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課税標準の特例 住宅用地は 税負担を軽減するため課税標準の特例が設けられています 小規模住宅用地は 200 m2以下の住宅用 一般住宅用地は 200 m2を超える部分 ( ただし家屋の床面積の 10 倍を限度とします 商業地等の非住宅用地は 税負担の調整により 課税標準の額は評価額の 70% が限度

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Academic year: 2021

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(1)

平成30年5月  固定資産税は、固定資産の価格(適正な時価)を課税標準とし て課税されるものですが、膨大な量の土地、家屋について毎年度 評価を見直すことは、実務上困難であることや、課税事務の簡素 化を図り、徴収コストを最小に抑える必要もあること等から、土 地・家屋については原則として3年毎に評価額を見直す制度がと られています。ただし、分筆や合筆等異動があった土地及び新築 や増築等の家屋については、翌年度に新しい価格を決定します。 ● 評価の動向  宅地の固定資産評価は、前回(平成27年度)と同様に地価公示価格の7割程度を目標とし、 平成26年1月から平成29年7月までの地価動向などを反映させて、路線価方式・標準宅地 比準方式により不動産鑑定士の鑑定評価等を参考に価格の見直しを行いました。その結果、下 記のような、変動率となりました。 前回の評価替え(平成27年度)の価格に対しての宅地、農地等の変動率は、下記のとおりです。 ● 評価額と課税標準額  評価額は、固定資産税を算定する基となる価格で、宅地の評価額は、地価公示価格の7割程 度としています。  課税標準額は、評価額を基に算定した数値で、原則として評価額が課税標準額となりますが、 土地は、住宅用地の課税標準の特例や税負担の調整措置が行われた場合、評価額より低く算定 されます。 変動率(%)  0.0 遊佐町 町民課 課税係 路線価評価区域 標準宅地比準区域 用途区分 普通住宅

土 地

その他評価区域 田畑山林 ▲6.5 ▲4.6 農地 宅地

[ 固定資産税の税率は1.4%です ]

3年間の資産評価の変動を 価格に反映させます。

(2)

● 課税標準の特例  住宅用地は、税負担を軽減するため課税標準の特例が設けられています。  ◇ 小規模住宅用地は200㎡以下の住宅用地  ◇ 一般住宅用地は200㎡を超える部分  (ただし家屋の床面積の10倍を限度とします)  商業地等の非住宅用地は、税負担の調整により、課税標準の額は評価額の70%が限度とされています。 ● 税負担の調整措置  平成29年度の課税標準額を基に「負担水準」による負担調整を行い、平成30年度課税標準を算定し、これ に税率を乗じて税額を求めます。負担調整措置はこれまでも行われてきましたが、土地や地域により負担水準 にばらつきがあります。現在はこのような負担措置により、税負担の公平をはかっている段階であるため、前年 度に比べ税負担が「下がる」土地や「据え置き」の土地、「上がる」土地が出てきます。 ● 負担水準(%)=前年度課税標準額÷今年度評価額(×住宅用地特例率(1/6または1/3))×100 ● 今年度の課税標準額算出された負担水準(割合)により、下図のように課税標準額が決まります。 % % 評価額×3分の1 一般住宅用地

小規模住宅用地

宅地の区分 課税標準額 評価額×6分の1 小規模住宅用地 住宅用地

土地に係る負担調整措置のイメージ図 (平成30年度~32年度)

非住宅用地

税負担引き下げ (評価額×70%) 100 70 60 20

税負担据置

〔A〕が価格×60% を上回る場合は価格×60% 〔A〕が価格×20% を下回る場合は価格×20% 今年度の評価額 負 担 水 準 100 負 担 水 準 [A]=前年度課税標準額 + 価格×5% 今年度の評価額 上記②の額が[B]×20%を 下回る場合は、[B]×20% 20 住宅用地に対する特例 (評価額×1/6) ※一般住宅地に対する特例 (評価額×1/3) 本来の課税標準額[B] 以下のいずれか低い額 ①:本来の課税標準額 ②:前年度課税標準額 + [B]×5% 0 0 固定資産税評価額 (地下公示価格の7割)

(3)

