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自分の子ども心に触れる描画活動「かいてみよう子ども心」 ―子ども心で描いた大人の絵と園児の絵―

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1大学美術教育学会「美術教育学研究」第 52 号(2020):145–152

自分の子ども心に触れる描画活動「かいてみよう子ども心」

―子ども心で描いた大人の絵と園児の絵―

Painting Workshop That Lets You to Reconnect with Your Childhood Self

“Let’s Draw with the Mind of a Child”: Paintings by Grownups with the

Mind of a Child and Kindergarten Children’s Paintings

木谷安憲

1

Yasunori Kidani

1 [要旨]自分の中にある子ども心に意識を向けることが,実際の幼児理解にもつながるのではないかと考え,「かいてみよう 子ども心」という描画活動に取り組んだ。まず学生は,自分の子ども心に触れるような描画活動をする。その後,スライドで 見る実際の子どもの絵にある子ども心に触れる。その上で,複数のこども心を意識しながら,今の大人の自分として絵を描く という流れの活動だ。最終的に約 9 割の学生が子どもに戻れて絵が描けたと回答し,約 9 割の学生が子どもに戻って絵を描く ことは保育の役に立つと思うと回答した。その理由として,この活動を通して子どもの気持ちが少し分かり,言葉がけなどし やすくなった,子どもたちと同じ目線で活動を楽しめ,楽しさを共有できそう,などが示された。よって,子ども心に意識を 向けることは保育の役に立つという認識が得られた。今後の課題としては,技法や素材が子ども心に与える影響について考え ることである。

[bstractt] If can adults feel their “children’s mind”? Then what do you think happens? Adults also change to the point of view to child’s heart. That adults are so far, it’s different, and I should sympathize with a child. This research does the experience which draws a picture. One will be a child, and draws a picture. When doing that, an adult remembers children’s mind certainly. A good opinion was being given by many students and nurture persons. They felt children’s mind. 3 reasons exist there. The first is thought. The second is feeling. The 3rd is will. To hope that you make them circulate through these 3 occurs. It’s nurture. They can sometimes get a new viewpoint. The drama is common to draw a picture like a child. At some parts. An adult knows himself to be acting. An adult is an adult condition. But an adult does the acting which became a child. A possibility is there. Now, a picture will be drawn on training of a nurture person. A good workshop is held surely. A possibility is there.

[キーキー旨 描画活動,保育内容表現造形,子ども心,溶解体験

[Key  word旨 Painting workshop, Nurturing expressive and creative skills of children, Children’s mind, Dissolution experience [] 旨 1川口短期大学(Kawaguchi Junior College)

[受理旨 2019 年 12 月 22 日 1 はじめに 筆者は,保育者養成過程において深い幼児理解に根ざ した保育者の育成を目指しており,その 1 つの方法とし て本研究に取り組んだ。筆者が担当している授業科目の 一つに保育内容(表現・造形)がある。園児にとって, 楽しいと思える造形活動ができる保育者になって欲しい という思いで指導している。保育の目的を知り,幼児理 解を深めていくことはもちろんだが,槇英子が言う「大 人が内なる『子ども心』を目覚めさせることは,子ども の世界のより深い理解につながる」1ということを踏ま え,「『子ども心』を思い出すような活動を体験」2をす ることも重要だと考えている。 幼稚園教育要領には「教師は,幼児の主体的な活動が 確保されるよう幼児一人一人の行動の理解と予想に基づ き,計画的に環境を構成しなければならない」と書かれ ている。教師にとって幼児一人一人の理解を深めること は,幼児が持っている選択肢を大切に扱うことにつなが ると考える。例えば子どもである自分だったら「こんな 色を使いたいな」と思う場面でも,大人である自分が「こ こは常識的に考えるとその色は使えない」と判断すれば, 選択肢が一つ減ることになる。それは些細なことである かもしれないが残念なことである。そのようなことを保 育者が園児にしてしまうことが,ないとは言えない。 そこで,自分の中にある子ども心に意識を向けること が,実際の子ども理解にもつながるのではないかと考え,

