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HP ProLiant BL460cサーバ ブレード ユーザ ガイド

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(1)

HP ProLiant BL460cサーバ ブレード

ユーザ ガイド

2006年8月(第2版) 製品番号 405779-192

(2)

© Copyright 2006 Hewlett-Packard Development Company, L.P.

本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書 に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書 中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。

MicrosoftおよびWindowsは、Microsoft Corporationの米国における登録商標です。 Windows Serverは、Microsoft Corporationの米国における商標です。

Intel、インテルおよびPentiumはインテル コーポレーションまたはその子会社のアメリカ合衆国およびその他の国における商標または登録商標です。 Linuxは、Linus Torvalds氏の米国における登録商標です。 本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。 本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含まれている場合があります。 2006年8月(第2版) 製品番号 405779-192 対象読者 このガイドは、サーバおよびストレージ システムのインストール、管理、トラブルシューティングの担当者を対象と し、コンピュータ機器の保守の資格があり、高電圧製品の危険性について理解していることを前提としています。

(3)

目次

コンポーネントの説明 ...6

フロント パネルのコンポーネント... 6 フロント パネルのLED... 7 SASおよびSATAハードディスク ドライブのLED... 8 SASおよびSATAハードディスク ドライブLEDの組み合わせ... 8 システム ボードのコンポーネント... 9 メザニン コネクタの定義 ... 10 FBDIMMスロット番号 ... 10 システム メンテナンス スイッチ... 10 ハードディスク ドライブのバックプレーンのコンポーネント... 11 ローカルI/Oケーブル ... 11

操作 ...13

サーバ ブレードの電源投入... 13 サーバ ブレードの電源切断... 13 サーバ ブレードの取り外し... 14 アクセス パネルの取り外し... 14 アクセス パネルの取り付け... 15

セットアップ ...16

概要 ... 16 HP BladeSystem c-Classエンクロージャの取り付け ... 16 サーバ ブレード オプションの取り付け ... 16 インターコネクト モジュールの取り付け ... 17 インターコネクト ベイの番号およびデバイスのマッピング... 17 ネットワークへの接続 ... 17 サーバ ブレードの取り付け... 18 設定の完了 ... 19

ハードウェア オプションの取り付け...20

概要 ... 20 ハードディスク ドライブ オプション... 20 プロセッサ オプション ... 21 メモリ オプション... 28 メモリ構成 ... 28 FBDIMMの取り付け... 31 メザニン カード オプション... 31 SmartアレイE200iバッテリ バックアップ式ライト キャッシュ イネーブラ オプション... 33

ケーブルの接続 ...36

ローカルI/Oケーブルの使用 ... 36 ビデオおよびUSBデバイスを使用したサーバ ブレードへのローカル接続 ... 36 ローカルKVMによるサーバ ブレードへのアクセス ... 36 ローカル メディア デバイスによるサーバ ブレードへのアクセス ... 37

ソフトウェアおよびコンフィギュレーション ユーティリティ...39

サーバ ブレード インストール ツール... 39 ソフトウェア ドライバと追加のコンポーネント... 39 HP BladeSystem c-Classの高度な管理 ... 39

(4)

目次 4 ネットワーク ベースPXEによるインストール ... 40 インストール方法 ... 41 コンフィギュレーション ツール ... 45 SmartStartソフトウェア ... 45 HP ROMベース セットアップ ユーティリティ... 45 アレイ コンフィギュレーション ユーティリティ... 47

Option ROM Configuration for Arrays ... 48

HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack ... 48

サーバのシリアル番号とプロダクトIDの再入力 ... 48 管理ツール ... 49 自動サーバ復旧 ... 49 ROMPaqユーティリティ... 49 Integrated Lights-Out 2テクノロジ ... 49 Eraseユーティリティ... 49

StorageWorks library and tape tools... 50

HP Systems Insight Manager ... 50

マネジメント エージェント ... 50

HP ProLiant Essentials Virtualization Management Software ... 50

HP ProLiant Essentials Server Migration Pack - Physical to ProLiant Edition ... 51

HP BladeSystem Essentials Insight Control Data Center Edition ... 51

リダンダントROMのサポート ... 51 USBサポートおよび機能 ... 51 診断ツール ... 52 HP Insight Diagnostics ... 52 Surveyユーティリティ ... 52 インテグレーテッド マネジメント ログ... 53 アレイ診断ユーティリティ ... 53 リモート サポートおよび分析ツール... 53 HPインスタント サポート エンタープライズ エディション ... 53

Web-Based Enterprise Service... 53

Open Services Event Manager ... 54

システムの最新状態の維持... 54

ドライバ ... 54

Resource Paq ... 54

ProLiant Support Pack... 54

オペレーティング システム バージョンのサポート... 54 システム オンラインROMフラッシュ コンポーネント ユーティリティ ... 55 変更管理と事前通知 ... 55 Care Pack... 55

トラブルシューティング ...56

トラブルシューティングの資料 ... 56 診断前の手順 ... 56 安全に使用していただくために... 56 症状に関する情報 ... 58 診断のためにサーバを準備します。 ... 58 サービス通知 ... 59 接続不良... 59 トラブルシューティングのフローチャート... 59 診断フローチャートの開始 ... 60 一般的な診断フローチャート ... 61 サーバ ブレードの電源投入時の問題のフローチャート ... 62 POST実行時の問題のフローチャート... 64 OS起動時の問題のフローチャート ... 65

(5)

サーバの障害表示のフローチャート ... 67 POSTエラー メッセージとビープ コード ... 69

バッテリの交換 ...70

規定に関するご注意 ...73

電源コードに関するご注意... 73 規定準拠識別番号... 73 各国別勧告 ... 74

Federal Communications Commission notice ... 74

Declaration of conformity for products marked with the FCC logo, United States only ... 75

Modifications ... 75

Cables ... 75

Canadian notice (Avis Canadien) ... 75

European Union regulatory notice... 76

Disposal of waste equipment by users in private households in the European Union... 76

BSMI notice ... 76

Korean notice... 77

レーザ規定 ... 77

バッテリの取り扱いについてのご注意 ... 78

Taiwan battery recycling notice... 78

静電気対策...79

静電気による損傷の防止 ... 79 静電気による損傷を防止するためのアースの方法 ... 79

仕様 ...80

環境仕様... 80 サーバ ブレードの仕様 ... 80

テクニカル サポート ...81

カスタマ セルフ リペア(CSR)... 81

頭字語と略語 ...82

索引 ...84

(6)

コンポーネントの説明 6

コンポーネントの説明

この項の目次

フロント パネルのコンポーネント ...6 フロント パネルのLED...7 SASおよびSATAハードディスク ドライブのLED ...8 SASおよびSATAハードディスク ドライブLEDの組み合わせ...8 システム ボードのコンポーネント ...9 ハードディスク ドライブのバックプレーンのコンポーネント ...11 ローカルI/Oケーブル ...11

フロント パネルのコンポーネント

番号 説明 1 ハードディスク ドライブ ベイ1 2 Power On/Standbyボタン 3 ローカルI/Oケーブル コネクタ* 4 ハードディスク ドライブ ベイ2 5 サーバ ブレード ハンドル 6 解除ボタン 7 シリアル ラベル引き出しタブ * I/OコネクタおよびローカルI/Oケーブルは、一部のサーバ ブレードの設定および診断手順用です。

