Agilent Technologies
N5416A N5417A
Infiniium
オシロスコープ用
USB
コンプライアンス・
テスト・ソフトウェア
Data Sheet
●使いやすいインタフェースによる、
高速セットアップ、構成、自動テス
トの実現
●USB-IF
が、
USB
コンプライアンス・
テスト用として認証
●
追加機能:
USB OTG
(
On-The-Go
)と
マルチトライアル・テストのサポ
ート
●Infiniium
オ シ ロ ス コ ー プ 内 部 で
USB-IF MATLAB
®ス ク リ プ ト を
実行
●数々の賞を受賞した
Infiniium
の優
れた操作性
●
USB 1.1
(
Low/Full speed
)、
USB 2.0
N5416A Infiniium
オシロスコープ用
USB
コンプライア
ンス・テスト・ソフトウェアは、オフィシャル
USB-IFMATLAB
ス ク リ プ ト を 使 用 し て、
USB 2.0
デ バ イ
ス、ホスト(エンベデッドホストも含む)、ハブ、
OTG
(
On-The-Go
)のコンプライアンスを高い信頼性で検証で
USB
コンプライアンス・テスト・ソ
フトウェアを使用すると、
USB-IF
がオフィシャル・コンプライアンス・
テスト用に作成したテスト・スクリ
プトと同じスクリプトでパラメータ
を検証できます。
USB
コンプライア
ンス・テスト・ソフトウェアには、
デバイス、ホスト(エンベデッドホス
トも含む)、ハブ、
OTG
のコンプラ
イアンスをすばやく簡単にテストで
きる新しいセットアップ・ウィザー
ドがあります。テストの実行や結果
の文書化のための、セットアップ・
ウィザードは、非常にシンプルな設
計になっています。
USB
電気パラメータを簡単に検証
図1. Infiniium USBコンプライアンス・テストは、Analyzeメニューのサブメニューから アクセスできます。
USB
電気パラメータを簡単に検証
Low/Full/Hi-speed
テ ス ト で は、
信号品質、突入電流、ドループ、ド
ロップ、およびバックドライブ電
圧 テ ス ト に 適 合 す る 必 要 が あ り、
Hi-speed USB
は、 さ ら に 追 加 の
Hi-Speed
試験項目に適合する必要
があります。また、
USB OTG
では、
OTG
試験項目の適合が必要です。こ
れらのテストは、
USB
コンプライア
ンス・テスト・ソフトウェアと
USB
OTG
(
On-The-Go
)テスト機能(自動
USB OTG
電気テスト・フィクスチ
ャを使用)が必要です。
図3. 個々のテストまたはコンプライアンス・テストの全リストを1つのウィンドウ・ ページから選択できます。利点
これまでラボ環境でのプリコンプラ
イアンス・テストでは、オシロスコ
ープを使ってデータを捕捉し、
PC
へ転送して、ソフトウェアで処理し
ていました。
Agilent
は、あらかじ
めインストールされた
MATLAB
ソ
フトウェアのランタイム・バージョ
ン上で、
USB-IF
のオフィシャルの
MATLAB
スクリプトが自動で起動
され、試験プロセスを簡略化します。
また、試験手順や接続図が、オシロ
スコープ上に表示されますので、間
違えがなく、簡単に試験することが
可能です。
テストが実行されると、テスト結果
が
Infiniium
の画面の
HTML
フォ
ーマット・ウィンドウに表示され
ます。
図5. Infiniiumオシロスコープは、テスト結果をhtmlウィンドウに自動的に表示します。 図4. 表示される日本語化されたテスト手順と図に従って機器の設定が行えます。利点
テスト毎に
USB-IF
が要求する
PNG
フ ァ イ ル、
HTML
フ ァ イ ル、
TSV
ファイルも自動的に保存されます。
Hi-speed USB 2.0
のようにデータ・
レートが速くなるほど、システムの
負荷がデバイス/ホスト/ハブの動
作と干渉しない測定システムが必要
となります。
Infiniium
オシロスコ
ープで使用できる
InfiniiMax
プロ
ービング・システムは、
USB-IF
に
よりコンプライアンス・テスト用と
して認定され、優れた信号忠実度が
得られます。また被試験信号に負荷
をかけないので、電気信号品質テス
トに合格するためのマージンが狭く
なることもありません。
Hi-speed
テ
スト・フィクスチャ(
6
個入りセット)
は、サイズが小さいのでテスト環境
での操作性に優れています。フィク
スチャが
6
個あるので、コンプライ
アンスを検証するホスト、ハブ、デ
バイスが複数ある場合でも異なるテ
ストを同時に行えます。
OTG
試験で
は、
USB OTG
コンプライアンス・
テスト用の自動
OTG
テスト・フィ