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「かいてみよう子ども心」という活動に取り組んだ。子ど も心で(子ども心を)描いてみようという活動名は,絵 を描くことで自分の中にある子ども心に触れていこうと いう意味でつけた。この活動を通して,保育者になる学 生が,子ども心を思い出すような体験ができれば,今後 行うことになる保育活動にどのような影響や成果がある のか,実践と学生からのアンケートを元にして考察した。 2 子ども心とは何か 2-1]子どもへの共感 子どもに共感的な態度で接することができるのは,よ い保育者であるとよくいわれている。宮里暁美は,「子 どものすぐそばにいる保育者は,子どもと共にさまざま なものやこと,人と出会い,子どもが感じるように感じ, ゆっくりとその状況を楽しむ人でありたい」3という。 子どもが感じるように感じられてこその共感だろう。 子どもに共感してくれる先生のことを,倉橋惣三は, 「子どもは心もちに生きている。その心もちを汲んでく れる人,その心もちに触れてくれる人だけが,子どもに とって,有り難い人,うれしい人である」4という。 倉橋が使っている「心もち」とは,「単に『心』や『気 持ち』ではなく,『心の持ち方』といった,よりその子 の心の持ち方あるいはその情緒性に重点を置い」5てお り,「子どもの行為に現れるごく繊細で,小さな,わか りにくい中にあるものである」6と,大豆生田啓友はいう。 では,どうしたら子どもの心もちを汲めるようになる のだろうか。そのような態度を身につけることができる だろうか。大人が,子どもが感じるように感じようとす る努力を続ければ,そのような状態になれるのだろうか。 このような問題意識を持って,これから論をすすめたい。 2-2]絵本と子ども心 子どものためにアニメ映画を作っていると公言して いる宮崎駿は,中川李枝子の書いた『いやいやえん』7 に対して,「この作品には大人的なつじつまはありませ ん」8,「この作品の何がすごいかって,子どもも気づか ない子どものことが書いてあることです」9と絶賛して いる。この本には頭で理解しようと思っている大人に とって,どう解釈していいか分からないような子どもの 世界が描かれている。 保母を 17 年間勤めて作家活動に専念した中川李枝子 の持論は「子どもはみんな,問題児」10というものだ。 そして,「子どもらしい子どもは,ひとりひとり個性が はっきりしていて,自分丸出しで堂々と毎日を生きてい ます」11,「損得勘定をしないし,手抜きやいいふりもし ないし,見栄も張りません。けっこうプライドもあって, 恥も知っているし,紳士協定などもきちんとやっていま す」12と述べている。このような視線を持っているからこ そ,子どもに共感する保育者として勤められたのだろう。 料理家の高山なおみは,初めて絵本づくりに取り組ん だ時のことを,次のように話す。「絵本の作り方など何 も知らないけれど,とにかく,自分が四歳にならないと ……ということだけは分かっていました。この世の決ま りごとに捕われていない女の子の目線に体ごとで立たな ければ,それを絵でも言葉でも表せなければ,小さい子 どもたちには伝えられない」13。4 歳の自分になり,4 歳 の自分を通して読者である子どもとつながろうとする作 家の姿がここに見られる。最終的には,自分で絵を描く ことを諦め,画家に自分の世界観を伝え,二人のやり取 りの中からその絵本14は生まれたようだ。 谷川俊太郎と中川素子が編集して,いろいろな分野で 活躍している80人が1冊ずつ推薦するという形式をとっ た『おとなが子どもに出会う絵本』15の中で谷川は,「良 い機会があったら,常に仕事をしたいなと思うひとり」16 である絵本作家の長新太に対し,こう言う。「長さんの 絵を見ていると,自分でも絵が描けるのではないかとい う希望が生まれます。つまり大人が子どもに戻れるので す」17。その絵本とは,自作の詩に長新太が絵を描いた 『えをかく』18であり本作を見て,絵を描くことは子ども に戻る入り口になる,と詩人は感じ言葉にした。 2-3]大人と子ども心 丸野俊一は,子どもらしさについて「物事に無心で没 頭し,探索を続け,その過程で体験する驚きや不思議さ に感動を持って受け入れ,さらに新しい世界に勇気を 持って挑戦し続ける感性や力であり,人間にとって最も 根源的で,本質的なもの」19であるという。そして,大 人と異なり子どもが子どもらしさを活き活きと発揮する 要因を,「大人のように知識や概念を先行させ頭で考え る(知識先行型)というよりも,子どもは,(中略)身体 でとらえ,体で感じ,体で考える(体感先行型)」20から だと述べている。ここに示されている子どもらしさは, 保育者も持っておきたい姿勢の一つであると考える。 ジュリア・キャメロンは,子どもの創造力を育みたい 親に,「子供たちは私たちの行動から学びます。私たち が完璧を目指さずに創作を楽しむ時,子供たちはその姿 を見て,私たちと同じように楽しみます」21と伝える。 絵は上手でないから描きたくないという親の気持ちが子 どもにも伝わり「子供たち自身も何かを表現することを