(7)

フロント パネルのLED

番号 説明 ステータス 1 UID LED 青色=識別 青色で点滅=アクティブ リモート管理が行われています。 消灯=アクティブ リモート管理は行われていません。 2 状態LED 緑色=正常 点滅=起動中 黄色=性能が低下しています。 赤色=重大な状態です。 3 NIC 1 LED* 緑色=ネットワークにリンクされています。 緑色で点滅=ネットワーク動作中です。 消灯=リンクされていないか、動作していません。 4 NIC 2 LED* 緑色=ネットワークにリンクされています。 緑色で点滅=ネットワーク動作中です。 消灯=リンクされていないか、動作していません。 5 システム電源LED 緑色=電源オン 黄色=スタンバイ(補助電源利用可能) 電源オフ * 実際のNIC番号は、サーバ ブレードにインストールされているオペレーティング システムなど、複数の要因に よって異なります。

(8)

コンポーネントの説明 8

SASおよびSATAハードディスク ドライブのLED

番号 説明 1 障害/UID LED(黄色/青色) 2 オンラインLED(緑色)

SASおよびSATAハードディスク ドライブLEDの組み合わせ

オンライン動作LED (緑色) 障害/UID LED(黄色/ 青色) 説明 点灯、消灯、または 点滅 黄色と青色が交互に 点灯 ドライブで障害が発生したか、このドライブの障害予測アラートが受 信されました。また、ドライブが管理アプリケーションによって選択 されています。 点灯、消灯、または 点滅 青色で点灯 ドライブは、正常に動作しており、管理アプリケーションによって選 択されています。 点灯 黄色、一定周期で 点滅(1Hz) このドライブで障害予測アラートが受信されました。 できるだけ早くドライブを交換してください。 点灯 オフ ドライブはオンラインですが、現在はアクティブではありません。 一定周期で点滅 (1Hz) 黄色、一定周期で 点滅(1Hz) ドライブを取り外さないでください。ドライブを取り外すと、現在の 操作が停止し、データが消失する場合があります。 ドライブは容量拡張中またはストライプ サイズ移行中のアレイに組み 込まれていますが、このドライブの障害予測アラートが受信されまし た。データ消失の危険性を最小限に抑えるために、拡張や移行が完了 するまではドライブを交換しないでください。 一定周期で点滅 (1Hz) オフ ドライブを取り外さないでください。ドライブを取り外すと、現在の 操作が停止し、データが消失する場合があります。 ドライブは、再構築中か、容量拡張中またはストライプ サイズ移行中 のアレイに組み込まれています。 一定周期で点滅 黄色、一定周期で 点滅(1Hz) ドライブは動作していますが、このドライブの障害予測アラートが受 信されました。できるだけ早くドライブを交換してください。 一定周期で点滅 オフ ドライブはアクティブで、正常に動作しています。

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オンライン動作LED (緑色) 障害/UID LED(黄色/ 青色) 説明 オフ 黄色で点灯 このドライブで重大な障害条件が確認され、コントローラによってオ フラインにされました。できるだけ早くドライブを交換してください。 オフ 黄色、一定周期で 点滅(1Hz) このドライブで障害予測アラートが受信されました。できるだけ早く ドライブを交換してください。 オフ オフ ドライブは、オフラインになっているか、スペア ドライブに設定され ているか、アレイに組み込まれていません。

システム ボードのコンポーネント

番号 説明 1 システム ボードのつまみねじ 2 プロセッサ ソケット2 3 プロセッサ ソケット1(取り付け済み) 4 ハードディスク ドライブのバックプレーン コネクタ 5 FBDIMM(8) 6 内蔵NIC(2) 7 メザニン コネクタ1(タイプIメザニンのみ(図に示されていま す)) 8 バッテリ 9 メザニン コネクタ2(タイプI(図に示されています)またはタイプII メザニン) 10 システム メンテナンス スイッチ(SW2) 11 システム ボードのつまみねじ 12 エンクロージャ コネクタ は、インターコネクト ベイに付いている記号に対応しています。詳しくは、サーバ ブレードに同梱さ れている『HP ProLiant BL460cサーバ ブレード インストール手順』を参照してください。

(10)

コンポーネントの説明 10

メザニン コネクタの定義

項目 PCIe メザニン コネクタ1 x4、タイプIメザニン カードのみ メザニン コネクタ2 x8、タイプIまたはIIメザニン カード PCIe x4メザニン コネクタは、最大x4の速度で動作するx8カードをサポートします。PCIe x8メザニン コネクタは、 最大x8の速度で動作するx16カードをサポートします。

FBDIMMスロット番号

FBDIMMスロット メモリ バンク メモリ ブランチ 1と3 A 0 5と7 B 1 2と4 C 0 6と8 D 1

システム メンテナンス スイッチ

位置 機能 デフォルト 1* iLO 2セキュリティ オーバーライド オフ 2 コンフィギュレーション ロック オフ 3 予約 オフ 4 予約 オフ 5* パスワード無効 オフ 6* コンフィギュレーションのリセット オフ 7 予約 オフ 8 予約 オフ * リダンダントROMにアクセスするには、S1、S5、S6をオンに設定します。

(11)

ハードディスク ドライブのバックプレーンのコンポーネント

番号 説明 1 ハードディスク ドライブのバックプレーンのつまみねじ(5) 2 SmartアレイE200iコントローラ キャッシュ モジュール 3 内部USBコネクタ(52ページの「内部USB機能」を参照)

ローカルI/Oケーブル

番号 コネクタ 説明 1 サーバ ブレード サーバ ブレードのフロント パネルにあるローカル I/Oケーブル コネクタに接続します。 2 ビデオ ビデオ モニタに接続します。

(12)

コンポーネントの説明 12 番号 コネクタ 説明 3 USB 最大2台のUSBデバイスを接続します。 4 シリアル ヌル モデム シリアル ケーブルを接続して高度な 診断手順を実行します(トレーニングを受けた担 当者用)。

(13)

操作

この項の目次

サーバ ブレードの電源投入...13 サーバ ブレードの電源切断...13 サーバ ブレードの取り外し...14 アクセス パネルの取り外し...14 アクセス パネルの取り付け...15

サーバ ブレードの電源投入

サーバ ブレードを取り付けると、Onboard Administratorが自動電源投入シーケンスを開始します。デフォルトを 変更した場合は、以下のいずれかの方法でサーバ ブレードの電源を投入してください。 iLO 2経由の仮想電源ボタンを使用する。 Power On/Standbyボタンを押して離す。 サーバ ブレードがスタンバイ モードからフル パワー モードに変わると、システム電源LEDが黄色から緑色に変化 します。

