授業科目名 (英文名)
科学・技術論 (Science and Technolog y) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 2年次・後期 担当教員 藤原 閲夫 所属 非常勤講師 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 科学技術は文字の発明と共に発達してきたとも言え、古代ギリシャ以前にもさかのぼ る。講義では、しかし蒸気機関による動力を得た18世紀半ばからの産業革命以降に限 定する。馬車から機械交通機関に代わり、動力源が人力から機械化され、蒸気機関の 特許でワットは大金持ちになった。講義では、機械及び電気を中心に技術的な変遷に ついて学ぶ。 技術の変革は現在も継続しており、過去・現在そして未来について思考を巡らすこと は大変貴重であり、講義の目的でもある。発明王エジソンはニューヨークで電気会社 (現在に続くGE)を興した。彼は直流送電を目指したが、ニコラ・テスラの考案した 交流方式に敗れて会社から社長の座を追われた。写真フィルムの巨人コダックはデジ タル化に遅れ倒産した。対照的に富士フィルムは事業を変えながら益々大きくなった 。大きな事故により科学も発展した。1940年タコマ橋崩落では流体力学や共振振動の 重要性が、北海道ブラックアウトでは過信が問われた。人物像にも触れながら科学技 術史に思いを馳せる。 本講義の到達目標は、1)一歩ずつ歩んできた科学技術史を学 ぶこと、2)技術的な変遷を理解し、将来に向けての思考の参考になること、である 。 講義内容・授業計画 科学的・技術的な変革をもたらした主要な技術革新や重大事故について講義すると共 に、時代性を含めて主要人物にも焦点をあてる。 1. はじめに 2. 18世紀半ば∼19世紀にかけて起こった産業革命(軽工業)(ワット) 3. 19世紀後半∼20世紀初頭の第二次産業革命(重工業) 4. ニュートン、エジソン、そしてエジソンの会社で働いていたテスラ エジソンによる世界初の商業発電所と照明はニューヨークウォール街に。なぜ? 5. 日本の電力黎明期と大阪・東京の対抗心、配電会社が戦後9電力会社へ 6. 発電機とモータ、車両用電動機とそれを支える日本のパワー半導体 7. 写真(世界No.1のコダックとその倒産、対照的な富士フィルム) 8. 色々な光源の歴史とレーザーの発明 9. 2018年北海道電力ブラックアウトと2003年北米東部大停電 10. 半導体技術、コンピュータの発展、通信技術 11. 記録媒体(パンチカード、磁気テープ、フロッピー、CD、DVD、ハードディスク 、半導体メモリー) 12. 二次電池。自動車用電池競争とEVの近未来 13. 20世紀半ばの空飛ぶ自動車、現在のドローンとその限界 14. 科学史に残る重大事故とバッドサイエンス(STAP細胞、常温核融合) 15. まとめ テキスト 随時資料を配布する 参考文献 成績評価の基準・方法 出席と課題レポートを含めて総合的に評価する。 履修上の注意・履修要件 ≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫ ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、 新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場 合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の 端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定 ・連絡します。 実践的教育 該当しない