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恐れ,縮こまってしまうように」22なる,と完璧を目指 さず楽しんで行動することの意義を説いている。 自我状態の機能分析を行う際に用いられるエゴグラ ム23には,5 つの自我状態がある。そのうちの 1 つが「自 由な子ども」というもので,そのプラスの特徴は「自由 奔放で明るい。好奇心があり,チャレンジ精神に富む。 直感的にものごとをとらえる。活発で何事にも積極的。 創造力が豊か」24というものだ。その自我状態が低い場 合,言葉や行動を変えることで高くすることができると いう25。つまり,自分の中の子どもらしさを高めていく ことは,程度の差こそあれ誰にでも可能であるというこ とだ。 一方で,アダルトチルドレン(以下 AC)というネガ ティヴな意味で使われる言葉がある。元々はアメリカで 「アルコール依存症の子供として成人した人」26という意 味で生まれた。現在は「なんらかの問題があった家庭に 育ったために,子供の頃に心に傷を受け,成人しても, ある種の子供っぽさが抜けない人」27という,当初より も広い範囲を示すようになった。上記のような心に傷を 受けた結果としてできてしまった子どものような心は, 本人が元々持っている自然な子ども心ではない。よって 本研究では,AC という概念を子ども心には含まないこ ととする。 インナーチャイルド28を癒すワークショップを行って いるジョン・ブラッドショーは,子どもらしさとは,「自 発性,瞬間に生きる能力,集中的,想像的,創造的戯れ, 楽しむこと,ワンダーを体験すること,信頼すること, 悲しむこと,愛すること,驚くこと,希望」29という要 素を含んでいる,という。 本研究における子ども心は,以上のような考え方をふ まえながら,倉橋のいう心もちという概念を意識した言 葉として用いることとする。 3 研究の目的 子ども理解の方法が変わると,その関係も変わると津 守真は言う。そして描画の中に子どもの世界が表現され ているのを発見していく様子を,「描画をも含めて子ど もの行動を外部から客観的に観察するのではなく,行為 を内的世界の表現と見るようになったことである」30と, 自分が変化していく過程について述べている。佐伯胖 は,あらゆる知性の根源には共感があるとし,「人や事 物への『自己投入』によって世界を『知る』知性のこと を,『共感的知性』と呼ぶ」31という。ここで言われてい ることは,外から見るだけでなく内に入って自分のこと として感じたり考えたりすることで理解が深まり,それ が共感につながるということだろう。 子どもでいることの特徴的な状態について,矢野智司 は,「溶解体験」という言葉を使って次のように説明する。 「遊びに夢中になっているとき,あるいは自然の風景に 溶け込むとき,自己と自己を取り囲む世界との間の境界 線が消える体験をすることがある。体験とは,このよう な自己と世界を隔てる境界が溶解してしまう,陶酔の瞬 間や脱自的な恍惚の瞬間,そしてめまいの瞬間を指す。 このような体験を社会学者の作田啓一にならって『溶解 体験』32と呼んでみたい」33。確かにこういう体験は,子 どもの時にしていたし,大人になった今でも夢中で何か をしている時にはあるかもしれない。 矢野は,ドイツに最初の幼稚園を創設したフレーベル を引き合いに出してこう語る。「フレーベルが実際に実 践したことはシンプルなことだった。それは,特別に工 夫された遊びや遊具によって,世界や自然や他者とのあ いだの境界が溶けてしまうような溶解体験を,子どもた ちにもたらすことであった」34。特別に工夫された遊び や道具の代わりに,特別に工夫された絵の活動で溶解体 験を学生や保育者が感じることはできないだろうか。大 人になった今であっても,子ども心のようなものを味わ うことはできないだろうか。 ところで自己と世界や自然や社会を隔てる境界が溶解 してしまうというが,世界とは何なのだろう。自己を取 り囲む世界だけでなく自己が取り囲んでいて,現在は意 識できなくなっている過去の時間や感覚,子どもの頃の 時間も境界線で区切られている世界の 1 つではないか。 そうだとすれば,子ども時代に感じていて今は忘れてし まった子ども心に触れることができ,大人である現在の 自分の心と自分の中の子ども心が溶け合うとしたら,そ れも溶解体験と呼べるのではないだろうか。 そこで本研究では,描画活動によって自分の子ども心 を思い出せそうな活動を考案し実践することにした。ま ずは,他者である子どもを外部から観察するのではなく, 自分の中にある子どもに共感する。自分の中にある子ど もに共感できれば,他者である子どもに対しても理解が 深まり,それが幼児一人一人への理解や共感につながる と考えたからだ。その上でこの活動が,どのような観点 から幼児理解につながり,どのように保育の役に立つの かを明らかにしていくことを研究の目的とした。 4 研究の方法 本研究で行った「かいてみよう子ども心」は,溶解体

