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函館市老人保護措置費の支弁に関する要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 養護老人ホーム ( 以下 施設 という ) の入所者に係る老人福祉法第 1 1 条第 1 項の規定による措置に要する費用 ( 以下 措置費 という ) の支弁に関し, 必要な事項を定めるものとする ( 事務費 ) 第 2

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(1)

函 館 市 老 人 保 護 措 置 費 の 支 弁 に 関 す る 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は , 養 護 老 人 ホ ー ム ( 以 下 「 施 設 」 と い う 。) の 入 所 者 に 係 る 老 人 福 祉 法 第 1 1 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 措 置 に 要 す る 費 用 ( 以 下「 措 置 費 」と い う 。)の 支 弁 に 関 し ,必 要 な 事 項 を 定 め る も の と す る 。 ( 事 務 費 ) 第 2 条 本 市 の 区 域 内 に 所 在 す る 施 設 の 一 般 事 務 費 ( 月 額 ) は , 別 表 1 の と お り と す る 。 2 本 市 の 区 域 内 に 所 在 す る 施 設 の 特 別 事 務 費 ( 月 額 ) は , 次 の 第 1 号 お よ び 第 3 号 に 示 す 額 の 合 計 額 を 当 該 施 設 の 入 所 定 員 に 1 2 を 乗 じ て 得 た 数 に よ り 除 し て 得 た 額 ( 円 未 満 切 捨 て ) に , 第 2 号 , 第 6 号 お よ び 第 7 号 に 示 す 額 な ら び に 第 5 号 に よ り 算 定 し た 額 を 合 算 し た 額 と す る 。 た だ し , 各 会 計 年 度 の 3 月 分 の 特 別 事 務 費 ( 月 額 ) の 算 定 に 当 た っ て は , 第 4 号 に よ り 算 定 し た 額 を 加 え る も の と す る 。 ( 1 ) 寒 冷 地 加 算 寒 冷 地 加 算 単 価 ( 月 額 ) は 1 5 , 1 2 0 円 と し , 当 該 施 設 に お け る 入 所 定 員 ( 老 人 福 祉 法 第 1 5 条 第 4 項 の 規 定 に よ り 市 長 が 認 可 し た 人 員 を い う 。こ の 要 綱 に お い て ,以 下 同 じ 。)に 乗 じ て 算 定 す る も の と す る 。 ( 2 ) 夜 勤 体 制 加 算 本 市 が 夜 勤 体 制 加 算 の 対 象 と し て 認 定 す る 施 設 に お け る 夜 勤 体 制 加 算 の 加 算 単 価 ( 年 額 ) は , 別 表 2 の と お り と し , 特 別 事 務 費 ( 月 額 ) の 算 定 に 当 た っ て は , 当 該 施 設 に お け る 入 所 定 員 に 1 2 を 乗 じ て 得 た 数 で 除 す る こ と に よ り 算 定 ( 1 0 円 未 満 四 捨 五 入 ) す る も の と す る 。 ( 3 ) 事 務 用 冬 期 採 暖 費 事 務 用 冬 期 採 暖 費 単 価 ( 月 額 ) は 2 , 2 7 0 円 と し , 入 所 定 員 に 乗 じ て 算 定 す る も の と す る 。 ( 4 ) 入 所 者 処 遇 特 別 加 算