● 評価のしくみ 固定資産評価基準によって、再建築価格を基準に評価します。 ■ 新築家屋の評価 評価額 = 再建築価格 × 経年減点補正率 ※ 今回の評価替えにより、建築物価の動向を反映した再建築価格に改正されました。 ■ 在来分家屋の評価 評価額 = 前基準年度の再建築価格 × 経年減点補正率 × 建築物価の変動割合 ※ 評価額は、新築の評価と同様に求めますが、建築物価の変動分も考慮します。仮に評価額が前年度価 格を超える場合でも、決定価格は前年度の価格に据え置かれます。平成30年度評価替えの建築物価 の変動割合は下記のとおりです。 【対象住宅】‥‥ 平成32年3月31日までに新築された専用住宅・併用住宅(居宅部分が2分の1以上) 【床 面 積】‥‥ 居宅部分が50㎡以上280㎡以下(アパートは40㎡以上) 【軽減される額】 ※ 3階建て以上の中高層耐火住宅及び 認定長期優良住宅は新築後5年間 【対象住宅】‥‥ 昭和57年1月1日以前から所在する住宅 【改修要件】‥‥ 平成32年3月31日までの間に、建築基準法に基づく現行の耐震基準に適合させる ように施した一定の改修工事で、1戸当りの工事費が50万円を超えるもの。 【必要書類等】‥ 建築士、指定住宅性能評価機関または指定確認検査機関が発行した証明書と、耐 震改修に要した費用のわかる領収書を添付し、改修後3ヶ月以内に、町民課課税係 へ申告する必要があります。 【軽減される額】‥税額の2分の1 (ただし、床面積120㎡までの部分) 【軽減対象期間】‥改修工事が完了した翌年1年度分 対象家屋 期   間 一般の住宅 新 築 後 3 年 間 120㎡以下の住宅 税額の2分の1 120㎡を超え280㎡以下 120㎡までの部分が税額の2分の1 1.06 非木造家屋 物価変動割合 木造家屋 構造区分

家 屋

居宅部分の床面積 軽  減  率 1.05 ● 新築住宅に対する減額措置 ● 耐震改修した場合の減額措置

(4)

【対象住宅】‥‥ 新築された日から10年以上を経過した住宅 【改修要件】‥‥ 平成32年3月31日までに、高齢者等の居住の安全性及び介助の容易性の向上に資す る改修工事が行われたもの。また、改修後の床面積が50㎡以上280㎡以下であり、改修 工事に要した費用の自己負担額が住戸1戸当たり50万円を超えていること。改修した家 屋に高齢者等が居住している必要があります。 【必要書類等】‥ 改修工事に係る明細書、領収書、改修箇所の写真及び改修工事が行われた旨を証明す る書類を添付し、改修後3ヶ月以内に、町民課課税係へ申告する必要があります。 【軽減される額】‥税額の3分の1 (ただし、床面積100㎡までの部分) 【軽減対象期間】‥改修工事が完了した翌年1年度分 【対象住宅】‥‥ 平成20年1月1日以前から所在する住宅 【軽減要件】‥‥ 平成32年3月31日までに熱損失防止改修(省エネ改修)工事が行われたもの。また、改 修後の床面積が50㎡以上280㎡以下であり、改修工事に要した費用の自己負担額が住 戸1戸当たり50万円を超えていること。 【軽減要件】‥‥ 建築士等が発行した熱損失防止改修工事証明書と、改修工事に要した費用のわかる領 収書を添付し、改修後3ヶ月以内に、町民課課税係へ申告する必要があります。 【軽減される額】‥税額の3分の1 (ただし、床面積120㎡までの部分) 【軽減対象期間】‥改修工事が完了した翌年1年度分 ※バリアフリー改修及び熱損失防止改修に関する減額制度については、新築住宅に対する減額制度や耐震 改修した場合の減額制度と合わせて受けることはできません。  その他各制度の詳細については、遊佐町役場町民課課税係(0234-72-5412)にお問い合わせください。 家屋を新増築及び解体した場合、調査のうえ課税していますが、解体建物については把握もれを生ずる 場合があります。建物や所有者に異動があった場合、法務局に登記の手続きをお願いします。  また、次のような場合は、町民課課税係までご連絡をお願いします。 □ 未登記建物の解体や異動があった場合 □ 住宅の建っていなかった土地に新たに住宅を建てた場合や住宅を取り壊して駐車場・空き地等に ● バリヤフリー改修した場合の減額措置 ● 熱損失防止改修(省エネ改修)した場合の減額措置

(5)