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験を味わえるように,複数回の描画制作と鑑賞活動を組 み合わせた活動である。流れは以下のようなものだ。 ① 描画活動 I。境界線の中にある,自己が取り囲んでい る自分の子ども心に触れられるような,子どもに戻っ て絵を描く活動。その後,グループによる模擬保育 の活動。 ② スライド鑑賞。自己を取り囲む世界の境界線の外にあ る実際の子どもの絵をスライドで見て,実際の子ども 心に触れる活動。 ③ 描画活動 II。自分の子ども心とスライドで見た実際の 子ども心を,今の自分と溶解させながら大人の自分が 絵を描く活動。その後,できた絵画作品の展示。 そしてそれぞれの活動の終わりに質問用紙などでアン ケートを行った。1 回目は,描画活動 I 終了後。2 回目は, スライド鑑賞終了後。3 回目は,描画活動 II 終了後。4 回 目は,この活動全体の振り返りで行った。 描画活動 I では大人である学生が,子ども心を思い出 すような造形の活動として,以前この授業のテキストに していた本に記載されている,絵の具と筆で思い切り塗 り広げを楽しむ「ゴシゴシあそび」35という描き方を取 り入れることにした。この活動のねらいは,「ダイナミッ クに広がっていく絵の具の感触を味わい,色への興味を 持たせます。絵の具の楽しさを教えながら,塗り広げの しかたを教えます」36である。子どもが初めて絵の具と 出会った時を想定している活動だ。鉛筆などでの下描き がなく,塗り方に多少の制約があるというのも,学生に とっては子ども時代を思い出しやすいと考えた。模擬保 育を前提としたのは,幼児が描きたくなるようなテーマ を学生が選ぶことになるからだ。その活動でおばけを描 くグループがあり好評だったので,園児にも,描画活動 II でも,おばけを描いてもらった。 描画活動 II の,おばけを描く活動は,描画活動 I で触 れられた自分の中にある子ども心と,スライドで見た実 際の園児の子ども心を,今の自分がうまく溶解させなが ら大人の自分として絵を描く活動である。今まで積み上 げてきたものを生かしながら,描くことに集中して溶解 体験の一端を味わってもらえればと考え,技法的な指示 はせず自由に描いてもらうことにした。この作品を展示 することは前もって伝えておいた。この研究では,以上 のような実践とアンケートの結果を総合的に分析した。 5 実践の概要 5-1]学生による描画活動 I・模擬保育の計画と実践 2018 年 6 月の 4 回の授業を使って本学で行われた。 学生数は 120 名で 3 クラスに分かれている。1 週目,学 生は,不透明水彩とクレヨンを使って八つ切り画用紙に 描いた。テーマは,グループの学生を園児と見立てて行 う模擬保育において,楽しく描けそうな題材を子どもの ように描くというものである。2 週目,その作品を元に した模擬保育の導入を,1 人 1 ∼ 2 分で発表した。その うちの 24 名が保育者役となり,残りの学生が園児役に なった模擬保育を 3,4 週目に行った。1 グループは約 10 名,各週 12 名ずつが保育者役になった。お菓子と動 物を組み合わせて描く「おかしなどうぶつえん」,自分 の苦手な野菜を乗り物にして描く「乗り物にして苦手を 減らそう!」,「いろんなおばけ」(写真 1)などが描か れた。 5-2]園児作品のスライー鑑賞 事前に園児による作品制作が,埼玉県にある F 幼稚園 の協力のもと 2018 年 8 月 31 日 10 時∼ 11 時,年長の 3 クラスで行われた。園児は各クラス 20 数名程度だった。 短大生による手描きのおばけ紙芝居を見た後に,自由に おばけを描くという内容だった(写真 2)。 園児作品のスライド鑑賞は,本学で 2018 年 9 月 19 日 に行われた。活動前の紙芝居作品や活動中の様子,園児 の作品などについて,約 60 枚のスライドで鑑賞した。 写真 1:模擬保育でできた作品を台紙に貼って展示 写真 2:子どもたちの絵 写真 3:展示風景