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本 市 が 入 所 者 処 遇 特 別 加 算 の 対 象 と し て 認 定 す る 施 設 に お け る 入 所 者 処 遇 特 別 加 算 の 加 算 単 価 ( 年 額 ) は , 別 表 3 の と お り と し , 各 会 計 年 度 の 3 月 分 の 特 別 事 務 費 の 算 定 に 当 た り , 当 該 施 設 の 3 月 1 日 現 在 の 入 所 者 数 に よ り 除 し て 得 た 額 を 算 定( 1 0 円 未 満 四 捨 五 入 ) す る も の と す る 。 ( 5 ) 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 加 算 本 市 が 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 の 対 象 と し て 認 定 す る 施 設 に お け る 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 の 加 算 率 は , 別 表 4 の と お り と し , 特 別 事 務 費 ( 月 額 ) の 算 定 に 当 た っ て は , 一 般 事 務 費 ( 月 額 ) と 第 1 号 か ら 第 4 号 に 掲 げ る 特 別 事 務 費 ( 月 額 ) の 合 算 額 に 加 算 率 を 乗 じ て 得 た 額 を 算 定 ( 1 円 未 満 切 り 捨 て ) す る も の と す る 。 ( 6 ) 介 護 保 険 料 加 算 施 設 に お け る 被 措 置 者 の う ち , 函 館 市 老 人 福 祉 法 施 行 細 則 別 表 第 1 に 基 づ く 費 用 徴 収 基 準 の 1 階 層 の 適 用 を 受 け る 者 で あ っ て , 介 護 保 険 法 に お け る 第 1 号 被 保 険 者 に 該 当 す る 者 に 係 る 特 別 事 務 費 ( 月 額 )の 算 定 に 当 た っ て は ,当 該 被 措 置 者 が 支 払 う べ き 介 護 保 険 料( 月 額 ) の 額 を 算 定 す る も の と す る 。 ( 7 ) 介 護 サ ー ビ ス 利 用 者 負 担 加 算 施 設 に お け る 被 措 置 者 の う ち , 介 護 保 険 法 に 基 づ く 介 護 サ ー ビ ス を 利 用 し た 者 に 係 る 特 別 事 務 費 ( 月 額 ) の 算 定 に 当 た っ て は , 当 該 被 措 置 者 が 支 払 う べ き 当 該 サ ー ビ ス の 利 用 に 係 る 利 用 者 負 担 額 に , 当 該 措 置 を 実 施 す る 市 町 村 の 長 が 定 め る 支 弁 率 を 乗 じ て 得 た 額 を 算 定 ( 1 円 未 満 四 捨 五 入 ) す る も の と し , 本 市 の 被 措 置 者 に 係 る 支 弁 率 は , 別 表 5 の と お り と す る 。 3 事 務 費 に か か る 手 続 等 に 関 し て は , 老 人 保 護 措 置 費 に 係 る 各 種 加 算 等 の 取 扱 に つ い て ( 平 成 1 8 年 1 月 2 4 日 老 発 第 0 1 2 4 0 0 3 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 ) に 基 づ く も の と す る 。 4 本 市 の 区 域 外 に 所 在 す る 施 設 の 事 務 費 は , 当 該 施 設 の 所 在 す る 市 町 村 の 長 の 定 め る 基 準 に 基 づ き , 算 定 す る も の と す る 。 ( 生 活 費 )

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第 3 条 本 市 の 区 域 内 に 所 在 す る 施 設 に お け る 一 般 生 活 費 は , 別 表 6 の と お り と す る 。 2 期 末 加 算 は , 5 , 1 4 0 円 と し , 各 会 計 年 度 の 1 2 月 1 日 現 在 に お け る 施 設 の 被 措 置 者 に つ い て , 1 2 月 分 の 生 活 費 と し て 算 定 す る も の と す る 。 3 被 服 費 加 算 は , 1 人 当 た り 1 , 0 0 0 円 と し , 各 会 計 年 度 の 4 月 1 日 現 在 に お け る 施 設 の 被 措 置 者 に つ い て , 4 月 分 の 生 活 費 と し て 算 定 す る も の と す る 。 4 加 算 の 特 例 施 設 に お け る 被 措 置 者 の う ち , 7 0 歳 以 上 の 者 お よ び 国 民 年 金 法 別 表 に 定 め る 1 級 ま た は 身 体 障 害 者 福 祉 法 施 行 規 則 別 表 第 5 号 に 定 め る 1 級 若 し く は 2 級 に 該 当 す る 者 の う ち , 福 祉 年 金 の 受 給 権 を 有 し な い 者 ( 公 的 年 金 の 受 給 そ の 他 の 法 令 に 定 め る 福 祉 年 金 の 支 給 停 止 事 由 に 該 当 す る 者 を 除 く 。) に つ い て は , 1 人 当 た り 2 2 , 5 0 0 円 ( 月 額 ) の 範 囲 内 に お い て , 生 活 費 と し て 算 定 す る も の と す る 。 5 本 市 の 区 域 外 に 所 在 す る 施 設 の 生 活 費 は , 当 該 施 設 の 所 在 す る 市 町 村 の 長 の 定 め る 基 準 に 基 づ き , 算 定 す る も の と す る 。 ( 移 送 費 ) 第 4 条 本 市 の 区 域 内 に 所 在 す る 施 設 に あ っ て は , 次 の 各 号 に 掲 げ る 移 送 に 必 要 な 最 小 限 度 の 額 を 移 送 費 と し て 算 定 す る も の と す る 。 ( 1 ) 措 置 の 開 始 , 変 更 ま た は 廃 止 に 伴 っ て 施 設 へ 入 所 す る 場 合 ま た は 施 設 か ら 退 所 す る 場 合 ( 2 ) 被 措 置 者 が 施 設 か ら 医 療 機 関 へ 入 院 お よ び 退 院 す る 場 合 ( 生 活 保 護 法 に 基 づ く 医 療 扶 助 に よ り 受 給 す る 場 合 を 除 く 。) 2 本 市 の 区 域 外 に 所 在 す る 施 設 の 移 送 費 は , 当 該 施 設 の 所 在 す る 市 町 村 の 長 の 定 め る 基 準 に 基 づ き , 算 定 す る も の と す る 。 ( 葬 祭 費 ) 第 5 条 本 市 の 区 域 内 に 所 在 す る 施 設 に お け る 葬 祭 費 の 基 準 額 は , 一 件 当 た り 1 9 4 , 0 0 0 円 と す る 。 2 葬 祭 に 要 す る 費 用 の 額 が 基 準 額 を 超 え る 場 合 で あ っ て , 火 葬 に 要 す

