙 率を沈降状態 を考察す るため の1つ の尺度に選ん だ,そ の 結 果,沈 降 曲線 は この 凝 集 体 が存 在 で き る隈 界 濃 度 と,幾 集体の疎 充てんに対応す る濃度に よりて3つ の形に分けるこ とがで きる。また.沈 降管内の固体量 と平衡堆積層の空隙率 との関 係が わ かれば.隈 界濃度よ り濃 厚数領域における沈降 曲線が(5)式 から求 め られ る。 流速分布による粒子の部 分分離効率(井 伊谷鋼一,田 中 善 之 助,塙 本 隆 弘,化 学 工 学,32, 1110∼1115 (1968)) 流体の流れによって重力 または遠心 力で固体粒子の分級 を 行 う場 舎,流 速分布の存在が分級の鋭 さに影響を与える。本報告は重力下 の粒 子 に 対 して,円 管,ス リッ トお よ び二 重管 に お け る 流 体 の 速 度 分布に よる部分分離効率 を層流について理論的に求め,水 流による 単 分散 ガラス球の実験 で検討を行い よい一致を得た。 なお粒子径は 無 次 元 表 示 を 用 い て い るが,粒 子 の 抗 力 に っ い ては,Stokes, All. enお よ びNewtonの 三 領域 に 分け て考 察 した 、 撹 拌槽の混合特性(高 松武一郎,沢 田達郎,化 学工学, 32, 1115∼1121 (1968))前 の 報 文 で は,撹 拌 槽 の混 合 モ デ ルが 筆者 らに よって提案 され,そ のモデルが広い範囲の混 合現 象を 合理 的 に,定 量 的 に 表示 され る こ とが 示 され た 。 こ こで は,数 式 モ デ ル の 種 々の パ ラ メ ー タの 値 を 予 測 す る た め の 実 験 結 果 が 示 され た.実 験 は,平 板2枚 パ ドル,平 板6枚 パ ドル,6枚 タ ー ビ ン 羽 根 で 直 径10cmの 小 さ な撹 拌 槽 を 用 い た 得 られ た パ ラ メ ー タ の値 は.領 域 の容 積,循 環 流 量,物 質 交 換 量.混 合 時 間 な どで あ る。 そ れ ら の結 果 は,Fig.4, Fig.9, Fig.11に 示 され て い る。 実 験 は, 電 導 度 法,比 色法,粒 子の 軌 跡 の 方 法 等 に よ っ て 測 定 され て い る 。 物質移動 を伴 う充填層内の軸方向混合に つ い て(河 添 邦 太 朗 ・川 井 利 長,化 学 工 学,32, 1122∼1127 (1968)) 話 性 炭 固 定 層 にお け るN2ガ ス 中 の83Krの 吸 脱 著破 過 曲線 をRc =30∼0.1の 範 囲 で測 定 した 。 測 定 結 果 に 粒 内 お よ び境 膜 の 物 質 移 動係数並びに軸方向混合拡散 係紋の三つの因子 を考慮 した近似的 な 理 論 解 を 適 用 して,軸 方向 の ベ ク レ数 を 求 め た 。得 られ た 数値 は, 単純な混合のみが存在す る充填層内の軸方向混 合に関す る既 往のデ ー タ とほ ぼ 一 致 した 。 これ に よ り軸 方 向 混 合が 無 視 で き な い場 合 の 直線 平衡系吸着破過特 性の推 算法が得 られ た。 <技 術報告> 各種のプレー ト型熱交換器 の伝熱係 数 と 圧力損 失につい て(岡 田 克 人,小 野実 信,富 村 俊 雄,今 野 宏 卓,大 谷 茂 盛,化 学 工 学,32, 1127∼1132 (1968))プ レー ト型 熱 交換器の乱流伝熱機構を解明するため前報においてはモデル実験に よ り基 礎 的 な検 討 を 行 数 っ た 。 本 報 は 各 種 の 実 用 器 の プ レ ー トを 用 いて実験 を行 ない強制対流における乱流伝熱係数お よび圧 力損失に およほす プレー ト間隙お よび凹凸の形状な どの諸因子の彰響 を検討 し,さ らに モ デ ル実 験 との 関 速 性 を 考 察 した.結 果 と し て,プ レ ー ト型熱交換器の伝熱係数は前回のモデル実験 と同様,平 滑管に較べ て 約5倍 に も向 上 す る こ とを 示 した 。 また 相 似 形状 の プ レ ー トにつ いて伝熱係数お よび圧 力損失に関す る実験式を求め た。 パ ン チ プ レ ー トの 精 留 性 能(飯 島 徳 治,葛 岡 常 雄,化 学 工 学,32, 1133∼1136 (1968))本 報 告 は 新 型 塔 内 構 造 に ついて精留性能を検 討 したもので,棚 段 は一辺を垂 直に折 りまげた 長方形孔を 多数設げた簡単な ものであ り.こ れを塔内に充填 して表 面 接 触 で 物 質 移 動 を 行 なわ しめ る。 実 験 は270φ 塔 を 使 用 し メタ ノ ー ル-水 系 で 全 還 流 で 実 験 した 実 験 結 果 で はH. T. U.は0.15∼0.35mで あ り,溢 汪速 度 は 0.4∼0,7m/sで あ る.そ して 溢 汪 限 界 点 は 濡 壁 塔 の 溢 注 限 界実 験 式 と よ く一 致 し た 。 ま た棚 段 圧 力損 失 は10φ ラ シ ヒ リン グ充 填 物 と はぼ 同 等 で あ る。

Fig.  1  Cylindrical  mixing  vessel
Fig.  4  Relationship  between ψd,φp,ψb,ψb',ψc and  NRe 状態 を 考 え た場 合.Fig.5に 示 す よ うな死 空 間,押 し出 し流 れ,完 全 混 合,固 体的 回 転渦 な どの領域 に よ る表 示 が考 え られ る。 実 際 にそ れ を 解 析す る場 合 に は,そ の 中 の 支 配 的 な 領域 につ いて のみ 解 析 して も よい ことが す で に既 報14)の で立 証 され て い る。 ま た,追 跡 粒 子 に
Fig.  8  Photograph  of  impulse  response  for NRe=50 性 を 有す る平 均 的 な 流れ であ る こ とに着 目 して トレーサ 応 答 曲線 の周 期 か ら循 環 流 量 を 求 め る こ とが で き る。 す な わ ち,羽 根 の中 心 に トレーサ を δ-関数 的 に 注 入 し押 し出 し流 れ の 領 域 の 代表 的 な点(Fig,5の 断 面Aの ほ ぼ 中心)に 検 出 セ ルを 挿 入 し連 続 的 に 検 出す る。
Fig.  9  Relationship  between  Nq,  Nr  and  NRe
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参照

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