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5-3]学生による描画活動 II・おばけを描く 本学で 2018 年 10 月 1 日,15 日の 2 回の授業を使っ て行った。サイズは四つ切り画用紙で画材は不透明水彩 とクレヨンである。完成後は,10 月 27 日,28 日に行わ れた学園祭で全作品が展示された(写真 3)。 6 アンケートの結果 実践後のアンケートで,この活動が子ども心を思い出 させてくれたり,子どもに戻って絵を描くことができた かどうかなどを聞いた。下記の 1・2・3・4 は授業を受 けた全学生が質問の対象者である。□の中には各質問に 対する回答例の一部を記入した。 6-1]描画活動 I 終了後・模擬保育活動での質問 質問 1.模擬保育活動の絵を描く中で,「子ども心」 や「自分の子どもの頃の時間」を思い出させてくれたと したらどんな理由ですか? という質問(質問用紙・自 由記述)。2018 年 6 月 28 日実施。 上記回答を以下の 3 つの観点で分類した。 ① 描いていて子どもの頃の時間を思い出したという回答  21% ドアで色んな所へ行けたらいいなという。想像することが子どもの頃 を思い出した。/水族館の絵を描いていたら小さい時家族で水族館に 行ったことを思い出せた。/ごしごし遊びをしながら描けて,子ども の頃もごしごしした感じを思い出しました。 ② 描いている時に子どもの気持ちになれたという回答  60% ストーリーを思い浮かべながら「こうだったらいいなー」という感じ で発想力豊かに描くことができたからです。/現実ではありえない, 空飛ぶ船を描きました。船を大好きなケーキの家にしたり,ピーター パンと飛んだり,描いていてその世界に没頭しました。/自分で題材 を考えたからっていうのもあるけど,どこでどうしようかな,など考 えるのが楽しかった。 ③ 描いている状況が子どもの気持ちにさせてくれたとい う回答(先生役,園児役がいるという状況もここに含 めた) 19% 自分以外の人の考えた題材を書くことで本物の先生と園児のような関 係が形成されて自分で考えたものより子ども心を思い出せたから。 「雲」という子どもが好きなものを書けたから。 質問 2.子どもの頃に戻って描くとはどういうことだ と思いますか? という質問(質問用紙・自由記述)。 以下の 3 つの観点で分類した。 ①概念的・理念的な回答 41% 自分の描きたいままに描くことだと思います。完成したときの図を想 像することなく好きなもの描きたいものをひたすらに決められた紙の 中に描き,絵を描くという作業を楽しむことだと思います。/想像力 を豊かにすること。子どもは大人と比べてあまり知識がないので本当 に見たものよりこんな感じかな? みたいな想像力が多く働くと思う ので想像力はとても大切だと思いました。/自由な発想を絵にするこ と。テーマはあっても,大人だったら常識の中では描かないようなこ とも描いても良い絵になる。/例えば「赤色だから太陽」など,形式 的な物にとらわれず,想像力を豊かに広げ,描くことだなと思いまし た。 ②描いている時に感じたことを元にしている回答 24% 子どもの頃に戻って描くとは,子どもがどんなものを描くのかを気づ かされたり,考えさせられたりすることだと思います。子ども心にな ることで発想が豊かになるなぁと思いました。/絵を描くワクワク感, ドキドキ感,もっと描きたいと思う気持ち,それらの心地よい感情が 心の中に鮮明に残ります。また,子どもの頃は上手い下手関係なしに 比較をされないのでプラスな自己評価をすることができることです。 ③こんなふうに描くという実践的な回答 35% 上手にかくことだけでなく楽しくかくこと。/きれいに描くというこ とではなく,描きたいものを描く。/子どもの頃に戻って描くという ことは,何も考えずに描くということだと思いました。失敗とかはな いのかなと思いました。/時間をかけて上手に描くのではなく,思う がゆくままに絵を描くことだと思います。 共に有効回答者は,110 名。 6-2]スライー鑑賞終了後・園児が描いたおばけの絵を見 た後の質問 感じたことを書いてください,という口頭での依頼。 授業後の出席カードの感想欄に書かれた(自由)記述。 2018 年 9 月 19 日実施。 以下の 6 つの観点で分類した。 ①子ども心に触れたという回答 23% どうしたら子どものような絵が描けるのか,普段子どもの気持ちに なって描いているつもりでも全然違うものができていて,子どもの 絵っておもしろいなと思った。これからも考えながら描いていきたい と思った。 ②子どもの絵は大人にはマネできないという回答 11% やはり大人は,本当の子どものような絵にするのは難しいんだなと思 いました。 ③ 子どもの絵や発想は素晴らしい・面白いという回答  32% 子どもの絵は色々個性があり,似ている絵でも全然違うような絵にな ることが分かり面白いなと思いました。 ④子どもに絵について聞いてみたいという回答 5% 同じおばけというタイトルでも大人と子どもの描く絵は全然違うと思 いました。子どもが描いた絵について質問したりすることで,子ども への理解につながるのではないかと思いました(この文は⑤の回答に も分類)。 ⑤子どもの絵を分析的に見る回答 35%

