外航貨物海上保険
商品パンフレット 2011年4月1日以降始期用
目 次
1. はじめに1
2. 売買契約と外航貨物海上保険2
3. 信用状と外航貨物海上保険3
4. 外航貨物海上保険の内容 (1) 保険金をお支払いする主な場合4
(2) 保険金をお支払いしない主な場合5
(3) 戦争危険・ストライキ等危険の取扱い5
(4) 保険期間6
(5) 保険金額7
(6) 保険料率7
5. お見積にあたって8
6. お申込方法9
7. インターネットを使った効率的な申込手続のご紹介10
8. 事故発生の際の手続書類11
9. 外航貨物海上保険契約でお支払いする保険金の種類12
(外貨建保険契約における保険料・保険金の換算率について)13
1. は じ め に
国際貿易取引に伴い海上・航空輸送される貨物は、さまざまな危険にさらされています。本船・ 艀の沈没、座礁、衝突、船火事、荒天との遭遇等、海上輸送に特有な諸危険をはじめとし、貨物 の盗難、破損、雨濡れ等枚挙にいとまがありません。また、海上輸送に付随する接続陸上輸送や、 輸送途上の倉庫での保管中の危険も看過できないものです。このような輸送中の事故に伴い貨物 に損害が生じた場合でも、運送人は自己に責任のない限り損害を賠償しませんし、また運送人の 側に責任のある場合でも、運送契約上の賠償責任限度があるため損害が十分に補償されないこと があります。 そのほか、海上輸送では特有の共同海損( 1)という制度によって、荷主は自己の貨物に何 ら損害がなくても犠牲に供された損害や費用の一部を負担しなければならないことがあります。 外航貨物海上保険とは、これらの危険による損害から荷主を保護し、取引の円滑をはかる役割 を果たすものです。以下、この保険の概要を簡単にご説明いたします。本パンフレットの内容、 その他貨物保険についてご疑問の点がございましたら、東京海上日動(以下「弊社」といいます。) までお問い合わせください。なお、弊社では 2009 年 1 月 1 日改定の協会貨物約款(Institute Cargo Clauses)を使 用したお引受けとしております。 また、本パンフレットでは、使用する輸送用具が「船」であることを前提に記載していますが、 輸送実態に応じて適宜「航空機」「接続輸送用具」等へお読み替えください。
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船舶が事故に遭遇した際に発生する共同の危険を回避する目的で、故意かつ合理的に犠牲に供さ れた物の損害や支出した費用を、船舶・貨物の所有者が分担する制度をいいます。 【共同海損】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12. 売買契約と外航貨物海上保険
貨物の売手と買手のうち、どちらが輸送中の危険を負担しなければならないか、また両者のう ちどちらが保険を手配しなければならないかについては、両者間で締結される売買契約の中で取 り決められます。
国際貿易取引でよく用いられる定型取引条件には、FOB(Free on Board)条件、CFR(Cost and Freight;インコタームズ 1990( 2)までの C&F に相当)条件、CIF(Cost, Insurance and Freight)条件等がありますが、これらの取引条件下で売手・買手が果たすべき義務および危険負 担については、インコタームズ( 2)の規定に則って取引されるのが一般的です。代表的な取引 条件に基づき貿易取引を行なう場合に、日本で外航貨物海上保険の手配を行なう必要があるかど うかを図示すると次のようになります。
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次に輸出の場合を例にとり、各取引条件と貨物海上保険手配の関係を図示すると次のようにな ります。 取引条件輸出入 CIF・CIP CFR(C&F)・CPT FOB・FCA
輸 出 ○ × × 輸 入 × ○ ○ ○…日本で保険手配 ×…外国で保険手配 1.CIF・CIP 輸出の場合 (仕出地倉庫) (保険証券は裏書譲渡されます) 買手の危険負担 売手の危険負担 買手の危険負担 外航貨物海上保険(買手手配) 輸出FOB保険、等 (売手手配) 売手の危険負担 (取引条件上売手が買手のために付保する義務のある区間) 自己のために付保 する必要のある区間
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外航貨物海上保険(売手手配) (仕向地倉庫) (仕出地倉庫) (仕向地倉庫)International Commercial Terms の略語。国際商業会議所(International Chamber of Commerce)が、貿易取引における運賃、保険料、リスク(損失責任)負担等、売主と買主の貿 易契約における定型的な取引条件の統一的解釈を図るために制定した国際規則。任意規則である ため、強制力はありませんが、この規則に準拠している貿易取引が一般的です。 【インコタームズ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2. FOB・FCA・CFR・CPT 輸出の場合
