平成 26 年度 第 46 回
社会保険労務士試験 解答・解説
※以下の解答はユーキャンの作成によるものです。試験センター発表のものではありません。 ■労働基準法及び労働安全衛生法 ■労働者災害補償保険法(徴収法を含む。) 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 解答 A E C C C D B C E C 解答 E A B E D C E E D D ■雇用保険法(徴収法を含む。) ■労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 解答 E D C B E C D D C E 解答 B C B A C B C B D E ■健康保険法 ■厚生年金保険法 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 解答 C D A B C D C E E B 解答 A D E B E C E C D A ■国民年金法 問題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 解答 D C D C A B E C B A択一式 解答一覧
【問1】労働基準法及び労働安全衛生法 【問2】労働者災害補償保険法 A ⑯ 含まれるもの A ⑱ 障害補償年金前払一時金 B ⑩ 時間単価に換算した賃金額 B ⑫ 1340 日分 C ⑬ 重要な要素 C ⑳ 祖父母及び兄弟姉妹 D ⑤ 衛生委員会若しくは安全衛生委員会 D ⑥ 200 日分、400 日分、600 日分、800 日分、1000 日分 E ⑥ 勧奨する E ② 40% 根拠条文/A:最判 平 25.6.6 八千代交通事件、B・C: 平 20 基発 0909001 号、D:法 66 条の5第1項、E: 法 80 条 根拠条文/A・B:法附則 58 条1項、C:法附則 58 条 2項、D:則附則 31 項、E:平 17 基発 0922001 号 【問3】雇用保険法 【問4】労務管理その他の労働に関する一般常識 A ⑱ 額の2倍に相当する額 A ① 約2% B ⑯ 360 日 B ⑤ 101 人 C ⑦ 10 分の5 C ⑱ 毎月勤労統計調査 D ⑧ 10 分の6 D ⑩ 基幹統計調査 E ⑤ 10 分の4 E ⑭ 出勤日数 根拠条文/A:法 10 条の4第1項、B:法 22 条2項1 号、C∼E:法 56 条の3第3項2号 根拠条文/A:平成 24 年度雇用均等基本調査、B:次 世代支援法 12 条1項、C∼E:厚生労働省「毎月勤 労統計調査の概要」 【問5】社会保険に関する一般常識 【問6】健康保険法 A ⑦ 3歳未満と、3歳から小学生の第3 子以降 A ⑫ 9月 30 日 B ⑭ 地域包括ケアシステム B ⑯ 合算額の2分の1 C ⑰ 平成 37 年 C ⑬ 介護保険法 D ③ 16.4% D ⑥ 320 E ⑧ 3分の1 E ① 0 根拠条文/A:平成 25 年版厚生労働白書 204 頁、B・ C:同 314 頁、D・E:同 309 頁 根拠条文/A・B:法附則3条4項、C:法 85 条の2 第2項、D・E:平 8 厚告 203 号 【問7】厚生年金保険法 【問8】国民年金法 A ⑱ 年金積立金管理運用独立行政法人 A ② 5 B ⑪ 寄託 B ⑩ 財政均衡 C ⑧ 5年 C ⑧ 100 D ③ 2 D ⑳ 療養に関する指示に従わない E ⑮ に充当する E ⑰ 全部又は一部を行わない 根拠条文/A・B:法 79 条の3第1項、C:法 55 条1 項、D:法 57 条、E:法 39 条の2 根拠条文/A∼C:法4条の3第1項・2項、D・E: 法 70 条
選択式 解答一覧
択一式 解答・解説
■ 労働基準法及び労働安全衛生法 ■
【問1】解答 A A ○ 労働法コンメンタール(労働基準法 上 86 頁)。設問のとおり。 B × 法6条、昭 23.3.2 基発 381 号。処罰の対象は、設問の者に限られない。法6条は、 「何人も」業として他人の就業に介入して利益を得てはならないものとしており、 これに違反した者であれば、個人、団体又は公人たると私人たるとを問わず、処 罰の対象となる。 C × 法7条、昭 22.11.27 基発 399 号。賃金の支払いは保障していない。公の職務を執 行するための必要な時間を与えた場合の当該時間に対する賃金について、有給に するか無給にするかは、当事者間の自由に委ねられている。 D × 法9条、昭 22.9.13 発基 17 号。労働基準法が適用される事業とは、一定の場所(工 場、事務所等)において相関連する組織のもとに業として継続的に行われる作業 の一体をいうのであって、「必ずしもいわゆる経営上一体をなす支店、工場等を 総合した全事業を指称するものではない」。また、一の事業であるか否かは、「主 として場所的観念によって決定すべきもの」で、同一場所にあるものは原則とし て分割することなく1個の事業として、場所的に分散しているものは原則として 別個の事業とすること、とされている。 E × 法 10 条。労働基準法における「使用者」とは、事業主又は事業の経営担当者その 他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての 者をいう。 【問2】解答 E A ○ 昭 26.8.9 基収 3388 号。設問のとおり。 B ○ 法 20 条2項。設問のとおり。 C ○ 法 21 条4号。設問のとおり。 D ○ 法 19 条1項、労働法コンメンタール(労働基準法 上 279∼280 頁)。設問のとお り。 E × 法 20 条1項。設問の場合は、労働基準法 20 条1項に抵触する。何ら手当(解雇 予告手当)を支払うことなく労働者を解雇しようとする場合には、少なくとも 30 日前にその予告をしなければならない。この 30 日間(解雇予告期間)の起算日は、 解雇予告をする日の「翌日」である。したがって、平成 26 年9月1日に解雇予告 をする場合には、その日の翌日である同年9月2日から 10 月1日までの 30 日間 が解雇予告期間となり、「10 月1日」が最短での解雇日となる。つまり、同年9 月 30 日の終了をもって、解雇予告手当を支払うことなく当該労働者を解雇するこ とはできない。【問3】解答 C ア × 法 11 条、昭 23.8.18 基収 2520 号。設問のうち、解雇予告手当は、労働の対償と して支払われるものではないため、賃金に含まれない。設問のそのほかの賞与、 家族手当及び住宅手当は、使用者が労働の対償として支払うものである以上は、 賃金に含まれる。 イ ○ 則 54 条1項。設問のとおり。 ウ ○ 昭 25.1.18 基収 130 号。設問のとおり。 エ ○ 法 37 条5項。設問のとおり。 オ × 最判 昭 36.5.31 日本勧業経済会事件。設問は、後半部分の記述が誤りである。最 高裁判所の判例によれば、労働者の賃金債権に対しては、使用者が労働者に対し て有する債権が当該労働者の不法行為を原因としたものである場合であっても、 使用者は、当該債権をもって相殺すること(当該債権と労働者の賃金債権を相殺 すること)は許されないものとされている。 