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園児一人ひとりにストーリー性があって,私たちとは全く違うことが 分かりました。 ⑥見本作品や友だちの絵に影響されるという回答 16% 子ども達の絵は似てくるんだなと思った。/先生やお隣さんの影響凄 い。園児はパクリとか気にせず自由。 有効回答者 97 名。20 名が複数回答。合計 122%。 6-3]描画活動 II 終了後・自分が描いたおばけの絵の展 示を終えての質問 質問 1.学園祭での自分の作品はどうでしたか? と いう質問(質問用紙)。2018 年 10 月 29 日実施。回答は, 1.とても満足 15%  2.まあまあ満足 39% 3.普通 44%  4.やや不満 2% 5.不満 1% 質問 2.その理由を教えてください,という自由記述 の質問(質問用紙・自由記述)。 自由記述は,以下の 6 つの観点で分類した。 ①子ども心に触れている回答 2% 思ったよりも子ども心を思い出しながら描くことができた。白いとこ ろが少し多く感じたのでそこを改善できたらもっと良いかなと思っ た。/子どもになりきって描くことをもう少しできたらいいなと思い ました。テーマにそってもう少し描ければいいと思いました(両方の 文は②の回答にも分類)。 ②改善ポイントがあるという回答 43% もう少し工夫してかわいく描きたかった。もっと色んな形のおばけを 描きたかった。/背景をもっと工夫すればよかった。/もっといろい ろな色を使った方がいいと思った。/おばけの数を減らした方が伝わ りやすいと思いました。 ③達成感を味わったという回答 15% 昔の自分から考えたら絵のレベルが少し上がっていたのでよかったで す。色んな形のおばけが描けたし,少し暗い感じにもできた。/透け させて描いた所が人と違い,工夫ができた(この文は②の回答にも分 類)。 ④展示作品と何らかの比較している回答 15% 背景が夜っぽい感じの人が少なかったので良かったかなと思いまし た。/みんなの作品の中に子どもが描いたの?ってくらいすごい作品 があり,そのように描けばよかったなと思いました。 ⑤この活動が楽しかったという回答 6% 楽しく描けたので。はじめはトイレの花子さんだけのイメージだった けど,描いていくうちにつけ加えたりして想像がふくらみました(こ の文は⑥の回答にも分類)。 ⑥この絵が上手くかけたという回答 46% 作品にまあまあ満足。描きたいものをうまく表現することができたか ら。/自分らしいストーリー性のある絵ができたからです。でも自由 に描き過ぎてしまい,絵(主役のおばけ)が目立たなくなってしまっ た点が少し残念でした。もう少し時間をかけて描きたかったです(こ の文は②の回答にも分類)。 有効回答者 101 名。27 名が複数回答。合計 127%。 6-4]この活動全体の振り返り・子どもに戻って絵を描く ことについての質問 質問 1.学園祭の時のおばけの絵を描いていて子ども の気持ちに戻れましたか? という質問(質問用紙)。 2019 年 11 月 13 日実施。回答は, 1.戻れた 26%  2.ちょっと戻れた 72% 3.戻れた気がしない 2% 質問 2.あの絵を夢中になって描けましたか? とい う質問(質問用紙)。回答は, 1.描けました 46% 2.まあまあ描けました 54% 3.描けなかった 0% 質問 3.子どもに戻って絵を描くことは,保育の役に 立つと思いますか? 答えの理由も書いてください,と いう質問(質問用紙・自由記述含む)。 ①思う 93% 子どもに戻って絵を描く体験をしたことで子どもの気持ちが少し分か り,言葉がけなどしやすくなりました。/子どもの気持ちを味わい理 解することで実際の子どもの絵を見て,どのような気持ちで描いたか 考えられる。/今まで授業の中でやった描き方を使っておばけの絵を 描きましたが,おもいっきり描けて楽しかったので,その楽しいとい う気持ちを持って子ども達と関わることが大切だと思うからです。/ 自分が子どもに教える時に子どもにとって何が楽しいのかが分かるか ら。/子どもの独特な感性を思い出しなつかしい気持ちになりました。 きっと子どもが描いた絵を違った観点から見られるようになると思い ます。/子どもの気持ちが分かることと,その考えよう(戻ろう)と する心が大切だから。/戻ることによって子どもたちと同じ目線で活 動を楽しめ,楽しさを共有できそう。/この活動が楽しいか楽しくな いか分かる。/大人は目の位置や鼻の位置など正確に描こうとするが, 子どもに戻ることで,子どもの個性を生かし尊重できると思ったから。 /子どもの気持ちに寄りそって考えることは,自分の成長にもつなが ることだと思います。/子どもの気持ちを理解するという意味でも大 切だと思った。/保育者で子どものように自由に描くことは大切だと 感じる。 ②思わない 1%(自由記述なし) ③分からない 6% 絵が下手くそだからどっちにしろ保育の現場じゃ役だたないと思いま す。/子どもの気持ちに戻れているかがさだかではないから。/自分 だけのために描いたので個性の多い保育に役立つかわかりません。 有効回答者は,105 名である。 7 アンケートの考察 アンケートの結果,描画活動 I では,多くの学生が子 ども心を感じていた。描いている内容をきっかけにして 思い出すタイプや,描いている時の気持ちがきっかけで 思い出すタイプ,描いている時の状況で思い出すタイプ がいた。その中でも実際に絵を描いている最中に約 6 割 の学生が,子どもの気持ちになって描くことができた,