日本からの CIF 輸出で、信用状(Letter of Credit、以下 L/C と略します)に基づき貿易決済 が行なわれる場合、保険面からは次の点に留意する必要があります。今日の貿易決済では、銀行を 介して船積書類のやりとりが行なわれることがありますが、この際銀行は荷為替手形の買取りの前 提として船積書類の内容が L/C の記載と一致しているか否かの調査を行います。銀行の調査は一 般に厳密なものであるため、船積書類である保険証券の内容が L/C の記載と“文字通り”一致す ることを要求することが多い実態にあります。したがって、例えば L/C に「仕向地の相場下落に よる貨物の価格下落リスク」等保険の対象とならない危険の記載を要求された場合、L/C に合致 した保険証券を入手することができないことから、手形の買取りに差し支えがでてくることが考え られます。 売手の立場に立った場合、L/C を受け取ったら保険条項をチェックし、万一上記事例に類する 条項が入っていれば、速やかに L/C の訂正を買手に申し入れていただくことが円滑な手形の買 取りにつながることになります。 この他に L/C に関して保険として関連する事項としては下記の 1. 〜 3. が挙げられ、国際的に広 く普及する信用状統一規則(国際商業会議所制定)により解釈・運用の原則が定められています。 1. 保険金額( 3): CIF 価額または CIP 価額の何%で保険金額( 3)を設定するか等が通常 明記されています。L/C に定めのない場合の最低付保金額は CIF 価額また は CIP 価額に 10%を加えた額です。 2. 表示通貨: 保険書類は L/C と同一通貨で表示する必要があります。 3. 日 付: 一般的に、船荷証券等に示されている物品の積込日、発送日より後の日付が表記 されている保険証券類は銀行で受理されません。
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3. 信用状
(Letter of Credit)
と外航貨物海上保険
事故が発生した際に、弊社がお支払いする保険金の上限額をいいます。 【保険金額】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34. 外航貨物海上保険の内容
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保険金をお支払いする主な場合
外航貨物海上保険では、基本的な保険条件( 4)(普通保険約款)を 4 つに分けており、保険 金をお支払いする主な損害・事故をまとめると下表となります。 なお、損害が発生した場合に保険会社に保険金を支払う責任があるか、また責任がある場合は どのようにしてお支払いするか、という2点についての準拠法は英国法になります。協会貨物約款の基本的な保険条件と保険金をお支払いする主な場合
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保険条件 事故の種類 ICC(A)+ War & S.R.C.C. ICC(AIR)+ War & S.R.C.C. ICC(B)+ War & S.R.C.C. ICC(C)+ War & S.R.C.C. 火災・爆発 ○ ○ ○ ○ 船舶または艀の沈没・座礁 ○ ○ ○ ○ 陸上輸送用具の転覆・脱線 ○ ○ ○ ○ 輸送用具の衝突 ○ ○ ○ ○ 積込み・荷卸しの際の水没または落下による 梱包1個毎の全損 ○ ○ ○ ● 海・湖・河川の水の輸送用具・保管場所等への浸入 ○ ○ ○ ● 地震・噴火・雷 ○ ○ ○ ● 共同海損( 1)(分担額) ○ − ○ ○ 救助料 ○ ○ ○ ○ その他の損害 例‥汗濡れ・破損・まがり・へこみ・盗難・漏出・ 不足・汚染・混合等 ○ ○ ● ● 被保険者が関与していない荷造りの不完全による損害 ○ ○ ○ ○ 戦争(宣戦の有無を問わない)、内乱、捕獲、だ捕 ○ ○ ○ ○ ストライキ(職場閉鎖を受けている労働者・労働紛争・ 暴動に加わっている者によるもの等) ○ ○ ○ ○ ○… お支払いの対象となります。 ●… お申出によりご契約いただけます特別約款( 5)によりお支払いの対象とすることができます。 外航貨物海上保険は、国際間を輸送される貨物を対象とし、その保険証券類(Insurance Policy と呼ばれる保険証券や Certificate of Insurance と称される保険承認状)は、国内外の貿 易当事者間において授受される船積書類の一つであるため、国際的に流通性のある共通書式の使用 が求められます。