したがって、正しいものは三つであるため、正解はCである。 【問4】解答 C A × 法 25 条。設問の場合には、使用者は、支払期日前であっても、労働者がすでに提 供した労働に対する賃金(既往の労働に対する賃金)を支払う義務を負う。 B × 最判 昭 62.7.17 ノース・ウエスト航空事件。最高裁判所の判例によれば、休業手 当の支給事由である「使用者の責めに帰すべき事由」とは、取引における一般原 則たる過失責任主義とは「異なる観点」をも踏まえた概念というべきである、と されている。 C ○ 昭 23.6.11 基収 1998 号。設問のとおり。 D × 昭 24.12.2 基収 3281 号。設問の場合は、「使用者の責めに帰すべき事由」による 休業に該当する。労働組合が争議をしたことにより同一の事業場の当該労働組合 員以外の労働者の一部が労働を提供し得なくなった場合に、その程度に応じて労 働者を休業させることは差し支えないが、「その限度を超えて休業させた場合」に は、その部分については、使用者の責めに帰すべき事由による休業に該当する。 E × 法 27 条、労働法コンメンタール(労働基準法 上 377 頁)。出来高払制の保障給 の趣旨は、労働者が就業して得られた出来高が少ない場合であっても、「労働した 時間」に応じた「一定額」の賃金の支払いを保障しようとすることにある。「出来 高や成果」に応じた賃金の支払いを保障しようとするものではない。 【問5】解答 C A ○ 法 38 条1項、昭 23.5.14 基発 769 号。設問のとおり。 B ○ 昭 26.1.20 基収 2875 号。設問のとおり。 C × 法 32 条の2第1項、38 条の4第5項。労使委員会の委員の5分の4以上の多数 による議決による決議(いわゆる代替決議)によって行うことも認められている。 D ○ 昭 33.10.11 基収 6286 号、労働法コンメンタール(労働基準法 上 399 頁)。設問 のとおり。
E ○ 昭 22.9.13 発基 17 号。設問のとおり。 【問6】解答 D A ○ 労働法コンメンタール(労働基準法 上 576 頁)。設問のとおり。 B ○ 最判 昭 48.3.2 白石営林署事件。設問のとおり。 C ○ 平 21 基発 0529001 号。設問のとおり。 D × 法 65 条3項。設問後半のような例外は設けられていない。 E ○ 昭 23.5.5 基発 682 号。設問のとおり。 【問7】解答 B ア ○ 労働法コンメンタール(労働基準法 下 874 頁)。設問のとおり。 イ × 労働法コンメンタール(労働基準法 下 892 頁)。通常は8人であっても、繁忙期 においてさらに2、3人雇い入れるという場合は、「常時 10 人以上の労働者を使 用する」ものには含まれない。 ウ × 昭 25.2.20 基収 276 号。記載を要する事項の一部を記載しない就業規則も、その 効力発生についての他の要件を具備する限り、「有効」である(労働基準法 13 条 に基づき無効とはならない)。なお、法 89 条違反の責めを免れないものであると いう点は、正しい。 エ ○ 昭 63.1.1 基発1号。設問のとおり。 オ ○ 労働法コンメンタール(労働基準法 下 908 頁)。設問のとおり。 したがって、誤っているものの組合せは、「B(イとウ)」である。 【問8】解答 C ア × 法2条3号。労働安全衛生法における「事業者」とは、事業を行う者で、労働者 を使用するものをいう。設問は、労働基準法における「使用者」の定義である。 イ ○ 法3条3項。設問のとおり。 ウ ○ 法 122 条。設問のとおり。 エ × 法 29 条2項、参考:法 115 条の2∼123 条。設問の規定(法 29 条2項)の違反 には、罰則は付されていない。なお、元方事業者の講ずべき措置等として設問前 半の規定が置かれているという点は、正しい。 オ ○ 法3条2項。設問のとおり。 したがって、正しいものは三つであるため、正解はCである。 【問9】解答 E ア × 法 10 条3項。総括安全衛生管理者の解任を命ずることはできない。なお、都道府 県労働局長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、総括安全衛 生管理者の業務の執行について事業者に勧告することができる。 イ ○ 則 23 条の2。設問のとおり。 ウ ○ 法 13 条の2、則 15 条の2第1項。設問のとおり。 エ ○ 則7条1項5号イ。設問のとおり。
オ × 法 17 条2項・4項・5項。設問中の「その委員の半数」を「総括安全衛生管理者 又は総括安全衛生管理者以外の者で当該事業場においてその事業の実施を統括管 理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した者(安全委員会 の議長となる者)以外の委員の半数」とすると、正しい記述となる。 したがって、誤っているものの組合せは、「E(オとア)」である。 【問 10】解答 C A ○ 則 642 条の3。設問のとおり。 B ○ 昭 47.9.18 基発 602 号。設問のとおり。 C × 法 119 条1号、120 条1号、参考:法 115 条の2∼123 条。職長等の教育に関する 規定の違反には、罰則は付されていない。なお、雇入れ時の教育、作業内容変更 時の教育及び特別の教育に関する規定の違反には、それぞれ罰則が付されている という点は、正しい。 D ○ 則 40 条の3。設問のとおり。 E ○ 派遣法 45 条、昭 61.6.6 基発 333 号。設問のとおり。
■ 労働者災害補償保険法(労働保険徴収法を含む。) ■
【問1】解答 E A ○ 昭 32.7.19 基収 4390 号。設問のとおり。 B ○ 昭 26.4.13 基収 1497 号。設問のとおり。 C ○ 昭 50.12.25 基収 1724 号。設問のとおり。 D ○ 昭 24.12.15 基収 3001 号。設問のとおり。 E × 昭 34.7.15 基収 2980 号。設問の死亡は、「通勤災害」ではなく、「業務災害(業務 上)」とされている。 【問2】解答 A ア ○ 昭 41.2.15 基災発8号。設問のとおり。 イ ○ 昭 35.11.2 基発 932 号。設問のとおり。 ウ × 昭 52.3.30 基発 192 号。設問の者については、労災保険法は適用されない。海外 支店に直接採用された者(現地採用者)は、海外派遣者に係る特別加入の資格が ないため、特別加入の申請をすることができない。したがって、当該特別加入の 申請をして承認を受けることによって、労災保険が適用されるということはない。 エ ○ 法3条、労基法9条。設問のとおり。 オ ○ 昭 40.11.1 基発 1454 号。設問のとおり。 したがって、誤っているものは一つであるため、正解はAである。 【問3】解答 B A ○ 法 12 条の2の2第1項。設問のとおり。 B × 法 12 条の2の2第2項。労働者の過失が「重大なものではない」ときは、設問の 支給制限は行われない。