 会社や個人が事業用として所有している機械、器具、備品等については、償却資産として課税の対象になり ます。ただし、自動車税・軽自動車税の課税客体になっているもの(田植機、コンバイン等含む)は除きます。 ● 主な対象資産  また、取得価格20万円未満の資産で、税務会計上減価償却していないものについては、申告の必要が ありません。 ● 償却資産の申告  対象となる事業用資産を町内に所有している方は、毎年1月1日現在の所有資産について、1月末日までに 申告することになります。 ※ 小型特殊自動車(トラクター・コンバイン・フォークリフトなど)をお持ちの方へ 地方税法上、小型特殊自動車は路上を走る、走らない関係なく毎年4月1日現在の所有者に軽自動車税が課 税されます。そのため、乗用の農耕作業用自動車(最高速度35km以下)またはそれ以外の小型特殊自動車 (高さ等の規格制限あり)を所有されている場合、固定資産税(償却資産)としては申告せず、軽自動車税の 登録していただくようお願いいたします。(既に軽自動車として登録されている場合は必要ありません。) Q 平成26年9月に住宅を新築しましたが、平成30年度分から税額が急に高くなっています。   なぜでしょうか? A 新築の住宅に対しては、一定の要件に該当するときは新たに固定資産が課税されることとなった年度から3年間   に限り住居部分の120平方㍍までに相当する部分の税額が2分の1に軽減されます。この減額期間が終了したこ   とにより、本来の税額になったためです。 Q 昨年(平成29年10月)住宅を壊しましたが、土地については、今年(平成30年度分)から税額が急に高くなって   います。なぜでしょうか? A 土地の上に一定要件を満たす住宅があると住宅用地に対する課税標準の特例が適用され、その土地の税が軽   減されます。しかし、住宅の滅失やその住宅としての用途を変更すると本特例の適用から外れることになるためで す。 Q 平成30年1月20日に取り壊した家屋についても、平成30年度の固定資産税の課税対象となっています。   なぜでしょうか? A 固定資産税は毎年1月1日(賦課期日)現在に所在している固定資産を対象とし、その年の4月から始まる年度分   について課税されます。したがって、平成30年1月30日に取り壊された家屋も1月1日には存在していたことから、   平成30年度の固定資産税の課税対象となるものです。 車両、大型特殊自動車、フォークリフト(規格による)等 机、椅子、OA機器、理美容機器、自動販売機等 対象資産例 駐車場の舗装路面、看板、塀等 建設機械、工作機械、物品の製造および機械装置等 漁船、貨物船、作業船等 飛行機、ヘリコプター等 償却資産 資産の種類 車 両 お よ び 運 搬 具 工 具 器 具 ・ 備 品 等 構 築 物 機 械 お よ び 装 置 船 舶 航 空 機

質問にお答えします

(6)

№ 所 在 種類 評価地積・床面積 1 遊佐町遊佐字舞鶴 土地 200.00㎡ 2 〃 土地 50.00㎡ 3 遊佐町遊佐字舞鶴 家屋 150.00㎡  (50.00㎡)に分けて表示しています。 2,600,000 650,000 ●固定資産税 433,300(土地1) + 216,600(土地2) + 4,000,000(家屋3) = 4,649,000円(千円未満切捨て)       4,649,000円×1.4%(税率)=65,000円(百円未満切捨て)   割合)により調整されたものが、実際の課税標準額となります。 ● 平成30年度固定資産税の課税状況の縦覧・閲覧 対象者 範 囲 ● 縦覧期間   平成30年4月2日(月)から5月31日(木)まで    (ただし、土曜、日曜日、休日を除きます。) ● 縦覧時間   午前8時30分から午後5時15分まで ● 縦覧の場所  遊佐町役場 町民課 課税係 ◎ 固定資産税について、ご不明の点、相談等がありましたら、 遊佐町役場 町民課 課税係までお問い合わせください。 縦  覧 閲  覧 固定資産税納税者 納税義務者本人・利害関係者 縦覧帳簿 固定資産課税台帳・同台帳の関係部分 ※ 事例の家屋は、専用住宅であり、その床面積の10倍(150㎡×10=1,500㎡)までを限度として住宅用地と ※これはモデル例ですので、土地の場合は負担水準(前年度の課税標準額と今年度評価額の されます。この場合は、敷地面積250㎡全部が住宅用地となります。 ※ 住宅用地に対する課税標準の特例措置により、小規模住宅用地の課税標準額については、価格の6分の1の   額に、また一般住宅用地の課税標準額については、価格の3分の1の額とする特例措置があります。        円(評価額)× 1/6 ≒ 433,300円 … 1(小規模住宅用地の課税標準額) 円(評価額)× 1/3 ≒ 216,600円 … 2(一般住宅用地の課税標準額) ◆固定資産税額 65,000円 ※ 土地の№1及び№2は、遊佐字舞鶴○○番地(250.00㎡)の1筆を小規模住宅用地(200.00㎡)と一般住宅用地 小規模住宅用地 1画地の土地のうち、200㎡以下の住宅用地 一般住宅用地    〃   200㎡を超える部分の住宅用地 固 定 資 産 税 650,000円 2 216,600円 ○○番地 専用住宅 専住 4,000,000円 4,000,000円 一般住宅用地 宅地 評価額× ×3分の1 評価額× ×6分の1 地 番 用地区分 地目 住宅区分 宅 の 区 分 価格(評価額) 固定資産税課税標準額 一  般 住宅用地 小 規 模 住宅用地 ○○番地 小規模住宅用地 宅地 2,600,000円 1 433,300円 事例 ■土地面積(250㎡)       ■住宅床面積 150㎡ 税 率 ■土地評価額 13,000円/㎡  ■家屋評価額 4,000,000円(築15年) 固定資産税: 1.4 % 土地、家屋にかかる固定資産税の計算例

参照

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