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る 費 用 の 額 が 6 0 0 円 を 超 え る と き は , 当 該 超 え る 額 を 基 準 額 に 加 算 す る 。 3 葬 祭 に 要 す る 費 用 の 額 が 基 準 額 を 超 え る 場 合 で あ っ て , 自 動 車 の 料 金 そ の 他 死 体 の 運 搬 に 要 す る 費 用 の 額 が 9 ,0 6 0 円 を 超 え る と き は , 1 6 , 4 0 0 円 か ら 9 , 0 6 0 円 を 控 除 し た 額 の 範 囲 内 に お い て , 当 該 超 え る 額 を 基 準 額 に 加 算 す る も の と す る 。 4 死 亡 診 断 ま た は 死 体 検 案 に 要 す る 費 用 ( 文 書 作 成 の 手 数 料 を 含 む 。) が 2 , 0 0 0 円 を 超 え る 場 合 は , 当 該 超 え る 額 を 基 準 額 に 加 算 す る も の と す る 。 5 火 葬 ま た は 埋 葬 を 行 う ま で の 間 , 死 体 を 保 存 す る た め に 特 別 の 費 用 を 必 要 と す る 事 情 が あ る 場 合 は , 必 要 最 小 限 度 の 実 費 を 基 準 額 に 加 算 す る も の と す る 。 6 遺 留 金 品 を 充 当 す る 場 合 は , 当 該 充 当 額 を 前 各 号 に よ り 算 定 し た 額 か ら 控 除 す る も の と す る 。 7 本 市 の 区 域 外 に 所 在 す る 施 設 の 葬 祭 費 は , 当 該 施 設 の 所 在 す る 市 町 村 の 長 の 定 め る 基 準 に 基 づ き , 算 定 す る も の と す る 。 ( 各 月 の 支 弁 基 準 額 の 認 定 方 法 等 ) 第 6 条 市 長 は , 各 会 計 年 度 当 初 に , 本 市 の 区 域 内 に 所 在 す る 施 設 ご と に 事 務 費 , 生 活 費 , 移 送 費 お よ び 葬 祭 費 の 基 準 額 を 定 め , 当 該 施 設 お よ び 当 該 施 設 に 被 措 置 者 を 措 置 し た 市 町 村 の 長 に 対 し , 通 知 す る も の と す る 。 2 事 務 費 お よ び 生 活 費 の 支 弁 月 額 は , 各 月 1 日 の 被 措 置 者 ご と に 算 定 す る も の と す る 。 た だ し , 月 の 途 中 で 措 置 を 開 始 し , ま た は 廃 止 し た 場 合 の 当 該 月 に お け る 生 活 費 支 弁 額 は , 第 3 条 に よ り 算 定 し た 生 活 費 ( 期 末 加 算 と 被 服 費 加 算 を 除 く 。)の 額 に ,当 該 月 の 実 措 置 日 数 を 当 該 月 の 実 日 数 で 除 し て 得 た 数 を 乗 じ る こ と に よ り 算 定 す る も の と す る 。 3 移 送 費 お よ び 葬 祭 費 は , 支 弁 の 対 象 と な る 事 実 の 発 生 の つ ど , 第 4 条 お よ び 第 5 条 に よ り 算 定 す る も の と す る 。 ( 請 求 , 支 弁 お よ び 精 算 ) 第 7 条 本 市 の 被 措 置 者 が 入 所 す る 施 設 の 長 は , 本 市 の 被 措 置 者 に 係 る