労働者が過失により自らの死亡を生じさせた場合におい て、政府が保険給付の全部又は一部を行わないことができるのは、その過失が「重 大なもの」である場合に限られる。 C ○ 法 12 条の2の2第2項。設問のとおり。 D ○ 法 12 条の2の2第2項。設問のとおり。 E ○ 法 12 条の2の2第1項。設問のとおり。 【問4】解答 E A ○ 法 29 条1項3号。設問のとおり。 B ○ 法 29 条1項3号。設問のとおり。 C ○ 法 29 条1項3号。設問のとおり。 D ○ 法 29 条1項2号。設問のとおり。 E × 法 29 条1項。葬祭料の支給を図るために必要な事業は、社会復帰促進等事業には 含まれない。【問5】解答 D A ○ 昭 61.6.30 基発 383 号。設問のとおり。 B ○ 昭 61.6.30 基発 383 号。設問のとおり。 C ○ 昭 61.6.30 基発 383 号。設問のとおり。 D × 昭 61.6.30 基発 383 号。設問中の2箇所にある「派遣先事業主」を「派遣元事業 主」とし、文末の「徴収することができる」を「納付すべきことを命ずることが できる」とすると、正しい記述となる。派遣先事業主に対しては、設問の費用徴 収の規定(事業主が保険給付の不正受給に加担した場合には、当該事業主に対し て不正受給者と連帯して保険給付に要した費用に相当する額の全部又は一部を納 付すべきことを命ずることができる。)は、適用されない。 E ○ 法 46 条、則 51 条の2。設問のとおり。 【問6】解答 C A × 法 31 条1項1号。設問の事故は、事業主から費用徴収をすることができる事故で はない。事業主からの費用徴収の対象となる事故は、次の①∼③のいずれかに該 当する事故である。設問は①の事故について問うているが、設問の事故は「重大 でない過失」により、設問の届出(保険関係成立届)をしていない期間中に生じ た事故であるため、事業主からの費用徴収の対象となる事故には該当しない。 ①事業主が故意又は「重大な過失」により保険関係成立届を提出していない期間 中に生じた業務災害及び通勤災害の原因である事故 ②事業主が概算保険料のうちの一般保険料を納付しない期間(督促状に指定する 期限後の期間に限る。)中に生じた業務災害及び通勤災害の原因である事故 ③事業主が故意又は重大な過失により生じさせた業務災害の原因である事故 B × 法 31 条1項2号。設問の事故は、事業主から費用徴収をすることができる事故で はない。設問は、選択肢Aの解説②の事故について問うているが、設問の事故は 一般保険料を納付せず、その後、「政府から督促を受けるまでの期間中」に生じた 事故であり、②のカッコ内の期間中の事故ではないため、事業主からの費用徴収 の対象となる事故には該当しない。 C ○ 法 31 条1項3号。設問のとおり。設問の事故は、選択肢Aの解説③の事故につい て問うている。 D × 法 31 条1項。設問の事故は、事業主から費用徴収をすることができる事故ではな い(選択肢Aの解説①∼③のいずれの事故にも該当しないため)。 E × 法 31 条1項。設問の事故は、事業主から費用徴収をすることができる事故ではな い(選択肢Aの解説①∼③のいずれの事故にも該当しないため)。 【問7】解答 E A ○ 法 35 条1項、則 46 条の 22 の2。設問のとおり。 B ○ 法 35 条1項、則 46 条の 22 の2。設問のとおり。 C ○ 法 32 条。設問のとおり。 D ○ コンメンタール(労働者災害補償保険法 154 頁)。設問のとおり。
E × 法3条、整備令 17 条。船員法上の船員についても、労災保険法は適用される。 【問8】解答 E ア ○ 昭 24.10.5 基災収 5178 号。設問のとおり。 イ ○ 昭 25.2.16 基発 127 号。設問のとおり。 ウ ○ 昭 51.3.31 労徴発 12 号。設問のとおり。 エ ○ 昭 25.12.27 基収 3432 号。設問のとおり。 オ ○ 法 11 条3項、則 12 条。設問のとおり。 したがって、正しいものは五つであるため、正解はEである。 【問9】解答 D A × 法8条1項、則7条。設問中の「立木の伐採の事業」という記述が誤りである。 立木の伐採の事業は、請負事業の一括の対象とされていない。 B × 法8条1項、則7条。設問中の「機械器具製造業の事業」という記述が誤りであ る。機械器具製造業の事業は、請負事業の一括の対象とされていない。 C × 法8条1項、コンメンタール(労働保険徴収法 174 頁)。設問中の「労災保険の保 険関係に関し当該事業を一の事業とすることについて元請負人の認可申請があり、 厚生労働大臣の認可があったとき」という記述が誤りである。請負事業の一括は、 その要件を満たす限り、「法律上当然に」行われる。したがって、設問のような手 続き(「元請負人の認可申請」及び「厚生労働大臣の認可」)は不要である。 D ○ 法8条1項、則7条、コンメンタール(労働保険徴収法 177 頁)。設問のとおり。 E × 法8条2項。設問中の「元請負人の諾否にかかわらず、下請負人の申請に基づき」 という記述が誤りである。いわゆる下請負事業の分離に係る厚生労働大臣の認可 を受けるためには、「元請負人及び下請負人が(共同して)」当該分離に係る申請 をする必要がある。 【問 10】解答 D A × 昭 62.2.13 発労徴6号・基発 59 号。設問は、「常時使用される労働者の数が最も 多い部門の業種に応ずる労災保険率を適用する」という記述が誤りである。設問 のように事業主が同一人であって業種(事業の種類)が異なる二以上の部門が場 所的に分離されているものについては、別個の事業として取り扱い、「それぞれの 事業について当該事業が属する業種に応ずる労災保険率を適用する」。 B × 法 12 条4項・5項、平 26.1.27 厚労告 14 号。「1,000 分の 15.5」ではなく、「1,000 分の 13.5」である。 C × 法 13 条。「過去3年間に発生した通勤災害に係る災害率」ではなく、「過去3年間 の二次健康診断等給付に要した費用の額」である。 D ○ 法 14 条1項。設問のとおり。 E × 法 14 条の2第1項、則 23 条の3。「1,000 分の5」ではなく、「1,000 分の4」で ある。
■ 雇用保険法(労働保険徴収法を含む。) ■