クスチャ(
N5417A
)を使って、試験
が行われます。
図6. 結果はHTMLレポートに保存されます。 図7. USB OTGテストの手順推奨テスト機器
N5416A USB
テスト・オプション
には、
Infiniium 4
チャネルまたは
4
+
16
チャネル・オシロスコープ
が必要です。
Hi-speed USB
コンプ
ライアンス・テストには、
E2649A/
E2649B
フ ィ ク ス チ ャ が 必 要 で
す。
Low/Full-speed
テストには、
E2646A SQuIDD
テ ス ト・ フ ィ ク
スチャが必要です。
USB OTG
テス
トには、
Infiniium
オシロスコープ
の ほ か、
N5417A USB OTG
テ ス
ト・フィクスチャ、
E3631A
電源、
34401A
デジタル・マルチメータが
必要です。
N5416A
ソフトウェアにはフィクス
チャは付属していません。
Low
お
よ び
Full-speed
テ ス ト の 場 合、
1
個の
SQiDD
テスト・フィクスチャ
(
E2646B
)を別途オーダする必要が
あ り ま す。
Hi-speed
テ ス ト に は、
信号品質、レシーバ感度、
TDR
、ホ
スト切断用の
Hi-speed
テスト・フ
ィ ク ス チ ャ(
E2649B
)を 別 途 オ ー
ダする必要があります。
USB OTG
(
On-The-Go
)テ ス ト に は、
USB
OTG
電気フィクスチャ(
N5417A
)を
別途オーダする必要があります。
図8. USB OTGテストの選択 図9. E2649Bテスト・フィクスチャ推奨テスト機器(続き)
High-speed
用の推奨テスト機器
[1]Agilent Infiniium 9000A/90000A
シリーズ、
80000B
シリーズ、
80000A
シリーズ、
54850
シリーズ・オシロスコー
プを使用(推奨帯域幅:
2 GHz
以上)
モデルまたはパーツ番号 概要 数量
N5416A Infiniiumオシロスコープ[2]用USB 2.0 Low/Full/High Speedテスト・オプション 1
E2649B 以下のHi-speed USB 2.0テスト・フィクスチャ・セット: E2645-66401デバイス信号品質テスト・フィクスチャ E2645-66402ホストTDRテスト・フィクスチャ E2645-66403ホスト信号品質テスト・フィクスチャ E2645-66404ホスト切断テスト・フィクスチャ E2645-66405ドループおよびドロップ・テスト・フィクスチャ 1 1131A/32A/34A InfiniiMaxプローブ・アンプ(ハブ・テストには2個必要) 1 E2678A InfiniiMaxプローブ・アンプ用差動ソケット付きプローブ・ヘッド(ハブ・テストには2個必要) 1 デジタル信号発生器[3] 81130Aパルス・データ・ジェネレータ、以下のオプション付き 11 MB SRAMメモリ・カード(UFJ) 81132A 660 MHzオプション 8493C 006 6 dBアッテネータ SMA(オス)ケーブル または 81134Aパルス・ジェネレータ 15433B 500 ps遷移時間コンバータ(81134Aと使用する場合) SMA(オス)ケーブル 1 2 2 2 2 2 82357B USB-GPIBインタフェース・コンバータ 1 TDR[4] 86100A/B/C 54745A SMA(オス)ケーブル 1 1 2 34401A デジタル・マルチメータ 1
Hi-speed USB ハードウェア構成:815EEA2マザーボード、Pentium®Ⅲ700 MHz 1 テストベッド・コンピュータ 256 MB RAM、40 GB HD、CD(CD-RW)、FD、IOGear(またはATEN)USB 2.0 PCIカード(5ポート)
ソフトウェア構成:Windows®2000またはWindows XP
USBケーブル 1.5 mケーブル[5] 1 mケーブル
1 1
ホスト・システム用のUSB-IFツール HS電気テスト・ツール、www.usb.orgから入手可能(USBHSET.exe) 1
[1] High-speedデパイスは、Full-speedモードに対応する必要があります。必要なテスト機器については、「Low/Full-speed用の推奨テスト機器」の表を参照してください。 [2] 5485xシリーズにはオプション008、拡張帯域幅を推奨します。80000および90000シリーズ・オシロスコープにはオプション005ノイズ・リダクションを推奨します。 [3]デバイス/ハブのレシーバ感度をテストする場合は、デジタル信号発生器が必要です。
* 82357A(USB1.1)は販売を終了しています。後継機種は、82357B(USB 2.0)です。