Onboard Administratorについて詳しくは、ドキュメンテーションCDに収録されている『HP BladeSystem c7000エ ンクロージャ セットアップ/インストレーション ガイド』を参照してください。

iLO 2について詳しくは、「Integrated Lights-Out 2テクノロジ」(49ページ)を参照してください。

サーバ ブレードの電源切断

アップグレードやメンテナンス手順のためにサーバ ブレードの電源を切る前に、重要なサーバ データとプログラ ムのバックアップを実行してください。 Onboard Administratorの設定に応じて、次のいずれかの方法を使用してサーバ ブレードの電源を切ります。 iLO 2経由の仮想電源ボタンを使用する。 この方法は、サーバ ブレードがスタンバイ モードに入る前に、アプリケーションとOSを正しい順序でリ モートでシャットダウンします。 Power On/Standbyボタンを押して離す。 この方法は、サーバ ブレードがスタンドバイ モードに入る前に、アプリケーションとOSを正しい順序で シャットダウンします。 Power On/Standbyボタンを4秒以上押したままにして、強制的にサーバ ブレードをシャットダウンする。 この方法は、正しい順序でアプリケーションとOSを終了せずに、サーバ ブレードを強制的にスタンドバイ モードにします。アプリケーションがハングした場合に緊急シャットダウンを実行できます。 重要:サーバ ブレードがスタンバイ モードになっていても、補助電源の供給は続行します。サーバ ブレードの電源 をすべて切るには、サーバ ブレード エンクロージャから取り外す必要があります。

(14)

操作 14 仮想電源切断コマンドを使用して場合、サーバ ブレードがスタンバイ モードになっていることを確認してくださ い(システム電源LEDが黄色で点灯します)。

サーバ ブレードの取り外し

コンポーネントを取り外すには、以下の手順に従ってください。 1. 該当するサーバ ブレードを確認します。 2. サーバ ブレードの電源を切ります(13ページ)。 3. サーバ ブレードを取り外します。 4. サーバ ブレードを平らで水平な面に置きます。 警告:表面が熱くなっているため、やけどをしないように、ドライブやシステムの内部部品が十分に冷めてから手を 触れてください。 注意:電子部品の損傷を防止するために、正しくアースを行ってから、取り付け手順を開始してください。正しく アースを行わないと静電気放電を引き起こす可能性があります。

アクセス パネルの取り外し

コンポーネントを取り外すには、以下の手順に従ってください。 1. サーバ ブレードの電源を切ります(13ページ)。 2. サーバ ブレードを取り外します(14ページ)。 3. アクセス パネルのラッチを上げ、アクセス パネルを背面側へスライドさせます。 4. アクセス パネルを取り外します。 警告:表面が熱くなっているため、やけどをしないように、ドライブやシステムの内部部品が十分に冷めてから手を 触れてください。 注意:電子部品の損傷を防止するために、正しくアースを行ってから、取り付け手順を開始してください。正しく アースを行わないと静電気放電を引き起こす可能性があります。

(15)

アクセス パネルの取り付け

1. フード ラッチを開いた状態で、アクセス パネルを本体にかぶせます。アクセス パネルの位置をずらして、 サーバの背面側から約0.8cm出るようにしてください。

2. アンカー ピンをラッチの対応する穴にかみ合わせます。

(16)

セットアップ 16

セットアップ

この項の目次

概要 ...16 HP BladeSystem c-Classエンクロージャの取り付け ...16 サーバ ブレード オプションの取り付け...16 インターコネクト モジュールの取り付け ...17 ネットワークへの接続 ...17 サーバ ブレードの取り付け...18 設定の完了...19

概要

サーバ ブレードを取り付けるには、以下の手順に従う必要があります。 1. HP BladeSystem c-Classエンクロージャを取り付けて設定します。 2. サーバ ブレード オプションを取り付けます。 3. エンクロージャに、インターコネクト モジュールを取り付けます。 4. ネットワークに、インターコネクト モジュールを接続します。 5. サーバ ブレードを取り付けます。 6. サーバ ブレードの設定を完了します。 このガイドで使用されている頭字語の定義については、サーバ ブレードのユーザ ガイドの「頭字語と略語」を参 照してください。

HP BladeSystem c-Classエンクロージャの取り付け

サーバ ブレード固有の手順を実行する前に、HP BladeSystem c-Classエンクロージャを取り付けます。 サーバ ブレードと他のHP BladeSystemコンポーネントに関連した最新のマニュアルは、HPのWebサイトhttp:// www.hp.com/go/bladesystem/documentation(英語)から入手できます。 マニュアルは以下の場所にもあります。 エンクロージャに同梱されているドキュメンテーションCD HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/manual

サーバ ブレード オプションの取り付け

サーバ ブレードを取り付けて初期化する前に、追加プロセッサ、ハードディスク ドライブ、またはメザニン カー ドなどのサーバ ブレード オプションをすべて取り付けてください。

(17)

インターコネクト モジュールの取り付け

インターコネクト モジュールを取り付ける具体的な手順については、インターコネクト モジュールに同梱されて いるマニュアルを参照してください。

インターコネクト ベイの番号およびデバイスのマッピング

特定の信号用のネットワーク接続をサポートするには、内蔵NICまたはメザニン信号に対応するベイにインターコ ネクト モジュールを取り付けます。 サーバ ブレードの信号 インターコネクト ベイ インターコネクト ベイのラベル NIC 1(内蔵) 1 NIC 2(内蔵) 2 メザニン1 3および4 メザニン2 5および6 7および8 ポート マッピングについて詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/go/bladesystem/documentation(英 語)にある『HP BladeSystem enclosure installation poster』または『HP BladeSystem enclosure setup and installation guide』を参照してください。

ネットワークへの接続

HP BladeSystemをネットワークに接続するには、サーバ ブレードと外部ネットワーク間の信号を管理するため に、各エンクロージャはネットワーク インターコネクト デバイスで設定しなければなりません。 HP BladeSystem c-Classエンクロージャには、2種類のインターコネクト モジュールを使用できます。具体的には、 パススルー モジュールとスイッチ モジュールです。インターコネクト モジュール オプションについて詳しくは、 HPのWebサイトhttp://www.hp.com/go/bladesystem/interconnects(英語)を参照してください。 重要:パススルー モジュールを使用してネットワークに接続するには、必ず、Gigabitの速度をサポートするネット ワーク デバイスにパススルー モジュールを接続してください。

(18)

セットアップ 18

サーバ ブレードの取り付け

注意:不適切な冷却および高温による装置の損傷を防止するために、すべてのハードディスク ドライブとデバイス ベイに、必ず、コンポーネントかブランクのいずれかを実装してサーバ ブレードやエンクロージャを動作させてくだ さい。 1. ブランクを取り外します。 2. エンクロージャのコネクタ カバーを取り外します。 3. サーバ ブレードを取り付ける準備をします。

(19)

4. サーバ ブレードを取り付けます。

設定の完了

サーバ ブレードとHP BladeSystemの設定を完了するには、エンクロージャに同梱されている概要カードを参照し てください。

(20)

ハードウェア オプションの取り付け 20

ハードウェア オプションの取り付け

この項の目次

概要 ...20 ハードディスク ドライブ オプション...20 プロセッサ オプション ...21 メモリ オプション...28 メザニン カード オプション...31 SmartアレイE200iバッテリ バックアップ式ライト キャッシュ イネーブラ オプション ...33