【問1】解答 E A ○ 法 13 条1項・2項、23 条2項、則 36 条5号ニ。設問のとおり。 B ○ 法 14 条2項1号。設問のとおり。 C ○ 法 13 条1項、行政手引 50152。設問のとおり。 D ○ 法 13 条、14 条、則 18 条3号、行政手引 50152。設問のとおり。 E × 法 14 条1項。被保険者期間は6ヵ月とならない。設問の4月1日から4月 25 日 までの期間は、その期間の日数が 15 日以上であり、かつ、当該期間内における賃 金支払基礎日数が 11 日以上であれば、「2分の1ヵ月」の被保険者期間として計 算される。設問には、4月 26 日から9月 25 日までの5ヵ月間の賃金支払基礎日 数の記載はないが、仮にこの期間が5ヵ月の被保険者期間と計算される場合であ ったとしても、設問の者に係る被保険者期間は、最長で「5ヵ月と2分の1ヵ月」 となり、6ヵ月とはならない。 【問2】解答 D ア ○ 法 16 条。設問のとおり。受給資格に係る離職の日において 60 歳以上 65 歳未満で ある受給資格者に係る基本手当の日額は、「賃金日額×100 分の 80」∼「賃金日額 ×100 分の 45」の範囲で定められる。 イ ○ 法 19 条3項、則 29 条1項。設問のとおり。 ウ × 法 19 条1項1号。設問の場合は、「基本手当の日額に基礎日数(その収入の基礎 となった日数)を乗じて得た額」が支給される。つまり、基本手当の減額は行わ れない。 エ ○ 法 20 条1項3号、23 条1項2号イ。設問のとおり。 オ × 法 21 条、行政手引 51102。「11 日目」ではなく、「8日目」である。基本手当が支 給されない待期期間の日数は、当該受給資格に係る離職後の最初の求職の申込み の日から起算された通算7日の失業日数又は「傷病日数」である。したがって、 受給資格者が求職の申込みをした日の翌日から3日間、疾病により職業に就くこ とができなくなったとしても、当該疾病に係る3日間は待期期間に含まれるため、 他の要件を満たす限り、当該求職の申込みの日から起算して7日目までで待期が 完成され、その翌日の8日目から基本手当が支給される。 したがって、誤っているものの組合せは「D(ウとオ)」である。 【問3】解答 C ア × 法4条4項。設問の差額も賃金に含まれる。 イ ○ 法 17 条4項。設問のとおり。 ウ × 法4条4項、参考:コンメンタール(雇用保険法 320 頁)。設問の額を賃金日額の 計算にあたり算入される賃金とする規定は、存在しない。賃金日額の計算にあたり算入される賃金は、賃金のうち臨時に支払われる賃金及び3ヵ月を超える期間 ごとに支払われる賃金を除いたものとされている。 エ ○ 行政手引 50609。設問のとおり。 オ × 行政手引 50501。住居の利益も賃金日額の算定対象となる賃金に含まれる。 したがって、正しいものの組合せは「C(イとエ)」である。 【問4】解答 B A ○ 則7条2項。設問のとおり。 B × 法8条、74 条。資格取得の確認の請求は、「いつでも」することができるため、 当該確認の請求をする権利が、離職後2年を経過したときに時効によって消滅す ることはない。 C ○ 則8条1項。設問のとおり。 D ○ 則 142 条1項。設問のとおり。 E ○ 則 14 条の2第1項。設問のとおり。休業開始時賃金証明書の提出の対象となる被 保険者には、「高年齢継続被保険者」、短期雇用特例被保険者及び日雇労働被保険 者は含まれていない。 【問5】解答 E A ○ 法6条4号、行政手引 20555。設問のとおり。 B ○ 法 39 条1項。設問のとおり。 C ○ 法 39 条2項。設問のとおり。 D ○ 則 70 条2項。設問のとおり。 E × 法 40 条1項、法附則8条。特例一時金の額は、基本手当の日額に相当する額の「30 日分(当分の間は、40 日分)」である。 【問6】解答 C A ○ 法 56 条の3第1項1号イ、則 82 条1項1号。設問のとおり。 B ○ 法 56 条の3第1項1号ロ、則 82 条1項3号、行政手引 57052。設問のとおり。 C × 法 58 条1項。設問の場合に限られない。移転費は、「受給資格者等」が公共職業 安定所の紹介した職業に就くため、又は「公共職業安定所長の指示した公共職業 訓練等を受けるため」、その住所又は居所を変更する場合において、公共職業安定 所長が厚生労働大臣の定める基準に従って必要があると認めたときに、支給され る。 D ○ 則 101 条1項2号。設問のとおり。 E ○ 法 60 条1項・2項。設問のとおり。 【問7】解答 D A ○ 法 33 条1項、36 条3項。被保険者が自己の責めに帰すべき重大な理由によって 解雇され、又は正当な理由がなく自己の都合によって退職した場合には、待期期 間の満了後1ヵ月以上3ヵ月以内の間で公共職業安定所長の定める期間は、基本
手当は支給されないが、この離職理由による給付制限により「基本手当を支給し ないこととされる期間」については、技能習得手当及び寄宿手当も支給されない。 設問は、上記のカッコ書きが不足しているため、やや疑義の残る問題ではある(公 共職業安定所長の指示した公共職業訓練等の受講開始後は、離職理由による給付 制限が解除され、技能習得手当も支給され得るため)が、離職理由による給付制 限の期間中は基本手当が支給されないという原則論に基づいて作成された問題と して理解されたい。 B ○ 法 33 条1項、行政手引 52203。設問のとおり。 C ○ 法 33 条1項。設問のとおり。 D × 法 29 条1項。設問の場合は、公共職業訓練等を受けることを拒んだ日以後、基本 手当は支給されない。 E ○ 参考:法 61 条の5。設問のとおり。たとえば、夫が偽りその他不正の行為により 育児休業給付金の給付制限(支給停止処分)を受けたとしても、その妻(配偶者) が子を養育するための休業をしたときは、他の要件を満たす限り、当該配偶者に 対して、育児休業給付金が支給される。 【問8】解答 D A ○ 適用手引第1編第2章第3。設問のとおり。 B ○ 法 39 条1項。設問のとおり。 C ○ 法 39 条2項。設問のとおり。 D × 法9条、則 10 条1項2号。設問は、後半部分の記述が誤りである。雇用保険に係 る保険関係が成立している二元適用事業についても、継続事業の一括に関する厚 生労働大臣の認可の要件の1つである「それぞれの事業が、(労災保険率表におけ る)事業の種類を同じくすること」を満たす必要がある。 E ○ 法9条。設問のとおり。 【問9】解答 C ア ○ 法5条、19 条1項。設問のとおり。 イ × 法 19 条2項。設問の事業(有期事業)に係る確定保険料の申告書は、「保険関係 が消滅した日から起算して 50 日以内」に提出しなければならない。 ウ × 法 19 条3項。設問の不足額は、「次の保険年度の6月1日から起算して 40 日以内 (保険年度の中途に保険関係が消滅したものについては、当該保険関係が消滅し た日から起算して 50 日以内)」に納付しなければならない。つまり、当該不足額 の納付は、確定保険料の申告書の提出と同時に行わなければならない。 エ ○ 法 19 条、コンメンタール(労働保険徴収法 387 頁)。設問のとおり。 オ ○ 法 19 条4項・5項、則1条3項。設問のとおり。 以上から、誤っているものの組合せは、「C(イとウ)」である。 【問 10】解答 E
A × 参考:法 21 条1項、25 条2項。設問の場合(概算保険料についての認定決定の 通知を受けた場合)には、追徴金を納付する必要はない。 B × 法 21 条1項、昭 62.3.26 労徴発 19 号。設問は、後半部分の記述が誤りである。 法令の不知、営業の不振等は、確定保険料の認定決定に係る追徴金の徴収が免除 される「(天災その他)やむを得ない理由」に該当しない。 C × 法 28 条1項。追徴金について延滞金は課されない。延滞金は、「労働保険料」の 納付の督促が行われたときに徴収される。追徴金は、労働保険料に該当しないた め、延滞金の徴収の対象とされていない。 D × 法 25 条1項・2項。「100 分の 10」ではなく、「100 分の 25」である。 E ○ 法 25 条1項、則 38 条5項、昭 62.3.26 労徴発 19 号。設問のとおり。