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描いていてその世界に没頭した,など描いている時の気 持ちがきっかけで子ども心を感じていた。園児を想定し た模擬保育として描画しているので,好きな食べ物,好 きな動物,行きたい場所,こうなったらいいな,などの 題材も自分の子どもの頃の時間を思い出しやすかったの だろう。 子どもの頃に戻って描くとはどういうことか,という 質問の回答をつなげると,「想像力を豊かにし自由な発 想で描きたいものを楽しく描く」,というようなことに なった。学生にとって子どもの頃に戻って描くというの は,そのようなイメージのことであり,模擬保育の活動 では,ある程度味わえたことが分かった。想像力が豊か であるとは,描いている最中に自由な気持ちでいること で次に描くものが浮かんできて,さらに楽しい気持ちで 描ける,ということを示しているようだった。絵の具の 塗り広げからイメージをつくっていく描画活動だった が,描いていて自分の子ども時代を思い出したという回 答のうち,描画方法に言及している学生は 2 名だった。 スライド鑑賞では,半数以上の学生は子ども達の絵の スライドを見て,子ども心に触れた,子どもの絵は大人 にはマネできない,子どもの絵や発想は素晴らしい・面 白い,という回答をしている。自分が想像していた子ど もの絵と違って,これは大人に真似できるものではない という感動と諦めが交じったような回答もあった。しか し,そのこともまた実際の幼児が持っている子ども心に 触れたことを示しているともいえよう。 また,約 4 割の学生が園児の作品を分析的に見ている ことが分かった。子どもの絵は先生や友だちに影響され やすい,筆の使い方は私たちと違う,というようなもの だ。数名は,絵のことを子どもに聞いてみたいと答えて いた。聞いてみたいことがあること自体が,幼児理解を したいという姿勢であろう。ほとんどの学生が興味を 持ってスライドを見ていたことが窺えた。 描画活動 II を終え展示終了後の回答では,自分の作 品の出来映えに関心が集中しているようだった。上手く 絵が描けた,改善ポイントがある,というどちらかの回 答をした学生が約 8 割いた。アンケートを行ったのが展 示の直後だったため,描画活動自体よりも作品そのもの に関心が移っていたことは否めなかった。ただ,半数近 くの学生は,達成感を味わった,楽しかった,この絵が 上手く描けたという回答をしているので,この活動をポ ジティブに捉えていたことが分かる。作品の改善できる ポイントを見つけていたもう半数近くの学生も,次につ なげようとする積極性を持っているので,同様にポジ ティブに捉えていたのだろう。ただ,研究の目的である, 描画活動によって自分の子ども心を思い出すような体験 はできていたのかもしれないが,その活動によって大人 が子どもの頃を思い出し,溶解体験をしていたかどうか は不明だった。 そこで時間を置いてもう一度,最後のおばけの絵に関 してと,子どもに戻って絵を描くことが保育の役に立つ と思うか,というアンケートを行った。研究の目的であ る,どのような観点から幼児理解につながり,どのよう に保育の役に立つのかが明らかにされていないからだ。 9 割以上の学生は,描画活動で子どもの気持ちにちょっ とではあっても戻れたと回答した。そして,同じく 9 割 以上の学生が,子どもに戻って絵を描くことが保育の役 に立つと思うと回答した。子どもに戻って絵を描く体験 をしたことで子どもの気持ちが少し分かり,言葉がけな どしやすくなりました,という回答に代表されるように, 自分の中の子ども心と接したことが教育実習・保育実習 という場ではあるが保育に役立ったことを示していた。 また,楽しいという気持ちを持って子ども達と関わるこ とが大切だと思う,戻ることによって子どもたちと同じ 目線で活動を楽しめ楽しさを共有できそう,など保育に 役立つ理由が複数の観点で回答されていた。 描画活動 I,スライド鑑賞,描画活動 II という実践の 流れに,1 回の活動では生まれなかった効果があり,そ れは,全体の活動を振り返った時に,保育に役立つ点を 多く回答した学生達の言葉にも示されているように思 う。以上のことから,この活動において行った,自分の 中にある子ども心と,スライドで見た実際の園児の子ど も心を,今の自分がうまく溶解させながら大人の自分と して絵を描くことは,何らかの形で保育の役に立つとい う可能性を示せたと考える。 8 まとめ 本稿では,溶解体験という言葉の解釈を広げて活動を 組み立てた。本研究で明らかになったことは,子ども心 に触れるような描画活動をし,子どもの絵に触れ,その 上で子ども心を意識して絵を描けば,大人のまま子ども 心を意識しないで絵を描いていた時とは違う考えや気持 ちが生まれてくるだろうということだ。つまり,子ども に戻れて絵が描けた感覚を持てたということである。想 定する活動が子どもにとって楽しいか楽しくないかを子 ども目線で考えようとし始めている学生が多くいたこと は,この活動が保育につながっていく成果の 1 つといえ よう。 そしてそれは,学生がいったん自分の中にある子ども