概要

複数のオプションを取り付ける場合は、すべてのハードウェア オプションの取り付け手順をよく読んで類似の手 順を確認してから、効率よく取り付け作業を行うようにしてください。 警告:表面が熱くなっているため、やけどをしないように、ドライブやシステムの内部部品が十分に冷めてから手を 触れてください。 注意:電子部品の損傷を防止するために、正しくアースを行ってから取り付け手順を開始してください。正しくアー スを行わないと静電気放電を引き起こす可能性があります。

ハードディスク ドライブ オプション

サーバ ブレードは、最大2台のSASまたはSATAドライブをサポートします。 注意:不適切な冷却および高温による装置の損傷を防止するために、すべてのハードディスク ドライブとデバイス ベイに、必ず、コンポーネントかブランクのいずれかを実装してサーバ ブレードやエンクロージャを動作させてくだ さい。 1. ハードディスク ドライブのブランクを取り外します。

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2. ハードディスク ドライブを準備します。 3. ハードディスク ドライブを取り付けます。 4. ホットプラグ対応ハードディスク ドライブのLEDからハードディスク ドライブのステータスを決定します (8ページの「SASおよびSATAハードディスク ドライブのLED」を参照)。

プロセッサ オプション

警告:表面が熱くなっているため、やけどをしないように、ドライブやシステムの内部部品が十分に冷めてから手を 触れてください。 注意:システム ボードの損傷を防止するために、以下の点に注意してください。 • プロセッサ ソケットの接点に触れないでください。 • プロセッサをソケットから取り外す場合、取り外した後に、必ず、プロセッサ ソケット カバーを取り付けてく ださい。 • プロセッサをソケットに取り付ける際に、プロセッサを傾けたり滑らせたりしないようにしてください。 注意:プロセッサの損傷を防止するために、以下の点に注意してください。

(22)

ハードウェア オプションの取り付け 22 • プロセッサの端以外の部分に触れないようにしてください。 • プロセッサの底部、特に接点部分に触れないようにしてください。 注意:サーバの誤動作や装置の損傷を防止するために、マルチプロセッサ構成では、必ず、同じ製品番号のプロセッ サを使用してください。 注意:サーバ ブレードのオーバヒートを防止するために、必ず、プロセッサ ソケット2にプロセッサとヒートシンク またはプロセッサ カバーとヒートシンク ブランクを取り付けてください。 注意:ヒートシンクのサーマル インタフェース カバーは再利用できません。そのため、プロセッサを取り付けた後 でプロセッサからヒートシンクを取り外した場合は、必ず、ヒートシンクを交換してください。 重要:ヒートシンクを取り付けるときは、プロセッサ固定用ブラケットのガイド ピンをヒートシンクの取り付け穴に 揃えてください。 重要:プロセッサ ソケット1には、必ずプロセッサが取り付けられていなければなりません。プロセッサ ソケット1 にプロセッサが取り付けられていないと、サーバ ブレードに電源を入れることができません。 注:プロセッサの保護カバーは廃棄しないでください。プロセッサをソケットから取り外す場合は、必ず、プロセッ サに保護カバーを取り付けてください。 コンポーネントを取り付けるには、以下の手順に従ってください。 1. サーバ ブレードの電源を切ります(13ページ)。 2. サーバ ブレードを取り外します(14ページ)。 3. アクセス パネルを取り外します(14ページ)。 4. すべてのハードディスク ドライブを取り外します(20ページの「ハードディスク ドライブ オプション」を 参照)。 5. ハードディスク ドライブのバックプレーンを取り外します。

(23)

6. フロント パネル/ハードディスク ドライブ ケージ アセンブリを取り外します。

7. ヒートシンク ブランクを取り外します。将来使用できるように、ヒートシンク ブランクを保管しておいてく ださい。

(24)

ハードウェア オプションの取り付け 24

8. プロセッサ固定用ラッチとプロセッサ ソケット固定用ブラケットを開きます。

9. プロセッサ ソケットの保護カバーを取り外します。

(25)

10. プロセッサが取り付け工具から外れている場合は、ツールに慎重に取り付けなおしてください。

(26)

ハードウェア オプションの取り付け 26

12. カチッと音がするまで、プロセッサ取り付けツールをしっかりと押し込み、ツールからプロセッサから外れ たら、プロセッサ取り付けツールを取り外します。

(27)

14. ヒートシンクからサーマル インタフェースの保護カバーを取り外します。

注意:ヒートシンク固定用ネジは、対角線上(「X」字のかたち)にあるペア単位で締めてください。

15. ヒートシンクを取り付けます。

(28)

ハードウェア オプションの取り付け 28 17. ハードディスク ドライブのバックプレーンを取り付けます。コネクタを押して、ボードを差し込みます。 18. ハードディスク ドライブを取り付けます(20ページの「ハードディスク ドライブ オプション」を参照)。 19. アクセス パネルを取り付けます(15ページ)。 20. サーバ ブレードを取り付けます(18ページの「サーバ ブレードの取り付け」を参照)。

メモリ オプション

このサーバ ブレードには、8のFBDIMMスロットがあります。サポートされているレジスタ付きのDDR2 FBDIMM を取り付けることによって、サーバのメモリを拡張することができます。

メモリ構成

サーバは、サーバの可用性を最大にするために次のようなアドバンスト メモリ プロテクション(AMP)オプショ ンをサポートします。 2GBのFBDIMM利用、最大16GBのアクティブ メモリをサポートするアドバンストECC。 2GBのFBDIMM利用、最大12GBのアクティブ メモリと4GBのオンライン スペア メモリをサポートし、性能 の低下したFBDIMMに対して強力な保護を提供するオンライン スペア メモリ。 2GBのFBDIMMを利用、最大8GBのアクティブ メモリと8GBのミラー メモリをサポートし、故障したFBDIMM を保護するミラー メモリ。 すべてのAMPモードにおける最大メモリ容量(アドバンストECCモードにおける最大32GBを含む)は、4GBの FBDIMMの可用性にともなって増加します。メモリ構成の最新情報については、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/ (英語)にあるQuickSpecsを参照してください。 アドバンスト メモリ プロテクション オプションはRBSUで設定されます。サーバは、デフォルトではアドバンス トECCモードに設定されています。詳しくは、「HP ROMベース セットアップ ユーティリティ」(45ページ)を 参照してください。設定したAMPモードが、取り付けられているFBDIMM構成でサポートされていない場合、シス テムはアドバンストECCモードで起動します。 以下の構成要件は、すべてのAMPモードに適用されます。

FBDIMMは、ECCレジスタ付きDDR2 SDRAM FBDIMMでなければなりません。

FBDIMMは、2個1組で取り付ける必要があります。

メモリ バンクに取り付けるFBDIMMペアは、HP製品番号が同じである必要があります。

(29)

このサーバにおけるメモリ サブシステムは、2つのブランチに分かれています。各メモリ ブランチは基本的に別 のメモリ コントローラです。FBDIMMは、次の表に示すように2つのブランチにマップされます。 ブランチ0 ブランチ1 FBDIMM 1A FBDIMM 5B FBDIMM 3A FBDIMM 7B FBDIMM 2C FBDIMM 6D FBDIMM 4C FBDIMM 8D この複数ブランチ構成により、アドバンストECCモードでの性能が強化されます。複数のブランチは、オンライン スペア モードおよびミラー メモリ モードの実行において重要なコンセプトです。 サーバに4GBを超えるメモリが搭載されている場合は、オペレーティング システムのマニュアルを参照し、取り 付けられているメモリの容量をすべて利用する方法を確認してください。