■ 労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 ■
【問1】解答 B A ○ 最判 平 15.10.10 フジ興産事件。設問のとおり。 B × 労契法 12 条。就業規則で定める基準と異なる労働条件を定める部分がすべて無効 となるわけではない。無効となるのは、就業規則で定める基準に「達しない」労 働条件を定める部分のみである。 C ○ 最判 平 10.4.9 片山組事件。設問のとおり。 D ○ 労契法3条1項。設問のとおり。 E ○ 労契法4条2項。設問のとおり。 【問2】解答 C A × 雇対法 10 条。雇用対策法においては、「昇進または職種の変更」について、年齢 制限をつけることを特に禁止していない。なお、労働者の募集及び採用について 年齢制限をつけることを原則として禁止しているという点は、正しい。 B × 高年法8条。高年齢者雇用安定法においては、定年を定める場合には、一定の業 務に従事している労働者を除き、「60 歳以上」とすることを義務づけている。 C ○ 均等法7条、同則2条1号。設問のとおり。 D × 最賃法4条1項・2項、9条1項、15 条1項、40 条。最低賃金法違反には罰則が 定められている。たとえば、地域別最低賃金において定める最低賃金額を支払わ なかった使用者は、50 万円以下の罰金に処せられる。 E × 労組法2条1項。設問中の「政治運動又は社会運動を目的とする団体又は連合団 体はおよそ(すべて)労働組合法上の労働組合とは認められない」という部分が 誤りである。政治運動又は社会運動を目的とする団体又は連合団体のうち労働組 合法上の労働組合と認められないのは、「主として」政治運動又は社会運動を目的 とするものである。 【問3】解答 B A × 平成 24 年「労働者健康状況調査」参照。設問の事業所の割合は、「4.7%」である。 2割には達していない。なお、事業所規模が大きくなるほどその割合が高くなっ ているという点は、正しい。 B ○ 平成 24 年「労働者健康状況調査」参照。設問のとおり。 C × 平成 24 年「労働者健康状況調査」参照。設問の事業所の割合は、「8.1%」である。 約2割にはなっていない。 D × 平成 24 年「労働者健康状況調査」参照。設問の「相談できる人がいる」とする労 働者の割合は、「9割(90.0%)」である。約6割ではない。 E × 平成 24 年「労働者健康状況調査」参照。設問の受動喫煙があるとする労働者の割 合は、「約5割(51.8%)」である。約2割ではない。【問4】解答 A A × 平成 23 年「有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」参照。5年を超えて 同一事業所に勤務している人は、「約3割」(「5年超∼10 年以内」が 23.9%、「10 年超」が 9.7%であり、合計 33.6%)となっている。1割程度ではない。 B ○ 平成 23 年「有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」参照。設問のとおり。 C ○ 平成 23 年「有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」参照。設問のとおり。 D ○ 平成 23 年「有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」参照。設問のとおり。 E ○ 平成 23 年「有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」参照。設問のとおり。 【問5】解答 C A ○ 平成 25 年「就労条件総合調査結果の概況」参照。設問のとおり。 B ○ 平成 25 年「就労条件総合調査結果の概況」参照。設問のとおり。 C × 平成 25 年「就労条件総合調査結果の概況」参照。最も高くなっているのは「退職 時の賃金」であり、それに次いで高くなっているのは「別に定める金額」である。 D ○ 平成 25 年「就労条件総合調査結果の概況」参照。設問のとおり。 E ○ 平成 25 年「就労条件総合調査結果の概況」参照。設問のとおり。 【問6】解答 B A × 社労士法 36 条、社会保険労務士法詳解 453 頁。社労士法 36 条には、設問後半の ような免責規定(違反の防止に必要な措置を講じていれば免責されるという規 定)は置かれていない。したがって、設問の開業社会保険労務士は、同条の規定 に基づいて処罰される。 B ○ 社労士法 25 条の3、25 条の 30、社会保険労務士法詳解 298 頁。 C × 社労士法 23 条の2。設問の開業社会保険労務士の行為は、社会保険労務士法に抵 触する。社会保険労務士は、社会保険労務士法 27 条(業務の制限)の規定に違 反している者から事件のあっせんを受けてはならない。設問のA社は、この規定 に違反している。 D × 社労士法 27 条、同令2条、社会保険労務士法詳解 439 頁。付随業務として行うこ とができる業務に、紛争解決手続代理業務は含まれない。 E × 昭 53.8.8 庁文発 2084 号。後半の記述が誤りである。開業社会保険労務士が提出 書類に「提出代行者」と表示し、かつ、社会保険労務士の名称を冠して記名押印 しても、当該提出書類には、事業主等の記名押印が必要である。 【問7】解答 C A × 国保法 54 条の3第1項。家族療養費ではなく、「特別療養費」を支給する。 B × 国保法 54 条の4第1項。設問の場合には、移送費として、厚生労働省令の定める ところにより算定した額を「支給する」。つまり、移送費は法定必須給付であり、 「条例又は規約の定めるところにより行うものとする」という法定任意給付では
ない。 C ○ 国保法 58 条2項。設問のとおり。 D × 国保法 58 条1項。国民健康保険法において、「埋葬料」や「埋葬費」という保険 給付はない。また、同法では、被保険者の死亡に関しては、「条例又は規約の定め るところにより葬祭費の支給又は葬祭の給付を行うものとする」と規定されてい る。つまり、葬祭費の支給又は葬祭の給付は法定任意給付であり、「行わなければ ならない」という法定必須給付ではない。 E × 国保法 68 条の2第1項。設問の広域化等支援方針については、「都道府県」が、 これを「定めることができる」とされている。 【問8】解答 B A ○ 介保法 46 条1項。設問のとおり。 B × 介保法 79 条の2第1項。「3年」ではなく、「6年」である。 C ○ 介保法 94 条1項。設問のとおり。 D ○ 介保法 78 条の2第2項。設問のとおり。 E ○ 介保法 69 条の7第3項。設問のとおり。 【問9】解答 D A ○ 確給法 29 条。設問のとおり。 B ○ 確給法 30 条1項。設問のとおり。 