外航貨物海上保険の保険証券については、古くより今日に至るまで海運や海上保 険において世界の中心的な市場である英国の「ロンドン保険業者協会(Institute of London Underwriters)−*」が制定した保険証券や「協会貨物約款(Institute Cargo Clauses)」が多 くの国々において幅広く利用されており、弊社においてもこの書式に基づいた英文貨物海上保険証 券(2009 年 1 月 1 日制定の協会貨物約款)によるお引受けを行なっています。*−現在の「ロンドン国際保険引受協会(International Underwriting Association of London)」
普通保険約款にセットし、普通保険約款に 定められた補償内容等を変更・追加・削除 するものです。 【特別約款】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 発生した損害に応じて、どう保険金をお支 払いするかについての取り決め内容です。 【保険条件】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
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保険金をお支払いしない主な場合
上記4(1)記載のいずれの保険条件の場合でも、次の危険による損害・次の場合はお支払い の対象とはしませんのでご注意ください。 a. 腐敗、変質、錆等、貨物固有の欠陥・性質による損害 b. 被保険者が関与した荷造り・梱包・積付けが不完全であったことで生じた損害 c. 航海・運送の遅延による損害 d. 被保険者の故意・違法行為による損害 e. 間接損害(違約金、慰謝料等) f. 陸上輸送中・保管中の戦争危険による損害 g. 通関時の検疫の結果、政府機関によって輸入不許可となった場合の損害 h. 原子力危険による損害 i. 化学・生物・生物化学・電磁気兵器による損害 j. 通常の輸送過程にあたらない保管期間中のテロによる損害 k. 被保険者が ISM コード( 6)不適格の船舶と知りうる立場でありながら、そのような船舶 で輸送された場合に生じた貨物の損害 1. 保険のお引受けや保険金のお支払い等により保険者が国際連合他の定める制裁等を受ける 可能性がある場合 等 ※ ここでは主な場合のみを記載しております。免責事由は特別約款の種類等によって異なります ので、詳細は「約款」または「重要事項説明書」にてご確認ください。(
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戦争危険・ストライキ等危険の取扱い
戦争危険およびストライキ等危険は、いずれも世界情勢の刻々の変化に左右されるため予測が 極めて困難であるということと、発生となればその被害が甚大なものになるという理由で、普通 保険約款では免責とし、別途の特別約款( 5)により担保するという形式をとっております。 外航貨物海上保険でお支払いする保険金については 12 ページをご参照ください。5
International Safety Management Code for the Safe Operation of Ships and for Pollution Prevention の略であり、国際航路を航行する外航船の運行管理者に安全航海の管理 能力の向上を求めた求めた基準です。
【ISM コード】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
(仕出地倉庫) (荷卸港上屋) (仕向地倉庫) 海上危険・ストライキ等危険の保険期間 戦争保険の保険期間 通常の輸送過程( 7)を経て または または または または 本船に積込まれた時から 本船から荷卸しされた時まで 保管のための保管場所や仕分け・配 送のための倉庫等で荷卸しが完了し た時点まで 被保険者またはその使用人が、保管 のための保管のために輸送用具等を 使用することを選んだ時点まで 保険証券記載 の仕出地の倉 庫 に て 初めて 動かされた時 点から 保険証券記載の仕向地の最終倉庫 または保管場所で荷卸しが完了し た時点まで 本船荷卸完了後60日経過時点、ま たは航空機荷卸完了後30日経過時 点まで 本船到着日の午後12時から起 算して15日経過した時まで
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保 険 期 間