アドバンストECCメモリ

アドバンストECCメモリは、このサーバ ブレードのデフォルトのメモリ保護モードです。アドバンストECCで は、サーバ ブレードは、訂正可能メモリ エラーに対して保護されます。訂正可能エラーのレベルが事前に定義さ れたスレッショルド レートを超えると、サーバ ブレードによって通知されます。訂正可能メモリ エラーによって サーバ ブレード全体の障害が発生することはありません。アドバンストECCは、標準ECCよりも強力な保護を提 供します。アドバンストECCでは、他の方法では訂正できず、サーバ ブレード全体の障害となるメモリ エラーの 一部を訂正することができます。 標準ECCはシングルビットのメモリ エラーを訂正できますが、アドバンストECCは、シングルビットのメモリ エ ラーだけでなく、すべてのエラー ビットがDIMMの同じDRAMデバイス上にある場合にはマルチビットのメモリ エラーも訂正することができます。 一般的な構成要件に加えて、アドバンストECCメモリには、次の構成要件があります。 FBDIMMは、必ず、2枚1組で取り付けてください。 FBDIMMは、バンクAから順番に取り付ける必要があります。 アドバンストECCモードでは、FBDIMMを次の表に示すように取り付ける必要があります。 構成 バンクA 1Aと3A バンクB 5Bと7B バンクC 2Cと4C バンクD 6Dと8D 1 × - - - 2 × × - - 3 × × × - 4 × × × ×

オンライン スペア メモリの構成

オンライン スペア メモリは、訂正不能メモリ エラーの発生の可能性を減少させて、FBDIMMの機能低下に対する 保護を提供します。この保護はオペレーティング システムによるサポートなしに使用可能です。 オンライン スペア モードにおけるメモリ使用を理解するには、シングルランクおよびデュアルランクFBDIMMの 知識が必要です。FBDIMMには、シングルランクとデュアルランクがあります。一部のFBDIMM構成要件は、この 分類に基づいています。デュアル ランクFBDIMMは、同じモジュールに2つのシングル ランクFBDIMMを備える場 合と同じになります。デュアルランクFBDIMMは、FBDIMMモジュールとしては1つですが、2つの独立したFBDIMM と同じように機能します。デュアルランクFBDIMMによって、現在のDRAMテクノロジで最大容量のFBDIMMが提 供されます。現在のDRAMテクノロジを活用して2GBのシングルランクFBDIMMが使用できる場合、同じテクノロ ジを使用するデュアルランクFBDIMMは4GBになります。

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ハードウェア オプションの取り付け 30 オンライン スペア モードでは、シングル ランク分のメモリはスペア メモリとして動作します。シングル ランク FBDIMMの場合、すべてのFBDIMMがスペア メモリとして動作します。デュアルランクFBDIMMの場合、FBDIMM の半分のみがスペア メモリとして動作し、もう半分は、オペレーティング システムやアプリケーション用途に利 用できます。 いずれかの非スペアFBDIMMが、特定のスレッショルドを超える頻度で訂正可能メモリ エラーを受信すると、性能 の低下したランクのメモリ内容がオンライン スペア ランクに自動的にコピーされます。さらに、障害の発生した ランクが非アクティブになり、自動的にオンライン スペアに切り換えられます。高い頻度で訂正可能メモリ エ ラーが発生するFBDIMMは、訂正不能メモリ エラーを受信する可能性が高くなっているため、この構成によって、 サーバ ブレードのダウン時間発生の原因となる訂正不能メモリ エラーの発生可能性が減少します。 オンライン スペアは、メモリ コントローラのブランチごとに実行されます。サーバ ブレードの両方のブランチに FBDIMMを取り付けると、2つのランクがオンライン スペア メモリとして使用されます。1つのブランチは、別の ブランチの保護を維持したまま関連オンライン スペアにフェールオーバ可能です。 各ブランチは、次のように、2つのバンクで構成されます。 ブランチ0は、バンクA、Cから構成されます。 ブランチ1は、バンクB、Dから構成されます。 オンライン スペアFBDIMM構成に関する要件は、以下のとおりです(一般的な構成要件に追加)。 バンクAのみ使用する場合、必ずデュアルランクを取り付ける必要があります。 バンクAおよびCを使用する場合、どちらにも必ずメモリを取り付ける必要があります。 バンクAおよびバンクCにメモリを取り付ける場合、同じ製品番号のFBDIMMを取り付ける必要があります。 バンクBおよびバンクDにメモリを取り付ける場合も、同じ製品番号のFBDIMMを取り付ける必要があります。 オンライン スペア モードでは、次の表に示すようにFBDIMMを取り付ける必要があります。 構成 ブランチ0 バンクA 1Aと3A ブランチ0 バンクC 2Cと4C ブランチ1 バンクB 5Bと7B ブランチ1 バンクD 6Dと8D 1* × - - - 2 × × - - 3 × × × × * 構成1は、デュアルランクFBDIMMを取り付けたバンクAを使用する場合に限りサポートされます。 FBDIMMを取り付けたら、RBSUを使用して、システムがオンライン スペア メモリをサポートするように設定しま す(47ページの「オンライン スペア メモリを設定する」を参照)。

ミラー メモリの構成

ミラーリングは、対処しないとサーバのダウン時間につながりかねない訂正不能メモリ エラーに対する保護を提 供します。 ミラーリングはブランチ レベルで実行されます。ブランチ0とブランチ1は相互にミラーされます。 各ブランチは、すべてのメモリの内容のコピーを保持します。メモリ書き込みは、両方のブランチに対して実行さ れます。メモリ読み込みは、2つのブランチのいずれかから行われます(訂正不能エラーが発生しないかぎり)。 メモリが、一方のブランチから訂正不能メモリ エラーによる誤ったデータを読み込んだ場合、システムは自動的 に、もう一方のブランチから正しいデータを取得します。単一の訂正不能エラーが発生しても、必ずしもブランチ が無効になる(ミラーリング保護が消失する)わけではありません。両方のブランチで障害が発生しないかぎり、 一時的なソフト訂正不能エラーのためにミラーリング保護が失われることはありません。システムのミラーリング 保護が保持されることで、稼動時間が向上します。 ミラー メモリFBDIMM構成に関する要件は、以下のとおりです(一般的な構成要件に追加)。 バンクAとバンクBを取り付ける必要があります。

(31)

バンクAとバンクBに取り付ける場合、同じ製品番号のFBDIMMを取り付ける必要があります。取り付ける場 合、バンクCとバンクDにも同じ製品番号のFBDIMMを取り付ける必要があります。 ミラー メモリ モードを使用する場合、次の表に示すようにFBDIMMスロットを取り付ける必要があります。 構成 バンクA 1Aと3A バンクB 5Bと7B バンクC 2Cと4C バンクD 6Dと8D 1 × × - - 2 × × × × FBDIMMを取り付けたら、RBSUを使用してシステムがミラー メモリをサポートするように設定します(47ページ の「ミラー メモリを設定する」を参照)。