C ○ 確給法 33 条。設問のとおり。 D × 確給法 38 条。一時金として支給することを規約で定めることができる。老齢給付 金は、規約でその全部又は一部を一時金として支給することができることを定め た場合には、政令で定める基準に従い規約で定めるところにより、一時金として 支給することができる。 E ○ 確給法 36 条4項。設問のとおり。 【問 10】解答 E A × 昭 38.7.11 法律 133 号。老人福祉法が制定されたのは、「昭和 28 年7月」ではな く、「昭和 38 年7月」である。 B × 昭 47.6.23 法律 96 号。「昭和 37 年」とある部分が誤りであり、正しくは「昭和 47 年」である。老人医療費支給制度は、昭和 47 年の老人福祉法の改正により、 翌年1月から実施された。 C × 昭 57.8.17 法律 80 号。老人保健法が制定されたのは、「昭和 47 年」ではなく、「昭 和 57 年」である。 D × 平 18.6.21 法律 83 号。後期高齢者医療制度が実施されたのは、「平成 10 年4月」 からではなく、「平成 20 年4月」からである。 E ○ 平 9.12.17 法律 123 号。設問のとおり。
■ 健康保険法 ■
【問1】解答 C A × 令 42 条1項。設問は、「2か月以上ある場合」及び「3か月目からは」とある部 分が誤りであり、正しくは、「3か月以上ある場合」及び「4か月目からは」であ る。 B × 昭 14.5.13 社医発 336 号。保存血の場合は、療養の給付として現物給付される。 C ○ 則 50 条の2第3項。設問のとおり。 D × 法7条の 21 第1項。設問中2箇所にある「運営委員会」とある部分が誤りであり、 正しくは「評議会」である。 E × 平 18.9.12 厚労告 495 号。「100 床以上」ではなく、「200 床以上」である。 【問2】解答 D A ○ 法 145 条1項。設問のとおり。 B ○ 平 10.7.27 老発 485 号・保発 101 号。設問のとおり。 C ○ 平 25.8.14 事務連絡。設問のとおり。 D × 昭 3.3.16 保発 11 号、昭 24.3.26 保文発 523 号。妊娠4ヵ月以上の出産(生産、 死産、流産等を問わない。)であれば、労災保険法の療養補償給付を受けた場合で あっても、健康保険から出産育児一時金の支給が行われる。 E ○ 法 75 条の2第1項、110 条の2第1項。設問のとおり。 【問3】解答 A A ○ 令 48 条。設問のとおり。 B × 法 41 条。「5月と6月に受けた報酬の平均額をもって」とある部分が誤りである。 設問の場合には、「6月に受けた報酬の額を報酬月額として」、標準報酬月額を決 定する。 C × 健康保険組合事業運営指針。健康保険組合の行う傷病手当金の付加給付は、法定 の支給期間終了後にその期間を延長して支給することが認められている。 D × 法 33 条、則 22 条2項。「3分の2以上」ではなく、「4分の3以上」である。 E × 法 46 条。都道府県知事ではなく、「厚生労働大臣」である。 【問4】解答 B A ○ 昭 59.9.29 保険発 74 号・庁保険発 18 号。設問のとおり。 B × 法1条、55 条1項、昭 48.12.1 保険発 105 号・庁保険発 24 号。設問後半の場合 には、健康保険からの保険給付が行われる。 C ○ 法 100 条1項、昭 2.7.14 保理 2788 号。設問のとおり。 D ○ 法 160 条1項。設問のとおり。 E ○ 法 189 条1項・4項。設問のとおり。【問5】解答 C ア ○ 法3条1項6号。設問のとおり。 イ × 昭 52.4.6 保発9号・庁保発9号。「その援助の額にかかわらず」とある部分が誤 りである。設問の場合には、父(65 歳)の年間収入である 150 万円が、原則とし て被保険者の援助額よりも少なくなければ、被扶養者に該当しない。 ウ ○ 法 110 条1項・3項。設問のとおり。 エ × 法 198 条1項、204 条1項 19 号、204 条の7第1項。設問の事務は、日本年金機 構は行うことはできない。全国健康保険協会が行うものとされている。 オ ○ 則 52 条1項。設問のとおり。 したがって、誤っているものの組合せは、「C(イとエ)」である。 【問6】解答 D A ○ 法 172 条2号。設問のとおり。 B ○ 法 180 条1項・4項、昭 4.3.19 保発 290 号。設問のとおり。 C ○ 法 159 条の3。設問のとおり。 D × 法 28 条1項、161 条1項。設問のような規定はない。指定健康保険組合であって も、被保険者の負担すべき一般保険料額等の負担の割合を5割を超えて増加する ことはできない。 E ○ 法7条の 25、7条の 28 第1項・2項。設問のとおり。 【問7】解答 C A × 法 58 条3項。その返還額に一定割合を乗じて得た額を支払わせることができる。 なお、一定割合とは、100 分の 40 である。 B × 法 39 条1項。任意適用事業所の適用の取消しによる被保険者の資格の喪失につい ては、厚生労働大臣の確認は不要である。 C ○ 昭 50.3.29 保険発 25 号・庁保険発8号。設問のとおり。 D × 法 38 条6号。後期高齢者医療の被保険者となった「日」から、資格を喪失する。 E × 昭 31.11.29 保文 10148 号。事業主が資格取得届を行う前に生じた事故の場合につ いては、遡って資格取得の確認が行われれば、保険事故となる。 【問8】解答 E A ○ 法 107 条。設問のとおり。 B ○ 昭 48.11.7 保険発 99 号・庁保険発 21 号。設問のとおり。 C ○ 法 118 条。設問のとおり。 D ○ 法 57 条1項、昭 49.1.28 保険発 10 号・庁保険発1号。設問のとおり。 E × 法 113 条、昭 23.12.2 保文発 898 号。死産児については、被扶養者とされないた め、家族埋葬料は支給されない。 【問9】解答 E A ○ 昭 24.6.24 保文発 1175 号、平 15 庁保険発 1001001 号・保保発 1001002 号。設問
のとおり。 B ○ 法 167 条1項。設問のとおり。 C ○ 法 36 条2号、156 条1項・3項、167 条1項。設問のとおり。 D ○ 昭 36.1.26 保発4号。設問のとおり。 E × 法 102 条、104 条。設問の者は、資格喪失後に出産手当金の継続給付を受けるこ とはできない。この者は、資格を喪失した際に出産手当金の支給を受けている(又 は受けることができる状態にある)という要件を満たせないためである。 【問 10】解答 B A × 法 99 条2項、昭 26.1.24 保文発 162 号。設問の場合の傷病手当金の支給期間は、 同年「6月1日」から起算して1年6ヵ月である。「4月 28 日」ではない。 B ○ 法 99 条2項。設問のとおり。 C × 法 38 条。任意継続被保険者の資格を喪失しない。任意継続被保険者は、健康保険 の被扶養者となったときであっても、その資格を喪失しない。 D × 昭 26.11.28 保文発 5177 号。設問の場合には、雇入れの当初より被保険者となる。 つまり、適用事業所に使用されたその日から被保険者となるのであって、試用期 間を経過した日の翌日から被保険者となるのではない。 E × 法 99 条1項。設問のような規定はない。傷病手当金に係る標準報酬日額は、標準 報酬月額の 30 分の1に相当する額(10 円未満の端数は四捨五入)である。