保険会社が責任を負担する期間を保険期間といいます。 外航貨物海上保険の保険期間は、 「貨物が保険証券記載の仕出地の倉庫・その他の保管場所において、輸送の目的をもって初め て動かされた時に開始し、保険証券記載の仕向地にある最終倉庫・その他の保管場所で荷卸しが 完了した時に終了する」 ことになっています。 但し、 1. 航洋本船からの荷卸完了後 60 日または、航空機からの荷卸完了後 30 日を経過した場合 2. 保管のための保管(通常の輸送過程( 7)上の保管以外の保管)または貨物の仕分け・ 配送のために、任意の倉庫または保管場所で荷卸しが完了した場合 3. 被保険者もしくはその使用人が、保管のための保管のため輸送車両もしくはその他の輸 送用具またはコンテナを使用することを選んだ場合 には、たとえまだ仕向地の最終倉庫で荷卸しが完了していなくともその時点で保険は終了します。 戦争危険については、上記と異なり原則として貨物が陸上にある間は補償されず、貨物を本船 に積み込んだ時から荷卸される時(または、本船最終荷卸港到着日の午後 12 時から起算して 15 日経過した時点のいずれか早い時)までが保険期間となります。 輸送中ならびに「税関手続き中の保管」、「船舶待ちのための保管」等の一時的な保管を含む期間 をいいます。 【通常の輸送過程】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77
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保 険 金 額
保険金額とは、保険会社が 1 回の事故について保険金をお支払いする金額の上限額を言い、 CIF 価額の 110%とするのが通常です。 FOB、CFR(C&F)輸入の場合には、FOB 価額に I と F を、CFR(C&F)価額に I をそれぞれ 加算し CIF 価額を算出し、これに 10%を加算した額で付保するのが通常です。この保険料、 保険金額は次の算式で計算することができます。 (CIF の 110%で付保する場合) 保 険 料= R:保険料率 保険金額= (C+F)× 1.1 R 1 − 1.1 R 1.1 ×(C+F) 1 − 1.1 R(
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保 険 料 率
(海 上 危 険) 保険条件、貨物の性質、状態ならびに荷姿、保険対象の輸送区間、積載船舶、 過去の損害率等を勘案して算出いたします。 積載船舶は重要な要素であり、弊社は所定の船級を取得していること等、 協会船級約款( 8)の定める船舶に貨物が積載されることを前提として 料率を算出いたします。条件を満たさない船舶積みの貨物については割増 保険料率が適用される場合がありますのでご注意ください。 (戦争・ストライキ等危険) 戦争・ストライキ等危険料率については、世界情勢の変化により変更され る場合があります。本料率は原則として、本船の積地出帆日における料率 が適用されます。優 良 な 船 舶(Approved Vessel) の 資 格 を 規 定 し た 特 別 約 款 で あ り、“Institute Classification Clause”に従ってお引受いたします
【協会船級約款】・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
5. お見積にあたって
保険条件、保険料のお見積にあたりましては、下記質問事項に可能な範囲でご記入いただき、 代理店または弊社までご連絡をお願い申し上げます。 (□部分は該当にチェックをお願いいたします。)8
□木箱 □紙袋 □麻袋 □PP袋 □木枠 □真空 □北米 □中南米 □西欧 □中東欧 □アジア域内 □中東 □アフリカ 所要: 日 □航空機 □その他船舶( ) □トラック □その他( ) 輸送額・輸送量 万円 一輸送金額 万円 万円 □輸出・三国間(CIF・C&I・D条件および類似条件) 万円 □輸入(FOB・CFR・Ex Worksおよび類似条件) 万円 万円 % □無し □有り/有りの場合は特約内容・名称をご記入ください。 □無し □有り/有りの場合は過去5年の保険金受領額・件数をご記入ください。 件 万円 □ICC(A)/オールリスク 年 月 日頃から □ICC(B) □ICC(C)/特定危険担保 最大保管金額 □在来船 □郵便 輸出入相手国 保管場所 保管日数 様 □コンテナ船 ( ) − ( ) − @ 仕出港・輸出港: 最終仕向地: 輸送額内訳 現在の保険手配 について その他ご質問・ ご要望等 輸送用具 □その他( ) 奥地仕出地 仕向港・輸入港 保険料率(Total) 取扱代理店名 ご連絡先 対象貨物 輸送区間 梱包 貴社名 部署名 ご担当者名 所在地 □スチールドラム 電話番号 FAX番号 E-mailアドレス 貨物名・品名・数量 形状 □カートン □コンテナ入り ① □FCL □LCL ② □ドライコンテナ □リーファーコンテナ □タンクコンテナ 年間お支払い保険料 保険条件 特別約款(特約) 過去の事故歴 事故の内容 作業内容 年間輸送金額 □ベール □ファイバードラム 一輸送最大輸送額 保険会社名 保管が有る場合には下記にご記入ください。(ただし、通常の輸送に含まれる一時保管は除きます。) 一輸送平均輸送額 輸送開始時期 □鉄道便 仕向地にて貨物引渡し前に作業が付随する場合には下記にご記入ください。6. お 申 込 方 法