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事 務 費 お よ び 生 活 費 に つ い て , 4 半 期 ご と に 市 長 に 請 求 し な け れ ば な ら な い 。 2 市 長 は ,前 項 の 規 定 に よ る 請 求 が あ っ た と き は ,こ れ を 審 査 の う え , 各 月 ご と に 概 算 払 い の 方 法 に よ り 支 弁 す る も の と す る 。 3 本 市 の 被 措 置 者 が 入 所 す る 施 設 の 長 は , 本 市 の 被 措 置 者 に 係 る 事 務 費 お よ び 生 活 費 に つ い て , 4 半 期 ご と に 必 要 な 書 類 を 添 え て , 市 長 に 精 算 報 告 し な け れ ば な ら な い 。 ( 支 弁 の 条 件 ) 第 8 条 第 2 条 第 2 項 第 5 号 の 規 定 に よ る 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 に よ る 加 算 の う ち , 人 件 費 加 算 分 は 職 員 の 人 件 費 に , 管 理 費 加 算 分 は 施 設 運 営 に 必 要 な 諸 経 費 に そ れ ぞ れ 充 当 す る も の と す る 。 2 第 2 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 一 般 事 務 費 は , 人 件 費 お よ び 管 理 費 に 区 分 し , そ の 内 訳 は , 別 表 7 の と お り と し , 人 件 費 は , 職 員 の 本 俸 , 諸 手 当 等 職 員 に 支 給 さ れ る 諸 経 費 お よ び 社 会 保 険 料 事 業 主 負 担 金 等 を い い , 管 理 費 は , 職 員 の 旅 費 , 職 員 研 修 費 , 庁 費 , 保 健 衛 生 費 , 特 別 管 理 費 等 施 設 の 管 理 運 営 に 必 要 な 人 件 費 以 外 の 諸 経 費 を い う も の と す る 。 ( 報 告 , 検 査 お よ び 指 示 ) 第 9 条 市 長 は , 必 要 が あ る と 認 め る と き は , 第 7 条 の 規 定 に よ る 請 求 が あ っ た 施 設 ま た は 支 弁 を 受 け た 施 設 に 対 し , 措 置 費 の 支 弁 に 関 し 必 要 な 事 項 に つ い て ,報 告 を 求 め ,検 査 し ,ま た は 指 示 す る こ と が あ る 。 ( 取 り 消 し 等 ) 第 1 0 条 市 長 は , 第 7 条 の 規 定 に よ る 請 求 が あ っ た 施 設 ま た は 支 弁 を 受 け た 施 設 が 次 の 各 号 の 一 に 該 当 す る と き は , 措 置 費 の 支 弁 の 決 定 を 取 り 消 し , 若 し く は 支 弁 額 を 変 更 し , ま た は 既 に 支 弁 し た 措 置 費 の 全 部 若 し く は 一 部 の 返 還 を 命 じ る こ と が あ る 。 ( 1 )不 正 の 手 段 に よ り 措 置 費 の 支 弁 を 受 け よ う と し ,ま た は 受 け た と き 。 ( 2 ) 措 置 費 の 支 弁 の 目 的 に 反 し て 措 置 費 を 使 用 し た と き 。 ( 3 ) 措 置 費 の 交 付 の 条 件 に 違 反 し た と き 。 ( 4 ) 前 条 の 規 定 に よ る 報 告 若 し く は 検 査 を 拒 み , ま た は 指 示 に 従 わ な い と き 。

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( 5 ) そ の 他 こ の 要 綱 の 規 定 に 違 反 し た と き 。 附 則

( 施 行 期 日 )

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別表1(第2条第1項関係) 入所定員 特定施設入居者生活介護の指定を受けている場合 基本分 非常勤医師 人件費 支援員分 一般入所者数 人 円 円 人 円 111-120 48,500 2,400 51-60 30,200 61-70 32,000 141-150 44,100 1,900 71-80 33,400 81-90 29,700 91-100 31,000 (注) 1 特定施設入居者生活介護の指定を受けている養護老人ホームの一般事務費(月額)は, 基本分,非常勤医師人件費および支援員分の合算額とする。