■ 厚生年金保険法 ■
【問1】解答 A A × 法 66 条1項。後半が誤りである。妻の申出により妻に対する遺族厚生年金の支給 が停止されているときは、子に対する遺族厚生年金の支給停止は解除される。 B ○ 法 58 条1項、64 条の2第1項、令3条の 11 第1項。設問のとおり。 C ○ 法 66 条2項。設問のとおり。 D ○ 法 61 条1項、63 条1項1号。設問のとおり。 E ○ 法 63 条1項3号。設問のとおり。 【問2】解答 D ア 要件である。令4条の2第1号、則 99 条。 イ 要件ではない。令4条の2。 ウ 要件である。令4条の2第3号、則 101 条。 エ 要件である。令4条の2第2号。 オ 要件ではない。令4条の2。 したがって、要件ではないものの組合せは、「D(イとオ)」である。 【問3】解答 E A × 参考:則 30 条の5の2。設問のような規定はない。 B × 法 36 条3項。「前支払期月に支払うべきであった年金」は、支払期月でない月(奇 数月)であっても、支払われる。 C × 法 10 条2項、13 条2項、法附則4条の5第1項。設問の者が高齢任意加入被保 険者となるには、厚生労働大臣の認可を受けなければならない。申出ではない。 また、資格取得の時期は、厚生労働大臣の認可があった日である。 D × 則 33 条1項。老齢厚生年金の裁定請求書に雇用保険被保険者番号を記載した場合 は、支給停止事由該当届を提出する必要はない。 E ○ 法 47 条。設問のとおり。 【問4】解答 B A × 法附則 29 条1項。老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている者は、脱退一時金 を請求することができない。 B ○ 法附則 29 条8項。設問のとおり。 C × 法附則 29 条1項2号、令 12 条1号。障害手当金の受給権を有したことがある場 合は、脱退一時金を請求することができない。 D × 法附則 29 条1項3号。「1年」ではなく、「2年」を経過しているときである。 E × 法附則 29 条3項。「最後に被保険者の資格を喪失した日の属する月の前月の標準 報酬月額」ではなく、「被保険者であった期間の平均標準報酬額」である。【問5】解答 E A × 法 44 条4項4号、昭 60 法附則 60 条1項。設問の場合は、配偶者が 65 歳に達し た日の属する月の翌月以後は、加給年金額は加算されない。 B × 法 44 条2項。3倍の額の加給年金額とはならない。加給年金額(子1人あたりの 額)は、第1子及び第2子については「224,700 円×改定率」による額であり、 第3子以降については「74,900 円×改定率」による額である。 C × 法 46 条6項、令3条の7第1号。配偶者が障害等級3級の障害厚生年金を受給し ている場合は、当該配偶者に係る加給年金額は支給を停止される。 D × 法附則 11 条の5による法附則7条の4の準用。設問の場合は、加給年金額も支給 を停止される。 E ○ 法 44 条1項、昭 60 法附則 12 条1項4号、61 条1項、同別表第3。設問のとお り。 【問6】解答 C A × 法 43 条3項。設問のように資格を喪失してから1ヵ月以内に再び被保険者となっ たときは、退職時改定は行われない。退職時改定は、「被保険者の資格を喪失し、 かつ、被保険者となることなくして1ヵ月を経過したとき」に、行われる。 B × 法 43 条2項。受給権を取得した月は、年金額の計算の基礎となる被保険者期間に 含めない。権利を取得した月以後..における被保険者であった期間は、老齢厚生年 金の額の計算の基礎としない。 C ○ 法 46 条1項。設問のとおり。 D × 法 44 条の3第1項。老齢厚生年金の支給繰下げの申出をすることができる。なお、 設問の場合において、遺族厚生年金の受給権者となった日後に支給繰下げの申出 をしたときは、当該遺族厚生年金の受給権者となった日に、支給繰下げの申出が あったものとみなす。 E × 法 47 条2項、47 条の2第1項。障害等級3級に該当するに至った場合も、事後 重症による障害厚生年金の支給を請求することができる。対象となる障害の程度 は、1級又は2級に限られない。 【問7】解答 E A × 法 41 条2項。遺族厚生年金については、租税以外の公課を課すこともできない。 B × 法 41 条2項、介保法 131 条。介護保険法 131 条によれば、介護保険の保険料の特 別徴収は、「厚生年金保険法に基づく老齢、障害又は死亡を支給事由とする年金た る給付であって政令で定めるもの」などをその対象としている。出題者側の意図 としては、この点で誤りと判断させる設問にしたものと考えられる。ただし、具 体的に特別徴収の対象となる年金給付等は、介護保険法施行令 40 条に定められて おり、ここには老齢厚生年金は含まれていないため、誤りとするには疑問が残る 設問である。しかしながら、設問の「全額が受給権者に支払われることとされて おり」とある部分は、老齢厚生年金は公租・公課の対象となっており、必ずしも 全額が支払われるとは限らないこと、及び設問Eが明らかに正しいものであるこ
とから、設問全体の正解は設問Eであると判断した。 C × 法 41 条2項。老齢厚生年金については、地方税(租税の一種)を課すことができ る。 D × 法 41 条1項。遺族厚生年金を受ける権利を差し押さえることはできない。 E ○ 法 41 条1項、独立行政法人福祉医療機構法 12 条1項 12 号。設問のとおり。 【問8】解答 C A ○ 則 78 条の 14 第1号。設問のとおり。 B ○ 法 78 条の 14 第1項、平 16 法附則 49 条。設問のとおり。 C × 法 78 条の 14 第2項。按分割合に基づいて改定及び決定(分割)するのではなく、 「2分の1」に分割することができる。 D ○ 法 78 条の 18 第1項。設問のとおり。 E ○ 法 78 条の 14 第1項、則 78 条の 17 第1項2号。設問のとおり。 【問9】解答 D A × 法附則8条の2第1項等。「60 歳から」ではなく、「61 歳から」である。 B × 昭 60 法附則 12 条1項2号、同別表第2。「22 年」ではなく、「23 年」である。 C × 法附則8条の2第2項等。「63 歳から」ではなく、「64 歳から」である。 D ○ 平 26 保保発 0117 第2号・年管管発 0117 第1号。設問のとおり。 E × 則 13 条の2第1項・2項。「10 日以内」ではなく、「5日以内」である。 【問 10】解答 A A × 参考:則 19 条の5。設問の場合に、賞与支払届の提出が不要であるとする旨の規 定はない。 B ○ 法 63 条1項5号イ。設問のとおり。 C ○ 法 38 条1項、法附則 17 条。設問のとおり。 D ○ 法 58 条1項、60 条1項1号。設問のとおり。 E ○ 平 25 保保発 0125 第1号。設問のとおり。