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心と実際の子ども心を感じた上で,大人としてその 2 つ を意識しながら描画活動 II に取り組んだからだろう。 自分の中にいる子どもと,共感的に接する保育者である 大人の自分とが,共同で絵を描く活動のようでもあると 考えられるからだ。自分の中にある子ども心を感じる回 路ができていけば,実際の幼児に関わる時にもその回路 は生きるのではないか。実際の子どもが感じていること を,大人としての自分だけでなく,子どもとしての自分 も含めて複合的に受け止めていく回路が生まれてくると 予測できるからだ。 次に,言葉の解釈を広げなかった場合の溶解体験とは どういったものかを考えてみたい。そのヒントが描画活 動 I を終えた学生の言葉の中にある。「現実ではありえ ない,空飛ぶ船を描きました。船を大好きなケーキの家 にしたり,ピーターパンと飛んだり,描いていてその世 界に没頭しました」,「自分らしいストーリー性のある絵 ができた」,「はじめはトイレの花子さんだけのイメージ だったけど,描いていくうちにつけ加えたりして想像が ふくらみました」などだ。イメージの広がりがあること が共通している。描画しながら自分の頭の中で自分の手 を動かすのと同じかそれ以上のスピードで想像が広がっ ていく時に,大人は溶解体験を味わうことができるので はないか。想像を広げる際に,成長する中で身につけた 常識で選択肢を狭めない,ということが大切だろう。ま た,ただ空想するだけではなく,楽しい気持ちになって 能動的に身体を使っているからこそ溶解体験を感じられ たのだろう。これからの研究にもつなげていきたいが, こういう状態のときは,子ども心を感じやすくなると予 測した。 ただ,倉橋のいう心もちを理解するような保育者にな るためには,まだまだ研究の余地があると感じた。子ど ものその瞬間瞬間を察するためには,心もちという概念 を知ってもらうことも必要だろう。また,今回の活動で は学生達に溶解体験という言葉を説明はしていない。今 後の研究では,心もち,溶解体験,という言葉について も知ってもらい,今回は明らかにできなかった技法や素 材と子ども心との関係についても明らかにしていきたい。 謝辞旨 本研究にご協力いただきました埼玉県川越市にある認定こども園ふじま 幼稚園の先生と園児のみなさまに深く感謝申し上げます。 註旨 1 槇英子,2008,『保育をひらく造形表現』,萌文書林,p. 28 2 同上 3 宮里暁美,2018,「保育者が支える表現」,浜口順子(編),無藤隆(監), 『事例で学ぶ保育内容 領域 表現』,新改訂第 1 刷,萌文書林,p. 140 4 倉橋惣三,2008,『育ての心〈上〉』,フレーベル館,p. 34 5 大豆生田啓友,2012,「倉橋惣三の家庭教育論に関する一考察―『育 ての心』を手掛かりに―」,『玉川大学教育学部紀要』,p. 37 6 同上 7 中川李枝子(作)・大村百合子(絵),1962,『いやいやえん』,福音 館書店 8 宮崎駿,2011,『本へのとびら』,岩波書店,p. 91 9 同上書,p. 89 10 中川李枝子,2015,『子どもはみんな問題児。』,新潮社,p. 12 11 同上書,p. 7 12 同上書,p. 35 13 高山なおみ,2018,「料理と絵本」,小野明(編),『絵本の冒険』,フィ ルムアート社,pp. 120–121 14 高山なおみ文,中野真典絵,2016,『どもるどだっく』,ブロンズ新 社 15 『別冊太陽 おとなが子どもに出会う絵本』,2003,平凡社 16 絵本ナビ:長新太没後 10 年記念連載担当編集者&絵本作家インタ ビュー(https://www.ehonnavi.net/style/110/14/),(2019 年 11 月 24 日 アクセス) 17 前掲書『別冊太陽』,p. 7 18 谷川俊太郎(作)・長新太(絵),2003,『えをかく』,講談社 19 丸野俊一,2007,「「子どもの遊び・学び」に学ぶ,『教育と医学 10 月号』,慶応義塾大学出版,p. 29 20 同上書,p. 28 21 ジュリア・キャメロン,エマ・ライブリー,2015,『子供はみんなアー ティスト!』,株式会社 A-Works,p. 183 22 同上書,p. 141 23 エゴグラムとは,アメリカの精神科医バーンが創設した交流分析に 基づき,デュセイが考案した個人のパーソナリティの俯瞰図。 東京大学医学部心療内科 TEG 研究会,2009,『新版 TEGII 活用事例 集』,金子書房,p. 3 より 24 同上書,p. 15 25 同上書,p. 21 26 荒木創造,1997,『アダルトチルドレンの心理学―なぜあなたは大 人になりきれないのか ?』,日本文芸社,p. 56 27 同上書,p. 60 28 過去の子ども時代に傷ついた心のこと。ジョン・ブラッドショー (著),新里里春(翻訳),1993,『インナーチャイルド 本当のあな たを取り戻す方法』,NHK 出版,p. 416 より 29 同上書,p. 386 30 津守真,1987,『子どもの世界をどうみるか』,NHK ブックス,p. 110 31 佐伯胖,2007,「人間発達の軸としての『共感』」,佐伯胖(編),『共 感―育ち合う保育のなかで』,ミネルヴァ書房,p. 19 32 作田啓一,1998(1995),『三次元の人間─生成の思想を語る』,再版, BC 出版 33 矢野智司,2009,「子ども̶システムを侵犯する外部としての子ど も」,田中智志・今井康雄(編),『キーワード 現代の教育学』,東 京大学出版会,p. 115 34 矢野智司,2006,『意味が躍動する生とは何か―遊ぶ子どもの人間 学』,世織書房,p. 105 35 平井洋子,2004,『絵画指導のアイディア&ことばがけ』,ひかりの くに,pp. 4–7 36 同上

参照

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