[4] TDRテストはHi-speedテスト手順(リビジョン1.0)から削除されましたが、開発段階ではテストすることを推奨します。 [5] Agilentでは販売していません。ベンダ・リストについては、www.usb.orgを参照してください。
(E2649AとE2699Aには4個のダンプ・アダプタが付属しています) (ダンプ・アダプタのパーツ番号は01130-63201)
推奨テスト機器(続き)
Low/Full-speed
用の推奨テスト機器
[1]Agilent Infiniium 90000
シリーズ、
8000
シリーズ、
80000A
シリーズ、
80000B
シリーズ、または
54830B/D
、
54832A/D
オシロスコープを使用
モデルまたはパーツ番号 概要 数量
N5416A Infiniiumオシロスコープ[1]用USB 2.0 Low/Full/High Speedテスト・オプション 1 E2646A SQiDDテスト・フィクスチャ1個、Low/Full-speed USB 2.0テスト用 1 1165A 5483xシリーズ・オシロスコープ用ミニチュア・パッシブ・プローブ 3 10073C 8000シリーズ・オシロスコープ用パッシブ・プローブ 3 E2697A ハイ・インピーダンス・アダプタ、10073Cパッシブ・プローブ1本付き(5485x,80000、90000シリーズ・ オシロスコープ用) 3 100075A クリップ ・ アダプタ(E2697A用) 3 8710-2063 デュアル・リード・アダプタ 3 1147A 50 MHz電流プローブ(8000、54831B/D、32B/D用) 1 N2782A & N2779A* 50 MHz 30 A電流プローブおよび3チャネル電源 1 USBホスト・システム http://compliance.usb.org/Interoperabilityを参照 1 USBケーブル 5 mケーブル 1 mケーブル 6 1 ホスト・システム用の USB-IFツール
HS電気テスト・ツール、www.usb.orgから入手可能(USBHSET. exe) 1
* N2774AおよびN2775Aは販売を終了しています。後継機種は、N2779AおよびN2782Aです。
USB OTG
用の推奨テスト機器
Agilent Infiniium 8000
シ リ ー ズ、
9000
シ リ ー ズ、
90000
シ リ ー ズ、
80000A
シ リ ー ズ、
80000B
シ リ ー ズ、
54830B/D
、
54832A/D
を使用
モデルまたはパーツ番号 概要 数量
N5417A USB OTG(On-The-Go)電気テスト・フィクスチャ 1 10073C 8000シリーズ・オシロスコープ用パッシブ・プローブ 2 E2697A ハイ・インピーダンス・アダプタ、10073Cパッシブ・プローブ1本付き(5485x、DSO80000、 90000シリーズ・オシロスコープ用) 2 E3631A 電源 1 34401A デジタル・マルチメータ(DMM) 1 82357B* USB/GPIBインタフェース・ケーブル 1 10833A GPIBケーブル 1 * 82357Aは販売を終了しています。後継機種は、82357Bです。
オーダ情報
Infiniiumオシロスコープ オペレーティング・システム ソフトウェア・リビジョン USBテスト・オプション テスト
8000シリーズ Windows XP Pro A.04.90以上 N5416A Low/Full-speed 90000Aシリーズ Windows XP Pro A1.01以上 N5416A Low/Full/Hi-speed 9000シリーズ Windows XP Pro A.02.00以上 N5416A Low/Full/High-speed 80000Bシリーズ Windows XP Pro A.05.20以上 N5416A Low/Full/High-speed 5483xB/D Windows XP Pro A.04.21以上 N5416A Low/Full-speed 5485xA Windows XP Pro A.04.21以上 N5416A Low/Full/Hi-speed 80000Aシリーズ Windows XP Pro A.04.21以上 N5416A Low/Full/Hi-speed
追加のSQiDDフィクスチャは、パーツ番号E2646Aとしてオーダできます。
Infiniiumオシロスコープの無料アップグレード・メディアは、http://www.agilent.com/find/infiniium_softwareから入手できます。
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