FBDIMMの取り付け

コンポーネントを取り付けるには、以下の手順に従ってください。 1. サーバ ブレードの電源を切ります(13ページ)。 2. サーバ ブレードを取り外します(14ページ)。 3. アクセス パネルを取り外します(14ページ)。 4. FBDIMMを取り付けます。 5. アクセス パネルを取り付けます(15ページ)。 6. サーバ ブレードを取り付けます(18ページの「サーバ ブレードの取り付け」を参照)。 7. サーバ ブレードの電源を入れます(13ページ)。 8. RBSUを使用して構成を確認します(45ページの「HP ROMベース セットアップ ユーティリティ」を参 照)。

メザニン カード オプション

オプションのメザニン カードは、タイプIメザニン カードとタイプIIメザニン カードに分類されます。カードのタ イプによって、サーバ ブレードに取り付けることができる位置が決定されます。 タイプIメザニン カードは、メザニンIコネクタまたはメザニンIIコネクタのいずれかに取り付けます。 タイプIIメザニン カードは、メザニンIIコネクタのみに取り付けます。

(32)

ハードウェア オプションの取り付け 32 オプションのメザニン カードは、ネットワーク接続とファイバ チャネルをサポートします。メザニン カードの位 置については、システム ボードのコンポーネントを参照してください(9ページ)。 メザニン カードのマッピングについては、『HP ProLiant BL460cサーバ ブレード インストール手順』を参照して ください。 コンポーネントを取り付けるには、以下の手順に従ってください。 1. サーバ ブレードの電源を切ります(13ページ)。 2. サーバ ブレードを取り外します(14ページ)。 3. アクセス パネルを取り外します(14ページ)。 4. メザニン コネクタ カバーを取り外します。 5. メザニン カードを取り付けます。コネクタを押して、ボードを差し込みます。 6. アクセス パネルを取り付けます(15ページ)。 7. サーバ ブレードを取り付けます(18ページの「サーバ ブレードの取り付け」を参照)。

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SmartアレイE200iバッテリ バックアップ式ライト キャッシュ

イネーブラ オプション

オプションのBBWCイネーブラにより、データを格納しておくことができるため、システムで予測外のシャットダ ウンが発生した場合にデータを保護できます。 注意:サーバ ブレードの誤動作や装置の損傷を防止するために、アレイ容量の拡張、RAIDレベルの移行、またはス トライプ サイズの移行の進行している間は、バッテリ パックの追加または取り外しを行わないでください。 注意:サーバ ブレードの電源が切られた後は、15秒間待って黄色のLEDを確認してから、キャッシュ モジュールか らバッテリを取り外してください。15秒後、黄色のLEDが点滅している場合は、キャッシュ モジュールからバッテリ を抜き取らないでください。キャッシュ モジュールはデータをバックアップしているため、LEDが消える前にケーブ ルを取り外すとデータは消失します。 重要:取り付けたときに、バッテリ パックの充電状態が低下している場合があります。この場合、サーバ ブレード の電源を入れると、POSTエラー メッセージが表示されバッテリ パックが一時的に無効であることを示します。何ら かの処置をとる必要はありません。内部回路が自動的にバッテリを再充電し、バッテリ パックを有効にします。この プロセスには、最長4時間かかる場合があります。この間、キャッシュ モジュールは正常に機能しますが、バッテリ パックでパフォーマンスを向上させることはできません。 注:電源の故障が発生した場合、データ保護および時間制限も適用されます。システムの電源が復旧すると、初期化 プロセスで、保護されたデータがハードディスク ドライブに書き込まれます。 コンポーネントを取り付けるには、以下の手順に従ってください。 1. サーバ ブレードの電源を切ります(13ページ)。 2. サーバ ブレードを取り外します(14ページ)。 3. アクセス パネルを取り外します(14ページ)。 4. すべてのハードディスク ドライブを取り外します(20ページの「ハードディスク ドライブ オプション」を 参照)。 5. ハードディスク ドライブのバックプレーンを取り外します。

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ハードウェア オプションの取り付け 34

6. キャッシュ モジュール スロットから、SmartアレイE200iキャッシュ モジュールを取り外します。

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8. SmartアレイE200iのキャッシュ モジュールを取り付けます。

9. ハードディスク ドライブのバックプレーンを取り付けます。コネクタを押して、ボードを差し込みます。

10. ハードディスク ドライブを取り付けます(20ページの「ハードディスク ドライブ オプション」を参照)。

11. アクセス パネルを取り付けます(15ページ)。

(36)

ケーブルの接続 36

ケーブルの接続

この項の目次

ローカルI/Oケーブルの使用...36 ビデオおよびUSBデバイスを使用したサーバ ブレードへのローカル接続 ...36

ローカルI/Oケーブルの使用

ローカルI/Oケーブルを使用すると、ビデオやUSBデバイスをサーバ ブレードに直接接続して、サーバ ブレードの 管理、設定、診断手順を実行できます。ローカルI/Oケーブル コネクタについては、「ローカルI/Oケーブル」 (11ページ)を参照してください。

ビデオおよびUSBデバイスを使用したサーバ ブレードへの

ローカル接続

ローカルI/Oケーブルを使用して、モニタと以下のUSBデバイスを接続します。 USBハブ USBキーボード USBマウス USB CD/DVD-ROMドライブ USBディスケット ドライブ さまざまな構成が可能です。ここではそのうちの2つを提供します。

ローカルKVMによるサーバ ブレードへのアクセス

注意:コネクタからローカルI/Oケーブルを外す前に、必ず、コネクタの側面にある解除ボタンを両側から押してく ださい。そうしないと、装置が損傷する場合があります。 注:この構成ではUSBハブは不要です。追加デバイスを接続する場合はUSBハブを使用してください。 1. ローカルI/Oケーブルをサーバ ブレードに接続します。 2. ビデオ コネクタをモニタに接続します。 3. USBマウスをUSBコネクタの1つに接続します。

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4. USBキーボードを別のUSBコネクタに接続します。 番号 説明 1 モニタ 2 USBマウス 3 USBキーボード 4 ローカルI/Oケーブル

ローカル メディア デバイスによるサーバ ブレードへのアクセス

USB CD/DVD-ROMまたはUSBディスケットからサーバ ブレードを設定したり、ソフトウェア アップデートおよび パッチをロードしたりする場合は、以下の構成を使用します。 1. ローカルI/Oケーブルをサーバ ブレードに接続します。 2. ビデオ コネクタをモニタに接続します。 3. USBハブをUSBコネクタの1つに接続します。 4. 以下の品目をUSBハブに接続します。 USB CD/DVD-ROMドライブ USBキーボード USBマウス USBディスケット

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ケーブルの接続 38 注:USBディスケット ドライブやUSB CD-ROMドライブをサーバ ブレードに接続するときは、USBハブを使用してく

ださい。USBハブにより、追加のUSBデバイスを接続することができます。 番号 説明 1 モニタ 2 USB CD/DVD-ROMドライブまたはディスケット ドライブ 3 USBキーボード 4 USBハブ 5 USBマウス 6 ローカルI/Oケーブル