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別表2 (第2条第2項第2号関係) 夜勤体制加算(年額) 5,153,000円 (備考) 1 加算対象 次のいずれかに該当する施設であって,かつ,夜勤体制に移行している施設として,市 長が認定する施設 (1)要介護認定を受けた者が入所定員の30%以上入所する施設 2 認定時期 加算対象施設および加算対象者の認定は,各会計年度の4月1日現在において行うこと とする。

(9)

別表3 (第2条第2項第4号関係) 年間総雇用時間数 1施設当たり入所者処遇特別加算額(年額) 400時間以上 435,000円 800時間以上 726,000円 1,200時間以上 1,016,000円 (備考) 1 「高齢者等」の範囲 「高齢者等」の範囲は,次に掲げる者とする。 (1)各会計年度の4月1日現在,又は年度の途中で雇用する場合はその雇用する時点にお いて原則として満60歳以上65歳未満の者 (2)身体障害者(身体障害者福祉法に規定する身体障害者手帳を所持している者) (3)知的障害者(知的障害者更正相談所,児童相談所等において知的障害者と判定された 者で,都道府県知事が発行する療育手帳又は判定書を所持している者) (4)母子家庭の母及び寡婦(母子及び寡婦福祉法に規定する母子家庭の母及び寡婦) 2 「高齢者等」が行う業務の範囲 高齢者等の身体的,精神的な状況等に適した業務であって,以下に例示するような入所 者処遇上効果的な業務内容とする。 (1)入所者との話し相手,相談相手 (2)身の回りの世話 (3)通院,買い物,散歩の付き添い (4)クラブ活動の指導 (5)給食のあとかたづけ (6)喫食の介助 (7)洗濯,清掃等の業務 (8)その他高齢者等に適した業務 3 加算対象職員等の要件 加算の対象となる職員は,次に掲げる基準を満たしていなければならない。 (1)「高齢者等」を職員配置基準以外に非常勤職員として雇用する場合であって,当該年度 中における「高齢者等」の総雇用人員の累積年間総雇用時間が400時間以上見込まれ ること。 なお,非常勤職員であっても,その勤務形態が民間施設給与等改善費の加算率の算定 の対象となる職員は対象とならない。 また,「特定就職困難者雇用開発助成金」等を受けている施設(受ける予定の施設を含 む。)で,その補助の対象となる職員は対象とならない。 (2)職員配置基準上,一部非常勤となっている調理員等の非常勤職員は加算対象とならな い。 (3)雇用形態は,通年が望ましいが,短期間でも雇用予定がはっきりしていて,入所者処 遇の向上が期待される場合には,加算対象とする。

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4 加算の方法等 (1)算定の時期は,各会計年度の4月から11月までの実績,12月から3月までの雇用 計画を元に3月1日現在の被措置者に加算する。 (2)母子家庭の母及び寡婦の確認は,福祉事務所等において行うものとする。 (3)「特定就職困難者雇用開発助成金」等を受けている施設(受ける予定の施設を含む。) においては,その算定の対象とされる者の雇用時間数は,上表の年間総雇用時間数に算 入しない。