1. お申込手続き
外航貨物海上保険のお申込みの際には、危険が開始される前に弊社所定の申込書類に必要事項 のご記入と、重要事項説明書に記載の内容をご確認の上記名・ご捺印いただき、代理店または弊 社へご提出ください。2. 予定保険
危険開始前にお申込手続きを行っておくことが必要ですが、貨物の数量、保険金額、積載船名等 が未詳の場合には、事前に「予定保険(Provisional Insurance)」を締結しておくことで、無保険状 態の発生を防ぐことができます。予定保険は、船積内容が確定した段階で、すみやかに輸送明細を ご通知(確定通知)いただくことを前提に、ご契約いただいた保険の補償を開始する仕組みです。3. 包括予定保険
長期にわたり継続的に積み出しされる貨物については、補償漏れを防ぐために「包括予定保険 契約 (Open Policy)」を予め締結しておくことをお薦めいたします。船積内容が確定した段階で、 すみやかに輸送明細をご通知(確定通知)をいただくことが必要となります。4. 簡略申込方式のおすすめ
貨物保険のお申込みは1船積みまたは1輸送毎に行うことが原則ですが、以下にご紹介する申 込方式をご採用頂くことによりお客様の事務手続きのご負担を軽減することが展望できます。各 方式の詳細については、代理店または弊社までお問い合わせください。 輸 出保険証券発行の省略と一括計上方式
一定の要件を満たす場合には、個別船積み毎の保険証券発行を省略することが出来ます。「Non Policy 方式」と呼ばれ、予め Open Policy を締結し、保険証券の発行を一切行わない方式(損 害サービス対応の際は、Invoice、B/L 等の他の船積書類を用います。)ですが、保険会社は勿論 のこと、お取引先、銀行等による事前の了解が必要となります。 本方式のご採用により、弊社への 1か月分の輸送情報等の通知を事後に一括して行うことがで きます(一括計上方式)。1か月分の申込データを翌月ご通知いただければ良く、事務手続きご負 担の軽減が期待できます。 輸 入税関宛包括保険扱い申請と一括計上方式
輸入通関時には、船積み毎に保険会社が発行した「保険料請求書(Debit Note)」の提出が求 められますが、一定の要件を満たす場合には、税関宛に「包括保険扱い申請」を行うことにより、 個別の Debit Note の提出を省略することができます。これにより、上記の輸出でのご説明と同 様に一括計上による事務手続きのご負担軽減が期待できます。9
7. インターネットを使った効率的な申込手続のご紹介
東京海上日動は、インターネットを使って外航 貨物海上保険の申込手続を効率化するシステムを ご用意しております。 本システム(「カーゴネクスト」「CargoNext」) を利用することにより、貴社のビジネスプロセス の効率化・迅速化を図ることが可能となります。カーゴネクストの概要
包括予定保険契約を弊社とご契約されている場合には、インターネットを利用して確定通知 (弊社への具体的な貨物輸送情報等のご連絡)を行うことが可能になります。 また、保険証券類等の書類を(インターネット経由で)貴社のプリンターにて印刷すること が可能です。 さらに、保険料明細等、契約の詳細情報を電子データにてダウンロードすることも可能です。メ リ ッ ト
①スピーディな業務が可能となります。郵送等に比べて、いち早く保険証券類等の書類が入手 できます。ご契約頂いている保険の内容によっては、確定通知の後すぐにプリントアウトす ることが可能です。 ②個別通知、一括通知のいずれも利用することができます。 ③保険料明細データのダウンロードにより、貴社の経理事務の効率化に繋がります。ご 利 用 手 続
※弊社と外航貨物海上保険の包括予定保険契約を締結されているお客様が対象です。 導入に際しては、確定通知方法や証券類のご提供方法等について弊社担当者ご相談いただき、 サービスを開始致します。 なお、カーゴネクストの利用は無料です。 ( ただし、インターネット接続に要する通信費等の諸費用については、ご利用者の負担となり ます。)10
ご契約者 パソコン& 東京海上日動 プリンター インターネットで確定通知 証券類をダウンロード1. 事故が発生した場合にはまず、できる限り速やかに保険証券記載の Claim Agent( 9)(輸 入であれば、最寄りの弊社の担当損害サービス課)にお知らせください。
2. 事故・損害の状況によっては、Claim Agent( 9)からは Survey Report を取付けてい ただくことが必要となる場合があります。
3. 保険金の請求にあたって必要となる代表的な書類は以下の通りです。 (1)保険金請求書〔Claim Note〕