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ソフトウェアおよびコンフィギュレーション ユー

ティリティ

この項の目次

サーバ ブレード インストール ツール...39 コンフィギュレーション ツール ...45 管理ツール...49 診断ツール...52 リモート サポートおよび分析ツール...53 システムの最新状態の維持...54

サーバ ブレード インストール ツール

ソフトウェア ドライバと追加のコンポーネント

HPは、サーバ ブレード用に次のソフトウェア コンポーネントも提供します。 ヘルス/ウェルネス ドライバおよびIMLビューア iLO 2マネジメント インタフェース ドライバ ラック インフラストラクチャ インタフェース サービス

Microsoft® Windows® OSユーザの場合、これらの項目は、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/swdrivers

から入手できるHP ProLiant iLO 2 Standard Blade Editionに付属しています。

Linux OSのユーザ用のコンポーネントは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/linuxからダウンロードできます。 Linux OSでこれらのコンポーネントを使用する方法については、HPのWebサイトhttp://h18000.www1.hp.com/ products/servers/linux/documentation.html(英語)を参照してください。

HP BladeSystem c-Classの高度な管理

iLO 2は、サーバのヘルス情報を提供しサーバ ブレードのリモート管理を実現するProLiant c-Classサーバ ブレード の標準コンポーネントです。iLO2の機能には、サポートされているWebブラウザを使用してネットワーク上のク ライアント デバイスからアクセスできます。これらの機能に加えて、iLO 2では、ホストのOSやホストのサーバ ブレードの状態に関係なくキーボード、マウス、およびビデオ(テキストおよびグラフィックス)を使用してサー バ ブレードを操作できます。 iLO 2には、インテリジェントなマイクロプロセッサ、セキュリティ保護されたメモリ、および専用のネットワー ク インタフェースを備えています。この設計により、iLO 2は、ホストのサーバ ブレードおよびそのOSとは独立 して動作が可能です。iLO 2は、アクセス権のあるネットワーク クライアントからのリモート アクセスを可能にし たり、アラートの送信を行ったり、サーバ ブレードのその他の管理機能を実行することができます。 サポートされるWebブラウザを使用して、次のことが可能です。 ホストのサーバ ブレードのコンソールに対するリモートからのアクセス(テキスト モードおよびグラフィッ クス モードのすべての画面でのキーボードおよびマウスのフル操作) リモートからのホストのサーバ ブレードの電源投入、切断、または再起動 ホストのサーバ ブレードをリモートで起動して仮想メディア イメージを使用することにより、ROMのアッ プグレードやOSのインストールを実行

(40)

ソフトウェアおよびコンフィギュレーション ユーティリティ 40 ホストのサーバ ブレードの状態に関係なく、iLO 2からアラートを送信 iLO 2によって提供される高度なトラブルシューティング機能の使用 Webブラウザの起動、SNMPアラート通知の使用、およびHP SIMを使用したサーバ ブレードの診断 エンクロージャ内の各サーバ ブレードにある専用iLO 2マネジメントNICの静的IPベイを設定することによる 高速インストール iLO 2を使用してサーバ ブレードに接続するには、エンクロージャにサーバ ブレードを取り付けます。Onboard Administratorは、iLO 2がサーバ ブレードに接続するためのIPアドレスを割り当てます。

[c-Class]タブでは、HP BladeSystemの特定の設定を制御できます。iLO 2は、HP BladeSystem構成のWebベースの ステータス機能も提供します。

iLO 2について詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/manualで『HP内蔵Lights-Outユーザ ガイド』を 参照してください。

ネットワーク ベースPXEによるインストール

PXEは、インテル® WfM仕様のコンポーネントです。PXEモデルにより、サーバ ブレードは、PXEサーバからNBPを

ロードして実行し、設定済みイメージを実行することができます。ソフトウェア ユーティリティや起動ディス ケット イメージにより作成されたOSイメージをこのイメージとして使用できます。この機能により、ネットワー ク経由でのサーバ ブレードの設定やOSのインストールが可能になります。

インストールの概要

起動したPXE対応ターゲット サーバ ブレードは、DHCPサーバからIPアドレスを取得します。ターゲット サーバ ブレードは、該当する起動サーバからNBPの名前を取得します。次に、ターゲット サーバ ブレードは、TFTPを使 用して、起動サーバからNBPをダウンロードしてイメージを実行します。 重要:パススルー モジュールを使用してネットワークに接続するには、必ず、Gigabitの速度をサポートするネット ワーク デバイスにパススルー モジュールを接続してください。 インストールされる各サーバ ブレードについて、PXE用に指定されたNICにPXEサーバを接続する必要がありま す。サーバ ブレードはデフォルトで、NIC 1にPXE機能を設定していますが、RBSUで、サーバ ブレード内の任意 のNCシリーズNICをPXE用として指定できます。NICコネクタの位置については、サーバ ブレードに同梱のマニュ アルを参照してください。 注:実際のNIC番号は、サーバ ブレードにインストールされているOSなど、複数の要因に依存します。 PXEによるインストール用のサーバをネットワーク上にインストールして、複数のサーバ ブレードにオペレーティ ング システムをインストールできます。

インストール用インフラストラクチャ

重要:パススルー モジュールを使用してネットワークに接続するには、必ず、Gigabitの速度をサポートするネット ワーク デバイスにパススルー モジュールを接続してください。 ネットワーク ベースのPXEによるインストール用のインフラストラクチャを構築するには、次のソフトウェアをイ ンストールし、次のハードウェアの最小構成要件を満たすようにしなければなりません。 クライアントPC(管理ワークステーション)

AMD Athlon™ XPプロセッサ(700MHz以上を推奨)、AMD Athlon™ 64プロセッサ、またはインテル®

Pentium® III以上のプロセッサ(700 MHz以上を推奨)

128MBのRAM

Microsoft® Windows® 2000 ProfessionalまたはMicrosoft® Windows® XP OS

Microsoft® Internet Explorer 5.5以上、128ビット暗号化

(41)

TCP/IPネットワークおよびiLO 2診断ポートのIPアドレス、または割り当てられたDHCPアドレス、もし くは静的IPアドレスのいずれかと互換性のあるIPアドレス

CD-ROMドライブ、CD/DVD-ROMドライブ、および/またはディスケット ドライブ

以下のいずれかのJava™ Runtime Environmentバージョン 1.3.1_02

1.3.1_07 1.3.1_08

1.4.1(Windows®ユーザの場合のみ)

1.4.2(Linuxユーザの場合のみ)

HPのWebサイトhttp://java.sun.com/products/archive/index.htmlで、Java™ Runtime Environmentバー ジョンにアクセスしてください。

DHCPサーバ(IPアドレス割り当て用)

AMD Athlon™ XPプロセッサ(700MHz以上を推奨)、AMD Athlon™ 64プロセッサ、またはインテル®

Pentium®またはPentium® II 200MHz以上のプロセッサ

64MBのRAM

ハードディスク ドライブに64MBの空き容量

10-Mb/秒ネットワーク アダプタ

PXEによるインストール用のサーバ(起動イメージの保存)