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別表4(第2条第2項第5号関係) 施設の区分 職員1人当たりの 平均継続年数 民間施設給与等 改善費加算率 左の内訳 人件費加算分 管理費加算分 A階級 14年以上 16% 14% 2% B階級 12年以上14年未満 15% 13% 2% C階級 10年以上12年未満 13% 11% 2% D階級 8年以上10年未満 11% 9% 2% E階級 6年以上8年未満 9% 7% 2% F階級 4年以上6年未満 7% 5% 2% G階級 2年以上4年未満 5% 3% 2% H階級 2年未満 3% 1% 2% (備考) 1 基本分 当該施設の「職員1人当たりの平均勤続年数」の算定は,次により行うものとする。 (1)算定の基礎となる職員は,当該施設に勤務するすべての常勤職員(嘱託医等臨時職員 を除く。)とする。ただし,常勤職員以外の者であっても,1日6時間以上,月20日以 上勤務している者にあっては,これを常勤職員とみなして算定する。 (2)個々の職員の勤続年数の算定は,現に勤務する施設における勤続年数及び当該職員の その他の社会福祉施設(現に勤務する施設以外の施設であって社会福祉法第2条に定め る施設のうち,いわゆる措置費の支弁対象となっている施設(軽費老人ホーム,保育所, 盲人ホーム,視聴覚障害者情報提供施設,身体障害者福祉工場,知的障害者福祉工場, 身体障害者福祉ホーム及び知的障害者福祉ホームを含む。),支援費の支弁対象施設及び 特別養護老人ホーム)における勤続年数を合算する。 (3)1施設当たりの職員平均勤続年数は,上記(1)及び(2)により算定した全職員の 合算総勤続年数を算定の基礎となった職員数で除して得た年数とする。 (4)上記(3)の1施設当たりの職員平均勤続年数の算定は,各会計年度の4月1日現在 において行うものとし,当該年度の中途において当該施設の職員に異動があった場合に も再計算は行わない。 (5)新たに開所される施設における当該施設の職員1人当たりの平均勤続年数の算定は, その開所する日現在において行う。 2 管理費特別加算分 (1)本加算分は,加算通知の別記の5に基づき,特に評価に値する優れた入所者処遇を行 っている施設等に対し,管理費特別加算分として1%を加算するものとする。 (2)加算の対象となる施設は,次の事項のいずれかに該当する施設で,各会計年度当初に 加算対象施設を決定するものとする。 ア 入所者処遇等(給食,介護,入浴,指導,訓練,防災対策,職員教育等)が特に優 良と認められる施設 イ 重度障害者,重複障害者等処遇困難な者を多数受け入れている施設 ウ 施設機能の地域開放等地域の福祉向上のために,特に評価に値する活動を実施して

(12)

いる施設 エ 特に評価に値する先駆的,開拓的な施設運営を行っている施設 オ 前年度に比較して平均勤続年数が著しく下がり,下位の区分になる施設及び前年度 決算において不足金が生じた施設等であって,真に財政面で経営が苦しいと認められ る施設 カ 上記の外,市町村長が特に必要があると認めた施設 (3)本加算は管理費加算分として取り扱うが,「社会福祉法人が経営する社会福祉施設にお ける運営費の運用及び指導について(平成 16 年 3 月 12 日付け雇児発第 0312001 号, 社援発第 0312001 号,老発第 0312001 号)」(以下「弾力通知」という。)の4のアにい う施設経理区分から,本部経理区分への繰入れ限度額には含まれない。 3 管理費スプリンクラー設置加算分 (1)スプリンクラー設備(「消防法施行令(昭和 36 年 3 月 25 日政令第 37 号)」,「同法施 行規則(昭和 36 年 4 月 1 日自治省令第 6 号)」に定める設備・設置基準及び「既存の 社会福祉施設に対する消防用設備等の技術上の特例基準の適用について(昭和 62 年 10 月 27 日消防予第 189 号)」に基づくスプリンクラー設備をいう。以下同じ。)を設置し ている施設(平屋建等も含む。)に対し,管理費加算分として0.3%を加算する。 (2)本加算の認定は,原則として設置の翌月からとする。 (3)本加算分は,弾力通知の4のアにいう施設経理区分から本部経理区分への繰入れ限度 額に含まれる。

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別表5(第2条第2項第7号関係) 費用徴収階層 介護サービス利用者 負担加算支弁割合 1 % 100 2~22 99 23 95 24 91 25 86 26 81 27 76 28 71 29 66 30 65 31 64 32 63 33 62 34 57 35 54 36 51 37 48 38 45 (備考) 1 加算対象 施設の入所者であって,入所中に介護保険サービスを利用する者 2 認定方法 加算対象者の前月の介護保険サービスの利用実績に基づいて認定する。 3 39階層の者に係る介護サービスの利用料については,全額自己負担とする。

(14)

別表6(第3条第1項関係) 区分 月額 養護老人ホーム 54,280円 地区別冬期加算(11月から3月まで) 9,060円 入院した場合の入院患 者日用品費 基準額 23,150円 地区別冬期加算額 生活保護法による保護基準に 定められた入院患者日曜品費 の地区別加算額相当額

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別表7(第8条第2項関係) 入所定員 特定施設入居者生活介護の指定を受けている場合 基本分 支援員分 人件費 管理費 一般入所者数 人件費 管理費 人 円 円 人 円 円 111-120 44,700 3,800 51-60 27,300 2,900 61-70 29,200 2,800 141-150 40,500 3,600 71-80 30,700 2,700 81-90 27,300 2,400 91-100 28,600 2,400

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