■ 国民年金法 ■
【問1】解答 D A ○ 法附則9条の2第1項。設問のとおり。 B ○ 法附則9条の2第2項。設問のとおり。 C ○ 法附則9条の2第5項。設問のとおり。 D × 令 12 条の2。減額率が年単位になっているのは、「昭和 16 年」4月1日以前に生 まれた者についてである。 E ○ 法 43 条、法9条の2第6項。設問のとおり。 【問2】解答 C A × 法 41 条の2第1項。「6か月以上」ではなく、「1年以上」である。 B × 法 18 条の2。「1か月間」ではなく、「3か月間」である。 C ○ 法 18 条の3。設問のとおり。 D × 法 49 条1項。婚姻関係には、婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様 の事情にあった場合を含む。 E × 法 52 条の4第1項。「300 か月以上」ではなく、「420 か月以上」である。 【問3】解答 D ア ○ 法 88 条3項。設問のとおり。 イ ○ 法 93 条1項、令7条。設問のとおり。 ウ × 参考:法 87 条の2第4項。設問のようなみなし規定はない。 エ ○ 則 75 条。設問のとおり。 オ × 法 94 条2項、平 16 法附則 19 条4項。追納の順序が逆である。追納は、原則とし て、学生等の納付特例期間又は若年者の納付猶予期間、次いで全額免除期間又は 一部免除期間の順に行う。 したがって、誤っているものの組合せは、「D(ウとオ)」である。 【問4】解答 C ア ○ 法 85 条1項1号・2号。設問のとおり。 イ × 法 85 条1項1号・3号。20 歳前傷病による障害基礎年金の給付に要する費用に ついての国庫負担の割合は、「7割」ではなく、「6割」である。 ウ ○ 昭 60 法附則 34 条1項1号。設問のとおり。 エ × 昭 60 法附則 34 条1項1号。付加年金の給付に要する費用についての国庫負担の 割合は、「3分の1」ではなく、「4分の1」である。 オ ○ 法 85 条2項。設問のとおり。 したがって、誤っているものの組合せは、「C(イとエ)」である。【問5】解答 A A × 法9条3号、11 条1項、昭 36.4.7 年国発 33 号。「平成 26 年3月まで」ではなく、 「平成 26 年2月まで」である。設問の者は、平成 26 年3月 31 日に被保険者の資 格を喪失する。したがって、その前月である平成 26 年2月までが被保険者期間に 算入される。 B ○ 参考:法 41 条1項、労災法 16 条の3第1項、同法別表第1。設問のとおり。 C ○ 法 90 条の2第3項1号、令6条の9の2、則 77 条の2。設問のとおり。 D ○ 法 89 条2項。設問のとおり。 E ○ 基金令 12 条1項・2項。設問のとおり。 【問6】解答 B A × 法 20 条1項、47 条、法附則9条の2の4。設問の場合であっても、付加年金は 支給停止されない。 B ○ 法 90 条1項1号、令6条の7、則 77 条の2。設問のとおり。 C × 法附則9条の4の3第1項、9条の4の5。減額下限額は、「100 分の 70」ではな く、「100 分の 90」を乗じて得た額である。 D × 法 87 条の2第2項。追納により保険料が納付されたものとみなされた月について、 付加保険料を納付することはできない。 E × 法 98 条。同順位ではない。国民年金法の規定による徴収金の先取特権の順位は、 厚生年金保険法と同様に、国税及び地方税に次ぐものとされている。 【問7】解答 E A × 法2条、30 条の4等。国民年金は、必要な「保険給付」ではなく、「給付」を行 うものとされている。また、国民年金法に基づくすべての給付が保険原理により 行われるわけではない。たとえば、20 歳前傷病による障害基礎年金は、福祉的に 支給されるものである。 B × 法 35 条3号。設問中2箇所の「5年」が誤りであり、正しくは「3年」である。 C × 法7条1項2号、法附則3条。設問の者は、第2号被保険者となる。65 歳以上の 被用者年金各法の被保険者等が第2号被保険者とならないのは、老齢又は退職を 支給事由とする年金給付の受給権を有している場合に限られる。 D × 法附則9条の4の2第2項。届出に係る時効消滅不整合期間については、届出が 行われた日以後、「学生納付特例期間」とみなす。 E ○ 法 34 条3項。設問のとおり。 【問8】解答 C A × 則 15 条の2、平成 25 年版厚生労働白書 291∼292 頁参照。節目の年齢は、「35 歳、 45 歳及び 59 歳」である。「40 歳、50 歳、58 歳」ではない。 B × 法 128 条5項。委託するためには、厚生労働大臣の「認可」を受けなければなら ない。
C ○ 法 11 条1項・2項。設問のとおり。 D × 法 37 条。設問の子は、遺族基礎年金の受給権を取得する。死亡した者は保険料納 付済期間を 25 年有しており、長期要件に該当するため、保険料納付要件は問われ ない。 E × 法 89 条1項。該当するに至った日の属する月の「前月」からこれに該当しなくな る日の属する「月」までである。「翌月から前月まで」ではない。 【問9】解答 B A × 法 30 条の4第1項。20 歳に達した日には、20 歳前傷病による障害基礎年金の受 給権は発生しない。設問の場合には、障害認定日が 20 歳に達した日以後となる(早 くとも 20 歳6ヵ月)ためである。 B ○ 法 30 条1項。設問のとおり。 C × 法 31 条。どちらかを選択するのではなく、前後の障害を併合した障害の程度によ る障害基礎年金が支給される(併合認定)。また、併合認定が行われることにより、 従前の障害基礎年金の受給権は消滅する。 D × 法 30 条の3第1項・2項。設問の場合には、障害基礎年金の受給権は発生しない。 基準障害による障害基礎年金についてであるが、この支給を受けるためには、基 準傷病(後発の傷病)について保険料納付要件を満たすことが必要である。設問 においては、後発の初診日の前日における保険料納付要件を満たしていない。 E × 法 34 条4項。設問の場合には、障害基礎年金の額の改定請求を行うことができな い。「その他障害」による障害基礎年金の額の改定請求についてであるが、この請 求は、65 歳に達する日の前日までに行う必要がある。設問ではその他障害に係る 初診日において 66 歳であるため、この要件を満たすことができない。 【問 10】解答 A A × 参考:法 41 条2項。設問のような規定はなく、子が遺族厚生年金を受給している 間も、夫の遺族基礎年金は支給停止されない。 B ○ 平成 24 法附則 11 条1項。設問のとおり。 C ○ 法 105 条3項、則 23 条1項等。設問のとおり。 D ○ 法 90 条1項、平 21 厚労告 529 号。設問のとおり。 E ○ 法 19 条1項、平 23 年発 0323 第1号。設問のとおり。