AMD Athlon™ XPプロセッサ(700MHz以上を推奨)、AMD Athlon™ 64プロセッサ、またはインテル®

Pentium®またはPentium® III以上のプロセッサ(500MHzを推奨)

256MBのRAM

10-Mb/秒ネットワーク アダプタ

CD-ROMドライブ

Windows®リポジトリ サーバ(Windows®またはLinux配備)

Windows® 2000またはWindows Server™ 2003 OSがインストール済み

ネットワーク接続 CD-ROMドライブ ハードディスク ドライブに1.5GB以上の空き容量 TCP/IPネットワークおよびiLO 2診断ポートのIPアドレス、または割り当てられたDHCPアドレス、もし くは静的IPアドレスのいずれかと互換性のあるIPアドレス CD-ROMドライブやディスケット ドライブ

以下のJava™ Runtime Environmentバージョン 1.3.1_02

1.3.1_07 1.3.1_08

1.4.1(Windows®ユーザの場合のみ)

1.4.2(Linuxユーザの場合のみ)

HPのWebサイトhttp://java.sun.com/products/archive/index.htmlで、Java™ Runtime Environmentバー ジョンにアクセスしてください。

OSをインストール済みのネットワーク サーバ

インストール方法

(42)

ソフトウェアおよびコンフィギュレーション ユーティリティ 42 重要:RDPを使用しないで、サーバ ブレードにソフトウェアをインストールする場合、起動ディスケットまたは起動 ディスケットのイメージを作成しなければなりません。 PXEによるインストール(42ページ) CD-ROMによるインストール(42ページ) ディスケット イメージによるインストール(43ページ) SAN構成(44ページ)

PXEによるインストール

PXEにより、サーバ ブレードは、PXEサーバからネットワークを経由してイメージをロードし、これをメモリ内で 実行することができます。サーバ ブレード上の1番目のNICがデフォルトのPXE起動NICとなりますが、その他のい ずれのNCシリーズNICも、起動PXEとして設定できます。詳しくは、「ネットワーク ベースPXEによるインストー ル」(40ページ)を参照してください。 注:実際のNIC番号は、サーバ ブレードにインストールされているOSなど、複数の要因に依存します。 PXEのインストールには、以下の方法のいずれかを使用することをおすすめします。

HP ProLiant Essentials RDP(48ページの「HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack」、42ページの「HP

ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack」を参照)

SmartStart Scripting Toolkit(45ページ)

Windows®とLinuxで利用可能な、多くの他社製PXEインストール ツールがあります。詳しくは、HPのFTPサイト

ftp://ftp.compaq.com/pub/products/servers/management/pxe_wp.pdf(英語)を参照してください。

HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack

注:既存のサーバ ブレード エンクロージャにサーバ ブレードを取り付ける場合は、必ず、最新バージョンのRDPを HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/servers/rdpから入手してください。

多数のサーバを迅速にインストールできるRDPソフトウェアのご使用をおすすめします。RDPソフトウェアは、Altiris Deployment SolutionとHP ProLiantインテグレーション モジュールという2つの強力な製品を統合した製品です。 Altiris Deployment Solutionコンソールでは、ポイント アンド クリックおよびドラッグ アンド ドロップによって簡 単に、リモートでサーバ ブレードなどのターゲット サーバをデプロイメントできます。これによってイメージン グ機能またはスクリプティング機能のいずれかを使用して、ソフトウェア イメージを管理できます。

RDPについて詳しくは、HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack CDまたはHPのWebサイトhttp://www.hp. com/jp/servers/rdpを参照してください。

CD-ROMによるインストール

CD-ROMによるインストールを行うには、ハードウェアを設定してOSをインストールするスクリプトを実行しま す。サーバ ブレードは、OSを設定するとネットワークにアクセスして、インストールに必要なスクリプトおよび ファイルを特定できます。インストール作業を始める前にサーバ ブレードをネットワークに接続する必要があり ます。 注:ハードウェアおよびケーブル構成ついて詳しくは、エンクロージャに同梱のマニュアルを参照してください。 CD-ROMによるインストールは、次の2通りの方法で行うことができます。 iLO仮想CD-ROM USB CD-ROM(43ページ)

(43)

iLO仮想CD-ROM

起動CDからインストールする場合は、以下の手順に従ってください。 1. 次のいずれかの手順を実行します。 iLO 2リモート コンソールを使用するクライアントPCに起動CDを挿入します。 iLO 2を使用して、起動CDのイメージを作成します。 起動CDのイメージをネットワーク上の位置またはクライアントPCのハードディスク ドライブにコピー します。

2. iLO 2経由でサーバ ブレードにリモートでアクセスします。「HP BladeSystem c-Classの高度な管理」(39ペー ジ)を参照してください。 3. [Virtual Devices]タブをクリックします。 4. [Virtual Media]を選択します。 5. Virtual Mediaアプレットを使用して、ローカルのCDまたはイメージ ファイルを選択し、仮想ディスクを サーバ ブレードに接続します。 6. iLO 2の仮想電源ボタン機能を使用して、サーバ ブレードを再起動します。 7. サーバ ブレードが起動したら、OSの通常のネットワーク インストール手順に従ってください。

USB CD-ROM

この方法では、SmartStartを使用して、OSを自動的にロードします。ただし、SmartStartでは、OSとドライバを手 動でロードすることもできます。 起動CDからインストールする場合は、以下の手順に従ってください。 1. ローカルI/Oケーブルを使用して、USB CD-ROMドライブをサーバ ブレードに接続します。「ビデオおよび USBデバイスを使用したサーバ ブレードへのローカル接続」(36ページ)を参照してください。 2. 起動CDをUSB CD-ROMドライブに挿入します。 3. サーバ ブレードを再起動します。 4. サーバ ブレードが起動したら、OSの通常のインストール手順に従います。 Windows Server™ 2003は、ハードディスク ドライブが完全にブランクである(パーティションが定義されてい ない)場合、I/Oケーブル経由でUSB CD-ROMからインストールできません。Windows Server™ 2003をインス トールするには、次のいずれかの方法を使用してください。

Windows Server™ 2003をロードするハードディスク ドライブにパーティションを作成する。

SmartStart CD 7.0以上を使用する。

Rapid Deployment Packを使用する。

ディスケット イメージによるインストール

ディスケット イメージによるインストールを行うには、DOSベースのネットワーク対応の起動ディスケットを作 成する必要があります。このディスケットにより、ハードウェアを設定してOSをインストールするスクリプトを 実行します。ディスケットは、サーバ ブレードが、インストールに必要なネットワーク上のスクリプトとファイ ルにアクセスできるようにします。

つまり、管理者のワークステーション、PXEサーバ、Microsoft® Windows®ファイル共有、Linuxファイル共有など

が、インストールに必要なインフラストラクチャです。詳しくは、「インストール用インフラストラクチャ」 (40ページ)を参照してください。 インストール作業を始める前にサーバ ブレードをネットワークに接続する必要があります。 注:ハードウェアおよびケーブル構成について詳しくは、エンクロージャに同梱のマニュアルを参照してください。 ディスケット イメージによるインストールは、次の2通りの方法で行うことができます。 iLO仮想ディスケット(44ページ)

参照

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