(2)保険証券もしくは保険承認状(正本)〔Original Policy or Certificate〕 (3)送り状〔Invoice〕
(4)船荷証券〔Bill of Lading〕
(5)Survey Report および Survey Fee 請求書
(6)運送人宛求償状および返信〔Claim Letter & Carrier's Reply〕 (7)貨物受渡書類〔Delivery Voucher ex.Cargo Boat Note〕 (8)その他指定書類〔Packing List 等〕
※ 弊社の Claim Agent( 9)網は世界各地に拡がっておりますが、仕向地により Claim Agent( 9)を設置していない場合には、最寄りの Lloyd's Surveyor やその他の信用ある 検査機関に損害検査を依頼する方法を採ります。
最新の Claim Agent リストは下記 URL にアクセスいただきご確認いただくことができます。 http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/hojin/marine_site/songai/kamotsu/kaigai_network/index.html
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8. 事故発生の際の手続書類
輸出・三国間取引の場合、海外で保険事故が発生した際に保険金をお支払いするサービスのため、 当社が世界各地で業務委託している損害調査専門の代理店のことをいいます。 【Claim・Agent】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 東京海上日動 ホームページ マリンサイト 貨物・運送の 事故が起こったら 海外ネットワーク
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9. 外航貨物海上保険契約でお支払いする保険金の種類
外航貨物海上保険でお支払いする保険金(含む費用保険金)の種類は以下のとおりです。ご 契約内容によって、お支払いする保険金や費用が変わりますのでご注意ください。 (協会貨物約款の基本条件でお引受けする場合) お支払いする保険金の種類 貨物損害に対する保険金 (ICC(A)・(Air)第1条) (ICC(B)第1条) (ICC(C)第1条)(IWC(Cargo)・(Air Cargo) 第1条)
(ISC(Cargo)・(Air Cargo) 第1条)
共同海損(分担額)・救助料 (ICC(A)・(B)・(C)・(Air)第2 条・IWC(Cargo)・(Air Cargo) 第 2 条、ISC(Cargo)・(Air Cargo)第2条 継搬費用(ICC(A)・(B)・(C) 第12条、ICC(Air)第10 条) その他の保険金 お支払いする保険金の概要 下記の出来事により貨物に生じた次の損害に対する保険金 (但し、免責条項の適用があります。) 海上危険として支払われるもの ICC(A)・ICC(Air)の場合には、 すべての危険による滅失・損傷 ICC(B)の場合には、 火災・爆発、輸送用具の事故等、地震・噴火や、共同海損犠牲、 投荷・波ざらい、海水・湖水・河川の水の浸入による滅失・損傷、 および積卸時の水没または落下による梱包 1 個毎の全損 ICC(C)条件の場合には、 火災・爆発、輸送用具の事故等や、共同海損犠牲、投荷による滅失・ 損傷 戦争危険として支払われるもの 戦争・内乱・革命・反乱・敵対行為・軍事的行動等、およびこ れらの危険から生じる捕獲・拿捕・拘束・抑止・抑留、および 遺棄兵器(機雷・爆弾等)による滅失・損傷 ストライキ等危険として支払われるもの ストライキ参加者・職場閉鎖を受けている労働者または労働紛 争・暴動もしくは騒乱に加わっている者による滅失・損傷 船の事故により、共同海損となった場合や救助料の負担を求められた 場合に、運送契約・法律・慣習等に従って被保険者が支払うべき費用・ 分担額
※ ICC(Air)・IWC(Air Cargo) ・ISC(Air Cargo) の場合は救助料のみ 貨物または輸送用具の事故により、運送が途中で打ち切られた場合に、 貨物を仕向地へ輸送するために適切かつ合理的に支出された費用(戦 争・ストライキ等危険を除く) 場合に応じて、双方過失衝突条項による責任額、損害防止費用が支払 われることがあります。 約款・特約条項 Institute Cargo Clauses 1/1/09…ICCと略 ICC(A)またはICC(B) またはICC(C)または ICC(Air)
Institute War Clauses 1/1/09…IWCと略 IWC(Cargo)または IWC(Air Cargo) Institute Strikes Clauses 1/1/09…ISCと略 ISC(Cargo)または ISC(Air Cargo)